Blade Rondo -Frost Veil-/回遊するルフラン

≪回遊(かいゆう)するルフラン≫
コスト3　[L]　◆補助

召喚(セーヌ)

[DEF]3
あなたのターン開始時に以下を行う。
◆魔法 フローズンミスト：魔法攻撃(1)
あなたのセットエリアにカードが4枚以上あるならこの攻撃は魔法攻撃(2)になる。

Blade Rondo -Frost Veil-で登場した3コスト◆補助。
セットエリアの数でダメージが変わる魔法攻撃(X)を行う配下を召喚する効果を持つ。

通常時の効果は、代償が無くなった≪喚き立てるファルセット≫と言えるもの。コストこそ1大きくなったが、その代わり安定性が大きく増大している。
また、防御力が3点とコストの割に大きいのも魅力。序盤～中盤から相手の物理攻撃を防ぎつつ、
地道にダメージを与えることが出来る。これ以上に高い防御力を持つ≪刻み記すラメント≫と比較しても、コストパフォーマンスの良さは充分だろう。

条件を満たすのであれば、構築を考える必要がある。
≪アイシクルドロップ≫や≪氷刃剣≫はコストが軽く使いやすい。
同じく配下である≪遠吠えるクレシェンド≫と組み合わせてもよいだろう。
≪結実するドルチェ≫や≪調停するカンパネラ≫と
組み合わせる場合は、凍結効果を用いるとセットエリアの枚数が減ることに注意したい。
≪束縛のスフェーン≫でセットエリアに置かれるカードが増えることも
あるので、条件を達成する機会は意外と多い。
混成構築であれば、≪駆り立てるマーチ≫が抜群の相性を誇る。

条件達成を度外視して採用することも考えられる。
同弾には≪スパイラルセージ≫や≪テンペストアイリス≫といった、自分のターンに魔法攻撃(X)でダメージを与えることを効果の条件にするカードが存在している。
そういったカードの発動条件を満たす為だけに、採用する機会も決して少なくないだろう。

総じて、同弾の召喚(Y)の中でも高い汎用性を誇ると言える。
ただし、条件を達成していない状態で単独使用すると、流石に地味なダメージになってしまうのは否めない。
セットエリアに4枚という条件が、手札を圧迫しかねないのもまた事実である。
主力攻撃手段・防御要員・他カードのトリガー・トドメ要員といった中で、どの役割を担ってもらうかはっきりさせて採用したい。

• 「回遊」とは、方々を巡り遊ぶこと。または成長や環境の変化に応じて生息場所を移動すること。
• 「ルフラン」とは、各節の最後に繰り返される同一の詩行のこと。refrain。反復句。
   

タグ：≪回遊するルフラン≫｜[L]｜補助｜召喚(Y)｜魔法｜魔法攻撃(X)｜水々