MH3で初登場したナバルデウスの大剣。
目次
概要
- ナバルデウスの巨大な角を加工して作られた、まさしく海の王の剣。
実際にとある古の大王が振るっていたとされており、刀身は神秘の発光体によって明滅する。
海神の魂が宿るとも噂されるその輝きは、敵の血に塗れようとも気高く、そして眩い。
- 角のように大きく反った柄が特徴的。
また、アンカーのような形なのも特徴。アンカリウスのアンカはそこから来ているのだと思われる。- 英語で代理(人)・代弁(者)の事を「ヴィカリウス(Vicarius)」と言う。
アンカリウスは「錨の代わり」、エクスカリウスは「聖剣(エクスカリバー)の代理」
と言った具合かも知れない。
- 英語で代理(人)・代弁(者)の事を「ヴィカリウス(Vicarius)」と言う。
性能
MH3
- ロアルドロス素材から作られるドロスボーンソード系と並び、素で水属性の発動する大剣の1つであった。
ドロスボーンソード系と比べると、斬れ味ゲージに少々クセはあるものの、
攻撃力、属性値はこちらの方が高い。
なお、他の大剣からは派生しないので、入手するには一発生産するしかない。
また、上位のナバルデウスは存在しないので、
上位武器への強化にはラギアクルスの上位素材(海竜の鋭爪)を用いる。
MH3G
- ボルボロスの大剣ドラグロソードから派生強化することが可能となった。
さらに、G級で亜種素材を使った海帝剣エクスカリウスになる。
剛龍角や深淵の皇龍玉は根気よく連戦すれば余程運の悪くない限り入手できるが、
G級レア素材として君臨する大竜玉が少々難関。
- 属性値580、攻撃力1152と決して悪くないが、斬れ味が素の状態で白が少し、
斬れ味レベル+1を発動させても、白ゲージが伸びるだけで紫ゲージにならないのが痛い。
とはいえ、ナバルデウス亜種の武器であるという性質上、G級昇格直後に製作することが可能であり、
まだG級序盤のハンターなら水弱点の相手に担いでいくには十分な性能ではある。
また、斬れ味レベル+1で紫ゲージの出現する水属性大剣には
水刃剣ガノトトスと暴風砂剣シムンサールがあるが、
どちらも斬れ味レベル+1が無いと斬れ味が青ゲージ止まりであり、
加えてシムンサールは覚醒がないと水属性を帯びない。
さらに、これらの武器はG★2に昇格しないと最終強化が行えないので、
これらの武器を作成できないうちは、G級の水属性大剣は必然的にエクスカリウス一択となる。
そのためG★2の「爆砕の連鎖」で頼もしい武器になってくれるだろう。- だが、同じくナバルデウス素材から作れるヘリオスXシリーズに属性解放、
ヘリオスZシリーズに匠のスキルポイントが付いており、
双方をうまく組み合わせれば斬れ味レベル+1と覚醒の同時発動も容易であるため、
覚醒ヘリオス + シムンサールの組み合わせが完成してしまうと、
エクスカリウスが優位となる場面はかなり限られてしまうだろう。
- だが、同じくナバルデウス素材から作れるヘリオスXシリーズに属性解放、
- 一応フォローしておくと覚醒はテーブルによっては発動させづらく、
スキルもかなり圧迫されるので、スキル構成によっては使えないという事はない。
黒曜石を砕いた実績もあり、なんと上位武器でのクリアも報告されている。
- ただ、ナバル素材の中で集めづらい豪鎧毛を必要としない他、レア素材が皇龍玉だけのため、
ナバルデウスの武器の中では屈指の作りやすさを誇っているのが売りではある。
また、その重厚で独特なデザインを好んでこれを作成し、使い続けるハンターもいる。
本当に、これで紫ゲージ持ちならば言う事なしだったのだが…
MH4G
- 生産武器としてはないものの、発掘武器として「海帝剣」が登場する。
MH4ではシャガルマガラやテオ・テスカトルなどのギルクエで入手できていた輝剣がこの海帝剣へと変更されており、
無印MH4のギルドクエストで大剣集めをしていたプレイヤーは驚いたことだろう。
過去作でデザインは好きだけど性能がちょっと…と思っていた大剣使いにとっては朗報だろう。
MHXX
- ナバルデウス本人(本龍?)はもちろんのこと、MH4Gとは違い発掘装備も竜人問屋も存在しないMHXX。
だが…なんと海王剣アンカリウスは、そんなMHXXの舞台でまさかまさかの復活を果たしたのだった。
- 本作では、とある依頼クエストの報酬で手に入る「大海原の輝石」という素材と、
ホーンズコインとの交換で手に入る不屈の証G、海竜のG級素材で原型≪ヴァイキングホーン≫が生産できる。
生産できる大剣で唯一のレア度9。
- ヴァイキングホーン生産時では
- 水属性値52(他作品における520)
- 攻撃力290(他作品における1392)
- 斬れ味は素では青だが、匠の増加分が白になる
- この大剣を強化することによって最終強化≪海王剣アンカリウス≫が完成する。
この時点では水属性値が2、攻撃力が10と上昇値は微々たるもの。
斬れ味にしても、素で白が出るようにはなるが斬れ味レベル+2を発動しても不安が残る紫ゲージしか出ない。
- そして、限界突破を経て獰猛化海竜厚皮、海竜の蒼天鱗を投入し、
≪究極強化≫を行う事で、海帝剣エクスカリウスに辿り着く。
その性能は- 攻撃力は強化毎に10ずつ上がり続け310
- 全大剣中3位の水属性58
- 斬れ味は素で白40、斬れ味レベル+2で紫30が出現
- スロットはなし
- 性能は良い部類なのだが、この武器の前には性能が似通っている瀑刃剣ガノトトスが立ちはだかる。
その性能は、攻撃力310・斬れ味は素で白30、匠+2で紫40・水属性62・スロット無し
…とまるでコピーしたかのように瓜二つ。
そして最大の問題点は、ヴァイキングホーンは匠+1で出る紫ゲージがたったの5であり、対する瀑刃剣は紫15になるので、
あちらは匠+1でも十分に運用が可能な事。
紫ゲージの維持のしやすさでは瀑刃剣に軍配が上がるが、
今作は紫ゲージの補正が下がっている為、好みで選んでもよいだろう。
しかし大海龍の武器がガノトトスに追いつかれるとは……