MHXで登場した、同作のメインフィールド。
過去作における森丘や孤島、渓流等に相当する。
目次
概要
- 中生代を思わせる原始の森と草原が広がるフィールド。
背景に見える火山や壁に埋まった化石など、恐竜時代らしいモチーフが多数盛り込まれている。
- ちなみに英語版でのこのフィールドの名称はJurassic Frontierであり、
直訳で「ジュラ紀の未開地」というそのまんまな呼び名である。 - なお彼らのモチーフであるティラノサウルスやカルノタウルス、角竜類などが生息していたのは
ジュラ紀よりも数十万年後の「白亜紀」という時代である。
映画の方も『ジュラシック・パーク(ジュラ紀の公園)』と言うタイトルだが、
白亜紀の恐竜であるティラノサウルスが看板を勤める事に突っ込まれる事も*2。
- 他の土地には見られない独特の生態系が築かれており、ここでしか見られないモンスターも多い。
未だ調査の行き届いていない未開の地も多数存在するらしい。
それ故、ゲーム開始時は龍歴院に所属する人間以外の立ち入りは制限されていた。
この制限は、プレイヤーが上位に昇格するのと時を同じくして、
調査が完了したということで解禁されたことが、ココット村のヘルブラザーズの口から語られている。- 公式サイトによれば、古代林のフィールドは広大な島の一部であるらしい。
開発スタッフによる説明によれば、海流の都合により船での接岸が難しい島の内部に広がる森らしく
そのため飛行船が発達するまで調査ができなかったということである。
独特な生態系も、島となって他地域から隔絶された地理的隔離の下で発達したのだろう
(ちなみに、参考にされたという『ジュラシック・パーク』の舞台も島である)。
- また過去作におけるメインフィールドとは異なり、
最初の拠点であるベルナ村と隣接しているというわけではなく、
飛行船を使っての移動をしなければならないほどに、村とは距離があるようだ。
- 公式サイトによれば、古代林のフィールドは広大な島の一部であるらしい。
- エリア1の水源地、エリア6の大平原、エリア2, 4の森林地帯、エリア3, 7の洞窟、
エリア8の岩棚、エリア9~11のジャングルなど、様々な環境が詰め込まれた豪華なフィールドでもある。
こういった環境も、後述の通り多種多様なモンスターが生息できる理由だろう。- 他方、水場らしい水場は滝、小さな小川、中腹の洞窟に多少の溜池が点在しているぐらいで、
少なくともハンターが動き回れる範囲に外海と接した空間はどこにもない。
このためか、「海から陸へとのし上がってくる水棲モンスター」の類は登場しない。
この辺は同じ島の初期フィールドの孤島とは対照的である。
- 他方、水場らしい水場は滝、小さな小川、中腹の洞窟に多少の溜池が点在しているぐらいで、
- これといって貴重なアイテムは存在しないが、薬草や各種キノコ類、弾薬の素材となる実、
鉄鉱石や大地の結晶などの初期装備の強化に不可欠な鉱石類など、
必要最低限のアイテムは手に入る為、ゲームを開始したばかりのプレイヤーが
これから始まる狩猟生活のための練習や準備をするにあたって理想的な環境が整っている。
また、精算アイテムの種類が非常に豊富であり、入手可能な場所や入手確率も決して馬鹿にできないので、
龍歴院ポイントや資金を溜めるのにも非常に重宝する。
- 後述の通り特徴的なギミックやオブジェクトが非常に多く、探検にはうってつけのフィールドである。
注意深く探索すると、新しい発見があるかもしれない。
各エリアの特徴
ベースキャンプ
- 山間に設置されたベースキャンプ。
眼下に広がる草木が米粒ほどの大きさに見えることから、相当標高の高い所に位置していると思われる。
遠く北方の山間に広がる草原を双眼鏡やボウガンのスコープで覗くと、アプトノスの群れが草を食んでいるのが見える。
いないいないと思っていたらここにいたか
- 向かって左側には飛行船の発着所があり、ここに来る際に乗ってきたと思われる飛行船が停泊している。
近くには巨大な風車があり、ゆっくりと回転している様子が見られる。
その更に後ろ側には巨大な山々がそびえている。
片方は山頂付近から煙を上げており、活火山であることが窺える。
- テント付近には書物らしきものが積みあげられた机があるほか、
エリアの一角には望遠鏡のような装置が設置され、
机には食事が用意されベッドや炊事場は夜になると火が灯る。
未だ調査途中のフィールドということで、書士隊や龍歴院の研究員も利用しているのだろう。
- 北方向へ向けて下って行くとエリア1に出る。
エリア1
- 巨大な山の間に位置する広場のようなフィールド。エリア全体を浸す澄んだ水が印象的。
ケルビやリモセトスなどの草食種モンスターが喉を潤す平和な光景が広がる。
凶暴な肉食竜などは姿を現さないので、安心して採集に専念できる。
- 西側にはエリアの半分近くに及ぶ巨大な滝が存在しており、
複雑に絡み合った樹々の間から水が飛沫を上げながら流れ落ちている。
この滝がエリア1全体に潤沢な水を供給し、草食竜の楽園を形成しているようだ。
- 見逃しがちだが、南東には花と蓮の葉が浮いた巨大な湖が横たわっている。
よく見ると巨大な謎の生物が背を出してゆったりと泳いでいるのが分かる。
- 進入してからしばらくすると、ベースキャンプ側の入り口からオオサンショウウオのような生き物が現れ、
エリア2入り口側へと消えて行く。
- 薬草やげどく草、ペイントの実や各種弾丸の素材となる実などが取れるほか、
古代林限定の精算アイテムである特産ゼンマイなども取れる。
真ん中にちょっとした岩場があるが、ここの根元を調べると砥石や石ころが入手できる。
- 入ってすぐの横道に入るとエリア2に、北側の斜面を上がっていくとエリア6へと辿り着く。
エリア2
- 南国風の木々が生えた茂みの中を流れる沢。
木々が生えているといっても蒼空が大きく見える程度には開けており、印象としては結構明るい。
- 湿気が多いためなのか、キノコの採集ポイントが多い。
当然、特産キノコも採れるので、ポイントを稼ぐ場合は見過ごせない場所。
- エリアの一角はアイルーやメラルーの溜まり場にもなっているらしく、
クエストによっては実際にアイルーがうろついているほか、ネコ地蔵が設置されており、
傍らにはタルを採取できる場所がある。
また、交易に使うアキンドングリを採取できる場所があるので、余裕があるなら狙ってみよう。- 一部のクエストでは成体のリモセトスが2頭いるのだが、
当フィールドの狭さのせいでだいぶ窮屈な絵面になる。
- 一部のクエストでは成体のリモセトスが2頭いるのだが、
- エリア1から進入した場合、入ってすぐ左に曲がるとエリア6へ行ける。
そのまま直進した場合、左手へ曲がるとエリア4へ、まっすぐ進んで洞窟へ入るとエリア3へと行ける。
- 因みにこのエリアは、看板モンスターである斬竜ディノバルドと初めてまともに遭遇する場所である。
火属性の攻撃を多く扱うので、しっかりと水地で対策をするべし。
エリア3
- 薄暗い洞窟の内部。
エリア2に近い壁面には巨大なアンモナイトらしき生物の化石が大量に埋まっている。- ただこのアンモナイトの化石、近づいてみればわかるが異様にデカイ。
特に最も大きいものは壁面に露出している貝殻部分だけでも目測で6~8m近くはありそうで、
現実世界で最大級と言われる種でさえ殻の直径は2mほどとされているのだからそのサイズはまさに規格外である。
いずれ水中戦が復活したときに生きた状態で登場するかもしれない(既に絶滅しているのかもしれないが…)。
- また、壁の一部からは煌めく青色の鉱石が露出しており、
洞窟の岩壁自体が何らかの鉱石を含有しているものと思われる。
- 開発者へのインタビューによると、ディノバルドの尻尾が青く輝いているのは、
あの青い鉱石の色が付着したものという設定があるようだ。
- ただこのアンモナイトの化石、近づいてみればわかるが異様にデカイ。
- 生息する大型モンスターによる攻撃を受けたのだろうか、北部の洞窟の壁の一部は破壊され崩れ落ちている。
破壊された壁の向こう側からはジャングルが覗いており、
このエリアにおけるマッカォの出現ポイントであるほか、ドスマッカォ専用の逃走経路ともなっている。
なお、ここから逃走したドスマッカォはエリア8に移動する。
- 骨の採取ポイントが存在するほか、鉱石の採掘ポイントもいくつか存在する。
鉄鉱石や大地の結晶を大量に集められるので、序盤は重宝するだろう。
化石骨や竜琥珀のかけらなどの精算アイテムも入手できる。
- 西方には洞窟の上から水が流れ落ちて形成された小さな水場があり、釣りポイントになっている。
水は底の岩がはっきり見えるほど澄んでおり、非常に純度の高い水が流れていることを窺わせる。
エリア4
- エリア6の大平原からほど近い森の入り口。
小鳥のさえずりが耳に心地よい、落ち着いた雰囲気のエリアである。
一部では木漏れ日が差しており、その場所では木の葉が舞い落ちる特殊なエフェクトが存在している。
この木漏れ日の周辺にはホロロホルルのものと思しき青い羽が散乱している。
またこの関係上、森の中ではあるが比較的明るい印象を受ける。
- キノコ類が採れるほか、東側にはおいしそうな蜜が滴る蜂の巣があり、ハチミツが採取できる。
オルタロスも出没するので、こちらも併せて活用しよう。
- エリア2から進入した場合、光が差し込んでいる北西に進むとエリア6へ、北東へ進むとエリア5へ、
南東へ進むとエリア7へと行くことができる。- エリア5に続くルートをよく見るとかなりの急勾配になっていたりする。
エリア5
- エリア4と同じくらいの広さがある広場だが、こちらの方が視界が明るい。
マッカォの群れの巣窟になっている。
- 巨大な葉を花のように上向きに生やした独特な形状の木が特徴。
このエリアに群生している種のようで、北側に聳える巨木のほか、
同じような特徴を持った木がエリア各所に点在している。
- 中央にベースキャンプの残骸がある。
このベースキャンプは爆弾などで破壊することが可能で、破壊すると採集ポイントが現れる。
ちなみに破壊しても次のクエストでは当然のように復活する。誰かがわざわざ再建しているのか?
ここからはペイントボールや投げナイフが拾える。
また、これ以外にもキャンプの近くに採集ポイントが出現することがあり、
ペイントボールやボロピッケルなどが拾える。
- 南の道を進むとエリア6へ、東側の崖を飛び下りるとエリア8へ行ける。
エリア6
- 古代林で最も広い、正しく恐竜の世界と言った景観のエリア。
広大な草原と正面に聳える火山が印象的な、古代林を象徴するエリアの一つ。
エリア1と同様、草食種が草を食む姿が見られるが、獰猛な大型モンスターなども姿を現す。
絶対に安全というわけではなく、むしろ主戦場にもなり得るエリアである。
- MH4以降の新規フィールドとしては、全体的にかなり平坦でベーシックな地形となっている。
エリア自体の広さも禁足地を越えるレベルで通常フィールドのそれとしては破格であるため、
壁際に追い詰められるといった事態が起こりにくく戦いやすい。
しかし実際にここまで来て戦ってくれるフェアプレイ精神を持ったモンスターはそれほど多くない。
中央部には倒れた木によって形成された段差があり、ジャンプ攻撃に活用できる。
- エリアの北部にはリモセトスの腐敗した死骸が横たわっているが、
リモセトスの死骸は、これまでの作品で見られた草食竜の死骸とは比べ物にならないほど大きく、
死んでもその大きさには圧倒されるばかりである。- この死骸の傍らには骨の採取オブジェクトがあり、骨系素材やモンスターのフンを拾える。
- 西南の遠方には煙を噴き上げる山々が連なり、その手前を緩やかなカーブを描いた大きな川が流れている。
また、北側をよく見ると遠くにリモセトスの群れが見える。
- エリア1、2、4、5と隣接している。
エリア4へと続く道は森への入り口となっており、今にも恐竜が姿を現しそうなビジュアルである。
エリア7
- フィールドの中央付近に位置するエリア。
密林から洞窟への入り口とでもいうべきエリアで、大型肉食竜の巣になっている。
食い散らかされたリモセトスの幼体の死骸が横たわっているほか、
最早どの生物のものかもわからない骨も散乱している。
エリア南東は天井がなく飛んでエリア移動するモンスターはここから出入りする。
- 中央付近には大型肉食竜の巣と卵が存在している。
卵を狙ってか、命知らずなマッカォ達がたむろしていることもある。- なお、巣の中の卵は一部孵化していることが確認できる。
…いずれ成長し、新たなハンターの脅威となるのだろうか…。
- 余談だが、この巣に安置されている卵の形状は、現実世界の肉食恐竜の卵(の化石)とそっくりである。
様々な大型モンスターが生息する古代林の中央に堂々と巣を構える強大さ、
そして恐竜を思わせる卵の形状から考えて、恐らくこの巣の主は斬竜ディノバルドではないかと推測される。
- ドスマッカォはスタミナが減るとこのエリアに赴いて、卵をくすねて堂々と食べ始める。
もし、巣の主が戻ってきたら大変なことになるのではないだろうか……。- 卵を盗む恐竜というとオヴィラプトル(卵泥棒の意味)というものがいるが、
こいつがモデルの一部になっていたりするのかもしれない。
リンク先を見てもらえばわかるがオヴィラプトル自体は卵泥棒でも何でもないのだが。
なんなら近縁種は卵を守っていた。 - 集会所下位の★3では、この古代林でドスマッカォとディノバルドを狩猟するクエストが存在する。
- 卵を盗む恐竜というとオヴィラプトル(卵泥棒の意味)というものがいるが、
- なお、巣の中の卵は一部孵化していることが確認できる。
- 西側の通路でエリア4と、南西側の通路でエリア3と、北東側の通路でエリア8とそれぞれ繋がっている。
エリア8に続く道には霧が立ち込めており、見るからに不気味である。
エリア8
- かなり高所に存在する、崖の下の開けた空間。
ドスマッカォなど一部モンスターの巣になっており、瀕死時にはここに逃げ帰って休眠を取る。
- 一応、採取ポイントは存在し、骨類や虫類などが取れる。
ブナハブラも出現するので、採取時にも気を抜かないように。
- 見晴らしの良さは全エリア中トップクラス。
西~南端にかけては切り立った崖となっており、眼下にエリア9のジャングルが広がっている。
奇妙な形をした植物が突き出した樹海が一面に広がる様はインパクト大。
夜間は巨大な月を拝むこともできる。
- 南端部のエリア9に続く崖の奥には巨大なキノコが生えている様子が確認でき、
傘から傘へ水が落ちていくとても面白い形をした滝がある。
モンハン部のツイートによると、実はエリア8の足場もこの巨大なキノコであるらしい。
- 昼間、エリア東にあるキノコの生えた岩にトンボがとまるのを観察できる。
その全長はハンターの身長に匹敵するほどデカい。
このトンボはしばらくすると空高く飛び立ち物凄い速さで南の空へ飛び去って行く。- ちなみに、現実世界でも3億年ほど前には「メガネウラ」という巨大トンボが生息していた。
その翼開長は最大で70cmと我々のよく知るトンボとは比べ物にならない大きさを誇っている。
だが古代林のこのトンボの翼開長は目測でも2m以上とさらに大きく、
トンボとしては規格外の大きさとも言えるだろう。
- ちなみに、現実世界でも3億年ほど前には「メガネウラ」という巨大トンボが生息していた。
- 古代林の秘境は、このエリアの中にある。
目の前に広がる雄大な光景を存分に味わえる絶景ポイント。
採取ポイントは採掘と虫採りしかないので、ハンターで道具を何も持っていない場合は
何も出来ずに秘境から抜けることになる。
また、秘境のある高台はなんとモンスターの攻撃によって壊される。
秘境に居てもモンスターは反応してくるうえ、高台が壊されても採取ポイントはそのまま残るため
指を咥えて眺めるハメにならないよう注意されたし。
- 北側の崖を上るとエリア5へ、南西側の通路を通るとエリア7へ、南東から飛び降りるとエリア9へ行ける。
エリア9
- ジャングルの中で開けた場所といったエリア。
開けているとはいっても、周囲を背の高い独特な形状の植物に囲われているため、言い知れない閉塞感がある。
表現しがたいが、あえて言うなら髑髏島のキングコングでも出てきそうな雰囲気である。
- 中央部には植物が幕のように垂れ下がっており、エリアを大きく2つに分断している。
この幕は見えない壁然とした雰囲気を漂わせているが、実際には当たり判定などは特になく、
突き抜けて向こう側に出ることができる。
しかし視界は効かないため、このエリアで戦闘する際は幕の向こうからの奇襲には気をつけたい。
幕を抜けた先の東側エリアはちょっとした広場となっており、
実のところ他のエリアへの通路が3つ存在する西側エリアよりもかなり広い。
キノコや草類の採取ポイントがぽつぽつと存在する程度だが、ここから深層シメジが入手できるようになる。
- ディノバルド、ティガレックス、ナルガクルガ、キリンなどの大型モンスターも姿を現すエリアで、
テツカブラの休眠ポイントになっている。
リノプロスなどの面倒な小型モンスターも出没するため、油断はできない。
- 北側にある菌糸の束を上るとエリア8へ、西側の通路を通るとエリア10へ、
南側の通路を通ると最深部のエリア11へ行ける。
エリア10
- ジャングルの最奥部といった感じの霧深いエリア。
深い森の奥であるために太陽光がさえぎられており、かなり薄暗い。
バックで流れる専用のSEも相俟って、薄気味の悪い雰囲気を醸し出している。
- 無数の菌類が繁茂しているほか、エリア中央及び西部に脈動する薄紫のキノコのようなものが存在する。
見るからにヤバそうな代物だが、単なる背景のオブジェであり、当たり判定は存在しないので安心(?)である。
他にも、白いホコリカビのようなものも点在する。
- およそ大型モンスターの立ち入れる空間ではないように見えるが、
ここもしっかり大型モンスターの出没エリアになっており、
ナルガクルガやディノバルド、キリンにティガレックスなどの出現が確認されている。
- 北側にエリア9へ、東側にエリア11へと抜ける道がある。
- 西側にはなんと老山龍の頭骨がそのまま付いているシェンガオレンの脱皮殻が存在する。
初見で気付いたときに度肝を抜かれること間違いなしである。
一部は蜘蛛の巣(菌糸の可能性もある)に覆われているためやや分かりにくいが、
離れた場所から見ると老山龍の頭骨がはっきり確認できるだろう。- シェンガオレンの脚に張った白い束はエリア移動の手段にもなっており、登るとエリア3に到達する。
このルートは一方通行であり、エリア3からエリア10へ侵入することはできない。
白い束を登っている途中にカメラを動かすと、シェンガオレンの頭部が間近に見える。
よく見るとシェンガオレンの甲殻は透明化している。 - 当初はほとんどの人から死骸と考えられてきたが、開発者インタビューにより脱皮殻と判明した。
透明化しているのは中身が抜けていることが原因だろうか。
同インタビューによると古代林がMHP2Gまでと同じ世界に存在することを匂わせるために登場させたとのこと。
老山龍の頭骨が脱皮殻と共に打ち捨てられているという事は、脱皮した主は新しいヤドを見つけたのだろうか?
- シェンガオレンの脚に張った白い束はエリア移動の手段にもなっており、登るとエリア3に到達する。
エリア11
- 古代林深層と呼ばれるエリアで、巨大な棘が生えたゼンマイのような植物の繁茂している空間。
全体としてエリア10よりは明るく、地形はやや起伏が激しい。
こんな場所でもモンスターが生息しており、ガーグァの群れが呑気にエサを啄んでいたりする。
- エリアの一角にある巨大な壁には、実在した肉食恐竜:ティラノサウルスとよく似た頭骨の化石がある。
頭骨は目測でハンターの5倍はあろうかという、前述の老山龍の頭骨すら凌駕しかねない超巨大なものであり、
既存の恐竜型モンスターとは比べるべくもない迫力である。
生きていた時は、同じティラノサウルスモチーフのモンスターなど歯牙にも掛けない古代林の覇者だったことだろう。- ここには採掘ポイントがあり、採掘を行うことで、「久遠の化石」という運搬アイテムを入手可能。
ベースキャンプまでは結構距離があるが、ポイント稼ぎが目的なら納品を狙ってみても損はないだろう*3。
クエストなどで複数採取が必要な時はネコの着地術がおすすめ。10→3のショートカットが使用可能になる。
- この頭骨、カメラの角度を変えて見ると頭骨全体の厚みに乏しく、眼窩がほぼ真横についている。
これは両目が真正面を向くように付き、顎全体が巨大だったティラノサウルスとは異なり、
むしろアロサウルスやカルカロドントサウルスをはじめとする他の肉食恐竜に近い特徴である。
尤も、この頭骨にはアロサウルスやカルカロドントサウルス科に見られる頭部の装飾がほぼ見受けられず、
牙が太く本数が少ない点は前述のティラノサウルス類を思わせる特徴でもあるため、
突き詰めると(若干語弊はあるが)ティラノサウルス科とアロサウルス科のハイブリッドとでもいうのが相応しい。
- ここには採掘ポイントがあり、採掘を行うことで、「久遠の化石」という運搬アイテムを入手可能。
- 東にハチミツがポツリと存在するほか、エリアの端々には桃色の花弁を持った大きな花が咲いている。
- 北側の通路を進むとエリア9へ、西側の通路を進むとエリア10へと行ける。
エリアの南東にはさらに奥に続きそうな道も見えるが、巨木が倒れているため進むことは出来なくなっている。
- このエリアをはじめ、古代林の深層部にはゼンマイのような形をした巨木が林立している。
この巨木の正体についてははっきりとした説明はないが、
古代林のあちらこちらでは特産ゼンマイという植物系アイテムが取れる。
もしかするとこの巨木は特産ゼンマイが成長した姿なのかもしれない。
出現モンスター
- 小型モンスター
- アイルー
メラルー
ケルビ
リノプロス
リモセトス
ブナハブラ
オルタロス
ガーグァ
マッカォ
ジャギィ
コンガ - 大型モンスター
- アルセルタス
ゲネル・セルタス
ラングロトラ
ババコンガ
ラージャン(通常種/特殊個体)
ドスマッカォ
イャンクック
イャンガルルガ(通常種/隻眼)
ゲリョス
ホロロホルル(通常種/朧隠)
リオレイア(通常種/希少種/紫毒姫)
リオレウス(通常種/希少種/黒炎王)
ティガレックス
ナルガクルガ(通常種/白疾風)
イビルジョー(通常種/特殊個体)
ディノバルド(通常種/燼滅刃)
ジンオウガ(通常種/金雷公)
テツカブラ(通常種/岩穿)
キリン
ゴア・マガラ
バルファルク
- 出現モンスターは多岐に渡っており、リモセトスやリノプロスなどの草食種、
鳥竜種ドスマッカォや獣竜種ディノバルドといった古代林を代表するモンスターはもちろん、
リオレウスなどの飛竜種、イャンガルルガなどの鳥竜種、ブナハブラやゲネル・セルタスなどの甲虫種、
牙竜種のジンオウガ、両生種のテツカブラ、牙獣種のラングロトラ、果ては古龍種のキリンまで、
計10種族のモンスターが集結するモンスターの楽園である。
比較的穏やかな環境で湿度が高いため、モンスターにとっては暮らしやすい環境なのだろう。- またこの関係上、全フィールドでも指折りのモンスター抗争地域でもあると推測される。
ディノバルドを筆頭に、リオレウス、ゲネル・セルタス、ティガレックス、ジンオウガ、ナルガクルガなど、
判明しているだけでも危険度5クラスの大型モンスターがわんさか確認されている。
…のみならず、ゴア・マガラや希少種夫婦、ラージャン、イビルジョーや
隻眼、朧隠、白疾風、燼滅刃、金雷公、岩穿、黒炎王、紫毒姫といった
危険度6を誇る二つ名持ちモンスターなど、
それらのモンスターすら上回る脅威まで出現することが判明している。
それも踏まえて見ると、古代林はエリア1の穏やかな光景からは想像もつかないほどの超危険地帯である。
古代林の調査がなかなか進まないのも無理のない話だろう。
- 環境適応から考えれば、ライゼクスやタマミツネも徘徊してそうな雰囲気ではあるが、
四天王の一匹ディノバルドが鎮座する拠点フィールドであるため他の四天王は登場しない。
ただ、それは四天王最高峰にしてメインの大看板たるディノバルドに気を遣っているわけでは無く、
逆に、ディノバルド自身も他の四天王の縄張りを蹂躙する事は無い。
拠点以外の汎用フィールドに出張する事はあっても、四天王それぞれ生存領域が被る事は(ほぼ)無い。
- またこの関係上、全フィールドでも指折りのモンスター抗争地域でもあると推測される。
- また、前述のオブジェクトから、少なくとも古代林には砦蟹シェンガオレン、
そしてエリア11に残る超巨大頭骨の持ち主も生息していた(少なくとも姿を現していた)と思われる。- XXまでの段階で古代林固有のモンスターは草食種のリモセトスのみだが、
「ここでしか見られないモンスターも多い」との事。
ゲーム中で対面する事は無いが他にも固有モンスターがいる様である。
今後に期待しよう。
- XXまでの段階で古代林固有のモンスターは草食種のリモセトスのみだが、
余談
- フィールド南東のエリア9~11はゲーム序盤の採取クエストで訪れる事も多く、
テツカブラやディノバルドなど大型モンスターが休息を取るのにも利用しているが、
この南東地域はエリア8からしか入れず、またエリア8自体も東端にあるため移動が地味に面倒
(エリア10もエリア3と繋がってはいるが、一方通行のためエリア3から入る事が出来ない)。
その一方でモンスターは大抵エリアを自由に移動出来るため、
その移動経路によってはこちらが思わぬ遠回りを食らう事もしばしば。
特に慣れないうちはマーキングを切らさないようにしないと、
モンスターを見失って余計に手間がかかってしまうかもしれない。
- エリア10のシェンガオレンの抜け殻やその周辺の菌類を見て某風の谷の姫姉さまを思い出す人も居るだろうが、
昼夜問わず古代林でのクエストを20回こなすと腐海の称号が手に入る。
さらに巨大な甲虫種でもあるゲネル・セルタスも登場するので、本格的にジ○リである。
やはりスタッフもその辺意識してるようだ。
- 古代林のテーマBGMは「古代の息吹き」。
リズムのコンセプトはストンプで、身の回りにある色々な物を実際に叩いた音が
パーカッションとして織り込まれているんだとか。
- 近年の調査により、古代林の奥地には「竜ノ墓場」と呼ばれる広大な洞窟が存在することが判明した。
そこには正体不明の超巨大生物が潜んでいるというが…。- 村クエスト★4が受注できるようになると、ポッケ村の博識な老竜人から
古代林近辺に伝わる「双頭の骸骨龍」の伝承について教えてもらえる。
ただし★5に上がると古龍全般の概要に話が変わってしまうので注意。
因みに、この伝承は古代林の周辺海域の船乗り達に伝わる物だと言う。
- 村クエスト★4が受注できるようになると、ポッケ村の博識な老竜人から
- エリアによって様変りする環境や登場モンスターがバリエーションに富んでいる事もあってか
エリア4…ホロロホルル
エリア6…バルファルク
エリア7…リオス種、クック、ガルルガ
エリア8…ドスマッカォ、ラングロトラなど
エリア9…テツカブラ
エリア11…ティガレックス、ラージャンなど
と実に6ヶ所ハンターを含めるなら7ヶ所も休眠エリアが存在している。
大抵の狩猟地が大体4ヵ所程度、場所によっては1ヶ所(森丘)である事を考えると非常に多彩と言えよう。
同数に孤島がある。次点の5ヶ所は原生林など。
関連項目
モンスター/シェンガオレン - 抜け殻がフィールドオブジェクトとして登場する。
フィールド/竜ノ墓場 - 奥地に存在するフィールド
アイテム/特産ゼンマイ - 古代林固有の精算アイテムその1。森林地帯に生えている。
アイテム/竜琥珀 - 同上その2。洞窟や崖の壁に埋まっている。
アイテム/不老蛾 - 同上その3。主に森林地帯に生息。
アイテム/深層シメジ - 同上その4。最奥にのみ生えるキノコ。
アイテム/久遠の化石 - 同上その5。最奥から掘り出せる。
アイテム/古代木の実 - 同上その6。平原地帯の巨大な木の果実。
アイテム/深睡蓮の根 - 同上その7。平原地帯の湖の底に生えている。
BGM/古代林戦闘BGM