妙高

Last-modified: 2022-07-12 (火) 16:19:21

1928年 大日本帝国 重巡洋艦 妙高型

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日本ツリーの中ティア重巡洋艦。
中ティアでありながら高ティアの最上高雄に匹敵する性能を持つ……が、実際使ってみると結構微妙だったりする。カタログスペックはいいのだが癖が強く扱いにくい。

他画像

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Ver.2.00.032までの母港画像。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1928国家大日本帝国
艦種重巡洋艦対潜×
耐久値21538(19580)戦闘成績(BR)255
無装甲排水量(t)4225無装甲速力(kt/h)42.2(00.0)
基準排水量(t)10000最大速力(kt/h)34.2(29.8)
最大排水量(t)13280最大舵角44.0(40.0)
可視距離(km)8.2(7.85)絶対視認距離(km)-
アンロック費640000S購入費用6400S
1100G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部1.51.51.535
舷側部4.04.04.035

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
50口径 三年式 20cm C型 連装砲
(青葉/妙高砲塔)
79028.012620568200/200
50口径 三年式 14cm 単装砲55019.16.893665160/160
50口径 三年式 14cm 連装砲55019.16.898165320/320
50口径 三年式 12.7cm 連装高角砲50018.261293065300/300
50口径 三年式 12.7cm 連装砲50018.38666489320/320
40口径 八九式 12.7cm 連装高角砲28014.84.376010425(AA)/425
45口径 三年式 12cm 単装砲670157101965250/250
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 八九式 12.7cm 連装高角砲28014.84.376010425(AA)/425
45口径 三年式 12cm 単装砲670157101965250/250
50口径 三年式 14cm 単装砲(ケースメイト)55015.81094560150/150
50口径 三年式 14cm 単装砲 l2型55017.889276890/90
50口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト)6009.1479.55055150/150
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト)60014.81274860150/150
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲60020.56.574550175/175
魚雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(kt)基本弾数
61cm 八式 四連装(酸素)魚雷4200326010944212
61cm 八年式 連装魚雷4200155510703210
53cm 六年式 連装魚雷3450105010163520
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(短射程)4200106010804325
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(長射程)4200206010852720
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(中射程)4200156010903525

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
砲塔旋回装置(主砲旋回速度+9%)新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%)ビルジキール(安定速+10%)側面装甲帯(被雷ダメージ-12%)
照準システム(主砲射撃精度+7%)電波探信儀(理想発見距離+5%)新型艦首(旋回抵抗-10%)排水ポンプ(自艦浸水継続時間-12%)
照準システム(主砲射撃精度+8%)精密探信儀(強制発見距離+8%)変速機(加速性能+10%)傾斜装甲(装甲HP+14%)
魚雷次発装填装置(スキル『魚雷次発装填装置』アンロック)×舵輪(最大舵角+10%)船体強化(HP+10%)
××ボイラー(巡航速度+15%)×

立ち回り方

砲撃雷撃とオールラウンドに立ち回ることが可能。
序盤は酸素魚雷の長射程を活かして牽制弾を敵艦隊の進路にばら撒き、中盤から終盤は敵巡洋艦・駆逐艦を主に狙いつつ隙があれば魚雷をどんどん流していこう。20cm砲10門の火力は馬鹿にできるものではなく、味方戦艦に随伴しての援護射撃などでも力を発揮する。
万能性が高いだけに、手持ち無沙汰になるような動きだけは避けたいところ。敵の駆逐艦や軽巡の挑発に釣られてマップ端に誘導されしまい、気づいた時には味方から離れすぎて援護ができない……などということのないようにしよう。

主砲

デフォルト装備で20.3cm連装砲を五基十門搭載しており、斉射時に繰り出される火力は強力の一言に尽きる。特に変更する必要はないだろう。
前身の青葉は速射性の高い15.5cm3連装砲も選択することができたが、残念ながらこの艦には搭載できない。
注意点として、本艦が最大火力を発揮できる場面は限定されがちであることには留意されたい。3番砲の配置が特殊であることに加え後部主砲の射界も最上より狭いため、前方向に対してはかなり射界が狭い。これに比して斜め後方へは比較的砲を向けやすいため、敵艦から距離を取りながら発砲する引き撃ちを行える状況下では火力低下に悩まされにくい。

魚雷

強力な四連装酸素魚雷を搭載できる。しかも4基(左右に2基ずつ)と、ヘタをすればその辺の駆逐艦より強力である。
他に吹雪と同様の三連装や連装魚雷も搭載可能だが、重量をケチって32kmの射程と40ノットの雷速を捨てるのは余りに勿体なさすぎるので、基本的に四連装魚雷の搭載がオススメ。
主砲と同じく射界が狭めで少々扱いにくいが、使いこなせればティア不相応の強力な火力を発揮する。

副砲・対空

現状、中ティアに空母は実装されていないが、きっちり対空機銃を装備している。
また、副砲として手動対空可能な八九式連装高角砲も搭載可能。
小隊を組んで高ティアに行けば頼る場面もあるかもしれないが、味方艦を守るにも自艦を守るにも非力なのは明白なので、当てにしない方が良い。
副砲として見ると連装高角砲は威力や貫通力がお粗末の極みだが、残念ながら妙高が装備できる連装の副砲はこれだけ。他は全て単装砲であり、副砲ゆえ精度が低すぎて大型艦相手でも命中弾を出すことすら至難の業。というわけで、補助的にであっても放火を狙いたいなら八九式連装高角砲以外の選択肢はない。

装甲

薄くもないが厚くもない。史実準拠の状態では夕張の1.5倍~2倍ぐらいであり、対駆逐、巡洋艦ならそこそこの防御力を発揮する。
流石に戦艦と撃ち合えるほどの装甲ではないので、戦艦との真っ向勝負は御法度である。
被弾しやすい箇所を重点強化しておくと良い。

機動性

速力は夕張よりは遅いが、満載でもボイラーを搭載すれば30ノット近く出るためそこそこ優秀。
ただし旋回性能は今ひとつであるため、青葉では可能だった急転舵での敵弾回避などは難しい。

総評

スペックに現れない部分で癖が強いため、扱いにくさを感じるかもしれない。しかし、操艦に慣れてしまえば中ティア帯では破格の攻撃力を発揮可能。
場合によっては高ティアですら活躍を見込める優秀艦である。


歴史背景

妙高型重巡洋艦(みょうこうがたじゅうじゅんようかん)は大日本帝国海軍の重巡洋艦。同型艦は4隻。那智級重巡洋艦と表記されたこともある。
妙高型重巡洋艦はワシントン海軍軍縮条約に基づき建造された10,000トン級重巡洋艦であり、青葉型重巡洋艦の発展型といえる艦型であった。設計の主たる物は平賀譲造船官の手による。
前々級の古鷹型重巡洋艦が米7000トン級オマハ級軽巡洋(15.2cm砲12門)との戦力比を埋める為に設計されたのに対し、本妙高型では事情が異なる。当初は八八艦隊計画案における20cm砲10門7200トン巡洋艦として計画されていた。ところがワシントン条約が締結されるにともない、基準排水量制限10,000トン内で最大の攻撃力と防御力を併せ持つ有力な艦が要望されるようになる。計画は変更された。軍令部案では20cm砲8門・61センチ魚雷八門で35.5ノットの要求であったが、魚雷兵装の坑堪性への危惧から平賀は魚雷全廃の代わりに主砲10門艦への試案が提出された。大正12年(1923年)、これが容れられ、補充艦艇製造費で大正13~14年度に4隻が建造される事となった。

【同型艦】
●ネームシップ:妙高
1929年7月竣工
1946年7月海没処分
●2番艦:那智
1928年11月竣工
1944年11月戦没
●3番艦:足柄
1929年8月竣工
1945年6月戦没
●4番艦:羽黒
1929年4月竣工
1945年5月戦没


コメント

  • 装甲、副砲、魚雷、全部取払って機動力ガン振りすると40ノット近く出ますね。ここまで速いと遠距離砲戦の回避は余裕ですね。遠距離から主砲乱れ撃ちすると対戦艦ならなら一方的にボコれますね。はい最強。 -- とー? 2022-07-12 (火) 16:19:21