モンスター/燼滅刃ディノバルド

Last-modified: 2024-02-25 (日) 10:31:16
種族
獣竜種 (竜盤目 獣脚亜目 尾剣竜上科 ディノバルド科)
二つ名
燼滅刃(じんめつじん)
英語表記
Hellblade Glavenus
危険度
MHX・MHXX:★6
登場作品
MHX, MHXX, MHST2, MH-R
狩猟地
古代林, 地底火山, 旧砂漠, 砂漠, 火山, , 密林, 溶岩島

目次

生態・特徴

斬竜ディノバルドの中でも強力、かつ特異な性質を持つことから二つ名を得た個体。
禍々しく朱く輝く双眸、より鋭利に発達した全身の甲殻、
そして通常種を上回るほどの規模にまで巨大化した尾が特徴。
その尾は度重なる練磨の影響により常軌を逸した高熱を宿し、
体内の熱を散らすために眼前の全てを焼き払い、斬滅する。
その様からハンターズギルドから付けられた二つ名は≪燼滅刃≫。
吐息一つで岩を割り、尾の一振りで山を焼き、一度怒れば周囲十里が灰燼と化すほどの被害をもたらすとされ、
ハンターズギルドではかの金獅子ラージャン恐暴竜イビルジョーに比肩する脅威と定められている。
体格そのものが通常種よりも一回りほど大きな傾向があり、
全身の甲殻は幾度となく繰り返された研磨によって鋭さを増し、臨界間際を思わせる色に変色している。
また、底無しと言っても過言ではないほどのスタミナと驚異的な運動能力を兼ね備えており
身を捻るようにしながら相手の死角へ向かって跳躍し、着地とほぼ同時に尾を振り下ろすなど、
通常の個体には見られない攻撃を繰り出すこともある。
体内器官において発生させる熱も通常種の比ではなく、ほぼ常時喉や尾が赤熱した状態にある
要因は研磨行為などで体内に取り込んだ鉱物のバランスが極端なためという説が濃厚とされる。
興奮によって器官が活性化すると更なる灼熱を生み出すだけでなく、爆発性の粉塵をも生じさせる。
口内に溢れだした熱エネルギーと粉塵は燼滅刃が尾を噛み研ぐ際に付加され、
尾の刃は膨大な熱に加えて爆破性質をも宿した恐るべき凶器へと変貌する。
赤黒く変色した尾に渦巻く黒煙と粉塵を纏わせたその姿は「爆熱状態」と呼ばれ、
これこそが燼滅刃ディノバルドの戦闘力が最大限に解放された状態である。
爆発性の粉塵を纏った尾の一撃がもたらす破壊は最早切断の次元にあらず、
巨大な爆炎を以って餌食となった物体を跡形もなく吹き飛ばす
獄炎を振り撒き一切を爆破焼尽するその様は、見る者に畏怖と共に”燼滅”の名を焼き付けるという。
一方、爆発性の粉塵は外敵からの攻撃で爆発してしまうことがあり、
この不意な爆発に巻き込まれた燼滅刃自身が吹き飛んで転倒してしまうこともあるという。
狩猟の際にはこれを狙って爆発性の粉塵が付着した部位を攻撃する戦法がとられることもあるが、
獄炎とまで形容される炎を振りまく喉と尾を狙うのが大変な危険を伴うのは言うまでもない。
通常種を遥かに上回る圧倒的な戦闘力から、ハンターズギルドではこの個体について特別措置を設けており、
ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
なお、その素材は迂闊に触れれば炸裂し、決して払えぬ獄炎を生み出すとして恐れられており、
加工の難度も極めて高いが、その素材から生み出された武具には燼滅刃の魂が宿り、
通常種の武具とは異なる特異な性質を秘めた代物となるという。

概要

  • 斬竜ディノバルド二つ名持ちモンスター。MHXにて初登場。
    • 二つ名に冠されている「燼滅」は見慣れない単語だが、焼き尽くす、滅ぼすという意味である。
      前述の設定や後述の戦闘スタイルにマッチした二つ名と言えるだろう。
  • MHX発売前は全く存在が示唆されておらず、
    MHXの「メインモンスター」と「二つ名持ちモンスター」という目玉要素を兼ね備える
    燼滅刃ディノバルドの存在が確認された際は大きな話題になった。
    • 初登場モンスターに特殊個体も用意されている例は非常に珍しい。
      特殊個体は「既存モンスターの強化・設定掘り下げの一環」といった趣が強く、
      後続作品での追加が主流であるためである。*1
      唯一の先例は、特殊個体最古参の錆びたクシャルダオラのみである。
      ただ、本種は「二つ名個体」という亜種に近い独自のシステムに属する存在であり、
      正規の特殊個体ではないことから、厳密には二例目とは呼べない。
    • なお、MHXには他にタマミツネライゼクスガムートがメインモンスターとして登場するものの、
      彼らには二つ名持ちモンスターが登場せず、他のMHX産新モンスター達にも二つ名個体は存在しない。
      ディノバルドはMHXのメインモンスターであるだけでなくパッケージモンスターでもあるため、
      それゆえの特別待遇ということであろう。
      続編であるXXでは他3頭の二つ名もPV2で紹介され、四天王全員の二つ名個体が登場することとなった。
  • 体色は通常個体と比べて全体的に赤黒く、頭部の左角が肥大化しているなど、より威圧的な風貌である。
    また、紅兜アオアシラなどと同様にサイズ自体も通常個体より一回り大きく、
    特に尻尾に関しては、ただでさえ長大な通常個体の更に1.5倍ほどはあろうかというまでに巨大化している
    また、常時喉と尻尾は赤熱化しており、さらに喉はチャージ行動で爆発性の塵粉を開放し、
    尻尾は牙で研ぐ際にそれを付着させて黒く染め上げる。
  • 長大な尾を持つことから、通常個体の時点で30m級の個体も見受けられたディノバルドが
    更に巨大化したということもあって、そのサイズは正に驚異的。
    最小金冠ですらあのドボルベルクの最大金冠に比肩する全長を持ち、
    最大金冠ともなれば34mの大台を突破する
    これは大型モンスターとしては最大の全長を誇るアグナコトルに迫るサイズであり、
    通常種より巨大な体格や刺々しい甲殻も相俟って、最大金冠個体の威圧感はアカムトルムなどにも引けを取らない。
  • MHXでの燼滅刃ディノバルドの狩猟クエストは、
    集会所の上位クエスト「出陣!地底火山の果たし合い!」をクリアすることで解放される。
    キークエストの1つでもあるので、HRを上げていれば自然と解放されるだろう。
    • ニャンター含むオトモへの基礎経験値はトップタイの2000(もう片方は荒鉤爪ティガレックス)。
      しかしニャンター育成としては隻眼イャンガルルガが不動の人気を得ており、
      そもそも荒鉤爪同様攻撃が激しく動きも速い強敵である(=回し難い)為、育成には不向きである。
  • 燼滅刃限定のレア素材として燼滅刃の塵粉というものが存在するが、なんとこれは落とし物限定である。
    しかも落し物を落とす条件が少し特殊(この条件については後述)。
    さらに武器を最終強化するまでに3つ
    防具はなんと各部位に1個ずつ使用し、一式を揃えるためには合計5個も要求される。
    チケットだけ先に集めた人が強化途中でこの素材の存在を知る、ということが多々あるので、
    落とし物には気を配っておくと良い。
    • G級個体に限り頭部の破壊報酬でも手に入るようになった。しかし確率はかなり低く、
      通常報酬などでは一切出てこないので入手難易度は変わっていない。
      また、XXで追加された武器の強化過程でさらに2つ必要になる。(幸い防具は限界突破以降必要とされない)
      燼滅刃の塵粉は上位・G級どちらでも出るアイテムであり、G級版が存在しない。
      一番難易度の低いクエストで集めるのも手。

MHX

  • 燼滅刃ディノバルドは最初から頭部も尻尾も赤熱状態となっており、
    通常個体と違って時間経過や頭部の怯みで解除されることがない。このため、各攻撃が常に苛烈を極める。
    また、速度も通常個体と比べて素早く、隙が少ない。
    • 更に厄介なことに、上記の理由から燼滅刃ディノバルドは一切疲労状態にならない
      そのため、行動スピードが通常時より鈍るということは一切ない。
      足止めしたいなら乗りか後述の方法でダウンさせるか、罠に掛けるといった対策が必要となる。
  • 通常個体との最大の相違点は喉や尻尾に黒い塵粉を纏うことによって、爆破属性を付与してくること。
    爆熱状態とも呼称されるこの状態では噛み付きの際に
    ティガレックス希少種のものと似た爆発性の粉塵を撒き散らし、
    尻尾を使った攻撃によって凄まじい規模の爆発を引き起こす。
    • この塵粉は水に強く、爆熱状態の部位は水属性が通りにくくなってしまう。*2
      一方で冷気に弱く、氷属性がかなり有効になる。
      爆熱状態の部位を怯ませて解除すると同時に隙を晒すため、
      塵粉纏いを前提とするかしないかで属性を選択すると戦いを有利に進められるだろう。
      ボウガン使いは、通常時対策の水冷弾と爆熱状態対策の氷結弾の両方を撃てるものを用意しよう。
  • ちなみに、口に塵粉を纏っている場合と纏っていない場合とで、
    ブレス系の攻撃で設置された塊が爆発するまでの時間が変わる。
    具体的には、塵粉纏い時はブレスが着弾して割と直ぐに爆発し、
    非塵粉纏い時では設置からかなり遅れて爆発する。
    これが何を意味するかと言うと、設置ブレスをイナす場合、
    塵粉纏い時ではイナシ後にスティックを入力しないことで
    無敵時間を延長すれば、着弾後の爆発の攻撃判定が無敵時間内に収まる。
    が、非塵粉纏い時では爆発が遅れて発生するせいで、
    イナシ後限界まで無敵時間を延長しても爆発に巻き込まれるということだ。
    初めから非塵粉纏い状態だと判っていれば、爆発発生までには結構余裕があるため、
    イナシ後即座に横回避などすれば回避可能なことも多い。
    しかし見誤ったが最後、本来なら無敵時間でスカせるはずの爆発の被弾がほぼ確定する。
    (納刀からガード系行動が可能な武器種は別)
    このことから、ブレイヴスタイルなら口の爆熱状態を解除しない方が安全、
    というよくわからない状況が発生することがある。
    が、イナシ後に即座にスティックを入力する癖がついた状態で超特殊許可の個体に挑むと、
    ブレスをイナシた瞬間に死がほぼ確定するので注意しよう。
  • 尻尾爆熱状態で叩きつけなどの尻尾部分に直撃すると爆破やられに陥ってしまう。
    その他には喉爆熱状態時の噛みつきにも爆破やられが付加されており、
    こちらは予備動作が小さい上に二連続や振り向き様に繰り出されることもある厄介な攻撃。
    無論爆破やられ状態で大技を食らえばたとえ最高ランクの剣士防具であろうとも
    即死クラスの大ダメージは免れないため、保険として細菌研究家をつけるのもアリ。
    • 纏っていない場合は通常個体同様火属性やられとなる。
      そのためネコの毛づくろい上手が対策として非常に有効。
  • 通常個体と比べても尻尾を使った攻撃のリーチは爆発を伴うためとてつもなく長い
    どれぐらい長いかというと、貫通弾のクリティカル距離まで離れた程度では尻尾叩きつけが悠々届いてしまうほど
    尻尾爆熱状態では尻尾を叩きつけると更にリーチが伸び
    ディノバルドから背を向けて逃げてもまず避けられない。
    しかもあろうことか大ジャンプで距離を詰めてから尻尾叩きつけを繰り出すパターンも追加されており、
    燼滅刃ディノバルドとの戦闘エリア内に安全圏は存在しないと考えてよい。
    回復薬を飲んでいるハンターに異様なヘイトを向け、この攻撃で超反応で妨害してくる点も通常個体と同様だが
    回復薬を飲むタイミングはリーチの上昇分、更に警戒する必要がある。
    というか、隣のエリアが近ければ一度逃げた方が早い。
  • また、ジャンプしながら回り込み、
    プレイヤーの視界の外から尻尾を叩きつける攻撃も追加されている。
    この攻撃の際には叩きつけた尻尾から風圧が発生するため怯んでしまうと危険。
    なお、このモーションは本体のジャンプから一瞬遅れて鋭く尻尾を振り回すものであり、
    尻尾には地面を擦って振り上げられた直後から攻撃判定がある。
  • また、尻尾が爆熱状態になっている間は通常の反時計回りの尻尾大回転攻撃を繰り出したのち、
    そのまま尻尾を咥え直し時計回りの大回転攻撃二発目を繰り出してくる。
    一回目を避けたからといって安心していると、二発目が飛んでくるので覚えておこう。
    厄介なことに、一回目は通常個体と同じタイミングだが、
    二回目は研ぐSEが終わってから振り回すため、ワンテンポ程遅れる。
    • 通常の上位ディノバルドは大回転後に威嚇をしないが、
      燼滅刃ディノバルドは単発、二連続に限らずこの攻撃の後は必ず威嚇する。
      安定して避けられるようになれば大きなチャンスとなる。
    バグか仕様か不明だが、この二回目の大回転攻撃をガードした場合に
    通常ではあり得ないレベルの超大ダメージを受けて即死するという恐ろしい現象が報告されている。
    直撃を耐えられる防御力を確保していても、
    ガードした瞬間に何故か直撃時以上のダメージを受けて即死するのである。
    また、大回転薙ぎ払い攻撃の二発目をブシドースタイルでジャストガードすると、
    ジャストガード成功のSE・エフェクトが発生したにも拘らず一瞬で体力を削り取られて即死
    更には事前に通常のガード姿勢を固めて真正面から受けても結構な確率で即死する。
    • この現象の理由としては、爆破やられでガードがめくられているからだとか、
      回転による攻撃ベクトル差でガード範囲外から斬られているからではないかなどの推測が出ているが、
      総合的に判断すると、超高速の超多段ヒットによる削りダメージという説が有力な様子。
      つまり、2発目初段をジャストガードして無効化→しかし多段ヒットにより以降が通常ガードになり、
      そのまま超多段削りで通常以上のダメージを受けて死ぬ、というもの。
      通常ガード時も何故かジャストガード音が鳴り、おそらくは上記の現象によって斬られてしまう。
      内訳は爆熱状態の尻尾に付随する塵粉と、尻尾による斬撃が波状攻撃を形成しているためだと思われる。
      真相は検証が待たれるが、いずれにせよガード武器やニャンターを使う場合は気をつけておこう。
      厳密にいえば、超高速の超多段ヒットによる削りダメージ+スタミナ切れによる直撃ダメージ
      というのが正しいかもしれない。
      要は多段ヒットをガードし続けた結果、スタミナが切れてガード不能になり、
      最終的には通常攻撃をモロに食らってしまうというものである。
      実際に強走薬を飲んでスタミナが減らない状態でガードをした場合は即死しなくなる(片手剣にて検証)。
    • この現象が比較的起こりやすいのは、
      斬撃の攻撃範囲の内、尻尾を咥えたディノバルドの正面の直線上の全距離。
      軸をずらすと発生しにくいため、少ない移動量で大きく角度を稼げる至近距離に居ると避けられる場合が多い。
      というより、機動力のないガード武器では他に選択肢は無い。
      一撃目をガードする際にディノバルドの前進分程度に距離を取り、
      二撃目を至近距離で振らせるように位置取りすると多少かわしやすい。
      うまく密着できていれば尻尾の下(場合によっては更に後ろまで)に潜りこむことで
      攻撃判定に接触せずにやりすごすこともできる。
      マルチプレイではターゲット対象と彼我の位置関係をよく見極めて防護策を選択したい。
    • なおランスその他のジャストガードならばボタンを素早く2連打すると全段ジャストガード可能
      恐らく誤差数フレームもない多段ヒットなのでタイミング的には間に合っていないはずだが、
      出来るだけ早めに2連打すると普通に2連ジャストガードが成功する。
  • 他にも尻尾が爆熱状態の際の炎飛ばし*3も高速で多段ヒットするためジャストガードが失敗しやすい。
    ただし多段になっているのは炎部分のみであり、尻尾そのものをジャストガードすればきちんと成功する。
  • 尻尾攻撃だけでなく、火球ブレスの爆発範囲も広がり、着弾から爆発までの時間も短くなっている。
    通常個体よりも着弾地点から距離を取った方が安全だろう。
    喉爆熱状態時はブレスがピンク色になり、着弾と同時により広範囲の爆発を起こすためさらに危険である。
  • 通常個体の咆哮は小だが、燼滅刃ディノバルドの咆哮はになっている。
    通常個体と比べると咆哮する頻度は低いが、それでも2度3度と連続して咆える場合もあり、
    ペースを乱されやすい。
  • 爆熱状態になった喉や尻尾を攻撃することで、ダウンを取ることができる。
    また、この時同時に落とし物をするが、素材の一つである「燼滅刃の塵粉」はこの落とし物からしか入手できない
    この燼滅刃の塵粉がとても出にくいことで有名であり、
    公式のモンスター知識の書曰く確率にして全レベル共通で18%とのことだが、
    一個体につき落し物を落とすのは3回まで(頭と尾合わせて3回)であり、
    しかも例のセンサーがやたら反応するためまごうことなき激レア素材となっている。
    更に最終強化までに武器には3個、防具には各部位に1個ずつ要求される。
    • 落し物を落とした時は絶好の攻撃チャンスでもあるので、
      マルチプレイでは落し物を拾うかどうかを決めておいた方がトラブルになりにくいだろう。
    • 性質の悪いことに、この爆熱状態は時間でも解除される。
      爆熱状態の攻撃は熾烈を極め、猛攻を受けて一時避難して回復、
      戻ってみたら体に纏う塵紛がなくなっている、なんてことも。
      狩猟難度的には救済処置といえなくもないが…
      (例えば、同じく攻撃が苛烈化するジンオウガの超帯電状態*4は時間では解除されない)
      当然、自然解除時に落し物が発生しているというような都合のいい話はない。
  • 尻尾を切断すれば狩猟が格段に楽になる点は通常個体と同じで、切断後は爆熱状態に移行できなくなるため、
    厄介な爆破やられがなくなる、大回転攻撃が1回固定になるなど大幅な弱体化を狙えるので是非とも狙っていきたい。
    しかも燼滅刃ディノバルドは尻尾が常時赤熱or爆熱状態で、
    通常個体とは異なり尻尾の切断自体は常時狙えるようになっている。
    …が、切断に必要なダメージが通常個体の約2.7倍の1200となっている。
    ちなみに尻尾の斬肉質は通常個体の赤熱時よりは硬いが、通常時や鈍磨時に比べればはるかに軟い。
    爆熱状態になると通常個体の赤熱時に近い軟さになるものの、
    爆熱状態の尻尾を使った攻撃は特に苛烈であり、
    下手に尻尾切断を狙ったがためにあえなく返り討ち、なんて事もザラにある。
    まずはダウンを奪ってから集中攻撃を仕掛ける、といった工夫が必要となるだろう。
    • 余談だが通常個体のディノバルドの尻尾を切断した際、
      地面に刺さった尻尾はすぐに冷めて通常時の色になるが、
      燼滅刃ディノバルドの尻尾を爆熱状態の時に切断すると通常時の色にならず、
      爆熱状態の黒い色のまま地面に残る。
  • 長リーチ・高威力かつ爆破やられつきの大技を矢継ぎ早に繰り出す強敵ではあるものの、
    通常個体と違い、常時尻尾が軟化しており、更に爆熱状態時の尻尾を攻撃することでダウンも取れるなど、
    防御面は寧ろ通常個体よりも脆くなっているため、つけ入る隙は用意されているといえるだろう。

MHXX

  • 先述の通り、MHXXにも続投。
    しかし燼滅刃ディノバルドのみG級個体のクエスト解禁条件が他の二つ名モンスターと異なっており、
    G級の通常個体のクエストをクリアしただけでは一覧に表れない。
    G★4のキークエストの一つでもある「斬鉄の剣、不壊の鎧」をクリアしてやっと挑めるようになる。
  • G級では通常のディノバルドと同様の新技を獲得しているが、
    燼滅刃ディノバルドは力を溜めて尻尾を振り下ろす技を使用する際、
    尻尾が爆熱状態だと力を溜める時に尻尾に炎を纏い、叩きつけた直後広範囲に爆発を引き起こす
    尻尾は勿論のこと、引き起こされる爆発も凄まじい威力を誇り、くらうとかち上げられてしまう。
    その爆発ダメージは、超特殊許可であればあのフル強化ネセト剣士を即死させるほど
    • なお、尻尾と爆発で判定が2度発生するため、
      ジャストガードで凌ぐ場合は連続ジャストガードを決める必要がある。
      タイミングがなかなかにシビアな上、失敗すれば大ダメージ間違いなしなので、
      削りダメージを覚悟で通常ガードするのも手。
      スタミナが満タンであれば、ガード性能なしでも両方ともガードできる。
      カウンターは尻尾に対して行ってしまうと爆発が直撃することになるため
      尻尾は移動で避けて爆発をカウンターするなど工夫が必要になる。
    • 一方、爆発そのものの判定は一瞬なので素でもフレーム回避でき、
      回避性能があれば尻尾ごとフレーム回避可能。
      この技に限らず回避性能があると燼滅刃ディノバルドの攻撃は咆哮も含め非常に回避しやすくなるため
      被弾が多いと感じるようなら発動させてみることをお勧めしたい。
    • ブレイヴスタイルのイナシの場合、尻尾をイナシてからすぐに行動すると爆発が直撃してしまう。
      イナシた直後はスライドパッドを入力せず、ニュートラル状態で放置すれば爆発もやり過ごせる。
  • また、振り向きながら尻尾で攻撃する行動の隙をキャンセルして3連ブレスに繋げてくるようになった。
    G級の追加行動(振り向き尻尾→ブレス)、及びそこからの位置関係により、
    ブレスの頻度が上位個体より高くなりやすい。
    単発のブレス、下がりながらの3連ブレス、回り込むように走りつつブレス……と、全力でブレスを吐きまくる。
    ようやく近づいても上述の振り向き尻尾からのブレスでまた距離を取られ……なんてこともある。
    距離を離されやすくなった分、超性能の高速噛み付きが来る確率も上がってとにかく厄介。
    ブレスを誘発したいときの炎王龍のように、ソロでもパーティでも燼滅刃ディノバルドに近づくようにするといいだろう。
    一方、大回転攻撃は回数も隙もそのままで、ブレスの速度も通常個体同様にやや落ちている。
  • 上位までは通常個体は疲労時にしか拘束攻撃をしてこなかったため、
    疲労状態のない燼滅刃ディノバルドが拘束攻撃をしてくることはなかった。
    しかしG級の通常個体は平常時でも仕掛けてくるようになり、
    それに合わせて燼滅刃ディノバルドも拘束攻撃を習得してしまった
    威力はかなりのものであり、G級レベルのものになれば火耐性が低いと、たとえ体力MAXからでも
    脱出前に死が確定する。忘れずにこやし玉は持っていこう。
  • 塵粉纏い時のブレスがボマーニャンターに対してのみブシドー殺し的な特性を持つ。
    ボマーニャンターのジャスト回避はハンターのものと挙動が違い、
    ジャスト回避すると無敵状態でその場で真上に大きくジャンプし、
    着地したあと無敵が切れてローリングで移動を始める。
    ブレスの着弾地点でジャスト回避を行ってしまうとちょうど無敵が切れた頃に爆発が直撃するため、
    塵粉纏い時のブレスは位置取りで回避するか、着弾地点以外でジャスト回避するしかない。
  • 既存の上位個体も含めて、前述した大回転攻撃の二回目をガードした際の超ダメージが無くなっている。
    やはりバグだったのか、仕様だったが余りの不評ぶりに下方修正したのかは定かではないが、
    一先ずは安心してガードできるようになった。

超特殊許可クエスト

  • 超特殊許可でも変わらずの強敵。
    爆破やられ火属性やられによる削り(即死)ダメージ、爆発による広範囲超火力の技の数々、
    遠距離からのブレス連射AI、引っかかりやすく、当たると剣士の体力を4割ほど奪う噛み付きなど、
    全二つ名持ちモンスターの中でもトップクラスの凶悪さを持つ。
  • 爆熱状態の解除は他のレベル以上に積極的に狙っていきたいところだが、
    この超攻撃力による被弾を警戒してこちらの攻撃の立ち回りも必然的に控えめになってしまい、
    爆熱状態の解除に必要なダメージが多くなっているのもあって、危険な状態に長時間さらされてしまいやすい。
  • 回避しにくい即死攻撃が豊富な青電主と比べると本当に一撃で力尽きる技こそ少ないものの、
    根性貫通の爆破&火属性やられ、吹っ飛びを誘発する噛み付き、爆発のかち上げと
    追撃が恐ろしい技が多く、特に噛み付きは当たった相手を狙って追撃を行う行動パターンを持つなど、
    とにかく一撃引っかけて追撃でトドメを狙ってくるので青電主とは別ベクトルの厄介さを持つ。
    • 特に、怒り時の溜め斬り大爆発の威力は凄まじく、
      超特殊燼滅刃の攻撃倍率が非常に高く設定されているのも合まって、
      あの超特殊最凶と名高いライトニングブレードと肩を並べるダメージを叩き出す。
      火耐性によってはライトニングブレードを超えるダメージを受ける可能性も。
  • その溜め斬り大爆発よりも更に危険で、喰らってはいけないのが拘束攻撃
    捕まった時点でガッツリと体力を削られるだけでなく、
    火属性やられ高火力噛みつきでこやし玉を投げる暇もなくBC送りにされてしまう。
    燼滅刃の体力が減ってくると頻繁に使用してくるようになるため、後半になっても油断は禁物。
    モーションこそ似通っているが、イビルジョーの拘束攻撃より浅く跳躍するので脚に引っ掛かりやすい。
    判定が強くダメージ量も多い危険な技ではあるが、
    この技を使用してくる場合は大抵相手の体力もかなり減っているという事である。
    集中して気を抜かずにしっかりと攻撃を当てていけば勝利は目前だろう。
  • やたらと動き回り、転倒させにくい獣竜種だけあって長期戦になりやすく、
    爆破&火属性やられ+溶岩地形効果によりじわじわ体力が削られることによる回復薬切れも対策したいところ。
    そのくせ距離が離れていると今度はブレスを優先して使うAIになっているせいか、
    溶岩の中に陣取ってひたすらブレスを吐き続けることがしばしばある。火の海に棲む竜!
  • 攻撃面は非常に苛烈だが一方で肉質は頭と尻尾の肉質が常に柔らかい点は変わらず、
    体力も超特殊許可クエストの中では下から数えた方が早い*5くらいなので他の二つ名よりは脆い。
    相手の攻撃を的確に避けて反撃を当てていけば素早く討伐することが可能。
    狩るか狩られるかを良くも悪くも体現した相手だと言える。
  • …なお最早恒例であるが、防具・護石無しでクリアした変態猛者も登場しているそうだ。

派生作品

MHST2

  • 共闘探索クエスト「火属性のタマゴ」にて戦える。
    通常のディノバルドと同様に、通常時はパワー、滅火球溜めをするとスピード攻撃を行う。
    すくみなし単体攻撃のフレアチャクラムを使用すると、爆熱状態になり、
    なんと一切3すくみ攻撃を使用してこなくなる。
    その後は単体火属性技のエクスプロードテイルを2回使用した後全体火属性技の爆滅刃を使用してくる。
    これら全てをモロに食らえば壊滅は避けられないだろう。
    • 爆熱状態になった時点で終わりと言うわけではなく、爆熱状態になる前に尻尾を破壊すれば
      爆熱状態時の行動が変わりテクニック攻撃を使用してくるようになる。
      そもそもメインシリーズでは、尻尾を切断したら爆熱状態にならなくなるはずなのだが…
      また、MHST2では非常に珍しい一切怒り状態にならないモンスター。
      行動回数は1回で固定なので、怒ると2回攻撃をしてくる二つ名連中の中では比較的制しやすいだろう。
      流石に慣れれば一切ダメージを受けずに討伐できる奴よりは強いが。
    • 原作通り最初から尻尾が赤熱化している影響か、通常種と違い最初から武器による攻撃が通る。
      前述の通り尻尾をそのままにしておくと厄介なのでさっさと破壊してしまおう。
      破壊すると通常種と同様にダウンするため、チャンスタイムにもつながる。
      ……しかし、尻尾の耐久値は異常に高く設定されており、普通に戦っているだけではまず破壊不可能
      特にNPCを連れている場合は部位破壊を狙ってくれるなんて配慮は無い為、破壊は無理だろう。
      破壊するにはマルチで赴き、ライダー二人とモンスター二体が全員尻尾を狙うよう指示しなければ難しい。
  • また、8月19日からは共闘クエストとサブクエストも追加される。
    素材はこちらで集めると効率が良いだろう
    が、この時には既に探索クエストで集め終わっているという人も多いだろう
    • サブクエスト「狂炎の黒騎士」ではベルガ火山に燼滅刃がやってくる事となる。
      リヴェルトやカイルなどのハンターを連れて行きたい場合や、
      まだ素材が足りないけどいちいちチケットを使うのが勿体ないという人はこちらを利用しよう。
    • また、青電主と同様にレア以上(下位含む)のレアリティの巣からもタマゴを獲得できるようになった。
      特に下位レア巣は他に比べて発見・攻略とも難易度がかなり低いため、本編クリア直後でも加入させやすい。
      成長タイプが晩成なため早期の活躍は厳しいが、より加入が難しいテオ・テスカトルと比較しても能力はそこまで遜色なく、
      また持ち合わせる遺伝子も優秀であり、狙う価値は十分にあるだろう。

オトモン

  • 前述の共闘探索クエスト「火属性のタマゴ」にてタマゴが拾えるが、
    ノーマルやレアの探索チケットだとなかなか出てこないので、
    王冠100個は重いもののSRチケットを使用した方がいいだろう。
    タマゴは黒に赤い獣竜種の柄が入っているので見分けは簡単。
  • 通常種と同じくパワータイプで、ライドアクションは「モンスター探知」と「超岩砕き」。
  • アクティブスキルはフルスイング遺伝子【中】の「斬熱刃」、
    ウィップ遺伝子【特大】の「バーニングテイル」、そして強襲遺伝子【特大】の「燼滅刃」を持つ。
    この内、斬熱刃は通常種も持つスキルである。
    • バーニングテイルは火属性でやけどを付加するスピードタイプのスキル。
      現状の火属性は技の数こそ豊富だが「クリティカルが発生するものが非常に少ない」という欠点を抱えており、
      特にスピードタイプではクリティカルが発生する技が一切存在しなかった
      バーニングテイルはクリティカルを出せる為、丁度その穴を埋められる技になっている。
    • 燼滅刃は火属性で会心率補正のあるパワータイプのスキル。
      絆ゲージの消費は重めだが、威力はかなり高くクリティカルも出やすいと性能は良好。
  • ステータス傾向は通常種の強化版といった感じで、最高評価ではないもののかなり高い会心率が特徴的。
    燼滅刃との相性はもちろん抜群である。
  • ただ、火属性のパワータイプのオトモンは数が多く、
    特にテオ・テスカトルリオレウス希少種が厄介なライバルとして立ちはだかる。
    弱点も同じなので、会心率の高さでなんとか差別化したい。
  • 絆技は「X X(ダブルクロス)ブレイザー」。
    大きな特徴であった「攻撃時に"X"字を刻み付ける」演出の隣にもう一つ"X"字が追加されており、
    二つ合わせてダブルクロスと読めるようになっている。

MHSP

  • 狩魂01弾のラスボスとして、狩力183と言うぶっ飛んだ数値を備えて登場。
    狩魂01弾では通常種も正式参戦しており*6、ディノバルドの優遇が目立っている。
    ちなみに名前だが、二つ名は別名ではない為か斬竜燼滅刃ディノバルドとなっている。
    斬竜を燼滅する武器ではない。というよりもしも武器であれば途端にこうなっていただろう。
  • 勿論トモにする事も出来る。初期狩力は何と52古龍と同クラスである。二つ名恐るべし。
    言うまでもなく攻撃力の初期値は全モンスター中トップ
    圧倒的な性能・火属性のダメージブースト・ほんとたまにしか発動しない爆破…と、
    弱い要素が見当たらないが、タマミツネがそれ以上に自重しない特殊能力持ちなのが痛いか。
    タマミツネが相手の行動を封じつつ攻めるなら、こちらは言葉通り力でねじ伏せる型と言える。
  • 何と狩魂02弾「山神と電影」にも続投が決定。しかも02弾でもラスボスである
    ラスボスが間を空けずに続投するのは本作初の出来事である。
    その背景には、当時は看板モンスター達に二つ名個体が存在しなかったという事情が見え隠れする。
    • 今回、何とクエストに固有名称が付けられている。その名も「狂炎の黒騎士」
      狂うが如く暴れまわる燼滅刃ディノバルドに相応しいクエスト名と言えるだろう。
  • なお、狩力はさらに上がって狩力188となった。
    狩魂02弾はスパンの都合で★7までしか無いと言うのに何故か上がると言うとんでもない状況。
    特殊攻撃で5000近いHPを根こそぎ吹っ飛ばすその破壊力は最早兵器である。
    • 並大抵の奴らでは耐えられない為、やはり対抗手段は弱点を突けかつ火耐性を持つタマミツネ。
      ライゼクスだと若干不利が付き(勝てない事は無いが)、ガムートだと否応なく焼き潰されて終わる
      タイトルの「山神と電影」とは一体…
  • スピリッツ2でも03弾で再臨。二つ名らしく安定のウルトラレアである。
    能力は重戦車タイプなのだが、攻撃力が異常な数値に設定されており火力が凄まじい。
    特に成体のスキル「燼滅刃」が凶悪無比であり、
    気力ミリで発動したならば最終撃を待たずして10000ダメージを叩き出すと言う狂気の産物となっている。
    • そんな都合よく気力がミリになるのか…と言いたいところなのだが、
      今回は(確率50%とは言え)一度だけ気力0になっても瀕死にならないスキルが存在しており…。
      クシャルダオラ成体やテオ・テスカトル幼体を所持している場合、こちらは70%の確率で踏みとどまれる。
  • 特殊攻撃は「爆熱回転斬尾」(Lv1)・「爆砕燼滅獄炎」(Lv2)。
  • 狩猟狭撃は、通常のディノバルドが汎用演出なのに対し、燼滅刃の場合は専用演出が用意されている。
    内容は''ハンターとシンクロするかのように縦横に斬りつけ、大回転斬りで薙ぎ倒し、
    トドメにハンターと共に跳躍、上空から十字斬りを放って地面ごと爆砕する''
    という非常にカッコイイものになっている。
    トモ化に成功し、成体まで育て上げたのなら是非見てみよう。
    もっともその攻撃力のせいで使う前に討伐してしまう事が大半だが…。
    • 実は狩猟挟撃にまで不具合が存在する。ハンターが燼滅刃の背を借りて跳躍する際、
      女の子だとかけ声が男の子のものになるというもの。
      しかも狩魂01で確認され、狩魂02弾でも直っていない

武具

  • 二つ名素材を用いた防具「燼滅刃シリーズ」では「剛刃研磨」と精霊の加護が発動する。
    初期段階では通常種の装備に付加される匠がないため、本領は発揮できない。
    LV6まで強化する事で燼滅刃の魂が発動。
    これは砥石使用高速化、斬れ味レベル+2、弾導強化の効果を併せ持つスキル。
    剛刃研磨をより使いやすくしつつ、武器に更なる強化を加えるスキル構成である。
    • 剣士武器は全て斬れ味が匠無効の長さになっているため武器まで含めた燼滅刃一式にすると、
      斬れ味レベル+2の効果が無駄になってしまうため武器だけは別のものを使用するべきである。
      しかし、表示上は砥石使用高速化が有効なためグレーアウトされないため無駄があることに
      気付かないまま使っているハンターもいる。
    • 防具デザインは剣士・ガンナー共通ではあるが、
      ディノシリーズの剣士・ガンナーのどちらとも異なるオリジナルのものになっている。
      特に頭や胴には、トゲ状の装飾が燃えているかのように明滅するギミックがある。
  • 続編のMHXXでは、真・燼滅刃の魂というスキルが追加される。
    こちらは上記のスキルにボマーを追加したものとなっている。
    相変わらず自身の武器は匠無効に紫も長めなので剛刃研磨も微妙と相性が悪いため
    全てのスキルを生かしたいのであればミラバルカンかブラキディオスの武器を装備することになる。
    また、睡眠爆破等で使うのも有りかもしれない。
  • 武器はもちろん爆破属性。
    二つ名武器らしく作成難易度が高く、剣士武器は匠不要、ガンナー武器は若干扱いづらいのは共通として、
    剣士武器はMHXでは物理重視武器の最終武器候補
    MHXXでは二つ名武器補正と爆破属性を活かさなければ厳しい立場と、
    登場作と次作で大幅に立場が変わっている。詳しくは該当項目を参照。

余談

  • 二つ名持ちモンスターの中でも、特に二つ名の漢字が難解なモンスターの一体。
    そのため、ネット検索で「燼滅刃」と入力しても大抵予測変換されるのは「じんめつじん(平仮名)」だったりする。
    「燼」を一発で入力したい時は、「灰燼(かいじん)」と入力して「灰」を消すと良い。
    • 誤読も多いのか、検索候補に『神滅刃ディノバルド』というやたらカッコいい誤植が登場する場合もある。

      なお、モンハンで本当に「神滅」の名を冠するのはこちらである。

素材

燼滅刃の鱗
ディノバルドの身体を覆っている鱗。
「燼滅刃」の二つ名を持つ強靭な個体の持つ鱗は、迂闊に触れれば炸裂し、
決して払えぬ獄炎を生み出すとされ、通常種とは別の素材として扱われる。
より上質なものは「燼滅刃の上鱗」、更に厚く丈夫なものは「燼滅刃の厚鱗」と呼ばれ、
迂闊に触れたが最期、周囲は一瞬にして塵芥と化すという。
燼滅刃の甲殻
ディノバルドを覆う甲殻。
「燼滅刃」の二つ名を持つ強靭な個体の持つ甲殻は、迂闊に触れれば炸裂し、
決して払えぬ獄炎を生み出すとされ、別の素材として扱われる。
より上質なものは「燼滅刃の堅殻」、更に重厚なものは「燼滅刃の重殻」と呼ばれ、
迂闊に触れたが最期、永劫の時を地獄の業火が包むという。
  • G級限定素材の燼滅刃の重殻だが、地味に出にくい素材となっている。
    G2までは一切出ないのは他の二つ名と同じなのだが、
    手に入るようになるG3以降でも他の二つ名に比べて出る確率が妙に低い。
    まず、確定報酬となるクエストが無い。
    G4以降はそこそこの確率で複数個を入手できることもあるが、確定ではないので最悪一つも出てくれない。
    なら剥ぎ取りはというと、より確率が低い。G3~G5ではたったの6%。超特殊でも16%。
    部位破壊では背中と腕から重殻が手に入るが、そちらの確率も低い。
    クエスト報酬以外で最も確率が高い超特殊の前脚破壊でようやく30%である。
    これでいて一つの武器に7つ、防具は一部位に2つと結構数を要求される。
燼滅刃の塵粉
燼滅刃ディノバルドの塵粉。迂闊に触れれば炸裂し、決して払えぬ獄炎を生み出すとされる。
口内に纏って噛みつき時に獲物に纏わせ、追撃し炸裂させたり、
尾刃に纏わせ斬撃時に炸裂させたりして確実に獲物を燼滅させる。
武具へと組み込めば、常軌を逸した熱をその身に宿せる。
剥ぎ取り・捕獲・狩猟報酬では入手できず、ディノバルドをダウンさせた際の落し物からしか入手ができない。
そうした限られた入手手段に反して、武具の強化にまとまった個数を要求されるため、
一種のストッパー素材になってしまっている。塵粉オンラインふたたび。
勿論、そういう時に限って炎玉や天鱗がポンポン出るのは、最早お約束である
落とし物の出し方を知っていればLv1でも出るのがせめての救いか。
  • MHXXではG級対応素材が無い為か、倍近く落とし物での入手確率が上がった。
    また、頭部部位破壊報酬でも出るようになったがたった5%である為落とし物での入手が無難。
  • 確率の高いG級燼滅刃の落とし物のみで集めるだけなら、すぐに撤退できる1乙失敗クエストが適役。
    むろん何も話さずに野良でやるのはただの地雷なので、ソロで行うか、
    了承を得た塵粉集め専用部屋でやるようにしよう。
    ただし、ソロでやる場合は確率こそ下がるが、
    G級武具を使えば簡単に怯みが狙える上位で回したほうが早い場合もある。

関連項目

モンスター/ディノバルド
モンスター/ディノバルド亜種
武器/ディノ武器 - 各武器の個別ページに、燼滅刃素材武器の説明あり。
防具/ディノシリーズ - 燼滅刃シリーズについての記述あり。
システム/二つ名持ちモンスター
システム/特殊許可クエスト
モンスター/天眼タマミツネ - 二つ名四天王。
モンスター/青電主ライゼクス - 同上。
モンスター/銀嶺ガムート - 同上。


*1 派生作品(MHFやMHSTなど)はこの限りではない。
*2 雷や龍属性も同様に通りが悪くなる
*3 尻尾を地面にこすりつけるようなモーションで炎を飛ばす攻撃。
*4 こちらも解除時に落とし物をするという共通点があるが、ジンオウガの場合は特定の部位に攻撃し続ける必要はない。ただし、ハンターがいないところでも雷光虫招集を行うので、違う意味で厄介ではある
*5 HP17850。ディノバルドより低いのはナルガとレウスのみ
*6 通常種はスピリッツ初の乱入モンスターとして以前にも登場していた。