登場人物/イレーヌ

Last-modified: 2021-05-12 (水) 11:31:27

MH-Rに登場する女性ライダー。CV:金田アキ
5月27日生まれの28歳。所属は中立都市ラクア。

概要

  • 中立都市ラクアに所属するライダー。
    以前はラクアの研究所にこもってモンスターの研究を行っていたが、
    素材の調達や生態調査を行うため、ライダーになった経緯をもつ。
    好奇心の塊で研究のためなら周りの影響を顧みず、人間としての常識が欠如している。
    また、モンスターの毒を体に注入し、その反応を楽しむという危険な趣味をもっている。

キャラクター

  • ラクアでは(良くも悪くも)その名を知られている(表向きは)高名な学者兼研究者であり、
    腕利きのライダーでもあるという一種の超人。
    世間では名著とされる「フェルジア生物図鑑」の著者としても知られている。
    その実力や知識は首長であるヒルダも一目置く存在であり、
    (彼女の素性を知らない者からは)尊敬の念を集めている。
    しかし、その強烈な個性から彼女を知る者からはいろんな意味で危険人物扱いされており、
    いろんな意味で油断ならない存在である。
    あまりの奇人ぶりにヒルダやアシュリー以外は余程の事が無い限り自分から彼女を訪ねようとはしない。
  • 彼女の秘める危険性の際たるものが、
    極めてマイペース且つ独創的な思考回路旺盛すぎる好奇心
    これまでのMHシリーズにはあまり見られなかったタイプのマッドサイエンティスト*1であり、
    興味が湧いた事柄について探求するならば自らを実験台とする事すらも厭わない
    腰には常に何本もの試験管を吊り下げており、その中には色とりどりの謎の液体が湛えられている。
  • モンスターの生態学、特に「」に対する造詣が深く、
    彼女の研究によれば一部のモンスターの持つ毒には一種の共通性が見られ、
    その共通性に対応した対策を講じれば、複数種のモンスターの毒に対して一度に対応できるという*2
  • 趣味は自発的な「毒」の服用オイオイ……。
    自ら進んで毒物を自分の体に取り込み、生物(自分)の体にどのような影響が及ぶのかを確かめる。
    一応自分で基準を作り、その基準に従って希釈した毒を用いているが、危なっかしいったらありゃしない。
    あまりに頻繁に毒を飲むせいで彼女の体には常人には備わっていない強力な抗体ができており、
    リオレイアのサマーソルトの直撃を受けても(肉体的なダメージはともかく)ピンピンしている。
    しかし、そんな体質になった反動で最近はより強い毒を服用するように悪化しており、
    自ら摂取した毒の影響で度々ふらふらになっていたり、呂律が回らなくなったりしている。
    同じ症状なら酔っぱらいの方がまだマシな気さえしてくる有様である。
    更には安全性がある程度確認されると助手であるアシュリーをはじめ、他人にまで毒を飲ませようとしてくる。
    挙句、気に入らない事があると保持している毒を周囲にぶちまけたりヤケ酒の如く毒をガブ飲みし始める
    • 一度アシュリーが毒の試飲を控えさせるべく普通の薬と摩り替えて飲ませたが、
      その結果過剰反応を起こして昏倒してしまったという。
      つまり一般的な薬が飲めない体質になってしまっているようだ。最早手遅れである。
  • 人使いが荒い一面があり、特に自身の助手には遠慮が無い。
    生活能力も人としての常識もかなぐり捨てている彼女は、
    研究以外に事柄に関してはほとんど助手便りである。
    その無茶ぶりに耐え切れず前任の助手は逃げ出したらしく、
    現在の助手であるアシュリーも一度は研究室を飛び出している。
    しかし、本格的な助手のピンチには体を張って立ち向かう一面も持っており、決して悪人ではない。
    戦闘中でも緊張感を感じさせない間延びした口調で話し、やる気をあまり感じさせないが、
    それでもやる時はやる人物である事も確かである。
    だからこそタチが悪いというに。
  • お気に入りのオトモンはゲリョス
    その理由はこれほど研究者として興味をそそられるモンスターは他に居ないかららしい。
    無論、ただの研究対象としてだけでなくパートナーとしてもゲリョスを可愛がっているが、
    どっかの誰かに似たのか相棒のゲリョスも時折大量の狂走エキスを望み、
    それを大量摂取した影響で暴走し、研究室をド派手に破壊するという問題を度々起こしている。
    しかも1回や2回ではなく、少なくとも僅か1ヵ月という短期間で6回も全壊に追い込んだ事があり、
    (元凶たる)イレーヌはそんな事態を「これでも少ない方」と言い切ってしまう
    • ちなみにMH-Rのモンスター図鑑でゲリョスの項目をチェックすると、
      文末に「より詳しい生態に関しては、イレーヌに聞けば教えてくれるとのこと。」と書かれている。
      そしてイレーヌの信頼度会話では……。
  • 防具はゲリョスXシリーズの改造品を着用しており、
    武器もタンクメイジ系と思われるヘビィボウガンを扱う。
    なお、ゲリョスXシリーズと言えば胸の谷間が拝めることでおなじみ(ついでに巨乳)なのだが、
    あまりにも強烈な素性のせいであまり興奮できなかったというハンターもいるそうな…

    単にお気に入りのモンスターの防具というだけではなく、
    薬品を常備しながらも衝撃から試験管を守るための特殊フィルターに加え、
    絶縁性に優れるマントが備わっているという研究者なりの理由がある。
  • あくまでゲリョスが特別お気に入りというだけで、興味そのものはモンスター全般に向けられている。
    そのためモンスターと遭遇すると「研究対象はっけ~ん!!」「貴重なサンプルだにゃ~!!」などの
    やっぱりどこか危険な臭いがする発言をする。

余談

  • ゲリョス大好きな奇人ながらも優秀な実力者であり、ヘビィボウガンを得物とする。
    ……誰かさんと似ていると思った人は少なくないかもしれない。
    きっと彼とは意気投合する事だろう。
    ついでに言えば関係者がフルフル好きである事も共通している。
    だがしかし、彼は元々のフルフル嫌いであり丸呑みされたこともあるので助手のことは嫌うだろう。

関連項目

シリーズ/モンスターハンター ライダーズ
登場人物/アシュリー - 助手
登場人物/クウゴ - 印象は全然違うが声優は同一


*1 強いて言えばMHSTのマネルガー博士に近いかもしれないが、研究者としてのベクトルが異なるし、なまじイレーヌは多方面に優秀であるため、そういった意味では余計に質が悪い
*2 この理論で言えば、本編でどんなモンスターの毒に対しても解毒薬や漢方薬一つで対応できる事実にも一応の説明がつく。