車両の正式名称は「Löwe」ですが、IEの文字化け対策で、ページ名を「Lowe」にしています。
Tier 8 ドイツ 重戦車(課金戦車)
スペック
車体装甲厚(mm) | 150/100/80 | 本体価格(ゴールド) | 12,500 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 35 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |
後退 | 15 | シルバーボーナス(%) | 65 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.07 | 経験値ボーナス(%) | 15 | |
移動時 | 0.03 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Löwe 12,500G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Löwe | Maybach HL 234 P 30 Ausf. A | 10,5 cm Kw.K. L/70 | Löwe | Löwe | 1,650 | FuG 12A | |
1,000 | 24 | 120/80/80 | 710 | ||||
11.11 | 1.14/1.43/2.29 | 23 | 400 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
10,5 cm Kw.K. L/70 | AP APCR HE | 1,030 10G 650 | 234 294 60 | 320 320 420 | 5.00 | 1,600 | 2.86 | 0.33 ? ? | 80 | +38 -10 |
解説
- 概要
Tier8ドイツプレミアム重戦車。
マッチング優遇は無いのでTier10戦場にも入れられる。
幻に終わったTiger Iの後継車輌、VK 70.01である。
Löwe(レーヴェ)とはドイツ語でライオンの意。
課金戦車中で最高額(12,500G)だが、価格に相応しい性能を発揮するには熟練を要する戦車である。
アップデート3.8で車体装甲 120/100/80→150/100/80、エンジン出力 800hp→1000hp、俯角 8→10、とPC版と同様のbuffを受けた。
- 火力
- 10,5 cm Kw.K. L/70
後述の防盾に並ぶ本車輌の強みである。
単発火力はTiger IIと同じだが、貫通力が更に高く、Tier8重戦車中でも最高クラスとなっている。
更にカタログスペックに表れない長所として、課金弾の弾速が重戦車としては全車両最速であり、高い精度と相まって遠距離でも偏差射撃を命中させやすい。
格上戦車にも通用する攻撃性能は大きな利点であり、課金弾で弱点を狙い撃てば強靭なTier10戦車にも十分に有効打となり得る。
装弾数が80発と、1試合中では撃ち尽くせないくらいに増加したので課金弾の他に榴弾もある程度持って行くと良いかもしれない。
一方で装填速度が遅いためDPMはtier8では同じ課金重戦車のT34と並んで最低クラスであり、遮蔽物なしで真っ向から撃ち合うとまず押し負けてしまう。
T34と比較すると、発射速度、精度、照準時間、弾速で上回っているが、AP貫通、単発威力、そして俯角が劣る。DPMは同じなので一長一短と言ったところだろう。
ドイツ重戦車の例に漏れず視認範囲(視程)が最高クラスなので、視認範囲の短い戦車が相手ならば先に発見し、精度を活かして先手を打つことも不可能ではない。
ただし隠蔽率が低いので、一方的に狙撃し続けることは難しい事に注意。
- 10,5 cm Kw.K. L/70
- 装甲
HPは1650と同格HTの中でも高めだが、全体的に装甲厚が薄めで癖が強い。
車体がやや脆く、砲塔正面が異常なほど固いため、ハルダウンすべし。
薄い車体装甲を隠しながら射撃できるポイントを改めて探しておこう。
ちなみに内張り装甲 (特大)を装備できるが、装甲が薄い分、MausやE 100などに比べて恩恵は小さい。- 車体
前面上部で貫通220mm前後を弾くかどうかという程度。
ドイツ戦車である為に後面は言うに及ばずの弱さで、車体装甲に頼る超重戦車的な戦い方は不可能に近い。
更に、車体正面下部はドイツ戦車おなじみのトランスミッションが存在し、破損すると火災こそ起きないが低い機動力が一層悪化する。
装甲面の弱点でもあり射貫されると被害が大きいので、まず真っ先に隠して被弾を防がなければいけない。
一方で側面は100mmと同格重戦車と比較しても厚く、後述の無敵に近い砲塔正面と合わせて豚飯時はかなり強固な防御力を発揮できる。市街地などでは積極的に豚飯を駆使して敵弾を弾きつつ痛烈な1発をお見舞いしよう。 - 砲塔
主砲防盾のみはその形状から、Jagdpanzer E 100などのTier10重駆逐戦車の砲撃をも無力化し得る非常に堅固な防御力を発揮する。
防盾は計240mmで、特に中央付近は80°を超える強烈な傾斜がかかっているため、基本的にどんな砲でも貫通する事はできない。
車体の弱点を隠しても砲塔正面を簡単に抜かれるTiger IIやMausなどとは違い、本車輌の非常に硬い砲塔前面は、豚飯やハルダウンとの相性が良い。
ただしキューポラや防盾の左右は同格でも十分貫通可能な他、傾斜が緩くなる防盾の外周部は格上には貫通される場合がある。
特に砲身と防盾の接合部が正面から撃たれると容易に貫通する弱点。範囲はとても小さいが貫通160mmほどでダメージが通り、最悪主砲破損で撃てなくなるので用心に越したことはない。
また、砲弾が防盾下部に着弾した場合、跳弾が車体上部を貫通するショットトラップが高確率で発生する。
ハルダウン中でも小まめに敵の狙いをずらし、砲身より上部だけを出すように心がけよう。
- 車体
- 機動性
最高速度は35km/h、エンジンは大出力のものを搭載しているが90tの車重故に機動力は重戦車の域を出ない。
更にドイツ戦車らしく旋回性も車体砲塔共に低く、接近戦は不得手である。
但し、速度こそ乗らないもののその大重量から体当たりの威力はかなり高い。
敵進路に割り込んで「ぶつかられる」ように動くと当てやすく、同格重戦車でもIS-3などが最高速で衝突すれば主砲並のダメージが期待できる。
乱用は避けたいが、近距離戦で密着して砲塔を撃たせる際の布石等として取り入れるのも一つの手。
- 総論
防御の為に起伏を利用したいが、足回りが起伏や悪路に弱いという矛盾は決して無視できない。
効果的な運用には進軍ルートの選定だけでなく、マップに対する理解や知識が問われる事になる。
豚飯やハルダウン、弱点を容易に狙わせない細かな機動にも熟練しなければいけない。
しかし、それらを乗り越えた上で運用される本車両は格上重戦車にも劣らない強さを発揮し、最高額の課金戦車に相応しい活躍を見せてくれるだろう。
決して扱いやすいとは言えないが高いポテンシャルを秘めた、乗り手の技量が試される一台となっている。
尚、本車は課金戦車としては珍しく攻撃面に優れる為、クレジット稼ぎ、フリーEXP稼ぎ、乗員育成に適している。
Löwe Black Edition
スペック
車体装甲厚(mm) | 150/100/80 | 本体価格(ゴールド) | 15,000 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 35 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |
後退 | 15 | シルバーボーナス(%) | 65 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.09 | 経験値ボーナス(%) | 75 | |
移動時 | 0.05 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Löwe Black 15,000G |
解説
2016年ブラックフライデーの際に販売された黒塗りのLöwe。
通常のLöweと違い、経験値ボーナスが75%に上がっている。
黒の塗装は迷彩を兼ねており、新たに迷彩を施す事は出来ない。
性能については隠蔽率以外通常版と同じため割愛。
史実
1941年、クルップ社がソ連重戦車を研究していた頃、超重戦車開発計画が持ち上がった。
同年11月、その超重戦車は正面装甲140mm。側面装甲100mm。ダイムラー・ベンツ社製の1000馬力の魚雷艇エンジンを搭載し最高速度44kmを求められたが砲塔、装甲、エンジンを搭載した重量は90tに達していた。
1942年初頭、クルップ社はPz.Kpfw.VII Löwe(VK 72.01)と名付けられた重戦車の設計・製造を命じられた。
Pz.Kpfw.VII Löweは後にMausと名付けられる超重戦車のポルシェとの設計・開発競争の中でクルップ社が提出したVK 70.01(Tiger-Maus)と同じく主砲は37~40口径15cm砲(恐らくは15cm KwK44 L/38)もしくは70口径10.5cm砲で武装される事になっていた。
生産を簡略化する為にPz.Kpfw. Tiger IIの部品を利用する事になり、1942年2月~5月までにはそれぞれの案件にそって6種類の設計がなされていた。
その中でVK 16.02 Leopardと同じく軽量型と重量型の2種類が計画され、軽量型は正面装甲100mm。最高速度27km。重量76t。重量型は正面装甲120mm。最高速度23km。重量90t。主砲は共に70口径10.5cm砲となった。
同年3月5~6日にヒトラーは軽量型を不採用とし、重量型を採用し、新たに主砲をVK 70.01と同じ15cm砲。正面装甲を140mm。最高速度35kmにする為にPz.Kpfw.VII Löweは再設計される事になった。
しかし7月にプロトタイプの開発をしない内に計画は中止となった。理由は前述の超重戦車であるMausの開発にヒトラーが熱心だったとされる。
コメント
- もう少し俯角とあれば・・・と思う場面が多いね。そこ意外は問題ないし。 -- 2016-07-20 (水) 04:32:08
- 見た目が騎士みたいで美しい。 -- 2016-09-06 (火) 10:53:48
- やったね♪足速くなったしハルダウンもやり易くなったよ♪ -- 2017-06-04 (日) 03:18:43
- ハルダウンor豚飯決まった時はホント強いな。解説の通り玄人向けだとは思うけど伊達では無い名車両かと。 -- 2018-04-29 (日) 04:04:58
- 勝手に虎2とおなじもん -- 2019-08-28 (水) 23:00:23
- 積んでると思ってた。国は違うがアメリカのプロトの金弾に追いつく位に高いんだな。車体やわいから甘く見てたわ。 -- 2019-08-28 (水) 23:03:06
- 装填遅く旋回も不得手、中戦車2両に接近されると脆い -- 2019-10-21 (月) 11:34:54
- それって別にこいつに限った話じゃなくね? -- 2019-10-21 (月) 13:32:40
- ゲーム内のモジュール配置が嘘なので要注意。 -- 2019-11-30 (土) 02:37:48
- 車体の正面付近を撃たれると、車体最後方にあるはずのエンジンがバンバン壊れる。 -- 2019-11-30 (土) 02:39:32
- それこのゲームの仕様上トランスミッションもエンジンモジュールとして扱われるから間違ってないのよ。だから最悪燃える事もある。 -- 2019-11-30 (土) 03:27:05
- 今はエンジンからは発火しなくね? -- 2019-11-30 (土) 09:13:15
- 車体の正面付近を撃たれると、車体最後方にあるはずのエンジンがバンバン壊れる。 -- 2019-11-30 (土) 02:39:32
- 低い単発とDPMの低さが現在の環境で致命的過ぎる。素直にT34を使いましょう -- 2022-06-19 (日) 20:46:02
- しっかりターン制に持ち込めてない立ち回りでは? -- 2022-06-21 (火) 12:04:14
- そういう事ではなく、元々DPMが同じくらいだったT34が強化されたからじゃないのかな? -- 2022-06-21 (火) 16:22:30
- まず現在の環境が快速ローダーだらけの速攻環境でLoweだと強気に来られて終わるよ。自分もそれで0爆やショボ沈させてるし。芋られても隠蔽の低さと単発、DPM、機動力の低さでティプバル、ノモンハンと正直脅威にならんしな… -- 2022-06-22 (水) 19:50:55
- しっかりターン制に持ち込めてない立ち回りでは? -- 2022-06-21 (火) 12:04:14
- 今回のブラック車輌で獲得できますが、お得(強い)ですがね? -- 2023-11-24 (金) 09:35:39
- 5年前くらいだったら強かったけど、インフレした今じゃ鈍足&リロード遅い&装甲足りないで初心者には苦行なのだ。 -- 2023-11-24 (金) 10:18:10
- 十分強いですよ。ただ、上にもある通り初心者とかには無理かも。まぁどんな車両にも言えることですけどね。貫通はtier8重にしてはとんでもなくあるので格上相手もいける上に砲塔もそこそこ硬いのでうまくやればtier10戦場でも余裕で活躍できます。 -- 2023-11-24 (金) 10:54:42
- APCRの弾速と貫通そしてデコの硬さ、まだまだ強い -- 2023-11-24 (金) 22:21:12
- 昔のプレ車で無駄に多くのHEが配布されてきてたので、それを消化するのにHE縛りで3戦ほどプレイしたが、T8トップ戦だとHEのみでも活躍出来たわw貫通力が60mmというのもあるかな? -- 2023-11-27 (月) 15:06:28
- 正面から300ペネHEAT撃たれて頭の側面(120厚)のところをぶち抜かれた。豚飯でドヤってるとわからせられるな。 -- 2023-11-25 (土) 22:30:51