Mitsu 108

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier5 日本 重戦車 日本語表記:三108/三菱一〇八式重戦車

Mitsu_108_0.jpg
↑ Mitsu 75 + 7.5 cm Tank Gun Type 4
初期状態。全体的な形状はソ連のT-28に類似している。車体正面の傾斜はO-I風味。
二つの副砲塔は装甲面の弱点になっているばかりでなく、俯角制限として攻撃面にも悪影響を与えている。

Mitsu_108_1.jpg
↑ Mistu 105 + 10.5 cm Type 14 L/34
最終状態。主砲は帝国陸軍の十四年式十糎加農砲を戦車砲化した架空仕様だろう。

スペック(v1.23.1)

車体

耐久値850⇒900
車体装甲厚(mm)70/40/30
最高速度(前/後)(km/h)35/12
重量(初期/最終)(t)44.74/46
実用出力重量比(hp/t)15.22
本体価格(Cr)420,000
修理費(Cr)
超信地旋回可/不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7.5 cm Tank Gun Type 412.77⇒13.33AP
AP
HE
115
150
38
110
110
175
1,404⇒1,4670.44⇒0.422.5⇒2.3780
840
780
8082
2,800
86
1,400-10°/+20°
10.5 cm Type 14 L/344.35AP
AP
HE
130
165
53
300
300
400
1,3040.463720
720
500
50280
2,800
300
1,550
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Mitsu 7590/70/60303307,400
Mitsu 10590/70/60303508,400
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Kawasaki Ha-9-I65020510
Kawasaki Ha-9-IIc70020510
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Type Mitsu 95462810,000
Type Mitsu 108503010,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Hei400130
Type 96 Mk. 4 Bo42550
Type 3 Otsu550240
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時4.16%1.08%
移動時2.11%0.55%
 

派生車両

派生元Type 1 Chi-He(MT/)
派生先Type 3 Ju-Nu(HT/27,500)
 

開発ツリー

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車両に関する変更履歴

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v1.23.1新規実装

解説(v1.23.1)

  • 概要
    v1.23.1で追加されたTier5の日本重戦車
    第二次大戦中に日本が開発していると連合軍に予想されていた複数の多砲塔戦車をモチーフにした重戦車である。
     
  • 火力
    スペック上俯角は-10°と優秀だが、実際に-10°取れるのは真正面と真横の3箇所のみで、副砲塔の上が-2°(7.5cm砲の場合-5°)、背面が-9°というスペック詐欺になっている。
    特に斜め前、副砲塔方向を向いた際の制限はかなり厳しく、日本戦車らしい俯角を使った戦術が難しくなっている。
    いずれの砲もDPMが低いので、団体行動と障害物の活用を意識しよう。
    • 7.5 cm Tank Gun Type 4
      初期砲。単発火力は平均的で、貫通力は良好な部類だが、それ以外の性能は厳しく、特に装填速度の遅さが目立つ。
      身を晒しての単純な撃ち合いは分が悪いため、障害物を使って装填の隙を補うように運用したい。
       
    • 10.5 cm Type 14 L/34
      最終砲。
      単発火力300は格上駆逐戦車にも全く引けを取らない値。貫通力も良好であり、一撃離脱、ダメージ交換に非常に強い。
      榴弾も、他国の十榴ほどではないが十分な火力があり、軽装甲車輌に対しては効果覿面である。
      ただし装填速度、精度、照準時間、照準拡散は大変お粗末。とにかく真っすぐ飛ばないので、距離を詰めてよく絞って撃ち込む必要がある。
      装填はラマー込みでも13秒前後掛かってしまうので、装填の隙を突かれない工夫が常に必要になる。
       
  • 装甲
    装甲はTier5重戦車としてはやや薄い。耐久値は高め。
    • 砲塔
      正面100~90mm、側面70mm、背面60mmと、10榴は全周囲防ぐことができるが、このTier帯の戦車砲を防ぐのは厳しい。
      改良砲塔では上部に傾斜が掛かるが、防御力の上昇は気休め程度である。
      キューポラは初期砲塔で50mm、改良砲塔で60mmの弱点だが、それ以外の部位も貫通されやすいためあまり気にする必要はない。
       
    • 車体
      良好な傾斜の付いた正面は上部が70mm+55°=110mm相当(AP)、下部は50mm+60°=90mm相当。
      同格の弾を正面から防げるほどの防御力は無いが、壁からチラ見せして無駄撃ちを誘ったりする分には役に立つ。
      一方良く目立つ副砲塔は60mmしかなく、格下でも簡単に貫通できる。
      T-28O-I Experimentalなどと同様、飛び出し撃ちをすると砲身よりも先に副砲塔が見えてしまうため、市街地戦では豚飯を使った方が無難。

      側面装甲は上部が50mm、履帯裏が40mm、履帯カバーと履帯がそれぞれ10mm、20mmの空間装甲。
      跳弾させるには十分だが重戦車の中では薄い部類であり、細かい弱点もあるので信頼できるとは言えない。
      車体背面は30mmしかなく、10榴が貫通する。

       
  • 機動性
    巨体とは裏腹にそれなりに素早く動くことができ、前進速度、後退速度共に重戦車としては良好。
    ただし旋回速度は重戦車のそれである。車体後部が長いため、旋回時に遮蔽物からはみ出さないように注意したい。
     
  • 総論
    装甲と砲の取り回しを犠牲に単発火力に特化した、火力重視の重戦車である。
    外観の似ている同国のType 91Type 95と違い、十分な機動力を持つため、特に扱いづらいということはない。使い心地としてはソ連のKV-85に近い。
    最終砲の火力がとにかく高いため、格上にとっても無視できない存在となることができる。一方防御面では装甲厚不足に加え、副砲塔が防御姿勢に制約を掛けている。幸い機動性はまずまずなので、装甲で耐えようとするよりもサポート寄りの動きをすると特性を生かしやすいだろう。

史実

《Mitsu 108》は1930年代の突破型重戦車コンセプトに従って設計された計画案に基づく重戦車である。当時のコンセプトに基づき、対軽火器用の装甲と複数の砲塔を搭載し、大きなサイズをカバーするべく、サスペンションには部分的に追加装甲板が取り付けられる予定だった。1942年に計画は最終段階に入ったものの、この頃にはすでに時代遅れと見なされ、需要がないとされた。(ゲーム内説明)

 

本ゲームに実装されている車輌は、連合軍に大日本帝国が開発していると予想されていた複数の多砲塔戦車を複合させたものと思われる。
名称に関しては、「Mitsu 104(三104)」と「Ishi 108(石108)」のチャンポンだと考えられる。

第二次大戦時、連合軍は大日本帝国軍が九一式重戦車九五式重戦車の後継として複数種の新たな多砲塔重戦車を製造していると考えていた。
具体的には"愛 九六式重戦車"*1、"九七式重戦車"、"三104"*2、"石108"*3などがあり、予想図も制作されていた。
いずれも実体のない架空戦車であり、試作車体はおろか図面や計画案すら存在していない。

参考:Wikipedia(九五式重戦車)

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  • 所感をば。【足】...最大35kmの割にはすんなり進む。他Tier5重戦車と見劣りしない程度。【装甲】...ほぼド垂直につきペラい。同格相手だとたまに弾けるかなくらい。【砲(10cm)】...強い。ちょいガバ砲。かつての試オイの再来といったところ。しかし、'俯角がほとんど取れない。本当に取れない。15榴のオホ位取れないので注意。 総じて上手く調整されているとは感じる。俯角に慣れさえすれば楽しく乗れるのかも。 -- 2024-01-09 (火) 08:29:31
  • 正面が左右10度ぐらいしか俯角が取れない。左右の副砲塔がかなり邪魔。2~3度ぐらい……。側面も10度取れるのは80度ぐらいからで20~60度は、ほぼ取れない。 -- 2024-01-09 (火) 11:29:06
    • 正確には真正面-10°、そこから徐々に減っていって正面左右18度から正面左右50度まで10cmで-2°、7.5cmで-5°に制限。それ以降緩和されて行って左右90度で-10°、それ以降背面まで徐々に制限されて行って背面は-9°って感じ。基本真横背面以外俯角取れないと思った方が良い。 -- 2024-01-09 (火) 11:49:53
      • Blitzだと十榴は正面3度なのに -- 2024-02-01 (木) 20:25:40
  • 飛び出し撃ちすると副砲塔が真っ先に見えるので豚飯推奨。 -- 2024-01-09 (火) 16:55:40
    • 豚飯も豚飯でどのみち副砲塔見せることになるし、対面こいつだと上部の傾斜したとこを3倍ルールで抜かれるからあんまりお勧めできない。逆豚も同様だけど豚飯よりは防御力に大分期待ができる上俯角制限も大したことないからこいつの場合は逆豚推奨かな。まあとはいえ側面上部の背面寄りにも25mmのとこあるから過信すると即落ちするけど。 -- 2024-01-09 (火) 17:02:56
      • 逆豚したら余計に副砲塔見えないか?装甲薄め、旋回遅めのこいつでわざわざ手間もかかって邪魔になりやすい逆豚は微妙な気がする。 -- 2024-01-09 (火) 17:36:36
      • 違うんだ。副砲塔のことは失念してたけどどのみち逆豚じゃないと俯角に融通利かないから攻撃面でちょっと苦しいよ。 -- 2024-01-09 (火) 21:36:50
  • なんつうか、かつての試製O-IやKV-1Sはこれだったら許されただろうな、っていう高機動高火力紙装甲重戦車だな。 十分な機動力にTier不相応の超火力を持っているが、紙装甲と俯角の不自由さが見事にそれを帳消しにしている。かつての彼らみたいにヒットアンドウェイに徹すればダメージ荒稼ぎできるが、反撃はほぼ確実にくらうしリロードが長いから孤立してタイマン仕掛けられたらほぼアウト。逆にこいつに肉薄する時は副砲塔の傍に寄ってやるとまず車体は撃たれなくなる。 -- 2024-01-11 (木) 19:21:49
    • 細かい言葉の話になるけど、こいつの装甲は弱点でも50~60mmあって10榴には抜かれないから、紙というほどではないと思う。 -- 2024-01-12 (金) 04:32:05
    • 装甲は頼れないけど足と単発、多めのHPを使う他のHTとは違う立ち回りを覚えれば唯一無二の活躍が出来るな。Tier5HTよりTier6MTに近いが、装填時間に身を隠せるかと俯角制限を補えるかで使い手の実力がはっきり出る。強い人が目立つ可能性はあるけど全体のバランスは取れてるかも。 -- 2024-01-30 (火) 15:32:53
  • しかし試製オイって10cm砲を精度0.41、照準時間2.6、DPM1857で振り回せたのか。つくづくチート砲だったんだなと -- 2024-01-12 (金) 04:43:31
    • しかも、最低限の正面装甲があり遅いMTくらいの機動力もあるからラムで格下ゴリゴリ殺せたからめちゃツヨだった。当時オイばかり言われてたけど個人的にはオイ試の方が全然OPだと思ってたし、実際11キルで個人唯一のプール勲章取れた。馬鹿みたいに敵に突っ込んでってラムと砲撃でまとめてキルできたから実質DPMが異常に高かった。そりゃガラッと性能いじられるわ。 -- 2024-01-12 (金) 11:13:32
      • ラムアタック出来ないように弱体化したのは今でも大失敗だったと確信してる -- 2024-01-12 (金) 22:36:06
      • フルヘルスのチャーチルを砲撃とラムで3秒で葬るとか出来たからあれはバケモンだった。クソでかいから状況によっては弱いけど -- 2024-01-15 (月) 13:38:56
  • こっちのMitauは強いのか、 -- Blitz民? 2024-02-01 (木) 20:17:26
    • ミスったMitsu -- 2024-02-01 (木) 20:18:40

*1 愛は愛知の略
*2 三は三菱の略
*3 石は石川島自動車製作所の頭文字という説がある