シナリオ/次元世界の旅/組織・フリーランス/ギルド

Last-modified: 2014-09-23 (火) 09:35:55

関連項目

概要・イベント
地理
組織・フリーランス
その他

ハンターズギルド

モンスターなどによる被害から人々を守りつつ、生態系の保護をはじめとした様々な活動を行っている組織。本編や倫理崩壊編に登場した組織とほぼ同様のものだが、規模が段違いに大きい。
基本的に中立の立場にあり、どんなところからの依頼も受け付け、所属するハンター達に仲介している。
モンスターの狩猟や捕獲だけではなく、珍しい品物の納品など様々な依頼がここに集まるが、殺人をはじめとした犯罪行為に関しては受け付けていない。
本部は南方大陸のシュレイド王国。また、世界の主要な都市の殆どに支部が存在している。
宣伝活動にも力を入れており、その成果かギルド連合全てを合わせても規模が上。ギルドと言いながら入会条件が非常に緩いことも手伝っている。ただ、それだけに出す死傷者の数も桁違いに多い。

猟団『鉄狩人』

  • テンシ・ヒナナイ
    世界的に有名な猟団(ハンター同士の集まり)『鉄狩人』の一員。ナ/戦。
    先代リーダーが行方不明になったため団長代理を務めている。本当なら正式に団長に就任しても良いのだが、本人がこの地位に相応しいのはただ一人と譲らないのだ。
    性格は一途で向上心に溢れている。わがままで嫉妬深い一面もあるが、基本的には素直で好感の持てる少女である。
    団長からハンターの技術や心構え、そして『強い光の心』を受け継いでいる。
    甘いものが好きで、先代団長によくつまみ食いされていた。
    しかし先代が消息を立った後はすっぱりと甘いモノを絶った。彼が見つかるまでは食べる気はないらしい。
    ハンターとしての腕前はG級クラスで、振れば会心100%かつ弱点を突く片手剣『緋想の剣』を自分の体のように操る。ギルド本部から直々に依頼を受けることも多々ある。
    心の強さはセブンプリンセスに勝るとも劣らず、緋想の剣はキーブレードに変化しつつある。
  • イク・ナガエ
    『鉄狩人』の一員。踊/黒。
    本人がベテランハンターであると同時に、非常に有能な裏方でもある。
    狩 猟 笛と雷属性の黒魔法を使い手で、大陸中にその名が知れ渡る程度の腕前。
    『空気の読めるモンハン』という本の著者でもあり、なんとハンターズギルドの教本として正式採用されている。どこの書店へ行っても置いてあるので、一流のハンターを目指すなら一度は読んでおこう。
    また、ギルドが発売している雑誌、『週刊狩りに生きる』でも狩猟笛に関するコラムを書いてたりする。
    エージェント19-3

    実はギルド直属の特殊部隊ギルドナイトの一員。ただし特定の隊に所属せずに転々と異動を繰り返していた。後にネナイコの許可を得てギルドナイトを脱退、『鉄狩人』に正式加入する。
    現在はかつてのギルドナイトのコネクションを使って猟団長の失踪について調査中。

  • リン・カエンビョウ
    『鉄狩人』の一員。獣/シ。
    人間ではなく、猫型の獣人。サトリのペット。
    飄々として気まぐれな、まさに猫らしい性格。だからかアデルと気が合うらしい。また、友情には篤い。でも気まぐれ。
    先代団長直伝の爆弾術、通称『ダークパワー』を使い手。
    どういう訳か捕獲が大嫌いで、捕獲クエストでも構わずにモンスターを殺そうとするのがたまに傷。
  • ウツホ・レイウジ
    『鉄狩人』の一員。暗/黒。
    サトリのペットを自称する野生児。かつて火山地帯でサトリに拾われ現在に至る。
    頭は悪いが野生の勘に優れ、感覚的に狩りをする。リンとコンビを組む事が多く、プライベートでもよくリンにフォローされている。
    ガンランスやへビィボウガンのような重火器と波長が合うようで、二人が狩場に出ようものならリンの爆弾術と合わさり獲物とエリアはアワレにもコゲ肉と化す。
    また、彼女が狩場に出るとある古龍のつがいの咆哮が稀によく聞こえるという。彼女の出自に関連があるのだろうか?
  • ブリリアント・アンルリー・レーザー・オブ・ノーブル・テザー
    現在絶賛いくえ不明中の、猟団『鉄狩人』の前猟団長でメイン盾。愛称はブロントさん。
    日常生活ではよくヘタレているが、そのハンティングスキルの高さといざという時の度胸は、至高のハンターと呼ぶに相応しい域に達している。ただし調合スキルは低く、肝心なところで燃えないゴミを生産してしまうことも。
    獲物は鈍器系。しかし戦闘技術はともかく狩猟笛の旋律をなかなか覚えることができなかったようで、よくイクさんに雷を落とされていた。結局、暗譜できたのは自己強化と攻撃力強化の旋律だけのようだ。やはりヴァーンのINTは格が違った。
    本人はあまり話したがらないのだが、父親が相当の有名人らしい。テンシは知っているようだが、「会った時のお楽しみにしておくのがいいわ」とニヤニヤ笑うだけで何も教えてくれない。
    ギルドナイトというギルド直属の特殊部隊に所属していた。
    真相

    ギルドナイトとして数人の同僚と共にアカムトルム討伐に乗り出したのだが、アカムのあまりの超パワーにクエストは失敗に終わる。
    PTメンが次々と倒れる中彼はジャッジの助けで命からがら生き延びたのだが、ラティオ活火山の入り口付近で力尽きる。そこをお守り採掘の為にやって来た炭鉱夫ハンターに助けられ、そして彼のホームポイントであるポッケ村に運ばれた。
    何とか一命はとりとめ普通に動きまわる分には支障がない程度には回復したものの、アカム戦で仲間を守り抜けなかったという後悔からハンターとしての自信を失いかけている。
    ギルドやテンシ達と連絡を取らないのは、こんな情けない姿を彼女らに見せられないと思っているからであるようだ。
    自らの自信、尊厳を完全喪失しており最近は何時の間にやら拾った顔の掘られた赤い卵をじっと眺めている。

猟団『デスブリンガー』

  • アンコク
    曰く付きのモンスター討伐の依頼を中心に受ける猟団『デスブリンガー』のエース。暗/???。
    その実力はハンターの中でもトップクラスであるがいかんせん存在感が薄く、その名声の殆どを団長であるザイドに吸い取られている。存在感の薄さは本人も気にしており、ことあるごとに存在感をアッピルするが報われた試しがない。その薄さを除けば至って善人であり、出会うことができれば後輩である主人公にモンスターとの戦いに関しての実用的なアドバイスをくれるだろう。…出会うことができれば。
    しばしばあらぬ方向へ脱線するザイドのストッパー役でもあり、彼のロリコンぶりにはうんざりしているが内心では孤児であった自分を育て、生き抜くための力と誇りを叩き込んでくれたことを深く感謝している。それ故に様々な問題の間で揺れるザイドの身を非常に案じている。
    大鎌(太刀)使い。通常の太刀使いが使う気の力に加え彼が持つ特異な力―通称「業」を使って放つ気刃斬りは通常のそれを凌駕するほどの破壊力を持ち、モンスターへのトドメとしてよく用いられる。
  • ザイド
    熟練のハンターであり、猟団『デスブリンガー』の団長。かなり大柄な亜人種。暗/戦。
    その強面から街行く人々からよく避けられるが、実は重度のロリコンであり、彼の人となりを知る人々は別の意味で彼を避ける。
    その一方で非常に厳しい側面も持ち、猟団の規律を破ったメンバーを鉄拳制裁することもある。そうした厳しくも漢前な一面も持つことから猟団のメンバーからは何とか慕われている。
    ギルドナイトの重鎮でもあり、その関係から『鉄狩人』前団長とも面識がある。ちなみにギルドナイト内では何故か終始マジメであり、普段とのギャップに動揺する人も少なくない。
    紳士ギルドから誘いを受けているが、テイや猟団のメンバー達のこともあって断っている。なので紳士ギルド名誉会員と勝手に認定され、迷ったら来るといいと言われた。
    大剣使い。彼が所有する特注の大剣「デスブリンガー」は普通の人間では到底扱うことが出来ぬほどの巨大な剣であり、彼の豪腕と合わさって放たれるその斬撃は通常のモンスターならかすっただけでも致命傷になりかねない程の威力を秘める。
  • アンタル
    『デスブリンガー』の新メンバーの童顔の少年。小柄な亜人種。暗/白。
    女顔で女装が非常によく似合う為、アンコやサナエによく女装させられて困っている。
    かつてモンスターに襲われた際にハンターに助けてもらった過去があり、その一件でハンターに憧れた彼はハンターズギルドの門をくぐるも、小柄な体型であった彼はロクに仕事を回してもらえず、歯がゆい想いをしていた。そんな時にザイド等『デスブリンガー』の面々に出会い、見習いとして『デスブリンガー』に所属することになった。当初は偉大なハンターであるザイドに憧れを抱いていたがすぐにその性癖を知ってドン引きするも、何だかんだで仲間を想ってくれているザイドを慕っている。
    とある事件で精神的にダメージを負うものの仲間や知り合い達の手荒い厚い看護によってすぐさま復帰。崖下から這い上がった彼は紳士向け小説の執筆の才能という新たな力を身につけ帰ってきたのだった…。現在はハンター見習いとして特訓を受けたりクエストの作戦を考案する合間に小説家として紳士ギルドを介して小説を発表しており、何だかんだで楽しく日々を送っている。
    一応太刀使いであるが経験がまだ浅いため前線に出してもらえる機会は少ない。しかし一方で情報処理・戦術に優れた才能を持ち、現在は『デスブリンガー』の参謀役として活躍している。
  • カゲウタ
    『デスブリンガー』に所属する女性ガンナー。
    ハンターズギルドの受付からハンターに転向した異色の経歴の持ち主。
    真面目かつ非常に辛辣な性格であり、ともすればあらぬ方向に突っ走る『デスブリンガー』の面々の押さえ役。クールビューティーなその容姿から彼女に言い寄る男も少なくないが、その度に非常にキツイ毒舌を放って男達のハートをブレイクしてきた。
    アンコクには一際キツい態度をとるがそれは彼への好意の裏返しであり、ハンターに転向したのも彼の身を案じてのこと。稀にアンコクにアプローチをかけることもあるようだが彼の鈍感さゆえに毎回空回って終わっている。
    ザイドに対してはその性癖に呆れてはいるものの、やるべきことはしっかりやっているので信頼してはいる。
    ライトボウガン使い。多種多様な弾丸を用いてメンバーをアシストしている

ハンターズギルド運営関係者、及び指導教官

  • サトリ・コメイジ
    ハンターズギルドの大御所。青/獣。
    穏やかで心優しい女性で、普段は多くのペットと戯れている。
    15年前、世界大戦間近に起こった小競り合いで両親を無くしている、戦争孤児。その際、両親からある秘宝を授かっている。
    本当は狩猟対象のモンスターも保護したいのだが、強く大きいモンスターは人間に被害をもたらし、周囲の生態系にまで悪影響を及ぼす。なくなくでも狩らなくてはいけないのだ。
    ペットのウツホやリンが『鉄狩人』所属のため、ちょっとわずかに贔屓目。
    本人は戦いを好まないのだが、実は現役のハンターなど霞む位に強いともっぱらの噂。
    授かった秘宝『第三の目』体を蝕まれており、それによって他人の心を読む能力を発揮する。
    今のところ目立った副作用は無く、サトリ自身は第三の目が自分の出生に関わる謎を秘めているのではないかと睨んでいる。
    ちょっとわずかにリアルラックが足りないようだが、多分無関係。
  • ラン
    ハンターズギルドの重鎮。サトリと同等の地位にある。
    『心』がその場に存在せず、サトリでも読心できない。
    そももも心が無いという時点で怪しまれているが、立場上下手には手が出せない。
    ユカリの式であり、さらに下位のチェンを含め世界中に多数存在する。
  • テイ・イナバ
    ハンターズギルドで雑用係を受け持つ兎型獣人のロリ少女。
    主な職務は依頼の受付、道具の仕入れ・販売、依頼書の作成、支給品輸送・・・と大忙しだが、本人は割と満足した生活を送っているようだ。
    元々は遊んで毎日を過ごしていたが、「お金がある方が楽しく過ごせるはず」と考えた。通りかかる旅人から強奪、のようなことも考えたが、それだけの力や能力は無いし、犯罪で稼いだ金では足が付いて楽しむどころでなくなってしまう。
    そんな時、やたら自分に関わってくる男を思い出した。確か、ハンターだと言っていたか。
    結局、近場のハンターズギルドで真面目に働く事にしたのだ。最初こそ色々あったが、最近では働く事自体に楽しみを見出したらしい。隙を見つければ全力でサボるが。
    結果的にとはいえ自分の生活の基盤を導いてくれたザイドにはそれなりに感謝している。
    ギルド内部でもよく見かけるため、ちょっとしたマスコット状態。
  • 教官
    ギルド訓練所で新米ハンターに基礎を叩き込む教官。
    やたら声が大きい。コミカルな面が目立つが、ハンターとしての実力と知識は本物。
    実はギルドマスター直属のギルドナイトなんじゃないか、という噂もあるが、根拠は一切ない。
    ストーリーがある程度進むと、教官職を引退してビール会社を経営し始める。
  • 女教官
    ギルド訓練所で新米ハンターに基礎を叩き込む女性教官。
    基本的に女ハンターの教導を担当しているため、プレイヤーキャラが男だと出会う機会は殆ど無い。
    男教官がビール会社の社長になればその代役として男ハンターにも指導をするようになるが、大抵の場合その頃には主人公も初心者ハンターを卒業してしまっているのでやっぱり縁がない存在である。
  • ネナイコ
    ハンターズギルドの重鎮。サトリ、ランと以上の地位にある。戦/踊?
    重度の狩猟笛愛好家で所持していない狩猟笛はないと豪語するほど。
    その腕前は凄まじくティガレックスですら悠々と翻弄するほどの腕前を持つ。
    立場から考えると異常に前線に出たがる。よく頼狩人(レジェンドラスタ)として新人ハンターを助けているが、実は自分が戦いたいだけなんじゃないかという噂もある。
    最近ギルドのクエストをこなしている新人に目をつけたのか日夜狩猟笛の扱いを叩き込んでいるとか居ないとか。
    自分が特訓を付けた『鉄狩人』の面々に、まるで子供を見るような感情を抱いている。
  • ジャッジ・マスター
    ハンターズギルドが創設された時から存在した者。
    個人ではなく、『概念』に近い存在なので殺せず、普段は目視すら出来ない。
    全身鎧だわまるで喋らないわと威圧感たっぷり。
    クエストに出かけるハンターを見守り、三死すると強制送還させるのが役目。
    ハンターにとっては法を司る存在なのだが、力は弱まっており、いつでも助けられるわけではない。ハンター自体からも忘れられつつあり、遠くない未来に消滅してしまう。
    なんでも、ギルドを造った人物と深い関わりがあるらしい。
    また、秘宝『グラン・グリモア』を所持しているとの噂があるが、真偽は不明。
    正体

    イャンクック先生
    ハンターズギルドが設立するよりも前に趣味で私塾を開いていた温厚なモンスター。
    寿命で塾生に看取られながら最後の力で『ただの本』に魂を移し、ジャッジとして死後も塾生を見守り続けた。
    後のハンターギルドが誕生した頃には既に数々の伝説が語られていた。
    先生の、ではなく『ただの本』の伝説が。
    曰く、次元の壁を越えて自由自在に召喚術が行使できる・・・という伝説が。
    最近『噂を現実に変える力』を持つ何かがこの世界に現れたために伝説が事実に変化しつつある。つまり、『ただの本』が本当の秘宝に成りつつあるのだ。
    そうなればジャッジ、そして先生の魂は完全に消滅してしまう。

その他のハンター

  • サナエ・コチヤ
    『鉄狩人』のライバルを自称するハンター。戦/白。
    元々は自身の国で神殿の神官をしていたのだが、刺激を求めて神官を辞めてハンターとなった。
    普段は礼儀正しく真面目な性格だが、どこかズレたところがあり、やる気が空回りする結果に終わる事も少なくない。
    独自の倫理観を持ち、それを他人に押し付ける。まあ、大体は一般常識なのだが。
    『鉄狩人』のメンバーとの仲は良く、ライバルというより一員として見られている節がある。
    実力は高く、テンシ等のG級ハンターに並ぶ程度には腕は立つ。
    また、神官をしていた頃の技能で回復魔法や強化系補助魔法を使用する事も可能。
    剣と斧に変形する武器『スラッシュアックス』や砲撃機能を組み込んだ槍『ガンランス』などの、いわゆる男の浪漫に溢れる武器を好む。・・・凄い風屠だ。
    自分に惚れているミストには気付いているようだが、しばらくはハンターとして暴れるために落ち着くつもりはないらしい。・・・こう書いても、別にミストさんに気があるわけじゃないよ?
  • レイム・ハクレイ
    サナエの幼なじみのハンター。戦/白。
    サナエと同じく元神官職。しかし、ハンターになった彼女が暴走して周囲に迷惑をかけてるんじゃないかと心配になり、自身も神官を辞め、後を追う形でハンターズギルドと契約した。
    ごくごく一般的な感性を持った常識人。いつも空回りしまくっているサナエのストッパー役を自称しているが、彼女のエキサイトっぷりに時々ついていけなくなることも。
    獲物はハンマーで、剛種と呼ばれる通常種より遥かに強力なモンスターをソロで粉砕するほどの腕前。その豪快なハンマー捌き、そして元神官職ということから『鬼巫女』というあだ名がつけられている。もっとも、その名で彼女を呼んだものは一人の例外なくヘキサストライクで骨にされているが。
    最近はひんがしの国から輸入されてきた『緑茶』なる飲み物にハマっているらしく、少なくとも一日に一杯は飲むようにしているようだ。
    猟団『鉄狩人』の前猟団長へひそかに想いを寄せている。
  • アデル
    猟団を組まず、一人で行動するハンター。エ/シ。
    元気で勝気で気まぐれな少女。その立ち振る舞いは猫を思わせる。
    自分の利益を最優先とし、そのためなら平気で味方を出し抜く。手癖が悪く、たまにパーティ組んだと思ったら報酬を持ち逃げすることも。ただ、これはハンター全体で稀によくあることで、彼女一人が異端というわけではない。
    もちろん許していいことではないのだが、問い詰めても「私の悪評を知りながら警戒しなかった貴方が悪い」と開き直る。あっけらかんとした清々しいまでのサポシっぷりに怒る気も失せるとか。
    しかしオーフェンだけは彼女のことを深く恨み続けている。
    危うく焼き殺されそうになったとかで、彼女自身もオーフェンには余り遭遇したがらない。
    彼女の生まれについて

    『エアレス』エアリスではないという優れし者の一人で、あまり感じさせないが本人は自分の出生にコンプレックスを持っているようだ。
    優れし者とは、いわゆる天才の延長線上にあり、高い身体能力を持つ。本人はこともなげにそれを行使するが、貧弱一般人には『天才』ではなく『異質のモノ』としか映らない。
    最大の特徴は、愛用していた武器に自らの意思を込めた技を刻めること。アデルが所有する幾つかの武器は、そうして自分の存在をアッピルし続けているのだ。そしていつか、アデル自身も・・・。

  • マディリア
    キリンテールに纏めた銀髪が特徴的な、長身の女性。ハ/侍…?
    HRは上位相当ではあるが太刀の腕前はG級のハンターにも匹敵し、そしてどんな逆境でも冷静さを失わない胆力と鋭い直感を持っている。
    行方不明になった双子の兄を捜している。
  • リ・シャオラン
    対霊的存在に特化したモンスターハンターの少年。黒/戦。
    本来は魔法ギルド所属で、ハンターズギルドにはオカルト方面の専門家として出向している。
    非常に生真面目でちょっと堅い感じのする少年。しかしぶっきらぼうながらも優しい面をふと見せることもある。
    12歳という年齢の割には非常に優秀な魔術師。また体術にも秀でているので霊とは関係の無い普通のモンスター相手でもそこそこ戦える。
    魔法ギルドに恋人を残しており、今回の出向は彼女を守れるくらい強くなるための修行も兼ねているらしい。
  • ローザ・ファレル
    西方大陸の小国、バロン王国出身の女性。白/狩。
    バロン王国がパラメキア帝国によって侵略活動を受けた際、飛空艇によって遠方に逃がされるも、飛空艇が不時着、南方大陸に流れ着く。
    気がついたローザは、世話になったお礼と西方大陸に戻るための旅費を稼ぐために、ハンターとして活動することにした。
    自慢の弓を使っての遠距離からの狙撃と、白魔法による治療が主な武器。
    バロン王国滅亡の知らせと、恋人と幼馴染が行方知れずになったことを聞き、その心中は穏やかではないだろうに、それを表に出すことは決して無い。
  • イングラム・プリスケン
    最近ハンターギルドに入会した新人ハンター。ジョブも不明。
    新人の割には玄人染みた実力を持っているが、過去の経歴が一切存在しない。
    ストームブリンガーに何か心当たりがあるようだが……
    正体

    虚空の使者。すなわち倫理崩壊編及び銀河大戦争編の主人公。
    銀河大戦争編の後、この世界にやってきた。
    今回の世界は今のところはヤバそうな気配はないので、とりあえず骨休みしたいと思っている。
    ……まぁ、自分が呼ばれた以上、そうもいかないであろう事は理解しているのだが。
    なお、銃神はさすがにこの世界で使うとアレなので、使っている武具にその力を宿している。

セプターズギルド

パブラシュカ大陸の海洋に浮かぶ島『エンダネス島』を根拠地とする、セプター達のギルド。
リュエードの人間に迫害される事の多いセプターを守る為、かつて賢者と呼ばれたセプター達が作り上げた。
セプターを守るだけでなく世に破壊や混乱を齎す悪しきセプターを打ち倒す事も目的としている。
島の住民はほぼ全員がセプターであり、島内ではセプターとしての身分を隠す事無く生活が可能。島の市場を覗けばスペルカードのクリーチャーが主の代わりに買い物に出たり、商店で商売に精を出している姿が見られるだろう。
島内にはギルドの運営方針を決めるギルド評議会の他、セプター同士のランキングを作成する競技用闘技場も存在。
闘技場でのランキングはそのまま島内でのステータスともなる為、これに関する様々な逸話(正負両面での)は絶えない。
そしてその性質上、島はギルド所属のセプターで構成される防衛部隊により空海の両面で強固に防衛されている。
加えてエンダネス島自体が海洋上を移動する能力を持つ為、島に敵対する存在がここに入り込むのは困難を極めるだろう。

  • ギルドマスター
    賢者達とともにセプターズギルドを創立した張本人とされる人物。
    名前や容姿などが秘密に包まれている為、役職名のギルドマスターとだけ呼ばれている。
    エンダネス島を自らの意思で動かす事が出来る唯一の存在とされ、謎の多い人物像故に無責任且つ出鱈目な噂ばかりが広まっている人物でもある。
    その正体

    スペルカードの水属性クリーチャーでは最強の存在である『水の王 ダゴン』にして、エンダネス島その物
    かつて世界にひょんな事から生まれ落ちた、ワイルドカード(主を持たないカード)のクリーチャーである。
    如何なる勢力にも属さず、己の気の向くままに海洋を旅する存在であったが、カードのクリーチャーである以上身体を維持するには魔力が必要。
    その為に船乗りを襲うなど周辺の人間にとっての脅威となっていたが、討伐に現れた賢者達との激戦の末に自らの身体をセプターズギルドの本拠地とする事に合意。
    島に集まるセプターから魔力を少しずつ(こっそりと)受け取る事と引き換えに、安全な拠点を提供している。
    本体は超巨大な海獣ともタコともつかない異形の怪物だが、ギルドの人間と会話するときなどはタコを擬人化したような小さな少女の形態をとる。
    この少女形態でも戦闘能力は非常に高く、そんじょそこらの一般クリーチャーなど腕の一振りで薙ぎ払ってしまえる。
    性格は基本的に高慢且つワガママ、人間のことも最初は単なる弱小無属性クリーチャーと思っていたようだが、島に集まる様々な人間の生き様は見ていて楽しい、価値があるものだと考えているようだ。
    因みに嫌いな食べ物はタコヤキ

  • 黒眼のオニン
    黒い装束に身を包み、かつて有力なセプターを次々と餌食にしていたセプター能力者。
    常に目元を黒い帯で覆っておりその表情を見やることは出来ないが、言動は基本的に粗野。
    『より強いセプターになる』=『多くのスペルカードを集める』事を目的としているようで、その為に強力なカードを有しているであろう有力なセプターを効率的に打ち倒すことを信条としている。
    進んで破壊活動を行うようなことはしないが、戦闘となれば周囲への被害などお構い無しに危険なスペルカードも行使する為、王国では有名な賞金首だった。
    その結果、セプターズギルドも彼の討伐に腰を挙げ、ハンターズギルドとの協力による大規模な作戦を決行。数年前に捕縛され、現在では刑に服しているという。
    ちなみに【ハンターズギルドとセプターズギルドの協力】【対人討伐作戦】というものはきわめて異例であり、なんらかの裏があってのではないか、という噂がささやかれている。
    現在のオニン

    現在は捕縛後、セプターズギルドの預かりとされるが、この事実はリュエード本国では一般に公開されていない。
    一般セプターとしての預かりでギルドの仕事に従事させられているオニン本人も、なぜ自分が罪に問われないのかを疑問に感じている。その理由は討伐作戦で重役を演じたハンターギルドのとあるエルフが関わっているというが…

    真相

    オニンはかつて、セプターであったとはいえ進んで争いを起こすような人物ではなく、ある街で司法ギルドで働いている妻と二人仲睦まじく暮らしていた。
    ある日オニンは、妻が仕事の関係で押収した資料が散乱していたのを見て、それを片付けようと手を伸ばす。
    そして手が触れた一枚のカード・・・『火の王 フレイムロード』がオニンの意志に干渉してくる。
    その干渉は日に日に強くなってきて、自分が変わることを、そして変わった自分が拒絶される事を恐れて何も告げずに妻の前から姿を消した。
    その後、火の王の干渉から逃れる術として、クリーチャーからの精神攻撃を遮断する黒い帯を眼に巻き、そしてセプターとして強くなり、火の王を屈服させる為に貪欲なまでにカード集めに執着するようになった。
    捕縛の際にハンターズギルドとセプターズギルドが連携を取ったのは、万が一火の王の力が暴走した際にも戦えるであろう(言い換えれば盾として機能するであろう)ハンター達の頑丈さをセプターズギルドが着目したため。
    捕獲後のオニンの待遇については、オニンと実際に剣を交えた当時ギルドナイト所属だったエルフの剣士からの嘆願があったことと、近年水面下での動きの活発化が確認されてきた、カードを集めているセプターの一団の手によって火の王が奪われることを危惧したことによるもの(眼の届くところにいれば襲われても手のうちようがあるが届かないところで襲われたら手のうちようがないからとはマスターの弁)
    そんな事情は露知らず、オニンは今日も疑問を抱きながらギルドの仕事に従事するのであった。

    ちなみに何も言わずに消えてしまった妻に対しては、未だ心残りがあるのだが今更会わせる顔がないと思っている。実際に会わせる顔というか眼は目線で合わせられないわけなのだが

  • ナジャラン・サラヒム
    最近ギルドに登録したばかりの新人セプター。
    ギルマン島出身、健康的な浅黒い肌をした快活な少女で、美味しい食事(と、それを食べる為のお金)に眼が無い。破天荒な行動も多いが基本的には善人であり、彼女の周囲には自然と人が集まる。
    セプターとしての使用ブックは「ナイト」等の使い勝手のよい風属性クリーチャーと基本的なアイテムカードが中心。
    何時も共に行動している意思を持った杖(トゲトゲ付)は彼女の最高の相棒であり、親友であり、武器でもある。
  • ユーキ・ジュウダイ
    放浪癖を持つセプター。好奇心が強く世界中を旅して回っているが、定期的にセプターズギルドに顔を出している。
    『精霊と話すことができる』と称しており、スペルカード片手に虚空に向けて喋っている姿が多々目撃される。そのため周りからは奇人だと見なされているが、基本的には善人なので友だちは多い。
    また、普段は茶色い眼をしているはずなのが、ときに両目が金色になっている姿を目撃されることがある。そんな時のジュウダイは普段とはまるで別人のような苛烈さと冷酷さを見せるという。
  • スコール・レオンハート
    セプター兼傭兵。本来なら傭兵ギルドに所属して然るべきなのだが、世界が崩壊の危機に陥ろうともカードバトルを吹っ掛ける程のカードジャンキーであるため、こちらに記載。
    『グリーヴァ』と名付けられたクリーチャーを中心に、自身も『ガンブレード』と呼ばれる特殊な剣を手にしての白兵戦を仕掛けてくる。
    ちなみに1りでいるときは、ストーンウォールのような壁みたいなクリーチャーに話しかけている姿が見られるあもりにも寂しすぐるでしょう?;;
    まぁ尤も、カードのクリーチャーも確たる意思を持っている。ストーンウォールもちゃんと話は聞いているのだ。勿論返答は無いが

孤児院【石の家】

十数年前、エンダネス島に移転してきた小さな孤児院。イデアという魔術師とその夫によって運営されている。
孤児院といいつつ、ここで暮らしている子どもたちの大半は、周囲からの偏見によって故郷で暮らすこと出来なくなったり、虐待を行う親から引き離された「孤児ではない」子どもたちである。
ここの出身者はセプターになることが多いが、素質が無いからといって区別されることは無い。ただしセプターにならなかった場合往々にして重度のカードジャンキーに育つのはご愛嬌
多くの子どもたちが穏やかに保護されて心の傷を癒し、やがて自分の道を見つけ、エンダネス島から旅立っていっている。

実は…

【見えないものが見える】【虚空に向かって話しかけている】などの異様な行動を見せて周囲から嫌われる子どもの中には、セプター能力者としての素質を持つものが存在している。
【石の家】にはそういった子どもたちを前もって保護するため機関という役割がある。
もともと【石の家】はただの孤児院だったのだが、十数年前、ギルドマスターがエンダネス島への移転を打診。
当時から運営者のイデア、当時ここで暮らしていた少女エルオーネなどの異能者をかかえていた【石の家】側がそれに同意。エンダネス島への移転を決めたという経緯が存在する。

ヘルシング機関

悪意を以て人間の世界へとやってくる魔界の住民を狩る者…すなわちダークストーカーの元締め的な組織。
ダークストーカーが必ずこの組織に所属していなければならないというわけではないが、潤沢なバックアップを得られるため、形だけでもここに所属しているダークストーカーは多い。
一応表の組織なのだが、一部メンバーの過激っぷりは裏系組織とタメ張れるんじゃねーかってレベルである。
盟主はヘルシング家だが、その他ベルモンド家等の高名なダークストーカーの一族もメンバーに名を連ねている。
ちなみに、ダークストーカーが必ず人間である必要はない

命令は唯一つ「見敵必殺
  • フランドール・スカーレット
    ダークストーカー。人間
    幼い頃に家族が目の前で吸血鬼に襲われるのを見て以来吸血鬼を憎み、ダークストーカーの道を志したという。
    その吸血鬼への激しい怒り故か、彼女と対峙した吸血鬼は炎剣レーヴァテインで灰すら残さず消し飛ばされてしまうとか。
    自分や家族の運命を弄んだ吸血鬼に対しては必ず落とし前をつけさせると常々公言している。
    一方で、不遇な境遇に見舞われる吸血鬼には条件付で助ける事もある。これには彼女のある事情が絡んでいるらしいが……
    何故か数珠を常備している。本人曰く「対吸血鬼用の防具」。
    ちなみに、性に大らかなこの世界の住人としては非常に珍しく処女である。ただし後ろのほうは使ったことがあるそうだ。
    その本当の目的

    生き別れの姉を見つける事。そして、吸血鬼を人間に戻す方法の探索である。
    幼い頃に両親は吸血鬼に殺害されたものの、姉はその吸血鬼の手で吸血鬼化してしまい、周囲の迫害、そして吸血鬼故の衝動に耐えきれず姿を消してしまった。
    フランが吸血鬼の手にかかる事がなかったのは姉が機転を利かせて逃がしてくれたためである。
    フランはそんな姉に感謝していると共に、彼女がその後陥った境遇にトラウマを持っており、何とか姉を救いたいと思っている。
    吸血鬼に対する狂気にも似た憎しみを抱く彼女が正気を保っていられるのはその信念があるからと言える。
    フランが救う吸血鬼とはすなわち無理矢理人間から吸血鬼にされてしまい、迫害を受ける者である。
    最近、姉と同じ名を持つ吸血鬼が暗殺ギルドにいるらしいという噂を聞いており、人々に害をなす吸血鬼を処断しなければならないというダークストーカーとしての自分と、なんとかして姉を救いたいと思う妹としての自分…すなわち狂気と正気の間で激しく揺れ動いている。
    また、密かに心を寄せるマクシームを襲ったのがどうやら姉らしく、そのマクシームが姉に対して復讐に燃えているという事実もまた彼女の心を揺さぶっている。
    これらの事は、フランとの好感度が高くなると2人きりの時に彼女から教えてもらえる。
    なお、アーカードからは狂気に蝕まれながらも正気を保ち続ける超人的な意思を高く評価されている。
    アーカードとフランがPTにいる状態でフランが致命傷を負うと……?

  • D
    その持ち得る武力は世界でも五指に入るだろうと評されるダークストーカー。吸血鬼と人間のハーフである「ダンピール」である。
    父親は「神祖」と呼ばれこかつて地上を収めた最強の吸血鬼である、現在行方不明でDのターゲット。
    黒衣を纏い旅人帽(トラベラーズハット)を被り、背中には長剣を背負い、胸元に青いペンダントを下げて居る。
    最大の特徴はその恐ろしいまでの美貌である、無機物も人格をもたない存在さえ魅了するほどに美しい。
    その剣技も常軌を逸した領域にあり、一振りで太古の邪神を撃退するレベルである。
    左手に人面疽があり、無口なDに代わり要らん事をしゃべりまくる癖があるが変なこと言うたびに握り潰される。
    人面疽は四大属性にに乗っ取った力を行使可能、組み合わせて使うこともできるが使用には条件があり、火・水・風・土のいずれかに属するものを人面疽が食わなければ力を振るえない。無論振るえる力は食った属性のものだけである。
  • セフィロス
    英雄と呼ばれる事もある、ダークストーカーの1り。特徴的な前髪を生やしている。
    科学者の父親が、母親が自分を身ごもった際にジェノバと呼ばれる悪魔の細胞を移植するという実験を施し、その結果魔人としてこの世に生を受けることとなった。
    その出自ゆえに身体能力は高く、長刀『正宗』拳銃『エボニー』『アイボリー』を駆使したスタイリッシュな戦い方は、悪魔も泣いて許しを乞うとも言わしめる。
    危機的な状況に陥ったときには、手にした秘宝『黒マテリア』の力をもって、魔人形態イカデビルに変身、いん石を呼び出しての超高度からの狙撃を行う。
    セフィロスが登場するクエストは、必ず彼が突き刺される場面がある。
    ストロベリーサンデーが好物で、おごって上げると好感度が上がる。
    仕事中は真面目なのだが、訓練中はわりと洒落にならないレベルでふざけ、プライベートではザックスが一瞬で幻滅してしまったレベルで完全にだらけている。
    イヴァリース在住の銀髪鬼と呼ばれる吸血鬼と容姿、武器がよく似ているらしいが、完全に赤の他人双子の兄とかはいない
  • アーカード
    ヘルシング機関の対化物用の切り札とされる存在で、世界最高峰のダークストーカー。しかし、吸血鬼であり使徒なので表沙汰にはされていない。ちなみにアーカードの食料は司法ギルドから死刑囚を譲り受けたり安い奴隷を使ったりして調達している。曲がりなりにも公的機関なのでそこらのチンピラ殺して調達するのは致命的に不味いのだ。
    かつては一国の王であったが戦争中に弟の裏切りを受け国民は皆殺しにされ、自身も捕縛され処刑されかける。処刑寸前深い絶望に襲われた時に「降魔の儀」が発動。裏切りや戦争での敗北などで人間であることにいられなくなったアーカードは自らの国を「捧げ」使徒へと転生し化物へと成り果てた。
    使徒27祖の第10位であり他の異形や使徒から、化物人間の狗最凶最悪の裏切り者として恐れられている。
    そんなチートな彼であるが、化物を倒すのはいつだって人間という持論を持っており、使徒でありながら人間を羨ましがっている、或いは自分の心の弱さを悔いている節もある。そして、超人的な意思を以て戦うヘルシング機関の人間メンバーに対しては彼なりに敬意を表している。
    そんな信念を持っている人物なので、逆に自分同様に人間辞めて化物になったような連中には一切の容赦をしない。目下の敵はゴッドハンドを初めとする使徒であり、使徒側からも超危険人物として警戒されている。当然だが、アーカードは「蝕」に参加しない。
    組織に最も忠実なダークストーカーでもあり、敵から呼ばれるように自らの事を「狗」と自嘲する事もある。
    使徒や魔物などに利用されている人間たちを殺す際には必ず機関のトップに了解を経てから行動する、これは責任逃れではなくヘルシング機関が自分が仕えるに相応しいかどうかの試しである。
    Dとの初対面時にトラブルになったが、どうやらDの因縁ある相手とは似て非なる存在だということで収まった。あと、ベルモンド家の宿敵とも似て非なる存在らしい。つまり最低3人はドラキュラ伯爵がいる事になる。いいのか、それで。
    ついでに「ツェペシュの幼き末裔」とは全く以て無関係との事。
    「では教育してやろう。本当の吸血鬼の、そして使徒の闘争というものを」
  • ホン・メイリン
    とある小さな町で武術道場を開いていたしがない師範の一人だったのだが、数年前の満月の晩にその町を貧弱一般吸血鬼が襲撃。
    たった一夜でそこに住む人間の多くが吸血鬼の餌として殺され、瞬く間に彼女がその町で最後の生き残りとなってしまう。ただ一人武道家として足掻くものの、直にその吸血鬼によって捕縛。今まさにメイリンが餌食になろうかという時に現れたのが、ヘルシング機関に所属するアーカードだった。
    『お嬢ちゃん、処女か?』『え゛』
    その後なんやかんやあって貧弱吸血鬼ごとアーカードに殺されたメイリンは、アーカード本人よってドラキュリアにさせられ、有無を言わさずヘルシング機関に所属させられることになった。
    吸血鬼としてのスペックは同組織のアーカードやD、アルカードに追随するものがあるが、まだまだ吸血鬼としては半人前。アーカードの後の暗がりをおっかなびっくりついてきながらも、ダークストーカーとして活動している。
    ちなみにホンが名前でメイリンが苗字。
  • ザックス・フェア
    ヘルシング機関に雇われた傭兵でセフィロスの相棒。
    元々はセフィロスに憧れていたらしく、ヘルシング機関にやってきたのもそのためであったようだ。
    明るい性格で、ヘルシング機関のコメディリリーフの1人。ブラボーとはよくお馬鹿な発言を言い合っている。
    最近ではメイリンのフォロー役を務める事が多い。
    メイリンとザックスがPTにいる状態で2人とも瀕死になると……?
    「夢を抱き締めろ。そしてどんな時でも、誇りは手放すな」
  • マクシーム・キシン
    ダークストーカーの一員で、秘宝の一つ《伝説の剣ステラソード》+6の使い手。世界最速の剣士の異名を持つ。
    ベルモンドの友人であり、異大陸へドラキュラ崇拝の暗黒教団(セブンスドラゴン団)を滅ぼしにいったベルモンドに代わってこの大陸での吸血鬼狩りを請け負っている。
    (実はベルモンドはこの大陸に帰ってきているが、ある事情により機関に連絡をしていない)
    ただの人間でありながら、アーカードやDが認めるほどの「闇の心」を持ち、その実力も決して彼らに引けを取らない。
    最近では都市一つを壊滅させ、その中にいたベルモンドの恋人リディアを襲い、
    駆けつけた自身にも手傷を負わせて逃亡した謎の吸血鬼、通称スカーレットデビルを探し出そうとしている。
  • アルカード
    ダークストーカーの一員でD同様にダンピール
    かつてベルモンド家と共に父であるドラキュラ伯爵に立ち向かったため、ベルモンド家の友人として、ヘルシング機関の重鎮扱いになっている。
    Dとは初めて会った際はお互いに混乱したが、今では境遇の似た良き理解者。アーカードとは名前が似ていてややこしいと皆に思われている
    実はベルモンド家の始祖ではないかという噂もあるが、本人は否定。人それを黒歴史と言う。
  • キャプテン・ブラボー
    銀のコートを目深に被っているダークストーカー。
    錬金術で作られた突撃槍「サンライトハート」の使い手で数多くの食人の化け物を撃破した一流の戦士。
    純粋に人を助けるためにダークストーカーになったというヘルシング機関のメンバーの中では珍しくまともな性格。ただし、事あるごとにボケに行く一種のコメディリリーフ。
    銀のコートは師匠である初代「キャプテン・ブラボー」から二代目襲名の際に譲り受けたもの。まるで正体を隠すかのように目深に被っているが特に理由はなく「何故ならその方がカッコいいから!」。
    パピヨンとはかつての宿敵の間柄であり、互いに最大の理解者という間柄でもある。
    狂気と正気の狭間を彷徨うフランの危うさを心配しており、彼女のフォローに回る事も多い。
    元ダークストーカーの嫁さんがおり、バカップル。
  • レイジ・アリス
    二丁の拳銃と二本の刀を巧みに操るダークストーカー。
    父親の後を継いでダークストーカーを志しており、現在は父親を殺した妖狐と呼ばれる妖怪を追っている。
    ヘルシング機関のメンバーの中でも極めて真面目な性格であり、話が脱線すると即座にツッコミを入れる。
    アーカードやフランが過激な発言を取るとツッコミ、ブラボーやシャオムゥがボケに走るとツッコミ、Dが必要以上に黙り込んでいてもツッコミ…etc
    こんな性格なので必然的にヘルシング機関の前線メンバーのまとめ役をやらされる。周囲も彼が不在の時に話が脱線し続けると「レイジがいないから話がまとまらない」と嘆く始末。お前らそれでいいのか……
  • シャオムゥ
    二丁の拳銃と仕込杖を操るレイジの相棒のダークストーカー。仙狐と呼ばれる妖怪。
    レイジが真面目な分、とことんおちゃらけた性格でブラボーと共にボケを連発するコメディリリーフ。
    おまけに紳士ギルドに入り浸っているという噂もある。
    レイジと共に宿敵の妖狐を追っている。
    とてもそうは見えないが、アーカードより年上である
  • リナ・インバース
    太古の昔に赤の龍神スィーフィードの手によって七つに分断され、封印された赤眼の魔王シャブラニグドゥ──その七つの分体のうち二つを人の身で撃破した、前人未到・空前絶後の大英雄。魔を滅する者(デモン・スレイヤー)
    元々は冒険者として各地を転々としていたのだが、どこへ行っても英雄扱いされるのが鬱陶しくなり(彼女曰く柄じゃない、とのこと)、ヘルシング機関へ腰を落ち着けることになった。
    魔術師としての技量はかなり高く、人類が扱える最強クラスの攻撃魔法、竜破斬(ドラグスレイブ)を軽々と扱うことができるほど。火力だけを見ればヘルシング機関でもトップクラスである。
    基本的に自分勝手で思い込みや偏見が激しく血の気が多いが決して悪人ではなく、少なくとも人並みくらいの正義感は持ち合わせている。何を持って正義とするかは置いておいて。
    非常に頭の回転が速く、いざという時には彼女が場の進行役を勤めることもある。
    食い意地がかなり張っており、食事量はヘルシング機関の中でも一、二を争うほど。その割には体──主に胸部が育ってないけど。シャオムゥとはその点で意気投合した
    公的な機関に属しているために趣味の盗賊いぢめができず、少しストレスが溜まっているらしい。
    ナーガと一緒に旅をしていた時期がある。
    『黒い悪魔』との関係

    アルケイン魔法大学のシャントットとは、同郷生まれで幼馴染。幼い頃はもう一人のねーちゃんのような存在だった、とリナは語る。
    「二人でケンカしたり悪戯したりしちゃあ、ねーちゃんや近所のおじさんやおばさんたちに怒られてたわねー」
    「田舎だったからだと思うけど、みんな容赦なくてね。けっこう大人になってもわんわん泣いて土下座して謝るまでお仕置きされたもんよ。…ま、それで懲りたことなんてなかったけどね!」
    ……この二人を『泣きながら土下座するまで』お仕置きできるおじさんやおばさんのいる土地って?

    初期スキル一覧
    片手剣の心得6周りが人外ばかりなせいで目立たないが、実は達人クラスの剣術家でもある
    見切り5魔族との長年の戦いで身につけた
    黒魔法の心得10竜破斬をぽこじゃか撃てる程度の実力
    白魔法の心得3リカバリィくらいは使える
    怒りが有頂天-非常にキレやすく、そして怒ると手がつけられない
    早口-ドラグスレイブの詠唱を中略できるのはこいつくらいなもんだろう
    大食い-しかし胸はせいちょ(ドラグスレイブ
    話術2何か言う暇があったら魔法を詠唱するだろうな
    容姿美少女自称天才美少女魔道士
    容姿貧乳…あれ、挿絵やDVDのパッケ絵を見る限りだと普通にあるような…
    精神覚悟完了彼女の心を折るのは簡単ではない
    魔道階級魔術師大魔道士と呼ぶにふさわしい実力と名声を有している
    善心4まぁ普通に正義感は強いんだけど…
    悪心3犯罪行為を行うことに躊躇がない
    -1行先行先でトラブルに巻き込まれる
  • シキ・ナナヤ
    使い魔のレンと共に旅をしているフリーの暗殺者兼ダークストーカー。
    シキ・トオノの心の闇が具現化した存在……だったはずだが、レンとの契約がきっかけで自我を確立しており、今では完全に別人である。そのため、ノーバディとは似て非なる存在。
    殺しについては如何なる依頼も気分次第で引き受けるが、女子供はレンが嫌がるので手を出さない。
    ヘルシング機関にはナナヤ家の繋がりで形だけ所属しており、いつもは放浪している。
    アーカードに対して初対面時に「あんたの身体は他の誰よりもバラしがいがありそう」という命知らずな発言をしており、一度殺し合ってみたいらしい。
    なお、その殺し合いを求める性格を見込まれて、暗殺ギルドの勧誘を受けた事があるが、勧誘に来たサクヤに対して、実力行使で追い払いにかかったため、暗殺ギルドとは完全に敵対関係。
    本人は殺し合い出来る相手が向こうから来てくれると大喜び。レンはガチで頭抱えてるが。
    サクヤとは幾度となく殺し合っているが、未だに決着はついていない。
    殺し合ってみたいと思っている相手に、カイムと人斬りミョン、オーフェン、ヒトシキ・ゼロザキがいる。
    そして、墜ちる所まで墜ちたもう一人の自分に対しても決着を付ける気でいる。
  • レン
    ナナヤの使い魔で白猫の夢魔。
    饒舌かつ慇懃無礼な性格なのだが、ここぞという時に詰めを誤ったり、なんだかんだでお人好しだったり、ツンデレだったりで割と憎めない。というより、相方がナナヤで基本彼のツッコミ役なので相対的にまともに見えてしまう。
    シャオムゥからは同類扱いを受けているが、「私までイロモノにしないでちょうだい!」と嫌がっている。残念ながらもう手遅れです
  • シキ・リョウギ
    ヘルシング機関のスポンサーの一つであるヤクザリョウギ家の女当主。常日頃から東方大陸の民族衣装を着て過ごしている。
    かつては自身も機関の一員として化け物相手にナイフ一本で切った張ったの大立ち回りをしていたが、数年前に出来婚した事を切っ掛けに引退。それ以降は今までの暴れっぷりが嘘のように大人しくしている。
    普段は淑女然した穏やかな喋り方をしているが、かつての同僚などそれなりに親しい相手と話す時は男っぽい粗暴な口調になる。

ラヴニカ

協約(ギルドパクト)を結んでいるギルド連合。世界各国に支社を持ち積極的に活動している。
後述する代表的なギルドはパルンズと呼ばれ、このギルド連合を発足させた最古参ギルドである。
ギルド内の縦の関係とギルド間の横の関係はとても良く、特にギルド間の連携は迅速且つ丁寧で最高の成果を出している。また、所属ギルドの証明でもあるギルドシンボルはそれ自体が強力なマジックアイテムで、所属するギルドでの活動のサポートをしてくれる。無論、戦闘時には戦闘時用の効果を発揮する。
一部の例外はあるが、ギルド連合以外のギルドへの協力も惜しまず行っている。
ギルドマスター達は誰も彼もが想像を絶する程の実力者である。また、定期的にお茶会を開いて意見交換を行っており、最近は少しづつだが活動が活発化し始めた闇系のギルドに眼を光らせている。
各ギルドには『ギルドナイト』という精鋭部隊が存在し、危険度の高い任務や難易度の高い仕事をこなす。
またギルドナイトは同時に『執行人』の顔も持つ。重大な違反、犯罪を冒した者は個人で無く、組織として名を落とす。ゆえにそういった者をギルド内部で対処・処分する役目である。

傭兵ギルド『ボロス』

大天使ラジアをギルドマスターとする傭兵ギルド。所属している者の多くが一級廃人並でその依頼達成率はかなりのもの。また、警察機構としても活動しており大変重宝されている。

主な構成員
  • ラジア
    傭兵ギルドボロスの創設者でありギルドマスター。
    2対の純白の翼を持つ女性で炎と光を手足のように操る力を持つため、炎の大天使の異名で呼ばれている。普段は本拠地サンホームでマーカスと共にギルドに所属する傭兵の教育と警察機構からの報告への指示を行っている。
    ナンバー2のモコウを誰よりも信頼しており、最近は彼女に自身の持つ炎と光を操る技を伝授している。
    彼女の真実

    天使のような姿をし、大天使の異名を持つ彼女だがその正体は意思と心を持った炎そのもの。謂わば炎の化身である。
    この世界ではこういった化身に該当する存在も暮らしており、ラジアはその内の一人である。

  • モコウ・フジワラ
    ボロスのナンバー2。ラジアが信頼する炎の申し子で警察機構の管理を任されている。面倒見が良く、新人の教育と訓練も行っているためこのギルドに所属した場合はお世話になることが多い。なお、この世界の人物なので普通の人間である。
    傭兵ギルドということでか荒くれ者も多く、胃薬と頭痛薬が最近欠かせないでいる。
  • ジール・ボーイ
    気苦労の絶えないモコウと共に警察機構を管理する鬼神と称される男。拳闘士であり数少ないマテリアル・パズルを操る魔法使いでもある。口数は少ないものの、仲間や部下を大切にしており良く相談に乗っている。冒険者のユウギとは拳で語り合う仲で月に一度ボロスの特別訓練施設別名隔離戦闘施設で拳を突き合わせている。
    マテリアルパズルとは

    あらゆる存在に宿る「魔力」をパズルのように分解/再構築することで別のエネルギーを作り出し、この世に新たな法則を生み出す技のことである。

    彼のマテリアル・パズル

    拳の魔法(マテリアルパズル) 三獅村祭
    魔力を宿した拳で殴るという、単純だが非常に強力な魔法。拳の魔力を変換し三種の「魔法拳」を繰り出すことができる。さらに2種類の魔法拳を組み合わせることで、2つの魔法拳の特性と威力を融合・強化させた「合成魔法拳」を放つことができる。また、「合成魔法拳」の最上位「完全合成魔法拳・神薙神無」はその名に恥じない威力を持っているらしい。

  • ミスト・レックス
    警察機構の新人。
    とにかく空気が読めない。実力はあるのだが感情が制御が下手で、安い挑発に乗って暴走してしまうことも少なくない。何故か暴徒鎮圧に全力を注ぐ。
    つい前までは農業ギルドにあるルーンファクトリーに所属しており、そこでは『カブ神』と称されていたのだが、他者が眼を向けているのは彼自身でなくカブということに気付き、傷心のままに農業関係から手を引いて傭兵ギルドに身を寄せた。お前カブ以下のままでいいのか・・・
    ハンターのサナエに惚れているらしい?
  • マーカス・フェニックス
    先の『侵略』でのドミナリア連合のデルタ小隊を率いて戦った。ナインタイタンズの一人、リリーホワイトが春ですよ爆弾を仕掛ける事に成功したのはデルタチームが少なからず貢献しているらしい。他にもハートレスをチェーンソー付きライトボウガンでミンチにしたりと一般兵士レベルとしては逸話に事欠かない。『侵略』の後はボロスに入団、後進の育成に当てっている。

魔法ギルド『イゼット』

知識を追求するドラゴン、ニヴ=ミゼットがギルドマスターを勤める魔法使いや錬金術師の多くが加盟するギルド。所属者の多くが日夜魔法や錬金術の研究に勤しんでいるため、その手のことを学ぶのならばここは打って付け。また、マジックアイテムやアーティファクトの製作依頼なども受け付けている。
また、古代ロンカ帝国の遺跡から掘り出した秘宝兵器《イゼットローン要塞 / Izzetlohn fortress》(15)を所持しているが、ニヴ=ミゼットの知恵を持ってしてもその秘められた力を引き出すことは困難であり、最近では外部に要塞起動のカギを求めているとか。

主な構成員
  • ニヴ=ミゼット
    魔法ギルドイゼットの創設者でありギルドマスターの人語を介し、心を読むことができるドラゴン。
    彼の飽くなき探究心は一万年以上前から今まで続いており、この世界で彼を超える知識量を持つものはいないとされ、特に魔法に関係するものや錬金術といったものの知識は天界の天使達が警戒するほどのものを持っている。
    魔法使いとしては規格外レベルドラゴンで魔法使いという時点で反則レベルだがで赤と青のマナを用いた魔法と対象のモノや魔法をコピーする複製魔法を好んで使っている。
    魔法の研究に対しては『失敗とは何も変わらないことである。何かが起きさえすればそれは成功である』という独自の考えを持って研究に勤しみ、『同一方向や横、斜めからではなく螺旋構造を描くようなものの見方をしろ』とギルドに所属している魔法使い達に言っている。
    そのためか、科学ギルドのユメミを一目置いており、お茶会の度に『自分のやりたい研究があるのならイゼットに来るといい。いつでも歓迎するぞ』と誘いをかけている。
    『侵略』の際も魔法の研究と称してハートレスを標的に様々な魔法や彼独自の理論を生み出していった。(モノを別のものに変身させるといったものから永遠とタップダンスを踊らせるといったもの等)
    さらに彼が研究の過程で生み出したものは奇抜な名前や彼の名前の一部が使われていたりする。
    また、一万年以上も前から現在にかけて世界で起こったことを全て記憶しているらしく、過去のことや古い知識が欲しい者にそれを教えるということもしている。
    普段はイゼットローン要塞の内部施設の研究をギルド所属の魔法使い達と共に行っており、イゼットローン要塞の真の力を発動するための起動キー『通電位式キー』を探している。ただ、一度バラして研究することも考えているそうだが
  • アリス・マーガトロイド
    七色の人形遣い>という異名を持つ魔女。
    真面目で努力家。周りへの気配りもできるお姉さんタイプの女性。だが目つきや喋り方が若干キツく、初対面の人間にはちょっと気難しそうなイメージを与えることが多いようだ。
    完全な自立型人形を作成するための研究を日夜続けているが、中々成果は出ていないらしい。
    外見はサクラより少し年上くらいの少女に見えるが、実際のところはファイ以上の高齢であり、魔法ギルドの中でもかなりの古巣である。無論、地位も相当高い。
    趣味は人形劇。たまの休日には街に繰り出して、子供たちに自慢の人形捌きを披露している。
    不死の秘密

    実はアリスは使徒であり使徒二十七祖第14位としての位すら持つ超大物である。
    ヘルシング機関は存在を把握しているがアリスは無害なのと機関にも話を通しているため放置。アーカードは殺したがっているが組織の絶対命令を受けているため我慢している。もちろん、まかり間違ってアリスがやらかしてしまった場合は、ヘルシング機関も即座に抹殺にかかる。
    使徒と化した経緯は、真の自立人形を完成させられない絶望により「降魔の儀」が発動し母親を捧げ使徒になる。
    使徒の割にはやけにマトモな姿をしているが、その体は生身では無く生体人形である。人形に執着していたため人形としての体を得てしまったのだ。
    捧げてしまった母親の人形を創り上げるためにアリスは今日も研究を行うのだ。

  • サクラ・キノモト
    かつてこの世界で名を轟かせた魔術師『クロウ・リード』の後継者にして、彼が創りし秘宝級の魔道具『クロウカード』の現マスター。
    ……なのだが、本人はそんな経歴に似合わないごく普通のほややんとした少女である。
    その実績・実力から御年一二歳にして魔法ギルドの中でも結構な地位にいるが、今のところは色々な雑務をほとんど自分の使い魔2りに任せている。
    魔法ギルドに入ったのはクロウカードを狙う連中から身を守るため。とりあえず、今のところはその目論見通り平穏無事に過ごせている。
    出身が普通の家庭のため、穢れた血と呼ばれ侮辱されることも度々。しかし、そんな陰口に決して負けず、どんな時も笑顔を絶やさない心の強さを持っている。
    恋人が現在ハンターズギルドに出向中。大好きな人と会うことができないのを寂しいとは思いつつも、いつか彼が帰ってきたときにアッと言わせるくらいに強くなろう、と日々修行を重ねている。
  • ファイ・D・フローライト
    いつもニヤニヤとした笑みを浮かべた魔術師。魔法ギルドでもかなり高い地位にいる。
    見た目は美青年のようだが、実年齢が100を軽く超えているとは本人の談。
    優しく気配り上手な性格をしていて、まだ幼く右も左も分かっていないサクラのサポートをしている。
  • リレ・ブラウ
    その才能を見込まれてイゼットに招待された魔法使い見習いの少女。とんがり帽子に抱えた大きな本、ステッキと由緒正しい魔法使いの格好をしている。立派な魔法使いになって故郷に帰らんとしているがイゼットの変人奇人の多さに辟易しているとか。
  • アーテイ
    「お前にできることなんか、みんな私が簡単に打ち消せることばかりだ」
    と言って本当になんでも打ち消してしまう天才肌の魔術師。ヤヤに負けず劣らず皮肉屋であるが、ヤヤのそれはある意味で「笑い」を含んではいるが彼の皮肉はその鼻っ柱の高さから来るものである。
  • ヤヤ・バラート
    アーティファクトやその筋のアイテムに都合がつき易いと言う理由でイゼットに属している、小麦色の肌と赤毛が印象的な女性。研究などとは無縁で冒険が彼女の友。他人に皮肉の効いた渾名をつける癖があり、例えば雑務を使い魔任せにしているサクラは彼女の口に言わせれば「ネクラ」である。皮肉の他に得意な事は赤マナを用いた呪文。
  • テフェリー
    時間と空間を操る魔法の使い手であり、プレインズウォーカーでもあるイゼットの魔法使い。
    停止した時間内や歪んだ時空間内で何の問題もなく活動できる体質を持っている。
    彼の操る時間の魔法は時間の停止だけでなく、未来や過去への移動といった時間遡行が行えるものでもある。また、空間を操る魔法は島一つを何の苦もなく空間移動させる規模のことができ、大陸を別次元へ転移することもできるよとは本人談である。
    今もなお時間と空間を操る魔法の研究を続け、自己研鑽に勤めている。
  • ケフカ
    道化のような衣装とメイクをしている魔道師。
    他人を小馬鹿にする態度や言葉をやたら良い声でノリノリに詠唱したり話したりすることが特徴。その高笑いは必見である。ギャグ調のキャラクターに見えるが、その魔力と行動はえげつない物が多く特に精神に作用させる魔術や相手や場をかき乱すその戦術は魔法ギルド内でも恐怖を感じる者も多いとか。
    このようなあまり好感を感じさせない言動と嫌らしい魔術と性格から彼はギルド内でも余り良く思われていない。もっとも魔術等の腕は確かなので彼の魔術の腕を盗もうと考えるメンバーや乱戦の際彼を頼る者もいない訳ではないが。自身のほとんどの魔力を使用するため普段は使用しないが追い詰められたり魔力供給がされている状態だと『心ない天使』や『ミッシング』などの凶悪な大魔法を使用する。
    魔法ギルドに入った目的は要約すると「歴史に残るような魔道師になりたい」とのことだが…?
    真の目的

    かつてのケフカは魔道師でもあったが、それとは別に独学で考古学についての研究をしていた。そして彼は考古学者達の間で話題となっていたロンカ遺跡の存在に心を奪われた。
    魔道師としてはその古代技術に惹かれ、考古学者としては様々なレリック群を創造するほどの古代文明が何故滅んでしまったのか…その神秘が彼を惹きつけ逃さなかった。そして各地を年月をかけるほどに転々とし、ついにある日念願のロンカ遺跡を発見し侵入することに成功した。
    侵入者に葬るために造られた兵器には手を焼かされたものの長年の準備といくつかの秘宝の力のおかげで探索は進み彼はその滅び去ったはずの魔道・機械技術に触れることができ最初の内は感動に浸っていた。
    しかし遺跡を解明していくにつれて発覚した真実。ロンカ帝国とその技術の滅んだ理由は神々による粛清という事を。その衝撃的な事実に対してケフカは深い絶望に取りつかれた。これほど素晴らしい技術を、発展した文化を手に入れた古代人類が何故神に裁かれなくてはならなかったのか。
    そしてこれほどの力を持ってしても滅びに抗えなかったこと、何よりこれから先人類が如何に進歩を遂げてもこれではすべて無駄になるのではないかと未来の推測。苦難を乗り越え、長い時間の果てに辿り着いた真実は彼にとってはあまりに辛いものであった。

    鬱屈した虚無感に囚われ全てが無駄なことに見えてきたころ彼に変化が訪れた。
    「ならば…神の居ない世界を作ってしまえばいい…!」人間ケフカの心が壊れ超人が生まれた瞬間だった。

    以降はロンカ遺跡の一部の品々を拝借し、(流石にウェポン級の兵器等は回収は不可能だったためその原型となるデータ等)現在は目的の前段階としてパラメキア帝国などに独自に接触し『魔道アーマー』などの戦力の提供を行いつつ戦乱による破壊を眺めている。また切り札として古代人達が作り上げた最終兵器であるウェポンの前進的存在と、ウェポンを独自に模した存在を手にしている。
    そしてケフカの最終目的は神の干渉から解き放たれる事である。果たして彼は過ちを繰り返してしまうのだろうか…。

  • ナノハ・タカマチ
    「魔術を用いた戦闘術」についての研究を日夜重ねている女性。
    《イゼットの白い悪魔》という非常に仰々しい二つ名を持つ。本人は必死になってそのあだ名を否定しているが、その正確無比かつ超威力超射程の砲撃で立ちふさがる敵を薙ぎ払う様は悪魔そのもの。
    普段は優しく包容力のある女性だが、その分キレた時の爆発力は凄まじい。
    双子の娘を持つ母でもあり、自分のもとを離れ魔法の修練に励む彼女らに対する心配を隠せないでいる。

娯楽ギルド『ラクドス』

娯楽施設や賭博場、夜のそういうもの等の娯楽、遊戯施設を提供するギルド。「生とは楽しむこと」を心情とする変わったデーモン、リトル・デビルをギルドマスターとしている。多くの施設が貧弱一般人から超級廃人まで幅広く対応しているためここを利用するものはかなりのもの。無論、夜のそういったものもである本拠地の巨大娯楽施設リックス・マーディは魔法ギルド協力の下、面白い施設の開発と現施設の改良が日々行われている。

主な構成員
  • リトル・デビル
    娯楽ギルドのギルドマスターにして悪魔。体系は名前に似合わずボインボイン。好物は童貞。
    かつては色情狂と博打狂いのクズコンボが揃いギルドに通いつめていたがその内に自分で娯楽を創りだしてみたいと思うようになりギルドに入団。数十年後にギルドマスターの座を射止める。
    性格は破綻しているが面倒見が良いため人徳は高い。紳士帝国についてはどちらかと言えば肯定的ではあるが、現在リトルは十分満たされているためスカウトを断った。
    戦闘能力も非常に高く両手足に装着した拳銃を使用する武術「バレットアーツ」で敵対者を撃滅する。魔力を使う攻撃のたびに服が薄くなるため「スタイリッシュ痴女」の二つ名を持つ。本人も割と気に入っているようだ。
    ティンクの裏は知っているが別にいいと思っているため放置している。ちなみにティンクとの個人的関係は恋愛感情を一切伴わないセフレで、会うたびに互いに研鑽した技術を披露している。
  • コガサ・タタラ
    ラクドスが誇る巨大娯楽施設リックス・マーディ及び娯楽施設の管理を行っているラクドスのナンバー2。
    快活でノリがよく、娯楽施設に頻繁に顔を出しては利用者と一緒に遊んでいる姿が目撃されている。
    最近はすごろく形式の遊戯施設の開発を行っている。
  • ティンク
    娯楽ギルド・・・というかリトル・デビル最大の出資者。
    魔界の一王子という立場からは想像も付かないほど物欲的で自分の感情に正直。
    その性格のため、割とイケメンだが寄ってくるのは金目当ての人物のみ。本人は気にした風もないが。
  • ヒナ・カギヤマ
    世界各地の娯楽施設で華麗な舞を見せる踊り子として活動している絶世の美女。
    全身に結ばれたリボンを天女の羽衣のようにして優雅に舞う彼女の踊りはあらゆるものに感動と癒しを与え、時には彼女の舞に魅せられて結婚を申し出る有権者の男達も多いのだとか。
    といっても彼女にとっての舞は娯楽ギルドという名目に反しないためのおまけのようなもので、彼女が願っているのは回転運動を異常なまでに取り込み、さらに全身に結ばれたリボンを鞭のように扱う動きを組み合わせた全く新しい鍵山式武闘術の完成。
    時折酒場で暴れる客に対してその武闘術を披露し、半ば用心棒のような役割をこなしながら世界を回っている。
    最近は多くの古流武術を修めた人間の住むシンクロ二・シティに行こうかと思っているらしく、シュレイド大陸で世話してくれる伝手を探しているらしい。
  • ジタン・トライバル
    娯楽ギルド直属の劇団『タンタラス』の劇団員で、タンタラスの看板俳優。
    女好きで軽い性格ではあるが、その根幹は世話焼きで困ってる誰かを放ってはおけないお人よし。
    普段はタンタラスの一員として、劇場型飛空艇『プリマビスタ』で世界中を飛び回っている。
    ただの劇団員にしては、短剣二振りを使用しての戦闘術を会得していたり、裏の情報に関してもやけに詳しかったりと、いかにも怪しげな気配を感じるのだが……。
    裏の顔

    彼というか、劇団タンタラス自体が盗賊ギルドのエージェントなのである。
    主なターゲットは悪徳貴族が不必要に搾取してきた税や、権力乱用で召し上げた貴重品等。時として不法な売買によって望まぬ奉仕を強いられている奴隷や使用人、不都合な事情によって隠されている貴族の私生児等、物だけにとどまる事もない。
    劇団は裏の顔を隠すためのカモフラージュでしかない……はずなのだが、ジタン本人を含め、団長以下の劇団員全員劇団の方が本職なんじゃねぇのってくらいノリノリで、お前ら本当に裏の組織の人間か?と突っ込みたくなること請け合い。

情報屋ギルド『ディミーア』

大天狗・天魔をギルドマスターとする情報屋ギルド。表では運送業や新聞の発行といったことを行うギルドと言われているが、このギルドの本当の顔は情報屋である。金はかかるもののその情報収集力と機密性、信憑性はピカイチ。ありとあらゆる国家の秘密や裏のことについても知っているのではないかと噂されている。
ギルドマスターの天魔は真実の記者・アヤの情報収集能力と行動力を高く評価しており、ディミーアに是非とも欲しい人物だと考えている。

主な構成員
  • 天魔
    情報屋ギルドのリーダー。種族は天狗である。人間等より遥かに長く生きる天狗の中でもかなりの長老である。
    その妖力と情報網は時間を感じさせずに衰えていないと評判。多額の金額を支払えば困難な情報でもほぼ完璧に調査してくれる…が一般人では会うことすら叶わず、また一部では確かに情報は非常に役に立つが不自然なほど役に立ちすぎると思っている人間も少なくない。
    確かにその評判通り彼の情報をよく利用している者(とはいっても一般人などでは利用すらできないためある程度の地位を持った人間だが)も闇系の話題等にあれほど首を突っ込んでいる者が何かしらの工作すら受けないのは何故だ?情報ルートは?と疑っているふしもある。
    しかし本気で疑っている人間はほとんどおらず大体欲しい情報さえ手に入れられればそれで良い、と考える人間が圧倒的多数なため天魔も気にしていない。
    戦闘では団扇と妖力によって風を自由自在に操り敵を攻撃する。種族としての力も相まってギルドリーダーの例に漏れず非常に強い。もっとも余り表舞台に立つ人物では無いが。
    正体

    その正体は情報屋ギルドの「表向き」のリーダーにして闇の一党幹部。
    情報屋を設立したのは間違いなく天魔ではあるが設立された理由は「夜母」が情報を集め、表の世界にも通じるパイプが欲しかったからである。元々彼は昔表向きは世界を駆け巡る記者、裏では暗殺ギルドの暗殺者であったのだが夜母がその高い能力を認めこのような位置に任命した。
    闇の一党と情報ギルド…これらの情報網が異様なのは二つのギルドが表と裏の情報を集め共有しているからである。事実この情報屋が設立されギルドとなった時から闇の一党は飛躍的に発展したらしい。
    彼が建てた情報屋も裏や調査困難な情報を闇の一党が集め渡す、或いは「造る」ことによりメキメキと他の調査機関を抜いて成長していきギルドとまでなるのにそう時間はかからなかった。
    これらの事実を知る者は闇の一党の幹部クラスの人間と夜母とシシス、そして彼だけである。部外者が万が一余計なことを知ってしまえば…。
    また彼が闇の一党に背くことは基本的に決してない。夜母が彼に与えた恩恵と愛情は計り知れないものだったからである。

  • ルーミア
    ディミーアのエージェント。外見は金髪の少女の姿である、また赤い特徴的なリボンを身につけている。
    しかし闇を操ると評される程その実体の多くは明らかでなく、一個人なのか複数人の呼称なのか、或いは存在しない架空の人物なのかさえ不明である。確かなのは、ルーミアと呼ばれる存在がディミーアの活動に貢献していると言う事だけだ。果たしてその正体は…?
     
    「ルーミアにでも聞いてみたら」
    ―知るもんか、のディミーアでの言い回し
     
  • アヤ・シャメイマル
    シナリオ開始当初はフリーだが、条件を満たせば情報ギルドに所属する。
    勧誘していた天魔の計らいで、護衛兼監視付きではあるがフリー時代とほぼ変わらない自由度で動くことで出来る。
    明るく図々しい、自称・清く正しい記者。『文々。新聞』を作っている。
    身軽なフリーから転向したのは、恋人に協力するためらしい。
  • ハタテ・ヒメカイドウ
    情報ギルドの一員。人間。
    アヤとは幼馴染であるが、割と有名な彼女を見返そうと日々奮闘中。
    意外と真面目で実は情報ギルドの中では最も仕事の遂行率が高い。でも目立たない

司法ギルド『アゾリウス』

大判事シキ・エイキ・ヤマザナドゥをギルドマスターとする法を学ぶ者達によって構成されるギルド。ギルドパクトを結んでいる都市の司法機関を統括する存在である。エイキが下す判決は絶対であり、上告は認められないが、保釈の日から一年後にその街の住人の大多数の支持を取り付ける事が出来れば再審を受ける事ができると言う規定が存在する。
イヴァリースでは異端審問制度があり、グレバドス教会の委託でイヴァリースではイヴァリースの『法』に則り裁判を行う。これはイヴァリースに限った事ではなく、それぞれの国や地域にはその土地に根付いた法が存在し、アゾリウスはそれに則った裁判を行う。法に対し盲目、それがアゾリウスの存在意義である。少なくともイヴァリースでは異端審問官が居る以上裁きを受けるのはグレバトス教会の定義する「人間」のみ、あとはそれ以外は裁判を受ける権利すら無く駆除、グレバトス教会に異端認定されればやらせ裁判で死刑である。

主な構成員
  • エイキ・シキ・ヤマザナドゥ
    司法ギルドのギルドマスター。そして最高裁判長である。
    自らの中に法という名の絶対的な善悪の基準が存在するため異常なほどに厳格な裁判を行う。その裁判には人情の入り込む余地などは一切存在せず、全てを土地ごとの法に乗っ取るため、他の土地での事例や事情を酌量すれば無罪であっても何の躊躇もなく有罪判決を言い渡せる。
    その為宗教裁判などの被告の家族からは憎しみを受けているが一切気にしない。
    シキは人間ではなく、何者にも染まらず惑わされない別次元の存在であるから他人を裁けるとまで噂が存在する。その在り方はまさに精神的超人と呼ぶに相応しいだろう。
    あまりにも厳格なため友人と呼べる存在はおらず懐刀であるコマチに向ける感情も信頼でなく信用である。
    また被告の家族に襲撃されることもたまにあるが『侵略』の記録を元に作られた全く新しい戦闘技術「ガン・カタ」をマスターしているため戦闘能力も高く常に撃退している。ガンとは名前にあるがエイキは銃を使わずに特注の悔悟棒で戦う。リトル・デビルとは違うがまるで踊るように戦うさまから「エーキッキ・アクション」とも呼ばれる。
  • イスペリア
    アゾリウスの本拠地プラーフにて佇んでいるどでかいスフィンクス。プラーフは大理石や水晶と言った建築材で構成された尖塔群である。ギルドナイトの中でも精鋭中の精鋭が守護している事でも知られる。
    イスペリアは遥か昔のアゾリウス結成当時からのアドバイザーを務めているが、現ギルドマスター・エイキは非常によくやっているので特に言う事は無く、暇を見つけては道行く人々にSEKKYOUをしている。
  • コマチ・オノヅカ
    司法ギルドの一員。エイキの懐刀であり、『執行人』であり『処刑人』。
    朗らかで江戸っ子気質。あまり真面目な印象はないが、ギルドナイトとしての顔は極めて冷酷であり、内外から死神と呼ばれ恐れられている。
    裏の顔

    暗殺ギルドにも所属する凄腕のアサシンである。
    宗教裁判などで明らかに無実な人間にも数多く【処刑】した事を買われてスカウトされた。
    義侠心の高いコマチはスカウトを受ける条件として「あたいは悪人以外は殺さない」を要求、本来なら拒否されるが死神と名高いコマチが付くなら安いものとギルドは許可。
    以後、法で裁けない悪に対する復讐の依頼などのみコマチに回され、通常業務での罪人への【処刑】とは別に暗殺任務を【執行】する日々を送っている。
    暗殺ギルドに必要な情報を司法ギルドから極秘裏に盗み出してくるスパイのような行為も行っている。

  • パルスィ・ミズハシ
    浮気や女性へのDVといったことに関連する裁判において、必ず担当検察官を名乗り出る司法ギルドの一員。
    裁判にて行われる彼女の追求や刑期の要求は、被告人に対して傍聴人が同情するほどに苛烈で、エイキから厳重注意を受けることも多い。
    彼女自身の性格も嫉妬深く、他者の幸せといったものに妬みを抱くことも少なくはないが、一線を越えてそれを邪魔したり壊したりするようなことはしない。
    元々は嫉妬心など欠片もない近所でも評判の奥さんだったのだが10年程前に旦那に手酷く裏切られた結果、それが今の道を選んだ理由だとか。
    現在は裏切った旦那との間に生まれた娘、メディスンを一人で育てている。
    真相?

    実は裏切った旦那というのはオニンのことである。
    10年ほど前に行き倒れていたオニンを拾ったことが縁で知り合い、暫くの間夫婦同然に仲むつまじく暮らしていた。しかし、ある日突然何の前触れもなくオニンが失踪。
    その結果パルスィは一時的に狂気に陥り、錯乱。オニンは腹の子どもごと自分を棄てた、と訴えた。
    しかし医師の診察によるとパルスィの妊娠は想像妊娠であり、オニンに戻ってきてもらいたいと思うあまりのものであることが判明。
    あまりに凄惨なパルスィの様子に、周囲の人間は一時パルスィを病院に拘束することまで考えていた。
    しかし、パルスィがどこからともなく一人の赤子をつれてきてより、事態は一変。
    実際には妊娠していなかったパルスィが子どもを授かるはずもなく、その赤子はパルスィにもオニンにもまったく似ていない。
    パルスィが錯乱してどこかから赤子を盗んできたのではないかと思って調査をしても赤子がどこから来たのかも分からない。
    不明なことばかりの展開ながら、ともかくも母になったことによりパルスィの精神は安定を取り戻した。オニンへの恨みは消えないながら、今のパルスィは優秀な裁判官であり良き母でもある。
    なお、パルスィの手元につれてこられたとき、メディスンは一輪のスズランを手に握っていた。そのスズランは造花ではないにもかかわらず、10年後の今も枯れないままでいる。

  • ザルモゥ・ルスナーダ
    イヴァリースにて裁判を行う異端審問官。信仰と秩序を第一に行動し悪や悪魔等を決して許さないその姿勢は異端審問官の鏡だとグレバトス教会メンバーからは思われている。
    とは言っても悪魔や化け物でも悪行を働いていなければ特に攻撃や弾圧等は行わない。心中はともかくとして。
    反面融通が聞かない部分もあるがそれも悪をひた向きに許さないその性格があってのことと理解されている。
    ジョブは「ハイプリースト」で白魔の上位クラスである。そのため回復など補助に優れているが攻撃等はそれほど得意では無く撃たれ弱い。ギルドナイトや宗教ギルドとも繋がりがあるとか。
    人外や魔界の住民を狩るが、メンバーにも人外や吸血鬼も多いダークストーカーやヘルシング機関に対してはあまりいいイメージを持っていないらしい。

保健ギルド『ゴルガリ』

ルイージをギルドマスターとする公衆衛生を提供するギルド。ゴミ収集から下水道整備、近代的とされる街の運営には欠かせない存在であろう。墓地の管理も彼らの仕事である。

主な構成員
  • ルイージ
    保険ギルドのギルドマスターである。かつては「緑の方」「永遠の二番手」と呼ばれた元冒険家。
    昔は『侵略』や『亜空戦争』でも活躍した一流の戦士だったのだが、破壊された民衆の生活を見てこれを何とかしようと思い冒険家を引退し、地味ではあるが人々の生活を守るために保険ギルドに入る。元々は建物の解体や配管工事を行っていたため技術は高く数年後ギルドマスターに任命される。
    冒険家時代はあまりに高名過ぎる兄の影に隠れがちではあったが、本人は兄を尊敬しており、また仲間達の指揮を行うのは自分より兄の方が良いとの判断であのあんまりな通り名には不満を持っていなかったらしい。
    しかし、今や保険ギルドのギルドマスターとなったルイージを「永遠の二番手」と呼ぶものはいない。
  • コリブリ族
    ピンク色の羽毛と大きなクチバシ、つぶらな瞳が特徴のモンスターである。彼らは人語を解し、ゴルガリの構成員として日々の仕事に従事している。人間らしく進化した個体がいるという身も蓋も無い、だが魅力的な噂がある。
    コリブリ族で構成される労働組合はストライキを盾にギルド名を『コリブリ』にしようと露骨に企んでいる……いやらしい。
    あれ?彼女を代表にしたら丸く収まるんじゃね?
  • 雷皿♂
    最低だな。
  • 弓スカ♀
    んゆー?
  • 火皿♀
    ゴミの焼却担当。

農業ギルド『グルール』

農家の心強い味方であり作物と草花の育て方から販売までを引き受けるギルド。ギルドマスターはユウカ・カザミ。最近まで怠け癖が酷かった前ギルドマスターから彼女に移行したお陰で加盟者が増加している。この世界で農業を営みたいのならここを頼ると良い。

主な構成員
  • ユウカ・カザミ
    農業ギルドの長。ドミナリア連合のプレインズ・ウォーカー、リリーの妹。
    ちょっとSっ気が強めだが、基本的には親切で穏やかなお姉さん。誰よりも植物を愛し、誰よりも植物に詳しい。
    姉も大概だが、この人も大概な実力の持ち主。ギルドマスターの中ではトップクラスの力を持つという。事実は不明瞭だが、本人は一心に植物と関われればそれでいいようだ。
  • ルーンファクトリー
    魔物と心を交わし、それらを労働力として雇う形で農業を営む珍しい農業団体。魔物を扱うということで魔術に対する知識を多少ながらも必要とする、それなりに門の狭い組織であるが、その特殊な農業方法に惹かれて加入を申し出る人も多い。
    といっても必要な魔術の知識はそこらの魔法店で買う事のような入門書程度のレベルを有していれば十分であり、魔術関係ではありがちな能力の優劣が起こす諍いは全くなく、言う事を聞いてくれる魔物と共にのんびりと農耕をこなす姿が見られるだろう。
    何故かは不明だが、傭兵ギルドのミストはこのギルドを蛇蝎のごとく嫌っている。
    • 幻想のキリカ
      ルーンファクトリーに所属する本名不詳の電波系謎の少女。
      彼女の作るカブは非常に美味であり、ミストに継ぐ二代目のカブ神として人々に崇められている。
      カブをこよなく愛しているが、どういう訳かカブの酢漬けは苦手らしい。
  • カミラパパ
    チョコボ族。クラウドとはご近所さん同士で良き友人でもある。
    今日も元気に畑を耕していたが紫色の水晶を掘り当ててしまい・・・?
  • カミラ
    グルール野菜直販店の看板娘。取れたてフレッシュな野菜や果物、料理のレシピを提供している。
    アイテム『植木鉢』を所持していると彼女に植えた種の世話を依頼する事が出来る。
  • クラウド・ストライフ
    チョコボ牧場経営者兼チョコボレース運営委員会の中心人物。
    最近になって発見された馬鳥と言うチョコボによく似たモンスターはチョコボレースに出羽可能か否かのレギュレーション改訂に方々から注目が集まっている。
    冬はスノボ、夏は潜水艦、チョコボの他にもバイクに乗る多趣味な人物。
    実はティファが探している幼馴染みその人なのだが、クラウド側からとしては、だからどうした程度の繋がりのつもりである。
  • エアリス・ストライフ
    クラウドの妻でありチョコボの飼育員をしている。
    昔花売りをしていた時にクラウドに一目惚れ。
    その後猛アプローチを結婚し、現在はチョコボを世話しながら幸せな生活をしている。
  • クラエア・ストライフ
    クラウドとエアリスの一人娘。名前の由来は両親の名前を合わせたもの。
    外見は妹タイプなのに何故か姉オーラが出ている。
    両親のことを敬愛しているため彼女の前で二人を馬鹿にしようもなら「アンタもう死ね!」と泣き出してしまう。勿論その直後に大剣担いだコワーイお父さんがチョコボに乗って飛んでくる。
  • セイシロウ・サクラヅカ
    グルール専属の獣医。
    いつもニコニコとした笑みを浮かべた優しい好青年。
    東方の魔術の使い手でもあり、優男風の見た目に反して戦闘能力はかなり高い。

宗教ギルド『オルゾフ』

幽霊のミマをはじめ複数の幽霊たちによる『幽霊議会』をギルドマスターとする、多種多様な種族それぞれが信仰する宗教間での問題を解決するために活動するギルド。様々な宗教が所属しており、各代表者による定期的な会談を実施したり、万が一宗教同士の争いが起きた際に調停などを行う。もちろんすべての宗教が所属しているわけではなく、「宗教同士の共存」という方針に反発して所属しない宗教も多い。

主な構成員
  • ミマ
    オルゾフのギルドマスターを勤める『幽霊議会』の幽霊の一人。議会の取りまとめ役を行うことが多く、他の幽霊達からは議長とも呼ばれている。
    彼女は誰かの死した霊等ではなく霊や信仰といったものの化身であり、ある意味神に近い存在である。宗教同士の共存のために彼女は日夜奔走している。
    闇系のギルドに対しては何かを信仰しているところもあるので立場上中立を取っているが過激なものや欲に忠実なところが多いため、良くは思っていない。
  • ヨハン・パスカール
    ギルドの副マスターを勤める、地味な人間の男。
    幽霊であるため基本的に表に出れないミマ達『幽霊議会』に代わって、実質的にギルドの執務を執り行っている、地味に有用な人。あと地味に強い。
    あもりにも地味すぎて常時インスニが掛かっているかのように存在感が薄い、地味な人。
    デス=アダーとは旧知の仲らしく、たまに押しかけられては金の無心を頼まれることがある。迷惑に思っている反面、自分の存在感を感じる数少ない機会であるために地味にありがたいとも思っている。
    本人も薄々感じているが、あまり地味地味と言って弄っていると急に泣き出し、どこからか飛んできた運送会社の社長にボコボコにされて説教されてしまうので、気を付けよう。
    ちなみに風使いの牧師が天敵だとか。
  • カナコ
    神河で信仰されている最高神大口縄の娘である正真正銘の神の子。父から人間の営みと他の信仰されているもの、その考え方を学んでくるようにと人間世界に降り立った。神としては若いが最高神の子だけあってその力はかなりのもので、神河では天候を司る軍神として信仰されている。
    ハンターのサナエと気が合うらしい。
  • コスモス
    女神様。
    …ただし、何の女神なのかはよく分からない。本人も「神としての力は失っている」と称し、普段は宗教ギルドの事務員券世話役に回っている。
    女神らしく大変神々しく清らかな美女であり、しかもあくの強い宗教ギルドの面々の中において良心的かつ善良な人格の持ち主。困ってる人に親切であり、話しかけるとHPやMPの回復、解毒や呪いの解除などもしてくれる。
    宗教ギルドを尋ねると受付に座っていたり、お茶を出してくれたりする。一服の清涼剤的な存在といえよう。
  • ペテロ
    オルゾフに属する聖王庁の長。ハゲ、眼鏡、常に裸体、マッチョとどうみても変態に見えるが、しっかりとした聖職者である。
    終末の後に聖者が復活し、楽園への扉が開かれると謳っている。
    同胞には常に笑顔を見せるが、異教徒には厳しい。
    人々の恐怖はいかばかりであろうか・・・

    2000年前に存在したある聖人が従えていた12人の弟子の一人。
    聖王庁は聖人の復活と楽園への到達を目的としてペテロ及び他の使徒が立ち上げた組織である。
    その目的のため同胞のヨハネが記した黙示録の実行と、裏切りの使徒JUDASが所持するロンギヌスの槍の回収を目標としている。
    2000年前、聖人から誕生の権能を与えられている。その権能を用いて死亡していた使徒たちを復活させた。すでに転生していた使徒もいたため、全員に権能を使ったわけではない。権能使用時は秘宝「聖骸布」を纏う。
    黙示録の実行には使徒全員の権能が必要だが、JUDAS以外にも聖王庁から離反した使徒がいるため、その辺の対策を練っている最中。
    また、黙示録実行より先に人為的にロンギヌスの槍を生み出すことが出来ないかと実験を行っている。
    2000年前、親友だったJUDASが聖人を殺す現場を目撃し、JUDASを大変恨んでいる。その理由はペテロを含め、使徒たちは知らない。知るのはJUDAS、聖人、真実のシモン、そしてあと一人・・・。
    当時、聖人と使徒たちは迫害を受けており、聖人死亡後、聖人に代わって磔の刑に処された。
    そして現代に転生。聖人復活と楽園到達を胸に行動を開始する。

  • ヨハネ
    聖王庁の使徒の一人。終末に至る予言=黙示録を記した人物。
    万物はいずれ滅ぶ運命にあるが故に、真に愛おしいものは汚らわしいものという思想を持っている。
    聖王庁では預言者として活動しており、聖人復活もヨハネの預言である。ただ、それと同時に終末も予言しており、物議をかもしている。
    偽予言者を警戒しなさい

    12使徒の一人であると同時に堕天使でもある。聖人から与えられた権能は滅び。呪われた蛇の目を持つ本当の人物。
    持つ思想が故に終末へ至る法ヨハネの黙示録をペテロに実行させている。この法は終末へ至るのみで、楽園の扉が開くはずなど無い。
    地上に堕ちた時にEVEに『知恵』を与えた。その後、人間の姿の時に聖人と出会い、使徒となる。ヨハネの黙示録はその時代に記したもの。
    JUDASの聖人殺害を見届けた後、迫害者に自分たちの潜伏場所を密告。他の使徒共々殺害される。
    そして現代にペテロの権能によって復活。真の終末を目指す。

科学ギルド『シミック連合』

あらゆる科学の権威であるユメミ・オカザキをギルドマスターとし様々な科学、特に生体科学・医療技術を学ぶ者達が加盟し、各種医療行為を提供しているギルド。環境保護主義者的な立場も持っており、荒野や砂漠の緑化活動や開発行為への反対運動なども盛んである。

主な構成員
  • ユメミ・オカザキ
    ギルドマスターで天才科学者。妙齢の美人である。
    1000年に一人の大天才と呼ばれ全世界から尊敬を受けている。
    戦闘者としても一流であり『侵略』の際はお手製の超兵器と共に最戦線で戦いながら、戦争中に魔法の力にも覚醒し龍王とも肩を並べた過去を持つ。その過去からランペールにある思いを抱いている。
    かつてはチユリと言う助手がいて公私共に最高のパートナーだったのだが『侵略』時にハートレスに殺害され遺体も残っていない。その時同行していたユメミは生存したため「チユリを見殺しにしたのでは?」との噂もあったが二人の中の良さは有名だったため直ぐに消えたあまりに高い頭脳から一般からすれば飛躍しすぎた理論を出す悪癖があり、その度に笑われるが意地でも努力して立証しようとする。
  • エイリン・ヤゴコロ
    シミック連合の医療技術部門を管理する天才。特に彼女の処方する薬は効果は抜群で薬のことなら彼女を頼らないものは無しと言われるほど。
    心の内に秘めた想い人がいるが、相手は有名人でかつ子持ち(しかも子供はいい年)であるため、
    はしたないと思って自制している。ただ、作業机には1人のエルヴァーンの男性と並んだ、笑顔の彼女の写真が立てかけてあるらしい。
  • ジャンクーア
    世界中に名を轟かせるシミックの名医。医者であると同時に世界に数える程しかいないマテリアル・パズルと呼ばれる特殊な魔法を操る魔法使いの1人でもある。いつも仏頂面で初対面のものからは本当に医者なのかと疑われることがある。また、魔法使い達からは彼の操る魔法とその強さから魔神と称されている。尚、既に結婚しており子供もいる。医療技術部門管理者のエイリンと共に最古参の医者として日々意見を交わし医療技術の発展に努めている。最近はエイリンの下に押しかけてきた新人ディアーナへの教育も手伝っている。
    彼のマテリアル・パズル

    食の魔法(マテリアルパズル) エッグ
    詳細不明。というのも彼の魔法を確認したものは恐慌状態にあり、まともに話すことができないためである。現在明らかになっている情報は「卵型の壷を呼び出すこと」「その壷から何かが産まれ、攻撃や魔力、能力を食う」ということだけである。

  • ディアーナ・レイニー
    医者を志しその道一と称されるエイリンの下へ押しかけてきた少女。自称一番弟子。やる気はあるのだが壊滅的なまでにドジッ娘であり、血を見ると気絶してしまうと言うあるさまお前それでいいのか?
  • クラージ実験体
    生体科学の研究の過程で誕生したホムンクルス。当然のように幼女である。
    ノースリーブの薄い患者衣で研究所内を元気に走り回っているがまだ試作段階であり寿命はごく僅かである。
    髪は青、瞳は緑とシミックのシンボルカラー。

教育ギルド『セレズニア』

ギルドマスターの魔法使い、ビャクレン・ヒジリの言葉「全ての人々に平等なる教育の機会を」をモットーに全世界的な教育普及活動を行うギルド。世界各地での学院の設立、種族や文化ごとに適した教育カリキュラムの作成、他教育機関との交流などといった様々な活動を行っている。巨大樹ヴィトゥ=ガジーを本拠地としており、教壇に立つ者ならば一度はそこに憧れるという。

主な構成員
  • ケーネ・カミシラサワ
    セレズニアの教職員部門の長。ギルド設立当時からの最古参ながら、新任教師の育成や各地の生徒たちとの触れ合いなどで未だ忙しく各地を飛び回っている。この世界の彼女は純粋な獣人であり、二本の角は生まれたときからずっと付いているとのこと。
  • キスティス・トゥリープ
    ギルドの教育者の一人。一見静かだがその情熱はかなり熱く真面目な先生である。とは言っても「冷たい」などの嫌な感じは受けず生徒からの支持も高い。
    顔も良くその性格も相まってなんとファンクラブまで存在するほど。
    珍しいモンスターの技を使って戦う青魔法の使い手であり、女性と言えども戦闘力はかなり高く戦闘でも役だってくれるだろう。しかしファンからはあまり青魔法を使う様は好まれてないらしい。モンスターの技とはいえ臭い息や眼からレーザー等を使って戦うからだろうか
    スコールの教え子だったらしく彼と会ったことがあると話せば彼についての詳細を教えてくれる。またカードゲームもスコールに負けず劣らずのジャンキーである。
  • クロニカ
    歴史の先生。教壇に立つ事は少なく、専ら資料整理を行っている事が多い。
    ギルドパクト調印前にすら遡るギルドの歴史をまとめた『ラヴニカ学習帳』なる書物を持っている。

商業ギルド『リシャーダ』

議会制を採用しておりギルドマスターに当たる存在が居ない、しかし議長は必要のためディズニーキングダム出身のスクルージ・マグダックが議長を務めている、その為スクルージがギルドマスターなどの会議には出席する。
メルカディア市を本拠地と構えるギルド。商業ギルドの名から想像出来る事はあらかた彼らの仕事であり、通貨の両替、商品の流通や販売、ついでにイメージアップも兼ねた社会奉仕も少々。また、世界各地から持ち込まれる品々の鑑定も行っている。
なお議長権限により奴隷は一切扱ってない、その為スクルージの失脚を狙う派閥も存在する。
飛空艇の生産・整備技術を独占しておりギルドの影響力も相まって飛空艇での空の旅は徒歩や船舶での移動より遥かに安全である。勿論料金もそれなりではあるが。例えば追加の手数料、追加の燃料代、追加の税金、食事代、部屋代、荷物料、使用料、などなど。
世界中の行商人はこのギルドに入団していなくとも、各国の支部で配布されている許可証を所持していればどこででも商売が可能となる。

主な構成員
  • スクルージ・マグダック
    議会の議長であり便宜上のギルドマスターである。
    超弩級に銭ゲバで金の亡者とも呼ばれていたが、ある夜に三人の幽霊に諭されてからは少し丸くなり多少の慈善事業にも取り組むようになった。
    金に関しては「あぶく銭は身につかない」哲学を持ち堅実なビジネスを好む。
    また「お茶会」の時にギルドが開発した新製品の試食などをしてもらっている。
    博打嫌いのためリトル・デビルとは猛烈に仲が悪いが、商売には持ち込まずに普通に取引をする。
    盗賊ギルドには幾度も煮え湯を飲まされてきたので生死問わずに莫大な賞金を掛けているが現状成果ゼロ。
    超大金持ちのためよく狙われるが、意外過ぎることにスクルージは細剣の達人であり『侵略』の際も「後十年若ければワシがナイン・タイタンズに居た」と自称する程度の実力はあるため常に刺客や強盗を返り討ちにしている。
    現在も商売の傍ら冒険家としても活躍しており、戦闘力においてもギルドマスターと呼ばれる実力はあるのだ。
  • 『ムラサ運輸』
    この世界における海上運送業を一手に引き受ける運送会社。
    大陸間にまたがる広大な海を仕事場に、各大陸間で輸出入される物品の多くをムラサ運輸の貨物船が動かしている。
    基本的にこの世界における大陸間の流通は飛行艇と貨物船のどちらかによって行われているが、空輸は安全性が高いものの飛行艇の希少性から規模が小さく、海上での運送は規模が大きいものの頻繁に出没する魔物によって危険性が高いといったように一長一短の様相を見せている。しかしながらこの会社の船を襲う怪物や海賊は、謎の「船団」の攻撃により海の藻屑となるためこの会社に限り安全性は高い。ムラサ曰く「海の女神の加護」らしいが…?
    海の男に憧れてむさくるしい男が多く入社しているが、未だ現役を誇るムラサに憧れてワイルドな女船長を目指す女性も多い。
    • キャプテン・ムラサ
      豪快な性格、細かいことは気にしない、海をこよなく愛するといったような分かりやすい気質を誇るムラサ運輸の女社長。
      若い頃に冒険家として活動していたスクルージの生命を救った時、「恩を返したい」とのことで小さな会社を貰いその会社に自らの名を付けたのがムラサ運輸の始まり。
      その頃から外見が一切替わっていないが、その手の超人はこの世界では珍しくもないので放置されている。
      会社が大きくなってからというもの自ら貨物船を動かすことは少なくなったが、今でも舵を取る腕も魔物をぶっ飛ばす腕も荒くれ者を纏める手腕も会社一。時折ストレス解消といって自分の持つ貨客船に友人を招いてはクルージングを楽しんでいるらしい。
      また数百年を生きる存在はムラサの何かを知っているようだが…?
      伝説の船長

      使徒27祖第21位、幽霊船長である
      異形形態は人魚であり水中戦において無類の強さを誇る。それ以外にも魔力によって生み出した船団を率いて戦うため海の戦いでは最強と呼ばれる使徒である。
      船団に乗組員が存在しないことから幽霊船団と呼ばれている。
      使徒になる前は世界の海を荒らしまわる大海賊で「9人の伝説の海賊」の一人だった。
      陽気な仲間たちと冒険の日々を送っていたが、ある日「深海の悪魔」との戦いに敗れ船は沈没寸前になる。
      その時に『降魔の儀』が発動。死の恐怖に耐えかねたムラサは自身の仲間達を「捧げ」使徒に成り生き延びた。
      最愛の仲間達を自身の為に捧げてしまったと苦悩する日々を送るが「深海の悪魔」への復讐心で立ち上がり再び海に出た。
      死闘の果てに「深海の悪魔」の心臓が収められた「デットマンズ・チェスト」切り札で破壊し復讐を果たす。

      最後の切り札

      ムラサは最終奥義として固有結界「パレード」を使用可能。
      結界内において幽霊船団に船員が召喚され船団の性能が飛躍的に向上するシロモノ。具体的には砲撃がビーム砲に変わり船員たちが絶えず援護射撃を行う上に、船団の強度も数倍にパワーアップ。陸で使えばそこに海が出現し船団が現れてどこであろうとムラサは真の力で戦える。欠点としては魔力を大量消費するため長時間の展開が不可能な事。
      召喚される船員達はかつてムラサが捧げてしまった仲間たちの魂、気のいい彼らはムラサを許しておりそのピンチには魂だけでも馳せ参ずるのだ。
      その絆は時を超え死すら超えて永遠のものである。

      それから数百年は海で人助けをして過ごしていた。この時期の活動により幽霊船団を率いる人魚の使徒として名を馳せるが、恐怖では無く海の守護神として船乗りたちの信仰を集める存在であった。
      その折にスクルージと出会い会社を貰い現在に至る。勿論スクルージはムラサの正体を知っているが善良なため気にしていないし秘密にしている。

    • イカ娘
      海からの使者。見た目はイカのコスプレした少女。
      地上を侵略しに来たのだが、たまたま挑んだムラサにあっさり返り討ちにされ、現在はムラサ運輸の一社員として強制労働させられている。
      子供っぽい所が多いが、学習能力に優れる。それってやっぱり子供ってことじゃ
      髪のように見える10本の触手は非常に強力な武器。だが荷物運びぐらいにしか有効活用されない。
      元々海の中では特別強い方でも無く、地上の方が楽に暮らせるんじゃないかなあ位の軽い気持ちだった。結果、楽では無いが少なくとも命の危機からは免れる生活に。
      セプターズギルドのマスターには畏怖しているらしい。
    • ヌール
      高い知能をもったイカ。
      船を襲ったところをムラサにさんざんに折檻された上に退治され、
      それがすっかり癖になって船員としてギルドに志願した。
      後に多くの同属をムラサ運輸の船員として斡旋。
      現在ではヌールは主にイカたちの管理職として働いており、
      ムラサ運輸の船では多くのイカの姿を見ることが出来る。
      ムラサ本人は気付いたら船員がイカだらけの現状に密かに頭を抱えているらしいが
    • ナナミ
      ムラサ運輸の船員。人魚の少女どっちかってーと幼女
      任務に忠実で素直な性格。外見に似合わぬ包容力の持ち主だが、怒ると相当怖い。
      当然水棲だがイカと同じく陸でもある程度活動できる。・・・足が無いので誰かに運んで貰う必要があるが。運輸業なのに自分が運んで貰うってどうなのよ。大抵の客、特に男性はむしろ進んで運ぼうとする
      彼女がムラサに協力するのは、海の支配者からイカ達の監視を命じられたため。と同時に海を汚す存在を懲らしめるため。
      そのための力として髪飾りにカムフラージュした水を自在に操る二つの宝玉を所持じている。
      ・・・いつの間にか自分の船がルガール運送並みの戦力を得ていることに、ムラサはまだ気づいていない。
  • 『カクレオン商店』
    合衆国ゲフリに本社を置く企業。
    従業員は同国のカメレオン型モンスター『カクレオン』のみで構成されており、全員人語を解する。
    世界のあらゆる都市のほとんどに店舗を置いており、換金・為替・アイテムの取引が出来る。
    さらに、ダンジョン内でも稀にふろしきの上に商品を置いて営業していることがあり、その場合は希少なアイテムを売っていることが稀によくある。
    ダンジョン内の商品は盗めるが…

    ダンジョン内の商店で商品を盗んだことが発覚した場合、同一階層内にカクレオンが大量発生して主人公を狙ってくる。
    このカクレオンたちはチートじみた強さの上に複数行動で確実に距離を詰めて殺りにかかってくる。
    唯一の救いは、カクレオンたちにやられてもゲームオーバーにならず、ダンジョンの入り口まで戻されることだろうか。
    重要アイテム以外が全て『ただのタネ』というゴミアイテムに変化してしまっているので救いといえるのかどうかは微妙だが。

  • 『ルガール運送』
    今時珍しい人力運送を専門に行う運送会社。
    余り長距離かつ大容量の輸送には向かないが、ある程度の近場で多少の荷物を運ぶのであれば、どの業者よりも早く、安全かつ低料金。ちょっと大きめの荷物を少し離れた街までとか、山の向こうまでと言う程度の距離であれば、ルガール運送の独壇場である。
    社長が人力運送のカリスマであり、社員は皆彼の運送に魅了されて集まった猛者。
    元々は小さな組合の様な組織で、時代遅れと思われ、殆ど誰にも見向きもされなかった。
    しかし社員達の地道な経営努力により徐々に顧客を増やし、今や普通に配達の一手段と広く認知されるに至った。
    社長は基本的に各地を放浪して己の技を磨いており、普段は社長の息子と優秀な中間管理職者が会社を支えている。
    社員達は何故か皆一流の戦士であり、戦いに置いてはその運送を戦いに転用した技を使う。
    運送会社の癖に無駄に強い。
    と言うか人力運送というビジネスの性質上、自衛の為の実力は必須とも言える。
    • アーデルハイド・バーンシュタイン
      ルガール運送の副社長であり社長代行。現社長の息子であり、次期社長候補筆頭でもある。まだ若輩で優しい性格の為、ソレを不安に思う社員も少なくない。
      だが、その潜在運送力は目を見張る物が有り、かつて暴走し掛かった社長を拳で止めたことも。
      因みに男。アーデルハイドが男の名前で悪いかよ!
    • 社長
      ルガール運送の社長であり人力輸送のカリスマ。
      基本的に会社を息子に任せて各地を放浪している。
    • クリザリッド
      ルガール運送の重役で中間管理職を勤める色黒の青年。
      元はとある悪の組織に作られたクローン人間だったが、その組織が壊滅して放浪する事に。その後、様々な場所を転々としながら日々を食いつないでいたが、その運送力に目を付けた現社長にスカウトされた。
      中間管理職に異常な適正を持っており、上から下から頼りにされている。
      炎を操る能力を持っているが、基本的に煙草の火を付ける以外に特に役立っては居ない。
    • クラーク・スティル
      ルガール運送の最初期メンバー。堅実な運送に定評がある。また、縦運送の第一人者。
      会社のマニュアルの骨子を決めた人物。
      元は何処かの諜報員だったらしいが、社長の運送に惹かれて転職した。
    • バイス
      社長の秘書であり、彼女もまた運送戦士。
      荒々しくも絶妙な運送を行う女性。
    • マチュア
      社長の秘書であり、バイスの相棒でもある。
      運送にあまり特徴はないが、気遣いスキルが高い。
    • ゆっくりレイム
      レイム・ハクレイの頭部に似た姿を持つ饅頭の様な謎のナマモノ。レイムとは他人のそら似らしい。
      社員でもあり、マスコットでもある。
      「レイムは悪いゆっくりじゃないよ!」
  • メルカディア航空センター
    世界中の空を飛び回る飛空艇を管理する場所。英語で言うとエアポート。
    飛空艇は現在の最先端技術の粋を集めて造られており、数が本当に少ない。そのため高値で、空の旅を満喫できる人物は非常に限られる。
    その代わり世界で最も高速かつ安全な乗り物でもあり、飛空艇に乗ることはあらゆる市民の憧れである。
    • フウロ
      飛空艇以上に数少ないパイロットの一人で最年少にして唯一の女性。
      『大空のぶっとびガール』と言われるほど凄まじい操作技術と性格の持ち主。
    • シド・ハイウィンド
      雷神とは多分関係ない。
      飛空挺パイロットだったがとある事故によりパイロット生命を断たれてしまった。
      現在は整備士として飛空挺に関わっているがもう一度空を飛ぶ事を諦めきれずにいる。

酒場『紳士淑女』

……
  • 紳士ギルド
    健全なる紳士淑女が集まるギルド。
    具体的な活動は追っかけとか同性がキャッキャッウフフしてるのを眺めたりとか。稀に奴隷志願等過激な求愛に出る者も。
    活動範囲を限定しないため、数日に一度のペースで開かれる集会にはよく記者アヤや情報ギルド、興味本意の一般人が来たりする。あれ?こいつら意外と必要なんじゃね?もちろん客人を好む紳士も居るが、相手が嫌がるような事はしないためノリに慣れさえすれば意外と居心地良かったり。
    ギルドマスター等が現在いなかったりとちょっと色んな意味で特殊なギルドである。そのため組織と言った方が良いのかもしれない。
    • サーシャ・サシロミヤ
      紳士ギルドによく訪れる少女。
      楽しいことが大好きで、毎日を誰よりも楽しんでいる紳士の群れに混じっている。体は小さいながら多少の失礼や矛盾は見逃す器量の大きい人物。
      『自由自在に形を変える影』になる能力を持つ。この影は、山ひとつを持ち上げる等の常軌を逸した怪力を有し直接攻撃によってはダメージを与えられない。
      かつて堕天使がもたらした『知恵』を探し出しては残らず破壊しているが・・・。
      正体は

      かつて世界に『知恵』を授けた堕天使の一人。
      人間たちが物事を『楽しむ』姿に憧れ、堕天。しばらく地上を当ても無く彷徨っていたが、純粋に誰かの楽しみを願う紳士たちを見て感動すら覚え、行動を共にすることに。
      地上に来て分かったことは、自分は『誰かが楽しそうにしているのが大好きなこと』、そして『自分の楽しみのために他人を犠牲にすることは最低のこと』。
      以前の自分は、自分の楽しみのために天界の職務を放棄し、多くの者たちに多大な迷惑を掛けた。紳士の協力を得ながら『知恵』を破壊するのは彼女にとっての贖罪なのだ。
      崖下では無く紳士ギルドを選んだのは紳士たちが『他人の楽しみを奪うような非道でなかった』ため。崖下に関しては基本「それ」以外に何も無くなった連中のためあまり手出しはしない。例え異常であろうと楽しみを奪う権利はないと思っているからだ。
      相手の意思を無視して自分だけが楽しむつもりなら一切の容赦はしないが。

    • パピヨン
      紳士ギルドによく訪れる蝶の仮面を付けた男。
      食人の化物……なのだが、彼は人間そのものに興味がないため、食人衝動がない
      「蝶!サイコー!」と言いながら注目を浴びるのが大好きで、一般人からもなんだかんだで大人気。あと事あるごとに吐血する。
      彼が紳士として穏健派であるかは非常に怪しいが、少なくとも一般市民が実害を被るような真似はしない。
      ヘルシング機関のキャプテン・ブラボーとはかつては宿敵同士の間柄だったのだが、こんな性格なので現在はヘルシング機関からも見逃されており、たまにライバルキャラのお約束と言わんばかりにヘルシング機関と共闘する事もある。
      ナーガやキースとは相通じるものがあったらしく、仲が良い。
      火薬状の爆発性の粒子を生成して操作する能力を持ち、それを用いて戦闘や移動を行う事が出来る。主に蝶々型にして飛ばすことを好み、パピヨンはコレを黒死の蝶と呼称している。
      また、手の平に捕食用の口を持ち、ここから生き物だけでなくエネルギーを吸収する事も出来る。
      一度貴様も死に臨んでみろ!意外と恍惚で病み付きだぞ!?
      現在にいたるまでの経緯

      その正体は使徒27祖の第18位である。
      使徒となる前は不治の病に侵され、周囲に完全に見捨てられた人間コウシャク・チョウノであったが、使徒になった際にかつての名を捨てた。この名で呼んでいいのはかつての宿敵であり、最大の理解者でもあるキャプテン・ブラボーだけである。一方のパピヨンもブラボーを一貫して本名で呼ぶ。
      目立ちたがりなのは、『蝶人パピヨン』としての自分を世界に刻むためである。
      人間時代は不治の病に侵されていたが、パピヨンはその程度ではあきらめず必死こいて足掻き、自らを延命させるためのホムンクルス素体を作り上げていた。
      だが完成直前に弟によって破壊さたときに真に絶望し「降魔の儀」が発動、もう一つの自分とすら思っていたホムンクルスを「捧げ」使徒へと変貌した。
      しかしゴッドハンドという超存在の手を借りての変貌を本能で拒んだ結果不完全な使徒となり不治の病はそのまま残った
      その際にヘルシング機関のカズキ・ムトウ(現キャプテン・ブラボー)とトキコ・ツムラ(その嫁)の介入を受け、二人と戦ってからは腐れ縁が続いている。
      その後、紆余曲折の後に自身の先祖であった27祖の第18位「ドクトル・バタフライ」を打倒する事になり、結果バタフライの後継となる形で27祖入りした。
      この経緯のため、アーカードと交戦した事もあるが、人間を捨てるのではなく、人間を超えることで超人たろうとするその精神性はアーカードも認めている。と言うより、超人的な意思を以て戦う人間を何より認めるという点では同類項であるため、数少ないアーカードと対談企画をやれる程度にまともに会話出来る(いきなり殺し合いにならない)使徒である。まぁ、結局人間止めてるので好感度自体は微妙だが。
      元は名家の出で、人間を超える手段を死に物狂いで研究していた。ベヘリットはその際苦労して手に入れた物だがゴッドハンドの手による変貌と知ってからは興味を失い放置していた。蝶人とは自らなる物であり与えられる称号ではないのだ。故に最終的に使ってしまったことを己の汚点と扱っている節がある。しかし成ってしまった物は仕方無いので、今は使徒すらも超える存在へと羽化する事を目標としている。
      転生直後、己の肉親とその周りの人間を食い尽くしたが、それ以降食人嗜好はなりを潜めた。
      現在は触の近づきを本能で察知し対ゴッドハンドの準備を進めている。

       
    • 名誉会員(勝手に認定)
      • アヤ
      • だまを
      • ザイド
      • ナイトウ
      • レイヴン
      • コリブリ

酒場『薔薇の園』

……
  • アニキギルド
    アニキの、アニキによる、アニキの為のギルド
    アニキと呼ばれるマッチョな方々が集うギルドである。
    基本活動はアニキという存在を世に広め、さらに見込みある者をアニキにする事。何と言うか、変態性は紳士ギルドをある意味上回っている。
    構成員は筋肉を披露する事しか頭にないし、自分の都合のいい言い分以外は聞きやしない。しかも全員がナーガ級の理不尽な復活スキルを持っている。どうしろっちゅうねん。
    幸い、アニキを広める事以外は特にアレな活動をしてないので上手く友達になれれば味方につける事が出来る。
    ……まぁ、それってすなわちアニキに目を付けられたってことなんだけどな!

闇系の組織・ギルド

ほのぼのした表には腐臭漂う裏がある

暗殺ギルド『闇の一党』

暗殺ギルド

殺人・暗殺・工作を請け負うギルド。その存在は完全に隠されており知る者も禁忌と扱っている。
全世界にギルドメンバーや活動場所があるとか無いとか。主人公が入団するとしたらそれらの活動場所の一つをメインにクエストが展開していくだろう。
善悪を問わず金と物品さえ受け取れば依頼を遂行してくれる。しかし全ての依頼が承諾される訳ではない。
また一個人の殺人などならともかく、国家の要人の殺害などはそれ相応の対価が必要となる。
本来なら殺人等以外の管轄外の依頼は拒否されるが「命」を払えば請け負ってくれる。え?自分の命なんて捧げられないって?だったら他人の命で払えば良い。
入団するためには「罪無き人間を一定以上殺すこと」が必要となる。条件を満たしたなら使いが現れ主人公を影の道に誘うだろう。
…正し受けることになるクエストの内容は、残虐・外道・欝展開ばかりでありプレイヤーのSAN値が激減すると評判。しかし手に入るものも良く、秘宝や闇の力、裏世界の地位など役に立つものも多い…多いのだが…
また組織は裏切ったものを絶対に許さない。一つの裏切りが組織全体の崩壊を招くこともあるからだ。例えメンバーのアイテムを盗んだだけでも許さない。殺害などもっての他である。
またギルドメンバーは闇の神「シシス」とその妻である「夜母」を信仰している。これらの存在については完全に表舞台の者が知ることは無く、闇の一党のメンバーであってもその正体や詳細について把握しているものは極一部らしい。

  • 夜母
    闇の一党が信仰している神、シシスの妻。しかし彼女の正体や詳細は完全に謎に包まれている。
    そのためこの存在の正体については暗殺ギルド内でも様々な噂が流れており一説によれば「実際に存在してはいないただの偶像」「神でも何でもないただの人間」などその存在を疑う者も少なくない。
    闇の一党の任務はこの母が選定し認めそれを闇の一党の幹部達に「伝える」ことによって決定される。
    夜の女王
    • ルーミア
      夜母の正体。信仰される神にして暗殺ギルドのギルドリーダーであり、とあるギルドの真のリーダーでもある。中身はともかく外見は大人びた金髪の女性である。
      謎の存在「ルーミア」の正体であり国家や組織の表裏、人物の詳細、闇の一党に対する不利益な情報などを監視しそれらの集積や情報操作を行っている。
      しかし表だって行動することは決して無い。彼女にとってはこのまま闇の一党が続いていくだけで良いのであってそれ以上は望まない。裏組織で動きにくいはずの闇の一党がここまで勢力を伸ばしたのは彼女あってのものであろう。
      かつてこの世界に『知恵』をもたらした堕天使。人間の『家族』『絆』に引かれて堕天した。
      元々闇の一党は山間の暗殺部隊だった。始まりは狂信者の暴走によって誕生した暗殺者教育機関だったらしいが、今となっては知る由もない。依頼する者など無く、家族同然で細々しく暮らす彼らをルーミアは憐れみ、力を貸した。
      彼女にとって『家族』とは血ではなく、心で繋がるものだったのだ。
      肝心の戦闘力は…詳細不明。もし戦うという機会があるとしたらあまりにも闇の一党に対してやりすぎてしまった者であろう。
  • カミュジャ
    闇の一党の下位組織で主戦力。
    闇の一党が行動する場合、リスクの軽減に彼らを派遣する。
    詳細は不明だが、魔道書『グラン・グリモア』に関する情報を集めているようだ。
    • オズワルド
      黒いスーツと赤いサングラスをかけたいかにも紳士と言った風貌の老人であり、主人公の関わる闇の一党の支部の古参の一人である。昔はリーダーのような感じだったとか。
      トランプを使ったカード流暗殺術「カーネフェル」の使い手であり、過去に裏社会の暗殺者として名を馳せその実力と腕前は「鬼のように悪い」と恐れられた。
      現在では年から一線を退いており殺人等はせず工作や裏方の補助に力を入れているが、その殺人術は衰えていないと噂されている。
      闇の一党本部と繋がりがあり「特命」や極秘任務を持ってくる。主人公が任務をこなしていけばそれらの任務を託されることもあるだろう。シシスや夜母についても信仰を欠かさない。
      特命

      任務を託される者は大抵彼と一対一で託される。これは特例が他のメンバーに知られては不都合なことや機密性がかなり高いものが多いからである。

    • サクヤ・イザヨイ
      凛とした雰囲気を身に纏う銀髪の女性。主人公が暗殺ギルドに入る条件を満たしていると勧誘しにやってくる。
      ナイフを得物とし暗殺担当であるが、戦闘でも十分通用するほどの腕の持ち主である。
      時間を操る程度の異能を持ち、そのナイフ捌きと能力によって数々の標的を殺害してきた。
      また殺人等を除いても家事や生活など身の回りのことも完ぺきである。メイドに向いているかもしれない。
      生まれ持った異能のせいで親や世界から忌避されてきたがレミリアに救われ、それからというものレミリアを親や主人の如く慕っている。ダークストーカーのナナヤを勧誘したがその際実力行使で追い払われそれ以来任務の障害となる彼を殺害しようとしているが未だに決着がついていない。シシスや夜母も信仰していることはしているがレミリアへの忠誠心には勝ることは無い。
    • レミリア・スカーレット
      吸血鬼。元々は人間だったのだが吸血鬼に吸血され吸血鬼となってしまった。
      人間の内は仲間も多く幸せな時間を過ごしていたのだが、吸血鬼になってからはそれらが一転してしまった。
      その後吸血鬼特有の吸血と殺害衝動に悩まされ「もはや日の光の下では生きられない」と考え暗殺ギルドに入り身を固める決断をしたらしい。裏社会に通じる暗殺ギルドなら「自分たちを襲った吸血鬼の所在を知ることができるかもしれない」との考えもあってのことだが。主人公が所属することになる支部の中では古参である。
      実力等は種族としての強力さと相まって相当なものだが吸血鬼特有の残忍さのせいで惨殺等派手な殺し方に偏ってしまうため暗殺任務には向いていない。よって彼女が派遣される時は大規模な殺人任務などが大半である。
      その残忍さによりハンターからはスカーレットデビルと呼ばれて恐れられている。
      数年前サクヤを助け暗殺ギルドの一員、そして家族として育てあげた。サクヤの境遇と自らの境遇が重なって救済したのかもしれない。そのような事情に加えレミリアの粗暴な性格をサクヤがカバーがしてる点もあり一心同体とも言える。
      所持する秘宝「グングニル」は投げると相手を自動で追尾(100%命中)、確実にクリティカルするという恐ろしい武器である。どう考えても暗殺には向いていない武器だが
      また自分の生涯を滅茶苦茶にした吸血鬼が生きているという情報を最近掴んだとか。
      心中

      心の中ではサクヤをこのような血塗られた道に進ませてしまい良かったのかと後悔している部分もある。
      他にサクヤを助ける方法も無く、既に自らも真っ当な道を歩んでいなかったので仕方ないと、自分を納得させようとしているが…。
      さらに自分も気がついていないができることなら暗殺ギルドを辞め二人で過ごしていきたいと心の底で思っている部分もある。
      しかし組織は裏切り者を許さず、自分の種族である吸血鬼は忌み嫌われる存在。そして既に手は真っ赤に染められているため苦悶している。
      人間の妹がいるが、ほぼ生き別れ状態。妹を結果として見捨てている事をとても気にしており、「サクヤを救ったのも妹の代わりを求めたからではないか?」と自己嫌悪。さらには妹がダークストーカーになっている事を知って妹まで血塗られた道に進ませてしまったと苦悩している。
      これらのことはレミリア本人から二人きりの時に話して貰えるがクエストを多くこなし、好感度が高い状態になっていなければ決して話さない。

    • ネコカリ
      闇の一党で仕事道具を商っているミスラの商人。
      主人公が出会った最初は新入りを見下すツンツンした態度そのものであるが、
      任務をこなしていくと「あんたの事を誤解していたようだにゃ」とデレデレになって行く。
    • コイシ
      カミュジャの暗殺者。
      孤児で、拾われた時からある秘宝を所持しており、おそらくはそれが原因で両親から捨てられたものと思われる。命名は「小石」から。
      秘宝『第三の目』体を蝕まれている。サトリの第三の目と違い目が閉じていて無意識を操る力を持つ。
      第三の目の副作用なのか、喜怒哀楽の内、怒哀が欠け喜楽の表情しか見せない。
      ・・・というと鬱っぽいが、実際は仕事の無い日は普通に町に繰り出して普通にお喋りしたり普通に買い物したり普通に釣りしたりする。いや本当に普通に。
      容姿や第三の目から、サトリと何らかの関係があるようだが・・・。
    • スカリーナンバーズ
      裏切り者や脱走者への追跡・制裁等、組織の後始末を担当する者達。
      全員がスカリーという呼び名にアルファベット1文字を与えられた女性の猫型獣人であり、シンボルカラーで染められた仮面を着用している。
      身体能力を強化改造された者と、それらに特殊な能力を付加・強化させてサポートする者の2人1組での運用が基本。
      組織から離反者への制裁の依頼がなされた際、彼女達が協力してくれる場合があるので(というかその場合以外でPTを組む事は無いのだが)その力を存分に振るって貰おう。
      逆に自身が組織から逃げ出そうという場合、あるいは組織から離反しようとするものを手助けしたことが発覚した場合、その脅威はそのまま自分自身に向けられる事になる。
      ナンバーズの詳細

      アルファベットを名に関しているとはいえ、実際にPCが関わりあうのはそのうちの6人で、そもそも欠番も存在するらしいので全員で26人いるというわけではない。

      • スカリーC
        補助タイプ。風を操る力を持ち、相方の攻撃に風属性を付加させたり、スピードを増加させたりすることが出来る。仮面の色は緑。
      • スカリーH
        補助タイプ。熱を操る力を持ち、攻撃に炎属性を付加させたり、攻撃そのものの破壊力を増強させたりする事が出来る。仮面の色は赤。
      • スカリーL
        補助タイプ。幻を操る力を持ち、肉体や武器の形状を自由自在に変形させて、変則的な戦い方を可能とさせる事が出来る。仮面の色は黄色。
      • スカリーJ
        戦闘タイプ。徒手空拳における近接格闘能力に優れ、戦闘タイプの中では最もバランスが良い。仮面の色は黒。
      • スカリーM
        戦闘タイプ。棒術の達人で破壊力と防御能力に優れ、反面スピードが鈍い。仮面の色は銀。
      • スカリーT
        戦闘タイプ。射撃の名手で遠距離からの狙撃だけでなく、重火器を使用しての殲滅戦もこなす。暗殺者としてそれはどうかというツッコミはともかく仮面の色は青。

      ……断っておくが決して半身が分かれて合体したりとかはしない。しないったらしない。

盗賊ギルド

我々は狐の指

盗賊と言っても強盗やらと違い殺しは絶対の禁忌であり、華麗に悪党からお宝を盗み飢えた民衆にばら撒く義賊集団である。
民衆からの人気は非常に高いが富裕層や一部貴族達の心象は最悪でメンバーには生死問わず莫大な賞金が掛かっているが成果は芳しくない。

影の子
  • ロビン・フッド
    盗賊ギルドの頭領であり凄まじい弓の名手。狐の獣人
    ロビン・フッドとは本名でなく歴代リーダーが襲名する称号であり本名は別にあるが誰も知らない。
    トラップ仕掛けの天才であり官刑は勿論、軍隊規模の相手でも戦闘前に6割の殲滅が可能である。軍隊相手などそうあるものではないが。
    またイチイの木から作られた魔法の弓をもつ。この弓の効果は対象の不浄を瞬間的に増幅させる効果があり毒を受けた相手なら爆発してしまう。もっとも不殺が信条のためこれを使うことはあまり無いが。

『星の智慧派』

妖しげな信仰者達

異空の神々を崇拝している組織。フェデラル・ヒルという教会が総本山。
一般的などの神々も信仰していない。一般的な印象は「怪しい組織」「狂信者の集まり」である。ここ最近の内にいつの間にか現れた組織らしい。
最初の内は規模が少なく噂になっている程度だが放っておくといつの間にか勢力を伸ばし大きくなっていく。
ラヴニカや国が噂にし始めたら要注意。邪魔だと感じるなら早いうちに襲うといい、中盤辺りまでは武装集団ではないので皆殺しも可能。
神について研究している者も「力の弱い忘れ去られた神を崇拝しているのだろう」と述べる。組織やギルド、世界を色々知っているアヤに聞けば色々と答えてくれるかもしれない。

  • ビップ・デ・ヤラナイオ
    星の智慧派のリーダー。「○○だろ…常識的に考えて…」が口癖で手際良く物事を解決する。
    中々のカリスマ性と能力を持っており他の信者からは「他のギルドでも中々良い上司になれるんじゃね?」と思われている。
    何か大事を企んでいるらしいが、現状はそんな組織力も力も無いため教団を大きくするに力をあげている。
    その正体は教団が信奉する神の化身…なのだが生み出されるときに手を抜かれたのか、高いスペックの代償に自身の元である神に関する情報は必要最低限しか植えつけられていなかった。一応自分が何か混沌を齎すような神に列するものだとは自覚しているのだが…。
    そんな経緯のせいで神に連なるものとはいえ今のところは簡単に殺せる。
    秘宝「トラペゾヘドロン」の力を蓄えるためある程度すると噂の現実化を始める。
    致命的や取り返しのつかないことは「終盤」にならなければ行わないが…
    「神」
    • 永遠の闇・這い寄る混沌
      星の智慧派が神と呼び信仰している存在。
      教団が流す噂「世界が絶望に覆われし時、滅びをもって神が救済を与えるだろう。」という噂が現実化すると降臨する。
      トラペゾヘドロンの力が最大限になっている、世界の多くの者が滅びや死を心から強く渇望しており噂に縋っていることが条件。その正体は人間等意識ある者全てのネガティブマインドの集合体であり、滅びを無意識に渇望する者たちの心である。
      「この世界に存在するすべてのものの目的は、滅びるためだけにある」と考え世界の全てを滅ぼそうとする。対抗する為には武器よりも魔法よりも何よりも「絶望に屈しない」強靭な心が必要である。
      ・・・最初から出現しないよう心がけているのが一番だが

『秘密結社ダイナストカバル』

神殿は悪いと思いませんか!?

エリンディル各地で暗躍?する反神殿組織。大首領なる謎の人物の元、神殿を打ち倒すために日々精力的に活動している。
一応悪の組織なのだが、「地元住民に愛される地域密着型秘密結社を目指す」という方針のため、一般住民などに対しての奉仕活動(清掃や道案内、トラブルの解決など)やダイナストカバルグッズの販売などによる勧誘活動を積極的に行っている。肝心の反神殿活動も、せいぜい町の片隅で神殿関係者と小競り合いを起こす程度のため、一般住民から嫌われる要素がほとんどない。実際、神殿関係者以外からの評判は概ね良好だったりする。
また、水の街クラン=ベルに存在するコロシアムの主催者の正体でもある。活動資金調達のために運営しているらしいが、その活動方針から採算度外視のイベントとかサービスを頻繁に行っているため、ぶっちゃけ儲けは少ない。おかげで組織は常に火の車であり、幹部をはじめとする構成員は活動資金集めに奔走している。

  • 大首領
    ダイナストカバルを立ち上げた人物にして組織の指導者。ライダーの敵組織とは関係ない。
    普段は鳥形の彫像を通して構成員達に指示を送っており、その姿を見たものは組織の中にもいない。
    構成員には「携帯型大首領」なる小型の彫像を配給しており、それを通じてやり取りしている。充電式でバイブレーション機能も備えているハイテク品である。こんなもん作ってるから火の車なんじゃないのか
  • ブレイズ
    ダイナストカバルのNo.2。参謀を務める見目麗しい人間の女性。妖術の達人でもある。
    オフでは私塾を開いており、「ブレイズ先生の実物提示教育」と呼ばれる実践主義の教育方針で人気を博している。
  • チェイナー
    ダイナストカバル幹部の一人。鎖と召喚術を操る人間の男性で、ダイナストカバルきっての実力者。コロシアム運営の責任者でもあり、後進の選手の育成に余念がない。
    神殿関係者やダイナストカバル構成員がコロシアムの試合に参加することもあるが「戦いの舞台に立つ者には等しく敬意を払うべき」という考えから、贔屓や八百長、不当なハンデなどは一切認めていない。こいつら本当に悪の組織の自覚あるのか
  • 顔面刻み
    うねうねした触手。
    その見た目から余興で大活躍している。
  • ドクトル・セプター
    ダイナストカバルの開発部部長。ホムンクルス研究のスペシャリストにしてマッドサイエンティスト。組織の金食い虫でもある。
    組織の戦力となるホムンクルスを作成することが主な仕事だが、その成果は怪人ジャガーバズーカとか怪人ハサミガメとかけったいな独創的過ぎるものがメイン。でも戦力にはなってるからまぁいいらしい。お前らそれでいいのか…
    人間タイプのホムンクルスを作った場合、「セプター」の姓をつける習慣がある。
  • レイセン・セプター
    1年前にドクトル・セプターの手によって誕生した、幹部のレイセン・ウドンゲイン・イナバを元にしたホムンクルス。紛らわしいので皆からは二号と呼ばれている。
    「構成員の優れた能力を再現する」というコンセプトで生まれたのだが、何を間違ったのか戦闘面などの能力はさっぱり継承されなかった。しかし薬剤の扱いに関しては才能があるようなので、今はドクトルの元でお手伝いしつつアルケミストとして勉強しながら作った栄養剤とかを売って組織に貢献している。
    ウドンゲは二号を妹のように可愛がっており、二号が一人前になったら自分の支部に連れてきたいと考えている。
  • トラン・セプター
    「ダイナストカバル極東支部長」の肩書きを持つ魔術師の青年。見た目は普通の人間だが、ドクトル・セプターの手によって生まれたホムンクルスである。セプターシリーズとしては初期の作品であり、そのせいか「携帯大首領から出したケーブルを首に挿してMP補給」とか「手のひらがジャコンと開いてそこから魔法を出す」などところどころ機械チック。
    土属性の魔法に長け、戦闘では高い状況判断・指揮能力を遺憾無く発揮する切れ者。しかし普段は面倒見の良い優しい性格であり、同じセプターシリーズのレイセンなどは「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。
    何故か「蝿の女王」ベール・ゼファーに気に入られてしまい、度々ちょっかいを受けているが、本人は物凄く迷惑がっている。
  • 翻弄する魔道士
    ダイナストカバルが誇る魔術師にして世界トップレベルのカードゲームプレイヤー。その大声により相手の呪文をかき消してしまうという、魔法なのか特技なのかよく分からない能力を持つ。
  • 影魔道士の浸透者
    同じく、ダイナストカバルが誇る魔術師にして世界トップレベルのカードゲームプレイヤー。その正確無比なプレイングは「さながら機械のよう」と例えられる。
    最近は翻弄する魔道士とコンビ『ふたりはフィンキュラ!』を組んで、読者から送られてきたデッキをボロクソにけなしつつ診断する「こんなデッキは紙の束だ!~ドミナリア出張編」をラヴニカ通信に連載中。容赦の無さと的確な改良に定評があり、割と人気。

天使の教会

ラララララララ…天使は笑う?

超危険カルト団体。国家に匹敵する規模の兵力を持ち、小国なら押しつぶせるような力を持つ。
6年前にカールレオン王国と言う小国を、たった二人の生存者を残して滅ぼした。
今は小さな国の幾つかと小競り合いを繰り広げている。大国はただのカルト集団と思って気にかけてもいないようだ。
信者は全員赤い目をしていて死を恐れぬ狂信的な突撃を繰り広げる。
信者は種族を問わず竜すらも存在する。
教義は「天使を語ってはならない。天使を描いてはならない。天使を書いてはならない。天使を彫ってはならない。天使を歌ってはならない。天使の名を呼んではならない。」である。

  • マナ
    天使の教会の司教にして支配者。
    ロリなのに萌が欠片もない稀代のロリ。
    真っ赤なフード着て、くるくる回りながら電波な演説をしている。
    心を読むことが出来、人の心や闇を抉るのが大好き。
    神の声を聞くことが出来るらしく、たまに会話している。しかし傍からは何も無いのに会話しているようにしか見えない。
    テンションが上がると野太いオッサンの声になる。
    神は言っている…

    実は、天使の協会が生まれた当初は天界の神『エルシャダイ』による本物の声が届いていた。
    元々大して人間という存在を愛してもおらず、それどころか「もう人間要らないんじゃないかな?」と思っているエルシャダイは、天使の協会を使って自分を信仰していない者達を攻撃し、あわよくば人類滅ばないかなーと考えていた。お前絶対悪魔だろ・・・。汚いなさすが唯一神きたない
    しかしその行為は天界の親人間派からのヘイトを稼ぎ、天界全体でも「アイツ残酷だから不要論」がむくむく広がる原因となり、イーノックの脅迫やら何やらが有ってエルシャダイは天使の協会への干渉を止める事となった。

  • イウヴァルト
    天使の教会の戦闘員である。
    最初の内はフリアエを彼女の兄と共に守っていたのだがある事件で、彼女の兄が人知を超える力を入手。
    その後拉致られ洗脳を受けた結果コンプレックス大爆発、天使の教会にフリアエ連れて寝返る。
    ドラゴンライダーでありブラックドラゴンと契約している。
    その結果、人間離れした能力と魔法武器への耐性を手に入れたが、代償として「歌声」を失う。
    洗脳の結果言動が支離滅裂で明らかに狂っている、しかしフリアエへの愛だけは揺るがず守ろうとしている。
  • フリアエ
    封印の女神、性的なブラコン。
    カールレオン王国の生き残りであり、世界の根幹に関わる「封印」をその身に刻んでいる。
    絶えず全身に痛みが襲い、苦しい思いをしている。
    兄と共に逃げていたのだが教団に付いた元婚約者に拉致された。
    現在鬱屈した思いを秘めながら兄の助けを待っている。
    彼女が死ぬと世界がえらいことになり、それを収めるには新たなる封印の女神が必要である。

死喰い人

闇の印の下で穢れた血を狩る

リーダーのヴォルデモート卿率いる闇の魔法使いの集団、差別主義者の温床である。
元々の基本思想は純潔の魔法使いによる他種族への超差別主義であり、優れた魔法使いは劣等種や亜人を支配、あるいは駆除すべきであるという過激なもの。
さらには魔法に対する在り方が一般的なものと比べて異常であり、『魔術師としてその術を極めることは他の何よりも勝る』という、完全に人としての良心や常識などかなぐり捨てた危険な状態にある、まあ最もそこまで突き向けない只の差別主義者がもっとも多いのだが。
その結果死喰い人の中でも最も手に染める割合の高い術として『死霊術』が挙がっており、反魂の術を用いて生命の摂理を逆転させたり、死者を操ったりと魔術師の暗い部分を存分に見せつけてくれる。
それ以外にも「死の呪文」「磔の呪文」「服従の呪文」の使っただけで罪になる、許されざる呪文三点セットをほぼ全員が会得している。
一時期全世界で恐怖を振りまいたが、ダンブルドアやシャントットを初めとした面々が結成した「不死鳥の騎士団」との死闘の果てに壊滅。
組織というよりも、思想集団に近いため本拠地は存在しないが、ヴォルデモート卿が現在タムリエル帝国に潜伏して傷を癒していると言われ、アルケイン大学でアークメイジを務めているシャントットの頭を悩ませる要因になっているのだとか。
一時期世界を席巻した為メンバーの数は非常に多い、しかし一度崩壊したため生き残りは各国に分散して死喰い人であることを隠している。
なお、死喰い人は全員左腕に「闇の印」を刻まれている。

  • ヴォルデモート卿
    『名前を呼んではいけぬ者』『虫の王』と呼ばれる死喰い人を纏める魔法使い。
    性格は冷酷無比で超差別主義者。
    死霊術を極めたことによって自分の魂を分割し、死という概念がはっきりしていない不滅の身体を持ち、なお且つ純粋な魔法使いとしても相当に手ごわい。
    現在、シャントットの抹殺といろんな謀略のためタムリエル帝国の何処かに潜伏中。
    ペットにナギニと言う大蛇を飼っている。
    共倒れや密告を恐れているため、死喰い人メンバーの全容はヴォルデモートしか知らない。

光の教団

全ては魔王ミルドラースの為に

名前は光だがブッチ切りの闇で危険集団。
表向きは光の国の存在と教祖を崇める普通の宗教で世界中に信者も多い。けど実際は信者を強制労働させたり各地から子供誘拐させたりまさに外道である。
現在「ミルドラース様はやくきて~はやくきて~」と地道な祈り集めと上記の悪行をメイン業務にしている。

  • イブール
    光の国の教祖で怪人ワニ男。
    目に見えて判るほどのオーラを持ち、その自信故戦闘前に回復してくれたりする。
    リメイク版で部下に見限られた悲劇のワニ。
  • ゲマ
    光の教団の幹部で怪人青ミイラ。
    マジで汚く卑劣で強い鬼畜ミイラ。
    抵抗できない人間を部下でリンチするのが大好き。
    ブロントさんが覇王の卵を持っていることに目をつけ自分の意志で仲間を「捧げ」るように謀略を練っている。
    一応使徒27祖に名を連ねる大物使徒なのだが、そうは見えない程小物臭い。

コメント

  • ギルドのページの崖下帝国の記述をコメントアウトしました -- 2011-09-16 (金) 01:30:41
    • シナリオの方のコメントアウトは終了 さぁ次はイベントだ・・・ -- 2011-09-16 (金) 18:35:52
      • 亜空の使者と記事も書かずばはどうする? 黒のカリスマがねっとりと出しゃばってるわけなんだが -- 2011-09-17 (土) 20:41:33
  • そういや最初に黒のカリスマ書いた人はちゃんと倒す目途とかはあるの? 混沌之極編でそれが条件になってたけど -- 2011-09-02 (金) 23:30:52
  • さて、崖下帝国のほうを修正したいと思うのだが -- 2011-09-02 (金) 23:06:42
  • 収納外して編集しやすくした方がいいんじゃないかな というかどうしてこんな感じになってんだっけ? -- 2011-08-08 (月) 12:06:15
    • 遅レスながらやっておきました -- 2011-09-12 (月) 22:37:24
  • にしても今見返すと次元世界は暗躍する黒幕が異常に多いな、黒のカリスマに皇帝にエルシャダイに教授に13機関にハートレスにカード使いに…だから収集がつかなくなったんだが -- 2011-08-07 (日) 22:53:59
  • で、黒のカリスマはどうなるんべか? -- 2011-08-07 (日) 20:06:07
    • このシナリオに限って言えばこのままでいいんじゃないか。天下のジョーカーと違って色々絡みまくってるしイベントもある -- 2011-08-07 (日) 22:43:33
    • 倫理のポーキーみたく裏設定にするかあまりでしゃばって来ない奴にするか 他にいい案があったらそれでいいと思う -- 2011-08-07 (日) 22:43:47
  • 他のページとコメ欄を繋げてみる -- 2011-08-07 (日) 18:36:00
  • 需要はわからないけど、一応コメ欄作成 -- 2011-05-19 (木) 01:18:39