MHP3にて初登場したハンマー。ぺピポパンプキンをメインに加工して作られる。
悪霊を退ける効果があるらしい。
目次
概要
- ハンマーヘッドの見た目を端的に表せば、笑い顔の形にくり抜かれたカボチャ。
おぞましくも滑稽で憎めない笑みを浮かべているのが特徴であり、
武器を振る度にどこからともなく笑い声が響き、
溜め中には内部から発光するギミックも仕組まれている。
また、柄の部分まで長い蔦が伸びているほかてっぺんには帽子のような小さな飾り物もある。
MHXの最終強化後の説明文によると、
この愉快なカボチャの王はあらゆる悪霊を浄化し、友達にしてしまうという。- ここまで書けばお分かりだろうが、
モデルとなっているのはハロウィンの代名詞ともいえるジャック・オー・ランタン(Jack-o'-Lantern)。
- ここまで書けばお分かりだろうが、
性能
MHP3
- ジャック・オー・ランタンをモチーフにしたからなのか、火属性が搭載されている。
しかし属性値はびっくりするほど低く、なんとたったの10しかない。
そもそもハンマーはそこまで攻撃手数が出ない武器なので、
もはや火属性なんて無いに等しいといってもそこまで間違ってなかったりする。
- ただ、救いがあるとすれば製作時期であろう。
この武器は上位武器なのだが、上位素材といっても必要なのはユクモの堅木と王族カナブンの二種で、
他は全て下位で手に入る素材である。
そのため、順調に素材が集まれば上位昇格直後のクエスト攻略用として使えるだろう。
順調に素材が集まればの話だが…。- というのも、前記にあるがこの武器はペピポパンプキンを使って作られた武器である。
しかし、ペピポパンプキンも畑でたまに手に入るという感じのアイテムであり、
ペピポパンプキンを直接育てることはできないので
いざ集めようとしても例のアレもあいまって骨が折れる。
そして、パンプキングから霊槌カボチャ王に至るまでに使用する南瓜の数は合計17個に及ぶ。
17個ものペピポパンプキンの入手を待つくらいなら、別の武器でとっとと攻略してしまった方が早い事も多い。
- というのも、前記にあるがこの武器はペピポパンプキンを使って作られた武器である。
- ちなみにMH3Gでもぺピポパンプキンは健在、サンドリヨンやマギュルも続投しているにもかかわらず、
霊槌カボチャ王だけは何故かリストラされてしまった。
もっとも、MH3Gではぺピポパンプキンの入手方法が変更されより一層入手しにくくなってしまったこともあり、
このような能力の武器をそこまで手間暇かけて作ろうとする人はおそらくいないであろうことから
この判断は妥当と言えよう。ヘビィはかろうじて役があるというのに。
MHX(X)
- 上述の通り、MH3G以降リストラされていた霊槌カボチャ王だったが、MHXにてまさかの復活。
今作のペピポパンプキンは「ぽかぽかファーム」との交易にオトモアイルーを派遣する事で副産物として手に入る。
村☆3または集会所☆2解放後に入手可能となる上、
カボチャヘビィと違い下位から生産可能なので入手時期はそこそこ早い。
- 「パンプキング」を一発生産(他武器からの派生は不可)した後、LV4でおなじみの「霊槌カボチャ王」となる。
その性能は、- 低めの攻撃力180
- これまた低い火属性16
- 会心率0%
- 斬れ味は素で青まで、斬れ味レベル+2でやっと超短い白
- スロット3つ付き
- はっきり言えば、他に強力な火属性ハンマーはいくらでもある。
また入手時期は早いと書いたがその後LV3で獰猛な火炎袋2個が、
LV4で勇気の証G1個が必要なので、最終強化となると時期が結構遅くなるのも痛いところ。
ただし、スロットが生産時点で2つ、LV3で3つになるので拡張性は非常に高い。
炭鉱夫のスキル発動補助用としては担いで行けるだろう。
- MHXXからは更なる強化が可能となった。
G級イャンクックを狩れるならすぐさま限界突破を行えるほど難易度が低く、
G2で獰猛化イャンクックから獰猛な業炎袋を入手すれば、
他の火属性ハンマーよりひと足早く最終強化前まで到達出来るため、
3スロも相俟ってG級序盤攻略用のハンマーとして普通に活躍出来る。
この時点で長めの青60、匠で白15(匠2で白40)に攻撃力240と攻略段階としては高めで火属性20のオマケ付き。
凄いぞカボチャ王。
- 最終的に霊槌ズッカボチャ魔王と銘を変える。
肝心の性能は、- 低めの攻撃力300
- 火属性値23と控えめ
- 素だと10しかない白ゲージと40と標準クラスの青ゲージ、匠+2で白は60まで伸びる
- 相変わらず火ハンマー唯一のスロ3
いまいちパッとしない性能と言える。
ただ、3スロットという他の火属性ハンマーにはない特徴を持っているので、差を付けるならここか。
ネタ枠であるにもかかわらず他のまともな火ハンマーの面々と比較ができるようになった大健闘ぶりは驚愕の一言。
魔王にまでのし上がったその努力に只々拍手を送るばかりである。- 肝心の強化タイミングだが、あろうことか不屈の証Gを要求してくる。なんてこった。
他の材料はG3でディノバルドを狩れば全て手に入るだけに物凄く惜しい。
MHRise
- お仲間共々本作で復帰。
今作のペピポパンプキンは、オトモ隠密隊(下位)を水没林に派遣すると副産物として手に入る。
また、強化には今作で追加された上位素材・ワヲンパンプキンが必要。
こちらは上位の水没林にオトモ隠密隊を派遣すると入手可能。
ペピポパンプキン入手でパンプキングIが、勇気の証入手でパンプキングIIがそれぞれ制作可能となる。
ネタ武器かと思いきや、パンプキングIIは下位で作れる火属性ハンマーとしては一番性能が良い
(攻撃力150、火属性11、会心0%、斬れ味は長い緑)。
勇気の証の入手が少々厄介だが、それ以外にレア素材は必要ないので作りやすいだろう。
- パンプキングIとIIを経て、最終強化でおなじみの「霊槌カボチャ王」となる。
その性能は- 平均レベルの攻撃力190
- 無いよりは嬉しい火属性14
- 会心率0%
- 斬れ味は素で青だが超短い
- Lv3とLv1スロットが1つずつ
- 百竜強化は「防御力強化III」「操竜の達人」「人魂鳥倍加」
最終強化の為にはワヲンパンプキンの他に蛮顎竜の大鼻骨も必要なので最終強化は上位★6以降となる。
その頃にはレッドビートIや蛮顎槌フラムスフィリが作成可能となるので、どうも影が薄い。
ただ、1つだけとはいえ貴重なLv3スロットを持っているので差別化するならこれを活かすべきだろう。
MHR:S
- MR帯では新素材のマキシパンプキンを使って霊槌カボチャ王改に強化可能。
その後、傀異化した甲殻を使用することでいつもの霊槌ズッカボチャ魔王になる。その性能は- 平均レベルの攻撃力330
- それなり程度の火属性27
- 会心率0%
- 斬れ味は素で白50、匠+4から紫
- スロットはLv3×1、Lv1×2
- 百竜スロットはLv1
- しかし最終装備としては、百竜スロットがLv1止まりなのが痛い。非常に痛い。
特効系が採用できないため、どちらかと言えば属性寄りのバーストリボルバーと
星砕きプロメテオルに百竜スロットだけで物理期待値で抜き返されてしまう。
この二振りには属性値で倍以上の差を付けられており、汎用タイプの火属性ハンマーとしてはとても敵わない。
- ならば物理に特化させれば…と思いきや、そちらの道には例によって蛮炎槌ロギンスフィリが居座っている。
あちらは攻撃力350・延長可能な素紫10・会心率-20%ととてつもない物理型の怪物と化しており、
それでいて火属性値も32とそこそこあるため物理と属性の両方に期待できる武器となっている。
素の紫が10しかないため、白ゲージ運用なら…と言いたいところだが、
白ゲージ・攻撃力350・会心率-20%の期待値はこちらの白ゲージ・攻撃力330の期待値を若干上回る。
おまけに百竜スロットはLv2かつ、通常スロットもLv2×1・Lv1×1と要点を抑えているため、
Lv3スロット一つでこの差を埋めるのは不可能である…。
- ダメ押しとばかりに前出のバーストリボルバーと星砕きプロメテオルはこちらより理論上の完成時期が早い。
本作では性能面では決してネタではないものの、立ち位置としてはいつも通りネタ武器の範疇と言える。
- アップデート第一弾からは傀異錬成の登場により、百竜スロットをLv2にする事が可能になった。
また武器の重ね着にも対応しているため、個性的な防具の重ね着と合わせたい時に是非いかがだろうか?- サンブレイク発売時点では火ハンマーで唯一百竜スロット1だったが、
アップデート第二弾で破邪之槌ウカノミタマが登場したため唯一の存在ではなくなった。
が、百竜スロット1仲間が増えたところで嬉しいかと言うと……。
- サンブレイク発売時点では火ハンマーで唯一百竜スロット1だったが、
- Ver.15では気絶値を強化できる絶撃竜珠が登場。百竜スロットを拡張せずとも実用的なスキルを発動できるようになった。