キャラ攻略/レミリア・スカーレット

Last-modified: 2013-05-19 (日) 21:50:22


ルート概要

スカーレット社令嬢、永遠に紅い幼い月、レミリア・スカーレットの攻略。
カリスマぶる幼稚園時代の彼女と孤高の態度で自分を保とうとする未来の彼女。
その姿勢に隠れる孤独と嘆き、それを受け止め、癒すことができるのはあなたしかいない。

出現条件

  • ファイナル幼稚園に稀に登園している。
    現代のレミリアの好感度をMAXにしている状態ならば、チルノと彼女に出会った時に選択肢が発生。
    ここで「レミリアについていく」を選択すれば、レミリア、若しくはフランのルートに入る。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • 現代で「おはなし」を聞かせた話が一定以上であること。
    何度も「おはなし」を聞かせてあげるとイベントが発生、フレリス登録と共に愛用の「ぐんぐにる」をくれる。玩具の槍なので武器としては使い物にならないが、彼女のルートにおけるTRUEENDのフラグのひとつとなる。
  • 未来ではレミリアについていけば、彼女が忙しくない時に限りPTに誘える。初期ジョブは竜騎士と忍者で、PTイン時の初期レベルは30~50。数値の差異はPCのレベルに左右される。
    ちなみにレミリアルートで仕事が忙しいのは1週間に3日くらい。余り忙しくなさそう? 仕事がある日が1週間に6日とかだと攻略する時間がないので…

ルート攻略

  • 胸の裡に様々な悩みを秘めるレミリアを支えながらフランを始めとする周囲との仲を修復する事がこの√の肝。
    滞在時間は10月下旬から12月までの短い期間しかないため少しの時間も無駄にはできない。
  • フラグ自体はレミリアの話を聞いたり彼女の質問に答え続けていけば自ずと成立していく。
    ただし、様々な要因で鬱憤を溜めた彼女の話を聞く度にこちらのストレスがマッハで上昇してしまう。
    よって攻略する場合のPCは元々の寛大さが半端なく高いリューサンやストレスの変動しない内藤がオススメ。
    それ以外は定期的にガス抜きを。レミリアとのデートなり方法はそれなりにある。

√突入前

  • 現代での必須事項はまずレミリアの好感度を最大値である100まで上げること。
    達成自体は最初の1年目でも可能だが、現代での彼女と目一杯触れ合いたいという人はヴォヤ―ジュシナリオの発生を引き伸ばそう。
  • 他の園児組と異なり、頻繁に登場する訳ではないのでファイナル幼稚園のお手伝いや来訪は欠かさずに。
    姿を見掛けたら、ひたすら「おはなし」することを選び、彼女を子供扱いせず、対等に接するようにしよう。
    最初こそつれないが、上のやり方を心掛ければ、何度も関わるうちに「知らないやつ」から「面白いやつ」くらいに態度が軟化する。
  • フランや咲夜とは互いに好感度が連動しており、二方の好感度が上昇すると、レミリアの方も芋づる式に上昇する。(逆もまた同じ)
    覚えておくと仲良くなる際に便利だろう。
    また、PCへの好感度が上がれば高い程、登園する確率も上昇する。むしろPCがこないと臍を曲げてしまう。この頃からPCに対してカリスマのメッキが剥がれ易くなり、年相応に可愛らしい一面を見せてくる。

序盤

  • まずレミリア・フラン√へのフラグ(レミリアの好感度MAX)を建てて、ヴォヤージュシナリオを発生させる。
    そこから元幼稚園組√に入り、フリーシナリオになるところまで進めるとレミリアから「元の時代に戻るまで私の家に住まないか(意訳)」と誘われ、スカーレット邸にて居候する事になる。
    勿論、断ることもできるがフラグはへし折れる。注意。
  • スカーレット邸では10年後の紅魔組に再開できる。そこでレミリアを取り巻く背景の断片が語られ、フランとの仲が悪化しているという話を聞く事に。尚、フランの現状などはこちらを参照のこと。
    普段は仕事などで忙殺されているが、仕事が休みの日や、夕食以降はレミリアと会話ができる。
    ここで「話を聞いてあげる」を選択すると彼女の溜めこむ胸の内が語られる。
    それと同時にフランにも接触、彼女の話も聞くこと。
    この姉妹の話を聞き続けることがルート進展の鍵となる。しっかり聞いて、悩みに応えること。
    なお、中盤を迎える時に好感度が高い方のルートに進むことになる。好感度の調整も欠かさずに。

中盤

  • 中盤以降はとにかく周りとの関係の修復に駆け回ることに。
    手っとり早い話、周囲に彼女の事情を知ってもらえればいいというだけ。
    ただし、それを行うに当たって注意がある。
    レミリアに悟られてはいけない。
    プライドの高いレミリアにとって安易な手助けは屈辱にしかならないのだ。
    もし気付かれたなら、BAD行きになることを覚悟しなくてはならない。
  • ここでチルノの(若しくはそれ以外の元幼稚園組メンバーの内3名以上)誤解を解くと、レミリアが倒れてしまう。
    両親から引き継いだ会社を存続させる為に、学生の身分ながら必死に社務をこなしていたレミリアだったが、日々の激務が祟って、風邪を引いてしまったのだ。
    しかし冷えピタ装備の状態でベッドから起き上がろうとするレミリア。
    そんな彼女を止める咲夜やパチュリーだったが私がいなきゃ会社が回らないと、レミリアもレミリアで意地を張ってしまう。
    心配になって見舞いに向かったPCだったが、あもりの顧みなさにとうとうSEKKYOUモードに突入する。

    ちょっといいか。そう言ってPCはレミリアの前に出た。
    少し言いたい事があると。
    つれない返事ながらも促すレミリアを前にPCは真剣な表情を浮かべて言った。
    このまま無理し続けて体を壊すと周りが心配する。レミリアだって学生なんだ。自分一人の体じゃないと。
    それに、レミリアは本当なら楽しめる筈だった学生生活を擲って、会社を背負って今まで頑張ってきた。
    ちょっと休んだくらいでどうなんだ。それを心配すれど、責める奴なんていないと。

     

    「まるで知ったような口を聞くのね。……学校なんて別に好きで行ってるわけじゃないわ」
    好きで行ってないなら仕事の合間に学校なんて行く訳ないだろう。ほら見ろ、見事なカウンターで返した。
    「……」
    本当なら学校に通って、教室の窓から外でも眺めたり、友達と一緒に遊んだりする。
    テストの回答を聞き合って一喜一憂したり、放課後にゲームセンターやファーストフード店通って取りとめの無い話題で盛り上がる。
    俺がそうなんだからまず間違いない。

     

    ……まあ何が言いたいのかと言うと少しは仕事の事を忘れて休むべき。
    風邪を引いて休んだくらいで鬼の首を取った様に粘着する奴がいるわけでもない。
    「……チルノ達は怒ってたわ。フランもロクデナシの姉だと思ってる」
    それは事情を知らないからに決まってる。
    というかギスギスしてる原因ってその事を伝えてないからだろ……。

     

    「……」

     

    「お嬢様、例え寝ていても書類に判を押すことくらいはできるんです。だから、これ以上の無理はしないでください。休んでいる間に私達がやる事をやりますわ」
    「そう言う事。貴方が不調になった時の為の私達よ。レミィがいない分は私達が上手い事補填する。
     だから暫く休んでおきなさい。……ここ最近、十分な時間まで睡眠摂ってた?」

     

    「でも……」

     

    「いい?
     私達はレミィが苦労してるのをずっと見てきた。
     PCの言うとおり、本来なら謳歌する筈だった学生生活を擲って、
     貴女の御両親の遺したものを守り続ける為に頑張ってきた。
     友達や妹様に誤解されるのも承知で、身を粉にしてきた。
     そんな貴女を間近で見て、助けてきたからよくわかっている。
     だから、私も、咲夜も、レミィのやることに口を挟まなかった。
     ……でも、見ていてもう限界だわ」

     

    「お嬢様。
     私は、お嬢様に遣える身。故に、忠言ならまだしも大それた広言を言える立場ではありません。
     ですから……これは従者としてではなく、一人の人間としての言になります。
     ……後生です。一人きりで抱え込むことだけは、おやめください」

     

    「パチェ……咲夜……」

     

    「……」

     

    幼すぎる財閥総裁は暫く俯いていたが、やがてゆっくりと面を上げた。

     

    「わかったわ。
     根負けよ。貴方達の……PCの言う通りにする。
     ……二人とも、お願いしてもいい?」
    「仰せのままに」「そのつもりよ」

     

    「……ありがとう」

     
     

    二人が部屋を出て、PCもそれに倣おうと扉に手を掛けようとすると、
    「ねぇ、PC」
    何か用かな。

     

    「貴方でしょ? みんなと私を引き合わせたのは」
    ……バレてたのか。
    「まさか、バレないと思ってた?」

     

    プライドの高い彼女の事だ。怒られると思ったが、レミリアはそのような反応はせず、
    照れと困惑が混ざったような表情でこちらを見る。
    「……どうして、そこまで世話を焼いてくれるの?」

     
     

    この台詞の後、いくつかの選択肢が出現するが、「ぐんぐにるを見せる」を選ぶ。
    これを選択すると、過去の自分の玩具……フレリスを登録した時に、PCにあげた「ぐんぐにる」を見せられ、戸惑うレミリアとPCがレミリアを静かに見つめながら孤独なレミリアが心配だった、なんとか助けたかったと、心境をぽつぽつと吐露するイベントが発生する。
    このイベントの発生こそがTUREENDへの条件となっている。

  • イベントさえ終了すれば、BADENDフラグが完 全 消 滅。
    レミリアが一々悩みや鬱を抱え込むことがなくなり、周囲との和解に努めるようになる。
    そしてここまでくれば、ようやっとフランとの和解することができる。スムーズにいけば11月中旬を迎える頃にはこの段階に行けるだろう。
  • といっても、最初の内はフランはひたすらレミリアを拒絶するだけ。
    落ち込むレミリアを励まし、紅魔組の協力をフルに利用して、とにかく彼女に繰り返し会い続けよう。
    選択肢によって、堪忍袋の緒が切れたレミリアとフランが壮絶なバリスタを繰り広げ、
    殴り合いの末に和解する「姉妹喧嘩ルート」と
    レミリアは妹に赤裸々に胸の内を語り、忙殺され周囲と関われなくなった悲しみを、フランは自分が今まで感じた寂寥感とやり場のない怒りを告白し合う「告白ルート」の二種類に分岐する。
    このどちらかを発生させることによって姉妹の確執は消滅。暫く後に、引き篭もり状態だったフランが学校に登校するようになる。
    そしてここまでくればレミリアの人間関係は完全に修復、否、それ以上に友好なものになっている筈だ。
    いつもと同じく仕事と学業の間を駆け巡る日々だが、今までとは違い、幼稚園組を始めとしたクラスメイトやフランがレミリアを全力でフォロー、咲夜やパチュリーを始めとするレミリアを支える者達も、彼女の負担を出来得る限り軽くしようと努めてくれる。
    もう一人で抱え込む必要なんてない、財閥関連では信頼できる部下と共にスカーレット財閥を運営する若きカリスマとして、学校では友人と共にスクールライフを楽しむ一人の生徒として、充実した生活が認可されるだろう。
     
    PCに残されたことはタイムマシン完成までに残された僅かな期間を彼女と共に過ごすだけだ。

終盤

  • 最後の一ヵ月。12月に入るとにとりの報告が入り、タイムマシンが今月の24日前には修復完了するという。
    「現代への帰還はクリスマスの直前になるかな」
    にとりは最後にこう締めくくる。
     
    「それまでに、後悔のない様にね?」
    …タイムリミットはもうすぐそこまで迫っている。
     
     

Those long days passing by from that door,

  • TUREENDのフラグを全て完遂すると発生するイベント。
     
    時期は12月に入り、タイムマシン完成まであと三日目。
    ある時レミリアが唐突に口を開いた。
     
    「貴方には、感謝してる」
     
    「不謹慎な話だけどタイムマシンが壊れて、貴方がここに来てくれなかったら、
     多分……フランとも、チルノ達ともこうはなれなかっただろうから。
     いつも私の話や愚痴を聞いたり、アドバイスもしてくれたり、ね」
     
    レミリアは苦笑するようにはにかんだ。
     
    「私が幼稚園の頃からそうだったわ。いつも貴方は私の相手をしてくれてた。
     随分昔のことだけど、少し覚えてる。偉そうな私を子供扱いしないで、対等に接してくれたわ。
     最初は鬱陶しいって思ってたけど、段々気にならなくなって……
    現代のレミリアからのメール「どうして」を受け取ったことがある場合の追加台詞

     貴方が幼稚園にこない日は、不安になってメール送ったりして。

     気が付いたら、貴方にすっかり懐いちゃって。ふふっ」
     
    レミリアは目を閉じ、10年前のあの頃を回顧するかのように微笑んでいる。
     
    「……実はね。あの時貴方を家に誘ったのも、10年前、私と遊んでくれた礼のつもりだった。
     今度は私が貴方の面倒を見てあげようって。
     結果としては、私情に巻き込んでしまって……でも、全てが好転してしまった」
     
    そこまで辿りついたのは、レミリア自身の努力だ。
    そう語りかけると、レミリアは淡く微笑んだ。
     
    「ありがとう」
     
    「私、10年前にPCと出えて……本当によかった」
     
    「……」
     
    やがて、思いつめた様に俯くレミリア。
    その横顔は若干の憂いを帯びていた。
     
    「……でも、ね。不安になるの」
     
    「PCが元の時代に帰るまで、あと三日もない。
     貴方がいなくなってしまうのが……怖い。
     ……貴方がいない日常が、想像できないの……」
     
    「変ね。数カ月もない付き合いなのに……」
    その日の夜

    その日の夜に、レミリアがPCの部屋を訪れる。
    唐突な訪問に驚くPCに対してレミリアは「聞きたいことがある」と言う。

     

    「二つの、選択肢があるの。
     どちらもとても大事なもので、でもどちらか選ぶと、
     もう片方の、大事なものを失ってしまう。
     そして、それはひとつだけしか選べない……」

     

    「もし、どちらか選ばなくてはいけないとしたら……」

     

    「…………あなたなら、どうすればいいと思う……?」

     

    今までにない、不安に押し潰されそうな表情のレミリアの質問。
    一見、謎掛けか何かに思えるが、この質問がTRUE/GOODとNOMALの分岐点となる非常に重要な意味を持っている。
    後悔しない選択をしよう。

     

    「自分が正しいと思う選択を」
    「自分が後悔しない選択を」
    「無理を承知で両方掴み取る」
    「なる様になるさ」

     

    回答はこの中から選択することになる。
    尚、このイベントが発生しないと、自動的にNOMALEND行きとなる。

関連イベント一覧

現代でのイベント

始業式/入学式

  • 現代では入学式に、ファイナル幼稚園を下見している姿を見ることがある。
  • 運が良ければ、入学式の帰りに道中で会える。どうやら迷ってしまった模様。ファイナル幼稚園へ送ろう。
    無事に送り届けると、咲夜さんから感謝の言葉を頂き、幼稚園を立ち去る時にレミリアから名前を聞かれる。
    これらの一連の流れを済ませ、後日幼稚園でレミリアに会うと、最初から態度がある程度軟化&姉妹の登園率が上昇している。
    ただ、発生するかどうかは運次第なので、狙って起こせないのは残念。

デート

  • 図書館といったインドアな場所を好むので、好感度が上がりやすい。また、たまにパチュリー、咲夜、フランと一緒に図書館にいることも。
    4りのうち、いずれか1りの好感度が一定以上ある状態で出くわすと、パチュリーから咲夜の手伝い……つまりレミリアとフランの面倒を頼まれる。一緒に遊んであげよう。
    両方相手にしたいところだが、嗜好の違いがある上にまず体力が持たないので、フランは咲夜さんに任せよう。

夏休み

  • 仲良くなっていると、夏休みの自叔伝の手伝いを頼まれる。
    なんのこっちゃと思われるが、自叔伝とは所謂夏休みの日記のこと。
    自叔伝の手伝いとは、早い話が夏休みの思い出作りの協力である。
    何で幼稚園児がそんな言葉知ってるんだ
    …何はともあれ、夏祭りに一緒に付き添ったり、楽しい思い出作りを手伝ってあげよう。
    ただし日中は体力が減少するペースが速い。アウトドアなイベントに連れ回す際にはダウンしないように注意。

遠足

  • 肌が弱い様で、屋外では常に日傘を差している。
    博物館などを訪れると、他人からの受け売りながら蘊蓄を披露する事が稀に良くある。
    遠足の帰りに発生するイベントではフランを見失ってパ二ック状態になってしまう。なんとか宥めよう。
    色々あってフランは見つかるがその時にフランは子猫を抱き抱えており、連れて帰る事になる。
    後でレミリアから話を聞くとその子猫を飼うことになり、やんちゃな子猫相手に悪戦苦闘する様子を聞くことができる。
    この時のイベントを見ると、10年後の未来で成長した子猫がスカーレット邸を奔放にうろついている姿を見ることができる。
    PC<……様変わりしすぎじゃね?
    レ<え?かわいいからいいじゃん。
    最近になって猫に新しい家族ができたんだとかなんとか。

バレンタインデー

  • 現代では誰かが代わりに作ってくれたチョコを偉ぶりながらくれる。
    (咲夜に話を聞くと、彼女のお手製だったり、レミリアと咲夜との共同だったり、市販のものだったり。ランダムに変化)
    「私が直々にチョコをあげるんだから、光栄に思いなさい?」
    ……とてもではないが、幼児の吐く台詞とは思えん。

ホワイトデー

  • 味についてはとやかく言わないが、お菓子程度の出来のチョコレートだとへそを曲げてしまう。
    全くこのブルジョワジーは…
    ここはいっそのこと、大掛かりなチョコレートケーキを作ってプレゼントするのもアリ。
    レミリア1りではとても食べきれないので、他の園児達もケーキに参加。参加した園児の好感度も上昇する。
    ……材料費と手間がかかるのが最大の欠点だが。

未来でのイベント

日常生活

  • レミリア・フラン√突入時にスカーレット邸もとい紅魔館をHPにすることになる。中での扱いは客人。
    館の中での行動は自由。食事に於いてはHQ品が毎食出るなど至り付くせりの厚待遇。
    頼めば館の掃除といったお手伝いを任せてもらえる。完了すればお小遣いが貰えるが……体力がマッハなのであまりオススメできない。
  • 格式ある家柄だからか、明確な門限が存在するため夜遊びできないという欠点がある。
    タイムリミットとしては7時頃。それを過ぎると注意を受ける。
    一回なら特に御小言はないが。回数を重ねるごとに段々態度が厳しくなる。
    何度もやりすぎると丸一日謹慎……なんて状況になってしまうことも。
    但し目的が夜遊びでない場合に限り、事前に帰りが遅くなる旨を伝えておけば心配こそされど怒られる事はない。
  • 夜遊びこそできないが、「外食に行きたい」という理由で紅魔館の住人達を誘うことで夜の街に出かけることはできる。
    目的を果たすと早々に帰宅の途へ就くことになるが。

Freikugel

こちらを参照

憂鬱の雨

とある雨の日のこと

雨が降る

 

「……」

 

月日は11月上旬。吹く風も、涼しさから寒さを漂わせる頃合い。

 

場所は陰陽鉄学園。時刻は4時を過ぎた放課後。
生徒は部活動に勤しむか、特段用事の無い帰宅部ならばとっくに下校している時間。
この日は曇りのち雨、つまり雨が降り注いでいた。

 
 

雨は嫌いだ。

 
 

両親が亡くなった時も、こんな雨が降っていた。
見ていると、憂鬱になる。
そもそも、降雨という現象に全身に薄ら寒い感覚を覚える。

 

帰宅部である筈のレミリア・スカーレットは陰陽鉄学園の玄関口に、ポツンと突っ立っていた。
理由は簡潔で、傘を忘れてしまったからだ。
どうしたのかとこっちを見る周囲に一瞥をくれて退散させつつ、やらかしてしまったと爪を噛む。

 

携帯電話で迎えを寄越すのは容易い。しかし、気が乗らなかった。
自らの失態を改めて身内に吐露してしまうという気恥ずかしさもあったが、

 

(…周りに見せびらかしている気がして、嫌なのよね)

 

普通、出迎えを要請すれば親や家族がやってくるのが普通だろうが、一社の社長であるレミリアに迎えとなれば、如何にもな高級車が高確率でズササーッとやってくる。
連絡した瞬間に、きっとそうなるだろう光景が頭の中で明確にイメージできて、それが嫌でたまらなかった。

 

傍に咲夜がいればそんなことはないだろうが……。生憎、別件でいない。
彼女や友人のパチュリーも自分が少しでも学校に行ける様、仕事の一部を引き受けている。
自分がこうして学校に行けるのは、自身の余暇以外にも彼女達の助力も大きい。
ゆえに、彼女が傍にいない不都合ではなく傘を忘れる己の迂闊さを大いに呪う。

 

社長令嬢として絶え間なく続く仕事で時間の大半を忙殺される日常。
せめて、学校を通ってるときくらいは一介の学生で居たいという強がりだった。

 

溜息を吐き、憂欝の気配がレミリアの周りに漂った。
プライドとか、そういうものや肩の力を抜けば、苦労することはないのだろうに。

 

(……これは、もう突っ張るしかいないかな)

 

雨の勢いは決して弱くはないが幸い豪雨という程でもない。
そしてレミリアは己の足の速さに自信がある。
学生鞄を盾に突っ走れば被害も軽くなるだろう。

 

時間をかけるわけにもいくまい。
覚悟を決め、外への一歩を踏み出し、そのまま雨の校庭を疾走した。

 

冷たい雨が肌と服を濡らす。
全身に怖気が走るが、構ってられない。
更に歩幅を広げ、走る。

 

校門が前に見えた。
そこを抜けてからの、建物の陰など雨風避けになる場所に沿っての自宅への帰還ルートを脳裏に描いていると、
校門の向こう。壁に遮られた横から突然人影が出てきた。

 

レミリアが気が付いた時には、既に人影との距離は1メートルもなかった。
直後、激突する。

 

「あうっ……」

 

思わず尻餅をつきかけそうになったが、人影に手を掴まれ、事なきを得た。

 

「ご……」

 

前後があやふやだが、前をちゃんと見ずに走っていた自分に非が大きい。しかもぶつけた上に助けてもらった。
慌てて相手に謝ろうとレミリアは顔を仰ぎ、そして言葉を失った。

 
 

掴まれた手の先に、傘を持った居候がいた。

 
 

「な、」

 

なんでここに。そう尋ねるよりも早く、

 

そのままだと風邪を引く。

 

そう言って、そいつはレミリアを傘の中に引っ張った。
一瞬、居候と密着する。
慌てて傘から離れない程度に距離を取り、

 

「な……なんで、来てるのよ……!?」

 

羞恥から叫び、そしてしまったと思う。
無意識からの行動だったとはいえ、この突き放す様な言い方はあんまりにも程がある。

 

それを聞いた居候は御挨拶だなと苦笑いを浮かべた。幸い気分を悪くしてはいない。
居候が言うには、少し前に咲夜が「私の代わりに傘を持っていってくれないか」と頼んだのだという。

 
 

「それで、その傘は? ……もしかして今差してる、これ?」

 

頷かれた。
そして若干申し訳なさそうに、自分用の傘を用い合わせていないのだと。

 

つまりこのまま居候と一緒に、傘に入って――――
なんだか頬が熱くなるのを感じた。

 

それを見て、風邪か と居候が表情を曇らせたので慌てて否定する。
そうしたらますます不安がられ、そのまま熱を測られそうだったので、軽い肉体言語でもう一度念を押す。

 

馬鹿め、人に見られたらどうするのか。
居候を見てちいさく呟くが、不快感は感じなかった。
恥ずかしいことは恥ずかしいが、嬉しさが混じっている。
そこでレミリアはふと、気が付く。
この居候が自分を心配してくれている事に対して、自身がどういうことか安堵と少しの照れと喜びを得ていた事に。

 

「……」

 

溜息が出た。
しかし今度は憂欝ではなく、若干の諦観と笑いが含まれている。

 

「……ないなら、しょうがないか」

 

くっ付いたとしても、不可抗力だから我慢。
そう自分に念を押して、おずおずと居候の傍に添う。

 

「濡らさないように、お願いね」

 

レミリアがそう言ったら、もう濡れてるじゃないか。そう居候が返してきた。
そこには嫌味のない、朗らかな感情が込められていた。

 

「……じゃ、訂正。これ以上服が透けない様にお願いするわ」

 

そう囁いた途端に、顔を赤らめる居候に悪戯っぽく笑みを零し、
レミリアは居候に伴われながら帰路へ足を運ぶ。

 
 

雨は嫌いだ。

 
 

だというのに、今回に限ってはそれほど憂鬱ではなかった。

フランドール・スカーレット嬢誘拐事件

レミリアとフランとの好感度が一定以上、フランが既にレミリアと和解を済ませた状態で数日以上経過すると一定確率で発生。

 

通学途中のフランが怪しい集団に捕まり、レミリアは彼女の身の安全と引き換えに、身代金100億をふっかけられる。
「拒否すれば貴様の妹の命はない」
余裕たっぷりの声明に対して、レミリアは……

 

「100億?桁が九つほど足りんが。フランの価値はその程度のはした金か、いやはや」
「……如何なさいましょう、お嬢様」
「決まっている」

 

「完 全 殲 滅 だ」

 
 

身代金は100億。
取引場所に指定されたのはニコニコ県近隣に存在する四国同盟が一、ウィンダスの港の倉庫。
そこにPM11:00、レミリア・スカーレットが身代金を直接持っていくというもの。

 

……身代金を渡して、フランを無事に帰してくれる保証などない。むしろ、犬の餌になっていることも考えられた。
(さすがにそこまでのを犯すような連中であるとは思いたくはないが。)
なにはともあれ、罠の確率が高い。
PCも咲夜らと共にこっそり同伴することになる。
レミリアが指定の場所に到着すると、フランを捕まえた集団と思われる連中がPOPする。

 

「お前の妹は、この倉庫の中に待機させている。おっと、それよりも100億だ。ぐずぐずせずに寄越せ」
「がっつくなよ、下郎。そんなに欲しけりゃくれてやる。
 ……いいからフランを連れてこい。人質の姿を見せず、金だけ寄越せというのも虫が好すぎるだろう?」
「……口のきき方には気をつけろ。現時点で絶対的有利なのは此方側だ。貴様の妹を痛めつけて、声だけを聞かせてもいいんだぜ?」
「……へぇ?」
「…………いいから、金だ。さっさと此方に渡せばいい。そうすれば、妹は帰してやる」
「妹? 妹ではなくて?」
「どちらでもいいだろうが」
「どちらでもよくないんだよ。
 さてさて、その帰される中に、果たして私は含まれているのかしらねェ?」
「…………!」
「私は忙しいんだ暇人共。ついでの如く貴様ら愚図共なんかに捕まったら、明日の会議がgdgdになっちまう」
「…………」
「で、どーなのさー?」
「っ……」

 

「……ハァ。さーくやぁー? 交渉決裂ー。こいつ等、血祭りにあげてフラン助けに行くよー?」
「な……!? き、貴様、妹の命が……!」
「(無視)ついでに、上の部隊にも連絡しといてー?『アレ』を送れって」

 

「意のままに」

 

突如、レミリアの前に現れた咲夜さんがレミリアと会話していた男を瞬殺する。(SATUGAIはしていません)
それに対し、鉄パイプなり、銃なり、武器を構える誘拐犯共。そのうちの数人は倉庫の奥に走る。フランを連行するつもりか。
それに対し、この場にいるのはレミリアと咲夜のみ。おまけにレミリアは丸腰ときた。
「咲夜」
「妹様のことですか? それならに任せました。あちらの心配はいりませんわ」
「……あら。じゃあ問題ないわね。では『アレ』がくるまでの間、暫くエスコートをお願いね」
「Yes My Lord」

 
  • レミリアサイド
    誘拐犯×10人との戦闘。
    貧弱一般人の集団が相手だが、レミリアは丸腰なので実質戦えるのが咲夜しかいない。(咲夜は現代から10年経っているので滅茶苦茶強いが)
    レミリアに魔法を習得していれば、サポート・戦闘は可能。
    2ターン経つと、上空からスカーレット社のヘリが出現する。
     
    乱入してきたヘリは、大量の札束が入ったトランクケースと一個のトランクケースwithパラシュートを下に投下した。
    ロックをかけていないため、あっという間にケースから溢れた札束は誘拐犯の注意をレミリア達から反らし、彼らの視界を遮る。
    なんとこんな状況にも関わらず、誘拐犯の中には札束を抱え込む者すらいた。……お前らそれでいいのか?
    馬鹿どもが混乱したいる間に、レミリアはパラシュートに付属していたトランクケースの中身を取り出し、構える。
    「お疲れさま、咲夜」
    「舞台への準備は、もう宜しいのですか?」
    rem_bt.jpg
    「あははっ……万全よ! 早速、血のブロードウェイを築きあげましょう……!」
     
    その声に気付いた時には時既に時間切れ。
    そこには、槍状の巨大銃器を構えるレミリアと此方目掛けてナイフを投擲する咲夜の姿があった。
     
    Cradle of Chaos
    誘拐犯との戦闘を再開する。
    前回との相違点は、レミリアが「試槍グングニル」というスカーレット社製ライフルを装備していること。
    高い性能に加え、実弾の代わりに魔力を撃ちだし、魔力が不足した場合、その分の魔力を自動的に補填するというトンデモライフルである。
    なんでも、スカーレット社のゲーム部門が作ったとあるゲームを見たレミリアが「こんな兵器使えたら面白くね?当然私専用で」と言ったのが開発動機だとか。
    この再開時の戦闘は必ず先制で攻撃できるので、まずはさっそく試し撃ちをして威力をテストしてみよう。
    (ちなみに、このイベントで倒した誘拐犯は死亡しません。どんなに凄惨に叩き潰しても、精々病院食を半年くらい食べる羽目になるだけ。妹を攫われたレミリアになったつもりで、気の済むままにボコボコにしてあげよう。)
    戦闘終了で、視点がPC側に移り、フラン救出イベントに続くことになる。
     
  • PCサイド
    倉庫の裏側から侵入、パチュリーのナビゲーションに従いながら、フランの救出することになる。
    ちなみにPCはレミリアと咲夜が誘拐犯をボコボコにするより前に、行動を開始している。
    倉庫の内部には、迷路のように入り組んだ物資の中を誘拐犯の仲間が巡回している。
    見つかると最初からやり直しだが、「隠密スキル」が「4」程度あれば、堂々と前を通り過ぎない限り誘拐犯に見つかることはないだろう。
    フランが捕まっている場所に辿り着くと、倉庫の外が騒がしくなり、パチュリーから「レミィが連中を相手にしたわ。妹様を急いで救出して」と連絡が入る。
    見張りが居るので、フランに危害を加える前に背後からの一撃をかましてフランを救出しよう。
    救出すると、今度はレミリアの元から退避してきた誘拐犯が襲いかかってくる。
     
    VS.誘拐犯×4人
    レミリアに比べて数が少ないが、あちらよりは手練。
    ……が、ここまできたPCにとってはあんまり大した相手でもないだろう。
    更に鬱憤を溜めたフランが今までのお礼とばかりに暴れるので、心配する必要は全くない。
    軽く伸したら、さっさとお縄に就かせてあげるだけだ。
    戦闘に勝利するとレミリアと咲夜さんと合流、最後に誘拐犯共を天狗ポリス署前に全裸五体投地で叩き込んで、クリアとなる。
    このイベントをクリアすると、レミリアから「試槍グングニル」を貰える。
    条件を満たすと何度もバージョンアッポしていき…?
    後日談

    フランが誘拐されるという騒動から少し経って。
    レミリアからメールが届いた。

     

    あの誘拐犯達が事情聴取で詳細を吐いたので、仕事帰りのついでに天狗ポリスへと出向いたという。
    誘拐犯の目的は「レミリア・スカーレットの殺害」。フランの誘拐はレミリアを誘う為の餌だった。

     

    誘って殺害した後、「レミリアが裏社会に繋がりを持っており、そのいざこざで殺された」形に見せかけるつもりだったようだ。

     

    『私の命が目的だったなら、フランもどのみち殺されてたでしょうね。叩き潰しておいて正解だった。
     でも、これで終わりじゃない。
     あいつら、金で雇われた連中みたい。裏に雇い主がいる。』

     

    心当たりを尋ねると、
    『乱暴な話、私を殺したければ、ヒットマンでも雇って狙撃すればいい。
     なんで私がマフィアとの取引中に殺されたなんて小癪な偽装をする必要がある?
     ……簡単な話よ。私が居なくなった後でもスカーレット財閥は残る。
     あいつらの雇い主はそっちにも潰れてほしいんだよ。私と私の会社が潰れば得をする連中がいるってこと。』
     そして実際に心当たりがあったのか、とある会社の名前を誘拐犯に出したらあからさまな反応が出たと返ってくる。

     

    ここで返信すると、その会社が親の代からの商売仇であることを知らされ、最後に不敵な一文とともにメールが終了する。
    …二日後の朝の新聞の見出しが「有力な貿易会社でとある不正が発覚。上役が一斉に逮捕される」というニュースで埋まったのはまた別の話。

始業式/入学式

  • 未来では時期が時期故、PCがその光景を見ることはできない。

デート

  • 好みの場所としては、シックなふいんきのカフェやレストラン等。
    紅茶が好みで、紅茶の造詣についてありがたい蘊蓄をひっきりなしにご教授してくださる。
    割と為になる話も多いのでそういった時は素直に賞賛しよう。顔を赤らめるレミリアのCGが入手できる。
    また、ルートが進むと「荷物持ちをさせてあげるわ」といわれてデートに誘われる事も。
     
    ……まぁ、比喩抜きで本当に荷物持ちをさせられるのだが。汚いな流石レミリアきたない
    高級デパートでのセレブなショッピング風景に、なんでお金持ちってこんなに買い物するのん?と冷や汗をかかされるが、嬉しそうな彼女の顔に疲れも吹き飛ぶ。
    たまにはこんな感じに振り回されるのも悪くはないだろうか。
  • レミリアからデート荷物持ちのお誘いを受けると、買い物付き合いで色々な店を見て回るのだが、この時、訪れた店によって色々なイベントが発生することがある。
    眼鏡ショップ

    megane.jpg
    眼鏡ショップを訪れると、仕事用の眼鏡(書類とか見てると目が疲れるそうな)を買いに行くことになる。
    ここで試着した眼鏡が似合うかどうか訊かれるので肯定すると、「仕事以外でも着けてみようかしら」と発言する。本人としては冗談のつもりだったのだが、ここで「是非とも着けるべきそうすべき」と更に肯定すると「そ、そんなに言うなら考えてあげないこともないけど……」と予想外の反応に照れる。
    以降、レミリアのグラフィックが眼鏡装備のものに変化する。本人に言えば自由に変更可能。

    商店街

    商店街に立ち寄ると、福引が催されていた。たまたま福引券を所持していたので試しに回してみることになる。
    回して転がり落ちた玉は――なんと一等のもの。そして一等は「温泉旅館」だった。
    「温泉ね。たまにはみんなと行ってみるのも悪くはないかも」
    あーあー。レミリアさん?
    「どうしたの? 神妙な顔なんかしちゃって」
    この温泉旅行、対象は二名様なんですって。
    「……えっ」

     
     

    「ええーっ!?」

    和菓子屋

    和菓子屋の傍を通ると、咲夜さん達へお土産を買うという名目で立ち寄ることがある。
    そして、お土産のついでにみたらし団子を注文して舌鼓を打つレミリアの姿が見れる。
    「……何よその顔」
    いや、洋菓子じゃなくて和菓子を買いに行くって、なんか意外だなあと。
    「和洋折衷っていうでしょ。紅茶も納豆も好きなの。咲夜も新しい茶の葉欲しがってたしね」
    なるほど。でも美味しくない組み合わせだな。
    「適当に挙げただけだからねぇ。どっちも好きなのは変わらないけど。
     ――あ、和菓子屋さん。みたらし団子をくださいな」

     

    …………。

     

    「んー、甘~い!」
    美味しそうで何よりである。
    「……あ、そうだ。PC、ちょっと口を開けなさい」

    言われるがままに開けた口に、レミリアがみたらし団子を入れた。
    「それっ」
    おおうっ。
    「荷物持ちさせっぱなしはあんまりだものね。もう少ししたらどこかで休みましょうか」
    優しいな流石レミリアやさしい。
    「ふふん。それほどでもないわ」

     

    ▼PCの最大HPが少し上昇した。
     レミリアがスペルカード 注文「団子をくださいな」を習得した。

夏休み

  • 滞在期間は10月~12月なので未来でのレミリアの水着姿は存在しない。
    ……と思ったか?あるよ!
    現代のレミリアの水着姿を見たことがあり、NOMAL以上のENDを迎えると、成長したレミリアの水着CGをオプションから閲覧可能になるのだ。
    肌が弱いため、日傘の下で片手で日光を遮り目を細める姿が可愛らしくも美しい。

文化祭

  • 多忙な中、なんとか文化祭に参加する時間を捻出して参加。
    通常は少しの間、学校内を回るだけだが、攻略を進めて周囲への和解を済ませていると、出し物に参加する姿を見れる。
    レミリアのクラスの出し物は
    • メイド喫茶
    • 執事喫茶
    • コスプレ喫茶
      これら三つ。
      文化祭前にレミリアがPCに相談してくるので、その時に選んだ選択肢の出し物に変化する。
       
      ……キワモノしかねーじゃねーか!
       
      選択肢によって、レミリアがゴスロリやら、ウサ耳やら、タキシードやら、クラシックなメイド服(全てCG付き)やらに扮する。
      それでも抵抗なく着こなしながらノリノリで接待している辺り、心の底から楽しんでいるようだ。
  • ちなみに特定の条件を満たすと、学園祭の出し物が上記のものではなく、洋風レストランに変化、そしてレミリアがPCにごちそうを振る舞おうと奮戦するイベント「レミィのおいしいレストラン」が発生する。
    下手くそだった料理の腕前を一級とはいかないまでも、美味しく調理できるように克服するまでの姿がとても意地ましい。

期末テスト

  • 仕事で多忙故学校へはサボリがちだが、勉強はきっちりやっている。
    テストが近くなると、夜、自室で勉強しているので、こっそりコーヒーなどを差し入れてあげよう。
  • 通常はぶつくさ言いながら受け取るが、この時までにレミリアの好感度が最大値だと、微笑みながら差し入れを受け取ってくれるシーンに差し替えられる。
    この時は専用CGもあり、条件が割かし容易なので狙えばあっさり達成可能。

冬休み

  • 世間では冬休みでも一財閥の総裁に休みなどありません。
    肩でも叩いてあげよう。びっくりするが、そのまま相好を崩す。
    PCが帰るまで一週間を切った場合、仕事よりPCとのかかわりを優先するようになる。
     
  • この時までに福引きで温泉旅行を当て、尚且つ元園児組との和解を済ませていると、一緒に温泉旅館に行ける。
    旅館運営は有澤コーポレーション。
    尚、他の面々の分も予約したので二人きりで温泉へ行くというわけではない。まあ、未成年二名だし。
    「催しは、できるだけ人が多い方が楽しい」という理由から、紅魔組+元幼稚園児組を伴っての温泉旅行となる。
    ちなみにこれは時期などの理由から、元幼稚園児組の攻略では発生不可能な修学旅行の一部再現である。
    旅館では一行が枕投げや卓球に興じる光景や、夜の旅館のテラスでレミリアと並んで月夜を眺める会話イベントが発生。
     
    • このテラスでの会話では、レミリアがPCに対して自分と周りの仲を取り持ったことについて素直な感謝を述べ、PCが現代に戻る期日が迫っているという事実に思い耽り、いずれ来る別れに対して「クリスマスなんて、なければいいのに」と思わず本音を漏らす。
      振り向くPCにレミリアは冗談だと笑いながら戻ろうと促し、客間に戻ろうと振り向きかけた瞬間、背後からくしゃみの音が。
      振り向いてみればその背後には悪戯妖精3りの能力で姿を隠していた野次馬(主に元園児組。紅魔組もちゃっかり)達がいた。
      バレた為大いに慌てる面々を見て、スマイルを浮かべながらこめかみを引き攣らせるレミリアとそれを見て苦笑いを浮かべるPCの一幕が見れる。

クリスマス

  • 未来に残るENDを選ぶと、エンドロール前に追加シーンとしてクリスマスにスカーレット家主催のクリスマスパーティが開催される。
    ドレス、着物……普段は見れない幼稚園組の艶姿は必見。
    また、後半にダンスパーティがあるのだが、なんとPCのパートナーはくじびきで決まる。
    しかもパートナー一人一人に専用のCGが存在する。
    収集は大変だが全員集めるのも楽しみの一つであろう。
     
    ちなみにレミリアのパートナーがPC以外の場合、パーティ終了後に拗ねる。とにかく拗ねる。拗ねり倒してくる。
    (迎えたENDがGOOD?の場合はフランも拗ねる(!))
    ……どうすればいいか、わかるな?

年末年始

  • TUREorGOODENDを迎えると、オプションからスカーレット家の正月の一日をプレイできる。
    スカーレット家のお正月は、大晦日でも職務を怠らない門番さんのくしゃみから始まります。
    年越し蕎麦、おせち、お餅など、咲夜さんが丹精込めてつくった料理に舌包みをうとう。
    参拝する神社は博麗でも守矢でもどちらでも構わないが、博麗神社の方が顔馴染みと出会える確率が高いかもしれない。

バレンタインデー

  • 未来では、期限が12月までなので当然2月のイベントは起こらない。
    が、リアルプレイ日がバレンタインデーの時にレミリア√をNOMAL以上でクリアするか、クリスマス前日に未来に残るENDを迎えた場合、エンドロール終了後にクリアの御褒美にレミリアからチョコを送られる。
    調理は苦手だが、それでも頑張ったらしく、非常に気合が入ったものになっている。当然本命チョコ。
    そしてチョコには「Thank you for playing!」の文字が。PCだけではなくクリアしたプレイヤーへの御褒美である。

ホワイトデー

  • 上記のチョコ渡しを見たことがあるか、リアルプレイ日がホワイトデーの場合、チョコのプレゼントと同時にお返しが発生する場合がある。
    アイテム欄にスィーツを所持している場合、チョコを送られたと同じくレミリアにプレゼントするというもの。

エンディング一覧

キャラ攻略/レミリア・スカーレット/エンディング

コメント

  • こっそり挿し絵みたいなのを貼ってみる。需要はないけど -- 2011-05-08 (日) 00:32:10
  • いい画像だな! -- 2011-05-14 (土) 01:17:31