1936年 フランス共和国 駆逐艦 ル・テリブル
Ver.2.00.031のアップデートで追加されたフランスツリー高ティア駆逐艦。
ル・ファンタスク級の五番艦だが、就役は本艦が最も早かった。史実では最高速度45ノットというギネス記録を有している駆逐艦である。
138mm砲と55cm魚雷を有する強力な大型駆逐艦であり、第二次世界大戦中には米英の基準に合わせて艦種が軽巡洋艦に変更されたという逸話もある。
Ver.2.00.032までの母港画像。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1936 | 国家 | フランス共和国 | ||||
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艦種 | 駆逐艦 | 対潜 | ○ | ||||
耐久値 | 24255(23100) | 戦闘成績(BR) | 220 | ||||
無装甲排水量(t) | 1809 | 無装甲速力(kt/h) | 48.7(46.4) | ||||
基準排水量(t) | 2529 | 最大速力(kt/h) | 43.3(41.3) | ||||
最大排水量(t) | 3380 | 最大舵角 | 56.2(52.0) | ||||
可視距離(km) | 9.2 | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | -S | 購入費用 | 10000S | ||||
1800G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 20 | ||
舷側部 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 20 |
搭載武装
※購入時は非武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
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1~5 | 1929年型 50口径 138.6mm 単装砲 | 546 | 20.0 | 5 | 6 | 21 | 72 | 125(AA)/125 | ||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
1~3 | 54.5cm 連装魚雷 Type 19DT | 3650 | 6.0 | 60.0 | 10 | 96 | 55 | 6 | ||
54.5cm 三連装魚雷 Type 23DT | 4500 | 13.0 | 60.0 | 10 | 117 | 39 | 9 | |||
爆雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 沈降 速度(m/s) | 重量(t) | 最大深度(m) | 基本弾数 | ||
1,2 | 爆雷 | 2800 | 0.0 | 10 | 5 | 7 | 100 | 10 | ||
3,4 | ヘッジホッグ Mark11 | 250 | 1.8 | 75 | 4.2 | 4 | 100 | 48 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 射撃管制装置(主砲射程距離+9%) | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+6.5km) | 注排水装置(スキル『機関全速』アンロック) | 消火器(自艦火災継続時間-6%) | ||
Ⅱ | 魚雷装填装置(魚雷装填時間-5%) | 特殊塗装(隠蔽性+6%) | 制動機(後進加速度+5%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-6%) | ||
Ⅲ | 魚雷発射管(魚雷射程距離+7%) | 水中探信儀(スキル『水中探信儀』アンロック+5km) | 変速機(加速性能+8%) | 対空自動計算(自動距離計算) | ||
Ⅳ | × | 逆探(スキル『対艦通信士』アンロック+1%) | 舵輪(最大舵角+8%) | 船体強化(HP+5%) | ||
Ⅴ | × | 発煙装置(スキル『煙幕』アンロック) | ボイラー(巡航速度+5%) | × |
立ち回り
Ver.2.00.034のアップデートで大きく改善された駆逐艦の一隻。
かつては鈍足気味・巨体・対空射撃不能と悲惨な境遇に甘んじていたが、史実同様の機動性に加え対空射撃能力、さらにはヘッジホッグも手に入れたことで対潜作戦でも強襲雷撃でも活躍が見込める駆逐艦へと変貌した。その分BRは上昇したが必要経費である
主砲
専用の13.8cm単装砲を5基装備している。前級のヴォークランのものより射程と貫通力が伸び、重量も微妙に軽くなった。
しかし砲旋回速度には全く改善が見られないどころか大きく低下しているため、同格の駆逐艦相手であっても砲戦は苦手。過信は禁物である。
魚雷
ラインナップはヴォークラン同様。
ただし前級と違い、3つの発射管全てに三連装魚雷を装備可能になっているため、近距離での魚雷戦闘に関しては相応に強力で扱いやすい。
射角は広いものの発射管配置が独特なので一度に舷側に投射できる量は六本が限界だが、発射してからすぐに転舵すれば避退がてら反対舷の魚雷も追加発射できる。戦況を見極めて決めよう。
対潜
爆雷の装備スロットは前級から半減した。艦体前部にヘッジホッグを2基装備することが可能。優秀な対潜兵器だが射角が狭いことに注意。
本艦はパッシブソナーの範囲も6.5kmとやや狭め。巨体もあって、積極的な潜水艦狩りには少々危険が伴う。
また、相手が低速航行中だったり停止していたりするとアクティブソナーでなくては探知不能であり、こちらの効果範囲については変わらず5kmのままなので要注意。
対空
Ver.2.00.034で主砲が対空射撃可能になった。とはいえ上述のように砲旋回に問題を抱えているため、効果的な弾幕は期待できず、艦の挙動にも追従できないことは多い。
自動機銃の数は増えており対空火力も向上してはいるようだが、雀の涙である。
自身が狙われた場合、自慢の高速機動で敵機の狙いを狂わせよう。
装甲
購入時は無装甲。ヴォークランと違いダメージ軽減の部品がないため、装甲を張るかどうかは好みだろう。
張った方が耐久力は高くなるが、本艦は機関全速スキルも開発できるのでいっそ速度に全振りしても良い。
機動性
かつては無装甲状態で40ノット。史実準拠の排水量ではボイラー開発済みで37ノット程度と史実より遥かに遅い速度に甘んじていたが、今は昔。
Ver.2.00.034のアップデートにて無装甲状態ボイラーなしで46.4ノット、ボイラー搭載で48.7ノットと全駆逐艦中堂々トップの速度を手に入れた。
装甲を貼ってもボイラー込み43ノットを発揮可能であり、さすがの貫禄である。
艦体が大型であることと舵角が駆逐艦としてはやや狭いことが災いしてドリフトのような機動には少々難があるが、いざという時に機関全速スキルも使用すれば回避性能を底上げできるだろう。
総評
ストレスなく動かせるフランス駆逐艦。対艦・対潜・対空とできることは一通り抑えているが、やや対艦性能に寄っている。
総合性能的には速度面が飛び抜けている代わりに、他国の駆逐艦と比べるとやや旋回性能が低め。大型駆逐艦ということもあり、被弾面積も広いのが難点と言えば難点。
購入方法はまだゴールド消費に限られているが、仏駆逐が好きな艦長は買ってみても良いだろう。