武器/ラギアストロム

Last-modified: 2023-08-16 (水) 21:14:58

海竜ラギアクルスの素材を用い作成されるチャージアックス。

目次

概要

  • ラギア武器らしく青い骨組み赤いトゲが鮮やかな一品。
    後述するがラギアストロムという名だけあって渦を巻いた点対象の形状の盾が特徴的。
    剣は比較的オーソドックスな形をしている。
  • MHXでまさかの復活を遂げたラギアクルスとその武器群においては、
    これが唯一の新規参戦枠を勝ち取ることとなった。

性能

MHX

  • 最終強化を施すと、名前が雷盾斧ヴァンクロムに変化する。
    今作のラギアクルス武器は概ね何とも言えない立ち位置だが、
    このチャージアックスはかなり優秀。具体的には
    • 全体で見てもトップクラスの攻撃力220
    • その攻撃力を生かせる榴弾ビン
    • この手の武器にありがちなマイナス会心も無い
    • 素では短い青ゲージだが、匠で追加した分が真っ白
    • お世辞にも実用レベルとは言えない雷属性値18
    • 残念ながらスロットは無し
    優秀な物理特化型チャージアックスに仕上がっている。
    これより攻撃力が高い武器もたくさんあるが、
    それらはいずれも会心率や斬れ味の難点を抱えている。
    この武器はそういった問題がなく、安定した立ち回りができる。
  • 因みに緑ゲージもそこそこ長いため鈍器運用も出来なくはないが、
    この武器には他の物理特化型チャージアックスにはない、優れた斬れ味がある。
    本作は匠の発動が重いとはいえ、これを活かさないのは少々勿体ないため、
    後述するライバルとの差別化にも匠を発動させておきたい。
  • 真のライバルは、ラージャンの鬼神盾斧【金剛夜叉】だろう。
    匠でも白ゲージ10、会心率-10%と扱いにくいものの、
    攻撃力230・属性値26と数値火力で上回っており、緑ゲージの長さでも優れているため鈍器運用に適性がある。
    斬撃の威力はヴァンクロムに劣るが、榴弾ビンの威力では優れているため
    差別化は出来ているだろう。
  • 似た性能の武器に、歴耀盾斧スタテロがある。
    青ゲージの長さがこれより長く、雷属性がないこと以外は全く同じである。
    多頭同時など青込みの継続戦闘能力を採るならスタテロ、雷属性を重視するならヴァンクロムと使い分けよう。

MHXX

  • G級クエストの登場により更なる強化が可能に。
    究極強化・豪雷盾斧ヴァンクロムの性能は以下の通り。
    • かなり高い攻撃力340
    • 榴弾ビンと会心率無しは据え置き
    • 素では短い白ゲージだが、匠で追加した分はすべて紫ゲージ
    • 最後まで控えめな属性値22
    • 残念ながらスロットは無しのまま
    上位から引き続き、榴弾ビンの特性とマッチした優秀なスペックとなっており、
    属性値が低めである事を踏まえても属性持ち武器としてはトップクラスの性能を持つ。
  • ライバルとなる同属性の榴弾盾斧は、ラージャンの鬼神盾斧【摧一切魔】
    今作から新たに加わった青電主ライゼクスの青電主斧アムヴォルトの2つ。
    しかし、鬼神盾斧は属性値こそヴァンクロムより高いものの攻撃力+10と会心率-10%が相殺され
    期待値はほぼ同等、更に斬れ味が最大まで伸ばしても白止まりと大きな差が付いてしまっており、
    またアムヴォルトはヴァンクロムよりも低い属性値の上に低攻撃力高会心率という榴弾ビンとの
    相性が悪い武器性能が足を引っ張っている為、総合的に見て本武器が最も安定した性能と言える。
  • ただ、チャージアックス全体として見ると今作にて復帰を果たした砂漠の暴君ディアブロスの
    角王盾斧ジオブロスが強力なライバルとして立ちふさがる。
    ジオブロスは会心率-20%、無属性というハンデこそあるものの、それらを覆す攻撃力370という
    圧倒的な強味を持ち、榴弾ビンの爆発ダメージは(スキルによる強化を除けば)武器攻撃力のみに
    依存するので高攻撃力を誇るディアブロス武器とチャージアックスの相性は抜群。
    モンスター側の物理肉質と属性耐性によっては属性値によるダメージを考慮に入れても
    ジオブロスの物理と榴弾部分のみで総ダメージ量を上回られてしまう事も起こり得るため、
    (当武器に限らず他属性の榴弾盾斧全般で言える事だが)担ぐ際は一考の必要があるだろう。
    というか、属性武器すらも食ってしまうジオブロスの性能が異常なのだが。
  • 活用法としては、斬れ味+1の段階で全て紫という点を利用して、
    斬れ味+1と業物を採用するとスキル選びもできる上、ものすごく使いやすくなる。
    ジオブロスを目指す場合、攻撃補正30以上を手に入れればあちらがマイナス会心率分こちらが優位に立てる。
    単純に斬撃での期待値では劣るものではなく、火力は十分に一線級。
    ブレイヴで採用する場合、逆恨みで20の補正は担保され、
    残り10は挑戦者+2で上回れるなど、工夫すれば肉薄できる。
    ソロでの運用では龍気活性1つで並ぶこともあり、十分視野に入るだろう。
    しかし龍気活性を採用した場合は属性部分を犠牲にすることになり、大きな痛手となる。
    バランス型として、もうディアブロスの頭を担ぐのは嫌だという人はスキル構成で考えを巡らすのもいいだろう。
  • 尚、究極強化可能となるのはHR解放後だがその一段階前はG★4で強化する事ができ、その時点で
    攻撃力320属性値20、匠+2で紫20が出現と下手な究極強化武器と遜色ないスペックを持つ。
    チャージアックスでラスボスに挑む場合、肉質的にもこの武器を用意できればベストだろう。
  • この武器の最大の欠点はあのラギアクルスを何度も倒さなければならないということ。
    前作でさえ屈指の難敵と言われるほどの強さだったが、G級は更に磨きがかかっている。
    しっかりとした対策をとってから挑みたい。

余談

  • 武器のネーミングは「ラギアクルス」と「メイルストロム」の組み合わせだと思われる。
    最終強化以降に付く「ヴァンクロム」は、おそらく征服する、打ち負かすといった意味合いの英単語
    “Vanquish”+メイルストロムが由来であろう。
    大渦を巻き起こし獲物を捕らえるという設定のあるラギアクルスにはぴったりである。
    MHXXにて実装された新狩技のチェインソーサーを使うとより映えるだろう。

関連項目

モンスター/ラギアクルス
武器/ラギア武器