概要
- 青い帽子とマントを身に纏った、騎士のような風貌をしたアイルー。
オトモ広場に常駐しており、モンニャン隊の派遣を請け負ってくれる。 - 元冒険家という経歴を持ち、その経験を生かしてオトモたちの斡旋を行っているようだ。
立派な龍歴院の一員であり、その関係から主人公が訪れる以前からベルナ村に滞在していた模様。
- 『すぐに逃げ出す新入りも多い』との言から、着任したてのハンターは信用していないらしく、
ゲーム開始当初はモンニャン隊を派遣してもらえない。
彼の信用を得て龍歴院に掛け合ってもらうには、
村クエストの最初の関門たる鬼蛙か、
オンライン初心者の処刑人と名高い怒れる雪獅子を狩り、
大型モンスターを倒せるだけの実力を持つハンターであることを証明する必要がある。
- とある伝承の剣を探し求めているらしい。
おそらく冒険家として活動していたのもこの剣を探すためであろう。
『ヤキザカニャー』なる銘であるらしく、この剣のレプリカがニャント様の帽子・マントと共に
オトモ装備として作成できる。
- なお、トレニャーとは同期の顔馴染みであるらしく、昔は常に競い合う仲であった事が彼の口から聞ける。
ちなみにトレニャー曰く、
『勝とうと思えばいつでも勝てたが、ヤツがいつも連れていたカワイイ彼女に免じて勝ちを譲ってやっていた』らしい。
見事なまでの負け惜しみである
そもそも、ニャント様がトレニャーを対等のライバルとして見ていたかすら怪しいものであるが…。
- ニャント様が苦手なモンスターはウラガンキン。
苦手な理由は対峙するのが苦手…だからではなく、
顎叩き付け攻撃がベルナ村のおかみのフライパンによる強烈な一撃を思い出させるかららしい。
曰く、「おかみのことは絶対に怒らせてはいけない」とのこと。
おかみの怒りの鉄槌を受けたのはニャンコックだけではなかったようだ
- ところでモンニャン隊を考案したのは他ならぬトレニャーだが、彼はそのおかげで廃業の憂き目に遭っている。
そして現在、モンニャン隊を率い、その斡旋を一手に担っているのは……。
これが人生の勝ち組という奴だろうか。
- ニャント様は右目が隻眼になっている。
オトモ雇用の際には外見を選べるが、隻眼を選んだ場合は左目で固定されているため
先述の装備を隻眼アイルーに着せた場合も、ニャント様完全再現は残念ながら不可能。
余談
- 他のアイルータイプのNPCと同様、彼にも専用の待機モーションが用意されており、
さながら西部劇のガンマンのような構えで佇んでいる。
さらに話しかけずに放置していると時折、腰のナイフを抜いて前方に掲げる。
得物を振るって直接戦う場面こそ見られないが、トレジャーハンターという経歴上、
単騎でモンスターを相手にせざるを得ない状況もあったただろう事から、相当に腕が立つであろう事を伺わせる。
- 発売前には、ギルド関係者であること、いかにも偉そうな雰囲気、そして『マント』をもじったと思われる名前から、
ネコートさんとの関連が一部で指摘されていたが、
発売後にも詳細は語られてはいないため、恐らくは単なる偶然か、多少セルフオマージュした程度であろう。
- 今作では、個性の強いアイルー達が一堂に会しているため、その個性に埋もれがちである。
ましてや、新登場アイルーには「新しい食材を手に入れたら必ずお世話になる」おかみや、
色々とインパクトの強いニャンコックがいるのだから、さもありなん。- そして何より、担当業務であるモンニャン隊はルームサービスから依頼する事ができる。
これは交易担当の剣ニャン丸にも同じ事が言えるが、彼の元にモンニャン隊業務をしに行った場合、
業務を始める前に必ず数行分喋るため、手早く次のモンニャン隊を出発させ狩りに行きたい人は
これのために必要最低限以外喋らないルームサービスを利用するのだ。
さらに、オンラインだと切断しない限りオトモ広場にいけないので必然的に集会所準備エリアの
ルームサービスを使う事になるので尚更である。 - こんな状態のため、人によっては
「モンニャン隊が使用可能になったら、それ以来声を掛けていない」というケースも。
口さがないハンターの中には「ニャントか様」という不名誉な渾名を付ける者もいるそうな…。 - またニャント様の近くにあるアイテムボックスのすぐ近くでムーファが歩いており、
ボックスを開けるつもりがいつの間にかムーファを撫でているハンターが続出した。
一見ニャント様には無関係の話のようだが、
モンニャン隊で手に入れたアイテムをボックスで調合しようとするとムーファに捕まることが多い。
このせいでここのボックスを使用するのをめんどくさがり、
なおさらオトモ広場に足を運ばないハンターもいる。
ムーファの妨害工策により、更に出番を減らされるニャント様。非常に哀れである。
- そして何より、担当業務であるモンニャン隊はルームサービスから依頼する事ができる。
- ……と、不遇の極みたる散々な言われ様のニャント様だが、ここまでの流れの中で気が付いただろうか?
人間に協力するアイルーやメラルーで通り名を持つ者は、原則として呼び捨てで呼ばれる。
転がしニャン次郎、剣ニャン丸、ニャンコックに至るまで、実績や立場は関係が無い。
唯一、他のアイルーより格が高いのであろう言動が目立つネコートさんであれ、さん付けである。
そう。
ニャント様は、なんと様付けの別格待遇なのである。
まぁ、便宜上の呼び方なので呼び捨てだろうがさん付けだろうが様付けだろうが
愛称みたいなものであり、それがアイルーとしての地位や格を直接的に表わす訳でも無いのだが。- なお、MH界の永き歴史に於いて、ニャント様以外に様付けの待遇を受けているのは
筆頭オトモさまぐらいである。
「〇〇様」と「〇〇さま」ではさらに待遇の重さが違うとか、そんな難しいレベルの話でも無い。
- なお、MH界の永き歴史に於いて、ニャント様以外に様付けの待遇を受けているのは
関連項目
システム/モンニャン隊
世界観/ベルナ村
モンスター/アイルー
アイテム/サンマージ結晶 - 彼の持つ剣を模した双剣を生産するのに必要な素材。