武器/灼炎のイグナー

Last-modified: 2024-02-15 (木) 17:37:09

MHXで新登場したヘビィボウガン。
崩せ、その砲の名は灼炎のイグナー。

目次

概要

  • 四天王筆頭、斬竜ディノバルドの素材で作られたヘビィボウガン。
    ディノバルドの甲殻を模した武骨なデザインをしている。

本項ではディノバルド亜種二つ名持ちモンスターである燼滅刃ディノバルドの武器も扱う。

灼炎のイグナー

MHX

  • 生産したときからリロードやや遅いに反動中、そしてスロット2つを持つ。
    全種の物理弾を装填できるのだが、反動の関係で実際に使える弾は割と少ない。
    万能と言うよりは器用貧乏な感じである。
    武器内蔵弾は爆破弾とLv1斬裂弾、しゃがみ撃ちはLV1火炎弾のみと、
    この段階ではディオスキャノンと大差ない。
  • 上位序盤で尖竜骨を使っての強化が可能。
    上位序盤としては高めの攻撃力170になり、反動軽減装備として需要の高いザザミシリーズを作るため
    ダイミョウザザミの爪を部位破壊しつつ狩猟する際になかなかの性能を発揮する。
    通常弾の装填数も6/7/7とこの時点のボウガンとしては実用的な数値な点も評価できる。
    その後もHR5ですぐに攻撃力210まで強化できLv2の火炎弾と爆破弾が追加、
    スロットも2つあるため、攻略段階の火属性ボウガンとしては比較的使いやすい。
  • 最終強化すると名前が斬竜砲エクリクスに変化する。
    斬竜砲よ、己が憤激を込め、塵灰の道を拓け。
    攻撃力は生産武器トップクラスの230まで上昇したものの、
    装填数は通常弾が8/7/8、貫通弾が4/4/5、散弾が5/5/5と、最終強化としてはどれも物足りない。
    装填速度や反動など取り回しに難があるのは変わりなく、割と残念な性能となっている。
    しゃがみ撃ちはLV1火炎弾とLV2火炎弾が対応するが、物理弾は無い。
    武器内蔵弾もLV2火炎弾以外は爆破弾だとかLV1斬裂弾だとかどうでもいい弾ばかり。
    反動さえなんとかすれば物理弾がそれなりに使えるようにはなるが、
    補正に割くスキルが多いため、火力を盛った白骸の罪砲の劣化品になりやすい。
    ブレがなく、暴れ撃ちを発動させづらいのも汎用銃としてはマイナスである。

MHXX

  • MHXXではG★3ランクから限界突破が可能。
    ただ性能傾向は上位からほとんど変わらず、相変わらず中途半端さが目立つ。
    究極強化の大斬砲エクリクノヴァは非常に高い攻撃力350を持つものの、
    やはり物理弾の装填数が全体的にパッとせず持て余しがち。
    装填速度はブレイヴリロードやレンキンスタイルなどでそれなりに補えるが、
    火炎弾ヘビィとしては全体的にアグナ砲の方が使いやすいという、
    何とも半端な武器になってしまった。

MHW:I

  • マスターランクの舞台でディノバルドが復活、イグナーも再登場した。
    ガマル大砲【青蛙】Iからの派生で作成できる。
    性能は
    • MR★3時点ではそこそこな攻撃力360
    • 会心率0%
    • Lv4スロット一つ
    • ブレ小
    • 火炎弾が7発、反動中、リロードやや遅い
    • 拘束手段として全レベルの徹甲榴弾、Lv2麻痺弾がある
    • 特殊弾は狙撃竜弾
  • ヘビィボウガンでLv4スロットを持つのは限られており、
    ストーリークリア前は斬竜派生の他は冰龍派生のみ、
    クリア後もアップデートで追加された4挺しかない。
    物理弾は通常弾が10/9/6、貫通弾が9/7/5となっている。
    MHW以降全体的に装填数が抑えめになっているためそこまで少なくはないが、
    反動とリロードがお世辞にも良いとは言えない。
    • その他、MHXでは武器内蔵弾となっていた斬裂弾は装填数が最多グループの4発。
      また、なぜか滅龍弾が3発対応となっている。
  • さらに、亜種素材を用いることで後述の硫鉄のジラジカルへと強化できる。

硫鉄のジラジカル

MHW:I

錆びた金属のような威圧感のある砲
身は、桁違いの破壊力を生み出す。

  • 今作初登場となるディノバルド亜種の素材で作られたヘビィボウガン。
    他の亜種ボウガン同様、通常種の派生をそのまま乗っ取る形となる。
  • まず、硫鉄のジラジカルへと強化すると攻撃力が390まで上がるが、
    その他のステータスは一切変化しない。
    その後は天鱗や屍套龍の剛爪などを用いて最終強化、硫斬砲フィンガルとなり、
    攻撃力が435まで上昇する。
  • 物理弾の取り回しが悪い以上、火属性特化運用がおすすめ。
    装填拡張をLv3まで付けることで火炎弾を9発装填できるようになり、
    反動抑制パーツ×2、リロード補助パーツ×1で反動小、リロード普通となる。
    ただ、この運用でもアンジャナフの蛮雷重弩カーリテルマが対抗してくる。
    共通点は攻撃力、火炎弾の取り回し、レア度。
    加えてあちらは会心率-10%、ブレ大、Lv1スロット一つとなっている一方、
    LV3徹甲榴弾の単発自動装填に対応している。
    • この他、クリア後は皇金武器が台頭してくる。
      もっとも、どの点を見ても勝ち目がないというほどの差は流石になく、
      使いたい弾種や装備に応じて使い分けられる範疇となっている。

爆焔のイグナー

MHX

  • 二つ名ディノバルドの武器として、「爆焔のイグナー」及び最終強化「燼滅砲エクリクス」も登場する。
    攻撃力230で基本スペックは変わらないが、スロットは全く無い。
    しかし貫通弾の装填数が6/6/6に増えていて、これが全ヘビィでトップタイと非常に優秀。
    しゃがみ撃ちからLV2火炎弾が消えたのは地味に痛いが、物理弾に関してはより攻撃的になっている。
    反動軽減さえ発動できれば、狩技ゲージが溜まりやすい特徴を持つ貫通銃となれるだろう
    …と言いたいが、装填速度が遅く手数が伸びないため、結果的にゲージの溜まり方はイマイチ。
    反動軽減も、スロット無しの二つ名武器ではかなり重いスキルとなり、防具の構成には難儀する。
    また、LV3貫通弾の運用を考慮しなければ、より優れた二つ名ヘビィの存在が痛い。
  • 以上のように、攻撃力自体はかなり高いのに物理弾がしゃがめない上、反動や装填速度に難があり、
    器用貧乏を地で行くような半端な高スペックのヘビィというのがこの武器の実状である。
    火炎弾と爆破弾に長けたヘビィは毎回こんなのばっかりなのは気のせいだろうか…
    この手のヘビィモンスターの体格がバラバラな大連続狩猟向けにある程度の需要が存在し、
    熱心なファンが付いたりして人気が有ったりするものだが、
    本作では装填速度と反動軽減の両立が極めて困難という事情もあり、
    他のを使った方が…という判断を招きやすくなっている。
    • ディノバルドはMHXの看板モンスターなので、あわやガッカリヘビィの系譜に名を連ねそうなところだが、
      幸いなんとか免れている。尤も、一歩間違えれば仲間入りは難くないほどだが。

MHXX

  • 二つ名ヘビィの燼滅砲エクリクスからは真滅砲エクリクノヴァへと強化できる。
    こちらは攻撃力340と若干低い代わりに装填数が多く、特に貫通弾は7/7/7とトップクラス。
    もっとも周りを見れば微妙に勝てないライバルだらけなのは前作と変わらない。
    G級でしゃがみ対応したのがよりにもよってLV2拡散弾というのもマイナス点。
    物理弾の立ち撃ちで使えないことは無いが、それ以上の事はほぼできない。
  • 一応、この武器単体で見れば前作の欠点はおおむね解消されている。
    G級のスキル環境では反動軽減は決して重たいものではなく、
    装填速度もスキルはもちろんブレイヴスタイルでも補える。

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