Z-46型駆逐艦(1936C型駆逐艦)
性能諸元
・基本性能
Tier | 9 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Z-23 |
国家 | ドイツ | 派生先 | Z-52 |
生存性 | 継戦能力 | (A) 16,200 (B) 19,900 | |
装甲 | 13-19mm ・防郭 19mm ・艦首・艦尾 19mm ・砲郭 16mm ・装甲甲板 19mm | ||
機動性 | 機関出力 | 70,000馬力[hp] | |
最大速力 | 37.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 670m | ||
転舵所要時間 | (A) 6.3秒 (B) 4.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 7.4km | - | - | 9.6km | 2.83 km | |
航空発見距離 | 3.5km | - | 0.0km | 6.5km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 10.0km | 90m | |
mod.2 | 11.0km | 97m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 128mm/45 | 3基×2門 | HE弾 1500(7%) AP弾 3000 | 4.0秒 | 10.0秒 | HE AP |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm G7 Schildbutt | 2基×4門(8門) | 14400 | 90秒 | 9.5km | 66kt | 1.4km | |
533mm G7 Wolfsbarsch | 2基×4門(8門) | 14400 | 90秒 | 10.0km | 67kt | 1.4km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm Flakzwilling 38 | 4基×2門 | - | 108 | 93.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 37mm Flak LM/42 | 3基×2門 | 4 | 1046 | 79 | 97.0% | 1.5-3.5km | ||
長 | 128mm L/45 Drh LC/41 | 3基×2門 | 5 | 1851 | 95 | 97.0% | 3.5-5.8km | ||
B | 短 | 20mm Flakzwilling 38 | 3基×4門 | - | 114 | 93.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 37mm Flak LM/42 | 4基×2門 | 5 | 1046 | 102 | 97.0% | 1.5-3.5km | ||
長 | 128mm L/45 Drh LC/41 | 3基×2門 | 5 | 1851 | 95 | 97.0% | 3.5-5.8km |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
射撃管制室改良1 | 主砲最大射程 +16% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
C | 主砲改良3 | 主砲装填時間 -12% 主砲旋回速度 -13% | |
魚雷発射管改良3 | 魚雷発射管装填時間 -15% 魚雷発射管の機能停止発生率 +50% | ||
射撃管制装置改良2 | 主砲最大射程 +16% | ||
対空砲改良3 | 対空砲座の秒間平均ダメージ +20% | ||
D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% | ||
F | 隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% | |
目標測距装置改良1 | 敵艦艇の強制捕捉範囲 +50% 最大目視範囲 +20% 魚雷捕捉範囲 +20% | ||
操舵装置改良3 | 転舵所要時間 -40% 操舵装置修理時間 -80% |
・消耗品
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
バランスに優れた駆逐艦級(1936C型)であり、外洋での作戦を前提としていました。従来の駆逐艦級との最大の違いはその主砲であり、最新の両用砲塔が採用されていました。
解説
ドイツTier9駆逐艦。
連装化された128mm砲は弾速が向上している。
消耗品もソナーは通常性能ながらTier9相応、煙幕も通常より効果時間が20秒短いながらTierとともに性能向上し使いやすくなっている。
- 生存性
ドイツの大型駆逐艦らしくHPは高い。
機動性は若干悪いが、駆逐艦としてはHPの高さがありがたい機会が多いだろう。
- 主砲
2連装3基装備で6門である。2基は後部に後ろ向きで積んでおり、片方の射角は前方35度となる。
装填時間は4秒で、弾数だけなら米駆フレッチャーと互角である*1。HE弾は威力で劣るが弾道はTier8の128mm砲より改善しており、*2Tier9駆逐同士の砲戦では悪い勝負にはならない。
AP弾は貫通力が向上したが、それでもまだ同格5インチ砲級より低い。非公式データだが、距離5kmでも100mm装甲を貫通できない。対駆逐艦については、マッチングするTier帯で標準的な19mm装甲だと薄すぎて角度をつけないと貫通しても信管が作動しないのだが、Khabarovskの50mmとGearingの21mm装甲であれば角度によらず作動する。Tier8以上の巡洋艦やTier7以上の戦艦船体の防郭・主装甲帯以外も同様。
- 魚雷
2基4門、装填90秒、威力14,400の魚雷も順当に強化され射程は10kmに到達、雷速は67ktと他国駆逐艦が羨むような性能となる。もちろん発見距離は並であり使いやすい。ただ威力が上昇していないこと、敵の水雷防御も向上していることなどから、威力不足に悩まされることが多い。再装填時間は短いので気軽にたくさん撒いて敵艦隊の前進を阻もう。スロットCもあるので魚雷装填特化で魚雷主体の戦闘もアリ。
- 対空
Tier9駆逐艦としてはそこそこ。水上機や戦闘機は墜とせるが、空母艦載機を墜とすのは大変だろう。
- 機動力
37.5ktはTier9では優秀、戦場では普通といったところ。
旋回半径と舵はドイツらしい重さだが、目立った弱点でもない。
- 隠蔽性
Z-23からさらに向上し、最良値は米駆並の5.9kmとなる。
- 総評
米駆逐艦とはまた違った意味でバランスの取れた艦である。基礎スペックは高水準にまとまっており、明確な弱点は見当たらない。独駆逐艦をそのまま順当に強化した艦であるため、ここまでフリーで飛ばすことなく上がってきた艦長たちには乗りやすく、扱いやすく、手に馴染みやすい。Tier10とのマッチングも増え、戦場の脅威が増大する頃ではあるものの、当艦はそれを相手に堅実に戦える艦であると言えよう。
史実
ドイツ海軍が計画した両用砲搭載の未成駆逐艦。防空駆逐艦として計画された経緯は秋月型に似る。一番艦のZ46は起工こそしたものの敗戦までに完成に至らなかった。
枢軸国が防空艦を駆逐艦として建造し、連合国が軽巡として建造したことは実に興味深い。(建造に要する時間、あるいは懐事情と思われる)
主砲である12.8cm両用砲は、日本語サイトでは空軍と同じ12.8cmFlak40としていることが多いが、海外サイトではFlak40とは異なるものとされていることが多い。参考:http://www.navweaps.com/Weapons/WNGER_5-45_skc41.php
ドイツ軍の電探・冶金技術から察するに有力な汎用駆逐艦たりえたと期待できるが、それを以って護衛する主力艦が無かったことは皮肉である。
小ネタ
編集用コメント
- 基本性能だけゲーム内からコピペ -- 2016-12-23 (金) 01:26:55
- 簡単に解説書きました。 -- 2017-02-08 (水) 20:21:23
- ほかのページで機関馬力について書かれていたので追加しました。 -- 2019-10-06 (日) 11:22:25
- Z-46の対空砲であればスポットしている敵空母の戦闘機を墜とすことはできると判断し、水上機の項に戦闘機を追加。 -- 2019-11-23 (土) 00:49:55
- 諸元の隠蔽値を修正しました(7.6→7.4km) -- 2021-08-15 (日) 03:51:28
コメント欄
- 強いなあというか、T10ですら対面よく確認せずに突っ込んでくる奴多すぎ。煙幕ソナーで処せてしまう。下手すりゃ遭遇時魚雷は2射目撃てたりする。レーダー艦だけ要注意だが -- 2022-12-09 (金) 01:09:02
- フィーゼちゃん... -- 2023-01-26 (木) 03:35:25
- 強くてえっち… -- 2023-02-17 (金) 17:08:02
- T9で一番バランスとれた優秀駆逐だと思う 隠蔽良し速度良し魚雷良し消耗品良し 砲力はそっちに特化した艦に負けるけど常時ぶっ放す訳じゃなし 貫通力は良いのでタイミング次第で十分効果的 T10まで開発終わっても使いたいと思える良いフネだ -- 2023-01-26 (木) 08:23:27
- 魚雷装填特化で装填68.85sの高回転魚雷の出来上がり(なお単発威力) -- 2023-02-18 (土) 17:30:17
- この子ランク戦強いねえ。 -- 2023-03-24 (金) 10:17:12
- 煙幕ソナーW持ちはランク戦だとアイテム効率いいからね。 -- 2023-03-24 (金) 10:19:59
- 日乗りから見ると死ねとしか言いようのない性能 -- 2023-05-15 (月) 20:41:46
- ジャトラン がログインしました。 -- 2023-12-26 (火) 10:56:41
- APを刺さる場所にしっかり撃ち込めばごりごりけずれるの -- 2023-09-22 (金) 12:47:03
- 途中送信してしまった。ごりごり削れるの爽快だった。貫通力が弱いって聞いていたから横がとれたスモレンスクのバイタルを抜いたのにはびっくりした。 -- 2023-09-22 (金) 12:48:15
- 手にいてたので闘争で使ってますが、雷撃仕様ですが砲撃の方がつよいのかな?対駆逐なら砲撃のAP刺さりまくる気がするんで切り替えようかと考えてます -- 2024-03-03 (日) 18:15:19
- 128mmなので貫通力如何関係なくAPは駆逐艦に刺さりません。(刺さることには刺さるが45度以上傾けてもらう必要があり跳弾を考えると非現実的です) 相手独第2ツリーではありませんでしたか?(z31とか) 46は隠蔽が優秀なのでソナーと併せて駆逐狩り適性は高いですが基本DPMはフレッチャーに大きく劣るので勘違い無きよう。 -- 2024-03-03 (日) 22:50:52
- そのうえで砲特するなら、アップグレード6は主砲改良にしてアドレや基本射撃訓練等でDPMを補強してください。そうすれば自分よりも砲が強い艦艇には隠蔽優位、自分よりも隠蔽に優れる艦には砲力優位という理想的な状態が作り出せます。46は魚雷とソナーもあるのでそれらを生かした対駆逐より万能プレイが展開できると思います。 -- 2024-03-03 (日) 22:59:10
- (約)45°以上というのは、標準化(信管作動及び貫通判定の際に計算上の撃角を0°に近づけようとする処理。128 mm砲なら10°)が考慮されていない数値のような……。(亀
標準化を考慮しますと最小信管作動撃角は……。
信管作動最小撃角=arccos(装甲厚/最小信管作動装甲厚)+ 標準化角度 =arccos (19 mm / 21 mm)+ 10° = 35° となります。
従ってこのティア帯で多くみられる駆逐艦装甲の19 mmで通常貫通が期待できる撃角は、35°~60°(25°の範囲)の範囲になります。
ちなみにドイツ駆逐艦第2ツリーには米重巡同様の跳弾優遇(60~67.5°)がありますが、口径が大きい分、最小信管作動装甲厚も大きくなるため、通常貫通が期待できる撃角は49~67.5°(18.5°の範囲)と第1ツリーとあまり変わらなかったりします。(第1ツリーは小さい撃角、第2ツリーは大きな撃角で通常貫通を取りやすい) -- 2024-03-25 (月) 13:19:35 - (訂正)標準化は、最小信管作動撃角を大きくする方向に働く(過貫通しやすくなる)形でした。失礼。通常貫通が期待できる範囲は前述のとおりで変化なし。 -- 葉2? 2024-03-25 (月) 17:30:04
- 128mmなので貫通力如何関係なくAPは駆逐艦に刺さりません。(刺さることには刺さるが45度以上傾けてもらう必要があり跳弾を考えると非現実的です) 相手独第2ツリーではありませんでしたか?(z31とか) 46は隠蔽が優秀なのでソナーと併せて駆逐狩り適性は高いですが基本DPMはフレッチャーに大きく劣るので勘違い無きよう。 -- 2024-03-03 (日) 22:50:52
- 隠蔽勝ちしてる場合、6キロ圏でヘッドオンしてきた敵駆逐がみえたら煙幕ソナーで待ち伏せると急いで引き返そうとしても旋回半径がソナー圏に入ってしまい理想的な状態で煙幕射撃ができる こちらは一発も貰わずに相手を半分削る、後衛の援護があれば沈めきれるのが強いと思う 待ち伏せが楽しい艦 -- 2024-03-04 (月) 08:19:04
- 先日お迎えしましたが、かなり気に入っています。
自らの強みをガンガン押し付けていく「強艦」というよりも、どんな状況でも駆逐艦に求められる仕事をそつがなくこなせる「良艦」という表現が個人的にはしっくりくる。
スロ6を何に振るか迷っているのですが、皆さんはどうしていますでしょうか? -- 2024-03-26 (火) 13:08:56