善勢力
法と秩序を尊ぶ人々。英語で言うとLOWなのは確定的に明らか。
勢力としては基本的に小粒で主人公の介入が無ければ何れ悪勢力に飲み込まれる運命にある。
幻想郷
霊夢と紫がネ実市を結界で覆った地域。
結界は幻想郷の敵対者に取って絶対的な壁として発現する。その「敵」を判断するのは霊夢を初めとした結界管理者達と生徒会長。あくまでも主観的な物でしか無いため碌でもないのがこっそり入り込んでいたりする。
有益なものであればある程度の危険を覚悟で幻想郷に入れることもある。
生活物資はBoooooooomerangの支援を受けているが最近量が減ってきた。
政治システムは選挙によって選ばれた生徒会長(市長)が全てを取り仕切る民主制。現在はファイナルタツヤ。
結界で守られている領域はネ実市近辺のみに留まるものの、その力は世界中を覆っており、霊夢のあの頃に戻りたいという願望によって人々の加齢は押さえ込まれている(尚、個人差は存在する。加えて改造や病、グール化による肉体の変化は留めることができない。また、加齢が抑え込まれている事は結界の力により人々は無意識に理解しており、疑問を挟む者はいない)。
しかし、それは結果的に子供が生まれない、生まれにくい!という自体を招いており、are的な意味での倫理崩壊を加速させ、さらに人の命がキャップ一つよりも安いこの世界では、人類滅亡の一因となっている。
一般的には核などによる大規模環境汚染が不妊の原因と認識されており、結界の真実を知る者は限られている。
- 博麗霊夢
あまりにも危険となった社会からネ実市を守るため、紫の提案に乗ってネ実市一帯を結界で隔離。
平和という幻想に守られた世界『幻想郷』を作った。
霊夢はその際に巫女としての力を使い果たしてしまったが、本人は一向に気にしていない。
しかし、年々結界に綻びが出てきており、幻想の終焉を危惧している。
結界の維持にかなりの体力を使っているため紫からは「そんな体調で大丈夫かい?」と心配されているが「大丈夫よ、問題ない」と答えている。
また、早苗がしている(と霊夢は思っている)ことは止めさせようとしてはいるが、力の消失により何もできないでいる。
ヒロインとして霊夢を同行している状態で幻想郷へ行くと、連れて来た霊夢は一時的に幻想郷に残って結界の管理をすることになり、パートナーがこの世界の霊夢に変わる。
こうなると善ルートがほぼ決定するので注意。途中で裏切るという手もなくはないが・・・この世界のルーミアについて教えてもらえる。
またこの世界のブロントさんを見つけ出し妹の天子と接触すれば彼の目を覚めし善勢力に戻す事も可能。
博麗LS+天子を集合させる事がこの世界を救う一番手っ取り早い方法。
もっとも集合させるのが大変なので難易度はあまり変わらない。
- 霧雨魔理沙
幻想郷成立前のネ実市で暴動を起こした異能者を含む暴徒に捕まり、暴行を受ける。
霊夢たちに助け出される直前に雷を打ち込まれたショックで記憶を失っていた。
霊夢達のことをを、知らないおねいちゃんたち、と呼び「おうちに帰りたい」と泣きわめいてばかりいる
幼児退行状態になっており、見つかった時になぜか一緒にいた上海人形を友達だと思い愛でている。
暴徒に投与された薬により体はボロボロで、その命はもう長くない。
単純な精神退行では無いようだが…。退行した魔理沙の心を調査し治療する助けになるかも知れないとオーナーに見せたところ、とんでもないことを言った。
「これは…彼女は違いますねえ、彼女はこの時間の存在では有りません」。
魔理沙の精神は退行したのではなく雷のショックで過去の自分と入れ替わったのだ。
彼女の未練「お家に帰りたい」を利用し過去に飛ぶ。
そこで見たのは認識不能な超スピードで動き回る幼い魔理沙だった。
入れ替わっただけではなく雷を受け、時を超えた時に本来の精神はスピードフォースと呼ばれる運動エネルギーに接触、制御不能に陥った。
スピードフォースとは意志を持った力でありそれを制御できるものに加速の力を与えるが、
できなければ飲み込まれるか、全てを置き去りにした超加速の世界『結晶時間』から出られなくなる。
いきなり力に目覚めた魔理沙は結晶時間に陥ってしまった。
魔理沙を救出するためには、超加速の世界で追いつけ、力の制御を手伝えるメンバーが必要。救出し、制御は可能になったものの、二人を戻すにはどうすればいいか頭を悩ませる面々の前でオーナーが二人の魔理沙の頭をかち合わせた、なぜか二人の精神は元に戻った。
少女の魔理沙を家に送り届けた後、こちらの魔理沙にどうするか聞くと。
「どうせこの体は長くないんだ、だったらこの力で楽しく閃光のように生きてみるぜ。」
しかし主人公達には、借りを返すために協力する事を約束する。
かつて、流星と称された彼女は「閃光」の速さを身につけ帰ってきたのだ。ネ実市で霊夢たちの仕事を手伝いながら生活している。
ロック魔理沙のように各地を飛び回りたいとは考えているが、あまりにも危険であることを理解しているため
おとなしくしている。
主人公が話しかけると半ば強引にLS入りする。
スピードフォースを身に着けていないため本編の魔理沙とあまり変わらない能力。
ただし、高火力の魔法は健在。
- ルーミア
その姿は幼いルーミアではなく現実世界で低確率出現のEXルーミア。つまり容姿は20代前後。
黒いドレス、流れるような金色の長髪、そしてその身に合わぬ大剣を振るい人知れず幻想郷を守っている。
幻想郷の住民はその正体を知らず、自警団のピンチに駆けつける彼女を操る闇が大きく広げた翼に見えることから、宵闇の天使と呼んで尊んでいる。
かつてブロントさんによって育まれた「慈愛」の心が幻想郷を守らせるのだ。
その正体を知っているのは霊夢と紫のみ。
- 八雲紫
力を失くした霊夢に代わり、結界の管理を行っている。
日々綻びが進む結界をどうにかするために、霊夢の力を戻せないかと考えている。
主人公が幻想郷へやってくると霊夢の力を取り戻す方法を探すよう依頼してくる。
なお知ったかぶってはいるが外の実情をあまり把握していない。
のちのイベントで致命傷の一つに成りかねないので定期的に現状を教えよう。
「あらそうなの、知っていましたわ。」とかヘイト稼ぐ発言するけど内心は動揺しているこ
とも少なくない。 - 幻月
幻想郷でとある男の墓を守っている。
結界の管理をしている紫と、力をなくした霊夢の代わりに戦っている。
数年前にとても大切な存在と戦っていたが、その存在を目の前で殺され、心が壊れかけている。
幻想郷の外の世界には興味がないらしいが、合衆国にだけ強い怒りを持っている。
主人公が汚い忍者である場合、真っ先に襲われるので注意。
なお過去の幻月より当たり前のように強い、過去の幻月のステータスの3倍上回っている、主人公が善側ならPTに誘える。心の闇に捕らわれ、合衆国を滅ぼしに行く。こうなった場合、主人子達以外ほぼ止められない状態になる。
なお、七大罪イベントなどが発生している場合、力ずくでも止めよう。時間がたてば合衆国が幻月により滅ぼされ、合衆国に存在する人物全てが殺されてしまう。
合衆国を滅ぼした後に失踪する。「やぁ、幻月、久しぶり」そう、彼女の大切な存在である有里湊の姿がそこにあった。
言葉を無くし、その場に崩れ、泣く幻月、湊は幻月を黙って抱きしめる。主人公は空気を読み、その場から去る。
その後、湊復活により完全に心の闇を無くした幻月がPTに誘える。湊死亡時の時よりもステータスと技が大幅に増える。
そして何より、この幻月を連れ、合衆国に乗り込むと、メディスンを一人で救出し、汚い忍者を簡単に善側にすることが出来る。
まぁ合衆国が滅んでて汚い忍者がこちら側にいたら意味無いけど。
- 上白沢慧音
自警団を組織し、幻想郷を結界の外で守っている。
自警団の主力は慧音と妹紅だが、妹紅は常駐ではないため決定力不足に悩んでいる。
元々は「Boooooooomerang」に所属していたが、幻想郷周辺の治安を重要視する彼女の主張はまだ余裕のあった当時の「Boooooooomerang」には受け入れられず、
住民や構成員も隣人の安全を守る護民官ではなく巨悪を打ち倒す英雄像を「Boooooooomerang」に求めていた。
慧音は僅かに彼女に賛同する旧陰陽鉄学園出身者などを引き連れ、自警団を組織。
だがその人数の少なさは上に立つ者としての器の差をまざまざと見せ付けられているようで、今の慧音は自信喪失状態に陥っている。
更に『宵闇の天使』や『蒼き仮面の救世主』の出現により自警団の存在意義についても考え始めている。
そして、ミスト・レックスの辞退という出来事が加わり、自警団としての活動を諦めかけている。
墨樽からアウトキャスト設立の話を持ちかけられた彼女の心境やいかに。
- 藤原妹紅
傭兵の様な事をしており、どの陣営にも就くが、基本的には慧音と幻想郷を守護している。
そのため悪陣営からの依頼で幻想郷を強襲するようなものや、その関係者に危害を加えるような依頼は頑として受け付けない。
もっぱらの仕事は幻想郷の守護と永遠亭勢が外部に治療へ赴く時の用心棒。
輝夜の声を聞きたくないと言う理由でラジオを聞かない。
そのため、外の情勢をあまり知らない。
彼女の家には、何やら力を感じる不死鳥の像があるらしいが…。
- ファイナルタツヤ
陰陽鉄学園生徒会長。…という名の幻想郷のトップとなっている。
元の世界と性格が全くブレていないという稀有なキャラ。
ファイナルタツヤは外の実情を知りたがっているため、定期的に教えると好感度が上がる。
善・中立状態で彼と親交を重ねていくと幻想郷…いや、ネ実市の希望を取り戻して欲しいとしてPCをヒーローに抜擢し、善ルートを確定させる。
- ミスト・レックス
慧音の自警団に所属していたが、早苗が幻想教のトップである、という通説に疑問を抱いており調査を行っているがそのせいで村八分に合い自警団でも居場所がない状態に追い込まれ、自警団を辞めた上、幻想郷から抜けだす。
更にあるイベント後、幻想教のヨクバにこき使われていたりする。
幻想教の真相を突き止めるために必要な重要人物の一人であり、彼を保護することが幻想教エピソードのTRUEENDフラグに繋がる。自分の話を聞いてくれない幻想郷に失望しているところをジョーカーに付け込まれ、早苗と共に悪に墜ち、幻想郷を破壊しようとするヴィランになってしまう。
あの世で俺にわび続けろ!慧音ーーーー!
…キャラ的にはあまり変わっていないような気もするが、気のせいであろう。 - ブリキ大王
幻想郷に封印されている、巨大ロボ。脱出ポッド付き。
起動には強力な液化生物or超能力が必要だが、現状は誰も動かせない。
動かすにはあるイベントを発生させる必要がある。そうした場合、イベント「GO!GO!ブリキ大王」で晴れて鋼鉄の魔神として完 全 復 活する。 - YDM(ゆっくり型機械肉体魔理沙(Yukkuri Droid Marisa))
元・壽(コトブキ)商会の建物内でどせいさんと共に住む、ゆっくり魔理沙型のメカ。
藤兵衛の技術で体を液化還元させて機械のボディに注入して生まれ変わり、藤兵衛の心を癒すペットロボ(?)となった。このときの影響で一人称が「YDM」になった。
生みの親である藤兵衛の帰りを待っている。
壽(コトブキ)商会の地下にあるブリキ大王について何か知っているらしいが・・・液化生物にされた挙句、亡くなった藤兵衛の復讐の為に何かできないかとゆっくり考え込む様になる。
その後、幻想教が最後のあがきとして御出居大王を動かそうとしている事を知った彼女(?)は・・・。 - 高町なのは
現代編で小学生時の高町なのはを出していれば登場する。
かつての戦乱の際には真っ先に最前線に躍り出て戦ったが、連日の過酷な戦いにより、小学生の時から積み上げてきた体への負担がついに爆発。その結果、ほんの僅かな反応の遅れから敵の攻撃が直撃、瀕死の重傷を負うことに。
何とか一命は取り留めたが、体には重大な後遺症が残り、戦闘はおろか歩くことすらままならない状態になってしまった。
故に第一線からは退いており、そのためヒーロー側の人間にしては珍しく存命である。
今は幻想郷で療養中。何とかある程度の戦闘が出来るくらいには回復したが、まだ全盛期には程遠い。
体が完治する前でもPTに誘える。基本的に小学生の時と性能は変わらないが、やたらとHPが低くなっていることには注意。雑魚の一撃ですら致命傷になりかねないので、盾役はしっかりとタゲを取ること。
体が完全に治れば性能が一気に上昇する──が、やっぱり体力はそんなに高くないので過信は禁物。調子に乗ってディバインバスターぶっぱすると<死ぬよ
死んだ家族が残した『御神流』なる剣術の秘伝書を所持しており、頼めば見せてくれる。その際に主人公やPTメンに二刀流使いがいると、御神流の技をいくつか覚えることができる(レベル制限あり)。
ただし、奥義を習得できるのは何人かのキャラだけで、しかも特定のイベントをクリアする必要がある。
- ロック魔理沙
元の世界のロック魔理沙と同一人物(だと思われる)。
時間移動の際に発生した事故が原因でこの世界に流れてきたとのこと。
また、その時に時間移動用のデバイスが故障してしまったらしい。
廃人も同然になったオリジナルの面倒を甲斐甲斐しく見ながら、なんでも屋兼運送屋として幻想郷で働いている。本格的になんでも屋として世界を飛び回り、旅の先々でデバイス修復のアテとこの世界を少しでも救うための方法を模索するようになる。
主人公が丁度ロック魔理沙の居る地域で何らかのトラブルに巻き込まれた場合、彼女が乱入して敵と技比べ勝負を行い戦闘を回避できる可能性がある。
出会えた場合、PTに誘うか彼女の目的の助けになりそうなアイテム、またはキノコを渡すことが可能。
このシナリオでしかゲットできない特殊武器も存在する。
また、アイテムを渡した場合は行方不明キャラの所在など重要な情報を教えてくれる場合がある。
尚、特定の思想や狂気に影響を受けることはないが、キノコ(特に食用)を馬鹿にした奴は誰であろうと只ではすまない。 - ロックマン
ライト博士達と共に幻想郷に来た。
しかし、ライト博士が何者かに誘拐された為、ロック魔理沙と共になんでも屋兼運送屋をやりながら博士をさらった犯人を捜している。
唯一の手ががりはオレンジのスカーフだというが・・・ - エリー
幽香との別離や地獄と化した世界を彷徨ったため統合失調症を発病。
レオと言う凶暴な別人格が発言し周囲の人間をよく困惑させる。
現在幽香の声の入ったテープと永遠亭から処方される薬でギリギリのバランスを保っている。 - 憂国紳士団
幻想郷内で活動している団体。魔理沙が集団で乱暴された事件を機に設立された。
一番の愛国者の集まりと自称しており、民主主義の理想を妨害する異分子の排除を行っている。
愛国者なら安全な結界内でなく自警団で活動していてもよさそうだが…
また、何やら合衆国との繋がりが噂されているようだが?
- 岡部 倫太郎
自警団に所属し、戦闘メンバーのサポートを担当している元ニコニコ県立大学生。
あくまで一般人である為、戦闘能力や頭脳面では他の名有りキャラには全く敵わないが、
時折発揮する未来予知じみた的確な判断により、多くの仲間を救った経歴がある。
重度の厨二病は相変わらずだが、それがこの世界では時折頼もしく思えるのも事実である彼の正体は、ある種の時間旅行者・平行世界の旅行者である。
いずれ不幸に見舞われる自らの友人や仲間を救う為、自らの記憶と意思を過去の自分へと転送して戦い続ける男、それが彼の正体だ。そのBADENDを見た周回で彼が死亡していなかった場合に限り、その世界の記憶を引き継いだ彼が登場。
BADENDを見た周回とそのプレイの周回中に彼の好感度を高めておく事が必須条件だが、
「最悪の結末」を経験した彼と協力する事で、当該BADENDを回避する事が幾分か容易になる。
(戦闘が必須ではない重要アイテムの早期回収や、進行上のトラップの事前通知など)
また以前に複数のBADENDを経験している場合でも、その都度イベントを起こしていれば協力してくれる。
戦闘に関しては基本的に全く役に立たない彼だが、「結末」を何度も経験していながらもそれを防ごうと戦って来た彼の意思と記憶は、時に難解な説得や極限の選択を求められる状況にあって、主人公の大きな助けとなる事だろう。 - メタナイト
幻想郷周辺で魔獣や悪勢力と戦う謎の剣士。
かつて修行の旅の途中で襲いかかって来た山賊のソードナイトとブレイドナイトをデスクローから救い、メタナイト卿の部下になりたいと申し出た2人を従者とし自警団を結成。
幻想郷の住民は彼を世界一かっこいい一頭身『蒼き仮面の救世主』と呼んで慕っている。
リトルランプライト
ルナチャイルドが市長を勤める基本子供だけで構成される町。幻想郷と協力関係にある。
大人を「ムンゴ」と呼称し信用していない。近隣には薄気味悪いガキ共の町と言った認識を持たれている。
ランプライト洞窟深部には「マタンゴ」が自生し、放棄された旧世代の核シェルター「Vault 87」が存在しているがその入り口は厳重に封鎖されている。まるで何かを封印しているかのように……。
- ルナチャイルド
子供達だけの街「リトルランプライト」で市長をやっている。
変わり者だらけの街の住民をよく統率するその姿は主人公の知るドジッ子とは重ならない。
ブロントさんに少なくない人数の街の住民を攫われた経験がある為激しい「憤怒」を抱いている。
その為主人公がブロントさんだった場合問答無用で攻撃を仕掛けてくる。平行世界からやって来た事を証明出来ればその限りでは無いが。
コーヒー好きなのは相変わらずで、インスタントでも貴重なこの世界においてはお土産に持って行くと目を輝かせて買い取ってくれるだろう。ジョーカー復活までに、どんな形であれ彼女の憤怒に決着がつけられなかった場合。
彼女は、その憤怒に付け込まれ悪に堕ちてしまう。悪党の総攻撃に晒されるリトルランプライト。市長のルナチャイルドも銃を手にとり奮戦するも敵の数には及ばず、遂に追い詰められてしまう。
所詮、弱者は強者に奪われるだけ。物も、築き上げてきた街も、仲間も、大切な人も、自分の命も……ただ奪われるしかないのだ。今の世の中、それが当たり前なのだ。弱者に出来る事は、身を寄せ合い互いの傷を舐めあう事だけなのだ。助けて、救ってとあらん限りの声を上げる事だけなのだ。奪われても尚、奪われ続ける為に生きる事しか出来ないのだ。どうして、なんで、こんな事をするの? と、ルナの心にはそんな理不尽に対する怒りが満ち溢れていた。自分のこめかみに銃口が突きつけられても、その怒りは目の前の「強者」に対して一歩も引かずに向かい合っていた。『憤怒』、それは奪われるだけの者が出来る、強者に対しての精一杯の抵抗なのだ。
引き金が引かれる瞬間、走馬灯のようにルナの脳裏に思い出が駆け巡る。サニーやスターと過ごした幼稚園、時々遊びにきて、一緒に絵本を読んでくれたり、がっしりとした腕で抱き上げてくれた、言葉遣いが面白かったあの人。
サニーの命を奪った、あの人。
「ハイスラァ!」
ルナを現実に引き戻したのはあの人の声。
「どうやらリおtんらンぶらいトがモヒカン達の攻撃にsらされているらしくランぶnライター達が「はやくきて~はやくきて~」と泣き叫んでいると○○のそっくりさんに聞いたはとんずらを使って普通ならまだ付かない時間できょうきょ参戦するとルあnのピンチにカカッと駆けつけたナイトはやはり偶然にも間に合ってしまうものらしいな今回のでそれがよくわかったよ・・・>ルナ感謝何も聞こえない。聞きたくない。サニーを、みんなを殺した奴の声なんて聞きたくない。
あの人は何か必死に喋ってるみたいだけど、音を消したから聞こえる筈なんかない。
殺してやる。だってこいつはサニーを殺したんだ!
床に落ちている銃を拾って、あの人に向けて、何度も引き金を引く。
白い鎧を血に染めながら、ゆっくりと倒れるあの人。何度か口をぱくつかせて、やがて動かなくなった。
ざまあみろ。
やったよ、サニー、みんな……。
仇をとったよ。
やったよ……やったよ……っ。
サニー、やったよ……。私、やったよぉ……。
BADEND 『サイレントヴォイス』おめでとう!ブロントさんは問答無用で撃ち殺されてサニーの仇は討たれた。まずは話を聞いてもらわなきゃいけないね。ルナがブロントさんをどう思っているのか、何に対して憤怒しているのかを調べてみよう!
あの人だ。
時々幼稚園に遊びに来て、一緒に絵本を読んでくれたり、がっしりとした腕で抱き上げてくれた、言葉遣いが面白かったあの人。
サニーの命を奪った、あの人。街のみんなをさらっていったあの人。
その人が今、私の命を助けてくれた。
「うrな、大丈夫か? 遅れてすまにぃ」
その人は私の前にしゃがみこんで、私の事を心配してくれている様だ。
「ルナ、俺は……」
あの人が口を開く。その表情は後悔を噛み締めているような、とても厳しくて、けれども、何か大事な事を決意した人が見せる、自信に満ち溢れた表情だった。
まるで昔の……、
ブロントさんのように。
途切れた言葉をブロントさんが再び紡ごうとした時、パン、パン、と乾いた音が連続して響いた。
ブロントさんの背中越しに見えたのはスターサファイアだった。
「サニーを……返して……。……返してぇ!」
続けて響く銃声。オウフと倒れて動かなくなるブロントさん。
「返せ、返せ……返せ……サニーを返せ!」
弾倉が空になっても尚トリガーを引き続けるスター。
ああ、やったんだ。
スターは……いや、私達は、サニーの、みんなの仇を取れたんだ……。
BADEND 『流星、白夜を切り裂いて』仇討ち成功おめでとう!ブロントさんはスターサファイアに撃ち殺されてしまった。ブロントさんを殺したがっているのはルナだけじゃないからね。ルナの想いを自覚させた次は、主人公のスターやリトルランプライトへの好感度、貢献度にも気に掛けてみようか。貴方が身を挺してブロントさんの話を聞かせる土台を作らないとだめだぞ。
「みんな、ブロントさんが話したい事があるみたいだ。聞いてやってくれないか」
主人公さんが叫んだ。
どう言う事だろう、話したい事って。
話す事なんて何もないのに、ブロントさんから聞く事なんて何もないのに、
今まで街にとても貢献してくれた主人公さんのお願いだからだろうか、私も、後ろからブロントさんに銃口を向けていたスターも、その場に居た街のみんなも、その叫びに同調してしまっていた。
仇なのに。敵なのに、誰もが銃口をブロントさんから外して、引き金から指を離してしまっていた。
「ルナ、俺は……」
ブロントさんが口を開く。その表情は後悔を噛み締めているような、とても厳しくて、けれども、何か大事な事を決意した人が見せる、自信に満ち溢れた表情だった。「俺は……サニーミルクや、この街の住民……それに数え切れない程の人間を、この手で殺した」
そう、殺した。「色々な実験の道具にしたんですわ?サニーが苦しみ、死ぬその瞬間も見た。サニーの体も……食った事がある。……それでも」
私は素早く、床に落ちていた銃を拾いブロントさんにそれを向けていた。主人公さんの制止の声が聞こえる。
「……俺は、今おもえに撃たれても仕方にぃ事をしてきた」
「……そうよ、あなたは……あなたは! サニーを殺して、みんなを殺して……それも動物みたいに扱って、殺して! そう言う事をしたのよ! どの面下げてここに来たって言うの? わざわざ殺されに来てくれたのなら好都合だわっ!」
ブロントさんの顎下に銃口を押し当てながら、私は捲し立てた。落ち着いてなんかいられない。
「るあn、聞いてくれ! おるは……! 俺は『守りたいんだ』!!」
ブロントさんの絶叫。至近距離でそれを聞いた私はそれに気圧されてしまって、銃口を押し当てる力を緩めてしまった。
「俺は家族を……両親や天子を守れにかった。畜生何が盾だよPTメンどころかファミリーを守れない盾の防御力は非常にまずかった皮の防御力より鬼の暴力を伸ばすべきだなこれからは暴力の時代が来るな攻撃は最大の防御と言う名台詞を知らないのかよと当時の俺は思っていた。しかし実験材料として来て、どんな実験にも黄金の鉄の塊の鉄壁で耐える主人公を見て俺は……主人公に思い出させてもらった。守ると言う事の素晴るしさ……盾としての生き方を。……ルナ、もう何もかもが遅いのかもしれにぃ。俺はおもえの親友を苦しませて殺した。沢山殺した。それでもルナ、聞いてくれ! 俺は守りたいんだ!! もう一度、メイン盾になりたいんだ! ルナ、ここでお前やスターに殺されても仕方ない事を俺はしてきた。俺の命はくれてやる! だが頼む……ルナ、俺はもう一度……もう一度……盾になりたい……っ!!」
……何を言ってるんだろう、この人は。サニーを殺しておいて、それでも、盾になりたいだなんて。そんなのって……ずるいよ。
「そんなの……ずるいよ。そんなのずるいよ! サニーを殺しておいてそんな言い方って無い! ブロントさん、あなたがそんな風になっちゃったら、私は何に怒ればいいのっ!! 私の気持ちはどうなるの!? 極悪非道のあなたを殺したいって言う私の『怒り』はどうなるのっ!? そんなのって無いよ……っ! サニーを返して! 返せ! 返せぇぇええっ!!」
「……すまにぃ」
「……ぅぅう、サニー! サニーをかえしてぇー! かえしてよぉぉおおお! うわぁぁあぁああああ……っっ!!」
私は人目も憚らずに大声で泣いた。無いものねだりをするわがままな子供みたいに。
わがままなのはブロントさんなのにね。おかしいよね。
ブロントさんは主人公さんと一緒に去って行った。
その背中は昔見た、みんなを、私を守ってくれた頼りがいのあるナイトの、大きな背中だった。
NORMALEND 『悔いる暴食の騎士』おめでとう、ブロントさんはメイン盾として復活したぞ。え、ルナにぜんえzん赦されてないって? まぁとにかくブロントさんは復活したんだ、それで十分じゃないか。
人体実験や今までの悪行、どうしてもその罪が再び誰かを守ろうとする道を歩んでいいのかと苛む。
主人公の尽力もあり主人公の監視のもとでリトルランプライトへ助けとなる行動を取る日々のブロントさん。
そんな日々を過ごす中悪党どもが総攻撃を仕掛けてきて救いを呼ぶ声が聞こえた。
かつてこの腕に抱きあげた物、守るべきものであった者、自身にとって何よりも嬉しかった笑顔。
そして今再び守るべきものを背中に背負った暴食の騎士。
自分が殺したサニーミルクの親友ルナチャイルドとスターサファイア。
その二人を前に騎士を言葉を紡ぐ。
「許されようとして許されるのではない、許される日を得るために守るものが俺。俺がサニーを殺してしまったのは変えようのない事実だからな。許してくれとかいう資格はにい。だから俺におもえら二人を守らせてくれ」
あまりに傲慢。人の命を奪い今度は守る等笑い話にもならない。それでもルナもスターもブロントが主人公と共にリトルランプライトに来た日、全ての人の前で土下座し彼が「俺の命この街に預ける、この街を助けるためにこの身を使ってくれ」と言い今までその言葉を実行してきた事を知っている。
その言葉通り彼はなんでもした。悪党どものアジトを一人で壊滅させてこいという『死ね』という任務でさえ彼はこなした。食事や睡眠すら満足に与えず依頼を与えても彼をそれを果たした、誰も殺さずに。
その目は狂気に狂い堕ちた暴食の騎士等ではない、かつて夢見た理想を今再び追いかける決意の騎士。
ルナは……「サニーを殺した事は一生許さない。でもその罪に合うだけの数を救って。それが一番の罰だと思うから」
それは終わりなき道の始まり、悪行で得た地位も金も全てを捨て去ってかつての日の理想と罰を背負い歩く。
その盾は弱きものを守るため、その剣は悪党を成敗するため、その科学力は誰かを癒すため、多く人にとってのメイン盾がいま再び舞い降りた!
このイベントを見たとき妖夢が同行していると、ある『魔剣』に至る論理「赦し」を手に入れる。
TUREEND 『終わりなき道の始まり』
ルナやスターにも許されようやくヒーローが帰って来たぞ!これは終わりではなく始まり。
彼とともに片っ端から人々を救うのもいいが折角取り戻した光なんだからね。
この世界で得た科学力もあるんだし、かつての光を取り戻すために学園時代のパートナーだった巫女さんと髪を短くした妹に会うのも一つの道かもしれないよ?何度もしゃくりあげながら、ようやく私は泣き止んだ。
ブロントさんも、主人公さんも、みんなも、私が泣き止むのを待っていたようだ。
だって、ブロントさんは私の前で額を地面にくっつけて、みんなはそれをただじっと見ていただけなのだから。
私は何度も叫んだ。サニーを返して、返して、と。
解ってる、それは無理なんだって事くらい。でも、理屈では解っていても溢れて来る感情が言葉を押さえ込むのを許してはくれなかった。
叫びは次第に呟きへと変わって、ただの嗚咽になって、ようやく私は泣き止んだのだ。「ルナ、俺の命をおもえに預ける。お前達を……この街を、守らせてくれ。盾に、ならせてくれ……っ! 頼む……」
ブロントさんが額を地面にくっつけたまま懇願する。
私は彼の罪を知っている。サニーだけじゃない、街のみんなや研究所の処理施設で見た、どこの誰とも知らない、死体、死体、死体……。死体の山。原型を留めていないモノも珍しくない、死体の山。
そんな罪を犯してきた彼が、懇願しているのだ。守りたい。かつて歩んだ道を、歩ませて欲しいと。「……パラダイス・フォールズに仲間が数人、囚われてるの。ブロントさん、あなたのお仲間が攫っていった子たちよ。その言葉に嘘偽りが無いのなら、その子たちを救出してきて、今直ぐに」
「ルナ……!」
「今直ぐにって言ったでしょう! 早くしなさいよ、早く!」泣きはらしたガラガラの声で、私はもう一度叫んだ。
猫がそうするように、額を地面につけた姿勢から飛び起き、そのまま全速力で走り去るブロントさん。
ブロントさんの事を信用した訳じゃない。いきなりこんな事を言われても、信用出来る訳が無い。
でも、一つ確かな事があった。
ブロントさんが今来てくれなかったら、私は確実に死んでいたのだ。優しかったブロントさんを変えてしまったもの、それはとても理不尽な出来事だったのだろう。
ブロントさんもまた、両親を、天子さんを理不尽に奪われた『弱者』だったのだ。
『憤怒』は奪われた弱者に宿り、奪った強者への抵抗の糧となる。
ブロントさんがした事を私は生涯許さない。スターもそうだろう。ブロントさんが私に無防備に背中を向けていると、時折無意識に銃に手を伸ばしている自分が恐い。
でも、ブロントさんの事は、赦そうと、そう思う。ブロントさんも理不尽に翻弄された、弱者だったのだ。ブロントさんは自分のした事を省みて、贖罪の為に活動している。夜明けが見えない真っ暗なこの世界でも、同じ夜なら明るい白夜の方が良い。一個人が照らせる場所は限られるけれど、私はそれを、応援したいと思う。
奪われる弱者は憤怒を抱くしか無い。何に対してそれを抱くのか。
サニーを奪ったブロントさんに対して?
……それもある。
けれども、今はブロントさんを変えてしまった理不尽に対して、
弱者から奪う全ての理不尽に対して、抱いている。
個人が出来る事は限られている。でも私は、私やブロントさん……この街のみんなが遭って来たような理不尽を、少しでも消して行きたいと思う。弱者の、子供の街リトルランプライトの市長として。リトルランプライトの会議室。
「目標はここ。前に設置したキャンプから西に4km程離れたレイダー達の拠点ね。いつも通り、日が沈んだら出発しましょう。スターは索敵を怠らないで。昔みたいに沢で足洗っていたりしたら怒るわよ」
地図を指しながら私はスターとブロントさんに言った。「おk」
「わかったわ。任せて~」
「それじゃあ、時間まで待機ね。」「ブロントさん」
「何か用かな」
「私、上手く出来てるかな。PT組むの久しぶりで……」
「るあnのスニークには助かっているんだべ鎧だと大きい音がでちぇまう不具合があるからなアジトをサポシするにうrなの力が必要不可欠。おもえもっと胸張ってもいいぞ」
「そうかな」
「真夜中でも白夜と満月が備わり最強に明るく見えるのは確定的に明らかだからな」
「……そうかな」
「そうだべ」
「……うん、そうだね」「夜に二つも光源があると星が霞む不具合修正されて^^;」
弱者が持てる憤怒。弱者から奪う理不尽に対して、それを抱こうと決めた私。
「ブロントさん」
「何か用かな?」
「頼りにしてますね」
「やはりナイトは格が違った」どこまでやれるか解らないけれど、同じような境遇の人を、少しでも減らしたくて。
私は『憤怒』を抱く。
真・TUREEND 『白夜に満月は輝いて』もちろんこの世界のブロントさんは、主人公に同行せずリトルランプライトに残る。
しかし、それで終わりではない、その内ブロントさんから研究資材や医療機器(出来れば実験器具も)持ってくるのと、自分の助手ができる人物を連れて来てくれるように依頼される。
それらを持ってくると、謙虚な作りではあるが診療所が完成。
初めのうちはマジ謙虚だが、資材や人材をたんまり持ってくると永遠亭に匹敵する施設に成る。
たま~に人体実験受けてくれないかと依頼されるが、害のある結果は基本無いので受けてあげよう。
リューサンの現状を伝えれば、病理研究もやってくれるし、汚い忍者関連などは外に出て協力してくれる、最も代わりの戦力を置くように要求されるが。
ルナチャイルドは悩んでいた、前回の襲撃は何とかなったが、これから先ずっと続くのだ。
何時までも主人公に頼るわけにもいかないし、ブロントさんが毎回間に合ってもいずれ限界は来る。
根本的な対策として、ルナは自分を強化改造するようにブロントさんに提案。
もちろんブロントさんは大反対するも、償うと決めた本人に頼まれたのだ。
もう一度罪を重ねる覚悟を決めルナを改造、9体目のムーンチャイルド「エンネア」に改造する。
この場合ルナチャイルドは、雑魚同然だった過去と比べ次元違いのパワーアップを果たす。
純粋な戦闘能力もさることながら、月の光を操る能力は進化、月そのものに匹敵する月光を放つことが可能。
いわば「月になる程度の能力」である、もし月の光を力の源にするキャラがいれば大幅なパワーアップが可能になる。このルナパワーはラジオの電波に乗せて届ける事が可能で、ラジオを受信出来る環境で戦闘中に条件を満たすと「あなたに……力を!」というルナのカットインと共にサテライトキャノンの使用が認可さるる。
リトルランプライトを守るためにLS入りはしないがもう二度とリトルランプライトが犠牲になることはないだろう。
ルナが市長であることに変わりはない。しかし、大人に対する偏見は各段に薄れている。
サテライトキャノンの使用が認可さるるため、リトルランプライトが犠牲になることはない。
ブロントさんもサニーたちを実験台にすることなくリトルランプライトのメイン盾としてルナたちを守っている。
なお主人公が話しかけると、若干おびえた様子を見せる。
過去改変時の救出イベントで散々ぼこぼこにしたから無理もないが。
リトルランプライトを守るためにLS入りはしないが、主人公たちに色々と協力してくれる。
- スターサファイア
リトルランプライトの洞窟で盆栽キノコを育てている。そのキノコの苗床は……。
家族を慈しむようにキノコを育てる虚ろな瞳の彼女はサニー、サニー、と壊れたテープのように呟いている。
スターは精神崩壊を起こすことなく生活している。
能力も健在のため、リトルランプライトは襲撃者への対応能力もあがり死亡者が減少した。
若干いたずら癖があるためか、主人公たちに変ないたずらをしかけることがある。
- 橙
藍が死亡したときに藍の式から紫の式へ移った。
現在はリトルランプライトに住み、幻想郷とのパイプ役となっている。
また、藍が死亡したときのトラウマにより、一人で寝ると恐ろしい夢を見てしまう。
- レイセン
近過去を打ち抜くと言う特別なライフルを携えてならず者などと戦っている。
ランプライターの一員として暮らしているが、実は豊姫から密命を受けており、機が訪れるのを待っている。だがいくら待っても豊姫から一向に次の指令が来ないため、最近は内心不安がっている。
- ロタ
通称ハカセ。ランプライト洞窟に放置されていた旧世代の戦車『ヴィルベルヴィント』を発見し修理している。
鉄クズを合計10t渡すと修理が完了し、ランプライトの防衛力向上に一役買ってくれるだろう。
- パティ
『運命の日』に兄と生き別れ、マリアと言うハンターに保護されるも直ぐにテッドブロイラーにマリアを殺され、当時建設中だったリトルランプライトへ流れ着いた少女。兄とマリアを続けて失ったショックから無気力な日々を送っていたが、モヒカンが初めて襲撃してきた日に土木作業中だった為装備していたリベットガンを打ち込み撃退。以降はハンターになる夢を思い出しハンターとして地道に活動している。地道なのは報酬が少なくても危険は少ない方が良いと言う彼女なりの考えがある為。
ヴィルベルヴィントの修理が終わると彼女が乗り込む。ハンターは戦車(クルマ)を持って一人前である。
- 野獣
この世界の野獣。
他の世界移動シナリオと同じく、中身は全く変わっていない。ぶれないな、さすが野獣ぶれない
見た目が子供っぽいというだけで、子供っぽいRPをしながらしれっとリトルランプライに住んでいる。
戦闘は苦手だが、かじった程度の栽培スキルで畑を作ったり、彫金スキルで金物の修理をしている。
時折訪れるデッドプールとは友達のような関係。
デッドプールの時空改変イベントのキーの一人で、メタ能力持ち故にデッドプールとある程度意思疎通が可能。
そのせいで町の子供からは気味悪がられて除け者にされがち。
- 不破刃
どの世界でも喧しいのは相変わらず。
リトルランプライトの唯一の大人として子供たちを守るために戦っている。
と同時に町の近くにある一軒家を守り続けている。
いつかそこにあの忍者が帰ってくる時の為に・・・
自身の苦しみを欠片も見せずに、子供達を、家を守り続ける「剛毅」さは彼の本質である。彼はジョーカーが復活したとしても、その影響を受けることはない。
そして彼の近くにいるキャラは、狂気の影響を受けにくくなる。
また一度だけ味方メンバーの影響を、いつもの雄叫びと「この戯けが」で無効化することができる。
- パンダ師匠
リトルランプライトの空き地で暮らしているホームレス謎のパンダのきぐるみ。
どっからどう見ても怪しい人物っつーか、そもそも子供でもなさそうだが、住民には割と優しいので存在を黙認されている。
本人曰く「女子供は相手にするなとご主人様から言われている」との事。
いざリトルランプライトが襲撃を受ければ、その動き辛そうなきぐるみからは想像もつかない俊敏な動きで襲撃者を圧倒する。
でも、パンダなのでナイフを持てないのが不満。「灯油の入っていないストーブ」とは本人の弁。
ギャグのような外見なのに言動は厨二病無駄にカッコいい。一体何なんだお前は。七夜志貴
大暴動の後の世界は殺人鬼たる彼としてはそれなりに満足出来るものだったようだが、使い魔の白レンの意向で人助け的な事をやりながら過ごしていた。
しかし、ある時遭遇したアポカリプスとの戦闘で敗北、危うく消滅の危機にさらされるが、
白レンが自らを犠牲にした事で何とか脱出。また、彼女の最期の力で白レン抜きで現界し続ける事が可能になった。
以後、生き甲斐を失ってしまったかのようにリトルランプライトできぐるみを着て日々を過ごしている。
しかし、心の奥底で望んでいるのは強敵との殺し合い。アポカリプスとの再戦に向けて密かにその体技を磨き続けている。 - サメ師匠
リトルランプライトの空き地で暮らしているホームレス謎のサメのきぐるみ。条件を満たすと出現する
これまた怪しさ爆発の子供…いやどう見ても子供には見えないが、住民には割と優しいのでパンダ師匠同様に存在を黙認されている。中でもレイセンと仲が良くいつも一緒にいる。
本人曰く「食べるのは海で泳いでいる大人の女が相場って決まっている」との事。
いざリトルランプライトが襲撃を受ければ、その動き辛そうなきぐるみからは想像もつかない俊敏な動きで襲撃者を圧倒する…ことはなく後ろで傍観している。
だが、このサメがいると住人の動きが早くなったり怪我の治りがよくなったりと不思議な事が起こる。
お前も一体何なんだ。綿月豊姫
彼女の生存を確定させた後、紳士学園にいる彼女にレイセンがリトルランプライトにいて、豊姫の密命を待ち続けていることを伝えるとこちらに出現する。
襲撃の際は白魔法などでランプライトのメンバーをサポートしていた。
とある目的のため、LS入りしてくれる。大人を嫌うリトルランプライトにいかに潜り込むか頭を抱えていたが、
パンダのきぐるみを着た変な奴を見つけて、いちかばちかときぐるみを着て潜入する。
が、不破とパンダ師匠にあっさりと捕まってしまう。観念して事情を全て話すとこれまたあっさりと受け入れてくれる。
きぐるみを着たままという条件付きとはいえ、ここしばらくは平穏の日々を送っている。
本人曰く「仕方ないけど、恥ずかしいわ」とのこと。
Boooooooomerang
内藤が学友たちと結成したレジスタンス。HPは幻想郷。
基本方針は弱者救済、悪の敵である。
世界各地に支部があり、悪勢力と戦いを続けている。
しかし弱者を際限なく救い続けたツケで物資が限界を逼迫している。
結成当時は、極限状況下でのストレスや人間関係でのトラブルの調整を肝っ玉母ちゃん的なノリで臼姫が行っていたが戦いの中で臼姫は倒れた、その遺言は「皆を守って」である。
この遺言を内藤は「この世の全て」と解釈し、墨樽は「今の仲間達、庇護している弱者達」と解釈した。
その為、あくまでも今の路線を貫こうとする内藤派と、現実路線をいこうとする墨樽派が対立している。
またそれ以外にも、かつて臼姫が行っていたカウンセリングや相談、いつもの漫才などでストレスは軽減されていたがそれも行われなくなり険悪な雰囲気が漂っている、かつてどんなに辛い戦いの中でも、Boooooooomerangに絶えることのなかった笑顔は、もはや無い。
本質的に、未来のないこの世界を本当の意味で「救う」には、この内ゲバを収め笑顔を取り戻すことがことが絶対条件。
逆に、たとえ全ての悪が滅ぼうと、組織だって人々を導き、守る組織がなければこの世界に「未来」は無い。
なお、この内ゲバの情報は表面化しておらずあくまでも水面下のものであるため、部外者は知り得無い、その為この情報を悪の組織が知った場合、そのスキをついて総攻撃をかけるか、内乱の誘発を狙った謀略を仕掛けてくる。
内ゲバが悪化し内乱に陥ると、内藤と墨樽は相打ちになり、トップがいなくなりBoooooooomerangは致命的に弱体化する。
ある程度の平和が戻っても、未だを内ゲバを続ける状況をジョーカーは察知「演出」を開始する。
結果、修復イベントが進行中であっても、Boooooooomerangは完全崩壊してしまう。
- 内藤
かつての学友達と共にレジスタンス「Boooooooomerang」を結成。
外の世界の苦しむ人々を助けるために無法地帯へと飛び出していった。
様々な現実や哀しみに悩みながらも歩み続けた結果、草こそ変わりないが肉体的にも精神的にもかなり成長しており、大統領や大ショッカーといった巨大組織にも警戒される程の英雄の風格を身に付けている。
戦いの中で磨かれた戦闘能力は、斬撃は機動兵器を両断し、突きは戦艦の装甲をぶち抜く。
マン・オブ・トゥモローを「切れる」数少ない存在の一人でもある。
しかしその心にあるのは、臼姫を守れなかった後悔である。
彼は臼姫の遺言に縛られ、自らを省みず現実を見ずに全てを救い上げようとする「強欲」に囚われている。
一定条件を満たすと仲間と共に一時的にネ実市に帰還してくる。ヒーローとして活動しているならば味方となるが、悪として動いているなら強力な敵となる。
墨樽との対立には心を痛めているので主人公が善側なら和解の仲介をすることができる。
和解が成功した場合は久しぶりに草の生えた口癖と、ウザイ笑顔が一枚絵で見れる。
としかし彼も修羅場をくぐり抜けてきた、和解が行われなかった場合には涙を飲んで墨樽派の粛清を行う。
- 墨樽
内藤と共に「Boooooooomerang」を旗揚げ、副リ-ダーを務める。
内藤に勝るとも劣らないカリスマと鉄の規律をもってレジスタンスを纏め上げるもう一人のリーダー的存在。
その魔法は時空すら歪め、限定条件下ならならオメガレベルのミュータントとも戦えるレベルにまで練り上げられている。
長き戦いによってその智謀は更に切れ味を増したが誤爆癖は相変わらず直っていない。
しかしその智謀ゆえ、内藤の路線に限界を感じている。
責任感の強い彼は、今保護している弱者達を、危険に晒さないために戦闘員や物資を持ち逃げ、独立組織「アウトキャスト」を立ち上げしようとしている。
彼もまた臼姫を守れなかった後悔で苦しんでいる。
元の世界で墨樽の好感度が高い場合、主人公にも話を持ちかけて来る。
ちなみにプレイヤーキャラが臼姫なら、いつもの誤爆に対する、スカルブレイカーにガチ泣きする墨樽が一枚絵で見れる。主人公に今の路線を貫く内藤の暗殺を依頼してくる。
- 射命丸文
内藤達のレジスタンスに参加、持ち前の俊足を活かした偵察・諜報役を務める。
その傍ら、いくえ不明になった、あるいは悪に堕ちてしまった元博麗LSメンバーについての情報も並行して集めている。
射命丸の武器は、その情報網と圧倒的なスピード。
銃火器などでは捕えきれず、誘導ミサイルですらかわしきるその様は通称「射命丸サーカス」と呼ばれる。
しかし何処か詰めが甘く、致命的なミスを引き起こすこともある。
善ルートなら自分が持つ情報と引き換えにPCにも情報を提供してくれる。
最近はレジスタンスの内部分裂が原因で自由に情報収集が出来なくなったので、ここを出てフリーで活動してみようかなんて考えている模様。
レジスタンスが結成したばかりの頃に、悪党にハメられ凌辱されたことがトラウマになったために手段を選ばない性格になっている。ちなみにその悪党は射命丸自身が殺害した(これが射命丸最初の殺人)。
過去に保身のために大妖精を合衆国に売ったことなどを後悔しながらも、自分の『目的』を果たすためには仕方のないことだったと割り切っている。
現時点では墨樽派だが、内藤とどっちに付けば生き残れるか迷っており、
更に組織内で強い発言力を持っているため、彼女の動向により派閥が大きく傾く状態になっている。
しかし、万が一にも彼女が裏でやってきた数々の問題行動が表沙汰になると「Boooooooomerang」から追放される。
だが彼女は高い権謀術数の能力をもっており、追放どころかBoooooooomerangが崩壊しても彼女だけは生き残って他の幻想郷やショッカーといった勢力に加担して馴染んでしまう。
なお追放の場合、墨樽とナズーリンが健在のため外で手土産として機密情報漏洩をやらかそうものなら、ほぼ間違いなく付いている監視役の「ネズミ」により即座に察知され、鉄の規律に乗っ取り、暗殺されることを重々承知している。
その恐怖から、機密情報を要求されず安全に一からやり直せる場所を探す。
「ネズミ」の恐ろしさを最も知っているのは射命丸なのだ。
…ってか、「ネズミ」の監視を抜きにしても、ほっとくとパニッシャーに「悪人」と認識されてしまい、彼女に殺されるので彼女を助けたいなら早急に保護しなければならない。
ちなみに追放後、主人公のLSにいるとレジスタンスには絶対に同行しない、離脱してその時点での拠点に帰る。
彼女を仲間を売った下衆と見るか、何としても生き残ると言うバイタリティの持ち主と見るかはプレイヤー次第である。
- よっちゃん(下級妖怪)
変化能力を生かして文とは別ルートで各地で情報収集している。
レジスタンス内の二派の争いには興味が無いようで、中立の立場を貫いている。主人公と接触すると何かとトレードや依頼を持ちかけてくるので序盤にはありがたい存在。
平和のため以外にも何か別の目的でレジスタンスに身を置いているようだが…?よっちゃんは数回に一度ほど薬品調達を依頼してくる。それらをすべて渡すと、数日後文が毒殺された状態で発見され、よっちゃんは姿を消す。
よっちゃんが内藤達の元にいた理由は、文を殺す為であった。大妖精が文に保身のために売られた当時は同じ組織で下っ端として活動していた。そのため目をつけられることなく無事逃げることが出来たが、大妖精が全世界中継で見せしめにされたことで自分だけで逃げたことを激しく後悔した。
自分の力では到底助けることなど不可能でありやり場のない思いを抱えていたところ、文の所在を偶然知ったことで後悔は憎悪へと変化。文への復讐を遂げるためにレジスタンスに参加し文に近付き、チャンスを待った。そこに主人公達が現れ、これを利用することに決めたのだ。
- 四季映姫
内藤達のレジスタンスに参加、果て無き戦いを続けている。
一切の法や道理が通用しなくなってしまった世界に心を痛めている。
また、幼少時に出会った一人のストライダーの行方を追っている。
この動乱の世を歩いていればいずれ彼に会えると信じて・・・
二派の争いには中立を貫いている。
彼女の心には、けして曲がらない「正義」が存在している。
また内乱が発生し墨樽、内藤の両名が死亡した場合彼女がリーダーとなり残党を率いて戦うことになる。
- 比那名居天子
暴動に巻き込まれ殺されかけるもののすんでのところで脱出。外の世界を放浪し続け衰弱しきったところをレジスタンスに保護される。
しかし、家族を目の前で殺されたショックから半年間口もきけない程の廃人状態に陥っていた。
絶望の淵から這い上がった彼女は長かった髪を切り、自分を命がけで護ってくれた家族に報いるため、そして行方不明になった兄を捜すために自らレジスタンスに志願した。
彼女の旅路の果てにあるものは希望か、それとも絶望か、はたまた別の何かか…?
内藤派。
- ナズーリン
かつて星とはぐれたさいにBoooooooomerangに拾われそこで働くことになる。
射命丸、ギリアムと同様各地で諜報を行っている。
しかし他の二名と違い自分はけして表に出ず「ネズミ」と呼ばれる大量の部下を各地に放っている。
「ネズミ」の情報網が無ければBoooooooomerangは崩壊しているだろう。
ナズーリンと「ネズミ」の存在を知っているのは幹部のみ、存在そのものがレジスタンスのトップシークレットである。
しかし、「ネズミ」の存在と、それの統率者の存在は、各勢力とも察知しているので血眼になって探している。
その為、現在の星の動向も察知しているが、只でさえ内部問題を抱えているのに、情報網が崩壊する危険は1ミリたりとも犯せないため会えずにいる。
「ネズミ」の構成員、具体的な能力、プロフィールはナズーリン以外には内藤と墨樽のツートップしか知らず射命丸などの幹部からは不満の声も上がっているが、現状最も成果を上げているのがナズーリンのチームのため何も言えずにいる。
両派の争いには中立を貫いているが、心情的には墨樽派。
なお、射命丸と比べると外部の捜査力は上回っているものの、内部での味方を騙す能力や渡世力では下回っているため、
射命丸に危険だと判断されると、世界が平和になってきてネズミが不要になった時点で合衆国などのスパイだという嫌疑をかけられ謀殺されてしまうことがある。
射命丸もそんなリスキーな行動はそうそうしないが、このイベントが起きるとBoooooooomerangが大幅に弱体化してしまうので注意が必要。
また、もしも切り捨てられたと思ったネズミ達が報復や裏切りを行った場合、内ゲバが収まり和解済みでも弱体化どころか完全崩壊する。
その場合射命丸は、ネズミの全容と真実を知る墨樽と内藤に問答無用で制裁、処刑される。
仮に逃げてもレジスタンスの生き残り達は何処までも射命丸を追撃してくる、面倒に巻き込まれたくなかったらこの時代の射命丸は切ろう。
- ザイド
リトルランプライトの用心棒をしようと門を叩くが、あっさり門前払いされたところに内藤達と遭遇、レジスタンスに合流する。
一応ちゃんとこの世界の行く末を憂いているのだが、誤爆の内容が以前と全くブレないためあまり信頼されない。
内藤派。
- トランクス
Boooooooomerangの若きエース。
彼の住んでいた場所は、ベジータが無双していたため誰も手を出さず平和だった。
ある時、外の世界に触れ現実を知った、母が亡くなったことから知識だけでは知っていたが、そこには想像を超えた地獄が広がっていた。
元来正義感の強いトランクスは、力があるのに何もしないことが耐えられず、父と大喧嘩の末、家を飛び出しレジスタンスに入る。
射命丸からは理想に酔ったボンボン扱いされ入隊を反対されたが、実力を見せつけ一発合格した。
戦闘能力では最強だが、まだまだ精神面で未熟な点がありそこを付かれると脆い。
また信じがたいことに、ウェストの事を先生と呼び科学の薫陶を受けている(ウェストも満更ではないようだ)。
母譲りの才能とウェストとの付き合いで、科学者としても一流である。
故郷に残した妹のことを思い出すため、天子の事を気にかけ兄のことを探す手伝いもしている。
マン・オブ・トゥモローのことは、何とか説得したいと思うも未だ実力では及ばずに苦悩している。
両派の争いには中立を貫いている。
- サコミズ・シンゴ
Boooooooomerangに所属する超能力者。
2020年に平和を求めて戦うBoooooooomerangに志願して入って来た。
過去の経歴がいかなるデータベースにも一切存在しなかったため敵方のスパイを警戒する射命丸などは大いに難色を示したが、内藤の。
「うはwwwwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwwwww。」
で許可された。何でも何かを感じ取ったらしい。ちなみに後でこのことを聞いた臼姫に内藤はぶっ飛ばされた。
超能力は弱く簡単な治療しか出来ないが、訓練指導や現場指揮などの指揮官の才能をもち、内藤、墨樽の信頼も厚い。
現状に心を痛めており、なんとかしようとしている。
どちらの思想も理解できるため、なんとか和解を狙っているが空回り、射命丸などは失脚を狙ってきている。
よくギリアムと話している光景が見られる。
何か重大な秘密を隠しているようだが…?正体はゾフィー。
同類に失望し光の国を出奔。
宇宙からの観測と光の国での話の限り、事実上光の巨人のせいで大ショッカーが発生したことを理解。
自分のせいでという罪悪感に支配され、地球に再び向かおうとした。
しかしウルトラの父に察知され、連れ戻されそうになる。そこである案を申し出た。
「我々は神ではない、姿を変えたヒトだ、守るものを己の好き嫌いで決める権利はない。」
「10年、10年間私は地球で彼らを見続けよう。我々にとっては短いが地球人にとっては長い、前に進もうとするか、他者の未来を奪い滅びに進むか判断するには十分だ。」
「もしその間にヒトが変わらずとも、私はケジメを付けなければならない。」
もし10年以内にヒトが変わりより良い未来の為に歩き出せればウルトラマンとしてこの星を守らせて欲しい、変わらずともか弱い地球人として、人間のために戦う。
その意思と覚悟を見たウルトラの父は極秘裏に許可、ウルトラマンとしての力をほぼ全て没取した。
そして名前を変え地球へと降り立った。
そして、この世界では本当に数少ない、皆の平和のために戦うBoooooooomerangに入る。もし希望を取り戻していたら、和解してウルトラマンとしてのパワーを与えてくれ、ゾフィーは復活。
強大な味方になるだろう。
取り戻していなければ、事情を聞き互いに干渉しないことになる実はたまに輝夜のインペリしゃべるナイトに「ミスター・ファイヤーヘッド」としてゲスト出演している。
……のはいいのだが、何故かキャラが豹変、良い事を言っているのに過剰に自画自賛して台無しにするという残念な人になっている。しかし、視聴者からの人気は高い。
これは視聴者のためにあえて道化を演じているのか、それともこれが「ウルトラ一族のゾフィー」或いは「Boooooooomerangのサコミズ・シンゴ」の枷から解き放たれた素の彼なのかは不明。
いいんだよ、隊長だってたまにはハメを外したいんだよ!
「Boooooooomerangに必要な心構えは引かぬ!媚びぬ!省みぬ!だ!」
- 吾輩の名は、大・天・才・ドクタァァァァァア・ウェェェェェェェェスト!!
本名はハーバード・ウェストらしいが詳細不明、いつも上のような名乗りをあげる。
エレキギターを掻き鳴らしながらのため、ものすっごいうるさい、内藤並にうるさい。
天才と何とかは紙一重とは言うが、むしろ完全に向こう側の存在、
Boooooooomerangの科学技術、魔道技術、メカニックを全面担当している。
脳味噌は完全にアレだが凄まじい天才、核兵器の直撃も防ぐ携帯型電磁バリアを作成し数多くの味方を救い、彼の作成した「破壊ロボ」がBoooooooomerangの主戦力の一つ。
整備物資が少なくなっても、ウザイ文句を言いながらあれやこれやの工夫で何とかしてしまう。認めたくはないがこの世界最高の天才の一人。
昔は、合衆国で悪の科学者をノリ100%でおこなっていたのだが大暴動で町が壊れ、運命の日で彼の(本人は死んでも否定するだろうが)宿敵が死亡する、その上大統領はおかしくなり、美学もクソも無いような悪党が出始めてきた。
そんな時内藤達に出会う、お互いに何かを感じ取ったのか出会い頭に内藤と馬鹿騒ぎをおっぱじめ、臼姫に纏めてぶっ飛ばされる。
その時を境に内藤達につきまとい始め、いつのまにやら自作の人造人間とレジスタンスに入っていた。
臼姫が死んだことには結構ショックを受けたが、あの世で決着をつける相手が増えたと思っている。
ウェストはいちいち名乗りまくり、その頭脳も知れ渡っているため敵対組織には「ネズミ」の統率者と並ぶ最重要ターゲットでもある。
ちなみに、狐面の男のスカウトを受けたこともあるが、何かウジウジしてたのが気に食わなかったのか、その場にいたオルステッドに「ヘタレ凡人伊達眼鏡」と連呼したため破談になった。
派閥しては中立、だがどっちの派閥も、欲しいんだけど欲しくないと思っている。
- エルザ
ウェスト謹製の女性型人造人間、語尾は「ロボ」。
運命の日に彼女の(本人は絶対に否定するだろうが)ダーリンが死亡。
一時は失意のドン底に沈んだものの立ち直り、レジスタンスでその火力を振るっている。
基本的にウェストに同行し護衛を行う。
武装は、その怪力から振るわれるトンファーと「我、埋葬に能わず」という名の魔導砲。
派閥は内藤派、外見などは似ても似つかないが、その行動姿勢がちょっぴりダーリンに似ているかららしい。
- ギリアム・イェーガー
多くの友を失いつつも、力なき人々を守るべく、内藤達のレジスタンスに参加。文と共に諜報役を務める。
その一方で、ブラックサンを止めるべく仮面ライダーシャドウと共闘したり、レジスタンスとαナンバーズのパイプ役となったり、独自に光の巨人と接触し、説得しようとしたりと割と縦横無尽の活躍をしている。
また、『地球人』の意識を植え付けられている三つ目の女を除くと、
この魔法、妖怪、ロボット、異星人までもが混じりあうこの異常な世界が、
『地球(マザー)』によって作り出された「失敗した実験室のフラスコ」であることに気づいている唯一の人物である。
なお、現代編から全く老けていない。
なまじ予知能力があるため、致命的な事態が発生したときに自分ひとりで動こうとする「傲慢」さを持つ。
その力によって「破滅の未来」を予知してしまった彼は……。だが、もし彼に皆の底力を信じさせる事が出来たら…。
ギリアムの好感度が高いとこの予知について聞く事が出来、ネガティブになったギリアムを説得する事が出来る。
しかし、内乱が発生した場合は「破滅の未来」を変えるため、独自の行動を取り始める。
もしも、彼にかつての正義を取り戻す事ができ、かつ「Boooooooomerang」が無事和解出来れば、彼に人類に絶望したかつての友を説得させに行かせる事が出来る。
「ダン、お前達の精神は本当に成熟していると言えるのか……?」
墨樽派だが説得して、かつての正義を取り戻せれば内藤派になる。「破滅の未来」を変える為にギリアムが取った行動は自ら「悪」として世界を統一するというもの。
こうなった場合、新たな悪勢力「ネオ・アクシズ」が出現。ギリアムは「アポロン総統」となってしまう。
しかし身内には甘いのがギリアム。「Boooooooomerang」が絆を取り戻していたり、αナンバーズ相手だったりした場合は、手心を加えてしまうという「悪」であるには致命的でしかない弱点がある。
よって言い方は悪いが隙は割と多い。アポロンと対峙したメンバーの中に、ギリアムとの好感度が高い主人公、アムロ、仮面ライダーシャドウ、人間への信頼を取り戻したダン、和解が成立した状態の内藤もしくは黒樽のいずれかがいると、選択肢「償うために生きろ」が出現する。
これを選択してもギリアムはヘリオス要塞と運命を共にするが、例えどんなに傷付き疲れ果ててしまっても彼もまたヒーローである。
世界が狂気と混沌による絶体絶命の危機に陥った時、黒き堕天使は未来を変えるために再び舞い降りる―
X-MEN
ブラザーフット・オブ・ミュータンツおよびアポカリプス、その他の悪勢力に対して戦い続けている新人類の集団。
プロフェッサーXなる謎の人物に率いられており、その目標は「新旧人類の共存」。しかし、ただでさえ困難な理想である上に、この荒廃した世界において他者との共存を目指す余裕を持っている者はおらず、かなりの劣勢を強いられている。結果的に賛同者も少なく、勢力としては極めて弱小。逆に、各メンバー共に確固たる信念と覚悟を以てX-MENに参加したという事でもあり、結束力は高く、人材不足ながらも個々の戦闘メンバーの実力は決して侮れないものである。
各地には、エレクトロが開発したX-オティカ号という名のステルス機能付き輸送機で移動する。
- プロフェッサーX
エックスメンを率いる指導者。現在確認できる3人のオメガ級ミュータントの一人。
「脳を繋ぐ程度の能力」だと自称するが、この世界における最強のテレパスである。
荒野の何処かに『恵まれし子らの学園』と呼ばれる拠点を築いており、其処で若いミュータントたちの指導を行っているほか、いまだ能力に目覚めていない新人類と脳を繋ぐことで、その覚醒を促したりしている。マグニートー、アポカリプスともかつて交友があったようだが、現時点では対決する以外の道はありえない。
子供に対しては優しく接するため、「リトルランプライト」の子供達とは友好的な関係を保っており、彼らの危機には何をしてでも駆けつけるだろう。木山春生。
かつて幻想御手(レベルアッパー)と呼ばれる事件を引き起こした能力者であると共に、子供たちの事を誰よりも深く愛し、その将来を憂いていた教育者。
世界が核戦争に向かって直走り続ける中、彼女はそれに対して子供達のみを守ることを考え行動していた。しかしある時、彼女の受け持つ生徒が、何者かによって攫われてしまう。スカーレット社の社長令嬢と名前が似ていたからという、たったそれだけの理由だった。警察は手掛かり一つ掴むことができず、時間は過ぎ行くばかり。
そんな彼女の前に、一人の男が現れ、酷くしゃがれた声で言った。「安心しろ。お前の生徒は必ず無事に連れ戻す」
そして、その男はそれを実行して見せた。
薄汚れていたし、得体の知れない臭いもした。白と黒のインクが滲んだようなマスクは不気味だったし、その喋り方は狂人のそれだ。はっきり言って危険人物以外の何者でもなかった。だが、その在り方は、この社会の倫理が地の底に落ちた時代にあって、まるで聖戦士のように見えたのである。
それからしばらくの間、ろくに食料を確保する当てもなかった男は、時々、彼女の元を訪れるようになった。というか無理やり来るようにと命じたのだが、まあ、楽しかった。殺伐とした性格の男だったけれど、その在り方はとても眩しかったから。しかしそれも、男が不意に姿を消したことで途絶えてしまう。やがて彼女は、彼が自らの理想を貫いた末に死んだと聞いた。
であれば、自分は彼に倣って戦うべきだと考えた。
彼のマスクを簡略した「X」の文字――それは子供達の未来を示す未知数でもある――を継ぐ人々。
即ち「プロフェッサーX」、そして「X-MEN」として。
パニッシャーと同じくロールシャッハの意思を受け継いでいると言えるが、二人の選んだ道は対極だ。
それ故に分かり合うことは決してない。
だが『朝倉涼子』が帰還すれば、お互いに良い友人となれるだろう。
- サイクロプス
隻眼から強力なビームを発射するミュータント。
X-MEN戦闘チームのリーダーとして、個性豊かな面々を纏め上げ、この世の悪に完全と立ち向かっている頼れるお姉さん……である、一応は。
好き勝手に遊びまわるウルヴァリンを追い掛け回したり、周囲の目を気にせず服を脱ごうとするプロフェッサーXを着替えを持って追い掛け回したり、予算のキャップが何故か増える事に頭を悩ませたり、いう事を聞かないブギーポップを正座させてお説教させたり、『恵まれし子らの学園』の委員長として頑張っている。
一応は教師なのだが、何故か制服を着ているせいで、生徒からも教師扱いしてもらえず、更にドジッ娘な面もあったりするので、スットコ呼ばわりされる事も多い。愛されキャラである。鈴仙・優曇華院・イナバ。
永琳の側近として、永遠亭の敷地内で起こる私戦などを鎮圧する自衛部隊を任されていた過去を持つ。しかしラジオへ届けられる手紙やらで世界の情勢を知り、このまま報道するだけではなく、もっと行動するべきではないかと考えた末、腹を括って永遠亭メンバーと話し合い、離脱。月と地上の民が共に暮らせるようにという理想を胸に秘め、X-MENへと加入した。
彼女が現在のような逞しさを得た理由は、その狂気の瞳が世界の狂気に同調して暴走、視力が失われつつある事に起因する。永琳でも治療が不可能なこの病を前に、鈴仙は光を失うその時まで抗う事を決意した。現在すでに片目は見えないが、彼女は決して折れずに前を見据えている。そう、かつての日の友達がそうであったように……。
- セイバートゥース
数少ない戦闘要員であり、基本は学園で子供たちに勉強を教えている。
驚異的な再生能力を持ち蓬莱人にすら匹敵する不滅の肉体を持つ。
全身の骨格、牙、爪などをアダマンチウムという合金に置き換えられ、それ以外にも肉体の半分以上が機械化、遺伝子レベルでの強化も施されているため、見かけによらず、重く強烈な打撃を敵に打ち込める。その上体内に組み込まれた何らかの装置により、幽霊などのオカルト的存在とも戦える。
戦闘スタイルは野獣そのもの、爪で敵を引き裂き、牙で噛みちぎり、口から破邪の閃光をぶっ放す。
切り札として、虎の獣人に変身、恐るべき戦闘能力を発揮するが、その姿を嫌う彼女は滅多に変身したがらない。
しかし仲間の危機にはためらうこと無く変身、圧倒的な獣性と力を見てハングリータイガーとも呼ばれる。
しかし普段は穏やかで心優しいドジっ子おねいさん。
子供たちに慕われジョンによくいじられる。寅丸星
大暴動の後、白蓮達は殺されたがナズーリンと共に生き残る。
荒野をさまよっていたところ大ショッカーに拉致され、改造処置を受ける。
全身を遺伝子・機械化により強化、骨格をアダマンチウムに変えられ、所持していた宝塔を組み込まれ、姿は異形となる。
しかし脳改造直前に、仮面ライダーシャドウの攻撃を受け一時的に警備が麻痺したときに脱走。
その後プロフェッサーXに遭遇、白蓮と似た理想を求めるプロフェッサーXに賛同しX-MENに入る。
異形となった自分の姿と牙に今の名は相応しくないとし、自らの名をセイバートゥースと改めている、しかし学園の子供からは似合わないと言われている。
同時期行方不明になったナズーリンを探している。
本人は知らずプロフェッサーXも気付いていないが、因果すら歪める金運を所持、実はそれこそが彼女のミュータント能力である、その為学園がキャップに困ることはない。
- ウルヴァリン
数少ない戦闘要員の一人。学園の教師の一人なのだが、生徒を指導するよりも悪い遊びを教えることの多い、不良的なポジションに収まっている。
驚異的な再生能力、不滅の肉体、アダマンチウムで強化された全身の肉体、小柄な体格に見合わぬパワーとスピードなど、セイバートゥースと似通った面が多く、セイバートゥースから一方的にライバル視される一方で、サイクロプスからは色々と注意やら指導やらを受けていたりもする。ただ自由気侭にみえて仲間を強く信頼し、殺しさえも躊躇せずに行うあり方は、この黙示録的世界においてX-MENたちを守っているのも事実である。犬走椛
世界平和を謳う幻想教を信じて入信するも、ドッグフードに洗脳の薬を混ぜられ、早苗の意思(と周りは思っている)によって動く走狗と成り果て、大ショッカーから流出した改造手術を受けた結果、記憶や人格が混濁、もはや世界崩壊前とは別人へと変貌を遂げている。
数々のヒーローと対決し、殺害したが、最後に殺したロールシャッハの意思の強さに何か感じ入るところがあったのか、幻想教を脱出。荒野を放浪した末、同じくロールシャッハの意思に魅せられた女性率いるX-MENに加入することとなった。
- ジョン・スミス
エックスメンの構成員。
特に何の能力ももたない一般人であるが、プロフェッサーXの思想に賛同し、プロフェッサーXからもその素性を見込まれてエックスメンに加入した。
本当に何の能力もないので学園では雑用担当だが、時に彼の存在が事態を好転させる事もある為、周囲からも一目置かれ、「本当に旧人類なのか?」と疑問に思われる事も。
いかなるミュータントだろうと自然体で接する彼は、プロフェッサーXの思想を体現した存在と言える。
事なかれ主義を装いつつも、いざという時は決める男。
決め台詞は「世界を大いに盛り上げるエックスメンをよろしく!」キョン。
かつてSOS団に所属していた世界のバランスを保つ一般人。
神の如き少女、宇宙人、未来人、超能力者と面白可笑しく学生生活を送っていたが、大暴動の中でハルヒ、古泉は犠牲になり、みくるは行方不明になってしまった。
そして、世界は新旧人類が対立する醜いものへと変貌してしまう……。
しかし、彼はかつて確かに垣間見たのだ。宇宙人も、未来人も、超能力者も、そして一般人も共存し、楽しく過ごせた時を。
……やがて、エックスメンの存在を知ったキョンは、「ジョン・スミス」の名で加入する。
かつて自分達が当たり前のように存在出来た世界を、取り戻すために。実のところ、大暴動の際に長門に守られるだけで何も出来なかった自分を悔い、この10年間、長門に師事する形で己を鍛え続けている。
その結果、鹿煎餅で巨岩を一刀両断する程度の戦闘能力を得るに至った。この世界に鹿煎餅なんてあるのかよ?
よっぽどの事がない限りは雑用に徹しているものの、いざと言う時は鹿煎餅と洞爺湖と銘が彫られた木刀で敢然と悪党に立ち向かう。
「ハルヒ、俺はな……」
「戦う為に、ここに戻ってきたんだ」
- ブギーポップ
エックスメンの構成員で魔法使いのような格好をした少女。学園では図書館の司書をしている。
魔法が如き能力と驚異的な身体能力で人材不足のエックスメンの戦力を支える功労者。
極稀に、ワイヤーを使った攻撃を披露するとかしないとか。
また、ハッカーとしても優秀で、合衆国のコンピューターに入り込んで情報を仕入れてくるなんて事もやっている。
無口無表情な性格だが、ジョンは彼女の感情を完璧に読み取れるらしい。
彼女にお勧めの本を問うとその人の心境に合った本を提示してくれるので子供達には司書のお姉さんとして慕われている。
プロフェッサーXの指示に沿って行動するが、最終決定権はジョンにある。長門有希。
かつてSOS団に所属していた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。
キョンと共に大暴動を生き残り、行動を共にしている(というより、大暴動時に彼女が側にいたのでキョンは生き残る事が出来た)。
観測対象のハルヒがウルトラマン達によって封印されたため、情報統合思念体からは帰還命令が出たが彼女はそれを拒否、この世界においても希望を捨てないキョンと共にエックスメンに加入した。
情報統合思念体には新人類と現人類が共存できるかを見届けるという名目でこの世界に残っている。
その凶悪な現実改変能力は健在だが、キョンからは「あんな安直な方法で世界を救おうとするな」と言われているので基本的に自分からは絶対に使わない。ただし、逆に現実改変を行おうとする相手に対してなら……。
幻想郷の大結界が加齢、老化を抑止し、出生率を低下させている事に気付いている数少ない人物。
光の巨人達の動向も把握しており、キョンしか気付いていないが、結果的にこの世界を荒廃させた彼らには強い怒りを覚えている。
キョンに言わせれば、「ウルトラマンが好きだったからこそ、怒っている」との事。その言葉が示すように、彼女の私室には古ぼけたウルトラマンのお面が置かれている……。
一方で、キョンを救うためにハルヒと古泉を見殺しにせざるを得なかった事には人知れず苦悩している。
- アイスレディ
X-MENにおける戦闘員の一人。
明るい性格をした美女。戦闘力は(二重の意味で)X-MENでも一、二を争うほど。ある側面においてはブギーポップを上回るほど。主にスタイル的な意味で。劣勢に立たされているX-MENにおいてムードメーカー的な役割を担っている。『恵まれし子らの学園』における女性教師の一人。
戦闘能力としては、とにかく頑丈で、生半可な攻撃には屈しないタフネスと再生能力を誇り、アイスソードを手にし、冷気を操って戦う。
戦いの中で能力は進化。彼女の冷気は絶対零度に達し、肉体を粉々にされようとも水分があれば氷結させ、肉体を再構築可能。さらに体を完全に蒸発させ気体となり、敵施設に潜入した後で気体から肉体を再構築可能……という尋常ならざる領域にまで達している。
プロフェッサーXの見立てでは「冷気を操るのではなく、分子の振動数を自在に操る能力なのではないか」との事で、このまま進化が続けば4番目のオメガ級ミュータントと呼ばれる日も近い、とされている。レティ・ホワイトロック。
行方不明になったチルノを探している内に、戦乱に巻き込まれ、数えきれないぐらいの子供達の死体を発見。
その時に感じた義憤から、同じく子供たちの未来を憂いていたプロフェッサーXと合流。X-MENの戦闘員として戦うようになる。
しかしチルノ探しを諦めたわけでは無く、X-MENとしての戦いの傍ら、常に情報を集めている。
- ナイトクローラー
この世界において、かなり強力なテレポート能力を持つミュータント。
戦闘能力も高く、様々な毒物を仕込んだ鉄矢を悪党にぶち込んでいく。
悪勢力から盗んだ食料などを困っている弱者達に分け与えていたため、民衆の人気は高い。
マグニートーとアポカリプスに因縁があるようだが…。白井黒子
大暴動を、自らの能力を駆使して何とか生き延びたが、お姉さまと慕う女性と逸れてしまう。
その後、彼女を探しながら旅を続けていたところ、悪党共に物資を奪われ、嘆く弱者達を発見。
「お姉様なら、きっとこうしますわね……」
能力を使い、物資を奪還。ついでに悪党を退治したところ、えらい感謝され、以降も活動を続ける事に。
その内、かつての関係者でもあったプロフェッサーXから打診を受け、X-MENに加入。顔が割れてきたため、全身を青色の悪魔じみた戦闘コスチュームで覆い、ナイトクローラーを名乗る様になる。もっともミミズという意味のコードネームにはあまり納得いってないようだが。
美琴と佐天の現状を知り、救うか、でなければせめて旧友の自分の手で、と思っている。
ある時期Boooooooomerangと秘密裏に接触、平和を求める姿勢から支援を約束。「ネズミ」の一匹となる。
- ワイヴァーン
X-MENにおける戦闘要員の一人。
神をも斬るとされる魔剣を自在に操り、魔法も使える魔剣使い。
学園では「教師なんかガラじゃないぜ」と言ってジョンと共に雑用役になろうとしたら、何故か生徒に下がっていた。「なんでだ!?」と猛抗議するが結局そのまま。
本人は「不良」を気取っているものの、そう言うには苦労性過ぎであり、ウルヴァリンほどはっちゃけていない。「不良」じゃなくて「不幸」だという声も。
周囲が(ギャグ的な意味で)大暴走してしまうと同じく苦労性のジョンと2人胃を痛める。
コードネームはかつての二つ名から取ったとは本人の弁。どこぞのストライダーとは無関係である。柊蓮司。
世界を幾度も救ったとされるウィザード。
大暴動でウィザードは壊滅状態になり、柊も生き延びる事は出来たものの、多くの仲間を失っている。
その後、一時期マグニートーと名乗る前の御坂美琴と出会い、彼女と行動を共にしていたが、ワンダーランドの部隊の襲撃を受け、力なきミュータント達が犠牲になった際は間に合わなかった。
その事でワンダーランドに強い怒りを持ったものの、美琴がブラザーフッド・オブ・ミュータンツを結成した際には「新人類による現人類の支配」という彼女の考えに賛同出来ず、決別。
以後は美琴を止めるためにブラザーフッド・オブ・ミュータンツと戦っていたものの、彼女の能力故に苦戦していたところをプロフェッサーXの打診を受けてX-MENに参加した。
その経緯から、ブラザーフッド・オブ・ミュータンツからは皮肉たっぷりにかつての二つ名「裏切りのワイヴァーン」と呼ばれる。
美琴からはその不幸っぷりから「アイツ」と面影を重ねられ、柊もかつての戦友と同じ名と、幼馴染と似た声を持つ美琴を気にかけていた。
彼の持つ本当のミュータント能力は「あらゆる概念を下げる」事。制御出来ていないため、基本は自分に関する事が下がっているが、その真価を発揮すれば、相手の能力を下げる事すら出来る。すなわち格上の相手であろうと自分の土俵にまで持ち込む事が可能になる。
- エレクトロ
X-MENの戦闘要員兼メカニック担当。
軍服を着た電気使いの空手家である、普段は化学の授業を子供たちに教えている、その際には軍服を着ないためか髪型が変わっている。
決して弱くはないがマグニートーほどの力も凡用性も無い。
しかし、放電の出力と合わさった格闘術は、近接戦闘の鬼神と呼ばれるほどであり、電磁波を発生させ電子機器の妨害を行い対ミュータント兵器を無効化できるため重宝されている。しかもエレクトロには対ミュータント装置が一切通用しない。
また高い知性と科学力を持ち事実上のメカニック担当でもある、基本前線に出るよりこっちの担当が多い。
とんでも無い大食いであり、それなり以上に食う他の面子を引かせたほどの食欲を持つ。ただ、彼よりよっぽど小柄なブギーポップが同じくらい食うので相対的にマシに見えるとも。
老化が限りなく遅延している世界には珍しく白髪が少し目立つ。アカツキ試製一號
大暴動の後、白蓮の組織に加盟しながらムラクモのクローン狩りを続けていたが、組織が崩壊、散り散りになる。白蓮を守れなかったことを悔いており、その事が仲間を決して見捨てずに守る彼の生き方を決定づけた。
かつての仲間を探しながらクローン狩りを続けていたところ電光戦車の群れを発見。探査機器を妨害しながら追跡したところ、戦車達は襲撃を開始した、そこで襲撃を受けていたのは、姿は少し変わっていたものの星であった。
とりあえず戦車をスクラップに変えた後事情を聞いた。
事情を聞いた後、無事とは言えないがかつての仲間の生存に安堵、もし他の仲間を見つけたら知らせるとしてその場を去ろうとした時に、プロフェッサーXがテレパスで話しかけてきた。
「君の目的に協力と支援を行うため、私たちの助けになってもらえないだろうか」
「それに、頭を少し覗かせてもらったがその体の限界も近いのだろう?」
アカツキは体質により他の人間よりも、遥かに電光機関の負担が軽かったが20年近く使い続ければ負担は蓄積、髪にも白髪が混じり始め限界が近づいていたのも事実。
それに電光戦車があるということは、間違いなく何らかの形でムラクモが大ショッカーに関わっているはず、すでに単独行動に限界を感じていたアカツキはその案を呑むことにした。
最近は、本心からプロフェッサーXの思想に賛同しかけている自分に気付いてきている。
コードネームは電光機関持っているからエレクトロ、安直とも言えるネーミングに最初の内アカツキは嫌がったが慣れてきた。アカツキの肉体は限界が近く、戦闘に出るたびに消耗していき、限界を超えれば死亡。
肉体の消耗度は、白髪の面積で判断可能、大技をぶっぱなせば消費は進行するので注意。
対処法の一つに改造手術がある。
善ルートでも、理由が理由のため改造処置を行っても味方の好感度は下がらない。
アカツキの改造にはこの世界の何処かにある「超電子ダイナモ」が必要。
もしこれを入手し組み込めれば、電光機関が進化し、超電光機関になる。
完全に肉体と一体化した超電光機関は、出力はアップし、さらに負担もゼロになる。
一定時間限定だが、全能力が飛躍的に上昇する「チャージアップ」も可能。
この状態になると、神風は「超神風」に進化、全出力を一撃に載せ叩き込む「桜花」も使用可能。
また一種の自爆技ではあるが、相手の肩に両手刀を当てて動きを封じ、全エネルギーを相手に注ぎ込んで破壊する技、「散華」も会得、この技は運が悪ければアカツキが死ぬので最後の切り札にしよう
- D
プロフェッサーXと共にX-MENを立ち上げたとされる人物。
その正体はX-MENでもトップシークレットであり、彼の正体を知る人物は学園でも極僅かである。
現在は学園の地下に籠っていると言われているが……
なお、そのコードネームは「デンジャラス」を意味しているとも、「ドリーム」を意味しているとも言われている。相羽タカヤ、すなわちテッカマンブレード。
かつてαナンバーズと共に異星からの侵略者「ラダム」を撃退した「白き魔人」。
大暴動後の荒廃した世界においてもテッカマンブレードとして悪党どもと戦い続けていたが、ある時プロフェッサーXと出会い、彼女の同志として共に『恵まれし子らの学園』を立ち上げた。
彼もまた、ラダムによって無理矢理テッカマンとされた者達が迫害されるのを見ており、人類とテッカマンの共存を目指していたからだ。
しかし、長年の戦いによりブラスター化の影響が限界まで近付きつつあった彼は、それからほどなくして脳神経核が完全崩壊、廃人と化してしまう(この出来事は、プロフェッサーXが身体の限界が近かったアカツキにX-MEN加入を打診した動機の一つとなっている)。
現在はプロフェッサーXにより、彼を狙う他勢力の手から匿うために学園の地下に軟禁されている。
プロフェッサーXも自身の能力で彼を救えないかと奮闘しているが上手くいかないようだ。
もし、彼を救う事が出来れば、プロフェッサーXと並ぶX-MENの指導者として、そして一人の戦士としてその力を存分に発揮するだろう。
海馬コーポレーション
海馬瀬人が社長を務める会社。
食料や生活用品、護身用の武器、そしてマジック&ウィザーズのカードとカードバトルのためのソリッド・ビジョン及び次世代決闘盤(デュエルディスク)を 開発・販売している。
本来、企業なので中立勢力であるはずなのだが、海馬瀬人の意向で悪勢力や悪行を行う中立勢力とは一切の取引を行っていないので実質的に善勢力の一翼を担っている。なので全ての勢力に商品を売っているスカーレット社には及ばないが、それでも大企業と呼べるだけの力を維持し続けている。
特に荒廃した世界での数少ない娯楽であるM&Wは爆発的に売れており、悪勢力に所属している者もこっそりと、あるいは堂々と遊んでいる。リアルファイトの代わりにデュエルを挑んでくる者もいるので、集めておいて損はない。なぜかどの勢力もデュエルの勝敗で決まったことには口出しせず、武力行使でひっくり返したりもしない。たとえ世紀末だろうがデュエル脳は絶対である
しかしレアカードを巡って殺人が起こることも珍しくなく、それを防ごうとするとカードの価値や意味が薄れてしまうというジレンマを抱えている。
デュエルアカデミアという全寮制の決闘者養成学校を運営しており、次代を担うデュエリストを育成している。
- 海馬瀬人
海馬コーポレーションの社長であり、今では数少なくなったカードのモンスターを実体化させる能力を持つ決闘者。
高慢尊大な性格だが、不器用な優しさも持ち合わせている。
超一流のデュエリストとして世界に知られており、ただ強いカードを持っているだけではなく、カードの特性を全て引き出す大胆かつ豪快なデュエルをする。
経営者としてだけでなく戦士としても頼りになり、実体化させたモンスターを自在に操る。それ以外にもミスリルとジェラルミンの複合素材トランクケースでぶん殴ったり、コンクリートに突き刺さる威力のカード手裏剣を投げたりなど、リアルファイトスキルも高い。
大暴動において最大の好敵手である遊戯が行方不明になり、自暴自棄に近い状態になって髪を緑に染めたりしていたが、弟のモクバを守るため、何より遊戯の生存を信じて立ち上がる。
悪勢力を相手にしないのは単純に気に食わないから。
それだけの理由でビジネスチャンスを棒に振るとは普通なら信じられないが、それが社長なのである。
最近、勢力を伸ばしてきている覇王と呼ばれる決闘者に興味を持っており、いずれデュエルを挑もうと思っている。世界に海馬が持つ3枚しか存在しない青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)と絶大な力を持つ神のカード「オベリスクの巨神兵」を従えている。力押ししか出来ないのではなく、「死のデッキ破壊ウイルス」や「エネミーコントローラー」といったトリッキーなカードも使いこなし死角はない。
特にブルーアイズ三体を融合させた青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)の攻撃力は圧巻。生半可な怪人や超能力者、機動兵器では数秒で骨になること請け合いである。スゴイぞー!カッコいいぞー!
「オベリスクの巨神兵」は攻撃力こそ青眼の究極竜に及ばないが、特殊能力により周囲一帯の敵を殲滅することができるので制圧力において勝っている。これが俺のオベリスクだ!!ワハハハハ!!
- 十六夜アキ
海馬コーポレーション所属の決闘者。
海馬の信用する数少ない人間の一人であり、カードのモンスターを実体化させる能力に加え、デュエルにおいて物理的な破壊を周囲にもたらすサイコデュエリスト。超能力を保有しており、れっきとした新人類だが現人類と敵対する気は無く思想的にはX-MEN寄りである。
シグナーと呼ばれる者の証である痣を持ち、ダークシグナーと呼ばれる者達と戦う運命を宿命付けられている。
素直で心優しく、人を思いやる性格で人付き合いもいい。
超能力で相手を吹っ飛ばしたりできるがこの世界では護身術程度の代物であり、リアルファイトには向いていない。モンスターを実体化させれば大分マシになる。むしろリアルファイトスキルが高すぎる社長が異常
かつては自分の超能力を制御できずに人を傷つけてしまい「黒薔薇の魔女」と呼ばれ恐れられ、迫害されていた。そのせいで両親とも不仲となり自暴自棄の荒れた生活を送っていたが、遊星のおかげで両親と和解。超能力も制御できるようになり今のような穏やかな性格に戻った。
世界が荒廃の一途を辿る中、かつてのチームメイトであるジャック・アトラスが赤き竜と邪神の力を使って世界をリセットさせようとしている事を知り、遊星と共にデュエルを挑むが敗北。
なんとか一命を取り留めたが、アキを庇った遊星は命を落とし悲嘆にくれていた。
しかし留まる所を知らないジャックの暴走を止めるために行動を開始する。
遊星ならば、きっとそうするだろうと信じて。
今のままではジャックには勝てないと思った彼女は伝説のデュエリスト、海馬瀬人に己を鍛えてもらうべく海馬コーポレーションの扉を叩いた。
また、遊星のデッキとDホイールは彼女により大切に保管されている。シンクロモンスターであるブラック・ローズドラゴンと不動遊星から託されたスターダスト・ドラゴンを中心としたデッキを使う。
ブラック・ローズドラゴンはシンクロ召喚時に自身をリリースすることでフィールド上のカードを全て破壊することが出来る。使い所さえ間違わなければ一気に形勢逆転できる能力だ。
スターダスト・ドラゴンは逆に自身をリリースすることであらゆる破壊効果を無効化する事ができる。相手の妨害を防ぎ、自分のペースを保ったままデュエルを進められる。
他にも「ブラック・ガーデン」や「薔薇の刻印」を用いた堅実なデュエルを行う。
- クロノス・デ・メディチ
デュエルアカデミアの教師であり、実技担当最高責任者兼教頭。
片言な喋りで、「 ―ナノーネ」「 ―デスーノ」が語尾に付くのが特徴。
少々イヤミな性格ではあるが、同時に生徒を大切にする優しい面を持つ。また間が抜けた所もあり憎めない人物である。
「生徒を導くことで教師もまた成長する」という教育方針を掲げており、生徒からの人気は高い。
『古代の機械(アンティーク・ギア)』と呼ばれるカードを主体としたデッキを使い、圧倒的なパワーと罠を無効にする特殊能力は強烈だ。
超宇宙防衛機構Mydo
"Mysterious Yonder Defence Organization"、通称『マイド』。
ウルトラマン達が地球を去った後も各防衛組織は諦めずに戦い続けていた。しかし隊員達の奮戦もむなしく多くの防衛隊は「運命の日」に壊滅してしまう。だがそれでも生き残った者は決して絶望しようとはしなかった。自分達が戦い続けることで、いつか再びウルトラマン達の信頼を取り戻すことができると信じていたからだ。
その後、残存戦力が結集。新たな防衛組織を作りだした。あえて地球防衛ではなく宇宙防衛としたのはもう一度ウルトラマンと共に戦える事を願って付けられたのである。なお、あからさまな軍事組織の存在は各勢力の反感を買うと考えた為、本部施設はガソリンスタンドに偽装している。それに気付かずヒャッハー!と襲い掛かって撃退されるモヒカン共は後を絶たない。
αナンバーズやX-MENなどの各組織と協力して治安維持及び世界情勢の改善を目的としており、本意ではないが必要ならば怪獣ではなく同胞である人間とも戦う。
……しかし、その技術力と資金力は敗残兵の寄せ集めというには高すぎる物であり、その点について各勢力だけでなく所属する隊員ですら不審に思っている。単なる防衛組織として考えるのは危険かもしれない。
- 大河内神平
防衛機構Mydoの参謀であり設立メンバーの一人。
横柄で大雑把な人間だが、部下や子供に慕われ、相応のカリスマ性を持つ。
作戦指揮の際には勘に頼ることもあるなど、でたらめな面も見られるが実は宇宙物理学の博士号を取得している秀才。時折姿を消すことがあるが部下達には情報と資金集めの活動と説明している。実際すぐに戻ってくるのでそれを疑う部下は居ない。悪の秘密結社ジョッカーの総帥、キング・ジョッカー男。
元々Mydoは善悪のバランスを保つ為に善勢力支援を目的としてジョッカー総帥が作った組織だった。大河内神平と名乗って総帥が直接参加したのはその方がコントロールと現状把握を確実にできると判断したからだ。
この事実は誰も知らず、Mydo隊員は純粋に地球の事を想って活動している。実際、傾いたバランスを立て直すことがジョッカー総帥の目的なので利害は一致しているのである。基本的には隊員達の意見を尊重した活動を行うが、バランスブレイカーとなる存在が現れたときは情報を操作してそれの排除を最優先とさせる。
ゼアスを始めとした「ピカリの国」のウルトラ戦士が参加していることは知っているが、目的の邪魔にならない限りは行動を黙認する。
- 小中井仏吉
防衛機構Mydoの副参謀。
大河内と対照的に、几帳面で細かい性格。ひょうきんだが、部下を纏め上げる技量はある。
大雑把な大河内のいい歯止め役になっているが、神経質すぎるあまり若干臆病でもある。大河内参謀がジョッカー総帥だと判明した場合、大河内に変わって小中井やイデ、アイハラといった人望のある人物が総司令となってMydoの指揮を引き継ぐことになる。例え悪の手により作られた組織でも、その意思と理想が正しければ正義と呼ぶことはできるのだ。
- 朝日勝人
若干気の弱い性格をしているが心優しい好青年。
他の隊員たちにしごかれている所がよく見られるが、それは愛の鞭であり多くの仲間から好かれている。子ども好きで、よく子ども達と遊んでいる。大河内参謀達から八つ当たりも度々受けるが、それでも参謀達を尊敬しているらしい。ウルトラマンゼアス。
Z95星雲「ピカリの国」から地球にやってきた、環境保護を目的とする戦士。電動歯ブラシ「ピカリフラッシャー」で歯を磨いてかざす事で変身する。仲間達には自分がウルトラマンである事は秘密であり、誰にも正体を教えていない。
M78星雲「光の国」のウルトラ戦士達に憧れ、自分もそんな風に人々を助けられるヒーローになりたいと思っていた。戦闘能力はその時の自信の度合いに左右されてしまう。そのため、精神力の弱い状態では互角であるはずの相手にも敗北することがあるなど未熟な戦士だった。
しかし地球で様々な人と出会い、先輩ウルトラマン達に道を示され、危機を乗り越えることで一人前に成長。光の国のウルトラ戦士が地球人類を見捨てて去っていく中、自分の意思で地球に残る事を決断する。
確かに今の人類は悪徳に満ち、愚かにも滅びの道を突き進んでいる。だが正しい心を失わずに、平和の為に優しさと勇気を持って戦い続ける人々も決して居なくなりはしない。「地球を綺麗にする事は人々の怒りや憎しみ、悲しみを癒す事でもある」と信じて、人類と一緒に戦い続ける道を選んだ。
スペシュッシュラ光線、スーパーゼアスキック、ウルトラかかと落とし、ゼアスクロスVer.1.0(バージョンイッテンレー)など豊富な技を持ち、近接戦闘能力は光の国のウルトラ戦士にも勝るとも劣らない。他にも対象をワープさせるウルトラワープビーム、時間を少しだけ元に戻すウルトラリワインド、一時的に亜空間を作り出すウルトラブレンダーなど、戦闘以外にも多彩な特殊能力を持つウルトラマンである。
しかしその本領は環境浄化能力であり、半径50km以内の環境を正常化するゼアスキャンなど、環境を保護し汚染を防ぐ能力も数多く持つ。現在は荒廃した地球環境再生の為に3倍の浄化力を持つスーパーゼアスキャンを研究中。人類とは比べ物にならない程に強力な力を持っているが、過度の干渉こそが人類がウルトラマンに依存してしまった原因と考えているためにめったなことでは変身せずに朝日勝人として戦う。LSに加入する場合も勝人扱いであり一定条件を満たす敵と戦う場合以外はゼアスにならない。
なお勝人が自動販売機の前でスペシュッシュラ光線の構えを取り「シュワッチ」と叫ぶとお金を入れなくてもランダムで商品が一つ出てくる特殊能力があるので、戦闘面以外でも頼りになる……というかゼアスを始めとした「ピカリの国」のウルトラ戦士は戦闘よりも環境浄化がメインの仕事である。彼らをLSに加えると行く先々でイベントが起き少しずつ環境を再生できる。
単なる善勢力への貢献値稼ぎに思われがちだが、これを行うことでアマテラスの力が徐々に回復していく。特にデメリットがないイベントなので意識して進めていこう。M78星雲『光の国』に似たウルトラ戦士達が住んでいるゼアスの母星。ゼアスと同じウルトラ戦士達がたくさん住んでおり、M78星雲の戦士達が宇宙の平和を守るために日々戦っているのに対し、この星雲の戦士達は宇宙のあらゆる星の環境を守るために戦っている。
そのため、皆、ゼアスと同じく環境を守る力=汚染を防ぐための能力を持っている。
『光の国』同様、地球と人類を愛しており彼らほど積極的ではないが影ながら守っていた。大暴動の際に『光の国』は人類に絶望したが、「ピカリの国」は一歩引いた視点を持っていた為に地球には心優しい善き人々も多く残っている事を知っていたので支援を止めることは無かった。『光の国』のウルトラ戦士達は人類に近すぎた所為で、失望感や怒りによりその事を見落としてしまっていたのだ。
さらに、元々宇宙のあらゆる星の環境を守る事を目的とする「ピカリの国」には現在の荒れ果てた地球を見捨てると言う選択肢は存在せず、今も人類の持つ「人の心の光」を信じて共に歩んでいる。Mydoには秘密裏にゼアスと「ウルトラ出光人」を所属させて環境再生を進めさせている。
- イデ・ミツヒロ
かつての科学特捜隊隊員。
定年を迎え、のんびり発明をしながら暮らしていたが大暴動、運命の日が発生。
趣味でこっそり作っていたチート極まる発明品で、なんとか生き延びるも現状に絶望。
もう歳だし自殺でもしようかとも悩んでいたが、その知能に目をつけたMydoに誘われる。
かつて、ウルトラマンによる科学特捜隊の存在意義を、誰よりも悩んだイデは真の意味でウルトラマンと並び、共に戦うために入ることにした。
老いて尚その頭脳は健在、歴代の防衛隊全てが再現できなかった、理論上スペシウム光線と同じ威力を持つマルス133を量産する傍らで、新型の兵器や環境再生装置を作っている。
- アイハラ・リュウ
元GUYS隊長である。
大暴動時、組織としてガタガタになったGUYSを立て直そうとしていたが運命の日に完全崩壊。
それでもかつての戦友…ウルトラマンメビウスにこのままでは合わせる顔が無いと人助けをしていた所Mydoの存在を知る。
その行動理念は、かつての自分たちと同じなため入隊した。
現在、かつての仲間を探しながら戦闘機のパイロットをしている。
友の愛したこの星に、平穏で温かい、日々の未来を取り戻すために。
- アスカ・シン
かつてはTPCと言う組織で作業員をしていた、⑨である。
新たなる防衛組織の訓練校に行く寸前に大暴動発生、それどころでは無くなった。
運命の日に謎の光に包まれて生き残るも途方にくれる。
そんな時、偶然Mydoに襲撃をかけていいた悪党共を発見。
悪党共に挑みかかり、殺されかかるが中から出てきた隊員に救助される。
それが縁でMydoに入隊、不屈の魂で活躍し「不死身のアスカ」と仲間内から呼ばれるも、
リュウなどは無茶のたびに説教している。
彼自身を含め誰も気付いていないが、大いなる、爆発的なある可能性を秘めている。
しかし、アスカの持つ光は微量のためこのままでは発現しない。
だが、巨大なる存在の命の光を受けた時「それ」は目覚めるかも知れない。
- ウルトラ出光人
安心の使者「ウルトラマンHotto」、活力の使者「ウルトラマンMotto」、満足の使者「ウルトラマンKitto」の三人組で、ゼアスと同じZ95星雲「ピカリの国」出身。戦闘よりも環境浄化を得意としている。
三人は研究員としてMydoに所属しており研究所や化学開発センターなどで活動している。隊員達にはゼアス同様その正体を明かさずに一般職員として生活している。
人類がピンチに陥り、人々が悲しみや怒りの涙を流す時、彼らはウルトラ出光人へと変身し研究に研究を重ねて人類に平和と発展をもたらすのだ。
- 安心の使者 ウルトラマンHotto
得意技は人々を安心させる「ホット光線」。
この力を使って争い事を収めたり不安を和らげたりしてくれる。
- 活力の使者 ウルトラマンMotto
得意技は人々に活力を与える「モット光線」。
元気と勇気を失ってしまい沈む人達に笑顔を取り戻したいと思っている。
研究に研究をかさね、「ボトキラー・シャワー」をあみだし、さらに困難を極めた研究の末に「アダマンテート・アターック」と「ナチュラル・ポリマー・バリヤー (N・P・B)」をあみだした。
- 満足の使者 ウルトラマンKitto
得意技はまわりに光を与える「キット光線」。
最近はMottoと協力し、新技術「有機ELフラッシュ」を開発。その優しい青い光は暗闇に沈む人々の心さえ明るく照らし出す。
仮面ライダー
正義として戦ったライダーたちも次々と倒れて行った。
しかし、まだ生き残っている者たちもいる。
- 仮面ライダーシャドウ
白銀の装甲を持つ、現在活動している唯一の仮面ライダー。
月の光を浴びると能力が急速に強化されるという特殊能力を持っており、
ダークライダーの一人、ブラックサンを止めるべく、ただ独り大ショッカーと戦い続けている。秋月信彦。かつてシャドームーンと呼ばれた世紀王だった男である。
彼はBLACKと相打ちになった際のダメージにより、奇跡的に脳改造から解放された。戦死したものとしてゴルゴムに廃棄された信彦だったが、長い時間をかけて月の石が肉体を治療し、復活。しかし一方でBLACKはその傷によって斃れた際、ゴルゴムに新たな世紀王として脳改造を施されていた。
そして荒廃した世界、創世王となるべく罪無き人々を毒牙にかける親友の姿を前にして、信彦の選んだ道は『仮面ライダー』となることだった。
信彦が戦う理由は、自分を救ってくれたBLACKを悪の手から解放……破壊すること。
そして親友でもあった光太郎が戦い続けた理由である、力無き者達を守る為である。
彼が纏った仮面を外すのは、全てを終えた後であろう。
- 本郷猛
終り無き戦いの中世界が崩壊、自由と平和の守り人は世界の真実を知った。
……苦悩と絶望の中、全ては人類の為“仮面”を捨て去り……。
特別危険区域に、脳髄の抜き取られた残骸が存在する、それを調べるとアイテム、『捨てられた仮面』を入手できる。
- 一文字隼人
この全てが狂い自由と平和の意味が、忘れ去れようとする世界になっても、争いを捨てられない人類に絶望。
一人世捨て人としてさまよっている、仮に今の彼に助けを求めても冷笑され、どこかに去られるだけである。
今の彼は仮面ライダーではない、機能停止する日を待つ旧式の怪人「飛蝗男」でしか無い。全てに絶望した彼は、ジョーカーの狂気に飲み込まれてしまう。
そして新たなるヴィラン「パワーホッパー」が誕生、強敵として主人公の前に立ちふさがる。主人公が善よりであり、Boooooooomerang和解イベントが発生した後、内藤、墨樽、痛風と共にアイテム『捨てられた仮面』を持って行くと、そんな姿になるまで闘い抜いた戦友の姿に涙し、内藤、墨樽、痛風が「自分たちのように人は、分かり合える。」「あんたの相棒は、何のために戦った?」との魂の説得を受け、「飛蝗男」は2番目の戦士として蘇る。
復活イベントの後の一文字はBoooooooomerangに所属…なのだが基本的に単独行動で情報収集を行う。
また、大規模戦闘イベントの際には、変身して駆けつけるその時、敵は「力の二号」の意味を知るだろう。
――その赤い両手は、悪を砕く為にある。
- 滝和也
本郷と一文字が姿を消した世界で彼は大統領が暴走している合衆国を出奔、ある集落で子供達に仮面ライダーの活躍を伝え聞かせる生活を送っていた。
そんなある日、滝が集落を離れた隙に大ショッカーに集落が襲われ、子供達が犠牲になってしまう。
異変を察して駆けつけた滝に一人の子供が問いかける。
「どうして仮面ライダーは来てくれないの…?」
……その日、悪への怒りを胸に、人類の自由と平和を求める新たな『仮面ライダー』が誕生した。
彼はただの人間である。友たちの様に改造された事で得た力はない。
彼はただの人間である。友たちの様に異能を持たされてはいない。
しかし、たとえ報われなくても悪を憎み、正義を愛する『魂』を持つ彼は、まぎれもなく『仮面ライダー』である。
- 風見志郎
BADANとの戦いの中、並行世界の大首領『JUDO』が現実世界へ具現するためのゲートを使った際に、復活を防ぐべく捨て身の大技「V3火柱キック」を使用。復活は阻止できたものの代償は大きく、ダブルタイフーンに損傷を受け変身ができなくなってしまっている。
それによりBADAN亡き後は一線を引いていたため、暴動に巻き込まれることはなかった。しかし、この一件を境にライダー達が次々と倒れていることを聞き、弱き人々を守ろうと決意。V3へと変身できずとも最後まで仮面ライダーとして戦うことを心に決め、終わりなき戦いの中に再び身を投じることに。
現在は戦いの中で散っていったライダーマンの形見『カセットアーム』を武器に使い、各勢力の情報を得るために傭兵をしながらかつての仲間達を探している。
もし彼のダブルタイフーンが修復できたならば、悪に逆らう正義の嵐が再来するだろう。
- アマゾン(山本大介)
大ショッカーの技術により復活したゼロ大帝率いる獣人軍団に敗れアマゾン自身の命とも言えるギギ・ガガの腕輪を左腕ごと奪われて死亡。しかし、遺体はなんの保存処置もされていないのに腐敗することなく残っている。奪われた二つの腕輪が揃えば、あるいは……?
- 城茂
ジェネラルシャドウとの一騎打ちに敗れ死亡。
彼の唯一完全な形で残った身体のパーツ『超電子ダイナモ』は、立花藤兵衛により岬ユリ子と同じ墓に埋められている。
- 五代雄介
既に死亡している。
暴動が起こった日にニコニコ県を離れていたため難を逃れたが、一条刑事をはじめとする知人たちは全員死亡するという悲劇に直面。
悲しみも癒えぬうちに再びグロンギが活動を始めた噂を聞き、人々を守るために戦いに身を投じるも、最終的には敗北。ゲゲルの標的の一つとして殺害された。
しかし彼の死体からアークルは発見されなかった。これを手にすれば、或いは……。彼が死亡したという情報を手に入れず特別危険区域に行くと、黒目のアルティメットフォームで出現するようになる。
今彼を動かしているのは悪への憎悪のみ、悪勢力で無いければ襲いかかってこない。
協力してもらえるのなら強力な味方になるだろう、彼がまたみんなの笑顔の為に戦おうと立ち直れればの話だが……。
- 津上翔一
暴動で人々を守った後に消息不明となっているが、辺境で暮らしている。
再び記憶喪失になっており、自分がアギトだということを覚えていない。
彼が住んでいる地域にはアンノウンは出現していないうえ、悪人たちもほとんど存在していない。
ときどきいなくなる彼を探していると……。
- 城戸真司
新聞部のよしみで文と共にレジスタンスに参加。その時に友人の蓮、海之、美穂も誘って参加している。
しかし暴動から人々を守る中で死亡により、ライダーバトルを脱落した。
手塚海之も同様に死亡し、ライダーバトルを脱落している。
文がかつて保身のために大妖精を大統領に売ったことを許していなかった。
龍騎のカードデッキの所在は不明。神崎士郎が回収したのか、未だに瓦礫の下なのか・・・
真司の身体は蓮と美穂によりスカーレット社で冷凍保存されていたが、鏡面の真司がそれを乗っ取り利用している状態にある。
ちなみにライダーバトルの脱落者は真司と海之のみ。過去に干渉したPC達の活躍により辛くも逃れるもその際にカードデッキを失う。
彼は彼を亡き者にしようとする鏡面真司の追っ手から皆を護るため、そして、大妖精を助けるため合衆国に潜伏。
機を見計らって大妖精を救出した彼は合衆国と大ショッカー双方から逃げ回る立場となっている。
真司のカードデッキを発見している・この世界の文とよっちゃんの好感度が一定以上という2つの条件を満たすことにより情報を掴んだ文から彼等の救出のクエストを受けることができる。
バラバラになってしまった絆と、正義という名の願いのため戦うライダーを復活させられるかどうかはPC達の行動にかかっている。
- 秋山蓮
大統領による爆撃で恋人が入院していた病院が倒壊し、「恋人の意識を取り戻す」という願いが実現不可能になった。その後しばらく虚無状態が続いていたが、真司と海之の死に直面。共に生き伸びた美穂と共に願いを真司と海之の蘇生に変え、ライダーバトルに復帰した。それと同時にバトルに集中するために美穂と共にレジスタンスを脱退した。真司と海之の死体を発見した際にライアのデッキは発見したが、龍騎のデッキは発見できなかった。
現在の蓮の願いは「手塚海之の蘇生」。肉体はスカーレット社に掛け合い、冷凍保存状態にしてある。
- 手塚海之
真司に誘われレジスタンスに参加したが、暴動の中で死亡し、ライダーバトルを脱落。
ライアのデッキは現在蓮が所持している。
- 霧島美穂
蓮同様に姉を冷凍保存していた施設が爆撃により倒壊し、「姉の蘇生」という願いが実現不可能になる。しかし蓮とは違い、もう一つの願いの「浅倉威への復讐」を胸に活動を続けていたため、虚無状態になることはなかった。その後真司と海之が死亡し、蓮と共に願いを真司と海之の蘇生に変え、ライダーバトルを続行。蓮と同様の理由でレジスタンスを脱退する。
現在の美穂の願いは「城戸真司の蘇生と浅倉威への復讐」。現在真司の身体は鏡面の真司に乗っ取られた状態にあるが、美穂はそれを知らない。
- 乾巧
人類を護る為に戦い、そして散っていった。
彼に関する噂『555と救世主』を集めた上で、ファイズギアを奪取。
さらにオルフェノク覚醒イベントを経てベルトを装着する事により人類の救世主の称号を得れる。
- 剣崎一真
善側ライダーの例に漏れず戦いの末に死亡。
ただし遺品からブレイバックルとラウズカード等は発見されていない。
もしこれらを見つける事ができれば大きな戦力となる事は間違いない。破壊されたラウズアブソーバーを回収し、修復する必要がある。その上で過去に戻りラウズアブゾーバーを託すことで、ついに剣崎は『キングフォーム』への変身を果たす。
こうなった剣崎は、どんな悪にも敗れはしない。
相手の攻撃をものともしないその金色の装甲は、正に仮面ライダーのメイン盾である。
人々の笑顔を護るため、剣崎は戦い続けるだろう。
『仮面ライダー』として。突如、剣崎の体は人間のものから、アンデッド・ジョーカーへと変貌してしまう。
高過ぎる融合係数が遂に剣崎自身とアンデッドを完全融合、即ちジョーカー化させてしまったのだ。
アンデッドの本能である破壊衝動に襲われた彼は、仲間の元を去る。
大切な仲間を、己の手で傷つけぬ為に。
その後の消息は不明となるが、しばらく時間が経つと一つの噂を聞くことが出来る。
『人でも獣でもない怪物が力なき者の為に戦っている』と……。
- 安達明日夢
仮面ライダー響鬼の弟子であった少年。
魔化魍と化し暴走する寸前の彼から『変身音叉・音角』を渡された。
ヒビキとの修業の成果により、まだ幼いながらも鬼へと変身できるだけの力量は持つものの鬼としての力は弱く、周囲のモンスターやモヒカン達を追い払う程度の事しかできない現状が歯がゆくて仕方が無い。仮面ライダーではなく、そこを目指して歩き続けている。
現在は難民キャンプで、とある『力も異能も持たない仮面ライダー』と共に用心棒的な仕事をしながらヒビキの教えを守り自身を『鍛え』続けている。
- 天道総司
巨大隕石の落下を阻止するも消息不明。
現代での友好度が最も高いキャラが主人公もしくはパーティーにいるとき条件を満たすことでそのキャラがカブトゼクター有資格者になり同時にライダーベルトを入手できる。
ハイパーゼクターの力を借りれれば過去に干渉出来るがデンライナー以上に制約が厳しくなっている(行けるのはそのキャラのみ、制限時間が短い等)
- 野上良太郎
善側の仮面ライダーの数少ない生き残り。
だが世界が荒廃した事によりモモタロス達が消滅してしまい、そのショックで戦う事ができなくなっている。
彼の心に未来への希望を灯す事が出来れば、不運ながらも強い心を持った戦士『仮面ライダー電王』として復活することであろう。
しかし現在、ケータロスは破壊されデンライナ―もガオウに奪われた状態にあるため時間に干渉する方法が無く今のままでは戦いにすらならないだろう。
しかし、PC達と協力しガオウからデンライナーを奪還することに成功すると……世界を救う一発逆転の鍵。
彼自身は電王として復活しても未来がある程度復興し、モモタロス達が復活しない限りは別段強いというわけではない。
重要なのは彼が使うことができるデンライナー。
イベント・時間の壁を乗り越えてが発生中に、電王として復活した彼を連れた状態で特定の過去に『未練』を抱えたキャラに接触するとその未練の直前のに時間へデンライナーで飛ぶ事ができる。
- 紅渡
大暴動の日に想い人を失った悲しみを背負いながらも、決別した兄と和解し復活した先代キングを相手に戦ったが膨大なライフエナジーを吸い強大な力を得た先代キングに敗北し兄弟共に死亡。
この時にキバの鎧のキーでもあるキバットバット三世、父親の形見のヴァイオリン・ブラッディローズ、王者の剣でもあるザンバットソードを奪われた。
しかしこの時、兄弟の決死の抵抗によりタツロット、アームズモンスター達だけは逃げ延びることができたため、キバットやキャッスルドラン奪還などの彼についての一連のイベントを発生させるにはこの世界のどこかに隠れている彼らを発見しなければならない。
ちなみにブラッディローズはかのストラディバリウスと同等レベルの名品らしい。
- 仮面ライダーイクサ
主人公が善勢力の場合、戦闘に加勢してくることがある。
戦闘終了後に会話が発生するが、その時仮面ライダーと呼ぶと、
「そういう呼び方は好きじゃないな・・・正義の味方と呼びなさい!!」
とわけのわからない事を言われる。
会話次第では仲間にすることも可能だが、非戦闘時でもセーブモードのまま変身を解除しない。
戦闘ではライジングイクサに変身できるほか、電撃の力も使える。装着者は永江衣玖。
大ショッカーに襲われているところを前装着者である名護啓介に助けられるが、
その際に大怪我を負った名護からイクサシステムを託される。
以降は名護の代わりに、正義の味方として活動しつつ、リューサンの行方を捜している。
変身を解かないのは、暴動の中で顔に大火傷を負い、それを隠す為。
イクサと同行してリューサンに会うと、永遠亭に顔の傷を治療に行くよう提案される。
治療した後は、永江衣玖としてパーティに誘えるほか、イクサシステムも貸してもらえる。焼け爛れた顔と、美しい素顔とのハザマで揺れ動く精神の隙をつかれ、二重人格のヴィラントゥーフェイスへと変貌を遂げてしまう。
- 門矢士
元の世界のもやしと同一人物。ヒーローとして行動している場合のみ登場する。
この世界を「ネガの世界」と称しており、PCにいくつかの助言を送ると共に自らもこの世界を脱出するためにモロボシ・ダンと共にPCと行動を共にする。
大ショッカーについて何か知っているようだが…。彼は大ショッカー、そして大首領の真実にたどり着いている。
主人公よりも先にこの世界に来ていた彼は、かつて戦った組織の名を見つけた。
しかし彼の知る大ショッカーとは何かが違った。
彼の知る大ショッカーは、権力を奪った後に調子こく間抜け共という印象しかなかった。
しかしこの世界の大ショッカーは、世界征服ではない何らかの「目的」を持っているようだった。
彼は、この世界の海東大樹の情報、左翔太郎の事務所に存在した資料からターゲットが異能者であることを突き止めた。
しかし動機が理解できずに、とりあえずカチコミかけようとした彼の前に異世界からの介入を察知した光の巨人が現れた。それはかつて地球を守護しながらも、愛した女をかつての暴動で失い、人に失望した赤い巨人だった。
しかし人への思いを完全に棄てきれなかった彼は地球の異常を察知、調査に訪れた。
その巨人はまだ人への愛が残っていたため、同郷の人間の悪意、大ショッカーの真実を語った。
門矢士は苦悩した、彼自身世界のためと信じライダー狩りを行ったことがある。
犠牲による弱者の救済を彼は完全には否定できなかった。
そんな時、この世界で正しく生きる主人公たちを見つけた。
そしてこの世界から脱出するためといいある男と共に同行、ともに戦うことにした。
彼自身が出せなかった「答え」を出してくれるような気がして…。 - 海東大樹
相変わらず泥棒をしている。
あらゆる組織から極秘情報や貴重なアイテムを盗んでいるため、ほぼすべての組織から指名手配をくらっている。
その癖全く捕まらないからタチが悪い。インビジブル凄いですね。
現在の一番の目的は兄を大ショッカーの洗脳から解放すること。
接触して珍しい物を渡す約束をすればPTに加える事が出来る。手軽に頭数を増やせるので戦いに於いては結構役に立つだろう。
しかしいつの間にか物を盗んで一行へのヘイトを稼いだり、いざと言う時にそこに居たのに居なかったと言うか鬼なる事も有るので戦力と数えるのはやや安定しない。
敵対勢力に雇われている事も稀に良くある。
- 左翔太郎
探偵兼情報屋として活動していたが、既に死亡。
彼の探偵事務所を訪れタイプで纏められていた資料を閲覧することで、フィリップがミュージアムに拉致されていた事を知れる。
また、事務所にはロストドライバー、ダブルドライバー、そして幾つかのガイアメモリとギジメモリが残されている。
ドライバーを手にライダーとなる事も、メモリを使ってドーパントとなる事も、そしてフィリップを助け出す事も可能だが、ミュージアムと事を構えるとスカーレット社がミュージアムに協力するため、それ相応の戦力を持ち、また犠牲も覚悟した方がよい。ロストドライバーはガイアメモリを使用して仮面ライダーへと変身するベルトだが、平成主役ライダーのベルトとしてはカウントされない。
サイクロンを除く残されたダブルのメモリ五本の内、使用できるのはボディメモリであるジョーカー、メタル、トリガーの三つのみ。
ヒートとルナのメモリはフィリップの情報が記録されたままの為、それをどうにかしない限り使用不可能。
また変身自体は誰でも行なえるものの、ガイアメモリが使用者を記憶してしまうため、実質三人までしか変身できず、ドライバー自体も一つしか存在しない。
ドライバーを与える相手はよく考えたほうが良いかもしれない。
ダブルドライバーは仮面ライダーダブルに変身する為のベルトで、平成主役ライダーのベルトとしてカウントするのはこちら。
ただし、ダブルの継承者を見つけ変身させないとカウントされない。
主人公がダブルに変身する場合、フィリップかヒロインがパートナーとなり変身する。
一応ドライバー無しでメモリを使用し、ドーパントに変身する事も可能だがSAN値が削れていくのでオススメしない。無人の事務所を出た主人公の前に現れたのは、半壊しながらもかろうじて駆動しているファングメモリだった。ファングの誘導にしたがい、廃墟を訪れると瀕死の傷を負った翔太郎の最期の瞬間に立ち会うことが出来る。
かつての仲間達にせめて想いを託す為にガジェットを使って無理矢理延命していたのだという。
ここで彼の意思を継ぎ、フィリップを救う選択をすれば彼愛用のソフト帽とエクストリームメモリを受け継ぐことができる。過去に干渉し、彼を死の運命から救いだせば、現代の風の街に再び『仮面ライダー』が蘇る。
しかし、それと同時にイベント『Wの街/哀しみは永遠に』が発生。風都を占拠しようとするダークライダー「仮面ライダーエターナル」率いる死者の軍団『NEVER』と戦いながら、生きる希望を失くし涙に濡れた風都を救っていくことになる。
街中にばら撒かれたガイアメモリに支配され、暴力に染まってゆく人々を真に救うことができるのは、かつて彼らの希望であった『二人で一人の仮面ライダー』だけである。
ここでドーパント化した全ての風都住民をWが救済していた場合、エターナル戦中にイベント『Wの街/涙を拭う正義の風』が発生し、Wが風都の風と人々の声援を受けて『サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム』に進化する。
人々の希望と願いを一身に受けたその姿は、きっと街が流し続けていた涙を止めてくれるはずだ。
実は時を越えなくても彼の死を覆す事が出来る。
彼は死亡確定キャラの中でも珍しく、条件を満たせば死の瞬間に立ち会えるキャラである。
その為、彼はDr.ミンチの手による蘇生が可能だったりする。
イベントキャラな為、事前に知らなければついつい気付かずイベントを進めてしまう場合が殆どだろう。
当然、ソッチの方の条件を満たしつつ、素早くアミーゴに死体を輸送できる状況に限られるが…。しかしだからといってフィリップが絶望せずに済むかと言うとそうでもなく、一時的にでも死んでいた時に検索してしまったのか、翔太郎が蘇生しても「怠状」に支配されるのは変わらない。
オマケに蘇生しても、竜を死なせてしまった事、覆されたとは言え己の死がフィリップを心なき悪魔に変えてしまった事を知った翔太郎は深いネガに包まれてしまい、亜樹子のスリッパによる修正も効かず、ロストドライバーとメモリを主人公に押し付けて”仮面ライダー”である事もやめてしまう。
一応、アミーゴの亜樹子の下で雑用をしつつも普通の探偵業は営んでいる為、情報収集と言う形で協力はしてくれる物のPTに入れる事は出来ない。そんな彼が”仮面ライダー”として再び立ち上がるのは、フィリップをミュージアムから救い出すと決めた時である。
その時には、イベント『再起のR/俺の罪、アイツの罪』が始まり、ロストドライバーとメモリを彼に返却する事になる。大切な者達を救えなかった、蘇った後もその事から逃げようと…決断する事から目を背けた。
そんな己の罪を数える為、己の半身を取り戻し、もう一度『二人で一人の仮面ライダー』に戻る為、黒き切り札は蘇る。
フィリップの救出に成功し、アミーゴに探偵事務所メンバーが再集結すると、CGと共にアミーゴの看板の脇に修復された「鳴海探偵事務所」の看板が掛けられる。
看板その物に特別な効果はないのだが、見る人によっては非常に感慨深いだろう。
余談だが、ミュージアムに喧嘩を売る覚悟無いなら翔太郎の蘇生はしない方が良いかも知れない。
フィリップの救出をしないのならば、当然彼は立ち直らないからである。
下手をすると、女々しいネガ野郎に見えてしまうだろう。また、彼の死を乗り越え新たな道を進む仲間達の描写は非常に評価が高いが、翔太郎が生き返る事でそれらも当然起こらなくなってしまう。
- 宝生永夢
幻想郷近くに建つ病院で小児科医として働く青年。
柔らかい笑顔が印象的で温和な性格をしている。ゲームが好きで天才と呼ばれる程のウデマエを誇るが、さすがにこの状況ではその実力を発揮する機会もなかなかないようだ。
怪人やヴィランの目撃情報があると、ふらっと姿を消すことが多い。
また、彼が勤める病院の付近はどういう訳かそれ以外の地域と比べて治安が良かったりするのだが…?- 仮面ライダーエグゼイド
ゲームの力で変身する仮面ライダー。ガシャットと呼ばれるゲームカセットに似た変身アイテムをドライバーに装着することで、様々な形態になることができる。
悪漢が出てくると永夢が病院から姿を消すのは、エグゼイドに変身してそいつらと戦っているから。
『ムテキゲーマー』という文字通り『無敵』の最強フォームを持っており、敵に対して基本容赦のない永夢は特別な理由がない限り初手からこのフォームになって敵を殲滅する。
そんなに強いなら自ら敵の首領格を叩きにいけばよさそうなものだが…次から次へと怪我や病気で患者が運び込まれている現状、自分が長時間病院から離れる訳にはいかない、というジレンマを抱えている。
また、いかに無敵の力を持っていたとしても敵組織も馬鹿ではない以上搦め手で攻めてくることは十分に考えられ、単独で行動した所で対応されるのが関の山だろう。
ならばとチーム医療で戦おうにも、かつて自分と同じようにライダーとして戦った仲間たちも、今は医者としての活動の方に注力しないとならない状況のようだ。
そんな彼らのジレンマを解消することができれば、『無敵』の力を思う存分発揮して貰うことができるかもしれない…?
- 仮面ライダーエグゼイド
- 檀黎斗
『神』を自称する天才ゲームクリエイター。
元々幻夢コーポレーションというゲーム会社の社長だったが、紆余曲折ありエグゼイドを始めとしたドクターライダーとの戦いに破れ死亡。
しかし、用意周到な彼は自身の人格をバックアップとして取ってあったため、後日バグスターウイルス(簡単に言うと実体を持つコンピュータウイルスのこと)として復活する。
今は基本的にドクターライダーらの変身アイテムの作成、メンテナンスを行っているが、その裏で何か思惑があって行動しているらしい…
- 仮面ライダービルド
最近になって怪人やヴィランとの敵対を始めた新たな仮面ライダー。
フルボトルと呼ばれる様々な成分を凝縮したアイテムを使い変身する。ボトルの組み合わせによって様々な形態にフォームチェンジすることができ、その手数の多さが強みとなっている模様。
元々この世界には存在しなかった仮面ライダーであり、全く未知のテクノロジーによって変身していることから、どこか別の平行世界から来たのでは、とまことしやかに囁かれている。
ただしどういうわけかエグゼイドとは顔見知りな様子。
- 仮面ライダージオウ
主人公が変身することになる仮面ライダー。詳細はウォズの項目を参照。Everybody シャッフルしよう、世代
連鎖するスマイル突如目の前にオーマジオウが現れて、
主人公にオーマジオウライドウォッチを託してくる。
(この時のオーマジオウの変身者は未来の主人公ではなく、
仮面ライダージオウの本来の変身者である常磐ソウゴではないか…
と言われている。本編ではその辺に関する言及は一切ないので真偽の程は不明)このオーマジオウライドウォッチを使うことで、
仮面ライダージオウオーマフォームへの変身が可能。
変身すると、今まで主人公が継承してきたヒーロー達の
歴史が溢れ出し、彼ら/彼女らの失われた記憶・能力が復活する。
悪勢力と戦う上での非常に心強い味方になってくれるだろう。上記を抜きにした戦闘能力も高く、
普通に戦ってもかなり強い。ただ、タイムジャッカーによる歴史改変の影響で、
オーマフォームに変身できる頃には大体のヴィランは消滅している。
この力を思う存分振るえる機会は、このシナリオ中には殆ど存在しないだろう。- アナザーオーマジオウ
英雄らをひたすら力で平服させ、その歴史を奪い取る様を見て
『ヒーロー』たる資格がない…と世界に否定されたか、
全てのヒーローウォッチを手に入れると同時に、
オーマジオウを醜悪に歪めたような異形の姿へと身を落とすこととなる。ただし、経緯はさておき全てのヒーローの力・歴史を継承していることには変わりない。
単体のスペックで言うならばオーマジオウやオーマフォームにも匹敵するものがあるだろう。
いやね、放置してる間にエウロス関連の記述がどんどん増えてってどうしたもんかと手を出しあぐねてたのよね。そもそも条件付きでシナリオ分岐させりゃよかったんやな… -- 2023-05-27 (土) 13:24:32
変装に関してはむしろよくやってくれたとしか。さすがに髪型違うだけじゃすぐバレるだろうとは思いつつ、この手の世界観に疎くてうまい変装が思い付かなくてな… -- 2023-05-28 (日) 09:17:37
ダールはいなかったことになってる以上、銀河でも消していいと思われ。Nは…どうしたもんか。俺はあいにくポケモンは専門外なので他の人にパス。 -- 2011-09-22 (木) 16:19:56
キャラ攻略にまででしゃばって来た偽物ダールはこの際黒歴史にしてもいいと思うが
そういや紋章鉄準拠のダールが本編に出て来て間もなく偽物になったんだっけ?
妙にやり口が暗黒二世に似てるなとは思ったが -- 2011-09-10 (土) 14:04:00