技術/音源

Last-modified: 2007-08-14 (火) 01:30:48

主要な物しか書きません。oggとか使ってる人いる?
あと無駄にたくさん書いていますが、こんなに知らなくてもいいと思います(ぉ
普通はCDとMDとあとmp3の違いについて知っていれば十分だと思います。

非圧縮音源

とりあえずそういう分類で。厳密には違うけどさ・・・そんなこと書きだすとキリないし。

CD(Compact Disc)

おそらく最もメジャーな音源。
人間の(平均的な)聴覚で聞き取れる範囲である20kHz(22kHz)まで録音可能。

サンプリング周波数44.1kHz/16bit記録である。44.1kHzは小数点以下結構続くけど、中途半端なのはこの規格が作られた当時、コピーを容易にさせないためにこんな値にしたそうだ。

  • 個人的に製作したCDについて
    これの音はCDに焼く前のデータの形式に左右されるので、44.1kHz/16bitのWAVE(非圧縮)音源か、AAC Lossless、WMA losslessなどの可逆圧縮が元の音源でなければ厳密には同一の物とは言えない。
    まぁそこそこビットレート高い音源であれば、そこまで聴覚上の差はないんですけど・・・・

ま、難しいところです。

WAVE

ここに分類するのもおかしいのだけど・・・・
Windowsでは標準でサポートされている。
CDと同一音質であるのはサンプリング周波数44.1kHz/16bitである。それ以外は厳密には異なるものとなる。

SACD

SONYとフィリップス。
そこまで普及してない。

DVD-Audio

そこまで普及してない。

圧縮音源

非可逆圧縮

非可逆とあるように、完全に元のデータを復元することは不可能。
設定次第で変化するが、大抵は16kHz以上の帯域はフィルタでカットされてしまう。(ビットレートが低ければカットオフ周波数はさらに下がる)
また、マスキング(周りの音量が大きすぎて、その間の音が聞こえない状態。例:低域がうるさすぎて中域が聞こえづらい)される成分を間引いてデータ量を減らしている。

 

※元音との差を感じられる境界線は個人差と再生環境によって結構変わると思うので、音質のコメントはあくまで一個人の意見程度に捉えておいてください。

MD(Mini Disc)(ATRAC)

SONYの開発した物。
圧縮方式はATRAC(最新はATRAC3puls)。だけどこんな事知ってる人少ないだろうね。

録音タイプは複数存在するが、よく使われる(見かける)のは、

  • ステレオ(SP-STEREO)
    標準的な録音方式。メディアに書かれた録音時間(+α)分録音可能。
  • モノラル(SP-MONO)
    あまり見ないが、ステレオに対し2倍の録音時間の確保が可能。
  • LP2
    ステレオ録音。多少音質(ビットレート)を犠牲にして録音時間を2倍としている。ATRAC3での圧縮となるためLP未対応機種では再生不可能(タイトルなどは確認可能)である。
  • LP4
    LP2よりさらに音質を下げて4倍の録音時間を確保。LP2同様ステレオ録音であり、LP非対応機種では再生不可能。

個人的に聞いた感想では、LP2が普通に聴く限界かなぁと思う。LP4は"うわ、へぼい"と思う。高域がシャリシャリとしてうざったい。
モノラル録音は録音時間が2倍確保できる上、企画物でよく言われる、BGMが左右で違っているので聞こえが悪い、気持ち悪いといった問題も容易に回避でき、さらに現在所有のMDデッキ全てがこの方式で録音可能なので、積極的に採用しても良ーんじゃないかなと思う。

MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)

主流???
サイズが最大で約1/10までに圧縮可能。
MD-CD1はCD-R(W)に書き込まれたmp3ファイルを再生可能。流しっぱなしのBGMとかに使えるかも。

ビットレートが192kbps以上だと元のCDの音質と大して変わらない、気がする。

AAC(Advanced Audio Coding)

アップル

あまり使うことがないからわかんない。

WMA(Windows Media Audio)

マイクロソフトの。

ビットレートが128kbps以上ならそこまでCDとの差は感じられない。

可逆圧縮

いわゆるロスレス音源。
データサイズは極端に大きくなるが、元の(CDの)データに復元ができるため劣化や情報欠落などはない。

要するにCDと一緒。

AAC

WMA