た・ま・GO! た・ま・GO!
目次
概要
- MH4の村クエに登場する、卵を運ぶという、内容だけ見ればシリーズおなじみのクエスト。
上記の通り、「秘密の卵運搬」を冠するクエストが4種類存在する形である。
MH4Gでは上位版が1種類追加され、計5種類となった。
- 内容だけ見ればいつもどおりの卵運びであるが、NPC達から依頼を受け、
それによってクエストリストにクエストが追加されるという
ストーリー形式のクエスト群のひとつとなっている。
- クエストの依頼人たちは皆『卵シンジケート』なる謎の組織に属しているらしく、
いかにも秘密めいた様子でクエストを依頼してくる。
この依頼を達成していくことで、卵シンジケート内での格が上がっていく…
というあまり嬉しくないことになっているらしい。- ちなみに、依頼してくるNPCは、バルバレの武具屋、ナグリ村の気のいい土竜族、
チコ村の武具屋(幹部)、シナト村の長老(先代ボス)、ドンドルマの癒されハンター。
ただし、ドンドルマの癒されハンターは
卵シンジケートの裏ボスなる人物からの伝言で嫌々依頼したというだけであり、組織の構成員ではない模様。
その裏ボスの正体は伝言の口調から察してはいけないらしい。ムオッホン!
本当にこの卵シンジケートという組織の構成員は世界中に居るということなのだろうか。
隔絶された地であるチコ村やシナト村でも問題なく繋がっている…どころか、
チコ村の武具屋が組織の幹部であり、シナト村の長老がボスというあたり、
組織の規模は計り知れないものがある。
なお、彼らの正体は一般人には極秘ということになっており、
不用意に正体をバラそうものなら、報復として構成員の刺客を送り込まれたり、
どんぐりロケットにくくり付けられてお空の彼方に飛ばされたりするという。何それ怖い- 土竜族から「玉子さん」と呼ばれた記憶があるかも知れないが、
これは「王子さん」の読み間違いである。 - チコ村の武具屋には数千数万の部下がいるらしい。
- 土竜族から「玉子さん」と呼ばれた記憶があるかも知れないが、
- ちなみに我らの団ハンターは何故かバルバレの武具屋に同志とされてこの組織に関わる事になる。
実際に我らの団ハンターが彼らの同志だったのかは不明。
というか、絶対何もわからないままクエストをこなしていたに違いない。
- ちなみに、依頼してくるNPCは、バルバレの武具屋、ナグリ村の気のいい土竜族、
- もう依頼からして訳の分からないこのクエスト、内容もとんでもない。
というのは、カプコンのドSっぷりがこれでもかと発揮されているクエストなのだ。
卵をひとつ運ぶと、最短距離の通路が岩で塞がれ、
のみならず敵の配置もよりいやらしいものになるのである。
(敵の配置変更の方は過去作でもお馴染みだが、岩まで配置されるのは珍しい)
「飛竜編」では、あろうことか本クエスト専用のリオレイアの登場ムービーまで流れ、
その結果最強の番人たる陸の女王が卵の横で眠ってしまう。
何故こうまでして卵をくすねなければならないんだ…と自問したハンターは多いだろう。
ただ、卵を盗んだ瞬間に目を覚まして襲ってくるといったことは無いので安心してほしい。
もっとも、位置を把握しながら運びたいと考えペイントすると、当然のことながら目を覚ましてしまうので、
このクエストは特に自動マーキングを発動させておきたい。- 当然だが、ネコスキルの「ネコの運搬の超人」「ネコの着地術」を発動させておくと難易度が激変する。
特に着地術は、崖下りルートを一気に短縮できたり、
新たな迂回路を確保したりできるため何としても発動させておきたい。 - 崖登りするハメになる草食竜編は、強走薬を準備できれば更に楽になる。
この時点での強走薬が貴重ならば、スタミナ減少無効を吹ける狩猟笛を担ぐのも選択肢のひとつ。
コンガを倒すだけで一発生産できるので、タイミング的にもちょうどいい。
笛吹き名人を発動させれば強走効果は120秒間持続する、
ボーン装備でベースキャンプまで一気に駆け抜けよう。
- なお、この登場ムービーでは噛みつき攻撃からすぐさま尻尾薙ぎ払いを繰り出すという
従来のG級個体もびっくりのコンボ攻撃を披露していたのだが、
なんと後にMH4GでG級個体がこのモーションを実戦で使用するようになり、
G級新モーションがMH4Gに先駆けて登場していたことが明らかになった。
- 当然だが、ネコスキルの「ネコの運搬の超人」「ネコの着地術」を発動させておくと難易度が激変する。
秘密の卵運搬・最後の難問
- シナト村の長老
- さよう、ワシがボスじゃ。卵シンジケートの大ボスじゃ!
若人よ、飛竜の卵を納品して力を見せるのじゃ!
褒美は食材レベルアップでどうじゃ!
…ワシがボスだということ、大僧正さまには内緒にしといて!
- カプコンのドSっぷりの最たるものが「最後の難問」である。
もうクエスト依頼を見ただけで嫌な予感がしてくるであろう。 そう、飛竜の卵が配置されているエリア8に向かうと、そこには狂竜化したリオレウスがいる。
…だけではない。程なくして狂竜化したリオレイアまで乱入してくる。
当然、卵運び中のハンターを最優先で攻撃してくるという思考パターンは本作でも健在であるため、
両方とも狩猟しなければ最短距離で1つ運ぶのさえままならない
(一応、索敵および運搬系スキルをフル活用すれば討伐せずにクリアすることも出来ることは出来るが…)。
もうこの時点でそこらの高難度クエストなど軽く上回る凶悪なクエストである。
- やっとのことで両方を狩猟してようやくまともに卵を運ぶことが出来るようになるのだが、ここからが本番。
- まずはエリア3の崖を、ガブラスがうろちょろしている中、卵を抱えながら降りなければならない。
でも実は着地術無しでまっすぐ飛び降りて行けたりする
なんとか降りてしまえば、1つ目の場合はそのままエリア1→BCで納品すればよいし、
2つ目の場合もエリア5の短い距離を経由してエリア1に入れば良いため大差はない
(ただし、エリア5にはメラルーがいるため、攻撃を受けて卵を落とさないようにすること)。- 1つ目納品後は例の大岩が1と3の間に設置されるが、3から5を経由するルートで行けば問題ない。
- 大岩は支給品にある大タル爆弾で破壊できる。大岩は1側と3側の2つあるが、支給品も2つあるので事足りる。
- 問題は3つ目である。
これまでの2つのルートが例の大岩で両方塞がれてしまうため、まずエリア8にたどり着くのが大変面倒。
この大岩は支給品に入っているタル爆弾でも破壊できない。
そして飛竜の卵を回収し、エリア3を下ったあとは帰りも大回りを強いられる。
サブターゲットの支給品に強走薬があるので、卵を拾う前に必ずこれを飲んで一気に駆け抜けたい。- ただ、ルート上の敵の配置もとんでもないことになっており、
エリア5にはイーオス、エリア6にはまたもやガブラス、エリア2にはコンガとクンチュウの群れ、
そして辿り着いたエリア1にはさっきまで居たケルビの姿が消えて、
あろうことかロケット生肉ことリノプロスが2頭も居る。
リノプロスの突進は御存知の通り吹き飛ばし効果を持つため、ネコの運搬の超人を貫通する。
突進を食らって落としてしまうと目も当てられない。
幸いリノプロスは段差を登れないので、とっととBCへの入口がある段差を登ってしまおう。 - ネコの着地術があればエリア3を通る必要がなく、エリア4を経由してエリア6に移動できる。
エリア4はネコの巣のため一切攻撃されることなく移動可能。
難易度が大幅に低下するのでぜひともネコの着地術を発動させた状態で挑みたい。 - ネコの着地術さえあればリオス夫妻を倒す必要すらなくなる。
エリア8にいるリオレウスを別エリアに移動させてしまったら、あとは8→4→3→1と移動すればいい。
3個目を運ぶ際も8→4→6→2→1と移動することが可能。
いずれにおいてもリオス夫妻の攻撃を全く受けることなく移動できる。
- ただ、ルート上の敵の配置もとんでもないことになっており、
- まずはエリア3の崖を、ガブラスがうろちょろしている中、卵を抱えながら降りなければならない。
- どうしても自信がないという人は最初はとりあえず受注をスルーしておき、
先に集会所のクエストをこなして上位の武器と防具を揃えてから挑戦すると良いかもしれない。
邪魔なレウスとレイアももともと下位クエスト扱いなことに加え、さらに二頭同時ということで体力も低めなため、
上位の武具で身を固めていれば夫妻を討伐してもかなり時間に余裕が残るだろう。- 余談だが、このクエストはメインターゲットよりサブターゲットのほうが報酬金が高い。
世界観上は卵納品よりもリオレウス討伐のほうが難しい(キケンだから)なのだろうが
メタ的に見れば、リオレウス討伐よりも卵の納品のほうが遥かに面倒臭い難易度が高いのだが……
- しかしながら、狂竜症に罹って生い先短いであろうリオス夫妻から虎の子の卵をくすねるという
傍から見ればなんとも罰当たりなクエストであるが、この先夫妻が更に狂暴化して卵や子供を攻撃したり、
子供が育ち切る前に夫婦揃って行き倒れてしまう可能性も踏まえると、
卵の内に無理矢理にでも保護するという意味では必ずしも悪い話ではないのかもしれない。
もしくは狂竜化モンスターが生んだ卵ということで研究に回される可能性もあるわけだが、
それでウイルスの解明が進むと思えばまだ罪悪感も多少和らぐのかもしれない。
- 余談だが、このクエストはメインターゲットよりサブターゲットのほうが報酬金が高い。
- 「最後の難問」までクリアするとシナト村の長老から卵シンジケートの大ボスの座を
押し付けられ譲り渡され、乳製品の食材レベルがひとつ上がる。
特に乳製品をよく利用するガンナーは早めにクリアしておきたい。
こうした無視できない報酬があるがために尚更ドSであるとも言えるわけだが- しかしそれ以外にシンジケートからの支援等を受けられる訳ではない。
むしろ多くのハンターはきっとこう思ったはずである。こんな組織解体してやる、と。
……ところが、我らの団ハンターはこのクエストとは別口でシナト村の長老に
「孫にならないか」と持ちかけられているので、完全に逃げられない状況に陥っている。
更に続編のMH4Gにて、この組織とハンターズギルドがおぞましい癒着関係にあるという
とんでもない事実が判明。
これからもハンター稼業を続ける限り、組織の解体はひとまず諦めた方が良さそうである。
- しかしそれ以外にシンジケートからの支援等を受けられる訳ではない。
秘密の卵運搬・再来編
- MH4Gにて、このクエストの続編が1種類登場。
悪名高き最後の難関をクリアした上で、村上位のラスボスに当たるクエストをクリアした状態で、
アリーナにいる癒されハンターと会話すると村上位★10にこのクエストが追加される。
…もう一度言うが★10である。
幸い納品する卵の数は2個で、生態未確定でもないため、最後の難関よりはまぁ…と思うかもしれない。
- 問題のクエスト内容であるが、やはりぶっ飛んでいる。
フィールドは旧砂漠(昼)で、狩猟環境はもちろん不安定。
旧砂漠にはリオレイアも出現するので、今回もこいつか…と思ったらそうではなかった。
待ち受けていたのはとんでもない音量の咆哮。
なんとクエスト開始直後からティガレックスが旧砂漠を徘徊している。
ただでさえ移動速度の速いティガレックスに居座られてはたまったものではないので、早急な狩猟を推奨する…が、
最後の難関の事例からしてこの時点で嫌な予感しかしない方、その予感は間違っていなかった。
クエスト開始から数分後、ティガレックスの初期エリアとは別のエリアに今度はティガレックス亜種が乱入してくる。
このクエストにはサブターゲットが設定されていないことも、この初見殺しっぷりに拍車をかけているといえる。
一応、こいつらは飛竜の卵を抱えていてもエリアを跨いで駆けつける事はないらしく、
遭遇、交戦さえしなければのっしのっし徘徊しているだけだが、発見されてしまうと
突進や岩飛ばし、大咆哮などで卵の命はないと思っていい。
というか追ってくる際にいちいち飛び上がってエリア移動するので隙のあるリオス夫妻と違い、
移動先に居座られるとほぼ回避できないティガレックス達のほうが厄介との声も多い。
要するに、よほど運が良くないと、どちらも倒さなければ正直クリアは絶望的なので、
多少時間がかかっても2頭とも狩猟しきってしまうことを推奨する。
やっぱり自信がないという人はG級武具を一通り揃えてからやると良いだろう。
- 乱入してくるモンスターばかりに目が行きがちだが、卵の運搬もかなり難しい。
最初の山場は卵を入手できるエリア5。
このエリアの一番奥で卵を入手できるのだが、そこにはゲネポスが徘徊している上に、
入り口から奥に向かって流れる砂のせいで移動速度が大幅にダウンする。
幸いというべきか、最短で流砂を抜けられる場所はちゃんとあるので、
ゲネポスを避けつつちゃんとした足場まで移動すると良い。
素早く倒して地上を目指すという手も一応ある。
また、このエリア5には飛び降りてエリア8へ移動できる一方通行の道があり、
エリア8の洞窟にはアイルーとメラルーがいるだけなのだが
「着地術付ければショートカットできるじゃん」と思ったそこのアナタ、甘い。
エリア5からエリア8へ移動すると、流砂に飲まれながら移動するためなのか、
エリア先のハンターはうつ伏せに倒れている。当然卵を持っていても手から離れている。
知らずに飛び降りた時はもう遅いのである。汚いなさすがカプコンきたない
- 次の難関はエリア3。エリア4からエリア1に向かおうとすると既に大岩が道を塞いでいるので、
否が上でもエリア3を通らなければならないのだが、
そこには案の定ガレオス2頭が泳ぎ回っている。
最短ルートを通らなければここで卵を落としてしまいかねないので、注意しなければならない。
ここからエリア1に向かってベースキャンプへ到着し、ようやく1個目納品完了である。
尚エリア1には当然のようにゲネポスがハンターのおこぼれを狙っている。
- 2個目の納品は更に厳しくなる。
エリア1からエリア3、エリア4を経由してエリア5に向かおうとすると、
エリア1からエリア3、エリア4に向かうルートが両方共に大岩で塞がれている。
よって、エリア2→エリア7→エリア10→エリア4→エリア5と、かなりの遠回りをして行かなければならない。
ここから卵を採取してエリア5を抜け、エリア4を経由してエリア10へ向かうと、
ここにまでゲネポスが出現している。
そこを抜けてエリア7に向かうと今度はガレオスが、
エリア2に入るとダメ押しとばかりにヤオザミが襲い掛かってくる。
この難関をくぐり抜けてようやく2個の納品を完了し、クエスト達成となる。- ちなみにティガレックス達は瀕死になるとエリア3で休眠する。
つまり1個目の卵を納品した後にエリア3に逃げ込まれると手出しが出来なくなってしまうのだ。
先にティガレックス達を狩猟するなら卵に手を出さない方が無難である。
- ちなみにティガレックス達は瀕死になるとエリア3で休眠する。
- 難度の高いクエストだが、運搬クエスト専用にスキルさえ揃えておけば簡単にクリアできる。
運搬の達人に各種ネコスキルを発動させてクエストを開始。
自動マーキングで隙を窺い、ルートの安全が確認できたら強走薬を飲み卵を拾ってスタートするだけである。
もちろん笛吹き名人を発動させた狩猟笛でスタミナ減少無効を吹いても良い。
事前の準備が明暗を分ける、某知的なハンターではないがインテリジェンスが重要なクエストである。
スト―リ―クリア後
- このクエストを達成し、アリーナにいる癒されハンターに話しかけると、
シンジケートの裏ボスなる人物からの最後の依頼を伝える、などと言われ、伝説のクエストを依頼される。
先に言っておくが、卵を運搬して納品するクエストではない。
正直、卵運搬からとんでもない飛躍をしている。逸脱しまくっている。
初見では驚くこと必至である。
この追加されたとんでもないクエストをクリアすると、
癒されハンターが卵シンジケート裏ボスからの言葉をかなり略して代読してくれるのだが、
口調だけで誰が裏ボスなのかバレバrムォッホン!- ちなみに何故こんなクエストを依頼してきたのかだが、
裏ボス曰く「卵こそ最強」であり、そんな卵の試練に打ち勝てるということは
伝説にも打ち勝てるはずである、とのことである。
つまり卵>伝説である。しかも怒れるお方である。更に言うと大長老のお考えである。
絶望の伝説を前にして、それでも立ち向かった人達の立場などあったものではない。
卵への信奉恐るべし。
- 最後のクエストを癒されハンターから依頼されるとき、
癒されハンターは「なによ! 生まれちゃってるじゃないの!!もう知らない!」と癇癪を起こしている。
こちらもこちらで、何故こんな滅茶苦茶なクエなのかとか、こんなことで禁忌を解禁していいのかといった
プレイヤーの常識的な疑問を遥か彼方に置き去りにした台詞である。
まあ爬虫類系と言えば爬虫類系だが…
- ところで、この癒されハンターは裏ボスから直々に、
しかもあまりにもヤバ過ぎる+秘密過ぎるクエストの伝言役を任せられている。
更に言うと、このハンターは言動からして構成員ではない可能性が高い。
まず少なくともG級ハンターであるのは間違いなく、
しかもあの裏ボスからの信頼が極めて厚い人物であると思われる。
更に徹底的な秘密主義である卵シンジケートが、構成員以外に大役を任せている点も見逃せない。
この癒されハンターは何者だ!?*1
- ちなみに何故こんなクエストを依頼してきたのかだが、
アヤシイお仕事
- 時は流れ、MHX。
ニャンタークエストにおける★4の村クエストである。
内容はガーグァの卵3つの納品。これだけならば、よくある卵納品クエなのだが、依頼内容をよく見て欲しい。- 黒ずくめのメラルー
- ヘイ…! ニャンターさん。
ちょいと運んでもらいたいものが
あるニャ。…ガーグァの卵ニャ。
理由は…、聞かなくていいニャ。
後ろから小突いてやれば、
ポロッと卵を落とすニャ。
…それじゃあ、任せたニャ。
MH4でシンジケートに関わったプレイヤーにとってはすごく嫌な予感がするのだが…。
ちなみに村★5でも、同様の依頼主から飛竜の卵の納品を依頼される。- ちなみに、この黒ずくめのメラルーが卵の運搬を依頼した理由は
上位に挙がった後、集会所のニャンタークエストにて判明する。
- 実は、集会所★6のニャンタークエスト「メデタイお仕事」の依頼文にて、
恐らく病気だったであろう愛妹に栄養満点の卵を食べさせる為に
前述のクエストを依頼していた事実が判明する。
訳のわからないシンジケートの依頼よりはよっぽどまとも、どころか切実な理由である。
そしてこのクエストでは、妹の快気祝いの為に旧砂漠での「希少な石」
もとい隕石の大塊2個の納品を頼んで来る。
道中にはブナハブラやヤオザミ・ガレオス、そして狩猟環境が不安定なのでラングロトラが乱入してくる。
幸い、ブナハブラの麻痺針やガレオスの砂ブレス以外はネコスキルでゴリ押しが効く上、
ラングロトラが道中に現れてもきちんと距離を取れば気付かれずやり過ごせるので、
大して難しい依頼ではないだろう。
ニャンターに慣れていない人は、十分に運搬を主とした操作の練習をしておこう。
- MHXXにおいては★8の村クエストに、似た名前の『ナイショのお仕事』が存在する。
内容は草食竜の卵2つ納品するというもの。
上記のクエストの続きになっており、あの後どうなったかが判明する依頼でもある。
- 白ずくめのメラルーなる獣人からの依頼なのだが、極秘かというとそうでもないようだ。
なんとこの子、黒ずくめのメラルーの妹なのだという。
一生懸命看病してくれたオニイチャンにお礼としてサプライズを色々と準備している最中らしく、
そのうちの1つのために卵納品を依頼してきたという訳だ。
おそらく卵料理に使うのだろう。ほほえましい依頼をありがとう。
ある意味で極秘中の極秘、美しい兄妹愛のためにもなんとしても取ってこよう。
因みに旧ではない方の砂漠で走り回ることになるのだが、実は卵がどこにあるのかとても分かりづらい。
場所はエリア10にポツンとあり、やはりというか2個目を運ぶ時には大岩が立ちふさがる。
地図を見たりしながら迂回ルートを確保した方がいいだろう。
これといった大型モンスターは出てこないため、最大の敵は迷子と集中力切れになる。
卵シンジケートの依頼なんぞよりもずっと有意義な依頼で本当に良かった…
余談
- 「正体は一般人にも極秘」とされている卵シンジケートだが、
そもそも依頼した時点でギルドに正体がバレているはずである。
しかし、このシンジケートの裏ボスがあのお方ということから考えると、
もしかしたら彼の手によって情報がもみ消されているのかもしれない。
もしや我らの団ハンターが紅龍のクエストをこなした事実も握りつぶされているのでは…。- 実際にMH2の時には、紅龍の存在および、当作の主人公が紅龍を討伐したという事実が、
彼率いるドンドルマのギルドによって表に出されないように情報規制されたと言う前例もある。
そのため、こちらの情報規制に関しても十分にあり得る話である。
- 実際にMH2の時には、紅龍の存在および、当作の主人公が紅龍を討伐したという事実が、
- 従来作と比べてノリの軽い会話が多いMH4のNPCとのやりとりだが、
この一連のクエストはその中でも悪ふざけ全開な内容の一際吹っ飛んだものである。
せめてこれらのクエストで納品された卵は生態研究に役立てられる……とかの
理由付けがしてあれば無理にでも納得できたかもしれないが、
そんなフォローは一切ない。あるのは卵への愛のみである。- シリアスな世界にコメディなストーリーというのは一服の清涼剤としてままあるものだが、
これに関してもMH4のみに登場する村・町だけで展開されていれば、
(世界観に抵触しない)ネタとして終わっていたことだろう。
だが、MH4Gにおいて、よりにもよってあのお方と生まれちゃったモンスターが巻き込まれた?ことにより、
一気に両者回りがネタとして確立してしまった。
- シリアスな世界にコメディなストーリーというのは一服の清涼剤としてままあるものだが、
- モンでき。MH4編第49回にて、江野本ぎずも氏が
「縞模様のガブラス狩り」のサブターゲットが飛竜の卵の納品である理由は、
依頼主のイカした仕立屋が卵シンジケートの一員だからではないかという推測を立てているが、
真相はもちろん謎のまま。
- 過去にノベライズ版で卵泥棒の常習犯のハンターが見せしめとして殺害されたという話題が出ており、
MH4Gの裏ボスがあのお方だった事から、あのお方が制裁したのではないかと囁かれているが真相は謎。
関連項目
アイテム/卵
アイテム/飛竜の卵
システム/運搬クエスト
クエスト/潜入!飛竜の巣!
クエスト/銀の匙・卵の試食パーティ
登場人物/大長老 - シンジケートの裏ボsムオッホン!!
モンスター/ミラボレアス【紅龍】 - なによ!生まれちゃってるじゃないの!!