モンハン世界における食物連鎖の最下位に位置するモンスター、草食種の素材で作られた一群の武器。
目次
概要
- 初代から長いこと存在していた種族である草食種だが、
彼らの素材をメインにした武器は非常に少なかった(過去形である理由は後述)。
武器が少ない少ないとネタにされまくるガレオス種ですら、ライトとヘビィがあったのに対し、
MH4Gまでに登場していた草食種の武器は、ケルビ武器であるラピッドキャストと鹿角ノ弾弓、
それにリノプロスランスのリノハスターとこれぐらいしかなかった。
その上、MH3からはラピッドキャスト、MH4からはリノハスターがリストラされるなど、
お世辞にも扱いが良いとは言えたものではなかった。
- が、MHXで彼らの逆襲が始まる。
新規草食種であるリモセトスとムーファの登場を皮切りに、
既存の草食種たちにも固有武器が何種類か追加されるという快挙を為したのである。
今までボスモンスターたちにボコボコにされるばかりだった彼らが、
ハンターの手に渡ることで飛竜を狩ることまで可能になったのである。
草食種の代表格でありながら、追加されなかったアプトノスは泣いていい。- 性能はマチマチだが、いずれも生産難易度がかなり低く、
そして生産可能になる段階ではかなりのハイスペックを誇るという共通点がある。
逆に言うと、最終強化まで持って行くとなると、
大型モンスター素材武器に比べかなり苦しい性能の武器も少なくない。
まぁ小型モンスターの武器なので、一時期でも活躍の機会があるだけ優秀と言えなくもない。
また詳細は下記の通りだがモンスターごとに武器種はだいたいバラけている中、
ヘビィボウガンだけはやたらと数が多い。
草食種たちは何か思うところがあったのだろうか。 - MHXではハンター用の武具とは別に、オトモ武具にも草食種の物が追加されている。
先駆けて登場していた(鳥竜種ではあるが)ガーグァの物などに加えて、
それぞれの村や所縁のあるフィールドにちなんだ
アプトノス、ポポ、ムーファ、リモセトスのものが追加されている。
うち、ムーファ、アプトノス、ポポのものが同列の扱いを受けている。
……が、武器に関しては下位では全て斬れ味が橙色と実用性はほぼ皆無。
ならば防具は、と見てみると軒並み耐性が悪く、要求される端材も大型モンスターの物に。
上位になっても水準こそ上がっているが大した改善は見られない。
リモセトスのものも防御力、攻撃力は少し高いが基本同じ。端材だけ粋な(上)端材なので作りやすいが。
極め付けにどれも各村のチケットを生産に使うのである。
チケットは物によっては需要が高く、不足しやすいものもある。
それをほぼ見た目しか需要のないものに攻略段階で使えるかというと……
なお、武器の見た目に関してはムーファが毛玉、アプトノスがこんがり肉、ポポが魚型石器。
それぞれ毛の需要、肉の需要、原始的な見た目から来ているのだろうか。
リモセトスのものは木の実などを食べることからか木の形となっている。
- 性能はマチマチだが、いずれも生産難易度がかなり低く、
- 草食種武器登場の勢いは止まることを知らないと思えたのだが、
なぜかMHWでは全てが例外なくリストラされてしまった。MHW:IBでも残念ながら復活は叶わず。
新大陸古龍調査団には、草食種素材から武器を作る技術までは伝わらなかったのだろうか。
- ちなみにどういうわけか、アプケロスはMHXXに至るまで物の見事にハブられてしまっている。
もちろんMHWでも武器は未実装。
甲羅のような見た目をしているだけに何かしらの使い道もありそうなものだが、
後輩のリノプロスと被ってしまうためか、今まで全く装備品を与えられていないのが現状である。- またエピオスも同様にハブられているが、
こちらは水中戦のある作品にしか登場できない都合上、登場作品が極端に少ないので致し方ないか。 - それ以外ではモスも武器は存在しないが、
リノプロスを除けば全身防具が用意されている唯一の草食種なので冷遇されているとは言い難い。
肝心の性能については触れないであげよう。
- またエピオスも同様にハブられているが、
関連項目
ケルビ武器
武器/ラピッドキャスト - ヘビィボウガン
武器/鹿角ノ弾弓 - パチンコ弓
リノプロス武器
武器/ラッシュタッグ - 片手剣(ファンゴ素材とのハイブリッド)
武器/リノハスター - ランス
武器/リノマリーノ - ヘビィボウガン
ガウシカ武器
武器/ガウシ刀 - 太刀
武器/ガウスレッジ - スラッシュアックス
武器/ガウプシカ - ヘビィボウガン
リモセトス武器
武器/リモセイバー - 大剣
武器/リモカリーナ - 狩猟笛
ムーファ武器
武器/雲羊鹿杖 - 太刀
武器/ムーフォーン - 片手剣
武器/銃槍ララランス - ガンランス
武器/ムーファイア - ヘビィボウガン