50TP prototyp

Last-modified: 2024-04-27 (土) 10:17:53

Tier9 ポーランド(パンユーロ) 重戦車 50TP prototyp

50TPprot..jpg
 
伝説迷彩「ユサール」
50TPprot._pbr (2).jpg
適用中は車両名が「50TP prot.Hussar」となる。
50TPprot._pbr (3).jpg
50TPprot._pbr (4).jpg
 
pbr前
50TP-prototyp.jpg
2021年9月20日~10月11日まで3週間にわたって開催されたイベント「クランチャレンジ」の報酬車輛。
交換には1000個のイベント通貨が必要であるが、通貨の入手条件はクランミッションの達成と戦友勲章*1の入手であるため、本戦車の取得にはクランへの加入、クラン小隊での戦友獲得が必須である。

バージョン8.4でのポーランド重戦車ツリー実装に伴い、特殊消耗品「タングステン砲弾」、特殊常備品「改良型装薬」・「ギアオイル」・「改良型ギアオイル」の搭載が可能となった。
2023年9月にもクランチャレンジが開催され、Super Hellcatと並んで報酬車両に再登場した。
非常に強力な車両だが、それは車両特性を把握し適切に立ち回った時の話である。

 
ver10.6.0での変更点

ver10.6.0での変更点(公式HPより抜粋)。「装填時間」は「照準時間」の誤植と思われる。装填4.7秒だと素でDPM5617だなあ
50TP ver10.6.0.png

直近90日の平均勝率:57.84%(2024年4月3日現在、ver10.7.0)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

この車両の使用を検討している初心者の方へ

この車両の使用を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を使用することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう
使用するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。

 

基本性能(v10.7.0)

※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値

車両名Tier9国籍タイプ耐久値
(hp)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
重量
(t)
超信地
旋回
射界
(度)
隠蔽率
静止中/移動時/発砲時
(%)
本体価格
(ゴールド)
50TP prototypIXパンユーロ(ポーランド)重戦車210080/80/8045/1552.05×全周00.0/00.0/00.05000 gda.png相当
 

主砲

Tier名称装填時間
(秒)
発射速度
(発/分)
弾種平均
ダメージ
(hp)
平均貫通力
(mm)
DPM
(hp/分)
弾速
(m/秒)
着弾分布
(m)
照準時間
(秒)
仰俯角
(度)
総弾数
IX122 mm wz.43/5013.044.6AP
APCR
HE
440
380
560
246
320
68
2025
1749
2577
1007
1259
1007
0.3552.59+20°/-8°40
 

※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。

 

砲塔

Tier名称装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
旋回速度
(度/秒)
視認範囲
(m)
VIII50TP prototyp270/150/10026.08250
 

エンジン

Tier名称出力
(馬力)
IXW12-5825
 

履帯

Tier名称旋回速度
(度/秒)
VIII50TP prototyp31.29
 

解説

Pudelに次いで実装されたポーランド戦車で、かつポーランド戦車では初の実装となる重戦車である。比較的強固な砲塔に強い傾斜の掛かった楔形装甲とバランス型の主砲を搭載し、加えて機動性も良好で扱いやすい。
ただ、先述した車体装甲は強固であるものの、いくつか楔形になっていない弱点部位が点在しているため過信は禁物。

車体

正面上部の楔形装甲自体は装甲厚80mmで傾斜が76°前後とAPやAPCRの強制跳弾角度の傾斜が掛かっている。実質装甲厚も325mmあり、貫通力の高いHEAT弾が相手でなければこの部分は格上駆逐戦車の弾丸ですら弾き返してしまう。
しかしながら、正面に飛び出した大きな操縦席部分は傾斜が緩く、160mmと200mm部分で構成されているためこの部分は格下や同格でも容易に貫通される弱点となっている。この部分はハルダウン中でも意外と飛び出したりしてしまいがちなので注意しよう。
さらに操縦席の両脇にはターレットリング部分が露出し、範囲は狭いもののこの部分も実質装甲厚が160~200mm程と弱点である。
車体下部は実質140mmで範囲も広くこちらも明確な弱点となっているが、車高が低いため地形や障害物で隠しやすくなっている。

側面はターレットリングの延長部分であるせり出した上端部分が130mmと若干固いが、大半を占める履帯裏部分は空間装甲10mm+本装甲80mmの90mmとやや薄い。豚飯は空間装甲と履帯部分のお陰でHEAT弾への耐性があるとはいえ、ターレットリング部分が露出するため積極的には使いづらい。
しかし、市街地戦となれば防御姿勢をすることになるだろう。その時は豚飯ではなく逆豚を使うことを意識しよう。
また、非常に狭い範囲ではあるが、側面上部のせり出しとサイドスカートの間は20mmで傾斜込みでも50mmしかないため、榴弾が貫通する可能性がある。
背面は92~94mmあるため、貫通上げにしていない15榴になら耐えることが可能。

まとめると主な弱点は車体下部、ドライバーハッチ、ターレットリングということになる。
ただ棒立ちしているだけでは容易に貫通されてしまうため、細かく車体を揺らしたりして狙いを絞らせないようにしよう。

 

砲塔

同格のK-91のような砲塔形状をしているが向かって右側にキューポラがあるかわりに全体的に増厚されている。

砲塔正面の大部分は430mm以上の実質装甲厚を持ち、800mm近くの場所も存在するなど非常に強固である。
傾斜が比較的緩い砲塔下側も平均して400mm程度確保されており強固。上側は端に行くにつれ装甲が薄くなっており、強制跳弾角度の傾斜でカバーされてはいるが、実質260mmほどで、HEAT持ちや撃ち下ろし状態では貫通される可能性がある。キューポラは188mm前後と弱点。狙わせないようにしよう。
防楯脇も270~290mm程度と薄めであるが範囲は狭く、平地ではわざわざここを狙う必要はない。そして操縦席と防楯の間は210mmの垂直部があるので、なるべく張り付きはしない方がよいだろう。
平地ではこのように脆いが俯角-8°を最大限使ったハルダウンを駆使すると貫通可能なのは防楯脇とほんの少しはみ出ているキューポラのみになり、非常に強固となる。平地での盛り土などを用いた頭出しだけでは容易く抜かれるためなるべく俯角-8°のハルダウンを心がけよう。ただし、ハルダウン中は操縦席の突出部(170mm)がせり出すため、出過ぎは禁物。
砲塔側面は防楯のある部分こそは400mm程度と厚いが、それより後ろは140~180mm程であり、簡単に貫通される。

 

主砲

  • 122 mm wz.43/50
    主砲はソ連以外では珍しい122mm砲でこのティアでは標準的な砲口径だが、単発火力は同口径のIS-8ST-Iよりも20高い440と本家に準じたダメージ量になっている。*2 
    課金弾のダメージ低下幅も12cm組と同じ60で単発火力自体は380と12.8cmや13cmの390に迫る数値である。榴弾も560と口径の割には高く、貫通力が68mmとIS-8やST-Iと同様に12.8cmや13cmよりも高いため中軽戦車の側背面には特に有効で積極的に用いていきたい。
    DPMは平均的な数値である。
    貫通力は通常弾が246mmと低めだが、課金弾では320mmと同格に比べて若干高めな数値まで伸びる。弾種はAPCRであることから使い勝手は良いだろう。ただ、格上重戦車を正面から相手にするにはやや不安な数値であるため、貫通上げか機動力を活かして対処しよう。
    照準速度は若干122mmにしては悪いが、同格重戦車の中では平均的な数値となる。精度はE 75やST-Iと同等であり良好な水準である。
    また砲拡散が同格重戦車中トップクラスに小さく、移動時や砲塔旋回時の射撃は得意な方で良好な機動性との相性は良い。
    俯角は8°と地形適応力も十分にあり、車高の低さも相まって低い車体装甲をカバーするためのハルダウンもお手の物である。
    総じて口径に比して高い単発火力が特徴であるが、ティア的にはバランス型の主砲であり、クセも少なく扱いやすいだろう。
 

機動性

最高速は45km/h。重戦車としては良好な機動性を有する。
出力重量比が高く加速力は十分、安定して速度を出すことができる。
旋回性能も高く最大で40°/sを越えるため陣地転換には困らず、中戦車の随伴も可能。
さらに常備品のギアオイル2つを装備すればスペック上の最高速度は51km/hと重戦車としてはゲーム内最速に化ける。実戦では改良型ギアオイルだけにしておくのが妥当だが、それでもなお49km/hで十二分に速い。
砲塔旋回も良好なため近距離戦やインファイトも十分対応可能である。

 

立ち回り方

強固な砲塔装甲と豊富な俯角を活かして基本はハルダウンで戦っていこう。ただし平地などでは弱点が露出してしまうため、持ち前の機動力を活かした陣地転換も選択肢として覚えておこう。

 

総論

砲性能と機動力は高い水準でまとまっている。車体装甲には不安があるものの砲塔装甲は十分あり、重戦車としてはかなり強力かつ扱いやすくなっていると言えるだろう。速度のあまり無闇に突出してしまわないようにだけは気をつけてて欲しい。速いと言えども重戦車、本来の役割を忘れてはいけない。

 

特徴

長所

  • 強固な砲塔装甲
  • 強制跳弾によって格上戦車の弾をも弾く車体上部装甲
  • 高めの単発火力440
  • タングステン砲弾で単発火力を増強可能
  • 悪くないDPM
  • 単発の割に精度が良好で照準拡散も小さい
  • 重戦車としては非常に良好な機動性
  • 重戦車にしては高い隠蔽率
     

短所

  • 薄い車体下部装甲とドライバーハッチ
  • 頼りにならない側面装甲
  • 上記2つのことと車体が楔型なことから、豚飯ができない
  • 照準速度が遅め
  • 入手が難しい
     

歴史背景

1950年代前半にワルシャワ軍事技術アカデミーの士官候補生タダウシュ・トゥシュケヴィチュ*3によって開発された重戦車の草案であり、最大で50トン級になる見込みでした。この計画は、設計案のみに終わっています。(ゲーム内説明より)
本家WOT wikiより

 

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  • コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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      • コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00

上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.24.40.13.png
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*1 戦友の条件は小隊のメンバー両名が敵車両を各2両以上撃破することと両名の生還である
*2 12cm級(400・420)と12.8cm・13cm級(460)の中間に位置する。
*3 実際の日本語読みはタデウシュ・ティシュキエヴィッチが正しい