MHXにて初登場したヘビィボウガン。
目次
概要
- MHXの初期武器群である、ベルダー武器のヘビィボウガン。
武器プレビュー画面=抜刀状態では何の化石なのかいまいち判然としないが、
納刀し、折りたたむことによってそれが巨大なトンボであることが分かる。- 現実にも巨大トンボは存在しており、化石も出土している…のだが、
そんなものよりも古代林の背景としての方が馴染み深いのではなかろうか?
- 現実にも巨大トンボは存在しており、化石も出土している…のだが、
- シールドは鋭利な石器のようなデザインだが、例によって近接攻撃には反映されない。
- また、下記の三つのボウガンは、素で装填できる弾の種類がとても似ているのも特徴。
- いずれも通常弾を軸に貫通弾にもそれなりに対応し、徹甲榴弾や拡散弾といった火薬系の弾も一応装填可能。
散弾は限界突破後のベルダー以外は全くダメ。 - 反面状態異常弾は睡眠だけかつ、属性弾も氷結弾のみ。
- 武器内蔵弾は2種の強装弾に鬼人弾と硬化弾。ベルダーのみツブテ弾が追加。
- いずれも通常弾を軸に貫通弾にもそれなりに対応し、徹甲榴弾や拡散弾といった火薬系の弾も一応装填可能。
ベルダーキャノン
- 基本的には他のベルダー武器と変わらず、強化のしやすさが特徴。
ただし、初期攻撃力は他の武器種より一回り高い80であり、パワーバレルで84になる。
装填速度やや遅い、反動中、ブレ無しといずれも平均値であり、いかにも入門用らしい。
- しゃがみ対応弾は最終形態のサージュキャノンまで、新システムである武器内蔵弾のツブテ弾のみ。
LV1通常弾よりちょっぴり強い弾をタダで撃てるのは弾代のバカにならない序盤には嬉しい点ではあるが、
強化しても内蔵量は25発と少ないのが欠点。序盤からしゃがみ撃ちを多用できるような手練れならば、
LV1通常弾しゃがみに対応したアルバレストで弾幕を張った方が弾代は浮くだろう。
- MHXの初期ヘビィボウガンは歴代の中でもとりわけ貧弱であり、
同じ初期武器群のアルバレスト、ボーンシューター共々LV2通常弾の装填数がたったの3発しかない。
おまけに散弾は全LV未対応で序盤の掃除と対人戦には向かない。
このうちアルバレストは武器倍率の伸びが良いが装填数の伸びはイマイチ、
ベルダーキャノンは武器倍率の伸びはイマイチだが装填数が伸びやすい、
ボーンシューターはどちらもイマイチな上に反動が大で使い辛い、
といった性能差になっており、基本的にはアルバレストかベルダーキャノンを好みで使い分ける形となるだろう。
ただし、アルバレスト系列の方が攻略に優位な派生先は多い。
ちなみに派生先は
LV2でガウプシカ
LV3でバスタークラブ
LV5から下記のオブシドキャノン
LV6で妃竜砲【遠撃】 - 最終形態はサージュキャノン。
攻撃力は200(パワーバレルで210)と中の下くらいまでは伸びるが、対応弾種、装填数、いずれもぱっとしない。
実用性でいえば最低ラインギリギリといったところであり、趣味で担げる程度の力はある。
もっとフォローすれば睡眠弾、鬼人弾や硬化弾によるサポート程度ならばこなせる。
これより下のヘビィは見向きもされないか、ひどい性能のネタ武器としてこき下ろされる場合が多い。
- MHXXでの究極強化後の名はソフォスキャノン。その性能は
- 割と普通な攻撃力320(パワーバレルで336)
- 限界突破直後にLV1散弾に対応。装填数は5→6
- LV10でLV2徹甲榴弾のしゃがみ撃ちを取得。装填数は1発なので立ち運用には向かない
- 強化ごとにスロットが増え、究極強化後は他ベルダー武器同様のスロット3を取得
- 通常弾の装填数は8/9/9と順当に伸び、貫通弾は6/6と一発だけ増加
てしまった。
使うなら徹甲榴弾しゃがみとの兼ね合いで少し反動を落とした方がいいだろう。
オブシドキャノン
- 上位において派生できる色違いの武器。
性能面では反動が大と悪化しており、しゃがみ撃ち対応弾もまさかのLV1通常弾のみと、ガッカリな性能。
一応最終形態の歴耀砲カボニフェルでは、貫通弾の装填数が6/5/3とそこそこにはなるのだが、
反動大は相変わらずの上スロットが無いので非常に扱いづらい。しゃがみ撃ちも最後まで変わらず。
派生先のチャージグリフサルトは攻略用ヘビィとしてそこそこ優秀なので、さっさと作りかえてしまおう。
- MHXXでは究極強化を行うとエテル=カボニフェルとなる。
- 攻撃力は実に普通の330。会心率は僅かに伸びた15%
- 通常弾は9/9/10とまずまずの値に、貫通弾は6/5/5とLV3のみ増加
おまけでLV1徹甲榴弾とLV1拡散弾も一発増加 - 内蔵弾は上や下と似たり寄ったりの2種の強装弾に鬼人弾と硬化弾のまま
- しゃがみ撃ちはLV1通常弾のみ
- 欠点である劣悪な反動とスロット無し、および運用可能な弾種の乏しさは全く変化なし
この時点でもうダメな予感しかしないあなたは間違っていない。
- そして、本作では立ち貫通ヘビィに全LVの貫通弾7発を素で最速装填できる期待の新星が現れてしまった。
それ以外の部分でもLV2貫通弾と両レベルの貫通氷結弾をしゃがめ、
攻撃力・会心率・反動・スロットの全てでエテル=カボニフェルを上回る性能を誇る。
おまけにこれだけ高性能なのにブレも無い。
とてもじゃないが立ち貫通ヘビィ・およびこちらはおまけ程度だったとはいえ氷結ヘビィとしては勝ち目がない。 - かといって、この銃に残された通常ヘビィの道には多少の攻撃力と引き換えに
LV2通常弾しゃがみとスロット2というこちらが欲しい物を両方手に入れ、
かつ運用できる弾種も豊富なX・アルバレストや、
漢の中の漢の為の*1しゃがめよや孤高のしゃがまない砲といった数々の強豪が立ちはだかる。
さらに、ダメ押しでこんな性能なのに究極強化はHR解放後。
……と、どこをどう見ても救いのない八方塞がりなボウガンになってしまった。 - 唯一の救いは、派生先の徹甲砲アルセルタスが通常弾も貫通弾もしゃがめて
相手を選ばない一級品の攻略用ボウガンになった事だろう。
本作から始めたプレイヤーなら派生せずに使い続ける事は無いだろうが、
一度はこの銃を作っても損はないだろう。
- 「カボニフェル」とは古生代石炭紀を指す。
その名の通り、現代使われている石炭はこの時代に由来するものが多い。
シダ類の植物が繫栄し、メガネウラというすごくでかいトンボ*2が生きていた時代である。- 本武器銘は「Carboniferous period」を英語の発音で読んだ物が元になっていると思われる。
エルダーキャノン
- G級で生産できるようになる第三の化石ボウガン。
G級到達直後に採取素材だけで生産出来て攻撃力250かつ、ブレも無いというお手軽さがウリ。
しゃがみ撃ちはLV1強装弾。上二つより内蔵の強装弾が多いのも嬉しい所。
LV1強装弾の装填数はデッドスティンカーに負けていて、
LV2強装弾は全体から見れば平凡な装填数というのは禁句。- …が、強装弾しゃがみは通常装填と大差ない5発しか装填できないという欠点を抱える。
しゃがんでもあまり意味がないよ。
- …が、強装弾しゃがみは通常装填と大差ない5発しか装填できないという欠点を抱える。
- 究極強化後のフィロゾフキャノンは
- やや見劣りする攻撃力310
- 通常弾の装填数は一級品の9/9/11、貫通弾は6/5/4と平凡
- かなり実用的な装填数の睡眠弾3/2、および5発装填の氷結弾
火薬弾は徹甲榴弾がLV2まで、拡散弾はLV1だけで各2発 - しゃがみ撃ちは生産時と変わらずLV1強装弾のみ
- リロード、反動は変化なしの普通・中
- 少々厳しいスロット0
- 立ち通常ヘビィや立ち貫通ヘビィとして考えると
オブシドキャノンの項で名が出た強豪たちとぶつかり合う事になるので、
実用性は横に置いて強装弾しゃがみを軸にして考えてみると
ライバルになるのはインペリアルカノンとレジェンドブラスター。ボーンブラスターの事は忘れよう。- 内蔵サポート弾はフィロゾフキャノンとインペリアルカノンが鬼人弾と硬化弾が各5発、
レジェンドブラスターが鬼人硬化弾5発とほぼ横ばい。- インペリアルカノンは攻撃力330で会心率0%、そしてスロット2。
LV1強装弾に加えて、剣士を巻き込むことに定評のある榴散弾をしゃがめる。
物理弾の運用は散弾の運用に特に優れ、通常弾も十分に使える。
貫通弾はLV3を装填できないが装填数はそれなり。
反面、火薬運用はからっきし。
撃てる属性弾は装填数も一級品の6発装填の電撃弾。状態異常弾は全く使えない。 - レジェンドブラスターは攻撃力310だが会心率40%、そしてスロット2。
強装弾しゃがみはLV2なので他2種よりも強力。
物理弾の運用は通常弾の運用でこそやや劣るがLV2通常弾をしゃがめ、貫通弾の運用はこちらより得意。
装填数はおまけ程度だが散弾も使える。
また、反動さえ何とかすれば火薬運用ボウガンとしても使える。
撃てる属性弾は5発装填の火炎弾で、状態異常弾は全く使えない。
- インペリアルカノンは攻撃力330で会心率0%、そしてスロット2。
- これらのヘビィと比較した場合のフィロゾフキャノンの強みは3/2と実用レベルの睡眠弾。
他2丁と差別化要素の氷結弾と、通常弾の装填数がやや勝るのも割と重要。
他の一線級のヘビィには流石に見劣りするが、大きな欠点は無いので
愛を注ぎ込めれば実用には耐えるだけの性能はある。
- 内蔵サポート弾はフィロゾフキャノンとインペリアルカノンが鬼人弾と硬化弾が各5発、