武器/ハンターカリンガ

Last-modified: 2023-06-24 (土) 14:52:32

MHシリーズにおいて、古くから存在している鉱石製片手剣。

目次

概要

  • 多くの作品ではハンターナイフを強化したり、武器屋で購入したりして入手できる。
  • 性能に関しては基本的に、どの作品においてもハンターナイフに毛が生えた程度。
    わずかながら黄色ゲージが伸びて攻撃力が上がったりしているが、
    まだまだ大型モンスター相手に担いでいくには心もとない。
    もちろん、属性や会心率なども一切ない。
  • この武器からはさらに正当強化すると、ほとんどの作品では「アサシンカリンガ」と言う名前になる。
    そして、その先あたりからいくつか別系統の武器に派生強化されていくのが通例である。

MHF・MHP2Gまで

  • MHP2(G)ではハンターナイフが登場しないため、
    このハンターカリンガが最初期の鉱石素材製片手剣としての役目を果たしている。
    • ウカムルバス討伐後にはハンターカリンガGを作成できる。
      攻撃力392・匠で紫30とかなりの物理性能を誇るが、煌竜剣Gの完全下位互換である。
      その代わり作成難易度はかなり低いので、「お得意様カード」の取得には役立つ。
  • MHFではカリンガのまま強化を続けることができ、マレカリンガという武器になる。
    カリンガのイメージに反して水属性であり、色も美しい青色になっている。

MH3

  • 過去作では属性が一切なかったが、覚醒させることでわずかながら氷属性を発現する。
    とはいえ、そんな序盤に覚醒を発動させることなどできないため、実質のところ死にステータスである。

MHX

  • 今までの作品では「通過点」に過ぎず、序盤以降日の目を見ることはなかった。
    当然今作のハンターカリンガもいつも通り「通過点」としての役割を果たすのである。*1
  • が、今作のハンターカリンガは何かが違う
    ハンターカリンガをそのままの状態でレベル6まで強化すると最終強化となり「アサシンカリンガ」へと銘を変える。
    その性能たるや
    • 高い攻撃力220
    • 素で青40、斬れ味レベル+1で白25、+2で白50が出現
    • マイナス会心プラス会心は存在せず、0%
    • スロットは無し
    今までの通過点的扱いが嘘のような業物に強化される。
    • もっとも、今作の無属性片手剣は超会心鈍器マキカムが強烈な存在感を放っており、
      最終的にはそれに取って代わられてしまうことも多いが、
      あちらは作成可能な時期が非常に遅いため、使用時期で差別化は十分可能。
  • むしろ、マキカムよりもサーペントクリーヴの方が大きなライバルになりうる。
    作成時期はアサシンカリンガと大差がないだけでなく、あちらはカリンガが1つも持っていないスロットを、
    なんと3つも所持しているという圧倒的なスキル自由度を武器としている。
    斬れ味こそ鈍いが、そこはマキカム同様鈍器スキルで十分カバーでき、匠も必要ない。
    運用方法は大きく異なるため、状況にあった方の武器を担いでいくようにしたい。
  • 匠で白かつ高い攻撃力を持つ真・煌竜剣やラグドスタバールも対抗馬として上がってくる。
    前者は入手難易度と白ゲージの短さ、後者はマイナス会心がネックとなる分扱いやすさはカリンガがリード。
    しかしゲージと会心率は刃薬で比較的簡単にカバーできるため火力は負けてしまう。
    スキル自由度をどれだけ活かせるかがカリンガを扱う上で重要となってくるだろう。
  • ちなみに、最終強化では今作のラスボスであるオストガロアの素材、発光する上粘液が必要。
    また当然強化の過程では大量の鉱石素材と少々の虫素材を使用する。
  • なお、この武器の攻撃力220、会心率0%、スロット無し、素で青40、斬れ味+2で白50という性能は、
    今作追加されたベルダーソードを強化し派生させて手に入る、オブシドソードの最終強化である
    歴耀剣クレテシアとそのまま一致する*2
    すなわちはっきり言ってしまえばクレテシアはハンターカリンガの完全上位互換な訳だが、白と青合わせて
    90もゲージがあるので白と青と少しの緑しか使わない運用をする場合はダメージ量は全く変わらない。
    そのためクレテシアとアサシンカリンガは相同互換と言う方が正しいだろう。

MHXX

  • 続編では、究極強化すればマスターカリンガという名前の武器に変わる。
    その性能は、
    • 攻撃力は高めの340
    • やっぱり無属性
    • 斬れ味は素で白50匠で紫が全て出現
    • 会心率は0%
    • スロットは最後までゼロのまま
    今回のマスターカリンガは立場がやや厳しいだろう。
    性能としては悪くないが、属性を重視する片手剣の特性上
    無属性というのは相性が良くない為、なかなか採用されにくいのが現状である。
  • また作製時期についても、上位の頃はオストガロアの緊急クエストをクリアすればHR解放してすぐに強化ができたが、
    今回も引き続きオストガロアの素材を必要となる。
    ……なるのだが残念なことに、上位と違い今回はHRが一定以上にならなければG級オストガロアと戦う事が出来ない。
    • 限界突破はG2から可能だが、それ以降は一切強化ができない為、つなぎとしても使えない。
      しかもこの時期になれば、ある程度の属性片手剣はすでに究極強化を完了している事もあり、
      存在を無視されてしまう事も事実となる。
      せめて完成時期さえ早ければもっと活躍出来たのだが……。

余談

  • カリンガとはフィリピン北部が発祥とされる手斧のことで、現地の言葉で「首狩り」を意味しており、
    山岳地帯中心に住む少数民族「カリンガ族」がよく使用していたことで知られている。
    刃の逆側には鋲が付属されており、使用しないときには鋲側を地面に刺して固定しておける構造になっている。
  • MHWorldではハンターカリンガは登場しないのだが、
    骨片手剣のグランドバロング等がなんとカリンガ型の剣となっている。
    一方で盾の方はウルムータバール等の鉱石系の斧型片手剣に使われており、
    骨と鉱石で分断されながらもその系譜が受け継がれている。

関連項目

武器/ハンターナイフ - この武器の前身。圧倒的な知名度も誇る。
武器/マレカリンガ - MHFに登場する、ハンターカリンガ系列の正統強化。水属性武器。
武器/鉱石武器


*1 ハンターカリンガに強化した直後からはウロコトルの素材を使うラーヴァピッカーに派生、レベル2でザザミギザミ素材を使うデュアルカラペイスが解放、レベル3でマカライト鉱石を使うヘビィバングへの派生が解放。
*2 緑ゲージはクレテシアの方が長い