アイテム/狂竜結晶

Last-modified: 2024-03-17 (日) 18:16:52

MH4(G)とMHX(X)に登場する素材で、まるで狂気が具現化したかのような、覇気をまとう結晶。
扱うには細心の注意が必要だと言う。
明言はされていないが、恐らく狂竜ウイルスが結晶化したものだと思われる。

目次

概要

MH4(G)

  • MH4(G)でこの素材を入手するには、基本的に「生態未確定」と書かれたクエストをクリアする必要がある。
    いわゆる高難度クエストであるが、
    例外的にゴア・マガラのクエストは高難度でも生態未確定でもないが狂竜結晶が手に入る。
    というかほとんどの人は最初にゴア・マガラのクエストをクリアして、
    報酬欄に良く分からないアイテムがあって「何だコレ?」と思ったことだろう。
    また、シャガルマガラのクエストでも報酬で狂竜結晶が手に入る。
    • いずれの場合も、クエストクリア後はサブターゲット報酬の欄に紛れて受け取ることが出来る。
      専用の枠が設けられており、本来の報酬枠を潰したりはしないので安心。
  • また、ふらっとハンターにゴア・マガラの狩猟クエストを依頼すると取ってきてくれることがある。
  • 通常のモンスター素材と同様、レア度によるランク付けがなされており、
    レア度4の「狂竜結晶の欠片」、レア度5の「狂竜結晶」、レア度6の「禍々しい狂竜結晶
    レア度7の「穢れなき狂竜結晶存在自体が穢れそのものな気もするが。
    このうち、「禍々しい狂竜結晶」は上位以上、「穢れなき狂竜結晶」はG級クエスト限定である。
    • 説明文によると、欠片でもどことなく不穏な気配が漂っており、大きな結晶は覇気すら纏っている。
      扱う者に相当の技量を要求するような「禍々しい狂竜結晶」に至っては、
      見ているだけで理性を失いそうになる」という不吉な一文が書かれている。
    • 「穢れなき狂竜結晶」からは白いアイコンからも狂竜結晶なのに真っ白に澄み切った結晶だと予想できるが、
      それでも見ているだけで破壊衝動に駆られるらしい。やっぱ穢れてる。
    • 禍々しい~まではゴア・マガラを、穢れなき~はシャガルマガラをイメージしたものだろうか。
  • シナト村では、古くからこの狂竜結晶を用いた錬金の技術が発達しており、
    これを使って特定のアイテムを増やしたりお守りを合成・変化させたりすることができる。
    • このシステムはMHXにも存在しているが、後述する理由のためか、
      使うアイテムが獰猛化狩猟の証に変更されている。
      MHXにおいては原料の狂竜結晶はギルドや龍歴院から仕入れており、
      狩猟の証は依頼してきたハンターに対する実力の証明書と言った具合に扱われているのかもしれない。
  • 何気に高値で売れる(欠片1000ゼニー、結晶2000ゼニー、禍々しい3000ゼニー、穢れなき4000ゼニー)。
    錬金と高レア度の発掘装備の研磨以外の使い道は基本的にはないので、余ったら売ってもいい。
    買い取った人のその後が心配だが、まぁこんな怪しい物体に金を出しているなら自己責任だろう。
  • ただし発掘装備を厳選する頃になると武具を研磨してからポイントに交換することが多々あるが、
    レア6以上の装備は研磨の際に禍々しい狂竜結晶を使用するため油断していると枯渇する可能性がある。
    集めるなら「JUMP・黒雷に染まる銀世界」がお勧め。
    特に強化個体でない上、報酬で2~4個得られる為効率がよい。
    他には旅団クエストの「高難度:狂威の黒轟竜」あたりでも十分。
    G級ならばどのクエストでも簡単に禍々しい狂竜結晶が手に入る。
    特に「雄の虫、大集合!」は相手が相手だけにあっさりクリアできる。
    • 逆に発掘武器の解体を利用した大地の結晶集めをする場合は狂竜結晶の欠片が必要になるため、
      上位の「高難度:重厚で重甲な晩餐?」などで集める必要がある。
      (G級では狂竜結晶と欠片が手に入らない)
    • 穢れなき狂竜結晶は入手個数や出現率が高く、G級の極限でない生態未確定のクエストや
      ゴア・マガラ及びシャガルマガラのクエストをクリアすればほぼ確実に出現し、一枠で8個入手できることもある。
      また渾沌に呻くゴア・マガラでは1枠で10個入手できることもある。
      極限個体では狂竜結晶ではなく極竜玉になってしまうので注意。
  • 一部のイベントクエストで作成可能な武具にも狂竜結晶を使う場合があるが、
    それほど量は要求されないためあまり気にしなくてもいいだろう。
  • 第14代マカ錬金屋によると、天空山で拾えるらしいが、ゲーム中では採取での入手はできない。
    天空山で拾える設定があるのは、ゲーム内でも実際に起きた、
    禁足地が故郷であるこの龍の力によって天空山一帯に引き起こされたあの事件によるものだろう。

MHX(X)

  • 錬金の簡略化によって狂竜結晶は不要になったが、名残としてちゃんと登場する。
    ゴア・マガラ戦にて入手できる、落とし物限定の精算アイテムになった
    説明文曰く、即刻ギルドへの提出が義務づけられているらしい。やはりその危険性を考慮してだろうか。
    • 同作におけるシャガルマガラも、やはり落とし物として狂竜結晶を落とすが、
      完全なる古龍となっただけあってか、龍秘宝の方が落ちやすい。
      精算アイテムとしての価値は、狂竜結晶よりも龍秘宝の方が高い。
      これはさらに上位のアイテムである禍々しい狂竜結晶といにしえの龍秘宝も同様である。
      • ちなみに、MHXの段階では禍々しい狂竜結晶はシャガルマガラの落とし物から5%で、
        入手手段はこれのみ
        という、並みのレア素材も真っ青の希少品だったりする。
        一方の穢れなき狂竜結晶はMHXXのG級でも追加されずにリストラされることとなった。
    • 同作に登場する狩技に「狂竜身」なるものがあり、自発的に狂竜状態になる丸薬を飲む。
      効果は当該項目を見て欲しいが、もしこの結晶で作られたものであれば…。

その他の作品

  • マガラ系のモンスターは上記以外の作品にも登場しているが、それらにおいては狂竜結晶は存在しない。
  • MHFには遷悠種として登場しているが、狂竜結晶系のアイテムは実装されていない。
    ただし、シャガルマガラが真・狂竜化状態となると周囲に純白の結晶が舞い散るエフェクトが入るなど、
    その存在が意識されていない訳でもないようだ。
  • MHR:Sでも未登場。
    その代わり、ゴア・マガラの落し物で入手できるアイテムが目が無い癖に竜の大粒ナミダとなっている。

余談

  • ウイルスの結晶は現実にも存在する。タバコモザイクウイルスの結晶が有名。
    生き物なのに結晶化するの?と思われるかもしれないが、むしろそここそ論点。
    核酸を持ち、増殖するものの、ほかの生物の細胞の中でしか増殖できない。
    ウイルスは生物というより物質に近いのではないか、というウイルス非生物論の論拠となっているのだ。
    • なお、狂竜ウイルスは厳密に言うところの"ウイルス"ではないため、
      これが結晶化することについてはフィクションとしてそういう物質なのだと考えれば特に不自然ではない。

関連項目

モンスター/ゴア・マガラ
モンスター/渾沌に呻くゴア・マガラ
モンスター/シャガルマガラ
システム/狂竜ウイルス
システム/マカ錬金屋
システム/発掘装備
アイテム/蝕まれた琥珀 - 狂竜結晶との関連が疑われるが現段階では詳細は不明。