アイテム/ペピポパンプキン

Last-modified: 2023-10-17 (火) 11:26:41

MHP3で初登場した素材アイテムの一種。主に農場などで入手できる。

目次

概要

  • 橙色のポップなカボチャ。精霊が宿るという噂があり、放っておくと巨大に成長する。
    大きく育ったものはハンマーヘビィボウガンに加工する事も出来る。
    また、内部をくり抜き装飾と加工を施せば立派な防具となる。
    作品によっては採取珠の生産素材としての用途もある。
    • 当然と言うべきかハンマーとボウガンではサイズが大分異なる。
      内部の構造を考えると、ハンマーの方が元の大きさに近いか?
    • どうやら食用にもなるらしい。かつて素材になる虫が食べられた事を考えれば驚く程の事でもないが。
  • 「南瓜の端材」を手に入れられる唯一の素材である。
    他にカボチャがないので当然といえば当然だが
    • ペピポパンプキンは下記の通り以降も登場しているが、南瓜の端材はMHP3にしか出ていない。
      些かピンポイント過ぎたか。
  • アイコンは種系アイテムのそれ。
    色はカボチャらしいオレンジなので、忍耐の種とほぼ同じ。
  • 食用にも武具素材にもなる優秀なカボチャだが、
    容易には増やせないためか売却価格は500zと植物素材としてはかなり高額。
    怪力の種の3倍以上で下位大型モンスターの鱗に並び、
    小型モンスターの素材ならば上位の物より高値で売れる。
    畑で量産出来ない事が悔やまれるアイテムである。

MHP3

  • 畑の作物からのおこぼれとしてたまに手に入るが、これ自体を畑に植えられないのが残念。
    集めるとなるとなかなか集まらない素材の一つでもある。
    • 土レベル3にした畑に赤の種か緑の種を植えるのを繰り返すとそこそこ入手出来るため、
      必要数手に入るまで、怪力の種稼ぎを中断してこれらを植えると良。

MH3G

  • 次作MH3Gでも登場するが、モガの村周辺の気候では育たないらしく、交易でしか入手できない貴重品となっている。
    しかも希少交易、さらにそのランクが★5とかなり高く、気軽に入手できるものではない。
    因みにランク★5の希少特産品火竜の上カルビやら大きな黒曜石やら水竜の大トロやら
    集めるだけでも命懸けの逸品ばかりである。確かにモガの村では貴重品なのだろうが、
    本当にそれほどの価値があるのか? と首を傾げるプレイヤーも多い。
    • 使い道はカボチャヘビィことサンドリヨン、そしてカボチャ装備ことマギュル装備の作成がメインだが、
      地味なところでユクモ受付嬢装備の作成にも少し要求される。
      いずれも趣味装備に近い上に数も大量に要求される為にとても割に合わないので、
      率先して手に入れるハンターは少数だろう。
    • 一応山菜爺さん落とし穴と交換してくれたりするが、まさかクエスト中に罠を手に入れる目的で
      これを持ち込む酔狂なハンターはいないだろう。
  • 装備の要求数から考え、当初は農場で増やせるようにする予定だったものを
    『農場に対応させるのを忘れた』or『農場非対応化が決まった際に要求数の調整を忘れた』
    と推測するハンターも存在する。
    • あるいは、ペピポパンプキンの入手が上位からにもかかわらず、
      ズッカカロッツァがなぜかレア2(下位扱い)であることを考慮すると、
      本来の希少特産品ランクが★3~4程度とも推測できる。
      これなら要求数もまぁ納得できなくはないのだが…。

MH4

  • 農場・交易システムが全て竜人問屋に統合されたため、
    問屋にアイテム増殖を依頼した時に副産物として入手するスタイルに変更。
    草系・キノコ系アイテム増殖時にランダム入手となり、入手率UPアイテムの存在もあって
    入手難易度は大幅に低下した。
    だが残念ながらズッカカロッツァはリストラされてしまい、霊槌カボチャ王の復帰も無く
    ほぼマギュルシリーズ作成専用素材となっているのだが、肝心のマギュルシリーズのSPが
    イマイチ不評な3G仕様なので使い出があるかどうか… 回避性能罠師が付くP3仕様ならば
    爆弾戦法が復活した片手剣士に好評だったであろうことを想うと残念である。
    • ただし、上位中盤まではマギュルシリーズが溜め短縮のポイントを持つ唯一の防具なので、
      大剣使いと弓使いは泣きながらマギュルを着こみつつ合間合間にお守りを掘ることになる。
    • 一応、一式で最大数生産が発動する数少ない防具なので、
      素材玉(鉄鉱石+ネンチャク草)や弾を調合するのには使える…かもしれないが……。

MHX(X)

  • アイルーたちがのんびり暮らすという村の農場
    ぽかぽかファーム」で交易した際の副産物にマイナーチェンジして登場。
    ハンマーとボウガンは無事復職、防具も続投した。逆境珠【1】の材料としてもお声がかかっている。
    なおボウガンは上位にならないと作れない。
    • 防具は水耐性が高く火属性攻撃が得意、という理に叶った組み合わせになった。
      自分も火耐性マイナスだけど平気なんだろうか。
      今作は溜め短縮が必須ではないスタイルラングロという同期もいるため、4の様な事態にはなっていないが、
      脚装備が大剣や弓のテンプレとして部位運用されている。
    • 折角メンバーが出揃ったものの、
      交易の受け取り画面でペピポパンプキンが10枠になるとフリーズし強制終了するバグという悲劇に見舞われた。
      幸い12月22日のアップデートで解消された。トリックオアトリート。

MHRise(:S)

  • オトモ隠密隊を水没林へ派遣すると持ち帰ってきてくれることがある。
    レアアイコンが出ているなら見逃さないようにしよう。
    装飾品への用途は無くなり、取引価格が300zに値下がりしている。
    カムラの里では受けが悪いのか。

ワヲンパンプキン

  • MHRiseで登場した上位のカボチャ
    ペピポパンプキンが巨大に成長しきったものを「ワヲン」と呼ぶのだそうだ。
    こちらは上位のマギュル系武具を生産・強化するのに用いる。
    上位の水没林へにオトモ隠密隊の派遣すると手に入る事がある。
    群島での同枠「星見の麗花」と並ぶレア度6に、それ以上の取引価格1300z。

マキシパンプキン

  • MHR:Sでついに登場したマスターランク素材のカボチャ
    丁寧な世話によって常識外れの大きさに到達した、ペピポパンプキンの王様と称される代物。
    上記のワヲンパンプキンの中でも、別名を与えられたブランド種ということだろうか。
    一体誰が世話をしていたのだろうか…?
    ワヲンパンプキンの強化が済んだ武具を更に強化するのに使用する。
    同様にマスターランクの水没林にオトモ隠密隊を派遣した時手に入る。
    「星戻の稀花」と並んで植物素材最高のレア度8を誇り、取引価格も2600zとかなりのもの。

余談

  • 名前の由来はおそらく「ペポカボチャ(ペポ種カボチャ)」だと思われる。
    ペポカボチャは主に園芸用のカボチャ属の植物を指し、食用になるかはその種類にもよる。
    有名どころではキンシウリ*1やズッキーニなどがこれに当たり、
    世界中のハロウィンで最もよく使われる黄色い皮のカボチャもこのペポカボチャの仲間である。
    そのペポカボチャ(キン)に「」を加えるとうまい具合にパ行が全部揃うので
    こんなネーミングになったのだろう。
    • 英語でペポ種カボチャは「Cucurbita pepo(ククルビタ ペポ)」とパ行とは関係ない呼び方をする為、
      ペピポパンプキンも海外では「Bumble pumpkin」と言う名前のようだ*2
  • ワヲンパンプキンは成長を終えたという点から、
    もう後がないという意味で五十音最後の「わをん」をあてたものと思われる。
    海外でも同様の意味で「Omega pumpkin」。
    • マキシパンプキン(Maximumpkin)の名前の由来はMaximum(最大)か。成長し切った中で最大級と言うことだろう。
      後述のマキシマ種/maximaとのダブルミーニングとも取れる(ちなみに同じ語源である)。
  • 野菜として栽培されるカボチャは、
    最多種は「マキシマ種(日本では西洋カボチャともいう)」という種で、
    次点で「モスカータ種(別名、日本カボチャともいう)」という種となっている。
    西洋カボチャや日本カボチャという別名は、日本への導入時期にちなんだものであり、
    ペポ種含めてカボチャの原産はいずれも中南米である。
    • なお、カボチャを英語で「Pumpkin(パンプキン)」と覚えている人は少なからず居るが、
      パンプキンはハロウィン用カボチャなどの黄色い皮の品種を指す言葉で、
      緑色の皮のカボチャなど、パンプキン以外の品種は「Squash(スカッシュ)」と呼ばれる。
    • 五十音の最後「わをん」をその名に冠するワヲンパンプキンは
      モンハンに登場するありとあらゆるアイテムの中で五十音順の最後に位置する存在ではなかったりする
  • 現実世界ではやたら巨大に育ったカボチャを出品し、その大きさを競うコンテストが世界各地で開催されている。
    それ用に生み出された競技用のカボチャというものも存在し、
    大会によってはたった一個で数百キログラムもの重量を誇るオバケカボチャわんさか出品される事もある。
    ギネス記録に登録された世界最大のカボチャに至っては約1.2トンにも達しているという。
    ペピポパンプキンも育て方によっては充分張り合えるかもしれない。
    なお、このようなコンテストに出品されるカボチャは基本的に元々が観賞用のカボチャなので、
    食べられない事もないが残念ながら美味しくはないという。

関連項目

武器/霊槌カボチャ王
武器/サンドリヨン
防具/マギュルシリーズ
アイテム/オオモロコシ - 農場から狩場へ赴いた先輩。実は売り値も同額。
アイテム/ドスビスカス - ぽかぽかファームの副産物仲間で武具になる先輩。
アイテム/ドテカボチャ - 味より育て易さを重視した食用カボチャ。
システム/発見物/その他 - 対象の1つにカボチャがある。
システム/アイテムを増やす
システム/農場


*1 通称「素麺カボチャ」。調理すれば食べられるが、その調理法によっては果肉が素麺のようにほぐれる事からその別名が付いた。
*2 bumble(バンブル)は「しくじる、失敗、どもる」の意味。なおパンプキン(ヘッド)はスラングで「間抜け、バカ」という意味も持つため、Bumble pumpkinを意訳した場合酷い悪態になると予想される…ポップなカボチャが何をした