目次
概要
- MHXで突如現れたガブラス素材のハンマー。
これでもかという程攻撃的な見た目をしており、
形としてはディオステイルの角をさらに大きくした感じに近い。
よく見るとてっぺんにはガブラスの頭がついており柄には尾が絡みつき、
また角は翼を模している。
要は3頭のガブラスが合体してハンマーになっているような見た目をしており、
シルエットこそディオステイルだがその実は中々個性的な成り立ちではないだろうか。- ちなみに形状が近いからか、MHX(X)ではディオステイルはこのハンマーからの派生のみとなっている。
性能
MHX
- LV1では攻撃力100、毒属性12、会心率5%、スロットは無し、そして長めの緑ゲージがある。
中途半端さがある性能であり、オオナズチの魔神鎚エクスパンドが会心率以外上位互換。
とはいえガブラス素材とマカライト鉱石だけで作れるので製作難易度は断トツで低い。
- LV5で最終強化、六翼蛇鎚エキドナとなる。
攻撃力190、毒属性20、会心率10%、スロットは無し。斬れ味ゲージ+2で白ゲージ30になる。
相変わらず毒属性値は低いが、攻撃力は何と毒属性ハンマーの中でトップに躍り出た。
黒狼賊のダダンスイや幻惑のディアマルトといったライバル達が
軒並み攻撃力170以下に収まってしまったのである。
獰猛化狩猟の証IIは必要だが、それ以外に獰猛化素材は必要ないので製作難易度はやはり低い。- 但し、属性値の低さ故相当攻撃し続けないと一回毒状態にするのさえ困難。
毒をメインにしたいなら別の毒属性ハンマーを使用したほうが賢明。そもそもハンマーで毒を狙うのが(ry
- 但し、属性値の低さ故相当攻撃し続けないと一回毒状態にするのさえ困難。
MHXX
- MHXXでは強化先が追加された。LV8の究極強化で六翼蛇王鎚エインガナとなる。蛇王とあるがこいつとは関係ない。
攻撃力310、毒属性26、会心率15%、スロットは無し、白ゲージ20、斬れ味ゲージ+2で紫が20になる。
相変わらず毒属性値は低いが、攻撃力は平均点、会心率もコツコツと伸ばして来たためそれなりにある。 - 今回は前回見下ろしていた毒ハンマー達がそこそこ復権しているが、
同じ方向性として競合相手になりうるのは黒狼大胆錘【玄】。
あちらは毒属性値こそ低いが会心率は10%高く、さらにスロット3という大きなアドバンテージを持っている。
こちらは究極強化の際の素材が極端に集めづらいものではなく(黒蝕竜の暗黒翼3つが多少厄介か)、
HR解放前に究極強化できることが評価点となるか。- ただし、限界突破ののっけから獰猛な強毒液を要求されるため、
G級強化可能時期がG★3とだいぶ遅いことには注意したい。 - ちなみにグラビモスが復活したのでグラビモスのハンマーも復活しているが、
こちらは攻撃力こそ高いものの斬れ味が悪く、また毒属性値があまりにも低すぎるので十分差別化可能。
- ただし、限界突破ののっけから獰猛な強毒液を要求されるため、
MHRise
- ガブラスと共にMHRiseで復活。
ボーンハンマーIIからの派生でカラミティーサインIを入手可能。
ガブラス自体は割と初期から会えるモンスターであるが、
生産の為にはドラグライト鉱石が必要な為、溶岩洞に行けるようになってからようやく解禁される。
性能は攻撃力110に会心率5%に斬れ味緑、そして毒属性12というもの。
同期と比較して多少攻撃力は落ちるものの、緑ゲージ持ちかつ毒属性ということで
作りやすさの割にそこそこ実用にも足りる武器となっている。
毒属性ハンマーは他にフロギィイロードIもあるが、
こちらの方が攻撃力・会心率が上である為、攻略段階ではこちらが使いやすい。
だが、あちらがフロギィイロードIIに強化できるようになると、会心率でしか差別化できなくなってしまう。
- 最終強化の六翼蛇鎚エキドナの性能は以下の通り。
- 物足りない攻撃力170
- 会心率10%
- 無いも同然の毒属性16
- 斬れ味は素で青10。匠でも青が伸びるだけ
- スロット無し
- 百竜強化は「攻撃力強化III」「属性強化【毒】II」「鈍刃の一撃」
- 他の毒属性ハンマーはほぼ同時期に作れるダーティイロードと少し集会所を進めれば作れるヒルバーハンマーIがある。
ダーティイロードはこちらの倍以上の毒属性値36を持ち、Lv1スロットが3つあるが、
攻撃力が低すぎるので毒属性値を考慮してもこちらが使いやすい。
ヒルバーハンマーIもこちらの倍以上の毒属性値40を持ち、Lv1スロットが2つあるが、
攻撃力が低い・会心率0%・青ゲージ無しとやっぱり火力面に難ありなので、
毒属性値を考慮してもこちらが使いやすい。
ただし、ヒルバーハンマーIは毒妖鎚ヒルヴルガンタまで強化すると物理性能でもこちらをやや上回ってしまう。
そもそも毒妖鎚ヒルヴルガンタはオオナズチのハンマーに迫る性能を持つ大業物。
流石に相手が悪いと言わざるを得ないだろう。
MHR:S
- マスターランク素材で六翼蛇鎚エキドナ改に強化できるが、強化のためには黒ずんだ重焼骨が必要なので
MRの溶岩洞が解禁されるまでは強化はお預け。
次の強化もやたらと遅く、マスターランクを50まで上げてからようやく手に入る傀異化した爪を用い、
六翼蛇王鎚エインガナに到達する。
その性能は- 低くはない攻撃力320
- 会心率15%
- 毒ハンマーではワースト3位の毒属性24
- 斬れ味は素で白ゲージ40、匠2から紫
- スロットは最後まで無し
- 百竜スロットはLv2
- マスターランクの毒属性ハンマーは
- 攻撃力と会心率で劣るが素で紫が出ており、
更にトップの毒属性値と装飾品スロットLv3と百竜スロットLv3を持つ毒妖鎚ヒルヴンピーク改 - 会心率と百竜スロットの質で劣るが攻撃力がこちらと同じで、
更にこちらより高い毒属性値とLv2スロット3つを持つヘヴィイロード - 毒属性値と百竜スロットの質、会心率でで劣るがこちらより攻撃力が高くて素で紫が出ており、
更にLv4スロットとLv2スロットを1つずつ持つ斗宿槌【天府】 - 会心率で劣るが攻撃力がこちらと同じで素で紫が出ており、
更に毒属性値45と無いよりはマシのLv1スロット1つを持つ幻神のディモゴルゴ - 毒属性値の低さと会心率で劣るがこちらより攻撃力が高くて素で紫が出ているオルドマキナ・H
こちらの差別化点はやはり会心率だろう。 - 攻撃力と会心率で劣るが素で紫が出ており、
余談
- カラミティーサインは直訳すれば災厄の兆候。
ガブラスは災厄の使者とも呼ばれており、ほぼそのまんまなネーミング。- 最終強化のエキドナはギリシア神話に登場する怪物の名前。「蝮の女」を意味する。
上半身が女、下半身が蛇で翼を生やしている異形。ケルベロスら怪物の母でテュポンの妻とされる。
エキドナに六枚も翼は無いが、ハンマーの角の数に合わせたのだと思われる。 - エインガナはオーストラリアの原住民の間に伝えられる虹蛇の一つ。
虹蛇とはその名の通り、雨を降らせてついでに虹を作る力を持っているとされる。
エインガナは神話によれば、何もない無限の砂漠に独りで横たわっていたが、
それに飽きてなんと地上の全ての生物を創造したという。
- 最終強化のエキドナはギリシア神話に登場する怪物の名前。「蝮の女」を意味する。
- 1文字違いの太刀があるが何の関係もなかったりする。
関連項目
モンスター/ガブラス
武器/ハンマー
武器/破岩鎚ノヴァジオ - 形が似ており、派生強化先にもなっている