技術/セッティング

Last-modified: 2013-05-02 (木) 00:03:11

当日前日に徹夜するとか夜中に準備するのは禁止!!!!ホントに重要。

セッティング

多少過去の話かも知れんけど大して変わってないでしょ。
機材配置は大きく変えたけど。

会場毎のセッティング

大集会室

当たり前すぎますが。

  • さくらまつり程度の規模
    電源に関しては調整室から引けば十分。気になるのであれば周りの壁コンを確保。他の場所で使われないよう注意すること。


    アンプは悩みどころかもしれないけれども、1台、また2台でも壁コン2系統確保できればわざわざ電設してまでやる必要はない。この場合はスピコン長が少し長くはなるが卓横にアンプを置くのがよいだろう(待機も必要ないし)。また控え室に置く場合は主催者側と検討し、控え室を使うか使わないのか確認してから。水物を使う可能性も十分あるのでその場合はお薦めできない。


    スピーカ選択は難しいところ。PS15×2もしくはSRX712M×2であれば音量的には問題はない。ただしスピーカ単体のカバーエリアの問題で音量にムラができる。これをたまに突っ込まれたりするのでこの時はPS15全部立ててFullrangeのみ鳴らしたりする必要がある。この時はアンプの台数はMA2401以上ならば1台で十分対応できる。


    卓周辺はGROUP INSERTまがいなことをしようとするとGF16/12になってくるわけだけど、スピーカの配置を考えたり、ハウリやすいピンマイクを使うことがなければ絶対にVoInsert(まがいのもの)が必要となるわけではない。そんな状況は大抵トータルEQやPEQで対応できるもんである、と個人的には思う。
    というか第一に、GFの音がこもりすぎ。
    そんなに音量自体は求められないので、ちゃんと声が通るようなチューニングとBGMとSEとのバランスを考えたMixを行う方が重要となってくる。


    あと忘れやすいけど司会者などマイクを持つ人にちゃんとしたマイクの持ち方(なるべくヘッドを口に近づける)やマイクを向けてはいけない所、扱い方を教えておかないとどうにもならない状況にもなりかねないので注意。
  • バンド
    いうまでもないか。
     

大集会室で注意すべきことは電源系統だろうか。
大集会室の(壁コン)電源系統は3つあり、

  1. 中2階の照明調整室
  2. ステージ左右の控え室の壁コン
  3. 大集会室内部と廊下の壁コン

の3系統である。これらの系統はステージ下手(左側)のブレーカで確認可能。
その他にステージ上にもコンセントがあるが、照明室でコントロールされる系統である。そのため調光卓下のブレーカを上げる必要がある。また系統が照明系統であるため、PA関係で使用するのはノイズ対策の面から考えてあまり好ましくない。(電源からのノイズはなかなか除去しづらい。また、照明は基本的にスイッチングによる調光を行うので、結構可聴域ノイズが出たりとか。)

ここで問題なのが大集会室内部の壁コンの系統が大集会室外の壁コンと系統が同一である為、何をされるかわからない系統である、ということである。
言ってしまえば大集会室の外で魚焼きグリルを使われてブレーカが落ちるとかそんなこともあるわけです。

このため、PA用の電源(卓が調整室側の場合)は少しドラコを引きずる必要がありますが、照明調整室の壁コンから引っ張ってくるのが最も安全でありそうです。但し、調光卓を他の人に操作させる場合はコンセント付近に近づけないようにバリケードを作っておく方がよさそうです。

余談ですが、2010年から2012年まで床、ステージの張替え、空調設備の導入などが行われました。
チューニングには殆ど関係ないですが・・・

第二音楽室(通称:恐怖の2音)

99%大集とかいっといて二音だった恐怖の2004年度の飛行船追いコンの教訓です。

第2音楽室の位置は体育会部室のさらに先端研側です。2音手前に用水路があり、そこの橋が結構狭かったりします。柵もないですよ、もちろん。

とりあえず機材運搬は非常にしんどいので数は減らしましょう。
かといって20Uに何でもかんでも詰め込んで運搬するのは機材と人間の負担が大きいので注意しましょう。まだ4Uや6Uに詰め込んだ方が楽な気がします。

スペース的に、ステージ(らしき所)の横にモニ卓を置くのは結構難しいです。メインの卓でモニも返すことも考えましょう。
電源に関しても、Cコンとして使える系統は1系統のみ。分電盤は入ってすぐ右側の壁にあります。
メインアンプは1台、スピーカはPS15のフルレンジとベースを1台ずつペアで使えば十分な音量が稼げます。ということであんまり電源容量に余裕がないので、無駄にスピーカ数増やしたりアンプ増やすのはやめましょう。運搬も大変ですし。
また、ステージと客席の高さが一緒なので、見ている人たちはほとんど座っています。チューニングもそれにあわせて行い、Mixに関しても卓の前で音を確認するのではなく、実際に座って聴いてみないとひどい目にあいます。

こんなとき、オールインワンのデジタルコンソールがあるとかなり助かるんですけどね。

体育館

反響音が多少大きいのが厄介か。

  • ダンパというかダンコレ
    そろそろスピーカで取り囲むのやめにしない?チューニングややこしいしミキシング面倒だし。
    素直にフロントだけで勝負とか。
  • そのほか

美原納涼祭

もうないけど残しておく。
そろそろメイン卓~ステージ間にマルチを引くだけでなく、メイン卓~やぐら上にもマルチケーブルを這わせた方が良いですね。結構設営もぐちゃぐちゃになりやすく、撤収に手間がかかりやすいので。
這わせ方の一案として、
32chBOX(やぐら上)=32chBOX(卓前)-16chBOX(ステージ横)
※=は32chケーブル、-は16chケーブル
といった感じで。2004年度あたりからダンパ(ダンフェス)でやってる方法と似てます。
ワイヤレスの受信機はステージ用とやぐら周辺用と分割しておくのがベスト。それが嫌ならアンテナ延長キットとケーブル買いましょう。


Comp,Gate,EQ,reverb,etc.

とりあえず触ってみよう。
できるならどれをいじるとどのように音が変わるのか、という感覚を身につけておきたい。

説明書ぐらい読む癖つけないとね。

Compressor,Gate

コンプレッサーはどの楽器にどの機種が合うかというのはまだまだ調べていかないといけないが、とりあえずわかっていることについて。

コンプレッサのつまみの設定で悩んだ時は卑怯技(でもないけど)として、APHEX model651の説明書の後半に載っている設定例を参考にするといい。意外といける。というか俺はずっとそれで設定してから変更を加えていっていました。

 
  • Vocal(Vox)

AHPEX model651もしくは162SLが割といい感じ。基本的にあまり潰すということは考えないほうが良い。DL241は向かない。どうもしっくりくるセッティングが見つけられないです。というか最近使ってないからな・・・
個人的にはAPHEXでゲインリダクションは6dB程度でレシオ2.5ちょいぐらいでHFXで3k~8kあたりを返してあげる、といった感じのセッティングをよくやる。
162SLはほとんどゲインリダクションのかからないくらいがいい。VUメータで、しかも反応の鈍い針(?)なので意外とリダクションかかってたりしてるから。ついでによく聴いてるとリダクションかかった瞬間が判断できたりする。APHEXの方はそんなこともないんだけど。

あとVoMicの回線数が多くなる場合は、Vo用に2系統コンプを用意しておきメインボーカルとコーラスなどで分けておくと、音量が歌う人数の変化で変わりそれに伴ってコンプのかかり具合が変化してイマイチ抜けの悪い音になるのを防ぐことが出来る。また、ドラム周辺のVoMicはやはりドラムの音をかなり拾ってしまい、この音でコンプが反応してしまうこともかなりあることなので、Voxの音を大切にしたいのであればこのような対策をしておいた方が良い。
もしくはメインのVoxにのみコンプをかますというのも十分ありだとは思う。

プリアンプ欲しいよなぁ・・・(ぉ

 
  • Drums

基本的にゲートは全てのマイクにあった方が楽かも。残響対策。

DL241には単純なゲート機能があるので、不要な残響音を切ることは容易いことだが、APHEXだとなかなか難しい。HFXやSPRといった魅力的な機能はあるのだが、残響音が気になったらどうすることも出来ない。マイキングし直すのもありだけど、そんな時間無いことも多いので・・・・

途中でジャズスティックに変わるというか曲によって曲調が大きく変わる場合は、ゲートを一旦OFFにしておかないと「音が出ない!」とか痛い目に会う。

バスドラに関しては、潰しすぎている事が多々ある。特に、音量が小さいかなと思い、コンプのスレッショルドの設定を変えないままゲインを上げて、「全然音量上がんない」とかゆーケースはかなり多い。この時コンプのゲインリダクションは結構ひどいことになっている。素直に考えればコンプで潰してしまう結果に終わってしまうので、音量を上げたいと思った時には、
・コンプの設定を見直す
・フェーダで調節する
を優先でやって、おかしいと思う時はゲインとコンプの設定を両方見直す、というスタイルの方が余計な手間を省けるのではと思う。
あとアタック感がある方がよさそうなので、ちょっとアタック遅めで設定するとか。でもピーク付かない程度にGAIN調整しておくことを忘れないように。

タム類のゲート設定は周波数の設定がどうしても短時間ではきっちり設定できないので、大き目のサポート(新年会や追いコン、3fes)で本番中にでもしっかり設定できれば、それをメモっておきたいところ。んでそれをここにでも書いてくれればさらに嬉しいですね(ぉ
まぁあまり設定やLEDの反応にこだわらず、音の方でうまく調整できれば問題ないのですが。

 
  • Bass

APHEXとDL241では、潰し過ぎると芯がなくなってかなり扱いにくい音になってしまう。まぁ、目立たせたくないのならがっつり潰してもいいけど、ホントに存在感がなくなってしまう。ピッキング時のわずかなピークを潰すくらいのイメージでやるほうがいいかな?と思う。アタックは早め、リリースとホールドはそこそこで。APHEXだとHFXで多少3kあたりを返すと芯っぽいものが復活したような。
162SLでは俺は使ったことないですー
(コンプによってはがっつり潰していい感じのものもあるけど・・・・)

 
  • Key

なかなか生音とは馴染んでくれないデジタルな音というかキツイ音(シンセによっては違うけど・・・)を馴染ませるためにコンプで悪あがきをしてみます。
ちょっとやったところでは、
・アタックをほんの少し削る感じでレシオも低め
・ホールドはほとんどなし
・リリースも早め
とほんのりコンプをかける程度の設定で、少し馴染みやすくなりました。

まぁ、Key用のスピーカ出して、それをマイクで集音するのが(プロで大き目のバンドだと)一般的なようです。
もしくはdbx 160Aが使用されていることが良くあります。
この辺は、シンセだけがスピーカやマイクといった一種のエフェクタを通さずに集音している為に発生している問題のような。

 
  • トータルコンプ

正直なところトータルコンプとしては使われていないのでリミッターとして考えた方がよさそうです。
基本的にかからない、かかったらがっつりつぶすように設定。+6dB程度で反応するようにするとTDとの兼合い上うまく行くよう、だ??
たまに気にしてあげないと、音がおかしいと思ったらリミッタが反応し続けてた、なんて事も。

EQ

その楽器の美味しい周波数を持ち上げて、かつ他の楽器の中心となる周波数とかぶらないように出来たらマスキングも少なく最高、かも。

Voなどで3kあたりを持ち上げると多少抜けがよくなる。
VoInsertでハウり切りの為に不要にカットをするのは、元の音の変化が激しくなり、まともに聴けたものじゃなくなるので、動かしたフェーダが10を超えたら、トータルEQから見直した方が良い。
ハウり切りで音のバランスが崩れた場合、パライコで補正をかけると更なるハウリング発生も起こらずに音のバランスを調整することも(やり方によっては)可能。EQの特性の違いを考えれば納得できないことも無い。

 

MA3600VZとPS15のセットの相性は割と良く、その気になればVo InsertからGEQを外す事も不可能ではない。

reverb

リバーブに関しては、SPX990やSPX2000はプリセットが豊富(2000は糞多い)なので、そこから一度探してみて、なければ作ってみればいい。
音の傾向として、SPX2000とSDR-1000+は温かみのある伸びやかな音で、Vo系のリバーブに向いている。SPX990は固め?の音でVoには扱いづらい。
個人的にはSPX系は操作しやすい。SDRはなんとなくとっつきにくかったりする。

チューニング

みんながみんな同じよーな音になるのもつまんないからなー
スピーカごとのチューニングの方向性はスピーカの説明のところで。
あんまり知らなさそうなことだけ。

チューニングの方向性

何の音を大切にしたいか
それを考えないことにはどうにもならない気もする。

そのうち自分がMixしやすい音とか好きな音になってはくるんだけど。

小ネタ

(スピーカの)タイムアライメント

一般的に、スピーカは周波数ごとに再生するユニットを分けることが多い。このユニットごとの再生のタイミングを合わせるのがタイムアライメントである。
基本的にスピーカユニットのボイスコイル(クソ重い磁石の部分)が一直線上に配置するだけの話。
これがちゃんと行われない場合、位相のずれにより意図しない音の乱れが発生することが考えられる。

実際にこのタイムアライメントを行うと、中低域において音の輪郭や締りなどに変化が現れた。


ひとつのエンクロージャー(スピーカの筐体)にいくつかスピーカユニットが入っている場合は、既にタイムアライメントは考慮されている場合が一般的である。
(例:PS15fullrange+PS15bass、MR902,905等)

しかし、ユニット毎にエンクロージャーが分割されている場合は、その配置を調整することによって再生のタイミングを一致させる必要がある。
(例:GS-1)


配置ではどうやってもユニットの再生タイミングを一致させられない場合はディレイを使用する。この場合、実際にユニットのずれの大きさを測るか、Smaart等でタイミングのずれの大きさを測定することが望ましい。
PS15とGS-1のウーファの配置は物理的に合わせるのは(いろんな部分で)かなり困難な作業に成りかねないので、ディレイでずらす方が遥かに容易である。
例外的ではあるが、SRX712Mのツイーターとウーファーはひとつの筐体に入っているのにもかかわらず配置がすれている。このため&dbx&JBLが提供するDriveRackのSRX712M用の設定には、ツイーター側にわずかにディレイがかかっている。あとPEQもいじられてたり。


また、広い会場などでスピーカを分散させる場合に、主体となるスピーカの音に合わせて他のスピーカにディレイをかけることがあるが、これも一種のタイムアライメントかなーと。

関連
http://www.rane.com/note160.html

タイムアライメント(の一つ)

http://www.otk.co.jp/file/material/case6.pdf
前書き引用

コンサートという環境において音響システムは、ステージ上で出演者が行うことの延長線上であるべしとされている。最高のサウンドシステムはリスナーにとって透明度の高いものであり、リスナーの注意をステージ上のアーチストに集めて他のソースから来る音に気を散らさせるようなことはない。サウンドシステムを正確にタイムアライメントすることは、ソース(バンド) にとってコンサート全体をよりすばらしい体験にできるものでもある。

今回の実習は、メインのサウンドシステムを時間的に「押し」、音楽ソース( バンドが出しているステージサウンド) と整合することだ。これが正確になされれば、もうリスナーの注意が大きなスピーカーアレイに向けられることはない。その代わりにサウンドシステムはアーティストのステージサウンドにつながるものになる。これは特に小さめの会場や、大きな会場の前方100 フィート(約30m) にいるリスナーには大切なことだ。この時間補正が数台のディレイラインとSmaart Pro、それに小さな測定セットアップを使うだけで、毎日素早くあらゆるツアーリングシステムに行えるのだ。

要するに,メインスピーカの出音を遅らせ、ステージ上の(モニタ)スピーカとの音の到達誤差をなくし、あたかもステージ全体がひとつのスピーカであるように聴かせる方法。
やったことがないのでメリットは実感したことはないが、曰く

アーティストの1 人がPA を聴きにハウスフロントにやってきたが、彼はシステムをミュートしてステージサウンドを聴いているものと勘違いしたほどだ。そこでハウスフロントコンソールをミュートして音圧が下がることを見せると、サウンドシステムが本当に機能していることをようやく信じてくれた。
 メインとステージ上でシステムを整合した後で目立ったのは、メインシステムの中低域から低域の上の方にかけてすっきりしたことだ。私は実際にイコライザーフィルターをいくつかフラットにした。これはおそらくアライメントした後、反射音の作用が全体に改善したためだろう。

との事。

作業自体はそんなに難しくもなく、Smaartが入ったPCと測定用マイク、それとメインシステムにDriveRackが入っていれば簡単に出来る。

ミキシング

方向性はあんまり語れないね、それに固まるのもよく無いし。
基本情報みたいなものをぼちぼち書いていきます。

マスキング効果

簡単に言えば小さい音が大きい音に邪魔されて聞こえなくなる状態。
また、その音の周波数の差が小さければ小さいほどこの効果は顕著となる。
つまるところ、2つの音が存在した場合、双方の周波数帯がかぶらない(高域と低域など)場合と周波数帯が被る(低域と低域など)場合では、聞こえ方としては前者は両方の音が聞き取りやすく、後者は聞き取りにくい(分離が悪い)という傾向が起こる。

もし、チューニングで低域をブーストさせた場合、それに対応して中低域が奥に引っ込んでしまう(聴こえ辛くなる)ということが起こりうる、という話です。

 

この効果を利用して、聴こえ辛い音の情報を削減し、データ量削減を行っているのがMD(ATRAC)やmp3などの非可逆圧縮である。
なもんであんまり圧縮音源はチューニングには薦めたくはない、ということもあります。

Gt.Ampの嵩上げについて

嵩上げすることによるメリット・デメリット

  • メリット
    キャビネットの音をプレーヤーに向けさせることによって、アンプのvol.を極端に上げないことが期待される(あくまで期待)。
    →メインの音への影響が少なく出来る。
    インプットやつまみ類の位置が高くなるので(多分)扱いやすくなる。
  • デメリット
    別途台が必要。
    意図することを伝えなければ、嵩上げしようがしまいが結果は同じになる可能性が大きい。

嵩上げを行う場合はモニタの対応が結構重要となる。メインへの影響を少なくすることが目的であれば、アンプが鳴ったらすぐにモニタでも返してあげる対処をしなければならない。
ライブとかその映像見ている限りでは、コンボタイプであれば嵩上げすることが多い。逆にヘッドとキャビネットが分離するセパレートタイプだと嵩上げすることはまずない。これは単純に、キャビネットに上向きのスピーカユニットが設置されている事と、ヘッド部分がそれなりに高い(ちょうど良い)位置にある事で嵩上げする必要性がないからであろう。
また、(Gt.Amp用の)ラックケースの台車部分に乗せたまま使用していることも多い。

 

ベースアンプは専用の台で嵩上げされていることが多い。大抵鉄フレーム組んだものだけど。
ステージの"鳴り"を考えたりすると必須なのかも。

 

別の考え方だと、Gt.Ampから出る音も上手く有効活用してPA(SR)を行うこともできる。野外などの音が発散しやすい会場だと難しいが、それほど広くない室内であれはこの考え方の方が上手く行く場合もある。
一つのスピーカから出る音量は限られているので、それを上手く分散させることによってVoxなどが埋もれにくいMixを行うことが出来る(可能性がある)。PANなどの問題が発生しやすいが、聞き取りにくい音になるよりマシではないかなーと思う。