技術/DriveRack

Last-modified: 2007-12-31 (月) 05:06:31

dbx社公式サイト(英語)
http://www.dbxpro.com/

DriveRack260

基本プリセットについて

DriveRackには最初から50種類ほどの設定が用意されています。
ただし、そのほとんどがJBLの常設用のスピーカの設定であるので特に使うことは無いので消しても構わない。また、設定ファイルもdbxのサイトにあるので復帰も可能。

DriveWare

インストールとか設定とか

ダウンロード

http://www.dbxpro.com/Download/index.htm
からDriveWare® GUIの最新版をダウンロード

あとは英語だらけですが適当にNEXTとかassent(だったかな)押してインストールしてください。

 

そのあとは英語だらけの設定です。

設定

とりあえずはパソコンとDriveRackを接続することから。
パソコン側にCOMポート(コネクタの形が'D'に似た、9pinのコネクタ)がある場合はそのままケーブルで接続すればよい。接続してもパソコンの方には特に表示されたりすることはない。

 

その後、DriveWareを起動。
すんなりと起動してDriveRack260と書かれたアイコンが表示されれば接続完了。
Network not detected. Working in offline mode.(接続できませんでした)
が出てきた場合には、ポート番号がちゃんと設定されていない可能性が高い。

 

ポートの設定はまずパソコン側のポート番号を確認してとりあえず覚えておく。(方法は下の方に書いてます)
次にDriveWareで上部のメニューバーから
File→Preferences...
と進み、ここのport:の項目で先ほど調べたポート番号を選択する。後は特にいじらすOKで終了。
そしてDriveWareを再起動するか、もしくは
File→Connect to Network
でDriveRack260の表示が出れば接続完了です。

 

あとはDriveRack260と書かれたアイコンをダブルクリックすればコントロールが可能になります。

COMポート番号の確認方法

デバイスマネージャで確認可能です。
・WindowsXPでコントロールパネルがカテゴリ表示(標準)の場合
スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システム

・WindowsXPでコントロールパネルがクラシック表示、またはXP以前のWindowsの場合
スタート→コントロールパネル→システム

 

もしくはデスクトップ上にマイコンピュータが表示されている場合
マイコンピュータを右クリック→プロパティ
でシステムのプロパティを表示させる。

 

で、
ハードウエアタブ→デバイスマネージャ
を開き、
ポート(COMとLPT)ツリ-を展開、通信ポート(COM*)で*の部分の番号がポート番号。
ポート番号が複数個ある場合は、手当たり次第設定を変えて確認すればいつかはつながる。

 

あとこのルートでもデバイスマネージャに行ける
スタート→コンパネ→管理ツール→コンピュータの管理→デバイスマネージャ

COMポート番号がDriveWare上で設定できない数字になっている場合

USB-(RS-232C)シリアル変換ケーブルを使用する際、この様なことが発生したりします。
基本的には変換ケーブルに付属するドライバソフトで変更することが可能なので、説明書読んでがんばってみてください。

まぁ上記の方法でポート番号確認したときに、その変換ケーブルのプロパティを開くと詳細設定が可能なボタンとかタブがある場合が多い気がする。

操作とか

コンフィグ

コンプなどの機能をリンク(設定を同一にする)させる場合は、Ctrlを押しながらマウスでリンクさせたいパーツを選ぶと複数個選択できるので(これ一応Windowsの基本操作)、複数個選択した状態で右クリックをするとLinkの項目が選択可能になる。


ディレイに関しては、コンフィグでの設定はあくまでその場所での上限値を決めるだけ。
ただし、全体の合計の上限値が存在するので、必要な場所に必要な分だけ割り振らないといけない。

  • クロスオーバの設定について
    基本的に、番号が若い方からHIGH→MID→LOWと割り振られる。もっと言えば、
    1ch:High-L
    2ch:High-R
    3ch:Mid-L
    4ch:Mid-R
    5ch:Low-L
    6ch:Low-R
    というのが基本。都合が悪い場合は出力段のアウトプットパッチで変更してください。くれぐれも混乱しないように注意。
    配線側での対応を基本とした方がいろいろと面倒ではないと思う。