Iron Duke

Last-modified: 2021-03-04 (木) 14:24:44

1912年 大英帝国 戦艦 アイアン・デューク級

AD2ED483-D895-4070-B7BE-6C8F1916E648.jpeg
Ver.2.00.029のアプデにて追加されたイギリスツリー中ティア戦艦。
年代的にはドイツのケーニッヒやアメリカのニューヨークのライバル的存在である。

他画像

AED8CDE6-72E2-467E-9973-455D344C522C.jpeg
左舷側から。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1912国家大英帝国
艦種戦艦対潜×
耐久値27500(25000)戦闘成績(BR)335
無装甲排水量(t)11950無装甲速力(kt/h)26.7(24.7)
基準排水量(t)25000最大速力(kt/h)21.8(20.2)
最大排水量(t)30380最大舵角37.0
可視距離(km)9.9(9.0)絶対視認距離(km)-
アンロック費350000S購入費用3500S
630G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実準拠の場合。購入時は無装甲・非武装状態。

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部2.52.52.530
舷側部12.012.012.030

※史実準拠の場合。購入時は無装甲・非武装状態。

搭載武装

主砲(1~5)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
45口径 34.3cm MarkⅤ 連装砲135021.7830586058200/200
副砲(1~12)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
45口径 15.2cm Markⅻ 単装砲60019.668.572765120/120
魚雷(1~4)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(knt)基本弾数
53.3cm MKⅡ 水中魚雷33009.8360108313

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
副砲装填装置(副砲装填時間-12%)新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%)方向舵(転舵反応時間-10%)消火器(自艦火災継続時間-12%)
砲塔旋回装置(主砲旋回速度+10%)特殊塗装(隠蔽性+5%)新型艦首(旋回抵抗-5%)高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-10%)
照準システム(主砲射撃精度+10%)電波探信儀(理想発見距離+5%)変速機(加速性能+4%)船体強化(HP+10%)
主砲装填装置(主砲装填時間-12%)電波探信儀(理想発見距離+6%)変速機(加速性能+6%)×
強化弾頭(装甲貫徹力+9%)精密探信儀(強制発見距離+6%)ボイラー(巡航速度+8%)×

立ち回り

重防御・高火力・低速と、この時期の戦艦らしい戦艦である。基本に忠実に、敵艦隊と同航戦を行いながら徐々に距離を詰めていくと良いだろう。格上戦艦と戦わざるを得ないケースも多いので、相手に対しては極力自分の主砲塔を全て向けられるような位置取りをキープし続けるようにしよう。
低速戦艦全てに言えることだが、うっかり突っ込みすぎて孤立すると袋叩きにされたり魚雷搭載艦の的になってしまうので注意。

主砲

34.3cm(13.5インチ)砲を連装で五基搭載している。比較的貫通力と精度が高めであり、コンスタントに命中させていけば格上艦に対してもそれなりの痛打を与えられる。
射角は狭くはないものの、全門斉射を行う際は横腹を晒すと考えておいた方が良い。砲塔配置の関係上、互いに接近しつつの砲戦よりは引き撃ちの方が主砲全てを活用できる場面が多いので、砲戦が成立するくらいの距離まで接近したら敵艦から離れる方に舵を切ってしまっても良い。うまく敵に追いかけさせる形を作れれば、手数で優位に立てる可能性も高い。

副砲

6インチクラスの艦砲としてはそこそこ優秀で、射程も長い。とは言え所詮は副砲であり、精度は全く当てにならないため小型艦攻撃用としては実用的でない。
榴弾を敵戦艦にばら撒いて放火を狙おう。

魚雷

水中魚雷を左右二門ずつ装備している。
固定射角式であり狙って当てるのは至難の業だが、近距離戦となった際に敵戦艦の針路に発射することができれば牽制程度にはなる。
射程もこの手の魚雷としては比較的長く重量も食わないため、御守り感覚で持っておいて損はない。

対空

ありません。

装甲

購入時は無装甲状態である。
史実準拠の装甲厚にすると技術ツリーに表示される性能とほぼ同じ性能を発揮できるが、PvPでは不安が残る。排水量には余裕があるので、武装などを積んでから限界まで増厚してしまった方が良いだろう。装甲配分次第で、この年代の戦艦としてはかなり硬くすることが可能である。
好みにもよるが、遠距離戦を考慮に入れて甲板装甲にも多少は割り振っておくのもアリかもしれない。特に甲板中央部は広いため被弾しやすい。
また、注意点として、防御は優秀だが船の体力そのものは決して高いわけではない。一旦装甲を破られると一気に削られるので過信しすぎないようにしよう。装甲にダメージが蓄積してきたら転舵して反対舷を向けるなどの工夫が生存力に直結する。
速度低下については、そもそもが低速艦なのであまり気にする必要はない。妥協してしまおう。

機動性

戦艦としては可もなく不可もなくで標準的なところ。舵反応も悪いわけではないが、機敏な動きは期待できない。ダメコンも無いので魚雷には要注意である。
満載するとボイラー込みでも最高速度が20ノットに届かなくなるという鈍足っぷりだが、周りを見回しても似たり寄ったりの低速戦艦ばかりであるため、足を引っ張るというほどでもない。むしろ速力維持にこだわって防御力を低下させる方が継戦能力に支障が出る。
最大速力を上昇させるイギリス専用船員のクインがいるなら、乗せてしまうのも手。

総評

ほぼ同時代のドイツの戦艦ケーニッヒと比較すると、速射性や加減速性能で劣る代わりに一撃の破壊力と防御力で上回る。ニューヨークとの比較では、火力で劣り速射性と防御力で勝る。
全体的にバランスが取れており、特に装甲防御に関しては次級のリヴェンジに勝るとも劣らぬ堅固さがある。また、部品が攻防両面において砲撃戦向きで無駄がないことも特徴の一つであり、立ち回り次第で格上戦艦を相手にしても活躍が見込めるだろう。
癖がないため初心者でも扱いやすく、戦艦としては値段も然程高いわけではないのでお財布を痛めにくいのも長所。リヴェンジやクイーン・エリザベスをアンロックするまでの繋ぎ兼練習用としても勿論有用だが、部品開発を終えてしまえば中ティア帯での主力としても充分に使い続けられる良艦である。


歴史背景

[添付]



コメント