武器/ベネ・フロル

Last-modified: 2024-02-28 (水) 22:19:52

その美に魅惑された者は己の
想いの代償に死を宣告される
(ベネ・フロル~ベネ・フローレス)

MHWorldから登場する、プケプケを素材としたハンマー。

目次

概要

MHWorld

  • MHWorldに登場する毒属性ハンマー。
    新大陸版ハァムバドとも言うべき武器で、プケプケの素材を主として作成・強化される。
    強化段階のブルームハンマーI~IIIの時点ではアイアンハンマーに羽飾りを付けただけだが、
    そこから上位素材を使用する事で名称がベネ・フロルとなり、
    プケプケの羽を花冠状に配置した、ナァムバドそっくりの姿になる。
  • 最終強化のベネ・フローラになるとかなり低めの攻撃力936に対し毒540と見事なまでの属性特化武器になる。
    素で青ゲージ40を持つものの、匠を発動させても青ゲージが延長されるだけなので
    これ以上の強化はあまり望めない。
    レベル2のスロットが2つ空いている為、スキル自体は盛りやすいが、
    毒が今作では不人気なこと、火力が低すぎることから使用者は少ない。

MHW:I

  • MHW:Iでは最終強化としてベネ・フローレスが追加。
    マスター強化先としてはベネ・フローラ改が先にある。
    性能が
    • 攻撃力1300
    • 毒属性660
    • 会心率0%
    • 素で60Lv1からが出現
    • フローラから変わらないがLv2x2
    と、この高性能高汎用性を持たされながら、ストーリー中盤から強化可能という破格な待遇。
    作成可能段階で攻撃力1300を持つ武器もほとんど存在しない。
    この武器でストーリーをクリアしましょうと推奨されるに値する性能を持たされた。
  • 理論上、乱入するティガレックスを倒せばMR入りたてでの製作も一応可能である。
    重竜骨は本来MR5以降に手に入る骨系素材だが、
    ティガは狩猟報酬に重竜骨が設定されているため乱入さえすれば手に入る可能性がある。
    確率は18%で1つと高いとは言えないものの、ティガ防具も含めればMR最序盤では圧倒的な戦力となる。
    腕に自信があれば入手に挑戦してみるのもいいだろう。

アクア・フローレス

鮮やかで美しい花の如き姿は、
その裏に死へと誘う魔性を秘める
(アクア・フローラ アクア・フローレス)

  • 上記のベネ・フローレスだけでなく、プケプケ亜種の追加に伴い亜種のハンマーも
    ウォーターバッシュIVの強化先に追加された。
    最終強化、アクア・フローレスの性能は
    • 攻撃力1300
    • 水属性600
    • 会心率0%
    • 素で60Lv1からが出現
    • ベネより1段階劣るLv2x1とLv1×1のスロット
    と、ストーリー攻略前に作れることを考えるとなかなか悪くはない性能…なのだが、
    攻略段階と言ってもネロミェール素材が必要なので手に入るのは攻略最終盤であり、
    これを持っていきたい紅蓮滾るバゼルギウスなどに間に合わないのが残念。
    通常種がリオレイアの素材を使ったのにならい、亜種武器のこちらもリオレイア亜種の素材で強化できれば
    前述のベネ・フローレスを差し置いて中盤の水弱点を相手に無双、
    ストーリークリア後もイャンガルルガや猛り爆ぜるブラキディオスに属性面で有利を取れるので
    評価は大きく覆っていただろう。
    • 前段階のアクア・フロール改は一応バゼルギウスやテオ・テスカトルには間に合うので、
      もし攻略で使うとしたらそちらになる。
      こちらは攻撃力倍率で10、属性で60劣るが、時期を考慮すれば悪い数字ではない。
      が、こちらもこちらでディノバルド亜種の素材が必要なことから
      ディノバルドには間に合わないのが惜しい。
  • MHWorldにおいても唯一の生産水属性ハンマーであったのだが、
    MHW:Iにおいて当初は唯一のマスターランク水属性ハンマーであった
    一応MRの水属性ハンマー自体は赤龍武器ガイラ武器の強化に
    ギルドパレス派生宇宙征服!スーパーエイトの登場でなんとか数を増やしているが、
    それでも攻略中に関してはこれか属性解放必須のギルドパレスメイスのみとなっている。

ヒルバーハンマー

MHRise

  • MHRiseでは「ヒルバーハンマー」という新たな毒妖鳥ハンマーが登場。
    見た目は強化元であるサイクロプスハンマーにプケプケ素材を付けた、要は皮ペタの続投組である。
    ただし、ブルームハンマーと違いベースが骨に変わっているため印象は大きく異なる
    しかし残念ながらベネ・フロル以降の強化先については登場せず、
    かといってクルペッコが復活しているわけでもないので花型のハンマーはリストラされている。
    • 本作において同じ派生の中で姿が変わる武器は、
      鉱石や骨、一部の虫系派生など基本的には序盤の武器のみとなっている。
      ヒルバーハンマーは上位からの登場であり姿の変わるタイミングがないことから、
      ベネ・フロルに至らなかったのだろう。もっともベネ・フロルは固有デザインではあるが、
      実際にはナァムバド、ハァムバドの焼き増しに過ぎなかったため、プケプケ武器の観点で言えば、
      皮ペタでもブルームハンマーないしヒルバーハンマーの方がそれらしいとも言える。
  • 最終強化における「毒妖鎚ヒルヴルガンタ」の性能は
    • 中堅レベルの攻撃力190
    • 極めて高い毒54
    • 充分な長さの素青30、匠で延長のみ
    • 優秀なLV2-LV1スロット持ち
    • 百竜強化は攻撃力強化IV、防御力強化III,属性強化【毒】II
    と、非常に手堅いラインに収まっている。
  • 毒属性54は属性偏重と言うに相応しい数値だが、
    それでいて尚攻撃力190・青ゲージ持ち、百竜強化で200に強化可能とそれなり以上の物理を持つのが強い。
    属性値は既に高いので、攻撃に振るほうが強力だろう。
  • 毒属性は既に高いので強化する意味合いは薄いのだが、今作の毒属性強化はLv1スロットで付けられる。
    効果はLv3で1.2倍+5なので54*1.2+5=69.8にまで跳ね上がり、小数点は切り捨てなので実際の値は69になる。
    Lv1スロットに余裕があるならつけてみてもいいだろう。
    加えて、計算の順序としては「属性強化【毒】II⇒毒属性強化」なので、
    百竜強化を属性強化にした上で毒属性強化Lv3を付けると毒属性は75にまでなる*1
    今作には百竜夜行という高い状態異常値が生きる場も存在するため、
    ここまでの数値であれば一度試してみるのも一興であろう。
  • ヒルヴルガンタ自体はヤツカダキ討伐後の製作になるため作成は終盤寄りだが、
    強化段階におけるヒルバーハンマーI/IIがそれぞれ集会所★5、★6で順当に強化していける為、
    これまでのベネ・フロル同様に攻略用武器としての力になることは変わりない。
    ヒルバーハンマーIIまでは素で青が出ないため、鈍器使いと併用するとなおよい。
  • ちなみにVer.2.0からオオナズチのハンマーである魔神鎚エクスパンドが登場し、
    Ver.3.0で幻惑のディアマルトに強化が可能となった。
    魔神鎚エクスパンドIの時点では攻撃力190・毒28・LV1スロット1つだけと、こちらがほぼ上位互換となっている。
    幻惑のディアマルトまで強化すると攻撃力と斬れ味は向こうに劣るものの、
    毒属性値とスロットではこちらが上回っている。
    差別化要素がある分、オオナズチ武器の追加で肩身が狭くなった大剣操虫棍よりは恵まれていると言えよう。

MHR:S

  • 今作でもMRでの強化先が追加され、
    毒妖鎚ヒルヴルガンタ改⇒毒妖鎚ヒルヴンピーク⇒毒妖鎚ヒルヴンピーク改で強化が終了する。
  • 性能的には前作同様にかなりの属性偏重。ヒルヴンピーク改はごく僅かだが素で紫10を持つ。
    傀異強化で斬れ味紫を延長可能であり、最終的にではあるがそれなりに殴れる斬れ味に成長する。
    ヒルヴンピークまでは2ずつ毒属性が強化される程度と微増レベルだが、ヒルヴンピーク改で急に毒属性が66にまで成長する。
    攻撃力は240→270→310と強化されていき全体的にそれなり止まりではあるが、
    プケプケ+αの素材だけで作れると考えると悪くはない。
    スロットがLv3-1と地味に強化されるほか、百竜スロットLv3を得られる。
    • ヒルヴルガンタ改に関しては比較的早い段階で強化できる為、今作でも攻略に使える可能性はある。
      ヒルヴンピークも悪くはないが、時期的にはスロットの優れるゴルム・ガベル系列に一歩譲ってしまうか。
  • 毒ハンマーとしては、物理型のオルドマキナ・H、バランス型の幻神のディモゴルゴ、
    その他ヘヴィイロード斗宿槌【天府】が対抗馬になる。
    この中でのヒルヴンピーク改の強みは毒属性もだが優れたスロット面、
    そしてリオレイアなど比較的弱めの相手のみで済む傀異化した鱗*7だけでよい制作難易度にある。
    現在は傀異錬成やお守り、装備による装備発展がかなりのレベルに引き上がっているため武器スロの不利が小さくなっており、
    これに伴ってオルドマキナとディモゴルゴ相手は若干苦しくなっている…が、その低い制作難易度で差別化は効く。
    そしてその一方で、ヘヴィイロードや斗宿槌相手となると百竜スロットで明確に差が付く。
    ハンマーは絶撃竜珠(溜打強化)があるのでLv1スロしか使えなくてもある程度凌げはするのだが、
    ○○特効の存在を加味する限りはやはりLv2以上を使えるかどうかの差はそこそこ大きい。
    尤も今作では通常の属性に特化したハンマーが台頭している為ヒルヴンピーク改も目立った存在ではないが
    毒とスロットを両立したいという場合には出番もあるだろう。
    • 但し毒をあくまでもただのダメージソースと見做す、即ち無属性武器のようなものとして見做す場合、
      カムラノ傑鉤鎚がゲージ長と武器スロの質の差で目の上のたんこぶになりやすい。
      クシャルダオラの風圧を弱めるなど明確な目的をもって採用したいところ。

関連項目

モンスター/プケプケ
モンスター/プケプケ亜種
武器/プケプケ武器
武器/ナァムバド - クルペッコとチャナガブルの素材を使用する、ベネ・フロルと同一形状のハンマー


*1 69.8に5を足すのではなく、54に5を足してから1.2倍+5の計算をするため75になる。仮に順序が逆の場合、毒強化スキルで69に上がった後に+5する計算になるため74.8、即ち74になっていた