Tier 9 ドイツ 駆逐戦車 Jagdtiger(ヤークトティーガー)
Tiger IIの車体を延長した大型の固定戦闘室に、長射程、大火力の12.8cm砲を搭載した重駆逐戦車である。よく「ヤクトラ」、「約虎」と呼ばれる。
サービス開始当初は高性能な主砲に対してあまりに貧弱な装甲という難点を抱える玄人向けの車両であったが度重なる装甲buffによって強力な重駆逐戦車に生まれ変わった。
- 最高時速を28 kmから38 kmに変更。
- 車両重量を47,500 kgから47,420 kgに変更。
- 初期・二番目のサスペンションの重量を18,450 kgから22,350 kgに変更。
- 初期サスペンションの減速力を34,000 kgから67,000 kgに変更。
- 二番目のサスペンションの減速力を34,000 kgから75,000 kgに変更。
- 上部構造の重量を50 kgから100 kgに変更
- JagdTiger サスペンションの走破能力を変更:
- 硬い地形:8.33%向上
- 通常地形:21.43%向上
- 柔らかい地形:30.77%向上
- Jagdtiger Verstärkte Ketten サスペンションの走破能力を変更:
- 通常地形:23.08%向上
- 柔らかい地形:4.17%向上
関連車両;JagdTiger 8.8 / Tiger II
直近90日の平均勝率:52.34%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Jagdtiger | IX | ドイツ | 駆逐戦車 | 1800 | 263/105/84 | 38/12 | 74.57 | 3,450,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
X | 12.8 cm Pak 44 L/55 | 5.93 | AP APCR HE | 246 311 65 | 460 390 600 | 2727 2312 3558 | 0.35 | 2.3 | 40 | 0 4800 12 0 | 3,480 | +15° -7.5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
X | 12.8 cm Pak 44/2 L/61 | 7.32 | AP APCR HE | 276 352 65 | 460 390 600 | 3367 2854 4392 | 0.33 | 2.1 | 36 | 0 4400 11 0 | 3,980 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Jagdtiger | - | 26 | 250 | - |
射界 | 左10°/ 右10° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | Maybach HL 210 TRM P30 | 650 | 20 | 850 |
---|---|---|---|---|
VIII | Maybach HL 230 TRM P30 | 700 | 20 | 1,200 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | Jagdtiger | 79 | 24 | 22,350 |
---|---|---|---|---|
IX | Jagdtiger verstärkteketten | 79 | 26 | 22,350 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
- Loader
派生車両
開発ツリー
JPanther II | ━ | Jagdtiger 160,000 | ━ | 12.8 cm Pak 44 L/55 | ━ | 12.8 cm Pak 44/2 L/61 64,800 | ━ | JagdPz E 100 271,000 6,100,000 |
━ | Maybach HL 210 TRM P30 | ━ | Maybach HL 230 TRM P30 15,800 | |||||
Ferdinand | ━ | |||||||
━ | Jagdtiger | ━ | Jagdtiger verstärkteketten 26,630 |
:必要経験値
解説
車体
車体はTiger IIのものが流用されているものの、満遍なく160mm装甲であるあちらとは若干異なっている。ver6.10における大幅なバフの結果、車体正面装甲は傾斜込みで実質290mm程度となり同格車両の通常弾までなら安定した跳弾が可能になった。火災判定(エンジン)がある下部もバフされたが実質190mm程度の防御力しかなく、せいぜい格下の低貫通力の通常弾を防ぐ程度で同格以上のHESHすら貫通されかねない。引き続き、ハルダウンや障害物で車体下部を隠すことが求められる。
正面装甲のスペック値である262mmは戦闘室の正面部分の数値でほぼ垂直ではあるが装甲圧自体はかなりのものであり、一部の駆逐戦車以外の通常弾までならば非貫通に抑えてくれるだろう。とはいえ同格以上の課金弾に対しては広い範囲が貫通可能となる弱点であることは変わりないため敵車両の貫通に合わせて柔軟に立ち回ろう。本車両は装甲が均一に施されており、低貫通の相手であれば完封も狙える。
大型の防盾は非常に堅牢でありほとんどの敵砲撃を無効化できるので、ハルダウンして適度に車体を旋回させることで防盾部を撃たせよう。
とはいえ、車高に対して俯角は微妙な数値であるため、ややハルダウンしづらく地形選びも大切になってくる。
車体側面装甲もバフにより105mmとなり豚飯がやりやすくなったが、履帯裏は変わらず84mmと薄いうえに戦闘室側面には広く弾薬庫判定が存在し、大口径砲榴弾には貫通されて大ダメージを受ける恐れもあるため、撃たせないことは勿論のこと、豚飯の際にも貫通されない角度を取ることが重要である。
従来とは打って変わって、通常弾までならばかなり信頼のおける上部装甲とTier10にも劣らない潤沢なHPにより重駆逐戦車らしいタフさを発揮できるようになった。
しかし、このTier帯で迂闊に車体を晒し続けることは瞬く間にガレージ送りにされることを意味するため、あくまでも駆逐戦車であることを忘れずに立ち回るべきである。
砲
初期砲は最終砲にほとんどの点で劣っており換装してから出撃したい。
- 12,8cm Pak 44/2 L/61
最終砲は引き継ぎ砲より単発火力こそ据え置きであるものの、Tier9車両内では2位の課金弾貫通力*1とゲーム内2位のDPM*2を持ちアドレナリン使用時にはDPM5000を超える程の非常に高火力な主砲である。さらにアップデートによりタングステン砲弾を使用する事ができるようになり、一時的にだがSU-122-44よりも高いDPMを発揮する!(巷ではタングステン砲弾をヤクトラで使用してキモチヨクなっている奴をヤク中と言うんだとか)
その火力を持ちながらも精度・拡散・弾速・貫通力どれをとっても優秀で文句無しの非常に強力な砲である。
但し、同格トップではあるもののドイツ砲としてはやや照準時間が遅めなのが欠点であり、折角の良好な精度が宝の持ち腐れとなってしまっている。
ある程度の装甲を持った車両が相手の場合、多少は長めに静止して弱点をしっかりと狙わなわければ確実なダメージは見込めないだろう。
機動性
重駆逐戦車として似た特性を持つ同格のT95やTortoiseとは違い、遅すぎて前線に辿りつけなかったり、陣地転換に困るといったことはない。総合的な機動力はあまり良いとは言えないが、重駆逐戦車としては十分に走れる程度である。
履帯はそこそこ良好な地形適応性を持っているが、元々低めの部類であったベース車両から重量の増加に伴い、出力重量比は更に悪化しているため動き出しはかなり鈍い。上り坂に至っては格好の的であるため注意が必要。また、重駆逐戦車相応の機動力と大柄な車体をカバーするためには味方との連携を取ることも必須になる。
立ち回り方
大幅な装甲バフにより車体下部を隠せることが出来れば、格上が相手でもある程度の前線に耐え得る防御力と強力な主砲を併せ持つのが本車の強みであり、前線またはその一歩手前でハルダウンすることで、高DPMを前線に供給し続けられる。また、ティアトップならば強固な装甲と高火力がより引き立ち、味方との歩調を合わせることで強引な戦線の突破も可能である。
とはいえ、重駆逐戦車の例に漏れず接近戦に持ち込まれると弱いので、味方との連携は重視しなければならない。
また、市街戦はハルダウンできなかったり曲がり角で巨大な履帯を切られたりと相性が悪いので、無理せず後方支援に回るといいだろう。
特徴
長所
- ゲーム内2位のDPM 【1位はこいつ】
- Tier9内2位の課金弾貫通力 【1位はこいつ】
- 優秀な防盾
- そこそこある精度
- Tier帯屈指の高HP
- そこそこ硬い車体上部装甲
- タングステン砲弾で化け物クラスのDPMをさらに底上げが可能
- そこそこの重量による強力なラムアタック
短所
- ドイツ砲にしてはやや遅めの照準時間
- 微妙な俯角と射界
- 悪い機動力
- 悪い隠蔽性
- 損傷しやすい弾薬庫
- お馴染みのトランスミッション判定
初期の研究
- 購入後は砲→履帯の順に研究しよう
歴史背景
1943年初期、前線から「3,000メートルの距離で敵戦車を撃破可能な自走砲」を要望する声に応え、「12.8cm砲付き重突撃砲」の名で開発が始められた。開発はティーガーII とほぼ並行に進められた。
主砲は超重戦車マウスに搭載される予定だった巨大な128mm砲(12.8 cm PaK 44 L/55)を搭載し、射角は左右各10°ずつ、俯仰角は-7 - +15°の範囲で動かすことが可能であった。
128mm PaK44は大戦中最強の対戦車砲であり、連合軍のいかなる戦車であろうとも撃破が可能で、建物を貫通して反対側に隠れたM4中戦車を撃破した記録もある。
砲弾のみで28kgもの重さだったので砲弾と薬莢が分離式の装填方法がとられ、装填手は2名搭乗していた。
他に、128mm砲の生産が遅れぎみであったため、代わりに71口径88mm砲(8.8cm PaK43/3 L/71)を搭載した型が計画されたが、2両が生産されたのみに終わった。
前面最大250mmに達する分厚い装甲と55口径128mm戦車砲という巨大な攻撃力を兼ね備えていたが、機動性は劣悪で、1日に移動できる距離が30 - 40kmであればいい方であり、2日で90km移動したことが「大記録」とみなされるほどであった。
長距離の移動を列車で行う場合、スカートを外して幅の狭い履帯を装着して貨車の幅に合わせるようになっていたが、現実には列車の手配が間に合わず自走することが多かった。
高い防御力の対価である大重量は、エンジンや変速器、ブレーキの故障の頻発や燃料消費が多いなどといった事態を引き起こした。
また、行動不能になった場合も通常の牽引車では力不足で、戦闘による被撃破より、燃料切れや故障、軽度の損傷により放棄・自爆処分された車輌の方が多かった。
正面からヤークトティーガーを撃破できる連合軍の火砲は存在しなかったが、生産数が少ないこともあって戦局に大きな影響を与えることは出来なかった。
Wikipediaより
12.8 cm PaK 44は、第二次世界大戦中にドイツ国防軍で採用された口径128mmの野砲兼対戦車砲である。
12.8 cm Panzerabwehrkanone
- 種類
対戦車砲 - 原開発国
ナチス・ドイツ - 運用史
第二次世界大戦 - 開発史
- 製造業者
クルップ・ラインメタル - 製造期間
1944~45年 - 諸元
重量 10,160kg
全長 7.023 m(55口径)
口径 128 mm
仰角 -7度51分~45度27分
初速 845m/s
最大射程 24,410m
概要
東部戦線における、対戦車戦闘能力を持つ野砲による赤軍砲兵師団の運用に影響を受けたドイツ陸軍は、野砲としては姿勢が低く、かつ機動する目標に追従し易い全周旋回が可能な大型砲の開発をクルップ社に命じた。そしてチェコのシュコダ社の技術を取り入れた12.8 cm K 43が開発され、その改良型12.8 cm K 44(野砲としての名称)または12.8 cm PaK 44(対戦車砲としての名称)として採用された。
PaK 44の生産はクルップ社とラインメタル社によって行われたが、8.8 cm PaK 43に似たソリッドゴムタイヤ4輪型の砲架であったのに対し、後者は二重防盾を持ち6輪型(射撃時には前部の4輪を持ち上げ後部の2輪を取り外す)砲架で、共に十字型砲架ではあったが形状やスペックが異なっていた。また多孔式マズルブレーキの形状も異なっていた。いずれの砲でも弾頭重量28.3kgの徹甲弾は30°傾斜した1,000m先の167mm、2,000m先の148mmの装甲板を貫通可能な威力を持っていた。
PaK 44の簡易自走砲型として、PaK43搭載型よりも大型のヴァッフェントレーガ(武器運搬車)も計画された。また戦車砲型として、ヤークトティーガーやマウス重戦車に搭載された12.8 cm PaK 80 / PjK 80も開発されている。
また、この砲身にフランス製155mm GPF-Tの砲架を組み合わせた12.8 cm K81/1、ソビエト連邦製152 mm M1937の砲架と組み合わせた12.8 cm K81/2も作られている。
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