MHXXで追加されたエルドラ武器の操虫棍。
行商人たちが発見した遺物で作られており、亡国の王家の宝が装飾された高貴な一品。
目次
概要
- キャラバンの竜人商人の依頼クエストで、イビルジョーを狩猟することで作れるようになる。
登場時期のためかMHXにあったエルドラ武器と異なり、レア度は5となっている。
- ジェズルの名の通り、杖のような形状をした操虫棍である
(何故「ジェズル」が杖なのかは後述する)。
豪勢な金と銀で彩られており、思わず狩猟に持ち出すことすら躊躇ってしまいそうなほど。
変形機構は一切無く、虫笛を起動しても金属音のようなSEが鳴るだけで見た目に変化はない。
性能
- 生産時期が遅く村★10の依頼クエストを条件としているため、
攻略用としての用途はあまりないと言える。
生産時の性能は- 時期的に低すぎる攻撃力150
- 素で並程度の青ゲージ、匠増加分はほぼ白のみ
- 属性値や会心率などはなし
- スロットは1つ
- 猟虫は打撃タイプのマルドローン
強化をし、LV2で最終強化の亡国の宝杖アウロムになると、
突然白ゲージが大量に現れ、斬れ味の補助が不要となる。
斬れ味レベルが最大ではないため白をさらに延長することも可能。
さらにスロットが2つに増え、応用性も向上する。
しかし残念ながら攻撃力は相変わらず低いままの170である。
- そしてG級の素材を投入し限界突破することで、斬れ味レベルが最大になり匠が無効となるが、
長い紫ゲージを得て、攻撃力も200となる。
残念ながら強化時期がG★3と遅く、他の武器も紫ゲージを獲得している時期であり、
紫ゲージを差別点とするには攻撃力が低過ぎる。
紫ゲージであってもほとんどの武器の白ゲージにすら勝てないので残念ながら実用性は皆無である。
- その後順当に強化をしていき、LV5で究極強化の至宝杖アガルタとなる。
アガルタの性能は- 今ひとつ物足りなさのある攻撃力290
- 圧倒的長さの紫ゲージ
- 会心率や属性値は相変わらずなし
- スロットは2つで据え置き
長い紫ゲージを活かして戦いたいところだが、無属性で長い紫ゲージといえば、
匠が必要なものの防御力ボーナスとスロット3を持ち、
こちらを上回る攻撃力330を備えた真名メトイエルが存在する。
こちらは匠や業物が不要な特徴を活かして火力スキルを盛って差を付けることになる。
しかしその場合、斬れ味こそ白と劣るものの長大な白ゲージを持ち、攻撃力はメトイエルと同じく330、
さらに会心率も更に5%あり、スロットこそないものの二つ名武器特有の狩技ゲージ補正が掛かる
ドナギハライとの差別化が肝になってくる。
半端な火力盛りでは弾かれにくさ以外ドナギハライに勝てないどころか、
開いた差を縮めることすらままならないため2スロット差を上手く活かしたスキル編成が求められる。
そもそも2スロット差ごときじゃ勝てないとか、上の二振りと同じ土俵に立ててすらいないとか言ってはいけない
余談
- ジェズルとはロシア語の権杖のことで、正教会や東方諸教会の主教が奉神礼の際に用いる。
羊飼いの用いる杖が元であるとされており、教徒を護り導く主教の象徴とも言うべき道具である。
- アウロムはおそらくラテン語で黄金を意味する、アウルムのことだと思われる。
なお大剣のゾーラタはロシア語の黄金を意味している。
- アガルタとは19世紀から20世紀のオカルト的伝説で、アジアのどこかにあると言われた地下都市のことである。
伝説の黄金郷エルドラドを由来とするエルドラ武器の、究極強化の銘としては面白い繋がり感じる命名である。
- 「エルドラ」と言えば操虫棍使いなら切断猟虫の一種エルドラーンはすぐに頭に浮かぶだろう。
あちらも全身金色の豪華な姿から名前の由来は同じくエルドラドだろうと考えられている。
しかし上記の通りこの武器の猟虫は打撃タイプであるため、
非常に残念ながらエルドラーンと組み合わせることは不可能となってしまっている。- ちなみに、発売前から公開されていたブレイヴスタイルの紹介動画で使われていた操虫棍は
いかにもエルドラ武器らしい姿をしたこのエルドラジェズルであった。
打撃タイプの猟虫を使っている様子もはっきり映っていたため、嫌な予感がしていた者もいたようだ。
- ちなみに、発売前から公開されていたブレイヴスタイルの紹介動画で使われていた操虫棍は
関連項目
アイテム/豪華な遺物 - 主な素材
キャラバンの竜人商人 - レシピの提供元
武器/エルドラブレイド - 同じ豪華な遺物から作られる「エルドラ」シリーズの大剣。
武器/エルドラクロージャー - 〃片手剣。
武器/エルドラマスケット - 〃ライトボウガン。
武器/エルドラカノーネ- 〃ヘビィボウガン。当武器と同じくMHXXで追加された。