Richelieu

Last-modified: 2021-06-17 (木) 16:55:13

1940年 フランス 戦艦 リシュリュー級

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フランスツリーの高ティアプレミアム戦艦。
四連装主砲二基を艦体前部に集中配置した姿が特徴的であり、接近戦が得意ないわゆる突撃艦である。
しかしただ突撃すれば勝てる脳筋戦艦ではないので注意。
今のところ迷彩が追加料金なしで手に入る
アップデートVer.2.00.033にてちょっとだけリモデリングされ、迷彩も更新された。

他画像

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HP増加+8%の効果のある史実迷彩(リシュリュー1944)。
増加率は僅かではあるものの、近距離での殴り合いに縺れ込みやすいリシュリューにとっては有難い効果である。
他の艦と異なり迷彩に追加費用もかからないので、艦を購入したら付けておくと良いだろう。


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Ver.2.00.032までのグラフィックと迷彩。現モデルとの差は本当に僅かである。

【重要】
本艦は、初回購入イベントを進めることでのみゴールドを使用してアンロックすることが可能。

初回購入イベントについて

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初回購入イベントは、金額の多寡に関わらず課金を行うことで解放される。
課金をすると低ティア戦艦三笠と50ゴールドを入手でき、以降はイベントページでゴールドを使いパッケージを取得していくことで、その最終段階でリシュリューを入手可能。
ゴールド消費による段階は以下の通り。

  • レベル3パッケージ(188G)……シルバーパック×5、ドック×1
  • レベル2パッケージ(388G)……燃料×10、スキップチケット×50
  • レベル1パッケージ(2388G)……リシュリュー

重要なこととして、ゴールドに関しては購入したものか無償(ログインボーナスなど)で手に入れたものかの差異はない。
つまり、イベントを開始するために最低金額のみ課金して、以降は無課金を続けても、無償ゴールドを貯めていけばいずれはリシュリューを購入することが出来る

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1940国家フランス
艦種戦艦対潜
耐久値31650戦闘成績(BR)450
無装甲排水量(t)13797無装甲速力(kt/h)38.7(36.8)
基準排水量(t)35007最大速力(kt/h)30.1(28.7)
最大排水量(t)47548最大舵角41.8(37.0)
可視距離(km)11.8(10.75)絶対視認距離(km)-
アンロック費初回購入イベント進行購入費用120000S

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部6.76.76.735
舷側部13.513.513.535

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
1,21935年型 45口径 380mm 四連装砲
52口径 38センチ SK C/34 四連装砲(誤)
150041.7314285085320/320
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
1~31936年型 55口径 152mm 三連装砲
55口径 15センチ SK C/28 連装砲(誤)
59026.47.5725472300(AA)/300
4~151930年型 50口径 100mm 連装高角砲
65口径 10.5センチ SK C/33 連装砲(誤)
41015.83.5115378500(AA)/500

リシュリューの武装名は目下、ドイツ艦のものの流用となっている。
訂正が待たれるが、武器性能そのものにまで影響はないので安心してほしい。

艦載機

機種名称耐久攻/防航続時間
(sec.)
巡航速度
(km/h)
海面視界
(km)
空中視界
(km)
機体重量
(t)
格納庫容量装備火力装備重量
(kg)
水偵Loire 130C68050/68093022012.312.52100200kg 対潜爆弾 Mark.Ⅶ480×2191×2

※最大搭載数4機、パイロット数3名。

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
照準システム(主砲射撃精度+5%)新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%)制動機(後進加速度+15%)ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック)
主砲装填装置(主砲装填時間-5%)電波探信儀(理想発見距離+4%)ボイラー(巡航速度+5%)側面装甲帯(被雷ダメージ-15%)
新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+5%)電波探信儀(理想発見距離+6%)ビルジキール(安定速+18%)対空自動計算(自動距離計算)
強化弾頭(装甲貫徹力+5%)水中聴音機(水中聴音機アンロック+2.1km)変速機(加速性能+10%)高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-5%)
××舵輪(最大舵角+13%)傾斜装甲(装甲HP+5%)

立ち回り方

主砲

リシュリューのトレードマークとも言える四連装38cm主砲は艦体前部に二基、計八門が搭載されている。中~近距離における貫通力と集弾性が高いのが特徴であり、近距離での殴り合いに強い。第二次大戦における実質的な欧州最強戦艦の名は伊達ではない
また、前部に主砲を集中させた設計ゆえに艦首方向に全ての砲門を指向することが可能であり、前方から側方にかけての隙が他の戦艦と比べ圧倒的に少ない(仮に敵艦にT字を描かれても、進路に合わせて多少舵を切るだけで常に最大火力を向け続けることができる)。しかし後方が完全な死角になるので、背後を取られないよう注意。

副砲

主砲とは逆に、艦体中部から後部にかけて積んでいる。中部には10cm連装高角砲が、主砲の死角に当たる煙突後方には15cm三連装砲三基が集中配置されている。10cm高角砲は装填速度が速いのが特徴。
側方や後方から近づく駆逐艦や巡洋艦などにはこれらの副砲で対処することになるが、精度が良くないので過信は禁物。さらに2種類の混載であるので遠距離になるほど偏差がズレやすい事に注意。
副砲はあくまでも補助装備であるため敵艦に後ろを見せる事は避けたい。

装甲

フランスの冶金技術が優秀なためか排水量の割にかなり装甲を厚くすることができる。先述の通り艦体前部にしか主砲塔を積んでいないので、艦首と艦中央の装甲をガン積みにし突撃戦艦という戦い方も可能。
仮に突撃型ではない装甲の張り方をしても同格と比較するとかなり重装甲にすることが可能であり、その意味でも隙が少ない。
ただし装甲耐久自体はあまり高くない模様なので、装甲の厚さの割に撃たれ弱い印象を受ける。

対空

10cm連装高角砲と15.2cm三連装砲で対空射撃が可能。
10cm連装高角砲は運営のミスにより門数が多く、装填も速いのでそれなりに濃密な弾幕が張れる。
対空機銃のモデリングもVer.2.00.033にて追加された。
本来機銃があるべき場所にはやはり高角砲が陣取ったままなので、いくつか史実と違う場所に配置されている上に載せている機銃が史実と違う

機動性

高速戦艦として建造されただけあり、デフォルト状態の装甲でもボイラーを積んだ場合の速力は30.1ノットという快速振りを見せてくれる。
では装甲を積めるだけ積んだ場合はどうかと言えば、流石に遅くはなってしまうものの、それでも満載25ノットを出すことが可能。大和モンタナサウスダコタライオンを始めとする多くの主力戦艦の満載時より速い。また、舵の効きも戦艦としては良い部類に入るが、旋回による減速が大きめである事に注意。

航空兵装

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Loire 130Cを4機搭載可能で一度に2機発艦できる。出撃準備の時の特徴的なモーションは一見の価値あり。
比較的威力の高い対潜爆弾を二発搭載することもできるが、リシュリューの対潜パッシブソナーで潜水艦の居場所が捉えられた頃には既に敵の射程内である。
気休めや虚仮威し程度と考えておき、対潜は味方の駆逐艦に任せた方が良いだろう。

総評

特徴的すぎる主砲配置ゆえに他の戦艦と同じようには扱えず、特殊な運用が要求される。また、観測機などを使った超長距離戦が主流の現環境において、本艦は遠距離での戦闘能力がやや不足している。
初心者が最初に手を触れる戦艦としてはあまりおすすめできない。
リシュリューの強みは突撃にあるが、多数を相手に突撃をかけたりして突出すると、簡単に海の藻屑になるので注意。
厚い装甲に目が行きやすいが、元々快速であることを活かして装甲を均等に分け、小型艦を徹底的に沈める艦としてでも使うこともできる。豊富な戦い方が可能であるが、それだけにどっちつかずの中途半端な運用をすることだけは避けたい。


歴史背景

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リシュリュー級戦艦(リシュリューきゅうせんかん / Richelieu class battleship)とは、ワシントン海軍軍縮条約における代艦建造規定に基づきフランス海軍が建造した戦艦。第二次世界大戦前に完成しないまま、未完成状態のままで米英各国軍と戦闘を交えた稀有な艦歴を持つ艦である。

詳細

1935年度計画艦として、建造はネームシップであるリシュリューが1935年に、クールベ級の艦から名前を引き継いだ2番艦ジャン・バールが1936年から建造が開始されたが、1940年にフランスがドイツに降伏するまでにどちらも竣工できず部分的に未完成なまま両艦共に本国から脱出(特にジャン・バールは第二主砲塔が未完成状態だった)。リシュリューはダカールにてヴィシー・フランス海軍としてイギリス艦隊と戦い(ダカール沖海戦)、完全な状態とは言いがたい状況下でイギリス艦隊を撃退するも、乗員不足で応急要員不足であったために航空攻撃と特攻モーターボート攻撃により艦尾を大破してしまった。結局、戦闘後に自由フランス海軍に編入されてアメリカ本土ニューヨーク海軍工廠にて完工工事をするために回航された。

一方、ジャン・バールはカサブランカにて高角砲や機銃を装備しながらも主砲(第一主砲塔のみ)を運用可能とするために間に合わせの資材で主砲射撃可能状態にまでしていた。その後、トーチ作戦(北西アフリカ上陸作戦)においてカサブランカ制圧部隊に所属する米戦艦 マサチューセッツと交戦した。アメリカ海軍は爆撃機隊を出撃させ、ジャン・バールの艦首と桟橋の間に爆弾を落とし水線下に大破口を開けた。ジャン・バールは水兵を陸戦部隊に回したため応急処置が足らず、着底してしまう。ジャン・バールも応戦したものの、米艦隊に損害を与えるにはいたらなかった。マサチューセッツの砲撃により電気系統に障害を受けたジャン・バールは射撃・戦闘不能となってしまい、奇妙な海戦は終った。その後、主砲塔を僚艦リシュリューに譲り渡した後は終戦まで修理が行われることはなく、終戦後に母国フランスに帰還後に改めて完工して「世界で最初と最後に戦艦を作った国」として歴史の一頁を飾った。

1938年度計画艦として、3番艦クレマンソーは1939年に起工したが、1940年7月にブレスト港に侵攻してきたドイツ軍に捕獲された。ドイツ軍は本艦が使用していた乾ドックを空けるために工事を進めると同時に構造をくまなく調べ、やがて自国の造艦技術は隣国(しかも陸戦ではドイツが完勝を収め占領下にまで置いている相手国フランス)の20年前のレベルだったことを知って驚愕した。船体中央ブロックのみ工事を進め、1943年にハルクとして進水した後、軽火器を載せて港湾の防空砲台として1944年8月に連合軍機に撃沈されるまで母港を守った。

4番艦ガスコーニュは未起工に終わった。設計は各姉妹艦ごとに大きく異なり、クレマンソーは後部の副砲配置が艦橋と煙突の間の両弦に1基ずつ、艦尾に背負式2基計4基に改められており、ガスコーニュはさらに、主砲の配置を前後に1基ずつとし、副砲塔は1番主砲塔の後部に背負い式で2基、2番主砲塔の手前1基という配置に改められる予定であった。



コメント

  • ーTESTー -- 2017-07-29 (土) 08:38:02
  • 後数日でリシュリューが買える(*´∇`*)楽しみだなー -- ダルマ少佐? 2017-12-17 (日) 22:57:37
  • やっと買えるまでお金が貯まったよですが買っても大丈夫でしょうか? -- 2018-08-17 (金) 13:05:09
    • 高マッチでは誰も使ってないのし、空母多いし… -- 2018-08-17 (金) 13:06:06
    • 普通につおい子やで -- 2018-08-17 (金) 16:01:34