MHFの最初期、オープンβテストの頃から存在する片手剣。
安定した性能を誇る使い勝手のよい一品で、鉱石系の素材のみで作ることができる。
本項では、これと同じ見た目を持つメインシリーズの武器「ヘビィバング」についても紹介する。
目次
概要
- MHFの情報が徐々に公になりつつあったころに、
MHFオリジナルデザインの武器として公開された片手剣第1弾。
素材としてはハンターが用意しなくてもよいが、
「砥石」そのものを素材に組み込んであり、恐るべき斬れ味の持ちを誇る。
- ぱっと見はただの鉄の剣だが、細部を見れば特徴的なデザインであることがわかる。
盾の片側の縁には補強のために黒い棘が5本埋め込まれており、
刀身は大きく反りかえっているが、先端は斧のようなやや大きな膨らみを持つ。
おそらく普通の剣と同じようには扱えないだろう。
- 鉱石系片手剣の原点ともいえるハンターナイフの強化版、
ハンターカリンガ改から派生強化を行うことで入手できる。
マカライト鉱石や鉄鉱石、陽光石など、
ハンターズギルド登録したてのハンターでも手軽に調達できる素材を中心としており、
改良版であるライトバング改にも新たな素材は大地の結晶といったありふれたものを用いる。
- 無属性片手剣なので一撃一撃の威力は当然低いが、
この武器は初期の段階から緑ゲージが全斬れ味ゲージの半分近くを占めており、
斬れ味の落ちを全く気にせずザクザクと切り刻むことができる。
さらにHR1で入手可能と最下位ランクの武器ながらいきなりプラスの会心率までもつ。
現在では後述の最終強化先までトライアルコースでも強化可能。
現役プレイヤーでも所持者は少ないので、無料プレイの目標として作ってみるのも一興。
- このライトバング改のさらなる発展形として、「ドラグエッタ」が存在。
武器デザインは現実の古代エジプト時代に普及した"クノペシュ"という刀剣のものを踏襲している。
鍔から伸びた刀身が一旦後方へ90度に折れ曲がれ、
そこから半円を描くように前へと伸びるという独特な形状である。
クノペシュは剣や盾など相手の武具を引っかけて強引に取り上げることに重点を置いた武器。
映画『ナイトミュージアム2』でカームンラーが使用した独特な形状の剣、
と言えば映画を覚えている方にはわかるだろうか。- ちなみに、ドラグエッタへと強化すると盾の棘もより刺々しくなり、
盾に描かれた模様もオレンジ色の「G」のような大きなものへ変化する。
- ちなみに、ドラグエッタへと強化すると盾の棘もより刺々しくなり、
- その名の通り、ドラグエッタには大量のマカライト鋼のほかにも、
塔で採掘するドラグライト鉱石や樹海で取れるクレンザイトなどの石も使う。
ドラグライト鉱石の色なのか、刀剣は淡い緑色に変色している。
上位ランクになると、カブレライト鉱石やユニオン鉱石、星鉄など、
それなりに貴重な鉱石を投入した「ユニエッタ」へと強化が可能になる。
混ぜ込んだカブレライト鋼の影響か、全体的に紫がかった色合いになる。かなり芸が細かい。
さらに、盾に刻まれた模様もオレンジ色から青色に変更。
ドラグエッタから推察すればユニエッタのユニは恐らく"ユニオン鉱石"だろう。
レア鉱石というレベルではないがユニオン鉱石もさりげなく30個も要求されるので地味に面倒。
- そしてHR81以上にもなると、「アルカンシエル」というさらなる強化版へ派生できる。
20個もの虹色鉱石と、30個ものベリル鉱石を用いるなど強化難易度は生半可ではない。
参考までに、虹色鉱石は採掘で手に入れようと思うと火山の一部のポイントで2%でしか手に入らない
(MHFではアクラ・ヴァシムの剥ぎ取りなどでも入手できるので回避ルートは一応ある)。
そして問題はベリル鉱石だが、峡谷のエリア5に1か所ある採掘ポイントで8%である。
2%よりはマシだと思っただろう。しかし問題は30個要求というなかなか終わりの見えない数字である。- 攻撃力は336と平均だが、無属性武器としてのプライドか会心率20%もある。
とはいえ、ここまでランクが上がると属性武器も充実するので無属性片手剣自体の出番が少なくなるが。
斬れ味ゲージも伸びたことで緑ゲージの長さの価値が相対的に下がった。
使用する鉱石で外見もどんどん変わったから今回はどうかとみてみれば、やはり変わっている。
それもかなりの変わりようで、"虹色鉱石"を用いたからなのかは不明だが、
刀剣が虹色…というよりは黄金に輝いている。
この輝きはもはや伝説の宝器レベルの光である。
なにより無属性片手剣の待遇度からすれば当然なのだが、
狩場で真面目にこの輝きを目にすること自体が伝説レベルというほかない。
武器の説明文にも「虹色に輝く稀有な片手剣」とあるが、見事に的を射ている。
そのため、ライトバングがここまで変貌することを知っているプレイヤーは、
片手剣の種類が優に数百を超えるようになった今の時代ではあまりいないかもしれない。
ロビー装備などで携えれば注目を浴びること間違いなしだろう。- ちなみに盾の表面に描かれた模様はライトバングのものに近くなる。
- 攻撃力は336と平均だが、無属性武器としてのプライドか会心率20%もある。
ヘビィバング
MHP2G
- 「ヘビィバング」という武器名だが見た目はライトバングである。
エルトライト鉱石を使用したG級ランクの武器。
一発生産するか、オデッセイブレイドから派生するかの2パターンの入手ルートがある。
オデッセイブレイドには雌火竜の紅玉を使用するので基本的には生産だろう。
- MHFと同じく無属性武器であるが、こちらは攻撃力よりも3つ空いた武器スロットが持ち味。
強化を施すと「マスターバング」へと昇華し、ライトバングのように会心率を得る。
斬れ味レベル+1で紫ゲージを獲得するなどようやく形になるが、
メランジェ鉱石にマボロシチョウ、モンスターの特濃など面倒な素材ばかり要求される。
本当に攻撃力だけを求めるならグレートククリなど他にもあるので、
差別化のために物理威力だけでなくスロットを用いた使い方をしたいところ。
MH4(G)
- 発掘装備として「マスターバング」が入手可能。
通常の武器としては存在しない。 - 刃先と盾の棘が着色部分になっており、特に装飾の色と同じ赤や、マカライトの青が似合うだろう。
MHX
- ハンターカリンガLV3から派生することで「ヘビィバング」を作成できる。
- 最終強化した「マスターバング」は攻撃力180、会心率+5%、素で極短い青と性能自体は微妙なものの、
MHP2Gと同じく3スロットであることと、匠で出るゲージが全て白になることが特徴。
同じ3スロットかつ無属性の片手剣にサーペントクリーヴという強敵が存在しているが、
匠などを発動させた斬れ味の良さであちらと差を付けたいところ。
MHXX
- 究極強化で「バング・バングス」になる。双剣みたいな名前になったが、もちろん片手剣のままである。
その性能は- それなりの攻撃力320
- こちらもそれなりの会心率+10%
- 素で白20、匠で出るのは全て紫の斬れ味
- 3スロット
- 同じスロット3の無属性片手剣にはカマキリの片手剣があるため立場は厳しいが、
限界突破時期がG★2、究極強化はG★4で素材もレアな物は要求されない為繋ぎとしては十分な性能。
どう考えても相手の弱点を突ける属性武器や、状態異常武器を装備したほうが強いのは言わない約束だ。
MHWorld
- 鉱石素材派生のスティールナイフIから工房武器派生として「ヘビィバング」へ強化できる。
- 最終強化となる「マスターバング」の性能だが
- 攻撃力280
- 属性解放をすることで雷属性330
- 斬れ味はやや長めの青50、匠で延長できるが白は出ない。
- Lv3スロットが一つ
- 防御力ボーナス+20
他の雷属性片手剣と比較してもその性能は突出しており、現状最優秀な部類の雷属性片手剣といえる。
長いようで意外にも短い青50の斬れ味は匠や剛刃研磨で補うといいだろう。- 物理攻撃力は片手剣内でも高水準だが、単純に無属性としての火力を求める場合、ボルボクラブIIIが立ちふさがる。
そのため属性解放による覚醒で雷属性の武器として使うほうが良いだろう。
- 余談だが、陽気な推薦組がムービー中にこの武器を使用している様子が見受けられる。
MHW:I
- マスターランクではレガシーバングを通り、レジェンドバングという銘を持つ。
なんとデザインも変化し、ベースが少し暗い色になった上に黄色と赤の紋様が加わった。
超高重量の鉱石を圧縮した結果、古龍素材に匹敵する硬度を獲得したらしいのだが、
その性能の方はというと- 並程度の攻撃力364
- 属性解放で雷450
- 素で白50、匠で出るのはなんと全て紫
- Lv3スロットが1つ
- 防御ボーナスは+35に
- まず目を引くのは優秀すぎる斬れ味。
上位の青止まりはどこへやら、まさかの紫出現に多くのハンターが驚いた。 - また、雷属性の方も生産武器では属性偏重で有名なキリンの片手剣に続く2位。
物理寄りの雷属性片手剣として最高級の性能と言っていい。
- 復活したジンオウガの片手剣、王牙剣【折雷】は、
属性解放こそ不要だが、属性値や斬れ味ではこちらに劣る。
序盤の鉱石武器ながら、メインモンスターの武器を圧巻するという、
レジェンドの名に相応しいポジションを手に入れた。- ただし、最終強化にはクシャルダオラと紅蓮滾るバゼルギウスの素材を要求されるためかなり終盤。
作成できない訳では無いが、ストーリーで振り回すには少し遅いか。
- ただし、最終強化にはクシャルダオラと紅蓮滾るバゼルギウスの素材を要求されるためかなり終盤。