MHGで双剣の実装と共に登場した武器。
目次
概要・性能
- その名の通り「片手斧を両手に1本ずつ持ちました」という非常にわかりやすいデザインをしている。
- 作品によってサイクロン系列との派生関係が大きく違うのでややこしい。
- MHG・MHP・MHP2…全く別の派生ツリー
- MH2…サイクロン→デュアルトマホーク
- MHP2G…全く別の派生ツリーだが、サイクロンの強化先にトルネードトマホークが新登場
- MHP3・MH4…デュアルトマホーク→サイクロン
- MH3G・MH4G…デュアルトマホーク→サイクロン→トルネードトマホーク
- MHX(X)…サイクロンからデュアルトマホークに派生、デュアルトマホークからトルネードトマホークに派生
MHG・MHP
- ドラグライト鉱石を用いて作成するのだが、作成時期のわりに斬れ味が劣悪であり、
最終強化のデュアルトマホーク改ですら黄色どまり。
ただし攻撃力はかなり高く、ブロス武器すら上回る。
派生先はギルドレイピアとインセクトオーダー。
MH2
- 必要素材がマカライト鉱石に変更され、かなり早期に作れるようになった。
攻撃力は相応に下がったが、斬れ味は緑ゲージを持つように改善された。
MHP2(G)
- ツインダガー改からの強化で作成可能。
派生先に食いしん坊セットが追加された。
- デュアルトマホーク系列は他の武器に派生してしまうのだが、
サイクロン系列の強化先にトルネードトマホーク及びタイフーンが登場し、そちらを最後まで強化できるようになった。
無属性双剣なので活躍の場は少ないが、ほぼ鉱石素材のみで作成できるので双剣の練習用などに作るのには良いだろう。
- ウカムルバス討伐後はG武器のデュアルトマホークGが作成可能。
攻撃力が420とかなり高く、匠で白ゲージが出る。要求素材はかなり緩い。
MHP3
- デュエルツインダガーから派生する。
ハリケーンとオーダーレイピアに加え、レックスライサーへの派生が可能になった。
今作は上位までなのでトルネードトマホーク系列は実装されておらず、
デュアルトマホークの見た目のまま最終強化することはできない。
MH3G
- 今作でもデュエルツインダガーから派生する。
ツインチェーンソーへの派生が追加された。
- 水没林の素材ツアーの採掘・虫取りで得られる素材だけで一発生産でき、
更にデュアルトマホーク改へはアイシスメタルがあれば強化可能なので、
ゲーム開始直後でもタンジアの港へ赴けば非常に簡単に作製できる。
デュアルトマホーク改は攻撃力168にそれなりの緑ゲージと、初期武器とは段違いの性能をしている。
- デュアルトマホーク改の先にデュアルハーケンが追加され、トルネードトマホークとタイフーンも再登場した。
覚醒で氷属性が付くようになった。
タイフーンは匠でも白ゲージが延長されるだけなので、性能的には凍刻みブリザレイドに劣る。
MH4(G)
- MH4Gでトルネードトマホークとタイフーンが復活した。これらは覚醒で氷属性が付く。
攻撃力・属性値ともに3Gより強化され、スロットも3つ付いている。
覚醒必須の分氷双剣としてはウルクスグランディネに劣りがち。
MHX(X)
デュアルトマホーク系列
- MHG時代に逆戻りしたかのような性能であり、ドラグライト鉱石を用いる下位後半の武器なのに斬れ味黄色どまり。
それどころか、最終強化の「デュアルハーケン」ですら黄色である。
デュアルハーケンは斬れ味レベル+2で緑30+青10が出る。
攻撃力はLV1でも140、最終強化で250と高い。
- MHXXでの限界突破以降は緑ゲージが付く。
- エルトライト鉱石と皇帝バッタ、上位鉱石素材のみで限界突破でき、
攻撃力280と緑ゲージ30で、鈍器向きの強力な武器になる。
斬れ味レベル+2で青ゲージが30出るのでこちらも強力。
- 究極強化で「デュアルフラシスク」となる。
攻撃力370と緑ゲージ60を持ち、匠追加分が全て青ゲージ。
ほとんど覇尖爪イクセアムカムの下位互換だが、匠で出る青ゲージが長いこと、作成が簡単なことは長所。
- エルトライト鉱石と皇帝バッタ、上位鉱石素材のみで限界突破でき、
トルネードトマホーク系列
- 上位に入ってから、デュアルトマホークLV3からの派生で作成できる。
派生元と比べ攻撃力が大きく下がる代わりに、斬れ味が改善されスロットも付く。
- 上位最終強化は「タイフーン」。
攻撃力は200と低いものの、スロット3つと、素で青30・斬れ味レベル+2で白40の斬れ味、何より作成の容易さが売り。
- 究極強化は「テュポン」。
攻撃力320、スロット3、斬れ味は素で白30・斬れ味レベル+2で紫50。
性能的にも見た目の金ピカ具合でも、
真名マアトガナフの下位互換だが、相変わらず作成が簡単なのが長所。
MHR(:S)
- MHWでの休暇を挟んで、デュアルトマホークが復活。
グラフィックはMHWで悪名高い皮ペタ武器として使われていた「斧型【鉄】」の汎用グラフィックが流用されている。
- Rise時点での最終強化、デュアルハーケンの性能は
- 無属性としては低い攻撃力170
- 会心率0%
- 斬れ味は素青
- スロットはレベル2が一つ
- 百竜スキルは攻撃力強化II、会心率強化II、小型特効
ストーリークリア後まで振るうにはだいぶ心もとない性能に甘んじている。
せめて前々作のように高攻撃力で低斬れ味なら、鈍器運用で輝けたかもしれないのだが…。
- サンブレイク以降はMR素材を使ってさらに強化……できない。
デュアルハーケンの派生は今作で復活したライゼクスの双剣に乗っ取られてしまうのである。- どうしても双斧を担ぎたい
物好きな方は、
アップデートで実装された武器の重ね着を使う他ないだろう。
- どうしても双斧を担ぎたい
MHF
- MHFではデュアルトマホーク改から更に独自の段階として、
グレートトマホーク(改)、ツインアックス、ツイントルネード、
そしてツインタイフーンという5段階もの派生強化が可能。
刀身部分のグラフィックが変更されており、
焼入れにより黒化した斧頭に研がれた銀色の刃のコントラストが美しく、外見だけは非常に格好いい。
- しかし、ここまで強化してもなお性能的には凡庸の域は出ないというのが正直なところ。
攻撃力はツインタイフーン時点で350というそれなりの値にはなるのだが、
スロットは無く斬れ味も青止まりで白は出ない。
更には、強化に際して開拓素材である青ごぼう石と赤ごぼう石が必要で、
今となってはそこらのレア素材を用いる武器よりも強化に難儀する。
無属性SP武器ならば同じ攻撃力350に加え、凄腕クエスト以上では補正が得られ、
斬れ味レベル+1で短めながら白ゲージも出るという性能になるので、
そちらを作ったほうがいいだろう。- ちなみにその無属性SP双剣のうちの1本であるタイフェンSPは、
よりにもよってツインタイフーンの派生元であるサイクロンのデザインだったりする。
- ちなみにその無属性SP双剣のうちの1本であるタイフェンSPは、
余談
- 斧は単純な造りでありながら破壊力も高い道具なので、
現実でも古代文明の時代から、木材の伐採などはもちろん
戦闘用として世界各地で広く使われてきた。
そのため歴史と結び付いた独特な名前を持つものもあり、
デュアルトマホークとその派生武器にも関連が見られる。- トマホークはアメリカ先住民の使う手斧のこと。
作業から格闘、時には投げつけて飛び道具にもなる万能器具だった。
現代でも、ドアや障害物を壊す道具兼とっさの格闘武器として、
近代的な素材で作られ軍用と銘打ったトマホークが販売されている。- 投擲に適している斧という事で投げつけてみたいと思った人は多いだろうが、
ハンターが投げた場合は先ず「トマホークがっ!」となるため、投擲は禁止されているのだろう。
というか、ブーメランや手ごわいシミュレーションや巨大ロボットの物と違い、
実際のトマホークは構造上投げても戻ってきたりはしないので…。
- 投擲に適している斧という事で投げつけてみたいと思った人は多いだろうが、
- フランキスクは「フランク族の」といった意味で、名前の通りフランク族が使っていた投げ斧である。
フランキスカなどとも呼ばれる。
- トマホークはアメリカ先住民の使う手斧のこと。
- サイクロンとの派生関係もあってか、激しい連撃や回転斬りの様子からか、
嵐に関連するネーミングも特徴のシリーズである。- トルネードは英語で竜巻のこと。
- MHXXの究極強化後の「テュポン」は、ギリシャ神話に登場する巨人。
台風(Typhoon(タイフーン))の語源にもなっている。
ギリシャ神話に登場する怪物の中では最大最強の存在であり、
天上の星に頭部が届き、腕を伸ばすと世界の東西の涯にも達するという、
ダラ・アマデュラとゾラ・マグダラオスも真っ青な巨躯であり、様々な姿で描かれるが、
鳥の翼を持ち、腿から上は人間と同じだが、腿から下は巨大な毒蛇という姿で描かれる事が多い。
その力はゼウスに比肩し、声を発するたびに山々が鳴動したという。
出生は伝説によって様々だが、
最も有名なのはガイアとタルタロスとの間の子で、ゼウスに対するガイアの怒りから生まれたというもの。