Tier 7 ソビエト連邦 自走砲
スペック
車体
HP | 800 |
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車体装甲厚(mm) | 60/60/60 |
最高速度(km/h) | 30 |
重量/最大積載量(t) | 50.12/52.0 |
本体価格(シルバー) | 1,400,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | V-2K | 152 mm BR-2 | S-51 | S-51 | 800 | 10R | |
500 | 18 / [15.75] | --/--/-- | 360 | ||||
9.96 | 1.4/1.6/2.7 | 18 | 360 | ||||
203 mm B-4開発時 | V-16 | 203 mm B-4 | S-51 Bis | S-51 | 12RT | ||
600 | 20 / [21.01] | --/--/-- | 625 | ||||
12.07 | 1.3/1.5/2.5 | 20 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | ||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 爆発範囲 | 発射速度 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | 射程 | |
152 mm BR-2 | HE AP HE | 1,120 12G 13G | 88 246 90 | 570 450 570 | 3.66 -- 5.11 | 4.60 | 6.00 | 0.64 ? 2.2 | 40 | +58 -2 | ? | |
203 mm B-4 | HE AP HE | 1,910 1,845 20G | 102 260 102 | 1,100 870 1,100 | 6.07 -- 8.49 | 2.32 | 7.00 | 0.78 ? 3.29 | 22 | +58 -2 | ? |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier7ソ連自走砲。
KV-2から開発でき、Tier3~6をすっとばして自走砲ツリーを開発することができる。
ただし最初の自走砲がコレというのは非推奨。 - 火力
- 152 mm BR-2
自走砲としては精度が高い事が利点。
ただし素の威力が低いため、格上相手にはカスダメを連発しやすい。
出来れば早めに砲を換装したい所。 - 203 mm B-4
152mm砲に比べてダメージが約2倍に上昇。ただし装填時間も約2倍。
他国に先んじ200mm級を使用でき、瞬間火力の高さはSU-14-1同様、直撃すれば格上でさえ大ダメージは必至。
ただし、射角(左右4度)は全自走砲中最低、精度・照準時間も悪いので、思ったよりも当たらない。
幸い爆発範囲はかなり広いので、至近弾でもダメージを稼げる。金弾で爆風範囲を広げてもいいだろう。
装填時間は25秒以上かかり、弾数も22発しかないので、無駄撃ちは控えよう。
- 152 mm BR-2
- 装甲
機関砲や甘い角度の弾なら弾ける。
しかし、所詮自走砲なので、そもそも狙われないようにしたい。 - 機動性
30kmと自走砲にしては遅め。
ソ連車なので速度制限の解除を積んでみてもいいかもしれない。
付けっ放しだと照準移動だけでもエンジンが損傷してしまうので、移動時のみに付けるなどON-OFFをはっきりしよう。
SU-14-1に比べ旋回性能は若干優れている。戦況の変化に応じ、回頭して移動するには不便はしないだろう。 - 隠蔽率
史実通り、KV-1Sの大きさそのままで、このTier帯の自走砲だと少し大きいくらい。
理論上は茂みへ隠れられる大きさだが、隠蔽率が劣悪。ぶっちぎり断トツのブービーだ*1。
よって軽戦車が接近すると、ほぼ間違いなく敵に居場所が知られてしまう。
位置取りに気を付けないと軽戦車でなくとも発見されかねない。
そして、自走砲の中でも特に火力が高いためにまず真っ先に撃破される。 - 総論
普段は定番位置から主戦場に支援を続けて戦果を挙げよう。
ただし、周りに注意を払う必要があり、こまめにミニマップを確認し、ある程度の安全を確保できる場所を見つけては移動し射撃をするとより一層活躍できることだろう。
史実
第2次世界大戦初期から使用されたソ連軍の重榴弾砲203mmB-4榴弾砲(203mm榴弾砲 M1931)は、最大射程18kmという長射程と、大口径による絶大な威力を誇り、ソ連軍の重砲部隊の主力火砲として活躍しました。
203mm榴弾砲 B-4は自重18tという大重量を持つことから、通常の火砲のようなタイヤもしくは車輪を装備するのではなく、履帯を用いた装軌式となっているのが特徴でした、ただし、装軌式の走行装置は自走ために装備されているのではなく、あくまでも牽引されて移動されるものとなっています。
ただ、このような装軌式の足周りによる牽引方法は機動性が低いのも事実で、進撃する前線部隊に追従可能な重砲として機動力を向上させるために、203mmB-4榴弾砲の自走化が図られました。
S-51自走榴弾砲は、203mmB-4榴弾砲の自走化の一つのプランとして1944年に試作された車両で、KV-1Sの車体をベースに203mmB-4榴弾砲を搭載し、防御陣地攻撃用自走砲として開発されました。
一見するとソ連軍戦闘車輌というよりはドイツ国防軍の大型自走臼砲のような風貌ながら、簡素な構造の車体とによる、試作車両らしい特異なフォルムをしています。
S-51の構造は、KV-1Sの砲塔を撤去した車体の戦闘室の上部に露出式に203mmB-4榴弾砲を装備、フェンダーには作業台が付けられ、その形態はフランス軍の自走砲シュナイダーGPF194mm自走砲に似たスタイルとなっています。
戦闘室には一応専用の大型の防盾が取り付けられたものの、露出式に砲を装備したことにより防御力は無きに等しく、自走砲というよりも203mmB-4榴弾砲を自走できるようにしたものに近い車両でした。
1944年にテストを受け、問題はないとされましたが、この大火力の猛烈な反動を受け止めるには基本的設計上の無理が生じ、軽量化したKV-1Sとはいえ、203mmB-4榴弾砲の大重量が変速機にも影響を与えると指摘され、正式化および量産化されることはありませんでしたが、第2次世界大戦時における数少ないソ連軍の自走榴弾砲の一つとして際立った存在となったのでした。
資料によっては、KV-1を使うとされている事もあり、量産の際には旧式化しつつあるKV-1も転用するのではないかと推測されるようです。
コメント
- 糞マップを引いた時のガッカリ感は異常・・・ -- 2017-05-05 (金) 20:41:55
- 比較的平坦なマップが出ると本気を出せる。 -- 2018-02-06 (火) 15:03:17
- 203㍉は強いけど本来の自走砲ルートのsu-14-1との違いがわからない… -- 2018-11-09 (金) 13:09:14
- 開発ルート的にKV-2から行けること、車体にKVシリーズを流用してることだね -- 2018-11-09 (金) 19:51:17
- やっぱり152㎜で運用するのは戦犯かね -- 2019-05-04 (土) 16:25:24
- 当ててくれるだけで良いよFV304涙 -- 2019-05-04 (土) 22:09:34
- このティア帯の自走で唯一203㎜砲を使えるのがソ連自走独自の特徴にして強みだから戦犯とは言わないが将来的に203㎜砲には慣れてほしいとは思う。あと大口径砲は圧倒的な爆発範囲のおかげで直撃できなくてもスプラッシュダメージで思わぬ大ダメージが期待できるから152㎜の直撃よりも実用性が高いケースもある。まあ同じダメージで他国の最終砲になると発射速度が3以上ある自走が多いからDPM的な観点からも203㎜の方がいいとは思う。 -- 2019-05-05 (日) 07:33:38
- ありがとう このティア帯だと同格がポンポンうつからそれと比較して203mmだとどうだろと思ったんで参考になったわ -- 2019-05-11 (土) 20:36:07
- 僕はこのクラスでの203mmは断念しました。慣れるのは性能が上がる次の14-2からで十分だと思う。 -- 2020-04-03 (金) 13:39:01
- 強いけどトップティアになったら地獄よ、こいつは8。の重戦車を徹甲弾でイチコロするのがきもちい。7,6は、ようわからん動きしたりすぐ終わったりするからなぁ -- 2022-02-04 (金) 18:30:24