Tier5 ポーランド 中戦車 (略称:25TP / 読み:ドゥヴァジェシチャピエンチテープー・クススト・ドゥヴァ)
↑ 25TP KSUST I + 40 mm auto. Boforsa
初期状態。25TPの史実装備の一つであり、スウェーデンのボフォース社製40mm機関砲。
Tier5中戦車で唯一の戦前戦車(の計画案)*1ということもあり、この初期装備ではまるで戦力にならないので注意。
↑ 25TP KSUST II + 75 mm wz.36/37
最終状態。ポーランド製75mm対空砲をベースにした戦車砲と思われる。
車体前面の2つの副砲塔がT-28を連想させる。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 560⇒590 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 45/40/35 |
最高速度(前/後)(km/h) | 56/20 |
重量(初期/最終)(t) | 24.55/26.43 |
実用出力重量比(hp/t) | 18.92 |
本体価格(Cr) | 372,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
75 mm wz. 1897 | 11.5 | AP HEAT HE | 98 120 38 | 110 110 175 | 1,269 | 0.38 | 2.5 | 385 308 385 | 90 | 74 2,800 68 | 1,390 | -10°/+10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
75 mm wz.36/37 | 12 | AP APCR HE | 135 175 38 | 135 135 175 | 1,620 | 0.38 | 2.5 | 925 1,156 925 | 85 | 134 3,200 102 | 1,450 | ||
名称(機関砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
40 mm auto. Boforsa | 2/0.4 | 5.3 ⇒5 | AP APCR HE | 52 85 23 | 50 50 60 | 200 | 0.36 | 2 ⇒1.9 | 829 1,036 829 | 4/180 | 17 1,200 15 | 470 | -8°/+25° ⇒ -10°/+10° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
25TP KSUST I | 45/45/40 | 40 | 320 | 3,200 |
---|---|---|---|---|
25TP KSUST II | 80/50/45 | 49 | 350 | 3,900 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 108 | 450 | 20 | 550 |
---|---|---|---|
Rytla Wernera | 500 | 15 | 750 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
25TP KSUST I | 25.5 | 37 | 7,000 |
---|---|---|---|
25TP KSUST II | 27.5 | 42 | 7,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
N2 C | 375 | 80 |
---|---|---|
RKB C | 430 | 80 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.22%⇒10.13% | 2.5% |
移動時 | 9.92%⇒7.6% | 1.88% |
派生車両
派生元 | 14TP(MT/11,930) |
---|---|
派生先 | 40TP Habicha(MT/23,930) |
開発ツリー
40 mm auto. Boforsa (初期/22,700) | ┏ ┃ | 75 mm wz.36/37 (4,500/51,000) | ||||
25TP KSUST I (初期/4,600) | ━ | 25TP KSUST II (2,300/9,900) | ━ | 75 mm wz. 1897 (3,600/31,200) | ┃ ┻ | 40TP Habicha (23,930/925,000) |
N2 C (初期/2,200) | ━ | RKB C (620/3,800) | ||||
Maybach HL 108 (初期/20,000) | ━ | Rytla Wernera (5,600/27,400) | ||||
25TP KSUST I (初期/4,500) | ━ | 25TP KSUST II (2,200/9,450) |
車両に関する変更履歴
v1.1.0 | 新規実装 |
v1.9.0 | 40 mm auto. Boforsaの総弾数を120発から180発に変更 75 mm wz.36/37の総弾数を70発から85発に変更 75 mm wz. 1897の総弾数を77発から90発に変更 修理費用を24%ダウン 収益性を5%ダウン 25TP KSUST I砲塔時のHPを400から560に変更 25TP KSUST II砲塔時のHPを450から590に変更 |
解説(v1.1.0)
- 火力
初期砲は貧弱極まりないので早急に最終砲まで開発したい。中間砲は貫通性能だけならば戦えない程ではないもののDPMが貧弱な上、高弾道で弾速が非常に遅く*3最終砲を装備するまで狙撃には不向きだ。
また、中間砲・最終砲を搭載するには改良砲塔への換装が必要。その改良砲塔の場合、俯角は-10°と十分だが仰角が+10°と非常に狭くなり、撃ち上げがしづらくなる点に注意したい。- 75 mm wz.36/37
最終砲。単発火力・貫通力に優れた砲となっており、特に貫通力はTier5にしてAPで135mm、APCRで175mmという高い数値を得る。それなりに精度もよく、若干拡散が悪い点だけに注意すれば高い火力を吐くことが出来るだろう。
長い車体&砲塔が中央寄りという組み合わせは、他のMTと比べて飛び出し撃ちにリスクを伴うので注意が必要。
同じく(75mm砲としては)単発火力の高いType 3 Chi-Nuと比べると若干精度が悪い代わりに貫通が高い。また、発射速度が同じで単発はやや高い分DPMも優っている。
- 75 mm wz.36/37
- 装甲
全体的に貧弱。巨大な図体からくる低い隠蔽性(Tier5MTの中では最低*4)から発見されやすい事も考慮して動かねばならない。HPも低い方である。- 砲塔
正面装甲はこのTierで猛威を振るう10榴や格下の弱い通常弾の貫通を防ぐ程度にはある。
ただし防楯も硬くはなく、基本的には貫通されてしまう。弾いたらラッキー程度に思っておこう。 - 車体
頼れるものではなく、正面であっても10榴に貫通されてしまう可能性が十分ある。
副砲塔は正面だけは車体と同じくらいの固さで弱点ではないが、側面は20mmと非常に薄く、昼飯の際に明確な弱点部位となってしまう。
また非常に大きい車体が災いして自走砲からの痛手を負いやすく、岩などの障害物に隠れたつもりでもうっかり撃たれてしまうこともある。見つかったらしっかりと回避行動を取ろう。
- 砲塔
- 機動性
T-28の如く車体後部の大半をエンジンで占めており、その分高い馬力を誇るエンジンを搭載できる。
最高速度も56km/hとかなり速く、図体に似合わない俊敏さを見せる。上手く活かして発見されないよう臨機応変に立ち回ろう。
車体旋回速度は中戦車として平均程度であり、砲塔旋回速度はかなり優秀な部類。
なお、最終エンジンはディーゼルエンジンなのでガソリンの搭載はできない。
- その他
巨大な図体と高い機動性から体当たりが強い……かと思いきや、実はM4A1 ShermanはおろかT-34よりも軽い。
中戦車としては一般的な重量しかないため、使うとしてもせいぜい軽戦車相手が限度だろう。
また、相変わらず無線機の性能が悪い。自力で敵を発見しても、味方に正確に情報が伝わらないおそれがある事には注意しよう。 - 総論
高い火力と機動性、薄い装甲と低い隠蔽から全体的に駆逐戦車寄りの運用で光る。ただし隠蔽を活かす事が出来ないため、視界外からの狙撃を心がける必要がある。
機動性の高さは積極的な陣地変換に有用。中・終盤では前にも出つつダメージを稼いでいこう。
史実
1937年の1月にポーランドにおいて中戦車(開発呼称20/25TP)の開発が開始されました。ポーランド軍務省の武器装備委員会(KSUS)は、この車輌について2種類の案を提案し、このうち2つ目の案は50mm厚の装甲と改良型のパワーユニットを備えるものでしたが、設計案のみに終わりました。(ゲーム内説明より)
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