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WARNING! |
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このフィールドに新たなモンスターが出現したようです! フィールド周辺の調査をお願いします。 |
MHP3から登場したかなり特殊なクエスト。
ゲーム的には一種のボーナスクエスト及び追加チャレンジクエスト、世界観的には一種の緊急事態。
本項はMHFの乱入クエストについても触れる。
目次
概要
- MH3及びMH3G以降のシリーズにおける乱入モンスターは狩猟環境依存な“野良モンスター”の位置付けである。
名前だけなら似たようなものだが、システム的には全くの別物なので当該記事で記す。
また、MHNowの乱入もメインシリーズの狩猟環境に近いシステムであることからそちらの記事を参照のこと。
MHP3
- 狩猟環境が不安定になっているクエストを達成するとランダムで発生する。
- ドリンクスキル「ネコのかかってこい」が発動している状態で
狩猟環境が不安定なクエストを達成した場合、必ず大型モンスターが乱入してくる。 - 「かかってこい」が発動していない状態で乱入発生したかどうかを判別する方法がある。
討伐を完了したらセレクトを押してデモを終了させ、カメラを動かしてみるだけ。
乱入が確定するとなんとカメラ操作ができなくなる。
もっとも、クエストが終了しないと判別できないのであまり意味はないのだが。
- ドリンクスキル「ネコのかかってこい」が発動している状態で
- 通常ならクエストを達成すれば明るいBGMを聞きながら1分ほど自由な時間になる。
ところが狩猟環境が不安定な場合、一定確率で物々しい警告音と共にWARNING!と画面に表示され、
噛み砕かれるようにして表記が消える。これが乱入クエスト開幕のお知らせである。
その後ギルドから、周辺の調査を頼むという旨の伝令が届く。
通常通り自由時間にはなるがBGMが重く、しばらくすると支給品が新しく届く。
不穏な空気の中で表示される、この「支給品が届きました」というメッセージが与える緊張感はかなりのもの。
そしてしばらくするとフィールド中に乱入した大型モンスターの咆哮が轟き、そこからクエスト開始となる。- ちなみにこの咆哮、現在地とモンスターの出現位置に関係なく、ハンターは身を屈めて怯む。
- 実はこの咆哮にもモンスターのサイズ変動が反映される。
そのため、普段より高い(低い)咆哮が轟いたら金冠狙いに赴いてみるのもアリだろう。
- 咆哮の直後、フィールド上に新たな大型モンスターが出現し、制限時間が再び50分に引き戻される。
同時にメニューの「クエストリタイア」が「村に戻る」に変化する。
そこからは通常の狩猟クエストと同じように進むが、
乱入モンスターと遭遇するまで、モンスター名は???で表示される。
- 乱入クエスト中はキャンプを含めフィールドの移動中にも不穏なBGMが流れ、
戦闘中もモンスターのテーマBGMではなく乱入クエスト専用のBGMになる。
詳細はこちらを参照されたし。- 乱入モンスター以外の、
元々フィールドにいた中型モンスターなどと戦闘になった場合は、この戦闘BGMが流れない。
どころか発覚音すら流れず、前者の不穏なBGMが流れ続ける。
- 乱入モンスター以外の、
- 直前までに消費したアイテムなどは消費されたままの状態で引き継がれる。
また力尽きた回数も引き継がれる。
勿論装備の変更なども出来ない。
当然減ったボウガンの弾もそのままの状態で満足に支給されずに戦う事になる。
弓ならまだしも基本的に乱入クエではボウガンは不利である。
しかし本来のクエストは完了している為その分の報酬は確定となっており、
メニューから「村に戻る」を選べばいつでも帰還する事が出来る。
乱入クエストに失敗しても直前のクエストの報酬は貰える。
さらに乱入したモンスターの狩猟に成功すればその報酬も上乗せされる。- 乱入クエストをクリアした際に上乗せされる報酬では、
火竜の紅玉や雷狼竜の碧玉などの各種レア素材が比較的出やすい。
こうしたレア素材目当てで、ドリンクスキル「ネコのかかってこい」が発動した状態で、
あえて狩猟環境不安定のクエストを受注するハンターも結構多い。
- 乱入クエストをクリアした際に上乗せされる報酬では、
- 乱入クエストを何度かクリアする事で受注可能なドリンククエスト、称号も存在する。
- 「狩りに生きる」によると、狩猟が為されることによって、
縄張りを支配していたモンスターの気配が消えたということを別のモンスターが嗅ぎつけ、
ここぞとばかりに来襲し縄張りを乗っ取ってしまうことがある。
これではクエストを達成しても新たな脅威が居座り根本的な解決にならないため、
その場に留まり来襲したモンスターも狩猟してしまおうという理由で乱入クエストが発生するのである。
そのため、乱入相手は渓流ならジンオウガやナルガクルガ、凍土ならティガレックスなど、
そのフィールドに出現するモンスターの中でも最高クラスの戦闘力を持つモンスターになる場合が多い。
餌を求めて各地を彷徨っているイビルジョーが現れる可能性もある。
それ以外でも近縁種が現われたり、金レイアクエに銀レウスが乱入してくるなど、
憎い演出(?)が用意されていることもある。- ちなみにこの「狩りに生きる」で書かれている記述に近い設定が、MHP2Gの時点で登場していた。
それは、当該作品で初登場の大連続狩猟クエストの発注の経緯である。
そちらについても「狩りに生きる」で書かれているのだが、
そちらは事前に縄張りを乗っ取ろうとしているモンスターが何なのかが分かっていたという違いがある。
対する乱入クエストの方は、どんなモンスターが来るかが分からない。
それ故に、クエストの発注が乱入後と言う後手に回ってしまっているのだ。
- ちなみにこの「狩りに生きる」で書かれている記述に近い設定が、MHP2Gの時点で登場していた。
- MH3G以降の作品では、再びMH3形式の乱入に切り替わり、
乱入クエストは1作限りのシステムになる…かに思われていたが……。
MHXX
- なんとMHXXにて、メインモンスター・バルファルクに絡む形で乱入クエストが復活した。
- 最初に兆候が見られるのは、村の上位進出時。
龍識船で提示されるババコンガの狩猟依頼をクリアすると、
以前より音量がデカい警報音と共に「WARNING!」の演出が発生、
遺群嶺から飛び立つバルファルクの姿が映し出される…だけで終わる。
この時点ではただの肩透かしなのだが、
更に村上位を進めると、今度は沼地でのグラビモス狩猟後に再びバルファルクが乱入、これと戦うことになる。
この戦闘はまさに乱入クエストと同じ形式であり、ここで離脱しても力尽きても
グラビモス狩猟の報酬はきちんと支払われる。
予習がてら、ここで一戦交えてみるのもいいだろう。
ちなみに、一定時間経過又は一定以上のダメージを与える事でバルファルクは逃走してしまう為、
残念ながら討伐する事は出来ない。
尻尾や他部位の部位破壊又は切断は可能だが、
部位破壊報酬は貰えない*1ため、キー素材を手に入れて
防具の情報からバルファルクの弱点属性を把握するということも不可能である。
さすがカプコン、抜け目ない。
- バルファルクの正式な討伐依頼が出るのはもう少し先の事であるが、
村及び集会所G級のバルファルク討伐クエストでは、何故か沼地が指定地となるものは存在しない。
この乱入クエストが、沼地でバルファルクと戦える現在唯一の機会となる。
- MHXXには、MHP3以外における乱入システムも存在するため、
本作は狩猟環境システムが実装されて以降、初めてクエスト中の乱入と乱入クエストが併存する作品となった。
ただし他のモンスターは乱入クエストという形で登場する事はないため、
MHXXの乱入クエストは半ばバルファルクの、
更に言えば村クエストのストーリー専用演出という格好となっているので、
ある意味ファンサービスなのかもしれない。
MHF
- MHFのUNKNOWNの正規の遭遇方法も「乱入クエスト」である。
ただし、MHP3とは異なり、- 「狩猟環境」等、事前の警告がない
- 対象は、剛種クエストやハードコアクエストを除いた、
密林・砂漠・沼地・森丘・樹海・峡谷におけるHR3(旧HR31)以上のクエスト
(乱入対象モンスターは非常に幅広く、通常の大型モンスターのみならず、
小型モンスターなどのちょっとしたクエスト、
挙げ句の果てには、クシャルダオラなどの古龍種であっても乱入してくる) - 乱入判定はクエスト開始時
- クエストランクに関わらず、強制的にベースキャンプからスタート
- 乱入する確率は限りなく低く、狙って遭遇するのは事実上不可能
- 本来のターゲットが引き裂かれるムービーが挿入され、クエストそのものが上書きされる
- 乱入クエスト開始時から既にUNKNOWNがフィールドに出現している
- 古龍などと異なり、小型モンスターはランゴスタも含め、1匹たりとも出現しない
- HR3~、HR4(旧HR71)~、HR5(旧HR100)~の3つでクエスト内容が異なる
MHP3の乱入では「WARNING!」であったが、
こちらは上記のムービーが入り、直後に「UNKNOWN」のスタンプが画面に押される。
スタンプが画面から消えると同時にUNKNOWNの咆哮が響き渡り、やはりこちらもハンターが怯む。
クエスト内容についての詳細はこちら。- 当初は乱入でしか遭遇できない幻の存在であったUNKNOWNも、
現在ではイベントや覇種として何度か配信されている。
常時解禁されているのは、HR6(旧SR300)~の覇種UNKNOWNのみ。