龍識船常備の重弩。顕微鏡にも
なるため、調査隊の隊長が武器
だと知らずに愛用している。
(未解を覗く重弩)
未解を覗く重弩、最終強化版。
哲人いわく。「最強の兵器とは
敵を緻密に観察する目である」
(研鑽されし龍識重弩)
MHXXに登場するヘビィボウガン。龍識船武器の一つ。
目次
概要
- 顕微鏡としても使える……というか横にした顕微鏡をそのまま銃にした感じのヘビィボウガン。
接眼レンズ側を持ち、対物レンズ側から台座に空いた穴を通って弾が出る。
ライト(二重の意味で)の方は「トリガーやコッキングハンドルはともかくバレルどうなってんの?」という感じの構造だったが、
こちらは逆にトリガーとコッキングハンドルがどの辺にあるのかよく分からない。
何せ顕微鏡そのままのデザインなので……
シールドを付けると台座が豪華になり、パワーバレルを付けるとレンズの倍率が上がる。
- 調査隊の隊長が武器だと知らずに愛用しているらしい。
……だいぶ危なっかしいうえに本武器は実際の顕微鏡よりかなりデカい代物なので
心の中で「いやいやいや……」と突っ込んだハンターも多いことだろう。
むしろ抜けてる一面を持つ隊長がこれまた魅力的だと感じる人もいるかもしれないが
しかし、"龍識船常備"ということは隊長以外もこれを(顕微鏡として)使用しているのだろうか…?
- 抜銃・納銃やリロードする際のカコン…カン…とでも言うべき静かな音が特徴的。
さらに射撃音の余韻も綺麗なので、
モンハン武器の駆動音が好きなハンターさんには後述の性能はともかく是非手に取っていただきたい一品である。
- 最終強化銘は「研鑽されし龍識重弩」、究極強化銘は「龍識究砲ミクロスピオ」となる。
究極強化銘はイタリア語などで顕微鏡を意味するmicroscopio(ミクロスコーピオ)が由来か。
性能
MHXX
- 製作難度に関してはこちらを参照。
- 究極強化・龍識究砲ミクロスピオの性能は…
- 攻撃力は高いとは言えない300
- 会心率はかなり高い30%
- リロードはやや遅い、ブレはなし、反動はやや小。
- 通常弾は全レベルそこそこ入るが、
貫通弾と散弾はLV1が非対応であり、LV2&3の装填数も全て5発と芳しくない。
徹甲弾と拡散弾はLV2が3発、LV3が2発とこれまた微妙。 - 回復弾とか状態異常弾などには一切対応していない。
- 滅龍弾以外のLV1属性弾を5発装填可能。
- 内蔵弾は痛撃弾、烈光弾、治癒活力弾。
- しゃがみ撃ちは烈光弾のみ。たった10発しかないのにどうしろと
- スロットは大盤振る舞いの3個
- 正直言って使いどころのない性能である。
会心率やスロットはともかく、- 攻撃力が低すぎる(近接の龍識船武器と違い紫の斬れ味補正があるわけでもない)
- 広く浅くを地で行きすぎて何かしら装填数が多いわけでもない
- 内蔵弾のラインナップも微妙
- 烈光弾しゃがみは瞬間DPSこそ悪くないが弾数のせいで結局論外
この武器ならでは!!と言い切れる強みがちょっとしたネタ性と音の良さ以外に全くと言っていいほどない。
ヘビィや龍識船武器、もしくは隊長の熱心なファン以外は殆ど製作を見送ったことだろう……。
これがメイン級モンスターやボスモンスターの武器ならまだがっかりヘビィとして周知されるのだが
イカニモなネタ武器群出身なので最初から期待されず話題にならない、というのがあまりにも哀しい。