Rheinmetall Skorpion G

Last-modified: 2024-02-20 (火) 14:02:30


Tier 8 ドイツ 駆逐戦車 Rheinmetall Skorpion G/略称:Skorpion G/日本語表記: ラインメタル スコルピオン ゲー

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ねじ巻きの様なマズルブレーキが特徴的。
 
伝説迷彩「猛毒の針」

Stinging.jpg
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猛毒の針
1,450 gda.pngで購入可能。
適用中は車両名が「Skorpion G Stinging」となる。
 
画像
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IMG_-ef1nly.jpg

本家のHDモデルをBlitz用に落とし込んで実装してあるため、ベース車両よりもテクスチャが非常に美麗である。
(しかしながら、砲塔内部は一部のテクスチャがオミットされており、本来あるはずのドイツ人女優「マレーネ・ディートリヒ」の写真が無い。それが好みの人は注意しよう)

 

ドイツのTier8プレミアム駆逐戦車。常時販売はされていない。通称「スコG」
第二次世界大戦中、ラインメタル社が提案した、Panther Iの車体を流用した対戦車自走砲の計画案の一つであるが、「Skorpion G」という名称は、元々本家にて伝説的迷彩と似た砂漠系の迷彩がデフォルトで付与された個体の方を示すWG独自による名称であり、史実における名称は「Skorpion(サソリ)」とされる。
因みに本家では、B-C Bourrasqueの登場までは全ての車両中で最高の使用率を誇る人気車両であった。

 
公式解説

Skorpion G に乗って戦うのは簡単ではありません。自分の位置を賢く決め、常に周囲に注意して敵の一歩先を行く必要があります。ですが、この独特な性質をマスターできれば、壮大な勝利を収めたり、大量のクレジットを獲得したりすることができます。
公式サイト:アキュレート Rheinmetall Skorpion G

 
この車両の購入を検討している初心者の方へ

まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。

 

直近90日の平均勝率:51.91%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v5.5.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高速度
前進/後退
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
Rheinmetall Skorpion GVIIIドイツ駆逐戦車115030/16/2055/2042.940,000,000 cra.png
 
実用出力重量比(hp/t)15.14
 

武装

砲塔:Rheinmetall 12.8cm K 43 Skorpion

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


IX12.8cm Kanone 43 L/555.45AP
APCR
HE
246
311
65
460
390
600
2507
2125
3270
0.321.9300000 cra.png
0000 cra.png 00 gda.png
0000 cra.png
7,795+14°
-6°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VIIIRheinmetall 12.8cm K 43 Skorpion14/14/14182503,150
 
射界全周
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VIIMaybach HL 210 TRM P3065020850
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIIRheinmetall 12.8cm K 43 Skorpion45.003015,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Radio Operator
 

解説

概要

砲性能だけ見れば同格内でもトップクラスに優秀であり、機動力も中戦車並みの優秀さを誇る。

但し、紙装甲に加え隠蔽率が壊滅的という駆逐戦車にしては癖の強い性質を有しており、特に隠蔽率の低さはマップが狭く、相手を見て直ぐに榴弾に切り替えることが出来るBlitzでは致命的で本家よりかなり運用が難しくなっている。

故に本車両と同じく、紙装甲が目立つドイツ第二駆逐ルートの車両に乗り慣れた戦車長ですら、劣悪な隠蔽率と大きな車体から成る生存性の低さには苦労することが多いことを覚悟しておこう。

 

主砲

  • 12,8 cm Kanone 43 L/55
    Rheinmetall Skorpionが搭載予定だった史実砲。
    本家ラインメタル*1の初期砲と名称が似ているが、列記とした別物である。

    Rhm.-B. WTの初期砲と比較すると、単発火力と貫徹力は同等だが、ネックであったDPMは大幅に上回っており、同郷のJagdpanther II に次ぐ数値となっている。
    その上、元々優秀なそれらの砲と比べて、精度や照準時間がより優れているため、たとえ遠距離からであってもほぼ確実に敵車両の弱点を狙っていけるだろう。

    但し、格上の重装甲車両に弱点を隠されたり、適切な防御姿勢を取られたときは、通常弾だけでは流石に厳しくなってしまうため、貫徹力311mmの課金弾も幾らか積んでおこう。
    地味な長所として、AP弾は同格トップクラスに距離減衰が少ない。但し、弾速はAP・APCR共に少し遅い。
    ここまで見ると極めて優秀な砲性能に見えるが、あくまで駆逐戦車であるため、砲塔旋回速度は18°/sと劣悪であり、至近距離での咄嗟の反撃は難しい。

    また、総弾数が30発しか無いため、長期化した戦闘では無駄撃ちによる弾切れが十分に起こり得る。と思うかもしれないが試合開始から終わるまで一生打ち続けている限りまず弾切れはないしかし装弾数が少ないのは事実で榴弾は2、3発程度にしておこう。
    他に無視出来ない欠点として、車高の高さに対して俯仰角が狭いことが挙げられる。高所に潜む敵を狙うことや、地形を利用した立ち回りは苦手であるため、射撃姿勢やポジショニングには常に気を遣う必要がある。

    ちなみに、俯角は正面左右29°以内(正面)では-6°、左右29°~142°(側面前部から中部)ではスペック通りの-7°、左右142°以降(側面後部及び背面)では-3°にまで制限される。

    上記の様な短所があるとはいえ、総合的には同格内でトップクラスの性能を誇るこの主砲を、全周旋回砲塔で運用出来ることこそが、本車両の最大の強みとも言っても過言ではないだろう。

 

装甲

Panther Iの車体をほぼそのまま流用している様に見えるが、その実態は同一車両をベースとしたGrille 15と同じく、装甲厚は大幅に減厚されてしまっており、跳弾は全く期待出来ない。

厚いところでも55mmしかなく、小口径の榴弾はもとより、大口径榴弾は至る所を掠めただけでも甚大な被害となり得る。
モジュール損傷率や搭乗員負傷率も軽戦車並みに高めなので、怪しい場所には決して安易に身を出さず、被弾は極力避ける様に行動しよう。
モジュール配置は車体前面にエンジン。前から三つ目と四つ目の車輪の間に弾薬庫。車体後部にはエンジンと燃料タンクがある。側面から榴弾貫通を狙う時は、中央ではなく少し前か後ろ側を狙うと良いだろう。

ちなみに、本家ラインメタル(とそのルートの駆逐戦車)とは違いスポールライナーは搭載出来ない。榴弾のダメージはそのまま通るので注意されたし。

 

機動力

同郷のJagdpanther II と同様、Panther Iの車体を流用しているため、最高速度は55km/h(本家は60km/h)と同格駆逐戦車内でも最高の数値であり、曲がりの少ないコースを取れば中戦車に追随出来る程に迅速な移動が可能である。

後退速度は20km/hでこちらもベース車両と同等の数値が確保されており、上記の優秀な砲性能も相まって、飛び出し撃ちはお手の物である。

しかし、全周旋回砲塔を搭載した駆逐の例に漏れず、車体旋回速度は鈍く、上記の劣悪な砲塔旋回速度も相まって、接近戦は不得意である。基本的に接近戦は緊急時のみにして、あくまで移動のための足と思っておこう。

もしも、快速戦車に接近戦を挑まれた際は、超信地旋回を駆使したり、壁際に逃げる、相手の移動先に割り込んで動きを止めるなどして対処しよう。

 

その他

隠蔽率はあのPanther Iの車体を流用している都合上、同じく紙装甲として知られるRhm.-B. WTと比較すると大幅に劣ってしまっており、カモネットを搭載しても一部の同格中戦車程度の数値までにしか改善されない。

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見ての通り、同じ様な立ち回りではあっさりと見つかってしまう可能性が高いので、常に味方のスポットを頼りにしつつ、車高の高さを意識して身を隠そう。

因みにPanther Iとは似ても似付かない紙装甲でありながら、重量は約43tと何故かベース車両とほぼ同等の数値であるため、いざという時は機動力を活かした体当たりも有効な攻撃手段となり得る(無論、重装甲相手は避けること)。

 

総論

装甲と隠蔽率を犠牲にしつつ、高い攻撃能力と陣地転換能力を備えた、謂わばTier8におけるGrille 15であると言える。
精度収束単発DPM何をとっても一級品の優秀な砲を全周砲塔で運用できる駆逐乗り垂涎の性能かと思いきや、全身障子紙の巨大な図体と劣悪な隠蔽率で台無し。非常にピーキーで熟練が必要な性能となっている。基本的には後方からの狙撃・援護に徹しつつ、優れた機動力を活かして頻繁に射撃機会を作っていきたい。

総じて、如何に被弾を減らしつつ、敵に効率良く有効打を与えられるかの運用のノウハウを熟知した上級者向けの課金戦車と言えるだろう。


特徴

長所

  • 単発火力・精度に優れる砲性能
  • 前進・後退速度が同格駆逐戦車内ではトップクラス(+55km/h~-20km/h)
  • 全周旋回砲塔である故に自由度が高い
  • 車重が43t程で、軽・中戦車相手ならば体当たりが有効
  • Tier8TDでは最長の視認範囲250m

短所

  • Panther Iベースとは思えない程の紙装甲(最も厚い部分ですら実質60mm程度)
  • ベースのPanther I譲りの悪い隠蔽率と広い被弾面積、もっさり気味の加速性能
  • 以上故非常にヘイトが非常に高い
  • 劣悪な砲塔旋回速度
  • 車高に対して狭い俯角
  • 少なめの総弾数(30発)
  • やや遅めの弾速
  • 本家ラインメタルと違ってスポールライナーが搭載できない
  • マレーネ・ディートリヒの写真がない*2

歴史背景

本家wikiより
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Rheinmetall Skorpion Gとは、Panther?の車体を用いた自走砲開発計画の計画案の一つであり、本車両はラインメタル社から提案された設計案であった。
一方、クルップ社から提案された設計案を元にした自走砲がWoTにおけるG.W. PantherやGrille 15である。

 

この車両をはじめとした自走砲群は1943年1月に設計を開始された。
12,8cm K43 Sflを搭載した案は1943年1月に、 12,8cm砲を搭載したSkorpionと 15cm sFH 43 mit Panther Bauabteilenは1943年4月に、15cm sFH 18 mit Panther Bauabteilenは1944年1月にそれぞれ提案された。
しかしながら、戦局の悪化によってPantherの車体の確保が困難となってしまい、これらラインメタル社の設計案はクルップ社の設計案たちと同じ運命を辿る事になった。

 

参考

 

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*1 Skorpion GとRhm.-Borsig Waffentragerはともにラインメタルの名を冠しており、砲性能や装甲も似ていることからよく比較され、その際技術ツリーにいる方を本家ラインメタルと言う。
*2 PC版では砲塔の内側に戦前を代表するドイツの女優、マレーネ・ディートリヒの写真が貼り付けられている