シナリオ/世界移動シナリオ-倫理崩壊編/キャラクター/中立勢力2

中立勢力その2

その1はこちら

地底迷宮都市「蟻の巣」

さとりを喪ったお燐とお空、こいしがさとりの遺志を継ぎ、学園地下の不思議のダンジョンの一部を河城みとりや鬼達の力を借りて改造。元ダンジョンであるための入り組んだ構造、みとりの禁止の力で覆われた迷宮然とした所から「蟻の巣」と呼ばれている。
人妖よりも多い割合を占めている地上ではほとんど見られない小動物達がここで生活しているのはさとりが自らを犠牲にして守った結果であり、さとりの遺体は蟻の巣中央部の集合墓所「地霊殿」に葬られている。
都市底部にはお空が核融合を行う炉があり、ここがこのコミュニティの心臓部であるといえる。
食料、物資、エネルギーの生成などのほぼ全てがお空頼りでありそのお空も限界が近い、外部との交流もそもそも外が嫌なヤツらの集まりなためみんな嫌がる。
この時代、もはや鬼といえども恐れられる存在で無く、威光を使った強奪も望めず、戦力としても、引き篭もり続けたため外の異常なまでに進化したメンツとはやりあえない。
挙句防衛手段が生命の冒涜とも取れる行為のため、バレた後の事を考えると善勢力にすら支援を頼めないどん詰まりの状態でもある。最もこの世界そのものに嫌気が差したがゆえにここに来た者がほとんであり、穏やかな最期さえ迎えられればそれでいいという厭世感が蔓延している為誰も行動を起こすこともない。
結果、他者の為に動いているのは女王蟻を喪った健気な働き蟻二人だけと言うのはこの時代らしい皮肉である。

• 霊烏路空
  さとり亡き後こいし達と共に地底に生活の拠点を移し、空は地底の太陽として皆を照らしている。
  さとりを喪った悲しみに沈まず笑う姿は、元の世界の空にはない美しさがある。
  地底のエネルギーをほぼ一人で賄っていて恒常的に核融合をし続けている為、彼女の体には常に大きな負荷が掛かり限界は近い。自分がいないとコミュニティの生活に支障が出る事を理解しているからこそ彼女は自分を省みない。空はより豊かで明るい生活を皆に届ける為に今日もただ愚直に「太陽」であり続ける。
  いずれかの組織の科学者と接触させ、空のDNAマップを提供すると･･･

  • 雛達（シスターズ）
    お空の核融合補助、及びこの世界のエネルギー問題解決を名目に彼女の元へ赴いた科学者が完成させた霊烏路空のクローン体の総称。別称「ウツホシリーズ」。分神させたヤタガラスと融合している為オリジナル同様、核融合の力を持つがその力は遠く及ばず、制御棒以外にも補助装置を装備している。またクローンゆえに短命。
    見た目もお空そっくりだが、わずかに翼が小さく、ID代わりのアンクルを身につけている。
    お空同様無垢で素直な性格で、従順。思考と記憶を全個体で共有する「ウツホネットワーク」を用いる事でオリジナルの弱点である記憶力と思考力の低さを緩和している。
    雛達が生まれれば蟻の巣は核融合の補助と高額な収入を得る事ができ、現状の緩やかな崩壊から脱することができる。が、雛達が生み出された真の目的は上記の理由では無く、量産可能な生体核兵器を入手するため。雛達を手に入れた勢力は大幅な戦力補強ができるだろう。
     
  • うにゅほ
    何故か一匹だけ混じっている雛達(シスターズ)の一体。
    ぬいぐるみのように小さく、とてもぷにぷにしている。かわいいは兵器
    「うにゅ」としか喋らず、表情の変化も少なめだが、感情は豊かで愛嬌も充分。
    その外見に似合わず、核融合を操る能力は雛達と同等以上。
    また様々な銃器に変形する武器、通称十得制御棒を持つため、戦闘能力は比較的高め。
    だが実弾を使用するため、財布にはまったく優しくない。
  空との好感度が高く、主人公が改造技術を習得しているかコネがあると

  空のヒトとしての部分を削ぎ落とし核融合炉と直結させる事で、限界を先延ばしする事が出来る。
  地底の住民が最後の一人まで安寧の中死んでいく時間は少なくとも確保出来ると言う事で、提案すると空は承諾してくれるが……。

• 火焔猫燐
  空やこいしらと共に地底に潜った民衆らを代表してコミュニティの運営を行っている。
  だが、表の顔が空だとすれば彼女は裏の顔、今や彼女はコミュニティ維持の為に主人への冒涜ともとれる行為にも手を染めていることに苦しんでいる。
  ある程度主人公に好感度が上がると、地底の安全を守るために一般人をUSG河城に誘い込み、死体から生まれるネクロモーフを操っていること、そしてそれに抱く罪悪感を告白してくる。
  彼女の地底を守るための覚悟にどう答えるかは主人公次第である。
  この世界のお燐との好感度が一定以上で、お燐の告白に対し「自分の目で確かめたい」を選ぶ

  USG河城内を探索可能になる。ダクトを這いずってどこからともなく出現するネクロモーフに注意。組み付かれるとＨＰが割合ダメージで持って行かれる。
  最深部では、ネクロモーフを生成・凶暴化させる原因である“The Marker”が安置されている。周囲数十メートルに渡ってお燐のコントロールを上回る毒電波でネクロモーフを制御している上、近づくだけでSAN値ががりがり削られていく。とはいえ、外見はただのでっかいマグロの切り身なので、十分離れた場所からネクロモーフを処理しておけば破壊するのは容易である。ただし、お燐のコントロール下にあるネクロモーフは“蟻の巣付近の安全”を担っていることも事実である。これ以上の犠牲者を出すことを拒むか、お燐の覚悟を受け入れるか…それは主人公次第である。

  犠牲を出さない道を選ぶ

  もし拒否した場合は代わりの戦力を置かなくてはならない。
  余裕があれば普段連れていないLSメンを放り込んでおこう。
  勝手にレベルも上がるしいいこと尽くめである。
  しかし、善ルートなら味方は何らかのケジメをお燐に払わせることを要求する。
  余裕が無ければ味方勢力に頼もう、内藤やプロフェッサーXなら事情の全てを教えたら、主人公の紹介だということで、お燐本人との面談と外部交流を条件に、やはりお燐に何らかのケジメを要求するだろうが兵を送ってくれ、多少ではあるが物資の支援も行ってくれる。
  嘘つくとバレるので注意、くぐった修羅場もその力も伊達ではないのだ。
  みとりなどは外部交流を物凄く嫌がるが、現状を正しく説明すれば馬鹿ではないので妥協する。
  ケジメとは、お空に真実を告げることである。
  悪ルートであればお燐の力と引換に悪勢力は兵を送ってくれる。
  合衆国だと洗脳されネクロサマナーになり、大ショッカーなら改造され怪人オニビネコにされてしまう、幻想教などは事実上の奴隷である。
  ブラザーフッド・オブ・ミュータンツなら、かろうじてまともな扱いを受けることができるが蟻の巣には滅多に帰ってこなくなる。
  どこを紹介するにしても、お燐は蟻の巣の安全と引換なら飲む。
  しかし、お空の問題は解決しないので、何とかしないと蟻の巣の全ては「停止」するので気を付けよう。
  あと、もちろん紹介した悪勢力は蟻の巣の存在を察知、相手によってはしゃぶり尽くされるので注意。
  戦力を置く気がないならお燐を殺そう。
  しばらくすると蟻の巣はレイダーの遊び場になり、お空含むメンツが楽しまれた後惨殺。
  むーざんむざんに壊滅するが死を冒涜し生き延びたことに対しての相応しい罰と言えなくもない。

  探索で入手したUSG河城の技術ログをにとりに渡すと、一部の銃系武装、キネシスモジュール、ステイシスモジュールを購入可能になる。

• 古明地こいし
  世界崩壊後もふらふらしていたが、国際テログループに拉致されて消息を絶つ。
  が、ほどなくして何もなかったかのようにお空たちの住まう地底へと帰還。
  誘拐されたという割には何の変化もないように毎日を過しているが、それから数ヵ月後、世界中で謎の怪人「三つ目の女」が出没するようになる…

• 伊吹萃香
  何時まで経っても成長しない人間に愛想を尽かし、地底に潜って隠居生活を送っている。
  角に結んであるのは運命の日に忽然と姿を消してしまった相棒が残したチューリップの刺繍がしてある赤いバンダナ。
  堕落しきったした生活の中で夢想するのは、鬼も妖怪も人間も関係なく、足並みを揃えて皆で歩いていた、あの輝かしい青春の一ページ。
  そんな彼女の唯一の楽しみは、赤河童特性のラジオを飲みながら聞くこと。それにより無聊を慰める日々が続いていたのだが…。
  ラジオから流れて来たのは、かつての知人のそっくりさんの活躍。それに興味を持った萃香は久しぶりに地上に出てくる。
  地上に出た彼女は驚いた。地下に引き篭る前とは違い、道行く人々の目が少し──ほんの少しだけだが、輝いているように見えたのだ。
  その光景を見て希望を抱いた小さな百鬼夜行は、こんな風に世界を変えてしまった奴と一緒に戦うことを決意した。また再び、皆で手と手を取り合うために。もしかしたら、あの日いなくなった薄情な相棒とも再会できるかも・・・。
  PTに居ないときはメガトンパンチの「アミーゴ」で飲んでいるか、幻想郷の博麗神社でゴロゴロしているかのどちらか。
  戦闘面では非常に優秀。また条件が揃えば古い知人であるパルスィの心の闇を取り払うこともできるので、連れ回して損はない。
  また、最難関の過去改変イベントには、彼女の存在が必要不可欠。さぁ、あの薄情者にバンダナを返しに行こう。
  ただし、勢力図が悪に傾いている場合、完全に人間に失望して永遠に地下に引き篭ってしまうので注意しよう。
  また、彼女の持つ瓢箪には何かが宿っているようだが…

• 河城みとり
  相変わらず愚かな人間に完全に愛想を尽かした彼女は、人では無く動物達の傍へ付くことを決意した。
  現在は多数の動物達の世話をする傍ら、僅かにいる自分と同じ人を見限った者達とおっかなびっくり交流している。

• アル・アジフ
  世界最強の魔道書「死霊秘宝」の原本、ツンデレでゴスロリでロリババアである。
  かつてのパートナーとの再会を夢見ながらある図書館で眠っていたが、大暴動で目覚める。
  そこで見たものは、かつての面影もないほどに荒廃したアーカムシティ。
  思わず悪夢を疑ったが、まず気になったのはかつてのパートナー。
  彼は探偵をしていたが当然のごとくその事務所は崩壊、合衆国中を探し始めた。
  何とか知っているという人物に会うことが出来たが、それによると核から民間人を庇い死んだと言う。
  初めは信じようとしなかったが話を、聞けば聞くほどそれは彼女の知る男。
  もう、パートナーには会えないのだ。
  それを理解したとき、アル・アジフの心に芽生えたものは復讐心ではなく絶望の二文字。
  二人で紡いだ絆ゆえ、もはや一人では生きれない、彼女は片翼の鳥なのだ。
  そして蟻の巣に流れ着き只々、怠状と絶望の日々を送っている。
  永遠の絶望の牢獄に、少女は泣いているのかも知れない。
  その涙を拭い、絶望を払えるのはかつてのパートナー達の意思のみである。

タイムパトロール

時空犯罪者を取り締まる時の番人はこの世界でも活動している。
過去改変を実行する際に対決する事は避けられないであろう。
未来の高度な武装とテクノロジーを所持しており時空犯罪者に対して厳しい制裁を与える。
彼らとの戦いは厳しいものとなるだろうがうまくいけば未来のテクノロジーと武装を奪い取ることができるかもしれない。

• ケーブル
  主人公達が遭遇するタイムパトロールのリーダー。
  未来製の重火器を用いて過去改変を実行しようとする者を排除する。
  通常は対決するしかないが……
  その正体

  朝比奈みくる(大)。
  かつて涼宮ハルヒを監視するためにSOS団に所属していた未来人。
  大暴動の際は直前に未来への帰還命令が出たため、結果として被害を受けずに済んだ（ただし、緊急の帰還であったため、キョンにもその事実を伝えず、行方不明扱いになった。キョンも薄々気付いているが）。
  未来へ帰還したみくるは、その後のハルヒと古泉の末路を知り、深い悔恨を抱く事となる。
  そして、大暴動を生き延びたキョンと長門がその後もかつてのような世界を取り戻すために戦い続ける事も知ったみくるは勉学等に励み、現在の地位を手に入れる。自らもまた、あの世界を取り戻す戦いへと身を投じるために……。
  遭遇時にジョンかブギーポップがいれば戦闘を避ける事が出来る他、彼らが説得すると彼女も過去改変に同行。そのままエックスメンに加入する。特にタイムパトロールから文句は言われない。彼女曰く、「既定事項ですから」との事。
  ただし、この世界での細かい出来事や結末は未来においてはトップクラスの「禁則事項」であり、現在の地位を手に入れたみくるですら知る事が出来ないという。
  エックスメン加入後はかつてハルヒがレーザーを撃てるようにしてしまったカラーコンタクトを着用してミクルビームを目から放てるようになる。長門が調整したので暴発する事はない。
  みくるは未来で生活していたため、大結界の影響を受けず、20代まで加齢している。しかし、過去の世界では20年経ったのに長門はともかく、キョンがほとんどそのままの姿で自分だけ老けてしまったように見えてしまうのを気にしている。
  ってか、大結界の影響で実年齢は年少者なのに、外見はエックスメンの中でも年長者。それを言われると凹む。

• ティンダロスの猟犬
  時空犯罪者を止められないと判断した時タイムパトロールが放つ異空の獣。
  非常に危険な存在であり、常に飢えており標的と認識した相手を執拗に追いかけ回し食らうとする。
  時間の角を通ることができ、90度以下の鋭角がある場所ならばどこにでもpopできる。
  予兆等は耐え難い悪臭と煙によって知ることができるがその瞬間攻撃が開始されるため実質不意打ちと変わらない。
  素早さが非常に高く、時空移動能力で相手を翻弄する他
  青みがかった脳漿のようなものを常に全身からしたたらせているがこれは有毒であり生半可な武具はすぐに腐食してしまう。誤って触れてしまうと大変治療が困難なので触れないように立ち回るべきである。
  また再生能力が高くバラバラにしたぐらいでは再生してしまう上に不利と悟ると退却し体制を整えてしまうため強力な攻撃で跡形も残さないぐらいの心意気で挑んだ方が良い。
  ただし一度限りの「特例」を手に入れていると出現しない。
  もっとも二度と使えないため、次の時間移動時には出現する。

• 仮面ライダーG電王
  タイムパトロールが運用する"電王"の発展型に当たるライダーシステム。
  専用の時の列車は持って居ないが、適当な空間に唐突にpopしてくる為、ある意味一番警戒が必要な相手。
  非常に頑丈なバリアを展開する能力を持っており、生半可な戦い方ではダメージを与えるどころか近寄る事も出来ない。
  同じモノが何体か量産されている。

メガトンパンチ

大統領が放った不発した戦術核弾頭を中心とした街。
メガトンパンチは元々幻想郷に保護を求めた人々の難民キャンプ場であったが、その願いは諸事情あって叶わず彼らはそこに定住を余儀なくされた経緯がある。
また、【ヤーン】ウェンリーがイザヨイローン要塞の奪取に成功することにより大部分の住民が移住し、イザヨイローン共和政府にパワーアップする。
合衆国に力がある時点だと即座に報復されるため【ヤーン】は動かない。大部分を削らないと奪取イベントは怒らないため注意。
移動は可能であるが、他所で物資調達が難しいのと住民が嫌がるため基本的に動かない。
外見から転がりそうであるが組み込まれた装置のおかげで安定している。
共和政府になっても、ヤーンはこの世界の現状を理解しているため実際に選挙などが行われるのは本当に世界が平和になりしばらくした後だろう。
民主主義と言うのは様々な土台があって初めて成り立つものなのだ。土台が根本的に無くなったこの世界でいきなり民主主義を行なおうとするほどヤーンは間抜けではない。
しばらくは名前だけである。

• 稗田阿求
  自分の力を役立てたいと思いサバイバルガイドの編集を行っているが現地調査員が不足しているらしい。
  事務処理が苦手なヤーンにとっては彼女の超記憶能力は必要不可欠である。
  同時に阿求も、彼のあまりの生活力のなさに呆れながらもメガトンパンチの為に彼の力が必要だと感じている。
  サバイバルガイト作成クエストは一介のサブクエストに過ぎないが、各地を飛び回らなければならず内容も多種多様である為そのボリュームから第二のメインクエストと呼んでもいいだろう。

• 【ヤーン】ウェンリー
  阿求の下で生活している昼行灯な男性。たまにサバイバルガイドの編集を手伝ったりしている。
  メガトンパンチの前に住んでいたエル・ヴァーンシルという町が紳士学園に侵略されたときに彼が脱出の指揮を取り、阿求とはその際に出会った。
  メガトンパンチが外敵に対して強固な抵抗を敷けるのは彼の指揮が一翼を担っているとか何とか。
  最近では増える難民の保護と不発弾の不安から阿求に引越し計画を任されて（丸投げされて）おり、
  メガトンパンチに向けて侵攻している不沈要塞イザヨイローン（スカーレット社作・合衆国保有）を奪取する作戦を練っているらしい。
  その気になればこの世界を動かせる智謀を持っているが、力あるものは「節制」であるべきという信念により、メガトンパンチの中でのみ智謀を振るう。
  全てを愛すると証する三つ目の女に対しては「何かを憎悪することができない人間に、何かを愛することはできない。私はそう思うよ」と語っている。
  また幻想教に対しても「神秘主義が、歴史を建設的な方向に動かしたことはない」と持論を持っている。

• 鳴海亜樹子
  「メガトンパンチ」唯一の居酒屋（本人曰く大阪風レストラン）「アミーゴ」の名物ママ。
  フィリップが「怠状」に支配されたため、人質は不要になりほっぽり出された。
  その後、左翔太郎、照井竜らを失った悲しみをこらえながら混沌とした世界をさまよっていた。
  しばらくして、「メガトンパンチ」に流れ着く。
  そこで見たのはまずい食事を取り合う、いい年こいた大人達。
  その食事を見た彼女はめまいがした、明らかにマトモな調理で作られたものではなかった。
  この世界では調理技術は失われつつあったのだ。
  見苦しい連中をスリッパではり倒し、お好み焼きもどきを余った材料で作りふるまった。
  うまい、うまいと涙を流しながらむさぼる人々を見ながら、彼女は思った。
  「これが、私のすべきことや。」
  しばらくして、阿求の援助を受け「アミーゴ」を開く彼女の姿があった。
  おいでませ、アミーゴ！！

  彼女はヒーローの話を好み復活や活躍の話を聴かせると一杯おごってくれる。
  その名前の宿命か、ヒーローが集まる傾向があり、多数のヒーローが復活したならいつもどんちゃん騒ぎが繰り広げられることになる。
  善ルートでヒーローや、特定の拠点を持たないPTメンバーはここに溜まっている。
  しかし人数制限があり、初期は10人が限度で2人ごとに改築を行わなくてはならない。
  改築を行えるPTメンバーと資材を提供すれば、増築可能。
  増築するたびに収容人数が増え、設備は豪華になり、勝手に要塞化もしてくれる。
  要塞化が進行すると、内部に、改造・実験ラボ、兵器工場、魔道研究室、医療施設、秘密格納庫、トレーニングルーム、転送装置、司令室など主人公の助けになる施設が多数できる。
  要塞化がある程度進行すると、共和政府に移住せず、すっかり人の減ったメガトンパンチで営業を続ける。なぜか客の数は変わらないが。

  おいでませ、アミーゴ！！ようさいへん

  施設説明
  基本的に対応する利用可能者を放り込まないと稼働しないので注意。
  もちろん同行は出来ない。
  改造・実験ラボ
  改造人間の修復や強化が行える。善ルートであれば滅多に行えないだろうが改造手術を施すこともできる。
  また新技術の製造もここで行う。
  利用可能なのは、この世界のブロントさんなどの科学者。元悪の科学者ならヤバめな研究を行える。
  リューサン達を救うための病理研究もできる。
  兵器工場
  一般的に使用できる工場施設が、壊滅しているこの世界で弾薬や武装の製造ができるのは大きなアドバンテージ。有効活用しよう。
  設計図を持ち寄れば新しい武器や機動兵器の作成も可能。
  利用可能なのは、この世界のブロントさん、にとりなどの技術者達。
  失われた兵器の復活や修復も…？
  魔道研究室
  文字通り魔法の研究を行う。
  この世の理の外にいるものを屠るための魔法武器などが製作可能。
  魔力のない武器に魔力を付加し幽霊やサーヴァントを倒す武器にすることもできる。
  また除霊や交霊なども行えるため、オカルトがらみでトラブルを抱えているキャラの救済には役に立つだろう。
  利用可能なのはアリスなどの魔法使い。単に魔力があるだけでは利用できない。
  医療施設
  病気や怪我を治す施設。
  外では治らないレベルの治療も、時間がかかるが可能。
  基本戦闘不能（死亡除く）になったLSメンはここに放り込まれている。
  利用出来るのは医療技術者。
  テレポーターがいるか転送装置が完成していれば、永琳に出張を頼むこともできる。
  秘密格納庫
  メガトンパンチの地下を掘り進めて作成。
  機動兵器や空中戦艦、飛行船、戦車などの戦闘兵器を収納、修理が可能。
  協力体制を確立できればαナンバーズはここを拠点として動く、刹那やシュウも間借りする。
  キリコも間借り出来るが、こいつが間借りするとメガトンパンチの寿命がマッハになるので要注意。
  利用可能なのはアムロやにとり、甲児などのロボット系技術者達と整備員。
  もし萃香が仲間でここに放り込んでいるならば、修復スピードは更に加速する。
  トレーニングルーム
  新しく身につけたスキルの実験や新兵器の実験はここでやろう。
  また特訓を行うことで新しいスキルや技を身につけることもある。
  試し切りなどなら人材はいらないが、特訓をするならトレーナー系の技術者が必要。
  代表的なのはダン。
  転送装置
  世界中の対応する転送装置に転送が可能。
  完成すれば誰でも利用できる。だが規模はあまり多くないので一度に遅れるのはせいぜい10人程度。
  予算と資材と技術者がいれば拡張可能、機動兵器サイズでも送れるようになる。
  技術者として挙げられるのはギリアム。
  向こうに装置を置かなければ利用不可能なので注意。
  基本的に主人公のLSしか利用できない。
  司令室
  これが完成する頃には随分な大所帯になっていると思われる。
  完成すれば主人公はここに篭り各地にLSメンを派遣、行動を指示することができる。
  オペレーターがいれば指令の伝達効率やバックアップ体制は効率は更に上がる。
  え？ゲームのジャンルが違う？こまけえことはいいんだよ！！
  なおヤーンを説得できれば彼に指揮を取らせることもできる。
  彼は、滅多に攻め込まないためやきもきするだろうが、不思議なことに状況は少しずつ好転していく。魔術師の本領発揮である。
  ちなみにその場合主人公が同行させるLSメン以外の全ての指示を割り振ってしまうので注意。

  最終的には、この世界の正義を象徴する砦となる。
  そのてっぺんにはくるくる回る風車と、カモメの風見鶏が存在する。
  復活前の一文字隼人がよく人類をネガりながら飲んだくれている。
  しかし、蘇ったならば彼の撮った笑顔の写真が壁に貼られ始めることだろう。
  
  
  ちなみに【ヤーン】ウェンリーは、「アミーゴ」にヒーローがたくさん集まるようになると、
  周りから「彼らの力とあなたの指揮を合わせれば、合衆国にだって勝てるのでは？」と期待されるようになるが、
  本人は「ヒーローの人数が合衆国の兵士の六割以上で、十分な補給と情報網があって、味方が裏切らないならね」と呟くだけで何もしない。
  「奇策で勝つのは最悪の勝ち方、正攻法で勝つのが一番」という持論を持っている彼にとっては、
  仮に可能だとしても、少数の猛者だけで戦って多数を討つ戦略は流儀に反するようだ。

• あやねさん
  アミーゴのコック兼用心棒をしている。
  大暴動の中でキングベヒんもスを失い、失意の中この世界をさまよう。
  持ち前の腕っ節で、命の危険はなかったが心の穴は広がっていた。
  もう一度店を開こうにも、人もキャップもなく、なによりやる気がなかった。
  その中でメガトンパンチに流れ付きアミーゴにふと入る、そこで料理を作り笑顔を取り戻そうとする亜希子に出会い奮起。
  雇うように頼み込み、コックとして働くことになった。
  アミーゴが最終段階まで進化すると、二号店の経営を任される。
  亜希子の許可をもらいキングベヒんもス・アミーゴと名づけられたその店で昔のように振舞う彼女が見られることだろう。
  キングベヒんもス・アミーゴへようこそ！

  通称は、移動レストランキングベヒんもス・アミーゴ
  開発名称は、陸路走行型武装機動要塞キングベヒんもス・アミーゴ。
  全長六〇メートルほどの施設
  兵装説明
  多種多様な兵器で防御されており、その装甲は核兵器の直撃にさえ耐え、対魔法、対超能力用の特殊な力場を発生可能。
  また攻撃能力も高く、かつての防衛隊が使用した対怪獣兵器をごまんと積み込んでいるため機動兵器とも渡り合える。
  略奪に訪れたレイダー対策に暴徒鎮圧用のガスを噴射可能。
  仮に内部に侵入してもそこにはあやねさんと、お手伝い戦闘ロボットのビビット軍団がいるため、余程の化物でも苦戦は免れない。
  施設説明
  レストラン
  様々な料理を出してくれる。
  名物はヤオイ・グアイのハンバーグ（毒抜き済み）
  またリアルバリスタ厳禁は変わらないのと、マナーを守ればお客を基本選ばないため、
  マグニートーとワンダーランドが同じ場所で食事するような、とんでもない光景もたまに見られる。
  もちろん出たあとは殺し合い。巻き込まれたくなければ逃げよう。
  医療施設
  主人公達の回復を行う。
  もちろん永遠亭や本家アミーゴには及ばないがかなりの役に立つだろう。
  内部工場
  様々な武装や加工食料の生産と補給、ビビットたちの生産と修理を行っている。
  主人公達はここで物資の補給が可能、物によってはキャップか物資を要求されるが、外に比べれば遥かに格安。
  
  
  何故こんな物騒なシロモノになったかというと、あやねさんを心配した亜希子が主人公達に「外は物騒だから、とにかくメッチャクチャ安全で強くて硬いの、出来れば動けるといいな。あと一人だと大変だから店員さんもね！」とオーダーしたものを忠実に再現した結果こうなった。
  もちろん完成までにはそれなりの資源を消費する。
  なお、あやねさんはあっちこっち動きまわるので会えればラッキーぐらいの気持ちでいよう。
  基本2週間程度で移動する。

• 秋穣子
  アミーゴの食材調達係兼店員。
  もとはメガトンパンチで静葉と一緒に畑仕事などをしながら静かに暮らしていたが、いくら種をまいてもできるそばから強奪されてしまうので、作ることの喜びを忘れかけていた。
  そんなある日、２人は街中にレストランができたという噂を聞く。こんな肥だめ以下のところでわざわざ飯をつくろうなどと言う奴の顔を拝むため、彼女たちは噂を頼りにアミーゴを訪れた。
  店に入ると、そこには幸せそうな人の笑顔であふれていた。決していい材料を使っているわけでもないだろう、こんなもので作った料理が人を幸せにできるのか…！
  注文したお好み焼きを食べきった２人は、亜希子に「私たちの作った食材をここで使ってください」と申し出る。こんな風に食べてくれるなら…もう一度きちんと畑を耕してみよう。そう考えたのだ。
  それ以来２人は自分たちで作った食材をアミーゴに提供しつつ、亜希子のもとで働いている。
  ちなみに野菜担当。仲良くなると畑の一部を貸し出してくれる。

• 秋静葉
  アミーゴの食材調達係兼店員。
  上記の理由でアミーゴに食材提供をしている。
  こちらは野菜以外の担当。野獣など食料になりそうなものを狩って持ちこむと、それに応じた報酬がもらえたりする。

• 吾郎
  アミーゴのウェイター兼ソムリエ。
  しかし荒廃した世界においてワインは貴重品でありアミーゴには置いていないので、ウェイターとしての仕事がメインである。
  ソムリエとしては一流で、ワインについて聞くと嬉しそうに色々と教えてくれる。
  また、旅の中で見つけたワインを持っていくと高値で買い取ってくれる。ワインは回復量の低いアイテムなので基本的にここで買い取ってもらうのが一番だろう。
  料理人としても腕がよく、ヘルプとして厨房に入ることもある。しかし残念な事に歌とダンスはイマイチである。
  温和な性格だが、悪に対しては敢然と立ち向かう勇敢さを持っている。だが多少天然ボケなところもあり、よく周囲にツッコミを入れられる。
  その性格ゆえに人好きされるらしく、アミーゴのメンバーを始めお客さんとも仲がいい。
  優れた身体能力と頑丈さな体をしており、いざと言う時はあやねさんと一緒に皆を守るために戦う。
  過去に愛する人を失ったらしく、その人のことを思い出して時折悲しそうな顔をしている。
  その正体

  仮面ライダーＧ。
  大ショッカーとは違う技術系等で改造されたイレギュラーな仮面ライダーである。
  シェードと呼ばれる組織に拉致され、洗脳と改造を施されたことで改造人間となってしまった。
  しかし恋人である日向惠理の説得と彼女のワインを口にしたことで覚醒。
  平和と人々を守る仮面ライダーの一人として活動していた。
  だが「運命の日」に惠理は死亡。さらにシェードの織田大道との戦いに敗れ変身に必要なワインボトルを破損、戦う術さえ奪われてしまい半死半生で「メガトンパンチ」に流れ着くも生きる気力を失いかけていた。
  そんな中で鳴海亜樹子の開いた「アミーゴ」で彼女の料理を食べ、ふとこの料理に合うワインは何だろうと考えている自分に気付く。
  忘れかけていたソムリエとしての思いが蘇り、亜希子にソムリエとして雇ってくれないかとお願いするがワインは置いていなかったのでウェイターに落ち着いた。
  忙しいが楽しい日々を送るうちに傷ついた心が癒されていき、もう一度立ち上がることを決意する。
  現在はアミーゴの仕事をこなしつつ、再び仮面ライダーとして戦う方法がないか模索している。
  世界のどこかにあるスペアのワインボトルを見つけ出し吾郎に渡せば、再びＧのマークは世界に輝くだろう。
  今度こそ、大切な人たちを守り抜くために。

• マドカ・ダイゴ
  アミーゴの調理師。野菜ソムリエの資格も取得しており、旅の途中で立ち寄ったアミーゴで穣子の野菜を食べていたく感激したため調理師として働くこととなった。
  仕事の片手間に植物の栽培の研究も行っており、荒野でも育つような品種改良もしている。
  大の焼き肉好きであり、肉を持っていくと大喜びで旅の途中で手に入れた希少なアイテムと交換してくれる。
  戦闘能力は高くないが銃火器はそれなりに使える。
  その正体

  ウルトラマンティガ。
  M78星雲の光の巨人達とは違いティガは地球出身のウルトラマンである。
  さらにオリジナルの意思が抜けたティガの肉体とダイゴが一体化したものであるので、意識は完全に地球人であるダイゴのものである。
  元々防衛チームであるGUTS隊員で、超古代の邪神ガタノゾーア、ルルイエより蘇りし闇の巨人たちと闘い抜いた。
  しかし大暴動直前に発生したルルイエ事件で完全に変身能力を喪失している。
  大暴動で妻のレナと娘のヒカリを失い絶望に囚われかけたが、かつて見た「人の心の光」を信じて生きている。
  もう、ダイゴはティガにはなれないが「光を継ぐもの」は必ずどこかに居る。
  それに、「光」となりティガとなった子供たちが希望を取り戻したときその「心の光」はウルトラマンを創りだす。
  もう一つの可能性として、巨大な光の力を受ければ限定的に力は蘇るかも知れない。

• エウロス
  ある条件を満たした場合にのみメガトンパンチに出没するようになる、バウンティハンターの女性。
  普段は遮光ゴーグルと防塵マスクで顔を隠している。
  短く切り揃えられた緑髪をなびかせ、身の丈ほどもあるスラッシュアックスを振り回す姿はどうも誰かを彷彿とさせるのだが、主人公の思い当たる「彼女」は今、捕らわれの身のはずで…？
  東風吹かば

  命からがら幻想教からの脱出を果たした東風谷早苗その人である。
  元の世界において早苗と朱鷺子との友好度が「親友」以上であった場合、二人は捕らわれの身の裏でこっそりと脱出計画を練り、ある嵐の夜、隙を見計らって脱走を図る。
  途中でミスターBに発見されるも彼は何故か人を呼ぼうとはせず、むしろ脱出を幇助。そして、二人は辛くも脱出を果たした。
  そして脱出からしばらくの後、早苗は朱鷺子の助力を得てバウンティハンターとして名乗りを上げたのであった。
  彼女は幻想教の目を欺くべくトレードマークの緑髪を短く切り揃え、また自らの素性を隠し、ただエウロス（東風）とだけ名乗る。
  早苗が幻想教から脱出する条件を満たし、かつ「緑髪のバウンティハンター」の噂を聞いたことがあれば、メガトンパンチを拠点として活動する彼女に遭遇することが可能。
  主人公がよほど悪に染まっていなければ、PTに誘うことも出来る。

   

  また、エウロスの出現条件を満たした場合、幻想教の教祖の座に就いているのは「シンデルマンが作り上げた早苗のモルフ」ということになる。
  外見こそ早苗そのものだが所詮は紛い物であり、まさに傀儡そのもの。遠慮は無用、教団ごと叩き潰して楽にしてやろう。
  最終決戦で彼女を連れていくと、最終決戦の内容がわずかに変わる。彼女が居なくても大筋は変わらないのだが、幻想教の幹部や早苗のモルフとの特殊会話は一見の価値アリ。

  彼女を登場させ、さらに条件を満たすと幻想教編のシナリオが専用のものとなる。通常のものとは大幅に内容が異なるので、攻略時には注意しよう。

• ハネジロー
  いつの頃からかメガトンパンチに居付いたモンスター。
  その友好的な性格と愛らしさもあってボコと並んでメガトンパンチのマスコットとなっている。
  アミーゴで働いており、給与はキャップではなくピーナッツ。
  知能は高く、かつて自分のHP「パムパムネット」を持っていたとかいないとか…。
  生活習慣は人間とあまり変わらず、背中の羽根で飛行できるほか記憶を映像化して投影したり、敵の弱点を透視することができる。

• 木梨猛
  動物と植物とちびっこを愛する青年。服装は基本的に白いシャツ、赤いマフラー、黒いジャンパー、白いパンタロンというちょっと時代ががったもの。レトロってレベルじゃねえぞ！
  快活で優しく、周りの人まで明るくさせる雰囲気を持っている。
  妻であるマリナさんと共に孤児院「チビッコハウス」で子供たちの面倒を見ている。その合間に、尊敬するおやっさんが経営していた喫茶店と同じ名前のアミーゴで店員の仕事もこなす働き者。
  高い近接戦闘能力を持ち、いざと言う時は真っ先に危険の中に飛び込んでいく。
  その正体

  世界征服をもくろむ悪の軍団『ジョッカー』によって改造された正義の戦士、仮面ノリダー。
  猛が変身ポーズをとることによりベルトの風車に風力を与え、仮面ノリダーへと変身する。巨大な耳が特徴。
  彼は『ジョッカー』により改造人間「ノリダー」に改造されるも脳改造を前に脱出、正義の味方「仮面ノリダー」として、人類の平和のために戦う事を決意した。
  しかし大暴動の際に良き理解者であったおやっさんが命を落とし、その事をきっかけに悩みぬいた末に「仮面ノリダー」として戦うことより「木梨猛」として身近な大切な人を守る事を決意。
  マリナさんに自分が改造人間であることを告白すると彼女は全てを受け入れてくれて、ついにマリナさんと結婚した。
  「運命の日」以降はマリナさんとチビッコハウスの子供達を連れて安全な場所である幻想郷を目指していたが、結界は解除されずメガトンパンチに居を構える事となった。
  その後、今は亡きおやっさんの喫茶店と同じ店名の店が開かれた事に運命を感じ、子供達の世話をする傍ら亜樹子の手伝いをするようになった。
  「木梨猛」としての人生を選択したことに悔いは無いが、荒廃した世界に心を痛めている。マリナさんと子供達が安全な場所、例えば要塞のような場所で暮らすことが出来るようになれば、もう一度「仮面ノリダー」は正義と平和の為に立ち上がってくれるだろう。

• レオン
  剣に銃の機構を組み込んだ武器「ガンブレード」と額にある傷が特徴的な青年。
  過去におけるスコール・レオンハートその人だがなぜ本名を名乗らないのかは不明。
  現在はメガトンパンチに住む人々を守るため日々戦い続けている。
  ちなみにアミーゴではカードゲームに興じている姿を見かけることが多い。キャップやカードに余裕があるのなら、賭け試合を挑むのも良いだろう。

• ミスター・サタン
  元格闘技世界チャンピオン。
  大暴動の中で娘ビーデルを失ってしまい、親友のミスター・ブウもマン・オブ・トゥモローの手で消滅し、失意にまみれてアミーゴで飲んだくれている。
  彼の悲しみを払う事が出来れば、協力を仰ぐ事も可能。
  大言壮語は相変わらずだが、仮にも元世界チャンピオンなので実はそれなりに強い。
  また、何よりそのカリスマ性が凄まじく、彼が復活したと聞いただけで、世界中で苦しむ人々が
  「サーターン！サーターン！」と全力で声援を送ってくれる。

• ボコ
  雄のチョコボ。主人と離れ離れになってしまったらしい。
  メガトンパンチの正面ゲートに行くとクエっと元気良く挨拶してくれる。

• アルベール・アルヴァレス
  合衆国に滅ぼされた亡国に仕えていた将軍。声が胡散臭い。
  祖国の独立権を勝ちとる為に合衆国に従って多くの国を滅亡させたが、罪の意識に苛まれる毎日が続いていた。
  そんな中、こんな狂った世界でも懸命に生きているメガトンパンチの人々に心を打たれ、自分の犯してきた罪を償うためにこの街を守ろうと決意する。

• キラ・ヤマト
  かつてはαナンバーズに所属していた一人。
  暴動によって親友と姉（もしくは妹）を失ってしまった彼は『僕たちは…どうして…こんな所へ来てしまったんだろう…』と呟き心を壊してしまう。
  その後、αナンバーズを降りた彼はラクスに連れられメガトンパンチへと流れ着く。
  ラクスの介護によって何とか命を保っているが、もはやその姿は屍同然である。
  しかし一切の反応が無い訳でもなく、主人公が見せるアイテムによっては大きな反応を示す。
  特に、『ハロ』という名のロボットなどには強く反応するだろう。
  彼との友好度が一定以上の場合で、ハロのスイッチを見つけた場合

  アスランが作った最後の『ハロ』。
  そこにはアスランとカガリのビデオメッセージが残されていた。
  今はもういない、大切な人たちからの言葉。
  それを見るキラの目に、光が戻り始めていた。
  自分を支え続けてくれたラクスから託された自由の剣をもってこの世界に平和をもたらすため、彼は再び立ち上がる。
  復活した彼はαナンバーズに戻り、大きな戦力となるだろう。
  しかし、こんな世界になってなお、彼の『不殺』の信念は絶えてはいない。
  どんな相手だろうと、決してその命を奪おうとしない彼を『甘ちゃん』『偽善者』と呼ぶものも現れるだろう。しかし、その信念を他者には強要しないし、相手が知的生命体でなく、意思疎通が不可能な化物ならもちろん殺す。
  そして殺さなければ大規模な犠牲が出る場合や、世界の存亡に関わる場合は手を汚す。
  殺せないのではない、殺さないのだ。
  それでも不快に思う人間もいて、人間関係に不和が発生する場合もある。
  ただし、この『不殺』は一部のシナリオでは非常に有用に働くものでもある。
  彼の不殺を認めるか、それともやめさせるか。
  それは主人公の選択次第である。

• ラクス・クライン
  キラとともにαナンバーズを抜け、メガトンパンチに流れ着いた。
  キラの介護を甲斐甲斐しく続ける一方、人々の不安を少しでも和らげるために街角で歌声を響かせている。
  一方で、かつて形成したコネクションを利用し、『万が一』の場合に備えている。
  例えば、二人の暮す住居ブロックの地下にある一機のＭＳとか……。

• Dr.ミンチ
  新鮮な死体を求めて各地を放浪していた胡散臭い科学者。
  今は実験機材を持った助手と大暴動で逸れてしまい研究が出来ずにいる。
  メガトンパンチでアミーゴが開いている場合、飲んだくれている彼の愚痴を聞くことができる。
  機械を製造できる設備が使用可能な状態で技術関係に詳しいキャラを連れていくと、実験機材を製造して彼に渡すことができる。
  その後は、彼の研究所でキャラクターの蘇生処置ができる。
  蘇生を行うには条件があり、新鮮な死体でなければならず、死んでから一日以内、防腐処置を施しても三日以内に連れ込む必要がある。
  その為、有効に活用しようと思った場合、何らかの素早い移動手段が必要になる。
  また、死体が回収できない死に方をした場合は蘇生不可能である。
  アミーゴの改築で転移装置を設置すると

  設置個所に応じた勢力の医療関係者を呼び込み、彼のトンデモ蘇生術についての講釈を聞かせることができる。
  この場合、招いた勢力での医療技術が向上し、死者が出にくくなる。
  利用可能になるのがだいぶ後半ではあるが、特定のキャラが死んでしまうと続行できなくなるイベントを行う場合はあらかじめ行っておきたい。

• 浅間 伊佐美
  何時も飲んだくれてるハンター。この世界でも相変わらず飲む為に生きてる。
  本人曰く酒が切れた日には工業用アルコールすら蒸留して飲むと言う。

• コックカワサキ
  メガトンパンチ在住の料理人で元はアミーゴのコックだった。
  至高の料理人「コックオオサカ」の弟子だというのに料理の腕はあまり良くない(スキルで言えばメシマズ)、が作るのは速い。
  得意料理はレバニラ炒めで、それを聖徳太子を名乗る人物が気に入っているため、宣伝文句に「聖徳太子も食べたいし(・ ・ ・)」とうたっている。
  さらに彼女の為に特製のサブレを作っているとか。
  流れ着いた先のアミーゴで雇われ、新メニューを採用されるが「ペプシキューカンバー・ヌカで煮込んだロランベリーのリゾット」と言うとんでもない料理を出した為、即日でクビになった。
  その後は「レストランカワサキ」を開くのだが、やはり儲かっていない。
  悪勢力の攻撃におびえる人々を励ますこともあるが、「奴らの攻撃より俺の食中毒の方がよく当たるよ」と笑いながら失言する事が稀に良くある。

• 豊聡耳神子
  悪勢力の攻撃からメガトンパンチを守っている謎の人物。
  悪が蔓延するこの時代において人々を鼓舞するべく古の聖人聖徳太子の名を名乗り、モヒカン共と戦う日々を過ごしていた。
  しかし合衆国の巨大な力の前に故郷は成すすべもなく崩壊してしまい、彼女自身も辛うじて逃げるしかなかった。
  その後、各国の善人達の生き残りが作った難民キャンプに移ったが、そうしたキャンプも次々と悪勢力によって略奪・壊滅され、メガトンパンチに流れ着いた。
  現在は「運命の日」が起こった原因を調べた上でそれを「無かった事にする」為に過去へ転移する手段を探している。
  強い使命感に駆られているので真面目だが、笑いのツボが少しずれている為にコックカワサキの迷言でツボる事が稀に良くある。
  初めてメガトンパンチにたどり着いた際にカワサキに助けられた事から、「レストランカワサキ」の常連であり、カワサキが作った不味そうなレバニラ炒め定食をおいしそうに食べる一面もある*1。
  ただ、カワサキ特製の「ペプシキューカンバー・ヌカで煮込(ry」はさすがに食うのを拒否したとか。

• カーペンターズ
  メガトンパンチの広場でタイ焼き屋をしている二人組の男。
  タイ焼きを売ってくれるが、相手を見て値段を決めている。女子供ならそれなりに安いが、男や老人なら容赦ない。
  片方の男は時代遅れの服装をしており、漢気にあふれており、もう一人の方は、ある能力をもっているらしい
  正体

  男・無法松と田所アキラである。
  人の心を読めるアキラは暴動の際に発狂するかと思いきや、能力をコントロールできていたため、発狂せずにすんだ。
  アキラのテレポートによって孤児院の人達と暴動を抜け出すことに成功し、アミーゴが出来たころにメガトンパンチに流れ着く。
  そこで発起した無法松がタイ焼き屋を開始した。ちなみに売り上げは子供達のために使っている。
  元の時代での友好度が高いと、タイ焼きを値引きしてくれる。
  また、陸軍残党との因縁があるらしい。

• 朧
  ストライダー飛竜と似た格好をした紫髪の男。
  ストライダーには所属しておらず、メガトンパンチに居ついている。
  何故か忍術を得意としている。
  正体

  おぼろ丸。
  暴動の際に守るべき者達をなくした彼は行き着く先もなく放浪し、メガトンパンチに流れ着く。
  そして彼はそこに生きる者達がまだ希望を失ってはいないことを知り、メガトンパンチの住人を守ることを決意。
  以来、襲撃に来るモヒカン達は彼の忍術によって駆逐されることとなる。
  しかし、かつての恩師の意思を受け継ぐため、不殺の忍刀を使っており、命まではとっていない。
  彼の不殺の信念が何にどう影響するのか、それは誰もわからない。
  あるイベントで楽園パレードの調査をしているらしいが・・・

• D.C.M.C.(デスペラード・クラッシュ・マンボ・カンボ)
  メガトンパンチで演奏活動をしているR&Bバンドグループ。
  リーダーのOJ、シミー・ズミズ、バッチー、マジック、ウメマロの5人組で、義に厚く、熱狂的なファンが多い。
  何か迷ったときには「ジャンケス（ジャンケンのこと。グーがギー、チョキがチェキ、パーがペーとなっている）」で決める。
  あまりに強い音楽への陶酔のため、シンデルマンの洗脳が効かなかったらしく幻想教から逃走、早苗の言うことも「デタラメ」と切り捨てている。
  元々は四人組だったが、ウメマロ(ミストさん)が加わって５り組になった。
  ウメマロ以外は他の世界から無理矢理連れて来られた人間で、この世界に来る以前の記憶は抹消されてしまっている。
• トンチキさん
  メガトンパンチの広場を仕切る大泥棒。
  町からの評判は必ずしも良くないが、人情に厚い性格をしており、広場の人間からの信頼は厚い。
  盗みや誘拐の情報に詳しい上に、旧陸軍についても色々知っているとか。
  その後

  後に旧陸軍の財宝を探しにどこかを物色したところ、幻想教の秘密を知ったため、口封じに暴行され負傷して倒れていたところで主人公と再会。彼にあることを伝えた後、どこへともなく姿を消した。
  その後、ラジオで彼の死が報じられる。

• ニジカ
  メガトンパンチ内をうろうろしている着物を着たしゃべる自律人形。女性型の人形なのに男の声である。
  しゃべることが理屈っぽく、回りくどい説明をするが科学者としての志がありメガトンパンチ内の人々にアドバイスを与えている。
  しかしどちらかというとメガトンパンチ内の人々は彼女がことあるごとに出す絶叫の方の印象が強く、絶叫要員の仇名で親しまれている。
  何やらどこかに連れて行ってもらいたいようだが…
  正体

  サイバトロン戦士の一人、パーセプター。
  悪の組織に改造され、戦闘能力が皆無な人形にスパークを移し替えられてしまった。ただでさえ学者肌で戦闘に向いてないというのに。
  サイバトロンシティに連れていくとサイバトロン戦士を修復してくれるだろう。

美食倶楽部

暴動によって失われた食の数々を再興すべくグルメハンターによるレシピ・食材の発掘と開発、数少ない料理人達の保護を目的とした組織。
定期的にグルメ誌を発刊しておりこの世界の人間の貴重な情報源ともなっている。

• トリコ
  美食倶楽部の腕利きグルメハンター。主に食材やレシピの回収を専門としている。
  あなたを美食倶楽部に誘うきっかけとなる人物。武器は持たないが素手での戦闘力は
  ミュータントにも匹敵するほど高い。といっても本人曰く最近は美味い物食ってないので
  全盛期よりは力が落ちたとの事。

• 井の頭ゴロー
  食の監察人。表向きはは輸入雑貨商として世界を放浪しているが、実は各地の料理人の所へ
  と渡り歩きその味を自ら確かめて、彼が認めた人間を美食倶楽部へとスカウトしている。
  但し嗜好が『男の料理』の為偏っているのが難点。食事の邪魔をする奴には容赦しない。
  プレイヤーに男の料理に付いて何かと言うのを伝授してくれる。

• 剛田 武
  伝説の珍味ジャイアンシチューを作ったものとして崇められている伝説の料理人。
  その味を知る者は居ないが、天にも昇る心地と伝えられている。
  今は倶楽部に居らず、義に厚い彼は友人を助ける為に世界の何処かを放浪しているらしい。

• 秋山 醤
  元美食倶楽部の料理人。幹部の料理人達の姿勢と自らの味の道を究めるために倶楽部
  を抜け在野の人間となった。彼の過激な行動は倶楽部内の人間からも問題視されているが
  理解を示す人間も少なくない。

グレイディッチ

ブロントさんが開発した遺伝子組み換え馬鳥によって壊滅した街。今でも跡地に馬鳥が徘徊しており、これと言ったアイテムがある場所でもないので近づかないのが無難である。

• クラウド・ストライフ
  運命の日の後、セフィロスと死闘を繰り広げてこれを撃退するも、その際に不死の病に侵され、なるべく人との関わりを避けるために人気の少ない場所を探した結果、この地にたどり着く。
  それからは病の進行を抑えるための費用を稼ぐために、大型バイク「フェンリル」を駆って、運び屋家業「ストライフ･デリバリー･サービス」を営んでいる。
  何故馬鳥達の巣窟で無事に暮らしていられるのか

  ぶっちゃけて言えば同族として見られているからである。素晴らしいチョコボ頭だすばらしい
  この特性の為か、クラウドがPTにいる場合、チョコボや馬鳥系の敵とエンカウントしても、戦闘を回避できることがある。

  余談だが

  更に、昔取った杵柄とでも言おうか、捕まえたチョコボを配合してより強力なチョコボを生み出し、育てることも可能になる。
  捕まえた場所や強さ、カップリングの際に与える実によって特殊なチョコボを生み出すこともでき、そのチョコボでなければ進入できないアイテムも存在する。
  また、育てたチョコボを使って、賭けレースに参加することも出来るようになるって、そういうゲームじゃねけからこれ！！

32号廃墟

かつてのスクラップ置き場。大量にあるスクラップの中には修理すれば使える物や貴重な資源が回収できる機材があるかもしれない。
それらを求めて立ち入る者も多く、ハンターやスカベンジャーそれを狙うレイダーやミュータントがなどが良く出現する危険地帯。
最奥部には貴重なお宝があると噂されるが、根城とする賊に追い返されるが常だという。

• ジョニー
  スクラップ置き場の最奥部を根城にする義賊。彼は行き場を失ったり、モノ扱いされていたのを助けた女性達を匿ってハーレム生活をして養っている。ただの野盗にしては各勢力の方々に顔が利く謎多き人物。
  テリトリーを侵してくるレイダー達や強欲なスカベンジャーたちから略奪して生計を立てているが、理由があって立ち入った者や弱者などには手を出さず追い返すのみで済ます。
  彼と廃墟内をレースして勝利する事で廃墟全域を探索するのを許される。

入手できるクルマ

スクラップされたクルマの中には稼動できる状態で捨てられているものもなくはない。
それらを探しているハンター達をよく見かける。

銀河連邦

事実上宇宙を統一している巨大組織。
スクラル帝国、クリー帝国、ゼ・バルマリィ帝国、トランスバール皇国、ゾウォーグなどの星間国家や、M78星雲の面々、その他多種多様な異星人が所属している。情報統合思念体も対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースを派遣する形で所属している。
宇宙警備隊、銀河連邦惑星保護機構、グリーンランタン・コーズなどの、宇宙規模の警察、防衛組織も事実上ここに属する。
一部を除き超自己中な面々が集まってはいるが、ギャラクタス（星食う宇宙災害、娘は美人）などのコズミック・ビーイング（宇宙的存在、分かりやすく言えばハルヒ）や、未熟な文明に進軍して支配したり資源取ったりする宇宙のヤクザ共や、ゼントラーディなどの戦闘文明に対策練ったり、更には「バイド」や「宇宙怪獣」などの化物に対向するため協力している、宇宙規模の災害が多発するため妥協せざるを得なかったのだ。
また、単純な軍事同盟組織ではなく国連のような物のため、文化の交流も多数行っている。
最近は地球発のオタ文化が大人気のため、何処に行っても違法コピーのアニソンが聞こえてくる。
特にゼ・バルマリィ帝国は汚染が著しく、真のトップがアニソン（特に水木一郎）にハマり、命令された表向きのトップがコスプレして、毎日歌を国民に歌う惨状が繰り広げられている。
しかし、表向きのトップは高山みなみのファンのため内部で暗闘が始まりかけている。
そして、その下のゴッツォ家はウルトラマンオタクである(本物と言うより地球の特撮として放映されていたウルトラマン作品群)。
…お前らそれでいいのか？

Vault 128(マイハマサーバー)

マイハマの巨大遊園地に入り口が偽装された中には地球環境をデジタル空間に再現する擬似空間実験シェルターがある。
地球崩壊以降貴重なスーパーコンピューターが存在するので、ロストテクロジーに関する情報収集行える数少ない場所。
装置にアクセスするには直接利用者が電脳空間のトランキルレーンへとダイブインする必要があるのだが･･･

• カーンデジファー
  異世界から環境シミュレーターの電脳空間に迷い込んだ魔王。トランキルレーンを乗っ取りガルズオルムにウィルス種のデジモン･･･その他を率いて何かの準備を進めている。
  目的

  荒廃して各勢力が鎬を削っている現実世界の介入を目論んでいる。取り立てて脅威のない世界で自らの軍団を着々と増やして続けてきた。しかし、予想外のことに抵抗勢力が現れ数が少ないながらも奮戦している為顕界を妨げられている。現在は膠着状態であり何らかの介入なければ近い将来に起こる事はないだろう。(シナリオにも影響しない)

• 朝倉 理香子
  Vault 112に勤務していた科学者。運命の日以降Valutに避難して研究を続けていたのだが、研究実体が擬似的な戦時環境下での兵士の訓練及び敵勢力への電子破壊工作為の非人道的なシミュレーションと言う事実を知ってしまった。
  被験者を助ける為に自らもトランキルレーンに入りカーンデジファーへの抵抗運動を行っている。心残りは現実世界に居る岡崎 夢美。

• 旋風寺舞人
  トランキルレーンにおける数少ないヒーロー。カーンデジファーの軍勢相手に勇者軍団達を率いて圧倒的な強さを見せる事から抵抗組織の象徴となっている。しかし、数の違いからジリ貧であり勝ち続けても戦局をひっくり返すことができないのを歯がゆく思っている
  彼の存在は圧倒的な数の軍勢に対して、少数の精鋭の戦力がどれくらい対応できるかをシミュレートするためにおかれた駒。一方的に勝てない様にプロテクトを掛けられている(敗北はするが)、故に勝ち続けても何時かは敵の軍勢に屈することを運命付けられている。
  所詮ワンサイドゲームを盛り上げる為のギミックでしかない。それを自身が知る由もない。

ローリングラム王朝

エアハルト・フォン・ローリングラムが率いる軍団。
最初は小さな勢力でしかないが、ストーリーによっては戦いにまぎれて合衆国などを吸収し、
トップのエアハルトが皇帝（カイザー）を名乗りローリングラム王朝となる。

• エアハルト・フォン・ローリングラム
  類まれな美貌の持ち主(なのは確かだが同じような顔の人は良く見かける)で、戦争と政治と米作りの天才。
  大統領が合衆国の頂点を奪ったことに関して、「大統領にできたことが自分にできぬわけがない」として、
  白毛の友ジークポフリート・キルヒアイスと共にホワイトハウス簒奪、加えて世界制覇を狙う。
  後の皇帝（カイザー）・エアハルト。

• ジークポフリート・キルヒアイス
  エアハルトの一番の友人であり、忠実なしもべ。
  組織のナンバー２。
  熱を加えると核融合を起こすゼッフル粒子の使い手。

• ペルルオーベールシュタイン
  白い装備の手練の冒険者。麻薬で信者を洗脳すると言う幻想教とは浅からぬ関係があるようだ。
  PTを組んでいるとたまにロットに割り込んでくるが、指摘しても「失礼、義眼の調子が悪いようだ」と受け流してしまう。
  エアハルト・フォン・ローリングラムと組んで蠢動をはじめる。

• フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンウルフフェルト
  エアハルトの部下。
  「人を褒めるときは/sayで、悪口を言うときは/shoutで」という家訓を持つ。

モルフ

魔法で命を与えられた存在、簡単に言えば人造人間。シンデルマンが創り上げた。
全員で幻想教から逃亡中、全員それなりに強いため刺客は常に返り討ち。

• トヨヒメ
  元となったのは綿月豊姫。
  基本スペックこそそれなりだが紛い物の為、神降ろしは不可能。
• ユウカ
  元となったのは風見幽香。
  ただし合衆国最高機密であるGEAR計画の詳細を幻想教が察知できる訳も無い。
  元になったものは学生時代の幽香でありこの世界では普通レベル。
  20年後でも戦力になる幽香がすごいのか幽香レベルが普通なこの世界がイカレてるのか…
• サニー
  元となったのはサニーミルク
  ブロントさんから購入したデータを元に造り上げた。
  元が妖精なため雑魚。
  その上スカーレット社と違い、資源がない幻想教に応用した兵器を作ることは不可能。
  その為奴隷や下働きとして使われていた。
• キシュナ
  魔封じの者　その正体は…！？
• リムステラ
  シンデルマン曰く、最強にして最高傑作のモルフ
  要はシンデルマンが作れるレベルの最高能力値、この世界では中の上。
• レナート
  別名リザーブさん 荒廃した世界を放浪する司祭。モルフについてかなり詳しい。昔、亡き友を復活させるため、幻想教に所属していたが絶賛脱走中。
  この人はモルフじゃないが人間とも呼べない。
  保護者みたいな人。

その他

• ミラボレアス
  荒廃した世界に突如現れた伝説の邪龍。
  世界に渦巻くまつろわぬ霊を鎮めるために、目に映る全てを無差別に破壊している。無論、善勢力だろうと悪勢力だろうとおかまいなしである。
  ほとんど全ての攻撃が必殺級で、尚且つ無尽蔵とも思える体力を持った強敵だが、この世界を救うために必ず倒さなければならない相手の一つ。
  ……わざとこいつを放っておき、主要な勢力があらかた壊滅したところでこいつを倒しにかかるという手もあったりなかったり。当然味方側の被害も甚大だが。
  その正体

  アマテラスの分神の一柱、蘇神が現世に渦巻く負の感情に呑み込まれ、闇に堕ちた姿である。
  失われたものを蘇らせると謳われた力は闇に呑まれ反転し、万物に破壊をもたらす破壊の権化となっている。
  浄化するためには、アマテラスが力を取り戻した状態でミラボレアスと対峙し、これを打ち倒さねばならない。

• 黒いファントム
  プレイヤーがボス戦中若しくは特定の場面でない限り好き勝手に乱入してくる体の赤黒い人。
  基本的にはプレイヤーよりやや弱いが、基本的に奇襲して来る上に空気を読まないことが多いので注意が必要。
  特定の行動をしていると強化され、また重要ＮＰＣや一部の敵の黒ファントム化したものが登場するが倒してもさほど問題はない。

• 三つ目の女
  世界中に出没している怪人。ミョンの婚約者エレンを殺害した。
  善か悪かはわからないが、水面下で何かの計画を進めているようだ。
  その正体は？

  白蓮の人格を移植されたこいし本人である。
  （白蓮が合衆国に拉致され兵器として改造されている最中、全ての組織に侵入しているある組織の一人が命令を受けて記憶を複製、ちなみに、空たちと一緒にいる今のこいしは変身種族スクラルの一人であり偽者）
  白蓮の博愛主義とサトリ妖怪の心を読んで受け入れる力が合わさった結果、
  「全てのものを愛する」ようになった。
  だがそれは「愛するものを壊したものすら愛する」という残酷なものであり、
  結果的に「自ら愛するものを壊してしまっても、それに対してなんとも思わない」ことでもある。
  その異常な行動によってミョンなど世界中に敵を作っている一方、
  彼女の力とカリスマに惹かれた者たちには「同志」と呼ばれて信頼されている。
  もしも彼女を救おうとするなら、彼女の心の白蓮の記憶を消さねばならない。
  その為には合わさった心を切り分ける必要がある。
  それをなし得るのは、この世の論理を超越した超論理によって生み出された『魔剣』しか無い。

• ジ・エンド
  三つ目の側近を兼ねる専属ボディガード。
  この世界最強クラスの剣士で、「人類最強」をかつて破っている。
  何よりも『楽しむこと』を信条にしており、そのためなら非合理的な行う。
  妖夢を殺さなかったのは、殺すよりは生かしておいた方が楽しめるんじゃないかという、そんな漫然とした理由だったりする。
  その正体は？

  大ショッカーから脱走した、機械化されていない改造人間。
  秘孔のように現人類の力を引き出す、『スイッチ』を大ショッカーは探し求めていた。
  しかし、何度も何度も人体実験を繰り返しても、そのスイッチを発見するには至らない。
  そんな時、大ショッカーの真の目的に賛同する者として、オーヴァロード……「人類の設計者」が現れた。
  彼の協力により、全ての『スイッチ』をオンにされ、人類の限界に到達した男……それが人類最終『ジ・エンド』なのである。
  その力を持って、彼は自分と同じ『人類最終』の称号を持つ、橙色の髪をした一人の女性を殺した。
  しかし女が死の間際笑いながら吐いた言葉が、彼の胸に重く突き刺さる。
  「何だその顔は、お前はこんなに強い俺様に今勝ったんだぞ？」
  彼には理解できなかった。
  最早死人も同然の彼女が、その朽ちかけた体で何故笑うことができるのか。
  どうしてそんなに──楽しそうなのか。
  「バーカ。いいかこの唐変木……俺様はな、生きてることが楽しかったんだよ」
  「しかも、あの『赤色』以外の、俺様が全力出しても敵わないような相手に──こんなレアキャラに会えたんだ。笑わないわけがねーだろ」
  この死の間際にそんなセリフが吐けるのか。
  「ああ分かんねえのか。だろうな、だってお前生きてねえもん」
  羨ましかった。
  自分と同じ筈の、人の手によって作られたニンギョウが何故かひどく羨ましかった。
  「おい勝ち豚、何で俺様がこんなに楽しそうなのか分からないなら、赤髪の請負人を探しな。……実を言うと、俺様がこうやって生きることを楽しめるようになったのは、そいつのおかげなんだ」
  そしてその言葉の後、請負人の名前を彼に告げ、もう一人の人類最終は穏やかな顔で眠りについた。
  その後大ショッカーを裏切った彼は、＜人類最強＞に戦いを挑む。
  だが彼が胸の内に秘めた期待はまたしても裏切られ──人類最強こと哀川潤を圧倒的な力で殺害した彼は、やがて三つ目の女の側近となる。
  彼の行う不合理は楽しみのために行われるが、彼が楽しい、と感じたことは一度もない。
  果たして彼は、その感覚を知ることが出来るのだろうか？

• シャイターン
  亡国の石畳に封印されし紅き悪魔。
  とある少女の強い想いを受け復活。封印を解いてくれた彼女の願いを叶えるため──この争いそのものを滅ぼすために、戦場へと舞い降りる。
  立ち位置的にはミラボレアスと近いが、こちらは基本的に悪勢力にしか攻撃を起こさない。
  どうでもいいが無茶苦茶滑舌が悪い。

• デューク・東郷
  「ゴルゴ13」と呼ばれる世界最高のスナイパー。限りなく100%に近い命中率と依頼達成率を誇る
  世界はすっかり様変わりしてしまったが、それ以前と全くスタンスが変化しておらず、仕事人間である。
  善悪問わず、あらゆる勢力の依頼を受け付けるが、依頼料が馬鹿高いので、基本的に悪勢力に雇われている事が多い。
  では、善勢力にばかり被害をもたらしているのかと言えばそうでもなく、口封じを目論んだ悪勢力を返り討ちにしている事も多い。
  また、場合によってはタダ同然で依頼を引き受けてくれる事もある。この世の中、死んでも死にきれないほどの無念を抱く者は掃いて捨てるほどいるので、そういう経緯で依頼を受け付ける事も多いようだ。
  一度依頼を引き受けてくれれば、迅速かつ誠実に仕事をやってくれる。尤も、それはこちらが「嘘」を言わず、「裏切らない」事が前提である。
  「嘘」については、情報不足が原因なら見逃してくれるが、「裏切り」は致命的。一度発覚すれば地の果てまで裏切り者を追い詰め、始末する事だろう。
  後、正体を探ろうとするのも厳禁。
  なお、迅速かつ誠実に仕事してくれるが、仕事の結果として依頼人に不利益な事態が発生してもそれについては全く関知しない。ゴルゴとの好感度が高ければ、仕事後に起こり得る事態を察したゴルゴが最善の方法を選んでくれるが…
  PTに入れる場合は、必ずPTの最後尾に入れる事。後ろに人が立つと無意識にパンチを繰り出すので無駄に他メンバーにダメージが入る。
  また、稀に持病が発生して腕が動かなくなってしまう事がある。こうなると戦闘では役に立たない。しばらくの間療養させるか、永遠亭に行って永琳の処方を受ければ解除される。
  逆に、彼が敵として登場した場合は、こちらの能力を調査した上で対策を練ってくるので極めて危険。ゲームバランス的な問題か、気付いたら暗殺されてたなんてオチだけはないのが救いか。
  彼の銀行口座がヘプシのキャップで埋まっているかは、永遠の謎。
  連絡方法

  一番簡単な連絡方法は、THE ACEにいるマーカス・モンゴメリーに依頼についての手紙を送る事である。
  手紙を受け取ったマーカスは輝夜のインペリしゃべるナイトに賛美歌13番をリクエストし、次回放送時に輝夜が13に関わる物を探している人物の連絡先を読み上げるので、そこに連絡するとコンタクトが取れる。
  インペリしゃべるナイトはゴルゴの連絡ルートの一つなので、実はスポンサーがゴルゴだったりする。

  通常なら、彼を味方につけるには高額な依頼料を払わなければいけないが…

  もしも、主人公が現代編もしくはこの世界で彼の危機を依頼とは全く無関係の立場で救っている事があると、彼個人に直接連絡する方法を教えてもらえる（ただし、現代編での連絡方法はこの世界では意味を為さないが）。
  彼は非常に義理堅いので、恩人に対しては無償で、如何なる依頼も受け付けてくれる。
  この時の選択肢「この世界を救ってほしい」を選ぶと、以降は善側として行動してくれる。
  世界最高と称される彼のスナイプはこの世界を救うための大きな力となるはずだ。

• シュラウド
  全身を黒衣に纏い、顔を包帯で隠した、復讐に燃える心を持つ者の前に現れ、力を与える謎の女性。ガイアメモリやメモリ関連のツールを斡旋してくれることからミュージアム関係者だと思われるが詳細は語られない。
  彼女自身も復讐の為に行動している節がある。
  • 封獣ぬえ⇒「ナイトメアメモリ」
    聖白蓮を喪い、復讐鬼となったぬえは自身の能力に加え、ナイトメアメモリの力も利用して、主だった組織の幹部級の者達に手当たり次第に悪夢を見せては精神を追い込み、夢の中に閉じ込めようと画策している。
    だが、ミュータントなどの超能力者が多発するこの世界、対精神感応を行っていない組織など皆無、モヒカンですら性能が悪いとはいえ対テレパス装置を持っているこの時代に悪夢を見せされ、死に追い込まれるのは、力が反射し巻き込まれた罪なき弱者達だけ。
    荒廃したこの時代に蘇った平安のエイリアンは悪夢の果てに何を夢想するのか？
  • リリーブラック⇒「ウェザー・メモリ」
    暴徒によって慰み物にされ、荒野に放り出されたブラックはこの世界を生き抜く力を求めてさまよっていたところにウェザー・メモリをシュラウドから渡される。この力により暴徒たちを殺していった。
    そして現在。彼女はとある勢力に属している。
  • ミョン⇒「バットショット、ビートルフォン、デンデンセンサー」
    強い復讐心に突き動かされる彼女の前にも現れるが、改造されすぎたその体はもはやメモリも受け付けなくなっていた。
    その為、ガジェットのみを受け取っている。

• イビルジョー
  最凶クラスのモンスター。健啖の悪魔。
  その高い体温を維持するために常に何かを食べていなければならず、捕食対象を探して徘徊している。
  パワーだけなら全モンスターの中でもトップクラス。
  非常に適応力が高く、火山だろうと凍土だろうとお構いなしで出現する。毒や細菌等に対する抵抗力も非常に強い。
  世界が荒れ果てた影響で大量発生している。こいつのせいで滅亡した集落や組織も少なくない。

• 零崎人識
  かつてネ実市を震撼させた殺人鬼。
  …なのだが、どういう訳か能動的に殺人を犯そうとしない。
  勿論、喧嘩を売ったら反撃はしてくる（それでも尚、プレイヤーを戦闘不能にするだけで殺しはしない）。相変わらず無駄にステータスが高いので敵対しない方がいいだろう。
  滅亡した零崎一賊のもう一人の生き残りである『妹』──零崎舞織を捜して各地を放浪している。
  元の世界での友好度が高い場合、頼めばPT入りしてくれる。
  PTに哀川さんが居た時の彼の慌てっぷりは必見。

• 東條悟
  自分の英雄像を追い求めている。とりあえず自分が見て劣勢だと見える方に味方するようにしている。
  その思想の為に内に爆弾を抱え込むわけにもいかず大ショッカーも勧誘をすることがなかった。
  仮に勧誘していたとしても明らかに悪だと分かっている勢力に彼がつくことはなかっただろう。

• 地獄兄弟
  矢車想と影山瞬の義兄弟。
  大ショッカーに誘われたが浅倉と同様の理由で勧誘を拒否。
  その際に殺されかかるがこれを撃退し、現在大ショッカーに追われている。
  傭兵の様な仕事をこなしているが、日々無気力状態でいる。
  ……が、なんだかんだで楽しそうにやっている様子。
  元の世界でPCが義兄弟となっていれば彼らを説得でき、説得に成功するとPT入りし、PCキャラに協力してくれる。
  ちなみにタイムジャッカーの活動を放置していると、いつの間にか矢車想がアナザーカブトになってたりする。が、別に性格や行動が変化するわけでもないので、通常通りPT入りさせることは可能である。

• シュウゾウ
  別名、「炎の妖精」。
  絶望が支配するこの世界で善勢力や中立勢力の人間を励まし続けていたが、野獣先輩による「妖精狩り」が始まってからは「眠れる火山」こと富士山の中で隠居するようになった。
  その炎の力が発電に便利だったため、今では富士火力発電所になっている。

• チルノ
  別名、「氷の妖精」。
  野獣先輩による「妖精狩り」から逃げ続ける最中、成長し続ける力が完全にチルノの制御を超えてしまう前に自ら失踪。
  北極の氷山の中で眠り続けているが、その氷の力が発電に便利だったため、今ではチルノブイリ発電所になっている。

• 北白河ちゆり
  新エネルギー開発が頓挫した後に夢美と別れ、世界を放浪していた。
  そして北極にたどり着き、そこに氷漬けの氷精に遭遇する。
  放浪中に彼女の親友が大統領の手に落ちたことを耳にしていたちゆりは、何とかしてそれをチルノに伝えられないかとあれこれ手段をめぐらした。
  しかし、手持ちの貧弱な機械ではそれもなかなか叶わなかったが、ある日幸運にも交信に成功。
  そのときちゆりに伝わってきたのは青い巨人のビジョンだった。

• リリカ・プリズムリバー
  社会の混乱の際姉達と離れ離れになってしまい、その後は壊れてしまったキーボードを廃墟で見つけた子供用の小さなピアノに変え、一人で各地を放浪していた。彼女に襲いかかる数々の不幸は彼女の心身を蝕み、自ら命を絶つ事を選択させる程に過酷なものであった。姉達への想いを吐露しながらその時を決めようとした瞬間、ラジオから聞こえてきたのは夢にまで見たルナサの声と、続けて奏でられる懐かしいバイオリンの旋律だった。

• ミョン（魂魄妖夢）
  婚約者だったエレンを殺した「三つ目の女」を追っている。
  復讐のために自らの体を改造しており、「悪魔の毒毒庭師ミョン」の異名を持つ。
  善、悪、そして正義すら完全無視して一心に「三つ目の女」を追う。
  ある時、追い詰めることに成功するも、駆けつけた側近に敗北。
  改造され強化された肉体から放たれる剣技の一切が通用しなかった。
  その側近は生身でありながら、絶妙の剣を持ってミョンを破り、「三つ目の女」を連れさった。
  それ以降も機会があったがそこにはあの側近がいた。
  「このままでは、勝てない。」
  しかし彼女は、限界まで体を改造していたため、これ以上の強化は不可能。
  しかも、機械化した体は気や魔力のような超論理の力を行使できない、半霊すら消えた。
  絶望する彼女は、ふとエレンの言葉を想い出した。
  「本来の魔剣とは、論理的に構築され論理的に行使されるもの。」
  そして彼女は、創り始めた。
  復讐を果たすための魔剣論理を。
  そして、論理を構築するため、トラブルの中心になりつつある主人公に同行。
  なお、永遠亭で彼女の体を修復して半人半霊に戻すことができる。
  身体能力は大幅に低下するが、超論理の力を取り戻すことが出来る。
  基本方針が復讐の為、ミョンは善でも悪でも同行する、ただし奪われたことのある彼女は、無力な人間を害することを好まない。

• 西行寺幽々子
  いなくなった妖夢を探す内に事故死。しかし死によって開花した能力によって今も現世に留まっている。
  強力な能力が肉体さえ再現した結果、殆どの者は幽々子が死んだことに気付いていない。
  彼女と妖夢が再開を果たしたら、自分のせいでこうなったと思った妖夢は絶望、復讐すらやめようとする。
  しかし幽々子は、彼女を許すという。
  「気にしないでもいいわよ、なんだかお腹も減らなくなったし。それに私も貴方を愛してるのよ、家族みたいなものだしね。」
  妖夢は泣きじゃくり抱きしめられながら決意する、帰るときはこの場所に帰ると誓う、待っている人を泣かせないために生きて帰ろうと。
  このイベントでは、ある『魔剣』に至るために必要な論理「愛」を手に入れることができる。

• 河城にとり
  荒廃してしまった世界においてにとりが一番心配したのはキュウリの事だった。環境汚染に晒された土壌、水では以前のようなおいしいキュウリなど出来るはずもなく、途方に暮れる日々。
  そんなある日、にとりは停止状態にある大規模浄水施設を発見する。
  施設内は荒れ果て、死体がそこかしこにあった。誰かが施設を動かそうとした形跡があるものの、稼動していないと言う事はその試みは失敗してしまったのだろう。
  施設内のホワイトボードには標語が何かだろうか、「わたしはアルファでありオメガである。最初であり最後である。わたしは、渇く者には命の水の泉から、価なしに飲ませる」とあった。
  名も無き先人の志に触れたにとりは(キュウリの為に)新鮮な水の安定供給を目指し「浄化プロジェクト」を進めている。
  なお、廃墟を探索していると時々見つかる「ペプシキューカンバー・クァンタム」の収集家でもあり、
  持って行くとペプシ社の色々なギフトセットなどを報酬として支払ってくれる。

• 水橋パルスィ
  メガトンパンチの南にある、要塞化された旧時代のビルディングの主。
  「パルパルタワー」と称して高額の入居料を摂取しつつ、金持ちを住まわせている。
  自らの能力を制御できなくなり暴走しているようで、タワー最上階から荒野を行く人間を狙撃したり、
  メガトンパンチが妬ましいとして、主人公に核爆弾の起爆を依頼してきたりもする。
  彼女は友や、仲間たちと別れ自らの幸福のために動いていた。
  そして、タワーを手に入れたものの、そこにあったのは汚れた欲望だけで、彼女のの欲しかったちっぽけな幸福は無かった。
  メガトンパンチを憎む理由は、満たされず、権力も富もないが、彼女の求めたものがそこにあるからである。
  悲しき「嫉妬」を払うも、落とし前をつけるも、彼女の行き着く果てまで見届けるか。
  主人公の選択次第である。
  • ボブ＆マイク
    暴動でインフレした相場で偶然一山当てた後、パルパルタワーに入居している。
    「もう冒険はしないよ」と一言、両手にピザとペプシヌカコーラを抱えソファでごろごろする実にアメリカンな暮らしをしている。

• 鍵山雛
  厄を溜め込む性質は相変わらず。
  暴動の日にネ実市に溢れた負の感情と、それに付随する厄を大量に集めてしまった為、
  誰にも被害が及ばないようにこの荒廃した世界の荒野をただ一人で彷徨っている。
  近くに寄っただけで善人・悪人問わずに生半可な人妖では敵わない程の厄が降りかかる為に
  彼女自身は自らの安全を確保出来ているが、孤独に苛まれるその表情は暗い。

• 小野塚小町
  実家の所属するお迎え屋の組織が壊滅した後もたった一人で世界を放浪しつつ善悪問わず霊を集めているが、既に霊を還す手段が失われているため彼女の周りには常に膨大な霊が存在する。
  膨大な霊に守られた小町は「死者の戦乙女」と呼ばれ、強大な不死の部隊と同様なためにどの勢力も手を出せずにいる。
  かつての飄々としたサボリ魔の面影はなく、周囲から聞こえる途切れる事の無い負の叫びの中、半ば正気を失った様子でひたすら死者を救う手段を求めている。
  その様子を聖者と見るか、狂者と見るかは貴方の自由である。
  常に渦巻く怨念により近づくだけでSAN値が減少し、害意を持って近づけばたちまち大量の悪霊に襲われる。
  既に死亡しているキャラでも霊として小町の周囲に存在している場合があり、イベントによってはヒントをもらえる。SAN値の残りに自信があるなら利用してみよう。
  ただし、主人公次第ではこの世界の主人公に怨みを持つ霊魂に襲われる事があるため注意が必要。
  霊の救済手段を見つけた後

  正気をとりもどした小町をPTに誘う事ができる。
  イベントによって小町の周囲にいる霊は激減するが、他のイベントに関係するキャラの霊はそのまま小町の周囲に残るので、イベント進行に支障は無い。
  小町がPTにいる場合、小町自身の生命力と霊力（MHP/MMP）を分け与えて霊を実体化させることにより、複数のイベントに対して別の形でアプローチする事が可能。
  どうしてもイベントがクリアできない時の切り札だが、この方法は、小町のMHPとMMPを犠牲にするため、小町の弱体化が避けられない。
  しかし、この方法でクリアすると、実体化させたキャラからスキルやアイテムを入手できる上、この方法でなければクリアできないイベントもあるので、うまく折り合いを付けよう。

  小町のTRUEENDをクリアしている場合

  その回の主人公との好感度次第で霊魂を還す手段を探すという条件付きで「死者の戦乙女」モードのままPTに加入。非常に強力な戦力になってくれるが、一緒にいるとSAN値がガリガリ削れるので注意。

• ナインティーナイン・ツインズ
  この世界の九十九弁々と九十九八橋
  冷静な性格の弁々と勝ち気な性格の八橋の2人で賞金首を狩る賞金稼ぎ兼傭兵としてこの世界を旅する。
  PTに誘う場合は彼女たちが提示する額のキャップを払うとPT入りする。
  また、善悪両方の実力者に雇われている場合もあるが、その場合は今の雇い主が支払う報酬の1.5倍以上のキャップを払うと主人公の味方に出来る。
  戦力はこの世界で中堅以上の雑魚なら一捻りできる程度でこのシナリオの序～中盤で強い味方となりえるが、払ったキャップの数が少ないとPTから抜けたり裏切る事もある。地獄の沙汰もキャップ次第なのだ。

• 痛風
  条件を満たしているかどうかによって立場が１８０度異なる特殊なキャラ。
  通常は仲間たちと別れ、あらゆる勢力から財宝を奪い取る大盗賊と化している。
  しかし、ヴぁーんとの師弟イベントを見ているとネ実市を護るため誇り高く散った師の遺志を受け継ぎ、正義のヒーロー鉄仮面ライダーヴぁーんアクセルとして活躍する事になる。
  くぐってきた修羅場が違うのかヒーロー補正なのかは不明だが通常時よりもヒーロー時の方が圧倒的に強い。悪として活動するつもりならば師弟イベントは起こさないほうがいいだろう（最もこのイベント自体発生させるのが難しいが）。
  彼が心に秘めた後悔とは？

  実はBoooooooomerangの設立の際内藤達に強く誘われていたが世にはこびる巨悪たちと戦うのは無謀だと論じて内藤達とケンカ別れしていた。
  その後、風の噂で臼姫が倒れた事を知った彼は自分がついていれば彼女を死なせることは無かったのでは？と強く後悔するも持ち前のプライドの高さが災いして彼等と顔を合わせることが出来ずにいる。
  盗賊として活躍している場合でも、ヒーローとして活動している場合でもその根底には後悔が根底に存在している。
  ひび割れた内藤と墨樽の友情を取り戻すための決定的な鍵であり、彼の心を動かすことがBoooooooomerangエピソードをＴＲＵＥＥＮＤに導く重要なポイントとなる。

• 姫海棠はたて
  痛風に付き合わされて痛風の情報関連のサポートをしている。
  美味しい食べ物を奢ってやる事でPCにも念写による情報を提供してくれる。
  稀に念写に失敗することもあるが概ね正確。
  念写能力を用いた情報収集能力と何より痛風に近い立場にいるということでBoooooooomerang側から秘密裏にスカウトを受け、「ネズミ」の一匹となっている。

• 鬼柳京介
  生存しているが、ダークシグナー化しているかしていないかでスタンスが変化する。
  DS化している場合、かつて得た闇の力によりモンスターを実体化させ悪逆非道の限りを尽くし、挙句の果てに自身の満足の為に大統領の息のかかった企業などへのテロ行為を決行した結果、指名手配されている。
  孤高の極悪人として悪党からは慕われ、それ以外からは恐れられ忌み嫌われている様だ。
  DS化していない場合は荒んだ世界の中で満足を忘れ人生の目的を見出せず、モンスターを実体化させる程度の能力を買われどの陣営にも付く用心棒として荒んだ日々を送っている。
  「仲間」に対し強いこだわりを持っている様だが･･？

• 崖下紳士
  もれなく虫の息。人は妄想のみに生きるに非ずというものである。
  多くはモヒカンに成り下がり、ごく一部は素性を隠し一般人のフリをして生きている。
  …ただ、以前のような妄想の日々を取り戻したいと考えている者達も少なからず存在し、そういった人々に支援を行っていくと最終的に崖下高校に善よりの中立勢力「紳士王国」を旗揚げする。
  今まで虐げられていたあらゆる勢力の紳士達が一同に介するため登場と同時に一大勢力と化す。
  なんなんだアンタら。

• トキ
  難民キャンプで医者として暮らしている。
  合衆国の核攻撃に巻き込まれ、死こそ逃れたものの余命はあと僅かとなっている。
  かつては陰陽鉄学園の禁忌と呼ばれた実力も、病に冒された今ではモヒカンを追い払う程度にしか残っていない。
  しかし彼の医者としての腕を慕って、多くの人々が彼の元を訪れている。
  と、思われているが……

  その正体はアミバである。
  黙示録の到来によって世界が荒廃したのを良い事に、トキの名を騙って活動開始。
  彼を慕って難民キャンプに訪れた人々を『デク』と称して秘孔の実験台にしている。
  情報伝達に乏しく、人が行方不明になるなど日常茶飯事な昨今であるからこそ、
  人々は疑念を抱く事無くトキもといアミバのもとを訪れ、その毒牙にかかってしまうのだ。
  皮肉な事に輝夜のラジオも「トキ」としてアミバの活動を評価し、怪我に苦しむ人々を誘導しており、
  アミバが『デク』の不足に悩まされることは無いと見て良い。
  未だ発展途上であるとはいえ、その技量は本物のトキに勝るとも劣らない。
  更に独自の秘孔を発見しているため、ある一面においては上回っていると言っても過言ではあるまい。
  本物の北斗神拳伝承者が死に絶えた今、彼を止めることができるとすれば、それは恐らくただ独りの男のみ……。
  尚、本物のトキは核戦争によって死亡している。

• 奥羽月山
  もともと七竜学園に関係する人間ではなかった彼は大統領の情報操作が行われる前に一人抜け出すことには成功するが、かつての知己を救うには至らず、七竜学園が暗黒教団に飲み込まれたことに心を痛めている。
  仲間とも言えるそのほとんどが暗黒竜を崇拝する現状に対抗するため、各地を放浪しながら様々な手段を模索し続けている。

• ストライダー飛竜
  相次ぐ激戦や暴動、内部争いでストライダーズは瓦解したとされているが、そんな事お構いなしと言わんばかりに世界各地の悪勢力を秘密裏に襲撃するなどの破壊活動を行っている。
  しかし、仮に自分が大統領や大首領を暗殺しても、混乱は広がるだけなので超大物レベルは殺さない。
  あくまでも小規模なテロや対処療法的な戦いしか行わない。
  この世界はもはや悪党を殺すだけでは平和にならないのだ。
  汚い忍者のやって来た所業の落とし前を、ものすごく付けたがっている。
  PCがどれかの悪勢力につくことで敵方として出現、または悪勢力襲撃時に紛れてくる事もある。
  基本は単独行動で悪事を働いている場合は有無を言わさず攻撃されるがそれ以外ならPCの取ってきた行動次第では話を聞いてくれるし依頼として心強い味方にもなってくれる。イベント忍びの道を往く者を起こしていて、練物屋「笠松」に店員として飛竜を出現させていれば、汚い忍者やブロントさん等の戦闘に参加したメンバーは「お前はあの飛竜なのか！？」と口にする。
  彼の正体や背後関係、どのような目的で行動しているのかは不明とされている。

• フルペルル
  全身を白い装備で固めた冒険者。
  おいしい話をちらつかせればホイホイ付いてきてくれるが、余程お腹を空かせているのか事ある毎に食事を要求してくる。
  装備そのものの性能は中々のものだが、彼自身の技量は凡夫の域を出ておらず過信は禁物である。
  尚、この装備はこの世界でしか入手出来ない為、アイテムコンプリートを目指している場合は確実に手に入れておきたい。入手手段は彼から「譲って」もらうか、ある人物にキャップと言うジュースの王冠を利用した独自通貨18000と交換してもらう他ない。
  そんな彼だが一緒にクエを進める事により何かに目覚め、アートマ取って来ると言い残し暫くPTから離脱する。

• 謎の男
  ネコアルクと同じで餓死寸前で彷徨っている。
  彼も食料を渡せば即ＰＴ入りするが、彼は何故か記憶喪失になっており唯一覚えているのは自分がケタックに変身できる事だけ。
  正体

  橘朔也本人である。睦月が開放したアンデットに襲撃されたが、持ち前の生命力で瀕死の状態だが生存この時に記憶を失う。
  そこに平行世界旅行をしていた平行世界の謎の男が現れ助けられる。
  その時に予備のサングラスと予備のライダーベルトを渡される。
  ちなみに平行世界の謎の男は「次の世界のウニが俺を待っている！」と叫びこの世界から去っていった。

• ネコアルク
  餓死寸前の状態で荒野を彷徨っている。
  食料を渡せば即PT入りするが、シリアスなはずだったのにギャグだったというか鬼なるので、この世界の雰囲気を楽しみたいなら完全無視を決め込んだ方がいい。
  見かけたら目を合わせず即Uターンしてその場を去るべし。目を合わせるとしつこくどこまでも追ってくる。

• 刹那・F・セイエイ
  相次ぐ争いの中で次々と仲間を失い、ソレスタルビーイングは壊滅。さらには対話と歌で争いを収めようとしたマリナも自らの国と運命を共にしてしまった。
  それでも生き延びた刹那は「世界の歪み」を見極めるべく、一人武力介入を続ける。半壊したガンダムと共に……。
  基本的には飛竜と似たような立ち位置で悪勢力に着くと敵として登場、逆に悪勢力への襲撃時は加勢してくれる事がある。
  飛竜ほど強くはないが、逆に飛竜に比べて話を聞いてくれやすい。もちろん悪勢力だと問答無用だが。
  なお、彼が所持する半壊したガンダムはなんとダブルオーライザーである。これを修復出来れば、或いは……
  また、マリナの歌が収められた「マリナのテープ」を所持しており、刹那との友好度が高いと、刹那が主人公に輝夜へテープを届けるよう依頼するイベント「TOMORROW」が発生する。完遂すると、インペリしゃべるナイトでマリナの歌が流れるようになる。
  「Boooooooomerang」の内ゲバが表面化すると、「Boooooooomerang」をも争いを誘発させる存在と判断し、武力介入を始める。以後は「Boooooooomerang」に対しては加勢してくれなくなる。が、この時点でダブルオーライザーの修復が完了していると逆に和解に一役買う可能性も……。
  イノベイターとして覚醒しつつあり、ブラザーフッド・オブ・ミュータンツからスカウトを受けた事があるが、現人類を支配する為に争いを起こす彼女達に協力する事を刹那が受け入れるはずがなく、敵対している。
  一方、エックスメンと関われば、プロフェッサーXの協力でダブルオーライザーの修復を待つことなくイノベイターとして覚醒する事が出来る。とは言え、エックスメンに協力することはあっても、所属する事はない。
  イベント、幻想郷大暴動までに、ダブルオーライザーの修復が完了している場合

  ジョーカーの扇動により、ようやく訪れたかと思われた平和が脆くも崩れ去ろうとしているのを、刹那は肌に感じていた。
  …違う。
  こんな事の為に、自分達は戦い続けていたのではない。
  こんな憎しみ合う世界を、彼女は望んでいたわけではない。
  自分達の戦いも、彼女の想いも、全ては未来を、世界を変えるためのものだ。
  だから…
  「未来を創るために、俺達は変わるんだぁぁぁぁ！！」
  『お前は変われよ、刹那…変えられなかった、俺の代わりに…』
  『刹那、貴方に幸せが訪れる日を、私は祈っています…』
  刹那のその叫びに応えるかのように、ダブルオーライザーはその真の力を解放した。
  人々の想いを繋げ合う、虹色の光を。

• アティ先生
  どの勢力にも属さず各地を放浪している。
  かつて暴動時に多くの教え子を守れず失っており、激しい後悔にさいなまれた。
  しかしこのようなことが二度と起こらないようにと己の信念に基づき各地でモヒカンを説得して回ったが、上玉の女が一人で活動しているということで襲われかけたことも一度や二度ではなかった。
  それでもめげずに活動を続け久しぶりに生き残った生徒達を匿ってくれた集落に戻ってみると、そこにあったのはかつて説得したことのあるモヒカンたちに蹂躙され破壊された集落と……生徒達と集落の者たちの死体の山であった。
  そして気がついたときには魔剣を片手にモヒカンたちを皆殺しにしていた。
  この一件で幼少時のトラウマが再発。自分の考えの甘かったと絶望し、以後無気力に各地を彷徨うこととなる。
  ？？？？が復活するまでに保護し笑顔を取り戻せなかったら

  魔剣に意識を取り込まれ、目に付いた者すべてを殺す修羅となる。思想・勢力に関係なく蹂躙してまわるため、早々に討伐しなければならない。

• 大魔王
  魔術が如き異能と、強大な気を操る白きマントをまとった謎の男。
  合衆国側は彼を「大魔王」と呼び、世界の敵であると称しているが、実際に彼に出会った者はまるで「神」のような印象を抱くとも言われる。
  マン・オブ・トゥモローとは深い因縁があると噂されるが……
  正体

  その正体はかつてこの星の「神」であり、世界を恐怖に陥れた「大魔王」でもあった男。自分の本当の名前すらも忘れてしまったナメック星人――すなわち孫悟飯の師匠、ピッコロである。
  醜い争いばかり続ける人間に失望した彼は、悟飯がヒーローとして活躍するのを見守りつつ、自らは天界で隠居生活に入ったのだが、大統領の暴走により、悟飯もまた人々を苦しめる存在へと成り果ててしまった。
  そんな現状を見た彼は、正しすぎるが故に歪んでしまった弟子を正すべく、再び立ち上がったのであった。
  単純な実力では既にマン・オブ・トゥモローに追い越されてしまっているが、魔法をも操る彼はマン・オブ・トゥモローの天敵とも言える存在である。
  なお、ドラゴンボールはデンデが管理している。

• ベジータ
  今は亡き惑星ベジータに栄えていた戦闘民族サイヤ人の王子であり、孫悟空のライバル。
  悟空が病に倒れてこの世を去った後、目標を見失って無気力状態が続いている。
  しかし、日々のトレーニングは欠かしていないようで、実力は健在。
  世界をどうこうしようという気はないが、愛していた妻の墓と幼い娘は乱世から守ると誓っており、そのため彼の自宅がある東の都は非常に治安がよい。
  現在、スーパーサイヤ人２まで変身でき、味方につけることができれば頼もしいが、プライドの高い性格なので会ったばかりでは取り付く島もない。
  大魔王を連れていけば、ある程度は話を聞いてくれるかもしれないが…。
  思い切って勝負を挑み、勝つことができれば、好感度と同時に「ライバル意識」を持たせられる。あの世で悟空に勝っている状態であれば、勝負に挑む間もなく「ライバル意識」を持ってくれる。
  ライバル意識が上がると好感度が下がり、好感度が上がるとライバル意識が下がる。両立させるのはけっこう難しい。本人のめんどくさい性格が現れている。
  ライバル意識が高いとベジータの修行モチベーションが上昇し、主人公が戦闘でピンチになったときはPTにいなくても勝手に味方として乱入する。
  「勘違いするな○○（主人公の名前）！　俺はお前を助けに来たんじゃない。お前を倒すのはこの俺だからな」
  また、生来のプライドの高さが幸いし、洗脳などに対して非常に強い耐性を持っている。
  アミーゴに連れていくと特殊イベント「ベジータ様のお料理地獄！」が発生する。
  ブロリーが復活していた場合……

  「殺される……みんな殺される……」
  「逃げるんだぁ……勝てるわけがない……」
  「ニャメロン！　勝てるわけがない！　アイツは伝説のスーパーサイヤ人なんだぞ！」

   

  完全に戦意を失ってヘタレた上、ミストさん並にネガりだす。
  この状態では戦えるわけもないので、なんとか激励しまくって戦う気を起こさせよう。大魔王がいれば熱い説教をしてくれるぞ。
  戦意を取り戻したベジータと共にブロリー討伐に行けば、戦闘中にスーパーサイヤ人３に覚醒する。特定の条件をクリアしていればさらに上も……？

  最強のフュージョン

  ブロリーがスーパーサイヤ人４に覚醒しており、ベジータが主人公に抱くライバル意識と好感度の差が10%以内で、なおかつレベルが同等の場合、ブロリー戦でベジータが主人公にフュージョンを持ちかけてくる。
  フュージョンに応じた場合、唐突にＤＤＲ的な音ゲーが始まる。タイミングはシビアだが、これをクリアすれば合体成功。失敗した場合、デブのできそこない戦士になる。こちらの戦闘力はゲーム中でも屈指の底辺なので注意。
  非常に苦しい条件ではある上、合体は３ターンしか保てない。しかし、合体戦士のスペックはバランスなんぞ完全にかなぐり捨てた公式チート。覚醒したブロリーも３ターンどころか１ターンで楽勝できてしまう。
  ただし、フュージョンができるのはこれっきり。以降は主人公からベジータに持ちかけても「俺は絶対にやらんぞ！」と突っぱねられるだけだし、他のキャラとフュージョンしたりもできない。
  ちなみに合体戦士の名前だが、主人公がブロントさんならブロータ、汚い忍者ならベジオ、内藤ならベジトウになる。安直だって？　だがそれがいい

• キリコ・キュービー
  かつて、「ワイズマン」と呼ばれる神を気取ったコンピューターを抹殺したとされる男。
  ワイズマン打倒後、30年近く行方不明になっていたが、30年前とそのままの容姿でこの世界に現れた。
  その目的は、合衆国に囚われた恋人フィアナの救出だが……。
  異能生存体と呼ばれる存在で、恐ろしく耐久力が高い。しかも、Luckの値も無茶苦茶高い。どう見ても不幸なのに。挙句、どんなに瀕死になろうが、医務室等に入れなくても勝手に回復する。
  流石に死なない、という事はないので万が一敵対した場合はラッキーアタックが出ない事を祈って全力で叩き潰そう。
  死にそうだからって手を緩めるのが一番危険なので絶対に手は緩めないように。
  目的が一致すれば、PTに加入させる事も可能。しかし、彼がPTに加入すると、PTが赴く場所が何故か壊滅するという恐るべきデメリットがある。騒動の中心にいるのは、いつもあいつ。
  その特異な体質からブラザーフッド・オブ・ミュータンツから幾度もスカウトを受けているが「二度と俺に関わるな！」とにべもない。

• レッドフォックス
  身の丈以上もある大剣とライフルを駆る賞金稼ぎ。通称赤い悪魔。単独で戦車を破壊する戦いぶりからタンクバスターとも呼称される。
  主人公に賞金が掛かっているとどこからか現われ、勝負を挑んでくる。

• 黒チョコボ
  世界で唯一、緑の木々が豊かに生い茂っている場所「オアシス」に生息している。
  何かを飲み込んでいるらしく、捕まえると初回だけランダムでパワーアップアイテムを吐き出してくれる。その後、背中に乗れば空を飛んでくれるが着陸出来る場所がオアシスしかないので遊覧飛行にしか使えない。

• 髭面の男
  主人公が善よりの時のみ、ランダムで出現する髭面の男。
  異常に眼光が鋭く、ゴツイ指輪やステッキを持っており、初対面の印象は「こいつで撲殺されそう」といった感じ。
  話しかけると異常に皮肉屋かつ毒舌だが、冗談のわかるオッサンであり、色々とヒーローやヴィランについての昔話を（私見たっぷりだが）教えてくれる。
  正体を探ろうとすることも可能だが、蛇神グライコンに仕える魔術師だの、アマチュアマジシャンだの、適当な事を言ってはぐらかされてしまう。無理に詰問するとアクシデントが発生して妨害された挙句に大ダメージを受けてしまい、その主人公の有様を見て「俺が呪ったからな！」と爽やかに笑って去っていく

• アマテラス
  本来は紅の隈取りをあしらった神々しい太陽神なのだが、信仰もクソもないこの世界には太陽への信仰など無く、神格を失った今はぽわァっとどこか惚けた様子の白いオオカミに身をやつしている。
  コード・ヤマタノオロチのカウンタープログラムとして眠りについていたが、オロチの復活に伴いこちらも復活。荒廃した世界を再生すべく力無い身体のまま冒険にでる。
  その後、空腹で行き倒れていた所をリリー・ホワイトによって助けられ、現在は行動を共にしている。
  失われし神の御業を取り戻せ

  上記の通り、アマテラスは神通力である「筆しらべ」はおろか神器を振るう力すら失っている。
  力を取り戻す為には困っている人々を助けたり、散り散りになっている筆しらべの分神達を集めなければならない。
  分神は善悪問わず様々な組織の中心人物の元にいて、世界の道行きを傍観している。主人公は彼らと共に冒険し、世界に失われた自然を取り戻してもいいし、苦難の道を行く彼らをただ見送ってもいい。

• リリー・ホワイト
  生き別れた姉リリー・ブラックを探しているうちにアマテラスと出会い、姉を探すと共にアマテラスと一緒に世界に自然を取り戻すべく活動している。
  リリーと出会ったことでアマテラスは「桜花」の筆しらべを取り戻しているが肝心の咲かせる花が無い。
  主人公が幽香が遺した種を持っているなら渡してあげるといい。二人は自然を蘇らせるための強力な助っ人になってくれる。
  実はブラックの目の前で爆弾によって体が吹っ飛んでいるのだが、妖精という種族の特性のおかげで再生した。その出来事がブラックのこれまでの行動に少なからず影響を及ぼしている。

• 森園生
  かつて「機関」の一員であった女性。曰く「通りすがりのメイド」。
  「機関」は大ショッカーにより壊滅したが、彼女は持ち前の戦闘能力によって難を逃れ、以後は荒野を流離ながら、大ショッカーに囚われている「機関」の仲間達を救うべく戦い続けている。
  また、かつての強敵が幻想教にいるという噂も聞いており、もし話を聞いて分かる状態なら説得を、完全に悪に墜ちているのであれば、この拳で……と考えている。
  ケーブルがX-MENに入る前にジョンあるいはブギーポップが彼女に出会うと、ある人物の消息を知る事が出来る（ケーブルと先に出会えば、ケーブルが教えてくれる）。
  条件を満たすと

  鶴屋さんを助けて、古泉の救出イベントを起こすと自動的にＸ－ＭＥＮに加入する。
  高い戦闘能力と一流の家事スキルで頼りになる味方になってくれる。
  加入後も「機関」の仲間達の救出を続けるので、手伝ってあげよう。イベントを進めればかつての機関構成員が次々にＸ－ＭＥＮに加入し様々な面でサポートしてくれる。
  また意外にノリがよくハルヒと一緒に羽目を外す光景がよく見られる。

• スネーク
  森さんと行動を共にしているナイスミドル。
  直接戦闘は不得手のようで諜報活動などのバックアップを得意とする。
  卓越した料理の腕を持ち、本人曰く厨房で負けたことは無いそうだ。
  その正体

  「機関」に所属していた新川さん。
  大ショッカーの攻撃を生き延び、森さんと共に仲間の救出を行っていた。
  森さんの加入条件を満たすと一緒に仲間になってくれる。各勢力の動向調査や美味しい料理で影ながらバックアップしてくれるだろう。

• オンスロート
  封印されし、怒れる神。
  その封印から解き放たれた時、世界の全ては滅びるのかもしれない。
  その正体

  涼宮ハルヒ。
  大暴動の中で大切な人達が傷つき、自らも命の危機に陥ったせいで能力が暴走。
  その力で世界を滅ぼしかけた。
  だがそれを感知した光の巨人によって封印され、世界崩壊の危機は防がれた。
  しかし世界を破壊し創造することもできる現実改変能力を危険視したウルトラマン達によって暴動が終った後も封印は継続。
  彼らが地球を去る際には封印をより厳重にし、万が一にも彼女が目覚めることがないようにしていった。
  封印の中で、ハルヒは暴動が起こる前の「退屈だけど大切な日常」の夢を見ている。
  これはウルトラマンが行ったのだが、単にハルヒの精神を安定させるのにちょうど良かったからなのか、それとも二度と目覚めることのない少女を哀れんだのかはわからない。
  彼女は今も、封印の中で幸せな夢を見ながら眠り続けている。

  眠り姫の目を覚ますには？

  前提条件として、ハルヒを除いたＳＯＳ団のメンバーが合流している必要がある。
  Ｘ－ＭＥＮに所属しているキョンと長門は問題なく、この二人をＬＳに加えているならみくるも簡単に仲間に出来るだろう。
  問題は古泉。彼は大ショッカーに囚われＧ４の装着者として操られている。
  準備を整える前に戦って勝つと古泉を殺してしまう。しかも放置しすぎてある程度時間が経過するとイベントを起こす前に限界を迎え死んでしまうという二重苦。
  助けるためにはキョン、長門、みくる、森さんがＬＳに居て、さらにメカに強いキャラ（エレクトロや岡崎夢美、チルノ・ニールセンなど）をＬＳに加えていなければならない。
  森さんは以降のSOS団イベントとは無関係だが、このイベントでは必須。この状態でＧ４と戦闘し勝利すれば、4人の説得と技術者キャラのサポートにより古泉がＧ４の呪縛から逃れることができ、Ｘ－ＭＥＮに加入するイベントが起きる。
  ちなみにＧ４との戦闘では大量のＧ３軍団とも同時に戦わなければならないので苦しい戦いとなるが、ＬＳに加えていない場合のみ事前にパニッシャーにこの事を話していると戦闘に乱入してくれるので少しは楽になる。
  鶴屋さんを幻想教から救っていれば、彼女も事情を話す事で乱入してくれる。ただし、パニッシャーと鶴屋さんが鉢合わせるとこの2人が戦闘になってしまうので注意。『朝倉涼子』と鶴屋さんならば問題ない。
  これでハルヒ以外のＳＯＳ団のメンバーが揃ったが、これだけではハルヒは助けられない。
  ウルトラマン達による厳重な封印は、長門と朝倉の二人ががりでも解除できないほど強固だからだ。
  解除するためには、この星に残った最後のウルトラ戦士であるゾフィーとセブンに協力してもらなわければならない。
  二人に希望と信頼を取り戻させ、一緒に戦えるようになった状態で事情を話すとキョン達の想いと熱意を理解し協力してくれる。
  再び人を信じてくれたウルトラ戦士と、そしてなにより諦めずに戦い続けたＳＯＳ団によってついにハルヒの封印は解かれる。
  ハルヒの時間は大暴動の時点で止まっていて現在の状況に戸惑いを隠せていないが、心配は要らないだろう。
  彼女にとって一番大切で、頼りになる仲間達がそばで支えてくれている。
  世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団は、今ここに完全復活したのだから。

   

  なお、ゾフィーとセブンによってハルヒの力にはリミッターが付けられることになる。
  これにより大規模な現実改変は行えなくなったが、怪我を治したりする程度の事ならばできる。（ハルヒ自身はよく効くおまじないだと思っている。痛いの痛いのとんでけー）
  Ｘ－ＭＥＮで昔のように活動を開始したＳＯＳ団は、主人公にとって心強い味方になってくれるだろう。
  また、SOS団は旧人類と新人類どころか、宇宙人と未来人だって融和できると言う事を体現した存在となる。

• パニッシャー
  世界中を放浪して『クズども』を処刑してまわっている処刑人。
  腰まで届く長い髪と 太い眉毛、くたびれたトレンチコートがトレードマークである。
  ナイフを使った近接格闘を得意とし、さらに光の杭を大量に投擲するなどの特殊能力を保有しており非常に高い戦闘能力を持っている。
  最大のポイントはその容赦の無さ。
  どのような汚い手も平然と使い、一片の慈悲も見せずに残虐な方法で処刑を行う。
  悪党を抹殺することに持てる力の全てを注ぎ込んでいるようにも見える。
  余りにも容赦のない制裁を与える姿に、悪勢力からはもちろん善勢力や中立勢力からも恐れられている。
  しかし実際には悪人以外には絶対に危害を加えない人物であり、困っている者には迷わず救いの手を差し伸べる優しさもあるようだ。
  意外にも家事が得意で、助けた人に手料理を振る舞う事も。意外と家庭的な女である。
  絶対に妥協しないで信念を貫く生き方は、かつてヴィランを震え上がらせたある男を思い出さずにはいられない。
  パニッシャーの信念は本物で、もし罪なき命を意図しないでも、たとえ悪党にハメられたとしても奪った場合はその関係者に自らへの裁きを託す、居なければ一発だけ抜いたセルフロシアンルーレット。
  誰かにはめられての場合はその相手を残酷無残に処刑した後でではあるが。
  もしLSにいる場合は、悪行を許さず問答無用に「処刑」するためこの時代のブロントさんなどは仲間に出来なくなる、そのため前科者がいたらLSには入らない。
  また彼女が居る時にＸ－ＭＥＮのプロフェッサーＸに会うと……？
  なお、クズどもに対して尋問を行う時などに指を折る。小指をぎゅっ！
  その正体

  朝倉涼子。
  SOS団の長門有希と同じ、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。
  かつてキョンの殺害によるハルヒの能力発動を見ようとした為、長門によって消去された。
  しかし緊迫する世界情勢の中、再びバックアップとして能力に制限をかけられて復活。ひょんな事から出会ったロールシャッハを気に入り、半ば無理やりパートナーとなり、やがて奇妙な信頼関係を構築するまでに至る。
  しかし最後まで戦い抜いた結果、力及ばずヴィラン達との戦いの中で死亡。彼女は駆けつけた長門の手により蘇生されるが、ロールシャッハは悪党どもの手によって七面鳥のように「切り分けられた」無残な亡骸になっていた。
  それを見て目を閉じた朝倉涼子だったが、次に目を開いた瞬間、彼女は『パニッシャー』であった。
  長門の誘いを断って一人行動を開始した彼女は、まずロールシャッハのアパートに向かいスペアの衣装と彼の日記が無事なことを確認する。
  マスクと日記は思い出として置いておくことにして、予備のコートを形見としてもらって身に纏った。
  ロールシャッハの意思を継ぎ、クズどもを皆殺しにするために。
  同時に彼の敵討ちも行っており、すでにロールシャッハの殺害に関与した者で生き残っているのはわずかしか居ない。その生き残りも、いずれ必ず見つけ出し処刑しようとするだろう。その為、善ルートでも敵になる可能性が高い。
  朝倉は処刑と報復のためには「世界が滅んでも、絶対に妥協はしない」。
  帰還したならジョーカーを殺そうとする、その結果がもたらすものを理解した上で。絶対に言葉では止まらないため朝倉を殺すしか無い。説得は不可能である。

   

  彼女をモラルの価値が地に落ちた時代を行く聖戦士と見るか、
  無差別に殺害を繰り返すサイコキラーと見るかは、貴方の自由だ

  彼女の辿る運命は？

  その絶対に妥協しない信念により、悪に堕ちてしまったキャラを問答無用で殺してしまう。たとえ、どのような事情があったとしてもだ。
  なので対策をとらないとほぼ確実にブロントさんを殺害する。
  この特性によってＬＳに加わっていると一部キャラを仲間にできなくなってしまうが、最大の問題はこれがイベントにも影響すること。善ルートでしか仲間に出来ないのに、善ルートの重要なイベントを潰してしまう可能性が非常に高いのだ。例えば「裏切りの原罪・魂の救済」ではパニッシャーがいると大首領を赦すことが出来ずに破壊することしかできなくなる。
  一番影響を与えるのは「幻想郷大暴動」だ。
  このイベントでは主人公達の説得を聞き入れずにジョーカーを殺害しようとする。どの選択肢を選んでも、最終的には主人公自ら、あるいは他のＬＳメンバー（ブギーポップがいれば、強制的に彼女になる）か紫によって殺されてしまう。世界が滅んでも、絶対に妥協はしない事を選んだ故の悲劇と言えるだろう。

   

  対処法としては、これらのイベントが起きる前に彼女の好感度を最大にして、Ｘ－ＭＥＮのウルヴァリンに会わせる事。
  何故ならウルヴァリンの正体はロールシャッハを殺した者の一人である犬走椛だからだ。当然、パニッシャーは椛を殺そうとするが昔からの顔なじみであるジョン・スミスやブギーポップの、何より今まで共に戦ってきた主人公の懸命な説得に心が迷う。
  そして、椛を守るために盾になろうとするＸ－ＭＥＮのメンバーや子ども達の姿を見て、ついに『妥協する』。
  これ以降、問答無用で悪人を殺すことはしなくなり、今まで仲間に出来なかったキャラをＬＳに加えることができるようになる。イベントへの影響力もなくなり、心配することなく進められるだろう。
  だが勘違いしてはいけない。
  これはパニッシャーが心変わりしたのではなく、『朝倉涼子』が帰還したから変化したに過ぎない。
  一度でも妥協したその瞬間に、すでに彼女はパニッシャーではなくなっている。
  結局、どのように進めても『パニッシャー』は死ぬのだ。
  唯一、朝倉涼子もパニッシャーも救える方法があるとすれば、それはただ一つ。
  パニッシャーに大きな影響を与えたヒーローが、この世界に蘇ること。彼の魂を受け継いだ者とならば、彼女はきっと再び立ち上がることができる。
  なお、『朝倉涼子』が帰還した場合は、以後はＸ－ＭＥＮと行動を共にし、コードネームは『ブギーポップ・ファントム』となる。

• デッドプール
  ある時期から突如として現れたユニオンジャックの全身タイツにチューリップの刺繍がしてあるマスクを装備した神出鬼没なフリーの傭兵。
  時折失敗するテレポート能力と驚異的な再生能力、手にした二刀鎌鎖を自在に操る格闘術と腕は確かなのだが、他者が絶対に知り得ない知識を何故か知っており、その知識により様々な組織から狙われているため仕事どころではないのが現状。
  まぁ、重要な局面では何故か失敗しないテレポート能力と、未来を知っているとしか思えない先読み行動によって絶対に捕まらないのだが。
  基本は女好きで軽い性格の三枚目だが、メタ発言や狂人としか思えないような言動が多く、意思の疎通が難しい。
  余談だが、ちょくちょくリトルランプライトにテレポートしては住民に追い出されるため、ロリコン疑惑が絶えない。
  まぁ、追い出される際、毎回貴重な医療品や大量のキャップ、お菓子などが詰まったバッグをうっかり忘れていくあたり、根はいい人なのかもしれない。
  各地を逃げ回っていて拠点を持たないため、彼に会いたいならばリトルランプライトで待ち伏せをするか、「蟻の巣」の居酒屋「誰得」を覗いてみよう。
  どういう訳か、この2箇所に出没するという情報だけは他の組織にばれていないのだ。
  彼の正体

  運命の日に発生した時空の歪みに飲み込まれた後、無数の時空と膨大な経験を経て時空跳躍能力をかなり制御できるようになったアクセル＝ロウ。
  原子爆弾により重傷を負ったまま時間跳躍をしグールになっているため、素肌や素顔を晒す事は絶対に無い。
  驚異的な再生能力は、跳躍した先で受けた被爆治療の副作用。また、炎の法術は使えなくなっている。
  無数の時空、それこそ平行世界の未来と過去を行き来しているうちに、この世界が「ゲーム」であり、自身が「ゲームの登場人物」である事を理解してしまう。
  幾多の世界で自身の危険性を理解したアクセルは狂人を演じるようになるが、長い時を経た今では演技なのか本当に狂っているのか、彼自身にもわからない。
  世界を崩壊させかねないメタ知識と無数に覗いた未来の知識によりあらゆる物事を知っているが、その知識が世界に与える影響を考えよほどの事が無い限り他人の役に立てようとはしない。

  デッドプールの時空移動イベント

  彼の能力「第4の壁の破壊」を持ってすればタイムパトロールに気付かれずに時間移動が可能。たまに失敗するが。
  しかし、意思疎通の難しい狂人である上、過去改変の危険性と無意味さを誰よりも知っている人物でもあるため、彼の協力を取り付けるのは時間移動イベントのなかでも最難関となる。
  狂人である彼の真の理解者になる事ができれば、何度でも時空移動が可能になる。
  しかし、とんでも無いデメリットもある。
  過去改変というよりかは物語の改変であるため「ゲームの辻褄」を合わせるために、誰かを救えば必ず誰かが死ぬ、誰かの悲劇を回避すれば、それに匹敵する悲劇が誰かに振りかかる。
  何かを起こらなかったことにしたら、それに匹敵する何かが必ず起こる。
  物語そのものが、元のあるべき正常な姿に戻ろうとする力を持っているため、根本的に何かを解決することは絶対に不可能。
  しかし、やり方次第で数多の悲劇から大勢の人を救う事ができるだろう。当然、それに匹敵する犠牲と引換にだが。
  なにはともあれ、昔の相棒である萃香がPTにいなければ始まらない。
  彼が萃香の角からバンダナを解いて受け取るシーンは必見。

• ゴジラ
  『大怪獣バトル　ウルタラ学園伝説?』をクリアしていた場合、南極大陸に氷漬けで発見される。
  以前倒したゴジラとは別の個体らしく、とある怪獣と戦った際に某城を破壊した後、軍の作戦によって南極まで誘導されて埋められたらしい。よくみると大きさが先代のゴジラよりやや小さい。
  氷から解放された後の行動はミラボレアスと変わらないが、ロリコンなのか女好きなのかリトルランプライトと蟻の巣、幻想郷は直接的な被害には遭わない（ただし街の外で戦闘が起きた際、余波で被害にあうことはある）
  強い事は強いのだが、先代よりは弱いらしく、ガチで勝てないこともない。
  ただし、なんらかの拍子で力の源である核エネルギーを取り込みパワーアップする事があった場合、先代を超える『怪獣王』が誕生することであろう･･････。

• 浮浪者の王
  この時代に足手まといになったおかげで行き場を失った病人・老人達の住む集落を守る謎の人物。
  物静かで気を許したホームレスの老人以外とは積極的に交流を持とうとしない。
  恐ろしげな姿をしているが、居場所を荒らしたりしない限り危害を加えることはない。
  一度怒らせると地獄を見る目にあうが･･･
  正体は…

  スポーンとなったエリス。その戦闘力は悪魔としての力と彼女の纏う寄生装甲によって非常に高い。
  特別危険区域で起きた魔震の余波で魔界からこの世界に放り出された。弱っていたところ行き場を失った人々に助けられ今に至る。
  半ば瀕死だったのと汚染があいまってグールよりもより醜悪な姿となった姿をマスクで隠している。
  魔界に居た時に悪魔では知りえなかった愛と言う感情を人から教わり、彼らの守護者になること決意した。
  彼女にとって愛を貫くことに善や悪といった二元論は無い。故に彼女の周囲を守る為ならどんな相手でも牙を向けることだろう。

• やらない夫
  謎の顔長、口癖は「常識的に考えて」。
  困ったときに会うと、的確なアドバイスをくれる、しかし何処か嘲笑うかのような態度もたまに取る。
  やらない夫のみプレイごとに役割がまるで違う、幾つもの「貌」を持つかのように。
  ある時はアミーゴの名物コック、ある時は変身ヒーロー、ある時は鋼鉄の巨人、ある時は魔道書も売る古本屋、その実態は？
  本質

  外なる神、這い寄る混沌、ナイアルラトホテップの化身。
  魔を断つ剣、ペルソナ使いなどの、自分でない自分の関係者が多くいるため興味を持ち介入した。
  他の「貌」はともかく、やらない夫は主人公に対してはあまり害をもたらさない。少なくとも役割以上のものは。あくまでもやらない夫の立場は「ゲームに奉仕する」者でしか無く、悲劇の演出すら行わない。
  しかし、状況が完全に停滞した時のみ、それを動かすために動く。その結果は完全にランダムではあるが、少なくとも絶対に対処不能な事態は起こらない。

• エイリアン
  地球外から来たのか不明だがとりあえずそう呼ばれている。井戸水や生水を飲むと偶に寄生してくる。
  できるだけ早いうちに医療措置か緊急手段として酸や染料を飲まないと宿主の胎内で孵化して、体内から飛び出して周囲を攻撃し始める上に、生まれて直ぐに生殖可能なので目に映る生物全てに卵を産みつけてくるはた迷惑な奴。但し機械などの非生物キャラには寄生できない。
  序盤の雑魚キャラに比べて段違いに強いのと最初の内は綺麗な水を飲める手段に乏しいので低レベルプレイヤキラーとなる。
  どうしても生水を飲む場合は煮沸や蒸留してから祈って飲むしかない。
  悪党プレイの一環として女性PTに寄生させてリョナを楽しむ外道プレイや、敵対派閥の拠点にけしかけて街をエイリアンに蹂躙させると言った使い方もある。ただし増えすぎたらオシマイだが

• ニャル夫
  何処にも所属していないニャルラトホテプ星人で、事あるごとにニャル子に粘着している。
  中立と言うより、ニャル子の立場によって敵対する為に善悪問わずに所属を適当に変えてくる。
  その正体はニャル子の兄何の変哲もない野良ニャルラトホテプである。
  ニャル子に匹敵するチート性能を持つが、何故かバイクで撥ねると一発で戦闘不能になる。
  容赦なく轢き殺してやろう。バックしながら執拗に踏みまくると尚良し。
  表向きはニャル子を追って脱獄した事になっているが、実質的には銀河連邦の悪意を持つ派閥がニャル子を刺激する為に送り込んだ刺客。
  因みにニャル子に粘着しているのは本人の意志である。

• メフィラス星人
  運命の日までに何度も地球を侵略しようとしにきた悪質宇宙人。悪名は宇宙どころか地球でも名前を挙げれば誰でも知っている。但し２代目オメーは駄目だ。
  急にPOPしてきたかと思えばこちらを始末しにきたのか！？･･･と思いきやプレイヤーの手助け(と言っても大勢には影響しない程度のお膳立て)を稀にしては意味ありげな言葉を掛けて去ってゆく。
  中々動こうとしない各勢力の間を行き来し情報を流したり刺激しては抗争を起こさせたかと思えば、押されてる勢力の前に介入しては助力をしたりと事態の緩急を操作している。
  混乱に乗じて地球征服を企んでいるのか？その真意は――――
  メフィラスは侵略宇宙人たちの艦隊を率い太陽系の目鼻まで迫ろうとしていた。しかし、偵察より地球で大事件が起きており、密偵から銀河連邦の内部が慌ただしいと言う報せを受けるとメフィラスは旗艦だけを残して他の艦隊を退却させ、メフィラスだけが地球圏に近づき事態を静かに見つめていた。
  　騒乱以降の地球を見続けて彼はため息をついた。自分があれほどまでに希求した地球に、野蛮で弱弱しくウルトラマンの助けがあったといえど、自分の脅しにも屈せず幾度も侵略をはねのけたかつての地球人達の姿を今は見る陰も無い事を。「今の地球は私にとって侵略する価値すらない。」
  　だが数少ないながらも収穫もあった。たった一人で動いてながら、この乱世で良きにつけ悪しきにつれ懸命に動き、数多くの地球の勢力を動かしている存在･･･プレイヤーを見つけることができたのだから。
  「艦隊は銀河連邦の同盟惑星を攻撃して足止めしたまえ。ウルトラマン、君が居ない地球で彼らがどう変わろうとしているのか見届けるとしよう。願わくば再び私がこの星を手に入れたくなるような結果のね…」

• ジャンキオン一族
  ガラクタ惑星ジャンキオンからやってきた機械知性体たち。レック・ガーをリーダーとしている。名前の通り体が廃品の寄せ集めから出来ているが生命力は強くバラバラになっても優れた修理技術ですぐに直してしまう。そうでなくともみょんなギャグ補正で生き残ってたりする。
  ある惑星から送られてくるテレビの電波が途絶えたことにより混乱が起こり、その電波を修復するためにある惑星――地球にやってきた。
  状態が状態故、合衆国等のプロパガンダなどにしか使われないテレビの電波の修復は半ば諦めている。だが輝夜のラジオはいつも欠かさず聞いているようである。
  縄張り意識が強く、不用意にテリトリーに侵入すると連携で骨にされてしまう。が、ビジネスとしてならジャンクパーツの売買はしてくれるだろう。
  バーウィップ・グラーナ・ウィー・ピニボーン！！

  普通にプレイしてるだけでは仲間にすることは出来ないが、PTにホットロディマスを入れた状態で粘着されるとイベント「宇宙共通の挨拶」が発生する。このイベントによりジャンキオン一族をフレリス登録することが出来るようになる。サイバトロン戦士を修復出来る可能性がほぼ確実になる。

• チントン亭
  モブ。突然現れて、「一体何がどうなってんの？」というセリフを残して去っていく…。
• 捕虜
  戦場や廃墟など色々な場所で捕縛されているモブキャラのおっさん。
  彼らを救出するとお礼としてアイテムをパンツの中から出してくれる。
  髭が伸び放題で見た目がジジイに見えるが、実は見た目より若い。

• タイムジャッカー
  「世界の王」を擁立するため、未来からやって来て暗躍している謎の組織。
  自分たちが王に相応しい才があると思った人間を「アナザーヒーロー」と呼ばれる怪人に変貌させる力を持つ。
  このアナザーヒーローというのはオリジナルのヒーロー（例えば仮面ライダーやウルトラマン、カービィ、スーパーマンなど）の歴史と力を継承した存在であり(ただしそのヒーローとなる『資格』がないため、力を完全には使いこなせず異形の姿と化してしまうのだとか…)、アナザーヒーローが生まれると歴史改変が発生し、元となったヒーローの歴史や記憶はなかったことになる。
  その場合その敵となる存在も歴史改変に巻き込まれて消滅するため、彼らの暗躍を放っておくと善勢力も悪勢力もどんどん弱体化していく。
  そう考えると彼らのことは放っておいた方が正解のような気もするが…もしも彼らの擁立した王が世界を支配した時、果たして何が起こるのか──……
  ちなみに、既に死亡しているヒーローのアナザーが生まれた場合、ヒーローとして戦った歴史がなくなるため、大抵の場合は生き返る。（ただ、ヒーローだった頃の記憶はなくなり、ただの一般人と化してしまうが）
  この歴史改変は倫理崩壊編の世界にしか影響を及ばさないので、例えば本編の世界から連れてきたヒーローについてはアナザーヒーローがいても問題なく存在できる。
  • アナザーマリオ:1981
    ミスター・ビデオゲームことマリオのアナザーヒーロー。オリジナルと比べて非常に醜悪な見た目をしており、下手するとR-18G一歩手前。
    オリジナルと同様ジャンプ力に秀でており、炎を操る異能を持つほか、頭部の羽による飛行も可能。
  • アナザーウルトラマン:1966
    かつて地球を救った光の国の巨人のアナザー。初代マンの面影を残しつつも、ゼットンやバルタン星人といった怪獣のデザインを取り込んだような外見をしており、一見ヒーローが元になって生まれた存在には思えないだろう。
    戦闘力は高いが地球の環境下で長時間戦えないという弱点も引き継いているので、うまく時間稼ぎをしながら戦うのが攻略の鍵である。
  • アナザーマジンガーZ:1972
    言わずと知れた元祖スーパーロボットのアナザー。オリジナルのマジンガーZを生物的にアレンジしたような外見をしている。
    マジンカイザー（SKL）やINFINITE、ZEROと行った派生機体のデザインも随所に盛り込まれており、ある意味ではマジンガーZという概念そのものアナザーとも言えるだろう。

• ウォズ
  タイムジャッカーと同じく未来からやって来た黒衣の男。神出鬼没で頻繁に主人公の前に姿を現す。
  彼の話によると未来はオーマジオウと呼ばれる王に支配されており──……その正体はこの世界全ての英雄の力を受け継いだ主人公その人であるという。
  彼の使命は主人公を正しい歴史に導き、史実通りにオーマジオウとなる未来を成就させることだというが……
  目的が目的なだけあり、オーマジオウとは別の王を擁立しようとするタイムジャッカーとは敵対関係にある。
  ジクウドライバーならびにジオウライドウォッチという変身アイテムを所持しており、これらを彼から受け取り使用することで「仮面ライダージオウ」に変身することができる。また、ジオウライドウォッチを装填している側とは逆のスロットにヒーローから受け継いだ力の証である「ヒーローウォッチ」をセットすることで、そのヒーローの力を秘めた形態に変化することが可能。
  このヒーローウォッチはそのヒーローを力でねじ伏せるか、あるいは彼らと絆を紡ぎ認められることで生成される。後者についてはタイムジャッカーの歴史改変により記憶を失ったヒーローが相手でも例外ではない。
  
  
  全てのヒーローを力で平伏させ、暴力で世を平定する最低最悪の魔王となるか。
  全てのヒーローの歴史を正しく受け継ぎ、悪を挫く最高最善の魔王となるか。
  それは全て、プレイヤー次第である。

• ゴクウブラック
  倫理崩壊編のエンディングのひとつ『「リセット」』を見ているかつ隠しパラメータ“絶望”が一定以上であると出現。
  孫悟空そっくりの姿をした男であり、自分の正義に従い全ての人類を滅ぼす狂気の計画「人類0計画」を実行しようと目論んでいる。
  条件を満たした主人公の前に出現し、共に人類0計画を実行しようと持ちかけてくる。
  受け入れるとゴクウブラックの仲間となり、この世全ての人間を抹殺することになる。
  断るとあっさり引き下がり、以降は出てこない。
  戦闘力は肉体が肉体だからか異常に高く、ほとんどの戦士は相手にならない上、戦闘するたびただでさえ高いステータスがどんどん上がっていく。
  流石にいきなりベジータやマン・オブ・トゥモローに挑むとやられるが、ちょっと介護してやれば近いうちに追い抜くだろう。
  ベジータかマン・オブ・トゥモローの抹殺に成功すると超サイヤ人ロゼに覚醒、一時的に離脱する。
  暫くすると戻ってくるが、この際に銀河連邦を壊滅させており、以降はとある一派を除き宇宙勢力から一切干渉されなくなる。干渉する奴がいないので当然だが。
  ロゼブラック帰還以降は銀河連邦の生き残りのとある一派、即ちウルトラマンがゴクウブラックを抹殺しに頻繁に地球へやってくる。
  ゴクウブラックはウルトラマンに匹敵、超えた力を持っており一般無名ウルトラマンは相手にならない。
  地球から全ての人間(全ての知的生命体)を根絶やしににすると称号「永遠の正義を謳う者」が手に入る。
  ゴクウブラックがウルトラマンを倒せるからって調子ぶっこきすぎると、超サイヤ人ロゼでも手も足も出ないウルトラマン最強のジジーがやってきてドーにもならなくなるのでゴクウブラックが帰ってきたらさっさと人類を滅ぼそう。
  何か勘違いしてるんじゃないか！？

  見ての通りゴクウブラックは非常に頭おかしい性能にまでパワーアップするが、PCは別に強くならない。
  ゴクウブラックから修業をつけてもらえるがインフレにはとてもついていけず、ロゼ以降はウルトラマンから逃げ回る必要がある。
  ウルトラマンたちをばっさばっさと斬り倒すブラックを尻目に踏み潰されないよう逃げ回るのは物悲しいものがある。
  また、ブラックが銀河連邦を滅ぼしに向かっている間は孤立無援。
  状態によっては全ての勢力を敵に回しているので頑張って自己防衛せねばならない。
  基本的に、ブラックに頼んで宇宙連邦滅ぼす前にサイヤ人は絶滅させておかないと、事態を知った生き残りのサイヤ人が文字通り飛んできて汚い花火にされるか合衆国で病院食を食べるハメになる。
  このように人類0計画で重要なのは、ブラックが無双する裏でいかにして自分が生き残るかである。
  PC個人がウルトラマンにガチで狙われるのはこのルートくらいなので、光の巨人の猛威をその身で体感しよう。そういうルートである。
  虎の威を借りてイキり散らした挙げ句プリケツ晒すブザマスをかまさないように注意。

  その正体

  絶望した別周回の主人公自身。
  絶望がMAXになるものの、「リセット」はせずドラゴンボールで孫悟空の肉体を得て、もう一回使用し平行世界にも渡る力を得た。
  人類への失望、絶望の果て、自分自身が世界を包む漆黒の絶望となった。
  絶望しかもたらさない人類という「悪」を根絶やしにするために。
  断るとあっさり引き下がるのは「平行世界の自分自身が耐えられるのなら、この世界にまだ可能性はある」と思うから。
  ゴクウブラックに出会ったあと、ドラゴンボールを半分以上揃えた状態でエンディング『「リセット」』を迎えると、PCがゴクウブラックになるエンディングに変化する。
  来歴が似ているオディオとは相互の関係にあり、事前にオディオの存在を確認していると出現条件を満たしてもゴクウブラックは出現しない。
  逆に、オディオの出現条件を満たしていても、オディオの存在を知る前にゴクウブラックに遭遇する(人類0計画に賛同するか否かは問わない)とオディオは出現しない。

シナリオ・他の勢力

• シナリオ
• 善勢力
• 悪勢力
• 主人公・死亡・消息不明

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