Tier 10 ソ連 Object 140(オブイェークト・ストー・ソーラク)
T-62Aと比べ砲塔が扁平状であり、ややシャープなシルエット。
4,000 で購入可能。
適用中は車両名が「Object 140 Terror」となる。
車両はObject 140だが、他のソ連Tier10車両にもそれぞれ同様の付属品を購入、適用できる。
戦後第一世代戦車であるT-54の量産を成功させたソ連は、早くも火力・防御・機動力の三大要素に優れた画期的次世代戦車の開発をスタートさせた。
Object 140は、ウラル貨車工場第520設計局から提出された試作戦車である。
v10.3.0 | ・視認範囲を 270 m から 265 m に縮小 ・AP/HEAT/HE 弾の平均ダメージを 310/260/420 HP から 300/250/410 HP にそれぞれ低下 ・装填時間を 5.9 秒から 5.37 秒に短縮 ・100 m での散布界を 0.336 m から 0.326 m に縮小 ・出力重力比を 19.5 馬力/t から 20.6 馬力/t に上昇 ・砲塔の旋回速度を 41.72 度/秒から 45.89 度/秒に上昇 ・車体上部の装甲を 100 mm から 90 mm に弱体化 ・砲塔下部の装甲を 225 mm から 185 mm に弱体化 ・主砲防盾の装甲を 250 mm から 190 mm に弱体化 |
v9.0 | ・グラフィックを改善 ・最高速度を 55 km/h から 60 km/h に向上 ・エンジン出力を 580 馬力から 700 馬力に強化 ・視認範囲を 260 m から 270 m に拡大 ・静止時の隠蔽率を 0.29 から 0.3 に向上 ・車輌の耐久性を 1,850 HP から 1,800 HP に低下 ・車体の下部装甲を 110 mm から 70 mm に低下 ・砲塔の前面装甲を 240/170/120/100 mm から 225/120/80/80 mm にそれぞれ低下 ・砲塔の側面装甲を 196/187 mm から 80/80 mm にそれぞれ低下 ・砲塔にあるキューポラの側面装甲を 160 mm から 80 mm に低下 |
v3.6 | ・APCR 砲弾の貫通性能を 264mm から 240 mm に弱体化 ・HEAT 砲弾の貫通性能を 330 mm から 290 mm に弱体化 ・砲塔装甲を再構成、弱体化 |
基本性能(v10.3.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
Obj. 140 (Terror) | X | ソ連 | 中戦車 | 1800 | 90/80/55 | 60/20 | 36.00 | ◯ | 全周 | 29.31/21.20/5.80 | 6,100,000 |
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実用出力重量比(hp/t) | 20.6 |
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武装
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 弾速 (m/秒) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
X | 100 mm D-54TS mod. 56 | 5.37 | 11.18 | AP HEAT HE | 240 290 50 | 300 250 410 | 3353 2794 4582 | 1535 900 900 | 0.326 | 1.92 | 50 | 0 3600 9 0 | 2,800 | +17° -6° |
---|
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
X | Object 140 | 185/80/65 | 45.89 | 265 | 8,200 |
---|
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
X | TD-12 | 740 | 12 | 1,000 |
---|
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
X | Object 140 | 39.00 | 56.32 | 12,000 |
---|
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:T-54
派生先:なし
開発ツリー
T-54 | ━ | Object 140 280,000 | ━ | 100 mm D-54TS mod. 56 |
━ | Object 140 | |||
━ | TD-12 | |||
━ | Object 140 |
:必要経験値
解説
T-62Aと比べて軽戦車寄りな性能をしている中戦車。Object 140に繋がる単体のルートは存在せず、T-54から開発可能となっている。T-54から開発する際はお好みでどうぞ。ここではT-62Aと比較しながら解説していく。
T-62Aとの比較表(搭乗員100%, 常備品非搭載時)
タ イ プ | 国 籍 | 名称 | 耐久値 (最大位) | 車体 装甲 前面 側面 背面 (mm) | 砲塔 装甲 前面 側面 背面 (mm) | 傾斜 装甲 | 発射 速度 (発/分) | 貫徹力 AP(APCR) HEAT HE (mm) | 攻撃力 AP(APCR) HEAT HE | DPM AP(APCR) HEAT HE (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間(秒) | 射界 左 右 (度) | 最高 速度 (km h) | 実質出力 重量比*1 (hp/t) 舗装路 整地 不整地 | 旋回 速度 砲塔 車体 (度/秒) | 俯仰角 (度) | 視界 範囲 (m) | 隠蔽率 静止中 移動時 発砲時 (%) |
中 戦 車 | ソ 連 | T-62A | 1900 | 106 78 47 | 240 161 65 | ○ | 10.18 | 245 300 50 | 310 260 420 | 3154 2646 4274 | 0.336 | 1.82 | 全周 | 55 | 35.14 29.28 18.89 | 48 58.41 | +17° -7° | 260 | 26.80 20.10 5.31 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Object 140 | 1800 | 100 80 55 | 225 80 65 | ○ | 10.18 | 240 290 50 | 310 260 420 | 3154 2646 4274 | 0.336 | 1.92 | 全周 | 60 | 35.35 29.91 19.44 | 41.72 56.32 | +17° -6° | 270 | 29.31 21.20 5.80 |
装甲
車体は優れた傾斜によりT-62Aよりも高い防御力を持つが、砲塔では被弾面積が小さい代わりにこちらが劣っている。
本家では耐久値はT-62Aに負けていたものの、なぜかblitzではこちらの方が耐久値が高い。…と思ったが調整され、現在はこちらの方が100低い。
- 車体
正面装甲厚は前身のT-54よりも減厚され、90mm装甲となっている。
T-62Aよりも44mm薄く、傾斜が増しているとはいえ、実質装甲厚は190mm程度と基本的に格下からでも貫通されてしまうことに変わりはない。
しかし本車両は、正面装甲の鋭い傾斜を利用し、地形などで傾斜角を増すことで強制跳弾を狙うことが可能である。そのうえ、車体下部は装甲厚と傾斜が上部と同じで190mm程度と弱点になってないため、相手さえ選べば昼飯も選択肢に入るだろう。このように細かく傾斜角を変化させ、跳弾や課金弾の使用を強いることで撃ち合いにおける優位を築こう。相手の貫通力と腕次第ではこの装甲特性を活かして、多少強気に出れることも可能にするのが、強みの一つである。
車体側面は80mmと最低限の厚みは確保されているが、側面上部が鋭い傾斜があるとは言え57mm装甲であるため、口径の大きい重戦車や駆逐相手に豚飯を行うのは危険である。 - 砲塔
砲塔はお椀型をさらに潰したような形状で、T-62Aに比べ被弾面積は狭く傾斜も鋭いが、T-62Aが満遍なく200mm以上の装甲厚であるのに対してこちらは砲塔下部の185mm装甲から上部にかけて120mm、80mmと薄くなっているため、砲塔装甲については大きく劣っている。
v3.6に続きv9.0、v10.3でも砲塔装甲が弱体化され、正面で跳弾が期待できるのは一部分だけになり、側面にいたっては80mmと大口径の榴弾が貫通しうる薄さになっている。
最も防御力があるのは砲塔下部であり、正面が実質220mmとその左右の傾斜部分が実質330mmを誇り、並みの通常弾を防御するには十分なレベルを持つ。
しかし、砲塔正面の中央部から上部にかけては実質150~200mm程度と防御力はかなり低い。砲塔の大部分が格下にも貫通されるため、ハルダウンでの跳弾は期待しない方がよい。
また天板は37mmと極めて薄く、強制跳弾角度であるため中戦車相手には気にする必要はないものの、重戦車や駆逐相手では3倍ルールで抜かれてしまうことがあるほか榴弾の爆風ダメージにも気を付けたい。
キューポラはT-62Aと比べると大きめなうえに薄く左右についており実質80~140mmほどと容易に貫通されるため、ハルダウン中も狙わせないように細かく動こう。
主砲
- 100 mm D-54TS mod. 56
T-62Aの主砲と似た性能だが単発火力で下回りDPMで勝る性能である。単発火力は300でTier10最低クラスだがDPMは3300を越え、最大値ではなんと約3850に達し、MTではドイツのレオパルト1についで高い。またRPMはTier10最高クラスで、最大強化をすれば通常時装填4.7s、アドレナリン起動時は装填3.9sまで短縮される。
貫通力は通常弾で240mm、課金弾で290mmとT-62Aよりもそれぞれ5mm、10mm劣っているが、v.4.7.0アップデートで通常弾の弾種がAPCRからAPとなったため、標準化の恩恵で以前よりも貫通力は上昇している。弾速も落ちていない。(T-62Aの弾速と同じ)
しかし、課金弾はHEATで貫通力は290mm止まりで、Tier10中戦車の中でもかなり低い値であるため、重装甲相手には的確に弱点を狙うか機動力で補う必要がある。
以前まではあちらの方が砲精度では上回っていたが、v9.0のバランス調整によって全く同じ値に調整された。v10.3にてT-62Aの砲性能が単発火力を除き弱体化されたことで、単発火力(30)と照準速度(0.1秒)こそ劣っているが、Obj.140の方が総じて優れているいえる。また移動時のレティクル拡散がT-62Aよりも小さく、APの弾速もTier10の中で一位という優れもので、良好な機動力との相性も良い。
なお、俯角はT-62Aと同じ6度となっている。
総論として課金弾貫通力と俯角の低さ以外、特にストレスがたまることはなく、Tier10の主砲らしく優秀と言える。一応、拡張パーツの砲弾調整の搭載で課金弾貫通力の低さを改善することも可能だが、高機動力を持つ本車両では装填棒を搭載し機動力で貫通力を補いつつ長所のDPMを伸ばすのが理想である。(とは言え貫通力290mmではE 100等の処理が厳しい所もあるので砲弾調整も十分選択肢ではある)
機動性
v9.0の機動力のbuffにより、最高速度がT-54から4km/h高い60km/h*2となった。
エンジンの出力はT-54から変化しておらず、出力重量比自体はT-54とあまり変わらない値であるものの、履帯の性能が非常に向上しており実質的な出力重量比はT-54の1.5倍近くに強化されている。
旋回性能こそT-62Aには及ばないものの、最高速度と加速力の両方で上回っており、長距離の陣地転換ではT-62Aよりも迅速に動くことができる。
総評
T-62Aと比べて砲塔装甲で劣り機動力に秀でる。こちらの方が軽戦車寄りな性能であり、高い砲性能と機動力を駆使して高い火力を活かす立ち回りが求められる。
隠蔽もこちらの方が高く、視界も中戦車内最高の270mで偵察も捗るのでT-54 ltwtに近い性能の戦車と言える。T-54では機動力が物足りなかった戦車長にとってはT-54 ltwtに近い操作性に感動を覚えるだろう。
特徴
長所
- T-62Aを5km/h上回る最高速度
- 非常に優秀な砲塔及び車体旋回速度
- Tier10MTではトップクラスのDPM
- 全MT中最速の通常弾APの弾速(1535m/s)
- 非常に小さいレティクル拡散
- Tier10MTではトップの隠蔽率
短所
- Tier10最低の単発火力
- T-62Aに10mm劣る課金弾貫徹力
- 物足りない俯角(-6°)
- 2つある目立つキューポラと薄い天板によって信用性の欠ける砲搭装甲
- モジュール耐久値が低い
歴史背景
wikipediaより
Object 140はT-54の後継車両として開発された試作の中戦車である。
ニジル・タギルにおいて1953年から1958年にかけて開発が続けられ、2両の試作車両が製造されたものの、
Object 430が支持されていた為、本計画は中止になってしまった。
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ツリー化、枝化とは?
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