Alsace

Last-modified: 2021-06-23 (水) 23:33:09

1945年 フランス 戦艦 アルザス級

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Ver.2.00.24にて実装されたフランスツリー高ティア戦艦。
本級はリシュリュー級戦艦の正統な拡大発展版としてフランス海軍が構想した高速戦艦である。ダンケルク、リシュリューと続いた主砲の艦体前部集中配置を見直し、艦体後部にも主砲塔を設置したことによりバランスの取れた外観となっている。
1941年に起工予定だった本級だが、第二次世界大戦の勃発とナチスドイツによるフランス本土電撃侵攻・占領によりペーパープランで終わってしまった。おのれチョビ髭

他画像

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体力増加+8%の効果のある迷彩。アルザスのアンロック費用や迷彩の性能を考えると少々値が張るが、見た目は悪くない。

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Ver.2.00.032以前の母港画像。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1945国家フランス共和国
艦種戦艦対潜
耐久値33350戦闘成績(BR)500
無装甲排水量(t)24501無装甲速力(kt/h)44.8(42.7)
基準排水量(t)44556最大速力(kt/h)30.7(29.2)
最大排水量(t)54188最大舵角36.9(33.5)
可視距離(km)11.7(10.8)絶対視認距離(km)-
アンロック費-S購入費用120000S
3250G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部6.16.16.135
舷側部13.013.013.035

搭載武装

※購入時は非武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
1~345口径 40.6cm 三連装砲160043.0334.3245285180/180
1935年型 45口径 38cm 四連装砲
52口径 38センチ SK C/34 連装砲(誤)
150041.7314285085320/320
1935年型 45口径 38cm 三連装砲150041.7314202985180/180
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
1~31936年型 55口径 15.2cm 三連装砲
55口径 15センチ SK C/28 連装砲(誤)
59026.47.5725472300(AA)/300
1932年型 45口径 13cm 四連速射砲51022.06.5821770200(AA)/200
4~111930年型 50口径 10cm 連装高角砲
65口径 10.5センチ SK C/33 連装砲(誤)
41015.83.5115378500(AA)/500

艦載機

※購入時は未搭載
※最大搭載数3機、パイロット数3名。

機種名称耐久攻/防航続時間
(sec.)
巡航速度
(km/h)
海面視界
(km)
空中視界
(km)
機体重量
(t)
格納庫容量装備火力装備重量
(kg)
水偵Loire 130C68050/68093022012.312.52100200kg 対潜爆弾 Mark.Ⅶ480×2191×2

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
I照準システム(主砲射撃精度+5%)新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%)ボイラー(巡航速度+5%)ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック)
II主砲装填装置(主砲装填時間-5%)電波探信儀(理想発見距離+4%)制動機(後進加速度+15%)排水ポンプ(自艦浸水継続時間-13%)
新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+5%)電波探信儀(理想発見距離+5%)ビルジキール(安定速+15%)対空自動計算(自動距離計算)
強化弾頭(装甲貫徹力+5%)水中聴音機(水中聴音機アンロック+2.1km)変速機(加速性能+11%)高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-5%)
××舵輪(最大舵角+10%)傾斜装甲(装甲HP+5%)

立ち回り

主砲

以下の3種類の砲から選択して搭載することが可能。

  • 406mm(16inch) 三連装砲
    かつてのデフォルト装備。16インチクラスの主砲としてはやや高めの貫通力とやや遅めの装填速度を有するが、同格(BR500)内で見ると性能的な劣位が目立つ。大和ソヴィエツキー・ソユーズ?ほどの防御力もモンタナほどの攻撃力もない本艦の装備としてはあまり推奨できない。
  • 380mm 四連装砲
    リシュリューと同じ物。重量はこの中で1番重いが、全ての主砲スロットに装備する事で3基12門と、高い火力を発揮できる。
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    装備するとリシュリューの発展型であることがよりよく分かる艦影になる。
  • 380mm 三連装砲
    砲性能的には上述の38センチ四連装砲と全く変化がない。一番軽い砲だが、門数や口径で劣るので火力が一番低い。四連装砲と混載しても着弾がばらけずに済むのは利点。

副砲・対空

10cm連装高角砲を片側4基ずつ計8基装備している。他国の同口径の砲と比べても貫通力は高く、装填速度も良好である。放火用として十分な性能を持つ。
中心線上の3つのスロットにはダンケルク級の13cm四連装砲か15.2cm三連装砲を装備できる。どちらを積むかは好みで決めよう。

いずれの副砲も優秀な性能を持ち手動対空が可能である。
口径を統一しないと着弾がバラけるので注意。

装甲

排水量に余裕が無いので、前身のリシュリューと比してあまり厚くする事ができない。耐久も優れているとは言えず、高火力の戦艦と撃ち合うのは危険が伴う。

機動性

高速戦艦だけあって基準排水量時の速力は悪くない。しかし満載になると24ノットを割り込み、速度に関しては大和以下になってしまう。
旋回による速力低下が小さめであるが、旋回半径が大きいので急旋回は苦手。

航空兵装

Loire 130Cを3機搭載可能。パイロットは3人。
発艦装備の関係上、2機以上同時に射出できない。視界が悪い本艦の目の代わりになる重要な存在であるが、観測機の性能が低いので非常に撃墜されやすい。
対潜爆弾も装備可能だが、母艦のソナー性能が低いのでこちらも気休め程度。

総評

かなり扱いが難しい艦である。火力は高めだが、その割に耐久力が低く前線で撃ち合う艦ではない。かといって遠距離型かと言われると視界が狭いし、機動力もさほど高いわけでもない。
使いこなすにはフランス戦艦トップの主砲火力を活かす必要があるだろう。


歴史背景

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アルザス級戦艦(Alsace class battleship)とは第二次世界大戦前にフランス海軍が計画した戦艦。リシュリュー級3隻とその設計を一部改訂したガスコーニュ級3隻に続く形でドイツのZ計画に対抗すべく計画された艦であるが、第二次世界大戦勃発とフランス占領により設計図のみを残し未発注未起工に終わった。

艦の形状そのものはリシュリュー級に準じているが、四連装の38センチ主砲塔は一基増えて三基となった。艦首から1番・2番主砲塔を背負い式に配置し、クレマンソーと同様に艦橋と主砲塔の間に副砲塔を一基、艦橋とMACK式煙突の左右には連装高角砲が片舷6基ずつ計12基が装備。さらに煙突の背後に副砲塔2基を後ろ向きに背負い式配置し、3番主砲が続いている。艦尾には水上機の格納庫とカタパルトとクレーンが設置される計画だった。ちなみに主砲については新開発の40.6センチ三連装砲の採用も検討されている。
機関配置はフランス近代戦艦伝統のシフト配置を採用。インドル・スラ式重油専焼水管缶8基とパーソンズ式ギヤード・タービン4基4軸を組み合わせ、最大出力は197,000hpで計画速力は30ノットを発揮する見込みであった。
本級の防御配置は基本的にリシュリュー級のそれを踏襲しており、完成の暁にはリシュリュー同様、高い重量計算と技術能力によって排水量の割に手堅い防御力を手にすることが出来たと推定される。


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