武器/ウォードラム

Last-modified: 2023-10-08 (日) 16:31:25

桃毛獣ババコンガの素材から作られた狩猟笛。

目次

概要

  • 狩猟笛初登場のMH2から存在する狩猟笛であり、
    同時に狩猟笛という武器の定義そのものに疑問を投げつけてくる存在
    何せ笛を名乗りながら、見た目はどこからどう見ても柄付きの太鼓
    この頃は後の作品に比べても、笛の種類が少なかった時代であり、
    その中にあって明らかに異彩を放っていた。
  • 上位以降はウォーボンゴと名を変え、見た目が変わる。
    中央に飛び出た突起とピンクの体色から乳首と呼ばれることも。
  • 音色は軽快な楽器の方のコンガの音。ジャングルらしさ満点である。同時に笛としては違和感満点だが。
    ボンゴでは見た目だけでなく音色も変わり、どこからともなくシンバルの音まで響いてくる。
    MH2とMHP2で用いられた密林汎用戦闘BGM「密林の無法者」のイントロ部分にある打楽器に似たサウンドである。

性能

MH2~MHP2G

  • 見た目はあからさまに怪しいが、性能自体は優秀な部類に入る。
  • 牙獣武器の例に漏れず、攻撃力の高さに対して斬れ味はイマイチだが、
    狩猟笛は斬れ味の優先順位は低めなのでさほど気にならない。
    オマケ程度だがスロットも空いている。
  • 音色はババコンガの体色を意識してか
    この組み合わせは攻撃力強化や防御力強化、高周波など扱いやすい効果が揃う優秀なもの。
    • ウォーボンゴに強化することで音色1がからに変化する。

亜種武器

  • MHP2Gで亜種が登場したため、亜種素材を用いてジャングルボンゴに派生可能になった。
    やはり体色が関係しているのか、音色はに激変している。
    吹ける旋律はかなり防御寄りであり、体力回復や風圧軽減など便利な効果を持つが、爆発力には欠ける。
  • 通常種最終強化のコンガコンガと亜種最終強化のジャングルコンガを比べた場合、
    攻撃力こそ同値の1456、コンガコンガにはスロット1が空いているが、
    コンガコンガは斬れ味がデフォルトで緑、匠で青とかなり悲惨。
    デフォルトで白、匠で紫のジャングルコンガの圧勝である。
    いくら攻撃力強化の旋律があるとは言え、これではコンガコンガを使用する理由はほとんどない。
    • 適切に比較するならウカム後に作成できるようになるウォードラムGと比べるべきだろう。
      こちらは攻撃力は相変わらず1456だが、でキチンと紫まで出るようになっている。
      音色はコンガコンガと同じなので、攻めのウォードラムG、守りのジャングルコンガといった具合に
      使い分けることもできる。
  • まとめると以下のようになる
     
    名称攻撃力斬れ味(匠発動時)音色スロット製作可能時期
    コンガコンガ1456()○--G★1
    ジャングルコンガ1456()---G★1
    ウォードラムG1456()○--G★3(ウカム後)

MH4(G)

  • 派生が通常種武器→亜種武器に一本化されて再登場。
    そのためか、音色も通常種武器からに統一された。
    • 本作では色々不遇な扱いを受けているコンガ武器であるが、
      最終強化のジャングルコンガは、素で長大な青を持ち、匠でそこそこの白ゲージ付加、
      さらに覚醒で毒320が付くなどかなり強力。
      覚醒と匠の併用が困難という難点はあるが、スロ3があるので負担は軽い。
      • 毒笛として使うなら、覚醒不要、高攻撃力、赤音色のシャミセン系が天敵になる。
        とはいえ、サポートの方向性が違うのであまり気にせず堂々と使おう。
      • 旋律と属性の関係上、クシャルダオラとの相性はなかなかいい。
        流石に龍風圧は無理だが、毒状態にした上で風圧軽減の旋律が吹けるのはシャミセンにはない強み。
  • シナリオ進行上、スタミナ減少無効と解毒旋律を最初に吹ける笛になる(単独でも初)。
    運搬クエストはもちろん、
    毒を持つモンスターが生息する上に崖登りと長距離移動を強いられがちな
    地底洞窟地底火山原生林でも活躍する。
  • 続くMH4GではG級素材を使ってジャングルコンガ改に強化できる、またジャングルコンガ改は一発生産も可能。
    最終強化のプライマルコンガになると(毒480)と覚醒が必要とはいえ非常に高い。
    しかし斬れ味レベル+1を使っても紫ゲージが出ない上に攻撃力強化旋律が使えないため、
    物理性能が悲惨になってしまった。

MHXX

  • MHXではなぜかコンガ自体がリストラされてしまったがMHXXで突然の復活を果たし、
    この武器も無事に再登場した。
    MHXXでは亜種が登場しないが、コンガの素材をメインに使ったウォードラムと、
    ババコンガの素材をメインに使ったウォーボンゴに分かれている。
  • ウォードラムの究極強化はビクトリードラムとなる。
    攻撃力310でスロットを1つ持つ。
    素の斬れ味は、斬れ味レベル+2でやっとというなまくらである。
    音色がに戻っており、攻撃力強化旋律を持つ。
    ただしMHP3以降の旋律になっており攻撃力強化【大】は使えないため、
    無属性であるこの武器をわざわざ使う理由は存在しない。
  • ウォーボンゴの究極強化はコンガコンガとなる。
    こちらは攻撃力340でスロットを2つ持つ。
    素の斬れ味は短いもののが出ており、斬れ味レベル+1から微量のも出る。
    音色は亜種系統だったになっている。
    攻撃力強化がないが素の攻撃力が高く、斬れ味も悪くないため解毒旋律を使いたい場合の選択肢には入るか。
    • ちなみに同じ音色・攻撃力の無属性武器に嶺響シュヴィンゲルクがある。
      あちらは素の白ゲージが長いが、
      斬れ味レベル+2で出る紫ゲージが短いため匠運用ではこちらの完全劣化となる。
      匠を含んだスキル構成にするかどうかで使い分けることになるだろう。

MHF

  • MHFではウォーコンガ改からHR100でウォーサンジュに強化可能。
    また、ウォードラム改からはヴォルガノス素材を融合させ、
    ババコンガ武器なのに火属性を得た「ウォーバス」にも派生可能。
  • 通常種武器に加え、ウォーボンゴのSP武器版として「ネイチャーコンガSP」も登場する。
    カラーリングは緑に変化しており、ジャングルコンガを彷彿とさせるが、ババコンガ亜種の武器ではない。
    ジャングルコンガが青味のかかった緑色のカラーリングに対し、こちらは明るい緑色の配色となっている。
    大自然の力を宿した狩猟笛。淡い緑が人気の秘訣。
    と、音色そのものは変わっていないが、
    デフォルトでも攻撃力1300、そこにSP武器の補正で攻撃力強化や会心率アップが加わるなど、
    剛種武器を除けばSP武器はHR100でトップレベルの攻撃力なので殴り性能は高い。
  • さらにG級にも進出し「グォーボンゴ」という形へ進化。
    会心率が最大で30%とかなり高く、攻撃力も最高で2329と恐るべき数値だが、
    ここへ来て赤音符を失ってしまったため、単体では他のG級狩猟笛と比べほとんど意味がない。

余談

  • MHP2(G)のダイミョウザザミ討伐訓練で狩猟笛を選ぶと、この笛で出撃することになる。
    • 教官のアドバイス通りを繰り返すだけで、
      自分強化、攻撃力強化、防御力強化と必要な旋律は揃う。
      相手が打撃武器との相性が良いザザミということもあり、
      新米狩猟笛使いなら立ち回りの練習に使ってみるのもいいだろう。
      • この訓練唯一の打撃武器なので、ヤド破壊は積極的に狙いたいところだが、
        なまじ攻撃力が高すぎる(ご丁寧に攻撃力UP【中】まで発動している)ため、
        少し攻撃をヤドから外すと、破壊する前にザザミが死んでしまう。
  • ちなみに、コンガコンガとやたら自己主張が強い風にも見えるが
    本武器に冠されている「ドラム」「ボンゴ」そして「コンガ」は
    それぞれ、いずれも打楽器の名称である。

関連項目

モンスター/ババコンガ
モンスター/ババコンガ亜種
武器/コンガ武器
武器/ドラグマ【参式】 - MHP3初登場の牙獣笛(太鼓?)