Bunker Hill

Last-modified: 2021-12-31 (金) 00:49:09

1944年 アメリカ合衆国 航空母艦 バンカー・ヒル

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アメリカツリーの高ティアプレミアム空母。空母が実装された際、瑞鶴と共に期間限定で販売された。
その後アップデートVer.2.00.019にて再販され、その後もイベント毎にしばしば再販されているので今後も入手機会はあると思われる。

本艦はエセックス級三番艦のヨークタウンであり、ヨークタウン級航空母艦ではないので注意。ミッドウェー海戦で戦没した先代の名前を引き継いでおり、ヨークタウンⅡとも呼ばれる。
流石にややこしいと判断されたか、2021年12月30日の小アプデで艦名がヨークタウンからバンカー・ヒルに変更された。

他画像

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史実において1944~45年にかけ塗装されていたダズル迷彩を再現した状態。
火災発生率35%減少、および経験値取得増加+8%の効果がある。
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正面図。広大な飛行甲板のおかげで、発艦と着艦が同時に可能。


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バンカー・ヒルのエレベーター配置。中部が舷側エレベーターとなっているのが特徴。
格納庫容量は前部が12機、中部が12機、後部が20機である。


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Ver.2.00.032までのグラフィック。主砲である5インチ高角砲のモデリングが変更されている。

基本性能

※数値は全て初期値

年代1944国家アメリカ合衆国
艦種航空母艦対潜×
耐久値24640(22000)戦闘成績(BR)500
無装甲排水量(t)000無装甲速力(kt/h)00.0(00.0)
基準排水量(t)000最大速力(kt/h)00.0(00.0)
最大排水量(t)34881最大舵角38.5(35.0)
可視距離(km)13.4(12.5)格納庫容量10800
最大搭載機数108編隊数7
アンロック費課金購入費用150000S

装甲防御

※単位はインチ(in)表示

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部0.00.00.000
舷側部0.00.00.000

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
38口径 12.7cm(5inch) Mk.38 連装高角砲50016.074258330600(AA)/600
38口径 12.7cm(5inch) Mk 24 高角砲50016.07428.758350600(AA)/600

艦載機

機種名称耐久攻/防航続時間
(sec.)
巡航速度
(km/h)
海面視界
(km)
空中視界
(km)
機体重量
(t)
格納庫容量追加装備火力装備重量
(kg)
艦戦F4F-3P ワイルドキャット645200/35066253112.912.93100100lb 爆弾450×245×2
F4F-4 ワイルドキャット680300/4006245155.03.0380---
F6F-3 ヘルキャット660300/4655755635.03.051201000lb 爆弾1200454
F6F-3P ヘルキャット660300/4307755688.88.85125---
F6F-5 ヘルキャット680300/4655755803.93.941251000lb 爆弾1200×2454×2
F6F-5N ヘルキャット660500/43077555510.37.851252200lb Mk.13-3 航空魚雷15801005
F6F-5P ヘルキャット660300/43077558210.310.35130---
F4U-1A コルセア680300/4206285917.87.341201000lb 爆弾1200454
F4U-1C コルセア680680/5502655478.56.341351000lb 爆弾1200×3454×3
F4U-4 コルセア680300/4506286127.97.94125---
艦爆SBD-3 ドーントレス600125/3508104106.28.331001000lb 爆弾 SBD23501020
SB2C-4 ヘルダイバー650300/40015704755.55.55901950lb Mk.13 航空魚雷1580884
2250lb 爆弾43501020
艦攻TBD-1 デヴァステーター62075/2304683313.85.321001950lb Mk.13 航空魚雷1580884
1000lb 爆弾1200×2454×2
TBF-1 アヴェンジャー650125/40016524425.85.85802216lb Mk.13 航空魚雷18101005
2250lb 爆弾43501020

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
射撃管制装置(主砲射程距離+13%)電波探信儀(理想発見距離+7%)制動機(後進加速度+15%)水密隔壁(浸水発生率-15%)
新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+12%)精密探信儀(強制発見距離+6%)新型艦首(旋回抵抗-9%)耐火コーティング(火災発生率-20%)
×特殊塗装(隠蔽性+7%)変速機(加速性能+10%)傾斜装甲(装甲HP+12%)
××舵輪(最大舵角+10%)船体強化(HP+12%)
××ボイラー(巡航速度+10%)ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック)

立ち回り方

駆逐艦の砲を多少防げる程度の装甲しかないのでなるべく前線から離れて行動しよう。しかし離れすぎると迂回してきた艦にやられてしまうので、味方から離れ過ぎず、近すぎずで行動しよう。

航空兵装

本艦の航空兵装の特徴と言えば、艦載機の多さ(最大108機)と着艦をしながら発艦可能な機数の多さ(前12機、中12機)であろう。
空戦や対空砲火により損害を受けても補填しやすいので、空母戦では大きく役に立つ。格納庫容量も大きく、機種編成で縛りを受けることもほぼない。
当初6人だったパイロット数もVer.2.00.019のアプデで1人増えて7人となったため、柔軟性も大幅に増している。
搭載数でこそミッドウェー級にトップを譲ってしまったが、使い勝手はこちらの方が良いかもしれない。

対日本空母を意識するのなら戦闘機はF4F-3Pが、対独空母ならF4F-4がオススメである。ただし、零戦32型が相手だと速度差を利用されて墜とされてしまうこともあるので、相手が32型の時は注意が必要である。
アプデにより戦闘機のバリエーションが広がり、現在は実装済みのアメリカ艦載機の全てを搭載可能となっている。F6Fシリーズはそこそこの高速と頑強さが持ち味で、F4U-1A、F4U-4は戦闘機の中では最速の部類。この二機種を利用した一撃離脱も強力。
やや外連味溢れる運用になるが、F4U-1Cを大量搭載し圧倒的な火力で押し切ったり、F6F-5Nで火力と雷撃を両立させるという選択肢もある。好みの戦術を選ぼう。
攻撃機はTBFかSB2C-4の二択になる。好みで選んでも支障はない。補助戦力としてSBDを入れても良いだろう。戦闘機と攻撃機の比率は6:4か7:3程度をオススメする。

主砲

アトランタ級の主砲と同じ5インチ連装高角砲、およびレンジャーなどと同様の単装高角砲を搭載可能。ただし左舷側には単装砲しか積むことが出来ないため注意。
過信は禁物だが、駆逐艦程度なら撃退出来る火力はあると言えるだろう。しかし、装甲が薄い為に砲戦となると撃沈される事も多い。なるべく撃ち合いは避けるようにしよう。

対空

航空機の脅威が周知されてきた大戦中盤に竣工してから終戦まで活躍した船であるため、機銃の量はかなり多い。敵機が不用意に上空を通過した場合、ある程度は落としてくれるだろう。
ただし、本艦を狙ってくる攻撃機を投弾前に全滅させるような弾幕は望むべくもない。あくまで補助的な装備と考えよう。

装甲

何度も言うがやはり薄い。特に甲板部は装甲上限が少ないため、爆撃されると危険が大きい。なるべく敵に気づかれないように行動しよう。
装甲の配分次第ではあるが、満載まで装甲を貼ると戦艦の砲撃に耐えることもできる。だが、そのセッティングをすると速力が25ノット台まで落ち込むので砲撃されるまで近づかれてから逃げ切ることは不可能なので敵艦の奇襲には他艦同様に要注意。

機動性

良いとも悪いとも言えない微妙なところである。(他の米空母と比較すると曲がる方ではある)
速力はデフォルト状態でも30ノットには届かない。排水量MAXで27ノット程度。史実ではもっと高速だった筈なのだが……
装甲を取り払えば30ノット台後半の速度を発揮することが可能。

総評

米空母の中では最も完成度が高いせいか、戦闘戦績がやけに高い。その為、出撃する際はなるべく小隊を組む事をオススメするVer.2.00.019のアプデにて大幅に戦闘成績が引き下げられ、かなり戦いやすくなった。
また本艦は味方への依存度が高い為、味方が撃沈されないようになるべく直掩戦闘機を飛ばしてあげよう(この事は大体どの空母にも言える気がするが)。
同時発着機能、豊富な搭載機数や機種など長所が多く、期間限定の課金艦という問題点はあるにせよ空母初心者が練習するにも適した良艦と言えるだろう。


歴史背景

海軍軍縮条約失効後、アメリカ海軍がそれまでの艦隊空母の実績をすべて盛り込んだ「理想の艦隊空母」として計画された級。本級のベースになったのは前級のヨークタウン級で、当時の艦隊空母としての必須条件をすべて備えた優秀な級として完成した。しかも建造時期が第二次大戦期と重なったため、両洋艦隊法の成立により実に32隻の建造が承認され、そのうち24隻が就役した。だが、残り8隻は第二次大戦終結にともなってキャンセルされた。また、就役した24隻中7隻は第二次大戦に間に合わなかった。このように、艦隊空母にもかかわらず量産されたことから、第二次大戦中アメリカ海軍では、本級は「標準型艦隊空母」と称されることもあった。艦首部の対空火器増設のため船体をわずかに延長したタイプがあとから一部建造され、その結果、従来型をショートハル、長船体型をロングハルと区別するが、後者の建造が始まっても前者の特徴を備えて建造される艦もあった。第二次大戦では、航空体当たりも含めた日本軍の攻撃で大破した艦も生じたが、優秀なダメージ·コントロール設備のおかげで戦没艦は1隻も生じていない。また、第二次大戦後にはクリッパーバウへの改修、ジェット機運用能力の付加、アングルド·デッキ化といった近代化が施された艦も多く、それらの改修艦は朝鮮戦争やベトナム戦争で活躍した。

【同型艦(全26隻)】
●ネームシップ:エセックス
1941年7月竣工
1947年1月退役スクラップ
●2番艦:ヨークタウン
1943年4月竣工
1970年6月退役 博物館船として公開
●3番艦:イントレピッド
1943年8月竣工
1982年3月退役 博物館船として公開
●4番艦:ホーネット
1943年11月竣工
1970年6月退役 博物館船として公開
●5番艦:フランクリン
1944年1月竣工
1947年2月退役スクラップ

他21隻


コメント

  • 結構前からいるのに完成してなくて悲しC -- 2017-11-05 (日) 03:28:28