相性論についての指摘
Last-modified: 2024-12-27 (金) 22:29:30
- アーカイブ元のサイトではタイプ同士の相性についての言及がみられますが、そもそもMBTIにはタイプ間の相性論が存在しません。
- ソシオニクス(MBTIと同じくユングのタイプ論から派生した16タイプ分類)には相性論が存在しますが、MBTIとは異なる理論のためMBTIにそのまま適用することはできません。
- MBTIとソシオニクスではタイプのアルファベット表記のPとJが逆になることがあります。原典はそれを知らずにソシオニクスの相性論をアルファベット表記を考慮しないままMBTIに適用してしまっているのではないかと指摘されています。
- 例えば、ESTJの人間関係 恋愛の項目では「ESTJと双対関係にあるのはINFJ」という記述があります。この双対関係というのはソシオニクスの用語ですが、ソシオニクスでは「ESTjと双対関係にあるのはINFj(MBTIでいうINFP)」とされています。
MBTI表記の相性論も正しいと言う説も
- 一方で双対関係については下記のような意見もあります。匿名掲示板の書き込みですが参考までにどうぞ。
- ソシオニクスの相性論は自己実現(人生の真の目標達成には劣等機能の向上が必要)の達成に必要な気づきを与えてくれるタイプから学ぶ事を最高の相性としている。INFJ(Ni-Fe)で言えばSeの向上と運用法としてのTiをESTP(Se-Ti)から学ぶ事が人生の視野を狭める弱点を克服するのに必要だとされるから相性が最高に良いということ。
- MBTI表記の相性論では関係性に焦点を当てているので、例えばINFJとESTPはそれぞれの心理機能が真逆で、劣等機能に良い印象がないので相手の意図を悪く勘ぐってしまうかもしれない関係になるので相性は悪いと考えられる。INFJとESTJの関係は、お互いに必要としているものを補ってくれる関係になるので最も相性が良い。
- つまりソシオニスクでいう最高の相性とは自己成長をうながす相手であり、MBTIでいう最高の相性とは現状維持で居心地が良い相手と言えるのではないか。
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