感覚(S)と直観(N)

Last-modified: 2020-04-11 (土) 22:43:50

感覚(S)と直観(N)

情報を受け取る際の心理的な傾向について、ここでは感覚と直観を考えます。

感覚は五感で感じられることをありのままに受け入れます。

直観は物事の背後にある意味や全体像を捉えようとします。

この2つは、感受の心理機能なので意図して起こるものではなく、自然に起こるものです。

感覚と直観は、相反する性質があるため同時に両立させることは難しいですが、 実際は相補的な関係で、バランスを取って正しい認識に至ることができます。

では、それぞれについて説明してゆきます。

ここで使われている感覚というのは、五感 (視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚) によって感じ取られることのことです。 日本語で日常的に使う「感覚」の意味は幅が広く曖昧さを伴ってしまうことが多々ありますので、 ここではっきり述べておきたいと思います。

感覚のSは、英語の Sensation, Sensing の頭文字から来ています。 身体によって得られる感覚のことですね。 センサーを思い浮かべていただけるとわかりやすいと思います。

感覚タイプは、この五感によって情報を具体的に詳細に捉えることが得意です。 ありのままの様子を詳細に捉え、観察することにエネルギーを費やします。

しかし、具体的で詳細な事実にこだわる反面、物事の関連性や隠された意味については想像が行き届かない ことがよくあります。

ただし、何かを判断するときに、物事を具体的に詳細に捉えることは非常に重要なのです。 感覚タイプは、地に足がついており、現実的で実務的です。

直観というのは、第六感とでも言えばよいでしょうか。 五感から直接得られる以上の情報や全体像をつかみ取ろうとします。

背後に隠れた意味、関連性とパターンの認識、可能性の認識が突然意識に登ります。

直観タイプは、抽象的で理論的なアイデアが沸き起こる傾向があり、実際そのようなことに興味を持ちます。

しかし、関連性や可能性を見出そうとする反面、 個々の事象を注意深く観察し、具体的で詳細な情報を得ることが困難になります。

なので、ときに非現実的で実用性のない発想にまで至ってしまいます。

直観もまた、情報を受け取ることに関連した認知機能なので、意図せず起こるものです。 それでも、よく理にかなっているとことが浮かぶので、「思考しない思考」と言われます。

神秘的に思われるこの直観ですが、頭の中で無意識のうちに情報の統合が起こるのだと考えられます。

直観タイプは、アイデアや理論などを好み、はじめのうちは具体性に少々欠いていたとしても気にしません。 企画に関わることや、新しいことを始め、変化をもたらすことに向いています。

余談ですが、ここでいう直観は英語で、intuition もしくは intuiting の訳です。 ただし、内向性(introversion) の I と重複してしまうことを避けるために、 直観については2つめのアルファベットを用いて N で表すことにしています。

コメント

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 感覚(S)と直観(N)っていうより,観察(S)と洞察(N)っていうほうがしっくりくる -- 2020-03-17 (火) 13:53:20
    • 確かに。二つの対比を表すなら、その方が分かりやすいと思う -- 2020-04-11 (土) 22:03:34
  • 目で見て経験した領域の純度を高めるのがSで、保険のために仮定したことを選択肢に加えるのがNのイメージ。 -- INFP 2020-04-11 (土) 22:43:50
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White