個人や家系を始め、公的機関、組合(ギルド)、軍隊の部隊などの組織および団体などを識別し、特定する意匠又は図案のこと。
シンボルマーク、ロゴマークと呼ばれる事もある。
目次
概要
- 古来よりさまざまな地域で家柄・所属組織・個人の存在などを図柄で示す文化があった。
同じ構成員が同じエンブレムを身につけることで仲間意識を高めたり、
戦争やそれを模した試合で敵味方が入り乱れる環境では明確なマークを付ける方が
外部から識別するのが容易になるなどのメリットがあるため
人々は自然と識別するための記号を作成し利用するようになっていった。
さらに言うと昔は文字の読み書きができない者も多かったために
「あれは○○家の者だな」と周知するには絵や形象を使った方が効果的だった。 - 現代日本においても紋章とは呼ばないとしても同じようなシンボルマークや識別記号は
さまざまな分野で利用されており、有名なものは家を表す紋章の「家紋」である。 - ヨーロッパでもさまざまな紋章が存在し、紋章を管理する紋章院という国家機関や
紋章学という学問もあるほどである。 - 変わり種としては学生服などに使われているチェック柄の模様も
実はヨーロッパの紋章の亜種であり色や縞の入り方で家を表現しており
とある貴族が日本に旅行した時に見かけた学生のブレザーが自分の家のチェック柄と
偶然同じであり驚いたという話がある。 - 紋章が身分や立場、権力を示すための重要な証明であり、自分達の誇りも示している以上、
それを毀損する行為は実利的にも精神的にも重大な損害につながる。
現代社会でも特定の紋章を権利の無い者が付けるとそれだけで罰せられたり
少なくとも侮蔑行為とみなされることが多い。
(前述のブレザーのチェック柄は笑い話で済んだようだが…) - Wikipediaの「紋章」の記事によれば厳密な意味での紋章は代々受け継がれて
権威と実績のあるもののみを紋章(coat of arms)と呼ぶそうだが、
当記事では広義の意味の「エンブレム」も紋章として扱う。
MH世界の主な紋章
ギルド紋章(ギルド紋章A)
- 初代から現在に至るまで様々な場所に描かれ、ハンターもプレイヤーも恐らく一番目にするであろう紋章。
- デザインのモチーフについては、北から時計回りに
「自然への畏敬の念」を意味する「素材」、
「自然からの恵み」を意味する「風」、
「人の手で造り出すモノ」を意味する「火や工房」、
「民族」を意味する「街や人工物」が描かれている。
そこに「多民族(ギルド)」を象徴している「4つの剣」が交わっており、
それらが時計回りに大きく循環している。
自然への思い、自然からの恵み、それらを糧に生きる多くの民族、
そんな自然と共に生きる民族の思想を描いている。
- また、簡略化した ※ のような表記も存在し、更にそこから4本の剣の意匠すら除いた物も登場している。
容量の都合から簡単な記号にしていると言う訳ではなく、
前者はMHWorldのタイトルロゴ等、高画質の部分でも使用される。
- 簡略化した物も含めるとゲーム中では非常に数多くの場所に使われており、
ギルド職員の正装から始まり、ギルド発行の調合書、モンスターの書やチケット類に世界地図、拠点内の装飾、
バリスタ等の迎撃兵器、ハンターの武具、支給品/納品BOX、クエスト依頼文の背景、ギルドカードの背景や勲章、
果てにはそこらに置かれた麻袋などの小物まで。
更に詳細に例をあげていくと文字通りキリが無い。
ハンターが関わるものには必ず描かれると言っても過言ではなく、
ギルドの影響力の大きさが間接的に分かる象徴でもある。
龍の紋章
- 東を向く伝説の黒龍を象ったギルドのもうひとつの紋章。
- 強大な力の象徴としてモチーフとされているが、ギルドの最上層部のごく一部を除いてその邪龍の実在を知らないので、
この紋章が畏怖の対象となることは無い。
実際、タンジアの港に描かれているものの作中では全く話題にあがらず、多くのハンターに踏みつけられている - 初期の作品では上記のギルド紋章よりも目にする機会が多く、
クエストの残り時間を示すUI、ベースキャンプのテント等に使用されている。
また、砦やシュレイド城に掲げられている旗もこの頃はこちらの紋章が使われていた。
撃龍槍のスイッチに描かれる事も過去には多かったが、後述の紋章の出番が増え続けている。 - 勲章には「天地狩猟ノ覇紋」や「全ての『名』を越えし覇紋」、
MHX(X)の特殊許可クエストのアイコン、ごく一部の武具等に使われている。
変わり種としてはこちらの装備に使われている。 - シュレイド城の各所に残された物品にはこの紋章に剣または塔の様な建造物を組み合わせた模様が施され、
そのひとつの内の「シュレイドの旗飾り」はハンターの自宅に設置できる。 - ギルド紋章であったり、ギルド紋章Bであったり、龍の紋章、黒龍の紋章等々、公式側でもかなりの表記揺れが見られる。
撃龍の紋章(仮称)
- 撃龍船や近年の作品の撃龍槍のスイッチ等によく描かれている東側に竜/龍の頭が付いた錨の様な紋章。
- 正式名称は不明だが、「撃龍」の名を冠する物品やそれに関わる物に描かれており、
近年にかけて使用箇所が増加傾向にある。 - MH3から登場した撃龍船の船体や帆、大銅鑼、撃龍槍のスイッチ、ベースキャンプの装飾等、探してみると意外と多く、
拠点内では星の船の「五匹の竜の間」等に置かれている銅鑼にこの紋章が使われている。
逆にハンターの武具にこの紋章が使われることは一切無い。 - ギルド紋章と組み合わせた物も登場しているが、こちらは兵器等には使われず巨大な船舶にあしらわれている。
- 希少特産品のアイコンはこの紋章を簡略化したものとなっている。
その他の紋章
各作品の紋章
- タイトル画面やパッケージ等に使われる紋章。作品毎にそれぞれ違う。
ポータブルシリーズ以外で使われており、基本的に各作品のナンバーに対応する数の竜が描かれる。 - 作品の象徴ともあって、どの紋章も意味付けがなされており、
見た目に関しては登場するモンスターや種族を象っていることが多い。 - タイトル画面、ロード画面は勿論、一部の武具や拠点内の装飾、ギルドガードの背景等に使われる事もある。
- MH2
- 2匹の古龍をモチーフとし、ゲーム内ではドンドルマの拠点内の装飾、
クエストへ赴くための飛行船、討伐隊正式銃槍等で使われている。
クエストクリアの表示には2つに分かれ、文字を両側から挟むような形で登場する。
MH4Gでも狂竜ウイルス研究所のある建物の壁に、紋章が描かれた旗が掛けられている。
- MH3
- 3匹の竜をモチーフとし飛竜、海竜、獣竜の登場する「モンスター王国」をイメージしており、
その形は錨を模し、中心は歯車が描かれ、内側にギルド紋章の意匠が見られる。
ゲーム内ではBCのテントや、タンジアの港の銅鑼等に使われている。
- MH4
- 後述の、我らの団の紋章に合計4匹の竜と龍が組み合わされて描かれている。
上部に描かれた2匹は作品のテーマや描写、デザインから
それぞれゴア・マガラとシャガルマガラと見られている。
ゲーム中では下画面の拠点内マップの隙間から、こちらをいつも覗いている。
- MHXX
- 北にバルファルク、南に鏖魔ディアブロス、東に彗星が描かれており、
西はMHXのロゴのタマミツネの部分が上から被さるように位置している。
ガムートはどちらの作品でも文字に隠れていて結構不憫。
因みにこの彗星のマークはバルファルクを討伐した証の勲章「彗星を掴んだ者」に使われている。
- MHW
- 5の名前こそ冠していないものの、5匹の竜が描かれ、
中央上部には巨大な光り輝く星、左半分には海原と3つの星、右半分にはギルド紋章の意匠が見られる。
簡略化された物を含めると拠点内ではこれでもかと言うほどにちりばめられている。
作中で読めるおとぎ話にも5匹の竜が登場し、
関連性が指摘されているが現時点ではどちらも何のモンスターを模しているのかは不明。
- MHW:I
- 西を向き、口からブレスを滾らせる1匹の龍/竜が描かれ、
中心下部には巨大な星と4匹の竜/龍の意匠が見られる。
作品内では、前人未踏とされていたはずの土地で発見された巨大な船舶に描かれている。- 調査団の派遣以前に独りで新大陸を目指して旅立った
「一つ星の男」と呼ばれる冒険家(フィールドマスターの師匠)が用いていた紋章。
現在のハンターからは「先駆の紋章」とも呼ばれ、
ギルドカードの背景や各セリエナ祭の屋内装飾としても使われている。
- 調査団の派遣以前に独りで新大陸を目指して旅立った
- MHRise
- 右側に西向きの龍が、左側に東向きで上下の反転した龍が描かれており、
渦巻きのような点対称性のあるデザインとなっている。
刻印のような意匠だった過去作品とは打って変わってシルエット型であり、
毛筆で描いたような力強い輪郭が特徴的。
- MHR:S
- 前作を踏襲してシルエット型であり、右を向いた1体のドラゴンが大きく描かれている。
今までのものと比較するとかなり直球なデザインでわかりやすい。
- MHST
- この作品を象徴するモンスターの背に乗る者が描かれている。
天地の覇紋
- 2頭の飛竜が描かれた紋章。
怒れる銀火竜と金火竜を征した者へココット村の村長より授けられる覇者の証。
この覇紋を持つ者やそれに匹敵する功績を持つ者に煌竜剣の作成や所持が許される。
ジンオウガ紋章
- その名の通り、ジンオウガを象った紋章。
2種類存在し、1つ目は中心の円内部に更に装飾が施され、
それを囲むように西を向く雷狼竜とその前足が位置しているもの、
2つ目は遠吠えをする雷狼竜の頭部を模したものとなっている。 - 前者はギルドカードで「雷狼文様」とも呼ばれ、ハンター達に使用され、後者は一部の公式グッズに見られる。
王家の紋章
- MH3Gにて登場。今は亡き滅びた王国で使われていた、双頭の龍を象った紋章。
- 現実世界での各種リボンマークを上下逆さまにし、より角張らせて簡略化したようなデザインをしている。
細かい意匠については双頭の龍が描かれている事が説明されている以外、現時点では不明。 - ゲーム中では狩猟船の宝探しでまれに手に入り、同じく見つかる王冠などと
調合すると高額の換金アイテムになるのだが……?
詳しくはこちらを参照。
ブラキディオス紋章
- その名の通り、ブラキディオスを象った紋章。
左向きに丸まった砕竜が腕をかなり強調されて描かれ、リアルでの関連グッズで出番が多い模様。
我らの団の紋章
- 我らの団を象徴する紋章。
- 団の結成時に団長と加工担当の2人によって決定され、
顔のある太陽に一対の巨大な翼を付けた様な見た目をしている。 - 文字通りキャラバンの顔としての役割を果たし、結成初期からのメンバーの衣装やハンターの防具、
見切れているがパワーブロウニー、クエストボード、イサナ船の船首や気球等に使われている。
ロード画面には色付きで、クエストクリアの表示には文字を口に咥える形で登場するなど、出番は非常に多い。
また、「中心に何かを描き、それに翼を付ける」という意匠は
メンバーそれぞれの役割を表すアイコンにも取り入れられている。 - MH4のロゴともなっている紋章には、翼の部分を豪華にして計4匹の竜と組み合わせた趣となっている。
筆頭ハンターの紋章/筆頭紋章
- 筆頭ハンターを象徴する紋章。
- 「龍の紋章」とは逆の西を向く1匹の竜/龍が描かれ、その中に簡略化された「ギルド紋章」が書き込まれている。
確認できる手段は少なく、数量限定スペシャルパックのMH4G同梱版に付属する
「モンスターハンター4G 筆頭ハンター仕様」のNew3DSLLをはじめとする公式グッズ等と、かなり限られる。 - MHW:Iのメインロゴにはよく似た紋章が使われており、調査団団員にも筆頭ハンター出身の者が所属している事や、
調査団そのものがギルドと深い関わりを持つ事から関連性が指摘されているが、
デザイン上の差異が非常に多く、現時点の情報から言えることはあくまでも似ているという事だけに留まる。
謎の紋章
- シナト村の神殿や禁足地に描かれる謎の紋章。
- 中心には上から順に菱形、逆三角形、下方向に針が延びた円が列べられ、
そこから放射状に装飾が伸び、中心に位置する何かが翼を広げている様にも、
光り輝いている様にも見えるデザインをしている。
何が象られているかはストーリーを進めていくと、それとなく示唆されていく。
鷹翼の紋章
- 団長からの挑戦状をクリアすると与えられる勲章。
- 団長の伝書鳥を模しており、ギルド紋章が描かれた盾とセットになっている。
クロスの紋章
- 宿命の四天王を討ち果たしたハンターに与えられる勲章。
- MHXのロゴマークと同様のデザインをしている。
新大陸古龍調査団の紋章
- 新大陸調査団の紋章及び各期団が掲げる旗に刻まれた紋章。
- 調査団全体の紋章は五匹の竜の話になぞらえ、
5頭の竜が盾を形作るエスカッシャンになっている。
中央上部には導きの蒼き星に見立てた大きな星、エスカッシャンの右側にはギルド紋章、
左側は上部に描かれた一番星を目指して進む星々が描かれている - 各期団の旗は以下のとおり。
- 調査団全体の紋章は五匹の竜の話になぞらえ、
- 一期団
- 赤地に黄色い縦のラインが入った旗、紋章は下が長い十字の星。
冥い海に輝き、すべての導となるようにという意味が込められている。 - 二期団
- 十字に分けられた左上と右下が琥珀色、右上と左下が黒色の旗、
紋章はモチーフがやや分かりにくいが渦を巻いた炎を表す。
すべてを生み出す炎を象徴し、決してその情熱を絶えないように、という願いが込められている。 - 三期団
- 左半分が桔梗色、左半分が藤色の旗、紋章は水が溢れる杯。
知識を湛え溢れさせ、いかなる時も冷静であるように、という願いが込められている。 - 四期団
- X字に分けられた上下に緑色、左右に濃い緑色の旗、
紋章は車輪。開発陣の発言では歯車の意味合いもこめられている。
その力強さと勢いで、調査を前に進めるという意味が込められている。 - 五期団
- 白銀の下地に金色のラインが縦に入った旗、
紋章は翼のようにも見えるが追い風のモチーフ。
古龍渡りの解明に決着をつける追い風になるようにという願いが込められており、
ストーリー中でも五期団への期待が語られる場面がある。
- その他調査団についてはこちらを参照との事。
炎獅子の紋章
- 西に炎王龍、東に炎妃龍、中心部に新大陸古龍調査団の紋章が描かれた紋章。
番の龍が後ろ足で立ち上がり、口からブレスを滾らせながら中心の紋章を掲げている。 - MHWでの炎妃龍追加に併せて用意されたステッチ調のギルドカード背景で、ゲーム本編には殆ど関係無い。
封印のハンターの紋章
- 漫画「モンスターハンター オラージュ」に登場する
封印のハンターに与えられる太極図の様な紋章。
作品内のハンター達にとって特別な意味を持つが、詳しくはリンク先を参照。
各拠点のシンボルマーク
メインシリーズ
- ドンドルマ
- 街の風景を抽象化したデザインをしたマーク。
大老殿へと続く階段と回りの風車が描かれている。 - また、大老殿やアリーナのマークも別に存在する。
- 街の風景を抽象化したデザインをしたマーク。
- ユクモ村
- 温泉とも燃え盛る炎ともとれるデザインをしたマーク。
- 村内の随所に描かれ、歴代のシンボルの中で一番暮らしに根付いているとも言える。
- 世界観上のデザインとしては古くから存在していたらしく、
村で発掘された防具の意匠に類似性が見られる。
- バルバレ
- 撃龍の紋章(仮称)をそのまま建物としたような集会所を模したマーク。
集会所の内部装飾や銅鑼に描かれる。 - デザインの相違点としては、上部に用意された楼や左右の向きが挙げられる。
- 集会所のシンボルの方は左右に竜/龍の頭を持ち、その中心に操舵輪が描かれている。
- 撃龍の紋章(仮称)をそのまま建物としたような集会所を模したマーク。
- ナグリ村
- 村長の特徴的な顔とマスクを模したマーク。
- 村内の採掘所や武具研磨工房等、村特有の職に関わる場所に使われている。
- シナト村
- 村を象徴する風車……ではなく、三方*2に何かが乗せられているように見えるデザインをしている。
- マカ錬金の蔵の建物に同様の意匠が見られ、壺に描かれている模様と並べて描かれることから、
錬金に何らかの関わりを持つものがモチーフと考えられる。
- 龍識船
- 龍歴院の保有する飛行船であるため、基本的に同様のマークが使われる。
- 龍識船武器には核の部分のみの簡易的なマークがより目立つように使われている。
- ただ、調査隊のシンボルがそれとは別に存在し、
バルファルクがハッキリと描かれている。
この隊の結成はバルファルクとの邂逅前であるので、
シンボルの作成時期はゲーム本編中、もしくはその後と見て間違いないだろう。- ただしこのバルファルクのマークは他の紋章と違って、
コラボ防具以外ではゲーム内に出てきていないどころか
イーカプコンのグッズ販売ページにおいて
「龍識船の調査隊が付けるエンブレムをイメージしたデザイン。」
という説明が書かれており、作中世界に実在はしていないファングッズの可能性がある。
グッズの方は紋章のデザインの中にMONSTER HUNTER XXと入ってるしね
- ただしこのバルファルクのマークは他の紋章と違って、
- 調査拠点アステラ
- アステラを抽象化したシンボルマーク。
下層(船着き場)、中層(水車又は歯車)、上層(星の船)が描かれ、
中心部には簡略化された新大陸古龍調査団の紋章が位置している。
- アステラを抽象化したシンボルマーク。
- 研究基地
- 研究基地を抽象化したシンボルマーク。
三期団の紋章と基地内の特徴的な装飾が組み合わされている。
- 研究基地を抽象化したシンボルマーク。
- 前衛拠点セリエナ
- セリエナを抽象化したシンボルマーク。
集会エリア後方にそびえ立つ蒸気機関と煙突、そして下部には湯気または蒸気が広がっている。
やはりと言うか中心部には簡略化された新大陸古龍調査団の紋章が位置している。
- セリエナを抽象化したシンボルマーク。
- カムラの里
- カムラの里には複数のシンボルマークが存在していることが確認できる。
- 主人公の自宅や集会所のクエスト出発口にある暖簾などには、
手裏剣2つを重ね合わせたような「祓え桜」。
このシンボルマークはロード中の表示などにも使われており、最も目にする機会が多い。 - 里の至るところに張られた垂れ幕には、青地に朱色で縦に菱形が3つ連なり、その下に2本の横線のマーク。
- 集会所の入り口や茶屋の周りの幕には、桜の枝の下に風呂敷包みを置いたような意匠の「月兎」。
- 主人公の自宅や集会所のクエスト出発口にある暖簾などには、
- カムラの里には複数のシンボルマークが存在していることが確認できる。
- エルガド
- 金色で船を真正面から図式化した模様が描かれた青い旗が随所に見られる。
これがエルガドそのものの紋章であるようだ。 - エルガドの母体である「王国」にはまた別の紋章がある。
恐らく、自室のデフォルトの壁掛けである「王国旗」がそれであると思われる。
王国旗のデザインは赤と青で塗り分けれた盾型のマークに、
剣を象徴するような柄が刺さったもの。下部には鳥のようにも見えるマークが見える。- 盾の中にはお馴染みの※のようなマークが含まれているが、
ギルドと王国に何らかの繋がりがあるのか、単なる偶然でデザインが被っているのかは不明。
- 盾の中にはお馴染みの※のようなマークが含まれているが、
- 金色で船を真正面から図式化した模様が描かれた青い旗が随所に見られる。
派生作品
- ギルデカラン
- 簡略に描いたギルドのある建物を囲う巨大な防壁を描いたデザイン。
下の方には口を開き炎を吐く2頭の竜の頭部も描かれている。
いかにこの街がギルドやハンターの活動のおかげで栄えているかが察せられる紋章と言える。
街の中に掲げてある旗や門の上部、港に積まれた木箱など至る箇所に描かれている。
- 簡略に描いたギルドのある建物を囲う巨大な防壁を描いたデザイン。
- アルブラクス村
- 村中央に生えた大木や、そこに湧き出ている泉を描いたマーク。
村長の家の屋根に大きく描かれている。
- 村中央に生えた大木や、そこに湧き出ている泉を描いたマーク。
- クプニ村
- にゃんにゃんぼうの先端部分をそのまま意匠化したようなマークが村の入り口にある。
また、村内には肉球をそのまま描いただけのようなマークも多数見られる。
- にゃんにゃんぼうの先端部分をそのまま意匠化したようなマークが村の入り口にある。
- マハナ村
- 各民家の藁ぶき屋根それぞれに、白地に青い左右対称のマークが描かれた布飾りが掛けられている。
青いマークはまるで口を開いた竜の牙のようにも、天から雫のようなものが落ちてきているようにも、
あるいはタマゴの中から小さなオトモンが生まれ出る瞬間の象徴のようにも見える。
また、その布の周りをリオレウスの甲殻の色合いを模したガーランドが連なっている。
- 各民家の藁ぶき屋根それぞれに、白地に青い左右対称のマークが描かれた布飾りが掛けられている。
- クアン村
- 村を象徴する風車を象ったデザインのマーク。寒冷地の村らしく、青地に白。
村の入り口の門に描かれているのは簡易版で風車の羽根の部分のみになっており、
その下の部分まで描かれた完全なものは村長の家の正面に垂れ幕として下がっている。
- 村を象徴する風車を象ったデザインのマーク。寒冷地の村らしく、青地に白。
- ルルシオン
- 中央上部にギルド紋章Aを簡略化し「※」の形にしたものが描かれた盾が据え置かれており、
その下に2本の槍を交差させたシンボルマーク。槍の左右には三角形の構造体も見られる。
街の至る所にこのデザインの旗が掲げられている。 - ちなみにルルシオン総獣研究所はこのマークではなく、ギルド紋章Aがそのまま使われている。
- 中央上部にギルド紋章Aを簡略化し「※」の形にしたものが描かれた盾が据え置かれており、
- アイルーの隠れ家
- U字型の三日月の内側に肉球のシンボルマーク。
正確にはポモレ花園にあったアイルーだけの村のマークだが、避難先の隠れ家でも同じものが使われている。
- U字型の三日月の内側に肉球のシンボルマーク。
余談
- ギルド紋章Aは、露出の多い割に正しい向きやデザインについてはそこまで大切に扱われていない様で、
MH3からMHXXに至るまで、掠れているのを良いことに支給品/納品BOXに左右反対でペイントされていたり、
復活した砦やシュレイド城のベースキャンプでは、
裏側から見れない場所にもかかわらず表裏を逆にして飾ってあったりとかなりぞんざい。
バルバレの集会所や大老殿のテーブルクロスや床の絨毯に至っては
4つのモチーフの内のひとつが足りず、あろうことかその場所には代わりに別の物が描かれている。
おい、これはさすがに酷いぞ
特に近年のギルドで適当に扱われている傾向が強い。- 集会所の屋内装飾の方は、プリレンダムービーの「集いし猛者ども」でさえ、修正されていないところを見ると、
モチーフが足りない事には何かしらの深い意味があると考えるのが妥当か。
逆にBOXはOP共に正しい向きなので擁護しようがない。
- 逆にリアルでのグッズ展開ではこの手のミスは見られない。
しっかり検品されているようだ - BOXに関しては、MHXで事態を重く見たのか、
新に登場した汎用フィールドからは左右反対になっていても何の問題の無い簡略化したマークを使った新デザイン、
MHWorldでは万が一間違っていても一目で分かる掠れていないデザインに変更された。
- 集会所の屋内装飾の方は、プリレンダムービーの「集いし猛者ども」でさえ、修正されていないところを見ると、
関連項目
世界観/ハンターズギルド
アイテム/刺繍入りの登頂旗
アイテム/ギルドフラッグ
アイテム/光り輝く王冠
ゲーム用語/アイコン