Semovente M43 Bassotto

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier6 イタリア 駆逐戦車 / 略称:Bassotto

Bassotto_0.png
↑ Cannone da 75/34 S.
初期状態。
Bassotto_1.png
↑ Cannone da 90/53 S.
中間状態。90mm砲は長砲身で見分けやすい。
Bassotto_2.png
↑ Cannone da 102/40
最終砲候補その1。
Bassotto_3.png
↑ Cannone da 105/25
Semovente M43 Bassottoの史実状態。最終砲候補その2。
どの主砲もかなり大きく見えるが、これは車体が小さいためである。ここまで小柄な車輌はこのTier帯では珍しい。

スペック(v1.18.0)

車体

耐久値600
車体装甲厚(mm)75/45/35
最高速度(前/後)(km/h)35/15
重量(初期/最終)(t)14.5/18.7
実用出力重量比(hp/t)19.11
主砲旋回速度(°/s)26
視界範囲(m)360
本体価格(Cr)890,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
ロール万能型駆逐戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Cannone da 75/34 S.20AP
HEAT
HE
127
175
70
110
110
175
2,2000.351.7837
757
557
7066
3,200
147
400-10°/+16°
Cannone da 90/53 S.8.75AP
APCR
HE
160
195
45
240
240
320
2,0990.422.7758
800
710
65435
4,400
305
1,700-6°/+10°
Cannone da 102/406.19APCR
HEAT
HE
175
215
45
360
360
440
2,2270.42.3900
711
700
60490
4,400
310
1,600-5°/+15°
Cannone da 105/257.5HE
HEAT
105
230
440
360
2,700
(HEAT)
0.443.7410
330
55720
4,800
1,500-10°/+15°
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
SPA 15T14515875
SPA 19TB mod. 43250201,000
Maybach HL 120 S.30020920
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Semovente M4315.2421,540
Semovente M4417461,500
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
R.F. 1 C.A.31017
R.F. 2 C.A.41535
 

乗員

1Commander(Gunner)2Driver3Loader(Radio Operator)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時27.08%5.96%
移動時16.25%3.57%
 

派生車両

派生元Semovente M41(TD/)
派生先SMV CC-56(TD/)
 

射界

Cannone da 75/34 S.左18°/右18°
Cannone da 90/53 S.左11°/右11°
Cannone da 102/40
Cannone da 105/25左17°/右17°
 

開発ツリー

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Cannone da 75/34 S.
(初期/)
Cannone da 90/53 S.
(13,000/75,000)
Cannone da 102/40
(13,500/78,000)
SMV CC-56
(46,300/1,370,000)
Cannone da 105/25
(14,500/82,000)
R.F.1 C.A.
(初期/)
R.F.2 C.A.
(1,400/8,200)
SPA 15T
(初期/)
SPA 19TB mod.43
(1,150/11,500)
Maybach HL 120 S.
(1,600/15,500)
Semovente M43
(初期/)
Semovente M44
(5,100/14,200)
 

車両に関する変更履歴

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v1.18.0新規実装

解説(v1.18.0)

  • 火力
    前身からの引継ぎである75mm砲に加え、火力が強化された3種類の砲が新たに使用できるが搭載するには履帯の研究が必須。
    仰俯角や射界が砲によってコロコロ変わるので注意。
    • Cannone da 75/34 S.
      初期砲。精度が向上しているがこのtierでは力不足。
       
    • Cannone da 90/53 S.
      中間砲。口径が90mmになったことで単発火力・貫通力は向上したが、精度やDPMが悪化。
      射界と仰俯角も初期砲から悪化しており、前身で使た場所が使えなくなっているということも。
       
    • Cannone da 102/40
      最終砲候補その1。102mm(4インチ)という口径はこのゲームでは珍しい。弾種もAPCR/HEAT/HEとこのTier帯では珍しい構成となっている。
      後述の105mm砲より概ね扱いやすくなっており、あちらを研究しなくても次の車両に進めるため一直線に進む場合こちらが最終砲となる。
      単発火力は360と高く、装填時間も優秀でDPMも高い。
      貫通力は通常弾が175mm、課金弾が215mmと同格車両が相手なら困ることは少ないだろう。
      榴弾はダメージ440と高威力だが、貫通力は45mmと口径の割に低いので注意。
      精度は0.4とやや悪く、小さな弱点を攻撃する際には苦労する。
      弾速は900/711/700(m/s)と速くはないものの遠距離攻撃がこなせないほどではない。
      ただし射界は90mm砲と同じ左右11°、俯角も-5°しか取れないため周囲の地形には気を使う必要がある。
       
    • Cannone da 105/25
      セモヴェンテ da 105/25の史実装備であり最終砲候補その2。
      貫通力がHEで105mm、HEATで230mmと他国の10榴の2倍もあり、重装甲車両相手も苦にならず、側面であれば榴弾貫通で大ダメージも狙える。
      単発火力はHE440、HEAT360と102mm砲と変わらないが、こちらはさらに装填時間が短く、DPMはHEATで2,700、HEで3,300と群を抜いている。
      と、ここまでいい点ばかりを上げてきたが勿論欠点もある。
      精度は0.44とtier6TD中最下位の劣悪さであり、照準時間も非常に長い。絞り切る前に逃げられるということも起こりうるため、出てきそうな場所にあらかじめ照準を置いて狙いを絞る時間を短くするといった工夫も必要となってくる。
      弾速も遅いため遠距離攻撃は非常に苦手である。
      射界は左右17°と初期砲からわずかに劣化するが102mm砲ほど狭くはない。俯角も-10°取れるため地形対応能力は102mm砲より高い。
       
  • 装甲
    Semovente M41から多少強化されたものの、頼りにできないという点は変わらない。
    正面が55mm~100mm、側背面は25~45mmと被弾箇所によっては榴弾が貫通するほど薄い。
    エンジンのモジュールHPが低い上にトランスミッション判定が車体前方の広範囲に存在するため、車体への被弾=エンジン破損に繋がりやすい。
    斜め方向から被弾すると履帯とエンジンが同時に壊れることもザラである。
    耐久値も600と非常に低く車体も軽量なので被弾や接触はなるべく避けよう。
     
  • 機動性
    最高速の遅さが若干気になるものの、快適に行動できるためストレスは少ない。旋回性能も変わらず優秀である。
    ただし前身と同様に超信地旋回が出来ないため、細かな位置調整はぎこちない動きになりがち。
     
  • その他
    Semovente M41と同じく小柄な車体を有している本車両も隠蔽率は非常に高く、静止時に限れば全車両中2位と非常に優秀。
    視認範囲も同格TDの平均より上であるため場面によっては偵察役としても活動できる。
    ただし無線範囲が415mと貧弱なため、突出しすぎてしまうと無線情報が届かないまたは得られないといったことも起こるので注意が必要。
     

史実

Semovente_105_25.jpg
画像引用元
セモヴェンテ da 105/25 もしくはアンサルド 105/25 M.43 バッソットは、第二次大戦中にイタリア王国が開発、量産、運用した突撃砲である。
Ansaldoは製造会社の名称、bassottoはダックスフントの意味。
M15/42をベースとした固定戦闘室式の車体に、105/18砲を主武装として装備した。
本車輌はイタリア本土にてナチス・ドイツ軍と交戦*1し、敗北したイタリア軍からドイツ軍へと渡った。その後StuG M43 mit 105/25 853 (i)と名付けられ、追加生産および連合軍との戦闘への投入が行われた。
参考:Wikipedia

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  • 公式の解説記事が出ていたので解説にリンクを追加しています。よほど人気なんですかね? -- 2022-09-03 (土) 16:59:39
    • すみません、記事はM41の方でした。移動しました。 -- 木主 2022-09-03 (土) 17:01:50
    • M43の解説記事が公開されていたので改めて追加しております。 -- 2022-09-10 (土) 20:22:39
  • 強すぎて確実にナーフされる性能。単発が高く、それでいて装填速度が早くdpmも高水準。足周りも陣地転換できる程度にはあり視界も良好、さらに隠蔽に至っては同格駆逐最高クラス。不足してるのはやや低めの貫通力と短めの無線範囲のみ。当然人気も高く両陣営に3両以上いることもザラでこの性能で実装したWGはテストプレイちゃんとしたのか… -- 2022-09-06 (火) 19:55:18
    • 笑うしかない強さ。これが課金戦車ならいつものpay to winだと思えるが、通常ツリーでこれを実装してしまうあたり、WGはこの強さを理解していないのではないかと恐ろしくなる。他の駆逐が存在意義を失う高火力。 -- 2022-09-12 (月) 18:39:39
    • 確かに強いよね。ベテランがティア6の新人君を狩るにはもってこいの車両。対処するにはベテランになり他の車両を理解するぐらいにならないと他の車両特性だけで勝つには厳しいね。ティア7でも通用する強さ。 -- 2022-10-07 (金) 16:18:51
  • 弱点は紙装甲ティア6TD最低HPと気持ち少ない俯角くらいかな?目も良くて加速も良いからマジでOPだと思う。串カツが同じティアとはとても思えん… -- 2022-09-25 (日) 18:25:30
    • 使っててスーパーヘルキャと遜色ない強さを感じるからHP増やせばそのまま7に放り込めそう。 -- 2022-09-25 (日) 18:34:07
  • 初期砲、中間砲(90mm)はゴミだが102、105mmはTier6としては破格。基本は扱いやすい102mmで運用し、物好きなプレイヤーが105mmで遊ぶという感じかな。 -- 2022-11-05 (土) 21:30:39
  • 解説にもあるが撃たれるたびにエンジンが壊れると言っても過言ではない。接近戦を仕掛けて履帯と同時に大破して返り討ちということもあり得るので注意。 -- 2022-11-19 (土) 04:31:29
  • 解説で軽く触れられてる105mmの弾速の遅さは大体の人が思ってるようなレベルじゃない位酷いから使うなら気を付けてほしい -- 2022-11-19 (土) 10:48:35
    • ツリー上では105の方が後だからわからずに搭載してしまってる人がいる。弾速精度共に劣悪で基本的に102の方が使いやすい。 好みでと言うが、dpm500程度のために犠牲には大きすぎる代償 -- 2022-11-20 (日) 01:37:07
  • さすがに発射速度あたりに調整入りそう。今のままだと串カツが不憫で仕方ない -- 2022-11-28 (月) 03:05:18
    • 102mmは先に単発火力が下げられそう。実際使って強すぎる。 -- 2022-12-02 (金) 15:30:26
      • 今後の調整で火力面には確実にメス入れられるだろうね。とんでもないnoob(システム一切理解していないレベル)が乗らない限りは、ほぼ一定の戦績は出せるスペックしてる。高単発と高隠蔽を併せ持って機動性もそこそこあって、めぼしい弱点なんて102砲はの俯角-5と精度面くらい。これでツリー車両なのホント謎 -- 2023-03-21 (火) 19:24:54

*1 当時イタリア王国は枢軸から離脱した直後だった