Tier 4 ソ連 中戦車 T-28mod.1940
アップデート5.5でコレクター車両となった。
Tier4のソ連中戦車。MS-1が2輌収まるほど長い。でも流石にTOOOOOG!程は長くない。
なお、Tと28の間にハイフンのないT28はアメリカTier8駆逐戦車T28であるので注意。
戦間期に各国で思案試作された多砲塔戦車の1つ。
史実では最新技術をふんだんに盛り込まれた戦車だったが、一方でその重量により、エンジンとサスペンションに問題を抱え、最後まで設計陣泣かせだった。
ゲームではむしろ逆なので安心して欲しい。
重戦車と間違える程大柄だが、装甲はペラッペラ。
攻撃面と機動力は優秀なので味方の一歩後ろから強気に砲撃しよう。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 売却価格 (ゴールド) |
T-28 mod. 1940 | IV | ソ連 | 中戦車 | 600 | 30/20/20 | 45/20 | 17.11 | 100 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | F-32 A | 7.06 | AP HEAT HE | 85 120 20 | 140 120 150 | 988 847 1059 | 0.41 | 1.8 | 69 | 56 2800 7 56 | 770 | +25° -6° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | T-28 conical | 20/20/20 | 44 | 230 | 2,500 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | M-17T | 330 | 20 | 610 |
---|
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | T-28A | 32.30 | 40 | 5,300 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Radio Operator
- Loader
開発ツリー
T-46 | ━ | T-28 5,800 | ━ | 76 mm KT-28 | ┳ | 57 mm ZiS-8 620 | ━ | 57 mm ZiS-4 2,490 | ||
┗ | 76 mm L-10 600 | ━ | 76 mm F-32 570 | |||||||
━ | T-28 cylindrical | ━ | T-28 conical 1,160 | |||||||
━ | M-5-400 | ━ | M-17L 360 | ━ | M-17T 1,010 | ━ | KV-1 15,250 390,000 | |||
━ | T-28 | ━ | T-28A 1,380 |
:必要経験値
: 必要クレジット
解説
砲
砲については多くのラインナップが存在するが、なんと言っても最終砲である57mm ZiS-4がメインとなる。この砲はTier5 中戦車T-34の最終砲と互換しており、とても優秀。
単発火力こそ低いものの中々優秀な装填速度と照準速度とソ連らしからぬ素晴らしい精度を持つ。
APで112mm、APCRでは189mmのいささかオーバースペックな貫通力は格上重戦車に対しても安定してダメージを与えることが出来る。
・・・という夢を見たんだ。
コレクター戦車化によって砲は76 mm F-32に限定され、事実上ナーフとなった。
- 76 mm F-32
単発火力は140ダメージと昔に比べ全体的に同格車両の火力が上がったことで平凡的な火力をしているが、
装填速度が7.58秒となっており比較的良好なDPMをほこる。
APの貫通は85mmと平凡であり、HEATの貫通力は120mmとTier5重戦車にも通用するが、HEAT弾のため傾斜や空間装甲に弱いことに注意が必要。
一応長所としては数値上同格中戦車内では、比較的優秀な標準時間・100mでの散布界があげられる。
全体的には平凡で貫通力に関しては及第点と言ったところだが、昔よりも砲周りの性能は改善されている。
昔は劣悪な精度に低いDPM、10秒弱かかる装填速度とお世辞にもいい性能とは言えなかった、、、同格75㎜軽中戦車砲スペック比較(ゲーム内表記+通常車両) 標準時間:3.7 100mでの散布界:0.393 分間ダメ:1031 AP:95 HEAT:120 HE:20 T-28 標準時間:6.7 100mでの散布界:0.431 分間ダメ:1031 AP:103 APCR:139 HE:38 Pz.IV D 標準時間:6.5 100mでの散布界:0.451 分間ダメ:1043 AP:90 HEAT:120 HE:38 チヘ 標準時間:6.3 100mでの散布界:0.441 分間ダメ:1007 AP:91 HEAT:140 HE:38 Lago 標準時間:5.9 100mでの散布界:0.441 分間ダメ:1031 AP:106 APCR:115 HE:38 M7 標準時間:6.5 100mでの散布界:0.451 分間ダメ:1000 AP:90 HEAT:105 HE:39 A-20
装甲
全周紙の一言に尽きる。冗談じゃない本当だ。最厚部でたった30mm程度である。特に正面の機銃塔は装甲が薄く、正面にあるのに装甲がたったの20mmしかない。
側背面はほぼ均一*1に20mmと悲惨なものだが、側面は履帯部分、背面は上部の箱型の部分に20㎜空間装甲があり、榴弾類に関してはまれに吸収してくれる。
基本的に弾くことはないため被弾を避ける立ち回りが求められるが、大きめの図体であることや被弾を強要される場面では、
後述する機動力による陣地転換や格上中戦車レベル(一部を除く)のHPで耐えることなどが求められる。
ヘルス量は600、改良型アセンブリで636!!とリー先生と同じである
中戦車HP比較(ゲーム内表記+通常車両) |
---|
650 | Type 3 Chi-Nu |
636(改良型アセンブリ込) | T-28 |
620 | Pz.IV G,T-34,M4 Sherman,Type T-34,Strv m/42 |
540 | チヘ,Pz.IV D,Lago |
530 | M7 |
これはあくまで素の値(T-28を除く)であり、向こう側が改良型アセンブリの拡張を使用した場合HPは更に上昇するため注意。
砲塔に関しても言わずもがなペラペラであり、前週20mm。
一応ソ連戦車としては平均?的な俯角6度でハルダウンをするなどして被弾を最小限に抑えたいところである。
以前は10cm砲の榴弾を撃ち込まれようものならHPが8割方吹き飛んでいたが、現在は10榴組が粛清された為その心配は無くなった。
アップデートによりNightmareという戦車が現れたせいで悪夢が再来してしまった。Nightmareだけに
更にはPz. IV GargoyleとHigh Score
という全周砲塔で十榴を振り回す車両の登場も相まって、立ち回りがかなり難しくなっている つまりNightmareとHigh scoreならまだHEATで空間装甲による吸収もできたがあいつはAP も持っている
同TierのA-20やPz.IV Dの榴弾も余裕で貫通し、更にはたまに居る122ミリのKV-1にHPが450も吹き飛ばされる可能性もあるため注意。
上に「Tier5重戦車にも通用する」と書いたが、あくまで砲だけの話であるため、実際に重戦車と撃ち合うと余裕で撃ち負けるため注意。
機動力
巨体の割には登板や瞬発加速力も良好で、履帯旋回も悪くはない。敵戦車の射線に気を付ければ思い切った陣地転換もこなせるだろう。
こんなに速いのはWGナスの依怙贔屓バランス調整のせいだ。*2
総評
火力は平凡・機動力は中の上・装甲は紙。装甲薄い中戦車であり、全体的な癖が強い車両。
壁となる味方と共に随伴した上で被弾を避け、比較的良好な砲性能を生かして前線の支援をする運用が求められる。
装甲以外にこの戦車のもう1つの弱点として、やたらでかい図体と低い隠蔽率がある。
遮蔽物に隠れきれずに尻を撃たれたり、出しゃばって一方的に発見され格好の的になることも少なくない。
機動力を過信して無理なスポットは絶対しないこと。
特徴
長所
WGナスの贔屓調整による良好な機動力- 装甲が薄い所を除いて扱いやすい
- 数値上は優秀な制度面と比較的改善されたDPM
短所
- とっても薄い装甲
- 図体が大きく被弾しやすい
- コレクター車両
失われたオーバースペックな57㎜
初期の研究
- コレクター車両のため研究モジュールはありません
- 現在再入手手段は存在しないので大切に扱いましょう
歴史背景
(赤の広場で行進するT-28。76mm KT-28を搭載している)
1930年代、ソ連軍は強固な機銃陣地を突破し、さらに突破後迅速に機動可能な戦車として、イギリスのヴィッカース社が開発した一連の多砲塔戦車を参考(Mk.3中戦車のライセンス生産権購入を目指したが果たせなかった。)に、開発された中戦車がT-28である。
砲塔に76mm KT-28と同軸機銃(後に後部機関銃が追加)、前方二つの銃塔に機関銃をそれぞれ1挺ずつ搭載する。多砲塔といっても本車の支援用に開発された重戦車であるT-35のように砲を多数積んでいるわけではないので見た目の迫力には欠けるが、その分重量やサイズの点で有利だった。
そのためT-35とは異なり段階的に改良がおこなわれ、当初は最大装甲厚が30mm程度と薄かったが、戦訓により強化され最終的に80mmに達したほか、1940年新規生産の13両は、主砲塔が傾斜付きのT-35と同じ砲塔に変更された。これがゲーム内での改良砲塔である。また半数以上の車両が対装甲威力が低かった主砲をより長砲身の76mm L-10へ変更した。
その他にもスタビライザーや砲塔バスケット(本車以降T-55までソ連戦車には搭載されなかった)が搭載され、溶接工法を広く導入するなど、当時としては先進的な戦車だった一方、それゆえに高価で繊細な戦車であり、25tという重量(改良型では32t)もあって生産や運用には困難が伴った。特に主砲や装甲の強化により重量が増えた後期型では、変速機や複雑なサスペンションの故障に悩まされたようである。
T-28は約500両という多砲塔戦車としては最大の生産数を誇り、まず冬戦争に投入されたが、装甲が薄かったためフィンランド軍の対戦車火器や、厳寒による故障などにより大きな損害を出した。
その後上記のような改修が多くの車両に施されたのち、初期の独ソ戦に投入された。当時のソ連軍は大粛清後の混乱から立ち直りつつあったものの、兵器は整備されずに放置され、戦術は十分に研究されていなかった。それでも改良されたT-28はドイツ軍相手に奮戦したが、多くはモスクワ攻防戦までに失われたようである。
なお、フィンランド軍は冬戦争でT-28を捕獲し、44年の継続戦争では双方がT-28を戦闘に投入していた。フィンランド軍はその後も1950年代まで本車を運用していた。
また、76mm F-32や85mm F-30を搭載するテストは、V・G・グラビンの指導の下、1939年から41年にかけて行われたが、すでに本車の生産は事実上終了しており広く搭載されることはなかった。
これは全くの余談であるが、本車の初期型砲塔上面には、意図は不明であるが五角星がプレス成形されていた。
参考資料
「ソ連多砲塔重戦車T-28、T-35」(古是三春)『グランドパワー』2002年7月号
http://combat1.sakura.ne.jp/T-28.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/T-28%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A
76.2㎜ F-32 85mm F-30試験
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